JP2006138350A - ゴムワッシャーおよびマンホール連結体 - Google Patents

ゴムワッシャーおよびマンホール連結体 Download PDF

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Abstract

【課題】締付ナットをボルトに所定のトルクで締め込んで、上側筒状体と下側筒状体とを連結できるマンホール連結体の提供。
【解決手段】マンホール連結体Aは、ボルト貫通孔32を穿設した下側腕部31を下部に設けたマンホール筒状体3と、筒状ナットを埋め込んだ上側腕部41を上部に設けたマンホール筒状体4と、ゴムパッキン60と、筒状ナットにボルト先端部が捩じ込まれるボルト43と、ボルト後端部に嵌め込まれるゴムワッシャー9および締付ナット90とを具備し、締付ナット90を適正トルクで締め付けると、ゴムリングの円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径するので、筒体部どうしを適正な力で連結することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、ボルトによる二部材の連結用に用いるゴムワッシャー、および上下複数段に分割されて段積みする構造のマンホール連結体に関する。
二つの部材を、ボルトとナットで締め付けて締結する場合、締め付け力を適正に管理することが重要である。
特許文献1には、締め付けトルクの設定を簡単に行い、かつ、ナットの締め付け作業を行いながら、締め付けトルクの確認を行う締結機が開示されている。
特開平9−285973号公報
特許文献1の締結機は、大重量であり、高価であり、電力線が必要であり、嵩張るので使い勝手が悪い。
本発明の第1の目的は、ボルトを適正なトルクで締め込んで、二部材を連結することができるゴムワッシャーの提供にある。
本発明の第2の目的は、ボルトをナットに所定のトルクで締め込んで、第1、第2部材を連結できる二部材の連結構造の提供にある。
本発明の第3の目的は、ボルトを雌ネジに所定のトルクで締め込んで、パイプを基台に連結できる基台とパイプの連結構造の提供にある。
本発明の第4の目的は、締付ナットをボルトに所定のトルクで締め込んで、上側円筒体と下側円筒体とを連結できるマンホール連結体の提供にある。
(請求項1について)
ゴムワッシャーは、円柱状を呈する軸孔付きのゴムリングと、ゴムリングの円柱部の第1端面に配され、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、円柱部の第2端面に配され、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。そして、ゴムリングは、第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力を加えると、金属リングと同径に膨径する様に、外径および材質が設定されている。このため、各部材およびゴムリングの軸孔を貫通するボルトを適正なトルクで締め込み、第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力が加わると、ゴムリングが金属リングと同径に膨径する。このゴムワッシャーを用い、ゴムリングが第1、第2の金属リングと同径に膨径する様にボルトを締め付ければ、二部材を適正な力で連結することができる。
(請求項2について)
ゴムワッシャーは、円柱部の第1端面、第2端面から第1ガイド部、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、第1ガイド部に嵌め込まれ、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、第2ガイド部に嵌め込まれ、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。そして、ゴムリングの円柱部は、第1ガイド部、第2ガイド部に嵌め込んだ第1、第2の金属リングに対して所定の圧縮力を加えると、金属リングと同径に膨径する様に、外径および材質が設定されている。このため、各部材およびゴムリングの軸孔を貫通するボルトを適正なトルクで締め込み、第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力が加わると、ゴムリングが金属リングと同径に膨径する。このゴムワッシャーを用い、ゴムリングが第1、第2の金属リングと同径に膨径する様にボルトを締め付ければ、二部材を適正な力で連結することができる。第1、第2の金属リングが第1、第2ガイド部に嵌め込まれているので、ボルトを締め込んで第1、第2の金属リング間に圧縮力を加える際に第1、第2の金属リングの位置ずれを防止できる。
(請求項3について)
ゴムワッシャーを構成するゴムリングの円柱部の第1、第2端面から延設する第1、第2ガイド部の外形は、先端方向に向かって径小となる円錐台状である。このため、第1、第2ガイド部に位置ずれなく第1、第2の金属リングを嵌め込むことができ、第1、第2の金属リング間に圧縮力を加えた際にゴムリングが均等に膨径する。よって、同径に膨径した状態の確認を精度良く行うことができ、適正な締め込みトルクで締め込むことができる。
(請求項4について)
第1部材と第2部材を連結するにあたり、先ず、第1貫通孔を穿設した第1部材と、第2貫通孔を穿設した第2部材とを、第1、第2貫通孔が連通する様に衝合させる。つぎに、ネジ部および頭部を備えるボルトのネジ部を第1、第2貫通孔に差し込み、各部材を貫通したネジ部先端にナットを螺合させる。この際、頭部側ネジ部またはナット側ネジ部に下記に示すゴムワッシャーを介挿させる。
このゴムワッシャーは、円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、第1ガイド部に嵌め込まれ、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、第2ガイド部に嵌め込まれ、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。上記ゴムリングは、ボルトまたはナットを所定のトルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が、第1、第2の金属リングと同径に膨径する様に、外径および材質が設定されている。
