JP2006138556A - 煙火用打上げ筒 - Google Patents

Abstract

【課題】従来の打上げ筒底部の形状では、筒上部より玉を落下挿入させた際に、玉の親導部分が直接打上げ筒底面に衝突し、玉の親導部分を損傷する危険性がある。
【解決手段】打上げ筒底面１に複数の突起２を設ける。
【選択図】図３

Description

本発明は煙火打上げに用いる打上げ筒の形状に関する。
特開平１０−２７００号広報 特開平１１−４８３６８号広報

従来の煙火打上げに用いる煙火打上げ筒の底面の形状は、図１に示すように、平面若しくは球面である。

しかしながら従来の打上げ筒底面の形状では、筒口より玉を挿入させた際に、玉の親導（点火部）部分が直接打上げ筒底面に衝突し、玉の親導部分を損傷する危険性があり、それによって打上げ時には、玉の低空開発や、筒内部での開発を引き起こす等の事故がある。
そこで本発明は、玉の親導部分を損傷させること無く、安全な煙火打上げを可能とすることを課題とする。

上記課題を解決するために、請求項１記載の煙火用打上筒は、打上筒底面に複数の突起を設けたことを特徴とする煙火用打上げ筒である。

請求項１記載の発明によれば、煙火用打上げ筒の底部に複数の突起を設けたので、玉の親導が、直接煙火用打上げ筒の底面に接触することが無く、親導の損傷を防ぐ。

この発明の実施形態を図１、図２に示す、煙火用打上げ筒の本体は樹脂製若しくは紙製であり、底部は樹脂製である。また、ステンレス製の煙火用打上げ筒における実施形態は図３に示す。

この実施形態によれば、打上げ筒の底面中心に複数配置された突起の働きによって、玉の親導が直接煙火用打上げ筒の底面に接触することが無く、親導の損傷を防ぐ。
「他の実施形態」
他の実施形態では煙火用打上げ筒底部の突起は、図１、図２に示した形状以外に、半円球状の突起でもよい。

この発明の実施形態を示す、上面図である。 この発明の実施形態を示す、縦断面図である。 この発明において打上げ火薬と、玉を挿入した際の縦断面図である。 ステンレス製の煙火用打上げ筒における、この発明の実施形態を示す、縦断面図である。 従来技術を示す、縦断面図（図はステンレス製）である。

符号の説明

１ 煙火用打上げ筒低部本体 ２ 突起部
３ 打上げ筒本体（紙製） ４ 打上げ火薬
５ 玉 ６ 親導（点火部）
７ 打上げ筒本体（ステンレス製）

Claims (1)

1. 筒底部に複数の突起部を設けたことを特徴とする煙火用打上げ筒
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

Images