JP2006139972A - 燃料電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 燃料電池ユニットとしてのDMFCユニット5は、DMFC本体6に実装基板8を実装して構成される。実装基板8は、正電極8a、負電極8bが設けられた両サイドで、ボルトによってDMFC本体6のカソード電極2、アノード電極3に固定される。このため、実装基板8とDMFC本体6の間に配線を設けずに、DMFC本体6実装基板8上の電子回路に給電することができる。
【選択図】 図3
Description
しかし、二次電池は一定の電力を使用した後には必ず充電操作を行う必要があり、充電設備と比較的長い充電時間が必要となるために、携帯電子機器を長時間に亘って連続的に駆動するためには、電池容量が十分な二次電池を用意して携帯電子機器を使用する必要がある。
実装される電子回路としては例えば燃料電池の電圧を安定化させる昇圧DC/DCコンバータを用いることができる。この場合、燃料電池と昇圧DC/DCコンバータの間の配線を省くことができ、配線の簡素化と給電系の信頼性の向上を図ることができる。
携帯情報端末としては、例えば公共施設において来場者に貸し出しするための情報端末機器の場合、燃料電池モジュールと情報端末機器内蔵の二次電池との併用で、小型でかつ長時間利用可能になり、管理側と利用側双方の利便性が向上する。
まず、本発明における燃料電池モジュール(燃料電池ユニット)の概要について、燃料電池としてDMFCを用いた場合の概要を説明する。本発明に適用される燃料電池は、図3に示すようにDMFC本体6の端部においてカソード電極(+電極)2とアノード電極(−電極)3が端部から離れた位置で突き出た構造となっている。一方、燃料電池に実装される実装基板8は、中央部分に実装部品9bが搭載されて樹脂モールドされた構成となっている。実装部品9bとパターン9aが位置する部品実装領域9の部分がカソード電極2とアノード電極3の間に位置するように両サイドでDMFC本体6のカソード電極2とアノード電極3にそれぞれ固定されて実装される。実装基板8の両サイドに実装部品9bの正電極8aと負電極8bのパターンが形成されているので、実装によって、正電極8aがDMFC本体6のカソード電極2、負電極8bがDMFC本体6のアノード電極3に直接に電気接続される。実装した状態では、DMFC本体6の端面と実装基板8の端面との間に、放熱のための隙間21が形成されている。
以下、図面を参照しながら、燃料電池としてDMFCを用いた場合を例に挙げて、本発明に係る燃料電池モジュールの実施の形態について説明する。
図1は燃料電池および燃料電池に実装される実装基板を示す平面図で、図2は燃料電池に実装基板を実装する際の状態を示す斜視図である。なお、図1の(a)は上面図で、(b)は側面図である。
DMFC本体6は、図1の(a)に示すようにDMFC本体6の端部で幅方向の中心振り分けで所定のピッチ間隔でカソード電極2とアノード電極3が突き出た状態で配置されている。カソード電極2とアノード電極3とは図1の(b)に示すようにDMFC本体6の厚さ方向に段差が設けられ、それぞれの中央で貫通孔2a、3aが形成されている。
DMFC本体6は、高分子電解質膜を挟んで両側に電極を配置した構成となっている。カソード電極2およびアノード電極3はそれぞれの内部電極から延出した状態で形成されている。DMFC本体6のカソード側の面に空気を取り入れる通気口、アノード側の面には発電する際に生成される生成水を貯留するためのアノードタンク7がそれぞれ設けられている。
実装基板8の両サイドで、カソード電極2と対向する面には正電極8a、アノード電極3と対向する面には負電極8bが形成され、この正電極8a、負電極8bの部位には、図1の(a)に示すように、DMFC本体6のカソード電極2、アノード電極3のそれぞれの貫通孔2a、3aと対応した貫通孔82、83が形成されている。
貫通孔83は対応するアノード電極3の貫通孔3aと同じ大きさで形成されるが、貫通孔82は、対応するカソード電極2の貫通孔2aの直径と同じ幅で、横長の形状に形成されている。このため、DMFC本体6における貫通孔2a、3aのピッチに対してカソード電極2と実装基板8における両貫通孔82、83のピッチに誤差が発生しても、それを補償するための逃げ代が得られる。
また、実装基板8の厚さは、図1の(b)に示すように、カソード電極2とアノード電極3の間隔より小さく設定されている。したがって、実装基板8は、カソード電極2及びアノード電極3に対して傾くことなく、それぞれの正電極8a、負電極8bをカソード電極2、アノード電極3に密着させてDMFC本体6に固定することができる。