このため、ゴムリングの軸孔および第1、第2部材を貫通するボルトを適正なトルクで締め込み、第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力が加わると、ゴムリングが第1、第2の金属リングと同径に膨径するので、第1、第2部材を適正な力で連結することができる。また、ゴムワッシャーを構成するゴムリングの円柱部の第1、第2端面から延設する第1、第2ガイド部の外形は、先端方向に向かって径小となる円錐台状である。このため、第1、第2ガイド部に位置ずれなく第1、第2の金属リングを嵌め込むことができ、第1、第2の金属リング間に圧縮力を加えた際にゴムリングが均等に膨径する。よって、同径に膨径した状態の確認を精度良く行うことができ、適正な締め込みトルクで締め込むことができる。
(請求項5について)
基台とパイプを連結するにあたり、先ず、雌ネジを形成した基台と、貫通孔を穿設したパイプとを、雌ネジと貫通孔が連通する様に衝合させる。つぎに、ボルトのネジ部を貫通孔に差し込み、パイプを貫通したネジ部先端を基台の雌ネジに螺合させる。この際、頭部側ネジ部に下記に示すゴムワッシャーを介挿させる。
このゴムワッシャーは、円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、第1ガイド部に嵌め込まれ、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、第2ガイド部に嵌め込まれ、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。上記ゴムリングは、ボルトを所定のトルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が、第1、第2の金属リングと同径に膨径する様に、外径および材質が設定されている。
このため、ゴムリングおよびパイプの貫通孔を貫通するボルトを適正なトルクで基台の雌ネジに締め込み、第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力が加わると、ゴムリングが第1、第2の金属リングと同径に膨径するので、パイプを適正な力で基台に連結することができる。
また、ゴムワッシャーを構成するゴムリングの円柱部の第1、第2端面から延設する第1、第2ガイド部の外形は、先端方向に向かって径小となる円錐台状である。このため、第1、第2の金属リングを、第1、第2ガイド部に位置ずれなく嵌め込むことができ、ゴムリングが均等に膨径する。よって、同径に膨径した状態の確認を容易に行うことができ、適正な締め込みトルクで締め込むことができる。
(請求項6について)
マンホール連結体は、上側に位置する上側円筒体の下部に下側腕部を設け、下側に位置する下側円筒体の上部に上側腕部を設け、円筒体間にシール部材を介装し、ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に、下記に示すゴムワッシャーおよび締付ナットを嵌め込み、締付ナットを締付けることにより、円筒体どうしを連結している。
このゴムワッシャーは、円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、第1ガイド部に嵌め込まれ、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、第2ガイド部に嵌め込まれ、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。
上記ゴムリングは、締付ナットを所定のトルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が、第1、第2の金属リングと同径に膨径する様に、外径および材質が設定されている。このため、締付ナットを締付ける第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力が加わると、ゴムリングが第1、第2の金属リングと同径に膨径するので、上側円筒体と下側円筒体とを適正な力で連結することができる。
マンホール連結体は、ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けたマンホール筒状体(上側円筒体)と、筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けたマンホール筒状体(下側円筒体)と、上側のマンホール筒状体の下側平坦面と下側のマンホール筒状体の上側平坦面との間に介装されるゴム製のシール部材と、埋め込まれた筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、各マンホール筒状体の連結時に、ボルト貫通孔から突出するボルトの後端部に嵌め込まれるゴムワッシャー(下記に示す)および締付ナットとを具備する。
ゴムワッシャーは、円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、第1ガイド部に嵌め込まれ、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、第2ガイド部に嵌め込まれ、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。
締付ナットを所定のトルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が、金属リングと同径に膨径するので、上側円筒体と下側円筒体とを適正な力で連結することができる。
また、ゴムワッシャーを構成するゴムリングの円柱部の第1、第2端面から延設する第1、第2ガイド部の外形は、先端方向に向かって径小となる円錐台状である。
このため、第1、第2の金属リングを、第1、第2ガイド部に位置ずれなく嵌め込むことができ、ゴムリングが均等に膨径する。
よって、同径に膨径した状態の確認を容易に行うことができ、適正な締め込みトルクで円筒体どうしを連結することができる。
つぎに、本発明の実施例1(請求項1、2、3、6に対応)を、図1〜図5に基づいて説明する。
敷設工事により地中1に埋設されるマンホール連結体Aは、埋設時の運搬性や作業性を考慮して、円筒状のマンホール筒状体2、3と、有底円筒状のマンホール筒状体4とを上下方向に積み重ねることにより連結している。
なお、下段のマンホール筒状体4と中段のマンホール筒状体3とを連結する際には、マンホール筒状体4が下側円筒体に相当し、マンホール筒状体3が上側円筒体に相当する。また、中段のマンホール筒状体3と上段のマンホール筒状体2とを連結する際には、マンホール筒状体3が下側円筒体に相当し、マンホール筒状体2が上側円筒体に相当する。
