JP2006139699A - 情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷物上に記載されて取り扱われる情報を、そのセキュリティ性を確保しながら管理する。
【解決手段】 顧客情報のうち所定の情報を暗号化部22にて暗号化し、さらに二次元コード化部23にて二次元コード化して満期保険金請求書1に印字しておき、その二次元コード2で印字された情報を復号化するための復号コードを、携帯電話40にて予め登録されたID及びパスワードが入力され、かつ、予め登録された端末IDが指定された場合に復号コード提供サーバ30から携帯電話40に送信し、さらに、携帯電話40にID及びパスワードが入力された場合にのみ、携帯電話40において、満期保険金請求書1から二次元コード2として読み取った情報を復号コード提供サーバ30から提供された復号コードによって復号化する処理を実行可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報を管理する情報管理システムに関し、特に、印刷物上に記載されて取り扱われる情報を、そのセキュリティ性を確保しながら管理する情報管理システムに関する。
従来より、生命保険の満期保険金請求書においては、保険契約者の氏名や住所、保険内容、あるいは満期保険金の振込先口座等の情報が記載されており、これらの情報が記載された状態で保険営業員が持ち歩く場合が多い。これは、保険の営業活動においては、フェース・ツー・フェースで行うことが好ましいとされる傾向があるためであり、そのために、満期保険金請求書を郵送や電子データによって保険契約者に送付するのではなく、保険営業員が保険契約者のところに満期保険金請求書を実際に持参することが行われている。
しかしながら、このような情報が記載された状態で満期保険金請求書が持ち歩かれた場合、保険営業員が満期保険金請求書を紛失したり、満期保険金請求書が盗難されたりする虞れがあり、その場合、保険契約者の氏名や住所、保険内容、あるいは満期保険金の振込先口座等の情報が漏洩してしまうことになる。
ここで、ダイレクトメールの送付ラベルに顧客の個人情報を含む二次元コードを印刷しておき、この二次元コードを読み取ることにより顧客の個人情報を管理する顧客管理システムが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムのように、保険契約者の氏名や住所、保険内容、あるいは満期保険金の振込先口座等の情報のうち、必要な情報を二次元コードで満期保険金請求書に印刷しておけば、保険営業員が満期保険金請求書を紛失したり、満期保険金請求書が盗難されたりした場合であっても、二次元コードで印刷された情報の内容を視覚で認識することはできなくなる。
特開平11−268452号公報
近年、携帯電話の多機能化が進み、二次元コードを読み取る機能が付加された携帯電話が普及しつつある。そのため、上述したように情報を二次元コードで印刷しておくだけでは、その印刷物を紛失したり、印刷物が盗難されたりした場合、二次元コードで印刷された情報が携帯電話で読み取られてしまい、情報のセキュリティ性を確保できるとは言い難い。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、印刷物上に記載されて取り扱われる情報を、そのセキュリティ性を確保しながら管理することができる情報管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
印刷物上に記載されて取り扱われる情報を管理する情報管理システムであって、
前記情報を暗号化する暗号化手段と、
前記暗号化手段にて暗号化された情報を二次元コード化して前記印刷物上に印字する印字手段と、
前記印刷物から二次元コードを読み取り可能な携帯端末と、
前記携帯端末にて予め登録された第1の識別情報が指定された場合に、前記暗号化された情報を復号化するための復号コードを当該携帯端末に提供する復号コード提供手段とを有し、
前記携帯端末は、当該携帯端末に予め登録された第2の識別情報が入力された場合に、前記第1の識別情報を指定する処理、または前記印刷物から二次元コードとして読み取った情報を前記復号コード提供手段から提供された復号コードによって復号化する処理を実行可能とする。
また、前記復号コード、並びに前記暗号化手段にて前記情報を暗号化するための暗号コードは、前記携帯端末毎に設定されていることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、印刷物上に記載されて取り扱われる情報は、まず、暗号化手段にて暗号化され、その後、印字手段において、二次元コード化されて印刷物上に印字される。一方、この二次元コードを読み取り可能な携帯端末においては、予め登録された第2の識別情報が入力された場合に所定の処理を実行可能とするプログラムがダウンロードされており、その第2の識別情報が入力された後、予め登録された第1の識別情報が指定されると、暗号化された情報を復号化するための復号コードが復号コード提供手段から提供される。その後、携帯端末において、印刷物から二次元コードが読み取られると、読み取られた二次元コードが、復号コード提供手段から提供された復号コードによって復号化されて、携帯端末にて表示出力される。