このように電子部品が搭載された実装基板8は、DMFC本体6の厚さ方向でカソード電極2とアノード電極3との間に挿入されて固定されるが、実装基板8の厚さはカソード電極2とアノード電極3の間隔より小さく設定されているため、実装に際して正電極8aとカソード電極2の間にスペーサ19を入れ、さらにカソード電極2と正電極8aの両側にワッシャ20を挟んで、貫通孔2a、82にボルト17を通してナット18で締め付けて固定する。負電極8bにおいては、アノード電極3と負電極8bの両側にワッシャ20を設けて、アノード電極3と負電極8bの貫通孔3a、83にボルト17を通しナットで締め付けて固定する。このようにしてDMFC本体6に実装基板8が実装されたDMFCユニット(燃料電池ユニット)5が得られる。
なお、実装基板8のDMFC本体6への実装に関してスペーサ19は必ずしも必須の部品ではなく、実装基板8の厚さがカソード電極2とアノード電極3の間隔と同じ場合には省略可能なものである。
図示のように、燃料電池ユニット5においては、図の右側で、上側のカソード電極2に対してスペーサ19を介して実装基板8の正電極8aが密着した状態になり、図の左側では、下側のアノード電極3に対して実装基板8の負電極8bが密着した状態になる。つまり、カソード電極2とアノード電極3は図1の(b)で示したように段差があり、カソード電極2と正電極8aの間にスペーサ19を介在させることにより、実装基板8がDMFC本体6のカソード電極2とアノード電極3に対して厚さ方向でほぼ並行に取り付けられるとともに、正電極8a、負電極8bがそれぞれカソード電極2、アノード電極3と密着して電気接続されることになる。なお、スペーサ19は例えば金メッキした導電性の良い銅板等を用いることが望ましい。
博覧会では、携帯型情報端末機器を来場者に貸し出し、来場者は携帯情報端端末機器を使用し、展示物との間で通信を行うことによって、展示物の説明に関する文字、画像、あるいは音声などの情報を得る。この場合、携帯型情報端末機器に搭載される二次電池の電池容量を充分に確保するために、使用しながら発電ができる燃料電池を搭載する。この場合、できる限り、携帯型情報端末機器の体積の増大を抑え、配線の簡略化を図るため、本発明にかかる燃料電池モジュールを用い、実装される電子回路としては、二次電池に安定した電力供給のできる昇圧型DC/DCコンバータを用いた。
図4に示すように、DMFCユニット5に備えられる電気回路として、DMFC本体6の出力を安定化させる昇圧型DC/DCコンバータ15が用いられる。昇圧型DC/DCコンバータ15は、OCV保護回路14とコンバータ回路15aと、サーミスタ34および温度制御回路37を含んで構成されている。
昇圧型DC/DCコンバータ15とDMFC本体6とは、前記したようにDMFC本体6のカソード電極2、アノード電極3が昇圧型DC/DCコンバータ15の正電極、負電極と直接に接続されているので、DMFC本体6や昇圧型DC/DCコンバータ15を保守・交換する場合はDMFC本体6と実装基板8を簡単に分離でき、接続を外すことができる。
OCV(Open Circuit Voltage)保護回路14は、DMFC本体6が無負荷状態で発電状態になった際に発生する高電圧のOCVによって昇圧型DC/DCコンバータ15や負荷側を破壊しないようにするために設けられている。昇圧型DC/DCコンバータ15は、DMFC本体6の出力電圧を昇圧して安定化する役割を持っている。例えば、DMFC本体6の直列セル数が6セルのときは、昇圧型DC/DCコンバータ15の出力電圧は約4.5〜5.0Vである。
このように、サーミスタ34が実装基板に配置されながら、DMFC本体6の温度を検出できるためサーミスタ34を温度制御回路37に接続するためのリード線が不要となる。また、実装基板8から離れた部位の温度を検出する場合でも、その部位に配設されたサーミスタ34と実装基板8の間をリード線で接続すればよく、リード線の短くすることができる。
図8に示すOCV保護回路14aは、MOSFETスイッチM1、抵抗41、抵抗42、抵抗43、抵抗44、アンプA1、コンパレータC1から構成される。コンパレータC1のプラス端に基準電圧V1が印加され、アンプA1のマイナス端には基準電圧V2が印加されている。
DMFC本体6によってOCV保護回路14aの正電極、負電極に電圧Vfcが印加されたとき、Vfc>(1+R1/R2)・V1の場合、コンパレータC1の出力がロウレベルになり、アンプA1が起動する。アンプA1はIs=V2/RsとなるようにMOSFETスイッチM1のゲートを駆動する。
但し、R1は抵抗41の抵抗値、R2は抵抗42の抵抗値、Rsは抵抗43の抵抗値である。
このOCV保護回路14bに関しては、図8に示すOCV保護回路14aと同じように動作するため、詳しい説明を省略する。
図7の(a)に示すように、基板表面には実装部品9bが搭載されている。また、図7の(b)に示すように、基板裏面にはパターン9aが配線されている。このように実装部品9bおよびパターン9aが配置された部分に樹脂モールドが施されている。したがって、基板表面側には、図5に示すように、正電極8aの部分を除いてほぼ全体で樹脂モールドが施されている。また、基板裏面には、図5に示すように負電極8bの部分を除いてほぼ全体で樹脂モールドが施されている。表面と裏面の樹脂モールドの高さは、いずれもDMFC本体6の高さ以下に抑えられている。