コンクリート製のマンホール筒状体4は、基盤5(コンクリート製)に設置され、下水(汚水や排水)が流れる下水本管6、7を接続している。なお、マンホール筒状体4の内側は、廃棄プラスチックを混入して製造した樹脂40でインバートされている。
このマンホール筒状体4は、筒体上部から外方へ向かって延設する三個(120°間隔)の上側腕部41を一体的に形成している。この上側腕部41の凹部42内には、筒状ナット(図示せず)が拘束状態に埋め込まれている。
マンホール筒状体3(コンクリート製)は、筒体下部から外方へ向かって延設する三個(120°間隔)の下側腕部31を一体的に形成している。なお、マンホール筒状体3の内側は、マンホール筒状体4と同様に、廃棄プラスチックを混入して製造した樹脂30でインバートされている。
上記下側腕部31には、上方から下方に向かって孔径が大きくなっていく円錐状のボルト貫通孔32が穿設されている(図2参照)。
また、マンホール筒状体3は、筒体上部から外方へ向かって延設する三個(120°間隔)の上側腕部33を一体的に形成している。この上側腕部33の凹部34内には、筒状ナット(図示せず)が拘束状態に埋め込まれている。
マンホール筒状体2(コンクリート製)は、筒体下部から外方へ向かって延設する三個(120°間隔)の下側腕部21を一体的に形成している。なお、マンホール筒状体2の内側は、マンホール筒状体3、4と同様に、廃棄プラスチックを混入して製造した樹脂20でインバートされている。
上記下側腕部21には、上方から下方に向かって孔径が大きくなっていく円錐状のボルト貫通孔22が穿設されている。
このマンホール筒状体2の上端面には、鉄蓋81で開口82を塞いだ調整リング8(コンクリート製)をOリング83を介して連結している。なお、調整リング8の内側は、マンホール筒状体2、3、4と同様に、廃棄プラスチックを混入して製造した樹脂80でインバートされている。
43は筒状ナットのネジ部(図示せず)に下端部が捩じ込まれるボルトである。そして、ボルト貫通孔22、32から突出するボルト43の上端部には、下記に示すゴムワッシャー9および締付ナット90が嵌め込まれる。
ゴムワッシャー9は、円柱部91の一端面91u(第1端面)、他端面91d(第2端面)からガイド部92、93(第1、第2ガイド部)が延設する軸孔j付きのゴムリング94と、ガイド部92に嵌め込まれ、ゴムリング94より径大な金属リング95(第1の金属リング)と、ガイド部93に嵌め込まれ、金属リング95と同様の金属リング96(第2の金属リング)とからなる(図3、図4参照)。
なお、本実施例では、ゴムリング94の円柱部91の一端面91u、他端面91dから延設するガイド部92、93の外形は、先端方向に向かって径小となる円錐台状のものを採用しているが、円柱状(等径)のものを採用しても良い。
このゴムワッシャー9は、締付ナット90を適正トルクで締め込むと、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する様に、リング外径およびゴム材質が設定されている。このため、締付ナット90を適正トルクで締め込むと、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する(図2の右下参照)。
ゴムパッキン60(シール部材)は、マンホール筒状体3の下側平坦面35と、マンホール筒状体4の上側平坦面44との間に介装されている。
また、マンホール筒状体2の下側平坦面と、マンホール筒状体3の上側平坦面36との間にもゴムパッキン60が介装されている。
本実施例のマンホール連結体Aの連結は、以下の手順で行われる(図5、図6参照)。〔1〕基礎工事を行い、基盤5を設置する。基盤5を清掃し、シール剤を塗布する。
〔2〕図5の(a)に示す如く、マンホール筒状体4の缶取付壁を手で押しながら、下水本管6、7を可とう継手51(スペーサージョイント)に挿入する。この際、手押しが行い難い場合には、基盤5の溝52にバール等を差し込んで送り込む。
〔3〕可とう継手51と下水本管6、7との間に隙間がないことを確認後、ステンレスバンド53を充分に締め込む(5N・m〜7N・m程度)。
可とう継手51は、ステンレスバンド53、スペーサー54、シール材55、および管止め56を備える{図5の(c)参照}。
〔4〕下段のマンホール筒状体4の上側平坦面44および上側腕部41を清掃し、凹部42内の筒状ナットにボルト43を捩じ込み、ゴムパッキン60をセットする{図6の(a)参照}。
〔5〕マンホール筒状体3をロープで懸下しながらボルト貫通孔32にボルト43が通る様に位置合わせし、マンホール筒状体3を下ろす{図6の(b)参照}。
〔6〕ボルト貫通孔32から突出するボルト43に、ゴムワッシャー9および締付ナット90を嵌め込む。そして、ゴムリング94の円柱部91が金属リング95、96と同径に膨径する状態になるまで締付ナット90をスパナ等で締め込み(図2参照)、マンホール筒状体3をマンホール筒状体4に連結する。
なお、マンホール筒状体2をロープで懸下し、同様の方法で、マンホール筒状体3に連結する{図6の(c)参照}。
〔7〕調整リング8をロープで懸下してマンホール筒状体2に嵌め込む。この際、自重およびOリング83により液密状態となる。
鉄蓋81を被せ、調整リング8の開口82を鉄蓋81で塞ぐ。
本実施例のマンホール連結体Aは、下記に示す利点を有する。
[ア]ゴムワッシャー9は、締付ナット90を適正トルクで締め込むと、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する様に、リング外径およびゴム材質が設定されているので、締付ナット90を適正トルクで締め込むと、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する(図2の右下参照)。
このため、通常の工具(スパナ等)を用いて、マンホール筒状体3をマンホール筒状体4に適正な力で連結することができ、且つ、マンホール筒状体2をマンホール筒状体3に適正な力で連結することができる。
なお、筒状体どうしが適正な力で連結されているので、水の浸入や、筒状体の破損が防止できる。
[イ]ゴムリング94の円柱部91の一端面91u、他端面91dから延設するガイド部92、93の外形は、先端方向に向かって径小となる円錐台状である。