このように、暗号化された情報が二次元コードで印刷物に印字されており、その二次元コードで印字された情報を復号化するための復号コードが、携帯端末にて予め登録された第2の識別情報が入力され、かつ、予め登録された第1の識別情報が指定された場合に復号コード提供手段から携帯端末に提供され、さらに、携帯端末に第2の識別情報が入力された場合にのみ、携帯端末において、印刷物から二次元コードとして読み取った情報を復号コード提供手段から提供された復号コードによって復号化する処理が実行可能となるので、印刷物上に記載されて取り扱われる情報のセキュリティ性が向上することになる。
以上説明したように本発明においては、暗号化された情報が二次元コードで印刷物に印字されており、その二次元コードで印字された情報を復号化するための復号コードが、携帯端末にて予め登録された第2の識別情報が入力され、かつ、予め登録された第1の識別情報が指定された場合に復号コード提供手段から携帯端末に提供され、さらに、携帯端末に第2の識別情報が入力された場合にのみ、携帯端末において、印刷物から二次元コードとして読み取った情報を復号コード提供手段から提供された復号コードによって復号化する処理が実行可能となる構成としたため、印刷物上に記載されて取り扱われる情報を、そのセキュリティ性を確保しながら管理することができる。
また、復号コード、並びに暗号化手段にて情報を暗号化するための暗号コードが、携帯端末毎に設定されているものにおいては、印刷物に二次元コードで印字された情報が、印刷物に対応した携帯端末以外では読み取ることができなくなり、セキュリティ性をさらに向上させることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の情報管理システムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、顧客情報が電子化された顧客情報データ10のうち予め決められた情報のみを暗号化して二次元コードとして印字するとともに、他の情報をそのまま印字することにより印刷物となる満期保険金請求書1を作成する印字情報処理装置20と、満期保険金請求書1に印字された二次元コード2を読み取り可能な携帯電話40と、印字情報処理装置20にて暗号化された情報を復号化するための復号コードをインターネット50を介して携帯電話40に提供する復号コード提供サーバ30とから構成されている。
印字情報処理装置20は、顧客情報データ10を取得し、取得した顧客情報データのうち、暗号化して二次元コードとして印字する情報と、そのまま印字する情報とを振り分ける情報振分部21と、情報振分部21にて暗号化して二次元コードとして印字する情報として振り分けられた情報を暗号化する暗号化部22と、暗号化部22にて暗号化された情報を二次元コード化する二次元コード化部23と、二次元コード化部23にて二次元コード化された情報と情報振分部21にてそのまま印字する情報とされた情報とを満期保険金請求書1に印字する印字部24と、暗号化部22にて情報を暗号化するための暗号コードと暗号化部22にて暗号化された情報を復号化するための復号コードとを管理する暗号/復号コード管理部25とから構成されている。なお、二次元コード化部23と印字部24とから本発明の印字手段が構成されており、印字部24において、暗号化部22にて暗号化された情報を二次元コード化する構成としてもよい。
また、復号コード提供サーバ30は、携帯電話40に予め与えられた第1の識別情報である端末IDが登録された端末ID管理部31と、暗号/復号コード管理部25にて管理される復号コード32を取得して管理する復号コード管理部32と、携帯電話40における処理を実行するためのプログラムを提供するプログラム提供部34と、インターネット50を介して情報の送受信を行う通信部33とから構成されている。
以下に、上記のように構成された情報管理システムにて満期保険金請求書1に記載される情報の管理方法について説明する。
まず、満期保険金請求書1を持ち歩く保険営業員が、所持する携帯電話40を用いて復号コード提供サーバ30にアクセスし、プログラム提供部34にて提供されるプログラムをインターネット50を介して携帯電話40にダウンロードしておく。この際、携帯電話40にダウンロードされたプログラムに対して、第2の識別情報となるID及びパスワードを設定して登録する。すると、その後、プログラム提供部34からダウンロードされたプログラムは、携帯電話40に登録されたID及びパスワードが携帯電話40に入力された場合にのみ起動することになる。