なお、実装部品や配線のパターンに樹脂モールドを施す際に、図11に示すように、チップコンデンサ、チップインダクタ、制御ICなどからなる実装部品9bを含めて実装基板8全体を薄いコーティング材8cで覆うようにしてもよい。この場合、とくに発熱の大きい昇圧型DC/DCコンバータに対して熱の発散を容易に行わせることができる。コーティング材や樹脂モールドを施す際の材料は、フッ素系の樹脂や高熱伝導樹脂を使用することが望ましい。
このような材料を用いることによって、防水性、防湿絶縁性、耐衝撃性を確保すると同時に熱の発散も容易になる。
携帯型情報端末機器側の基板35には、DMFCユニット5側からのコネクタ16を挿入可能な基板側コネクタ36が設けられている。この基板側コネクタ36は、携帯型情報端末機器の内部に組み込まれたリムーバブルハードディスクなどのメモリや電源ユニットに接続されている。したがって、DMFCユニット5側のコネクタ16を基板側コネクタ36に挿入することによって、電源ユニットを含めて基板側コネクタ36に接続される装置に安定した電圧の電力を供給することができる。コネクタ16については市販の一般的なコネクタを用いることができるので、その説明は省略する。
また、DMFC本体6と昇圧用DC/DCコンバータ15の間の配線を削減したので、配線による電圧降下を抑制することができる。給電系の信頼性の向上によって、携帯型情報端末機器全体の信頼性を向上させることができる。
また、実装する際には、実装基板8上の電子部品を含めて樹脂モールドがDMFC本体6よりはみ出さないようにしたため。実装基板上全体がDMFC本体6の厚み以内に収納されるので、取扱い性がよく、かつ小型化された燃料電池モジュールを実現することができる。
図13の場合は、DMFC端子112が2枚のバネ板112a、112bによって構成されており、そのうちの1枚のバネ板112bの内側に突起113が形成されている。一方、基板電極113aには突起113が嵌まり込むような孔113bがあいている。したがって、基板電極113aをDMFC端子112の2枚のバネ板112a、112bの間に挿入すれば、基板電極113aはバネ板112bの突起113で固定され、DMFC端子112と基板電極113とを接続して確実に固定することができる。なお、DMFC端子112の2枚のバネ板112a、112bをそれぞれアノード電極とカソード電極とし、一方、基板電極113aの両面を正電極と負電極とすることもできる。
内部のコンバータ基板には商用電源のコンセントのような、弾性を有するコネクタが実装されており、DMFC端子102を挟み込むことによってDMFC端子102がコネクタに固定されるとともに、電気接続が行われる。
また、DMFC本体101の電極形状を例えば図13に示すように2枚のバネ板として形成することもできる。この場合は、内部のコンバータ基板を差込口131aの内側でバネ板で挟み込むことで、コンバータ基板を挟持して電気接続と機械的な固定の両方を行う。
2a 貫通孔
3 アノード電極
3a 貫通孔
5 DMFCユニット(燃料電池ユニット)
6 DMFC本体
8 実装基板
8a 正電極
8b 負電極
9 部品実装領域
9a パターン
9b 実装部品
14 OCV保護回路
15 昇圧型DCコンバータ
15a コンバータ回路
16 コネクタ
17 ボルト
18 ナット
19 スペーサ
20 ワッシャ
21 隙間
22 シャントレギュレータ
23 抵抗
24 抵抗
25 抵抗
26 電流センサ
27 インダクタ
30 昇圧コンバータ制御回路
31 入力電流制御回路
32 出力電圧制御回路
33 平滑キャパシタ
35 基板
36 基板側コネクタ
82 貫通孔
83 貫通孔
101 DMFC本体
102、112 DMFC端末
102a、113 突起
103 基板
103a 基板電極
104 クリップ
112a、112b バネ板
123 DMFC電極
131 モバイル端末
131a 差し込み口
Claims (20)
- 外部に発電電力を出力するためのカソード電極とアノード電極とが設けられた燃料電池と、
前記燃料電池からの電力供給で動作する電子回路が搭載された実装基板とを備え、
前記実装基板は、前記燃料電池のカソード電極とアノード電極に締結手段によって固定されて前記燃料電池に実装され、
前記実装基板の正電極と負電極が前記燃料電池のカソード電極とアノード電極に対応した位置に設定され、前記実装基板が前記燃料電池のカソード電極と、アノード電極に固定されることによって、前記実装基板の正電極、負電極が燃料電池のカソード電極、アノード電極にそれぞれ電気接続されることを特徴とする燃料電池モジュール。 - 前記燃料電池のカソード電極とアノード電極は、前記燃料電池の厚さ方向において段差を有して配置され、