このため、金属リング95、96を、ガイド部92、93に位置ずれなく嵌め込むことができ、ゴムリング94の円柱部91が均等に膨径する。
よって、同径に膨径した状態の確認を作業者が容易に行うことができ、適正な力で円筒体どうしを連結することができる。
[ウ]通常の工具(スパナ等)で締付ナット90を適正トルクで締め込み、筒状体どうしを適正な力で連結することができる。このため、工具は、嵩張らず、軽重量であり、安価であり、使い勝手が良い。また、工具は電動式でないので電力線が不要である。
つぎに、本発明の実施例2(請求項1、2、3、5に対応)を、図3、図4、図7に基づいて説明する。
本実施例の基台とパイプの連結構造Bは、図7に示す如く、雌ネジ61を形成した基台62と、貫通孔(図示せず)を雌ネジ61と連通する様に衝合させたパイプ63と、ネジ部をパイプ63の貫通孔内に差し込み、パイプ63の貫通孔を貫通したネジ部先端64を雌ネジ61に螺合させたボルト65と、頭部側ネジ部に介挿させるゴムワッシャー9および座金66とを備える。
ゴムワッシャー9は、実施例1と同様のものであり、円柱部91の一端面91u、他端面91dからガイド部92、93が延設する軸孔j付きのゴムリング94と、ガイド部92に嵌め込まれ、ゴムリング94より径大な金属リング95と、ガイド部93に嵌め込まれ、金属リング95と同様の金属リング96とからなる(図3、図4参照)。
このゴムワッシャー9は、ボルト65を適正トルクで締め込むと、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する様に、リング外径およびゴム材質が設定されている。このため、ボルト65を適正トルクで締め込むと、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する。
本実施例の基台とパイプの連結構造Bは、下記に示す利点を有する。
[エ]ゴムワッシャー9は、ボルト65を適正トルクで締め込むと、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する様に、リング外径およびゴム材質が設定されている。
このため、通常の工具(スパナ等)を用いて、{図7の(a)}の状態でボルト65の頭部67を適正トルクで締め込むと、{図7の(b)}に示す様に、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する。
このため、パイプ63を適正な力で基台62に連結することができ、過度のパイプ変形を防止することができる。
[オ]ガイド部92、93の外形が、先端方向に向かって径小となる円錐台状であるので、金属リング95、96を、ガイド部92、93に位置ずれなく嵌め込むことができ、ゴムリング94が均等に膨径する。
よって、同径に膨径した状態の確認を作業者が容易に行うことができ、パイプ63を適正な力で基台62に連結することができる。
[カ]通常の工具(スパナ等)でボルト65を適正トルクで締め込み、パイプ63を適正な力で基台62に連結することができる。このため、工具は、嵩張らず、軽重量であり、安価であり、使い勝手が良い。また、工具は電動式でないので電力線が不要である。
つぎに、本発明の実施例3(請求項1、2、3、4に対応)を、図3、図4、図8に基づいて説明する。
本実施例の板状部材どうしの連結構造Cは、図8に示す如く、各貫通孔(図示せず)が連通する様に衝合させた板状部材71、72(第1、第2部材)と、ネジ部が各貫通孔内に差し込まれ、板状部材71、72を貫通したネジ部先端73にナット74を螺合させたボルト75と、頭部側ネジ部に介挿させるゴムワッシャー9および座金76とを備える。
ゴムワッシャー9は、実施例1、2と同様のものであり、円柱部91の一端面91u、他端面91dからガイド部92、93が延設する軸孔j付きのゴムリング94と、ガイド部92に嵌め込まれ、ゴムリング94より径大な金属リング95と、ガイド部93に嵌め込まれ、金属リング95と同様の金属リング96とからなる(図3、図4参照)。
このゴムワッシャー9は、ボルト75を適正トルクで締め込むと、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する様に、リング外径およびゴム材質が設定されている。このため、ボルト75を適正トルクで締め込むと、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する。
本実施例の板状部材どうしの連結構造Cは、下記に示す利点を有する。
[キ]ゴムワッシャー9は、ボルト75を適正トルクで締め込むと、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する様に、リング外径およびゴム材質が設定されている。
このため、通常の工具(スパナ等)を用いて、図8の(a)の状態でボルト75の頭部77を適正トルクで締め込むと、図8の(b)に示す様に、ゴムリング94の円柱部91が、金属リング95、96と同径に膨径する。
このため、板状部材71と板状部材72とを適正な力で連結することができ、部材の破損を防止することができる。
[ク]ガイド部92、93の外形が、先端方向に向かって径小となる円錐台状であるので、金属リング95、96を、ガイド部92、93に位置ずれなく嵌め込むことができ、ゴムリング94が均等に膨径する。
よって、同径に膨径した状態の確認を作業者が容易に行うことができ、板状部材71と板状部材72とを適正な力で連結することができ、部材の破損を防止することができる。
[ケ]通常の工具(スパナ等)でボルト75を適正トルクで締め込み、板状部材71と板状部材72とを適正な力で連結することができる。このため、工具は、嵩張らず、軽重量であり、安価であり、使い勝手が良い。また、工具は電動式でないので電力線が不要である。
マンホール連結体の組み付け図である(実施例1)。 マンホール連結体の概部説明図である(実施例1)。 ゴムワッシャーの斜視図である(実施例1、2、3)。 ゴムワッシャーの説明図である(実施例1、2、3)。 マンホール連結体の組み付け工程図である(実施例1)。 マンホール連結体の組み付け工程図である(実施例1)。 基台とパイプの連結構造である(実施例2)。 板状部材どうしの連結構造である(実施例3)。
符号の説明
A マンホール連結体
B 基台とパイプの連結構造
C 板状部材どうしの連結構造(二部材の連結構造)
j 軸孔
2 マンホール筒状体(上側円筒体)
3 マンホール筒状体(上側円筒体、下側円筒体)
4 マンホール筒状体(下側円筒体)
9 ゴムワッシャー