次に、印字情報処理装置20にて満期保険金請求書1が作成される際の処理について説明する。
印字情報処理装置20においては、まず、顧客情報が電子化された顧客情報データ10が取得されると、情報振分部21において、取得された顧客情報データ10のうち、暗号化部22にて暗号化して二次元コード化部23にて二次元コード化して印字する情報と、そのまま印字する情報とが振り分けられる。なお、顧客情報データ10には、顧客の氏名や住所、満期保険金の振込先口座の口座情報、満期保険金額、担当の保険営業員の情報等が顧客毎に顧客IDに対応づけられているが、この顧客情報データ10の中には、保険営業員の情報等、満期保険金請求書1に印字されない情報も含まれており、情報振分部21において、このような情報も振り分けられる。
次に、情報振分部21にて暗号化して二次元コードとして印字する情報として振り分けられた情報が暗号化部22に与えられ、暗号化部22において、暗号/復号コード管理部25にて管理される暗号コードを用いて、情報振分部21から与えられた情報が暗号化される。
次に、暗号化部22にて暗号化された情報が二次元コード化部23に与えられ、二次元コード化部23において、暗号化部22から与えられた情報が二次元コード化される。
その後、印字部24において、二次元コード化部23にて二次元コード化された情報と情報振分部21にてそのまま印字する情報とされた情報とが満期保険金請求書1に印字される。
図2は、図1に示した印字情報処理装置20にて作成された満期保険金請求書1を示す図である。
図2に示すように、図1に示した印字情報処理装置20にて作成された満期保険金請求書1には、情報振分部21にてそのまま印字する情報とされた印字情報3が印字されているとともに、情報振分部21にて暗号化して二次元コードとして印字する情報として振り分けられた情報が二次元コード2として印字されている。なお、本形態においては、顧客情報データ10のうち、満期保険金の振込先口座の口座情報と満期保険金額とが顧客の氏名とともに二次元コード2として印字されている。また、二次元コード2として印字された情報が承認された場合に顧客が捺印する捺印領域4が設けられている。
次に、携帯電話40にて満期保険金請求書1から二次元コード2として読み取られた情報を復号するための復号コードを取得する際の処理について説明する。
図3は、図1に示した情報管理システムにおいて携帯電話40にて満期保険金請求書1から二次元コード2として読み取られた情報を復号するための復号コードを取得する際の処理を説明するためのフローチャートである。
まず、携帯電話40にて、プログラム提供部34からダウンロードされたプログラムを起動することが指定され(ステップS1)、携帯電話40に予め登録されたID及びパスワードが入力されると(ステップS2)、プログラム提供部34からダウンロードされたプログラムが起動する(ステップS3)。
次に、起動したプログラムによって実行可能なメニューのうち、復号コード提供サーバ30へのアクセスが指定されると(ステップS4)、携帯電話40に予め設定され、復号提供サーバ30の端末ID管理部31にて管理されている端末IDが携帯電話40から送信され、復号コード提供サーバ30の端末ID管理部31にて携帯電話40の認証が行われる(ステップS5)。なお、この認証に用いられる端末IDは、携帯電話40の電話番号等を用いて端末ID管理部31に登録しておくことや、携帯電話40にてプログラム提供部34からプログラムをダウンロードする際にプログラムに付与して携帯電話40に与えておくことが考えられ、携帯電話40にて復号コード提供サーバ30にアクセスが行われた際に、この端末IDが復号コード提供サーバ30のURLに付与されて復号コード提供サーバ30に送信されること等が考えられる。
復号コード提供サーバ30の端末ID管理部31にて携帯電話40の認証が行われた結果、携帯電話40の端末IDが端末ID管理部31にて管理されているものであった場合(ステップS6)、復号コード管理部32にて管理される復号コードが通信部33を介して送信される(ステップS7)。
復号コード提供サーバ30から送信された復号コードは、携帯電話40にて受信され(ステップS8)、携帯電話40内のメモリに記憶される(ステップS9)。
このようにして、保険営業員は、印字情報処理装置20にて作成された満期保険金請求書1を顧客のところに持参する前に、満期保険金請求書1に二次元コード2として印字された情報を復号するための復号コードを復号コード提供サーバ30から取得して携帯電話40内のメモリに記憶しておく。
次に、保険営業員が満期保険金請求書1を顧客のところに持参し、携帯電話40にて満期保険金請求書1から二次元コード2が読み取られた際の処理について説明する。
図4は、図1に示した情報管理システムにおいて携帯電話40にて満期保険金請求書1から二次元コード2が読み取られた際の処理を説明するためのフローチャートである。