前記実装基板は、前記燃料電池の厚さ方向で前記カソード電極とアノード電極の間に配置され、前記カソード電極とアノード電極に固定されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池モジュール。 - 前記締結手段として、前記実装基板を前記カソード電極とアノード電極に弾性で固定するクリップを用いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池モジュール。
- 前記締結手段として、前記燃料電池のカソード電極とアノード電極は、それぞれ2枚の板状電極として前記燃料電池の厚さ方向に対向するように配置され、前記実装基板は、前記板状電極の間に挿入されたとき、前記2枚の板状電極が前記実装基板を挟持して固定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
- 前記燃料電池のカソード電極とアノード電極のそれぞれを構成する2枚の板状電極のうち、少なくとも1枚の板状電極は、弾性変形可能な材料で形成され、弾性変形で前記実装基板を固定することを特徴とする請求項4に記載の燃料電池モジュール。
- 前記燃料電池のカソード電極とアノード電極は、前記燃料電池の厚さ方向において段差を有し対向するように配置され、
前記実装基板は、前記燃料電池の厚さ方向で前記カソード電極とアノード電極の間に挿入されて配置され、前記カソード電極とアノード電極に固定されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。 - 前記締結手段として、前記燃料電池のカソード電極とアノード電極は、前記燃料電池の内部にスロットとして形成され、
前記実装基板の正電極と負電極は、前記スロットに合わせた形状に形成され、前記実装基板の正電極と負電極を前記燃料電池のスロットに挿入することによって、前記実装基板を固定することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。 - 前記実装基板は、前記燃料電池に実装された状態で、前記燃料電池の両端面から突出しないように、前記実装基板の高さが設定されたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
- 前記実装基板は、前記正電極または前記負電極のうちの少なくとも一方に、燃料電池の前記カソード電極またはアノード電極が係止するための貫通孔を有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
- 前記貫通孔のうち少なくとも一つは、前記実装基板の長手方向に横長の形状に形成されていることを特徴とする請求項9に記載の燃料電池モジュール。
- 前記実装基板は、前記正電極と前記負電極のうちの少なくとも一方に、窪みを有することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
- 前記実装基板に実装される電子部品は、防湿絶縁性材料により覆われていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
- 前記防湿絶縁性材料は、フッ素系樹脂であることを特徴とする請求項12に記載の燃料電池モジュール。
- 前記防湿絶縁性材料は、高熱伝導性を有する樹脂であることを特徴とする請求項12に記載の燃料電池モジュール。
- 前記実装基板と前記燃料電池の間に空気放熱を可能とする隙間が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
- 前記実装基板は、外部の電気回路と接続するためのコネクタを備えることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
- 前記電子回路は、前記燃料電池の出力電圧を所望の電圧に変換するDC/DCコンバータであることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の燃料電池モジュール。
- 携帯情報端末に用いられる燃料電池モジュールであって、
前記DC/DCコンバータの出力端子が前記携帯情報端末に接続され、前記携帯情報端末に電力供給可能とすることを特徴とする請求項17に記載の燃料電池モジュール。 - 前記携帯情報端末は、公共施設において来場者に貸し出して展示物の説明を行うための情報端末機器であることを特徴とする請求項17に記載の燃料電池モジュール。
- 前記実装基板は、携帯情報端末の内部に配置され、
前記燃料電池のアノード電極とカソード電極は、弾性及び導電性を有する弾性板により構成され、
前記弾性板で構成されたアノード電極とカソード電極を前記携帯情報端末に挿入することによって、前記燃料電池を前記実装基板に固定し、実装基板の正電極と負電極をそれぞれカソード電極とアノード電極に電気接続を行うことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池モジュール。
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