22、32 ボルト貫通孔
31 下側腕部
33、41 上側腕部
35 下側平坦面
43、65、75 ボルト
44 上側平坦面
60 ゴムパッキン(シール部材)
61 雌ネジ
62 基台
63 パイプ
64、73 ネジ部先端
71 板状部材(第1部材)
72 板状部材(第2部材)
74 ナット
90 締付ナット
91 円柱部
91u 一端面(第1端面)
91d 他端面(第2端面)
92 ガイド部(第1ガイド部)
93 ガイド部(第2ガイド部)
94 ゴムリング
95 金属リング(第1の金属リング)
96 金属リング(第2の金属リング)
本発明は、上下複数段に分割されて段積みする構造のマンホール連結体、および該マンホール連結体を構成する円筒体どうしの連結に用いるゴムワッシャーに関する。
特許文献1の締結機は、大重量であり、高価であり、電力線が必要であり、嵩張るので使い勝手が悪い。
本発明の第1の目的は、締付ナットを所定のトルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径し、これにより、適正な締め込みトルクで円筒体どうしを連結してマンホール連結体にすることができるゴムワッシャーの提供にある。
本発明の第2の目的は、締付ナットを所定のトルクで締め込むと、ゴムワッシャーのゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径し、これにより、適正な締め込みトルクで円筒体どうしを連結することができるマンホール連結体の提供にある。
(請求項1について)
ゴムワッシャーは、ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けた上側円筒体と、筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けた下側円筒体と、上側円筒体の下側平坦面と下側円筒体の上側平坦面との間に介装され、連結部分の液密性を保つためのシール部材と、筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、円筒体連結時に、ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれるゴムワッシャーおよび締付ナットとを備え、上側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ね、敷設工事により地中に埋設されるマンホール連結体の、円筒体どうしを連結するために用いられる。
このゴムワッシャーは、円柱状を呈する軸孔付きのゴムリングと、ゴムリングの円柱部の第1端面に配され、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、円柱部の第2端面に配され、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。
上記ゴムリングは、締付ナットを所定のトルクで締め込み、第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力を加えると、ゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径する様に、ゴムリングの材質および外径寸法が設定されている。このため、敷設工事で地中に埋設して円筒体どうしを連結する際に、締付ナットを適正トルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径するので、円筒体どうしを適正な力で連結することができる。なお、円筒体どうしを適正な力で連結することができるので、水の浸入や、円筒体の破損を防止できる。
(請求項2について)
ゴムワッシャーは、ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けた上側円筒体と、筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けた下側円筒体と、上側円筒体の下側平坦面と下側円筒体の上側平坦面との間に介装され、連結部分の液密性を保つためのシール部材と、筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、円筒体連結時に、ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれるゴムワッシャーおよび締付ナットとを備え、上側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ね、敷設工事により地中に埋設されるマンホール連結体の、円筒体どうしを連結するために用いられる。
このゴムワッシャーは、円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、第1ガイド部に嵌め込まれ、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、第2ガイド部に嵌め込まれ、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。
上記ゴムリングは、締付ナットを所定のトルクで締め込み、第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力を加えると、ゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径する様に、ゴムリングの材質および外径寸法が設定されている。このため、敷設工事で地中に埋設して円筒体どうしを連結する際に、締付ナットを適正トルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径するので、円筒体どうしを適正な力で連結することができる。なお、円筒体どうしを適正な力で連結することができるので、水の浸入や、円筒体の破損を防止できる。
なお、第1、第2の金属リングがゴムリングの第1、第2ガイド部に嵌め込まれているので、締付ナットを締め込んで、第1、第2の金属リング間に圧縮力を加える際に、第1、第2の金属リングの位置ずれを防止できる。
(請求項について)
上側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ね、敷設工事により地中に埋設されるマンホール連結体は、上側に位置する上側円筒体の下部に下側腕部を設け、下側に位置する下側円筒体の上部に上側腕部を設け、円筒体間にシール部材を介装し、ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に、下記に示すゴムワッシャーおよび締付ナットを嵌め込み、締付ナットを締め込むことにより、円筒体どうしを連結している。