保険営業員が満期保険金請求書1を顧客のところに持参し、満期保険金請求書1に記載された内容について承認をもらう場合、まず、携帯電話40にて、プログラム提供部34からダウンロードされたプログラムを起動することが指定され(ステップS11)、携帯電話40に予め登録されたID及びパスワードが入力されると(ステップS12)、プログラム提供部34からダウンロードされたプログラムが起動する(ステップS13)。
次に、携帯電話40において、起動したプログラムによって実行可能なメニューのうち、二次元コードとして読み取った情報を復号コード提供サーバ30から提供された復号コードによって復号化する処理が指定され、満期保険金請求書1に印字された二次元コード2が読み取られると(ステップS14)、満期保険金請求書1から二次元コードとして読み取られた情報が、復号コード提供サーバ30から提供され、携帯電話40内のメモリに記憶された復号コードによって復号される(ステップS15)。
復号コードによって復号された情報は、携帯電話40のディスプレイ上に表示される(ステップS16)。
図5は、図1に示した情報管理システムにおいて携帯電話40にて復号されて表示された情報を示す図である。
上述したように本形態においては、顧客情報データ10のうち、満期保険金の振込先口座の口座情報と満期保険金額とが顧客の氏名とともに二次元コード2として印字されているため、満期保険金請求書1に印字された二次元コード2が読み取られて復号化されると、図5に示すように、満期保険金の振込先口座の口座情報と満期保険金額とが顧客の氏名とともに携帯電話40のディスプレイ上に表示されることになる。また、携帯電話40にプリンタを接続し、携帯電話4にて復号化された情報をプリントアウトすることも考えられる。なお、二次元コード2として満期保険金請求書1に印字される情報は、上述したものに限らず、顧客情報データ10に含まれる情報のうち、任意のものとすることができる。
携帯電話40のディスプレイ上に表示された情報、あるいはプリントアウトされた情報に対して、満期保険金請求書1の提示対象となる顧客が承認した場合、満期保険金請求書1の捺印領域4(図2参照)に捺印が行われる。
なお、印字情報処理装置20の暗号/復号コード管理部25にて管理される暗号コード及び復号コードは、例えば、月毎というように定期的に変更し、変更した度毎に携帯電話40にてその復号コードを取得するような構成とすることも考えられる。ただし、その場合、満期保険金請求書1に印字された二次元コード2がどの暗号コードで暗号化されているかを明確にしておかなければ、例えば、前の月の暗号コードで暗号化された二次元コード2を次の月の復号コードで復号しようとして復号できないといった場合が生じてしまう。そのため、例えば、予め決められた数だけ過去にさかのぼって設定された復号コードをその復号コードを識別可能な識別情報と対応づけて、携帯電話40に記憶しておいたり、復号コード管理部32にて管理しておいたりし、また、満期保険金請求書1に復号コードを識別可能な識別情報を記載しておき、この識別情報を用いて復号コードを指定することにより、満期保険金請求書1に印字された二次元コード2を復号するための復号コードを特定し、二次元コード2を復号すること等が考えられる。
また、暗号コード及び復号コードを、保険営業員が所持する携帯電話40毎に設定することも考えられる。その場合は、まず、暗号/復号コード管理部25において、顧客情報データ10が参照され、印字部24にて印字される満期保険金請求書1の担当の保険営業員が認識され、その保険営業員毎に異なる暗号コード及び復号コードが設定され、その暗号コードを用いて暗号化部22にて情報が暗号化される。そして、携帯電話40に復号コードが送信される際、携帯電話40から送信されてくる端末IDによって保険営業員が識別され、その保険営業員に設定された復号コードが送信されることになる。そのため、携帯電話40から復号コード提供サーバ30に送信されてくる端末IDを携帯電話40の電話番号とした場合、暗号/復号コード管理部25において、どの電話番号にどの暗号コード及び復号コードを設定したかを管理しておき、復号コード管理部32にその情報を送信する必要があり、復号コード管理部32において、携帯電話40から送信されてきた端末IDに対応する復号コードを携帯電話40に送信することになる。このように、保険営業員が所持する携帯電話40毎に暗号コード及び復号コードを設定しておけば、二次元コード2として満期保険金請求書1に印字された情報が、満期保険金請求書1を顧客に提示する担当保険営業員が所持する携帯端末40以外では読み取ることができなくなり、セキュリティ性を向上させることができる。