上記ゴムリングは、締付ナットを所定のトルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が、第1、第2の金属リングと同径に膨径する様に、ゴムリングの材質および外径寸法が設定されている。
このため、敷設工事で地中に埋設して円筒体どうしを連結する際に、締付ナットを適正トルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が、第1、第2の金属リングと同径に膨径するので、上側円筒体と下側円筒体とを適正な力で連結することができる。なお、円筒体どうしを適正な力で連結することができるので、水の浸入や、円筒体の破損を防止できる。
敷設工事により地中に埋設されるマンホール連結体は、ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けたマンホール筒状部(上側円筒体)と、筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けたマンホール筒状部(下側円筒体)と、上側のマンホール筒状部の下側平坦面と下側のマンホール筒状部の上側平坦面との間に介装されるゴム製のシール部材と、埋め込まれた筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、各マンホール筒状部の連結時に、ボルト貫通孔から突出するボルトの後端部に嵌め込まれるゴムワッシャー(下記に示す)および締付ナットとを具備する。
ゴムワッシャーは、円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、第1ガイド部に嵌め込まれ、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、第2ガイド部に嵌め込まれ、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。
ゴムリングは、締付ナットを所定のトルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が、第1、第2の金属リングと同径に膨径する様に、ゴムリングの材質および外径寸法が設定されている。
このため、敷設工事で地中に埋設して円筒体どうしを連結する際に、締付ナットを適正トルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が、第1、第2の金属リングと同径に膨径するので、上側円筒体と下側円筒体とを適正な力で連結することができる。なお、円筒体どうしを適正な力で連結することができるので、水の浸入や、円筒体の破損を防止できる。
また、ゴムワッシャーを構成するゴムリングの円柱部の第1、第2端面から延設する第1、第2ガイド部の外形は、先端方向に向かって径小となる円錐台状である。このため、第1、第2の金属リングを、第1、第2ガイド部に位置ずれなく嵌め込むことができ、ゴムリングが均等に膨径する。
よって、同径に膨径した状態の確認を容易に行うことができ、適正な締め込みトルクで円筒体どうしを連結することができる。
つぎに、本発明の実施例1(請求項1、2、3、に対応)を、図1〜図5に基づいて説明する。
敷設工事により地中1に埋設されるマンホール連結体Aは、埋設時の運搬性や作業性を考慮して、円筒状のマンホール筒状部2、3と、有底円筒状のマンホール筒状部4とを上下方向に積み重ねることにより連結している。
マンホール連結体の組み付け図である(実施例1)。 マンホール連結体の概部説明図である(実施例1)。 ゴムワッシャーの斜視図である(実施例1) ゴムワッシャーの説明図である(実施例1) マンホール連結体の組み付け工程図である(実施例1)。 マンホール連結体の組み付け工程図である(実施例1)。
A マンホール連結
軸孔
2 マンホール筒状体(上側円筒体)
3 マンホール筒状体(上側円筒体、下側円筒体)
4 マンホール筒状体(下側円筒体)
9 ゴムワッシャー
22、32 ボルト貫通孔
31 下側腕部
33、41 上側腕部
35 下側平坦面
ボルト
44 上側平坦面
60 ゴムパッキン(シール部材
0 締付ナット
91u 一端面(第1端面)
91d 他端面(第2端面)
92 ガイド部(第1ガイド部)
93 ガイド部(第2ガイド部)
94 ゴムリング
95 金属リング(第1の金属リング)
96 金属リング(第2の金属リング)
本発明は、下側円筒体の上方から上側円筒体を下ろして、側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ねる敷設工事により地中に埋設されるマンホール連結体、および上側円筒体と下側円筒体とを連結する段積み構造のマンホールの敷設工事に用いるゴムワッシャーに関する。
特許文献1の締結機は、大重量であり、高価であり、電力線が必要であり、嵩張るので使い勝手が悪い。
本発明の第1の目的は、下側円筒体の上方から上側円筒体を下ろして、上側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ね、地中に埋設するマンホール連結体の敷設工事において、締付ナットを所定のトルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径し、これにより、適正な締め込みトルクで円筒体どうしを連結してマンホール連結体にすることができるゴムワッシャーの提供にある。
本発明の第2の目的は、下側円筒体の上方から上側円筒体を下ろして、側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ね、地中に埋設するマンホール連結体の敷設工事において、締付ナットを所定のトルクで締め込むと、ゴムワッシャーのゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径し、これにより、適正な締め込みトルクで円筒体どうしを連結することができるマンホール連結体の提供にある。
(請求項1について)
ゴムワッシャーは、ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けた上側円筒体と、筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けた下側円筒体と、上側円筒体の下側平坦面と下側円筒体の上側平坦面との間に介装され、連結部分の液密性を保つためのシール部材と、筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、円筒体連結時に、ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれるゴムワッシャーおよび締付ナットとを備え、下側円筒体の上方から上側円筒体を下ろして、上側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ねる敷設工事により地中に埋設されるマンホール連結体の、円筒体どうしを連結するために用いられる。
このゴムワッシャーは、円柱状を呈する軸孔付きのゴムリングと、ゴムリングの円柱部の第1端面に配され、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、円柱部の第2端面に配され、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。
上記ゴムリングは、下側腕部のボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれた締付ナットを所定のトルクで締め込み、第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力を加えると、ゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径する様に、ゴムリングの材質および外径寸法が設定されている。このため、下側円筒体の上方から上側円筒体を下ろして、側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ね、地中に埋設して円筒体どうしを連結するマンホール連結体の敷設工事において、締付ナットを適正トルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径するので、円筒体どうしを適正な力で連結することができる。なお、円筒体どうしを適正な力で連結することができるので、水の浸入や、円筒体の破損を防止できる。
(請求項2について)
ゴムワッシャーは、ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けた上側円筒体と、筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けた下側円筒体と、上側円筒体の下側平坦面と下側円筒体の上側平坦面との間に介装され、連結部分の液密性を保つためのシール部材と、筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、円筒体連結時に、ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれるゴムワッシャーおよび締付ナットとを備え、下側円筒体の上方から上側円筒体を下ろして、上側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ねる敷設工事により地中に埋設されるマンホール連結体の、円筒体どうしを連結するために用いられる。
このゴムワッシャーは、円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、第1ガイド部に嵌め込まれ、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、第2ガイド部に嵌め込まれ、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。
上記ゴムリングは、下側腕部の前記ボルト貫通孔から突出する前記ボルト後端部に嵌め込まれた締付ナットを所定のトルクで締め込み、第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力を加えると、ゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径する様に、ゴムリングの材質および外径寸法が設定されている。このため、下側円筒体の上方から上側円筒体を下ろして、側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ね、地中に埋設して円筒体どうしを連結するマンホール連結体の敷設工事において、締付ナットを適正トルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が各金属リングと同径に膨径するので、円筒体どうしを適正な力で連結することができる。なお、円筒体どうしを適正な力で連結することができるので、水の浸入や、円筒体の破損を防止できる。
なお、第1、第2の金属リングがゴムリングの第1、第2ガイド部に嵌め込まれているので、締付ナットを締め込んで、第1、第2の金属リング間に圧縮力を加える際に、第1、第2の金属リングの位置ずれを防止できる。
(請求項4について)
下側円筒体の上方から上側円筒体を下ろして、上側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ねる敷設工事により地中に埋設されるマンホール連結体は、上側に位置する上側円筒体の下部に下側腕部を設け、下側に位置する下側円筒体の上部に上側腕部を設け、円筒体間にシール部材を介装し、下側腕部のボルト貫通孔から突出するボルト後端部に、下記に示すゴムワッシャーおよび締付ナットを嵌め込み、締付ナットを締め込むことにより、円筒体どうしを連結している。
上記ゴムリングは、下側腕部のボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれた締付ナットを所定のトルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が、第1、第2の金属リングと同径に膨径する様に、ゴムリングの材質および外径寸法が設定されている。
このため、敷設工事で地中に埋設して円筒体どうしを連結する際に、締付ナットを適正トルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が、第1、第2の金属リングと同径に膨径するので、上側円筒体と下側円筒体とを適正な力で連結することができる。なお、円筒体どうしを適正な力で連結することができるので、水の浸入や、円筒体の破損を防止できる。