また、満期保険金請求書1毎に暗号コード及び復号コードを設定することも考えられる。その場合は、まず、暗号/復号コード管理部25において、顧客情報データ10が参照され、印字部24にて印字される満期保険金請求書1毎に異なる暗号コード及び復号コードが設定され、その暗号コードを用いて暗号化部22にて情報が暗号化される。また、満期保険金請求書1には、満期保険金請求書1毎に請求書コードが付与され、印字部24にて印字される。あるいは、満期保険金請求書1の提示先となる顧客IDでもよい。暗号/復号コード管理部25においては、これら請求書コードや顧客IDと対応づけて暗号コード及び復号コードが管理され、また、復号コード管理部32においても、これら請求書コードや顧客IDと対応づけて復号コードが管理される。そして、携帯電話40における復号コードの取得は、満期保険金請求書1に印字された二次元コード2を読み取る度毎に行うことになる。携帯電話40において、復号コードを取得するために復号コード提供サーバ30にアクセスが行われる際に、満期保険金請求書1に印字された請求書コードや顧客IDが指定されると、復号コード提供サーバ30の復号コード管理部32において、指定された請求書コードや顧客IDに対応づけて管理されている復号コードが携帯電話40に送信される。そして、携帯電話40において、上記同様に、満期保険金請求書1に印字された二次元コード2が読み取られ、復号コード提供サーバ30から送信されてきた復号コードによってこの情報が復号されることになる。このように、満期保険金請求書1毎に暗号コード及び復号コードを設定しておけば、満期保険金請求書1に対応する復号コードでなければ、満期保険金請求書1に二次元コード2として印字された情報を復号化することができなくなり、セキュリティ性をさらに向上させることができる。
また、携帯電話40にダウンロードされたプログラムを起動させるためにID及びパスワードを用いるのではなく、携帯電話40に一体または接離可能に設けてなる生体認証部に対して、携帯電話40の所持者の指紋等の生体的特徴を入力して認証を行ってプログラムを起動させることも考えられる。
また、本形態においては、顧客の氏名や住所等の情報がそのまま印字情報3(図2参照)として印字された満期保険金請求書1上に二次元コード2として印字された満期保険金の振込先口座の口座情報を管理するものを例に挙げて説明したが、本発明は、このような保険に関するものに限らず、印刷物上に印刷される情報の少なくとも一部を暗号化して二次元コードとして管理可能なものであれば適用することができる。
また、本形態においては、複合コード提供手段が、複合コード提供サーバ30の1つのサーバから構成されているが、複合コード提供サーバ30内の、端末ID管理部31、復号コード管理部32及びプログラム提供部34を互いに別体とし、これらをネットワーク等にて接続する形態とすることも考えられる。
本発明の情報管理システムの実施の一形態を示す図である。 図1に示した印字情報処理装置にて作成された満期保険金請求書を示す図である。 図1に示した情報管理システムにおいて携帯電話にて満期保険金請求書から二次元コードとして読み取られた情報を復号するための復号コードを取得する際の処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示した情報管理システムにおいて携帯電話にて満期保険金請求書から二次元コードが読み取られた処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示した情報管理システムにおいて携帯電話にて復号されて表示された情報を示す図である。
符号の説明
1 満期保険金請求書
2 二次元コード
3 印字情報
4 捺印領域
10 顧客情報データ
20 印字情報処理装置
21 情報振分部
22 暗号化部
23 二次元コード化部
24 印字部
25 暗号/復号コード管理部
30 復号コード提供サーバ
31 端末ID管理部
32 復号コード管理部
33 通信部
34 プログラム提供部
40 携帯電話
50 インターネット

Claims (2)

  1. 印刷物上に記載されて取り扱われる情報を管理する情報管理システムであって、
    前記情報を暗号化する暗号化手段と、
    前記暗号化手段にて暗号化された情報を二次元コード化して前記印刷物上に印字する印字手段と、
    前記印刷物から二次元コードを読み取り可能な携帯端末と、
    前記携帯端末にて予め登録された第1の識別情報が指定された場合に、前記暗号化された情報を復号化するための復号コードを当該携帯端末に提供する復号コード提供手段とを有し、
    前記携帯端末は、当該携帯端末に予め登録された第2の識別情報が入力された場合に、前記第1の識別情報を指定する処理、または前記印刷物から二次元コードとして読み取った情報を前記復号コード提供手段から提供された復号コードによって復号化する処理を実行可能とする情報管理システム。
  2. 請求項1に記載の情報管理システムにおいて、
    前記復号コード、並びに前記暗号化手段にて前記情報を暗号化するための暗号コードは、前記携帯端末毎に設定されていることを特徴とする情報管理システム。

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