下側円筒体の上方から上側円筒体を下ろして、上側円筒体と下側円筒体とを上下方向に積み重ねる敷設工事により地中に埋設されるマンホール連結体は、ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けたマンホール筒状部(上側円筒体)と、筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けたマンホール筒状部(下側円筒体)と、上側のマンホール筒状部の下側平坦面と下側のマンホール筒状部の上側平坦面との間に介装されるゴム製のシール部材と、埋め込まれた筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、各マンホール筒状部の連結時に、ボルト貫通孔から突出するボルトの後端部に嵌め込まれるゴムワッシャー(下記に示す)および締付ナットとを具備する。
ゴムワッシャーは、円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、第1ガイド部に嵌め込まれ、ゴムリングより径大な第1の金属リングと、第2ガイド部に嵌め込まれ、第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなる。
下側腕部のボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれた締付ナットを所定のトルクで締め込むと、ゴムリングの円柱部が、第1、第2の金属リングと同径に膨径するので、上側円筒体と下側円筒体とを適正な力で連結することができる。なお、円筒体どうしを適正な力で連結することができるので、水の浸入や、円筒体の破損を防止できる。
また、ゴムワッシャーを構成するゴムリングの円柱部の第1、第2端面から延設する第1、第2ガイド部の外形は、先端方向に向かって径小となる円錐台状である。
このため、第1、第2の金属リングを、第1、第2ガイド部に位置ずれなく嵌め込むことができ、ゴムリングが均等に膨径する。
よって、同径に膨径した状態の確認を容易に行うことができ、適正な締め込みトルクで円筒体どうしを連結することができる。

Claims (6)

  1. 円柱状を呈する軸孔付きのゴムリングと、
    該ゴムリングの円柱部の第1端面に配され、前記ゴムリングより径大な第1の金属リングと、
    前記円柱部の第2端面に配され、前記第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなり、
    前記ゴムリングは、第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力を加えると、金属リングと同径に膨径することを特徴とするゴムワッシャー。
  2. 円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、 前記第1ガイド部に嵌め込まれ、前記ゴムリングより径大な第1の金属リングと、
    前記第2ガイド部に嵌め込まれ、前記第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなり、
    前記ゴムリングの前記円柱部は、第1、第2の金属リング間に所定の圧縮力を加えると、前記金属リングと同径に膨径することを特徴とするゴムワッシャー。
  3. 前記第1、第2ガイド部の外形は、先端方向に向かって径小となる円錐台状であることを特徴とする請求項2に記載のゴムワッシャー。
  4. 第1、第2貫通孔が連通する様に衝合させた第1、第2部材と、
    ネジ部が第1、第2貫通孔内に差し込まれ、部材を貫通したネジ部先端にナットを螺合させたボルトと、
    頭部側ネジ部またはナット側ネジ部に介挿させるゴムワッシャーとを備え、
    該ゴムワッシャーは、円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、
    前記第1ガイド部に嵌め込まれ、前記ゴムリングより径大な第1の金属リングと、
    前記第2ガイド部に嵌め込まれ、前記第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなり、
    前記ボルトを所定のトルクで締め込むと、前記ゴムリングの前記円柱部が、前記金属リングと同径に膨径することを特徴とする二部材の連結構造。
  5. 雌ネジを形成した基台と、
    貫通孔が前記雌ネジと連通する様に衝合させたパイプと、
    ネジ部を貫通孔内に差し込み、前記パイプを貫通したネジ部先端を前記雌ネジに螺合させたボルトと、
    頭部側ネジ部に介挿させるゴムワッシャーとを備え、
    該ゴムワッシャーは、円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、
    前記第1ガイド部に嵌め込まれ、前記ゴムリングより径大な第1の金属リングと、
    前記第2ガイド部に嵌め込まれ、前記第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなり、
    前記ボルトを所定のトルクで締め込むと、前記ゴムリングの前記円柱部が、前記金属リングと同径に膨径することを特徴とする基台とパイプの連結構造。
  6. ボルト貫通孔を穿設した下側腕部を下部に設けた上側円筒体と、
    筒状ナットを埋め込んだ上側腕部を上部に設けた下側円筒体と、
    前記上側円筒体の下側平坦面と前記下側円筒体の上側平坦面との間に介装され、連結部分の液密性を保つためのシール部材と、
    前記筒状ナットの雌ネジ部に先端部が捩じ込まれるボルトと、
    円筒体連結時に、前記ボルト貫通孔から突出するボルト後端部に嵌め込まれるゴムワッシャーおよび締付ナットとを具備し、
    前記ゴムワッシャーは、円柱部の第1、第2端面から第1、第2ガイド部が延設する軸孔付きのゴムリングと、
    前記第1ガイド部に嵌め込まれ、前記ゴムリングより径大な第1の金属リングと、
    前記第2ガイド部に嵌め込まれ、前記第1の金属リングと同径の第2の金属リングとからなり、
    前記締付ナットを所定のトルクで締め込むと、前記ゴムリングの前記円柱部が、前記金属リングと同径に膨径することを特徴とするマンホール連結体。
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