JP2006137187A - カラー間のにじみの低減方法およびそのシステム - Google Patents

カラー間のにじみの低減方法およびそのシステム Download PDF

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Abstract

【課題】カラー間のにじみを低減して印刷の質を改良する。
【解決手段】インクジェット印刷プロセスにおけるカラー間にじみ低減方法は、印刷対象のイメージの黒部分とカラー部分との間のエッジを検出し、前記エッジがドロップの第1配置における印刷対象のカラー画素及び黒画素の領域内に配置されるステップと、前記領域内の印刷対象のドロップの第2配置を得るために前記領域内の印刷対象の前記ドロップの第1配置を改変し、印刷対象のドロップの第2の配置が比較的大きなドロップと比較的小さなドロップとを有するステップと、前記イメージを、前記ドロップを前記第2配置に基づいてプリントヘッドから射出して印刷し、前記プリントヘッドが前記ドロップを射出動作するノズルを有し、前記ノズルが前記比較的大きなドロップ及び前記比較的小さなドロップに対応したサイズであるステップとを備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、カラー間のにじみを低減して印刷の質を改良する方法及び装置(システム)に関する。
無地の紙に印刷するカラーインクジェットプリンタに関して、チャレンジの一つは、インク特性における適切なバランスを達成して、隣接する領域における異なるカラーのインクプールが明らかに混じり合わないように十分に迅速な速さで紙への浸透を許容することである。この混合(intermixing)という現象は、しばしばカラー間のにじみ(intercolor bleed)と称される。しかし、インクのこの浸透は、エッジのシャープさが紙の繊維のランダムなパターンによって支配されることを許容するように迅速に発生すべきではない。典型的には、構成成分として浸透剤又は表面活性剤を使用してシアン、マゼンタ、及びイエローのインクを調合し、1秒未満での紙への浸透を可能にする、すなわち表面のインクがもはや実質的に可動性を持たないようにすることが好適である。しかし、黒の印刷におけるシャープな黒のテキストと高い光学的濃度とのためには、それほど迅速に浸透しないように(例えば数秒から数十秒で浸透するように)黒インクを調合することが好適である。これは、中程度乾性(medium dry)黒インクと呼ばれる。
カラー間にじみは、異なるカラーのインクの2つのパッチの間にシャープに規定された境界を含むイメージについて、最も認識可能である。そのようなパターンは、例えばビジネスグラフィックスにおいてしばしば発生する。カラー間にじみが生じると、所望されるシャープに規定された境界の代わりに、境界がぼやけてあいまいになる。
典型的には、インクジェット印刷における各スポットのターゲット直径は、所与のカラーに対する全てのドロップイジェクタが公称では同じサイズのスポットを印刷する場合においては、およそ画素間隔の平方根倍である。これは、対角に隣接したスポットのオーバーラップを確実にするためである。一つの示唆は、カラーの境界において、隣接する異なるカラーの画素がある程度までオーバーラップすることである。画素又はドロップの削除のような特別な手段がとられない限りは、ある量の混合及びカラー間にじみは、これより避けられない。
カラー間にじみに対する対策は、カラー間の境界における画素又は印刷されたドロップを削除することによってイメージを変える技法を含む。これは、2つの隣接するパッチに救済ゾーンを与えて、湿ったプールが接触して混合しないようにする。
これに関して、いくつかの特許が、カラー間にじみを最小化する様々な画素改変アルゴリズムを教示している。トーペイ氏等の特許文献1は、受容媒体上に印刷されたイメージにおけるカラー間にじみを低減するためのカラーイメージデータのプロセシング方法に関するものであり(特許文献1参照)、トーペイ氏等の特許文献2は、受容媒体上に記録されたイメージのエッジの品質を維持するための、インクジェットプリンターにおける印刷用カラーイメージデータのプロセシング方法に関するものである(特許文献2参照)。
米国特許第6,361,144号明細書 米国特許第6,290,330号明細書
しかし、画素又はドロップの削除を実行する印刷アルゴリズムは、写真イメージのようなあるタイプのイメージにおいて、望まれない印刷欠陥を生成し得る。画素管理アルゴリズムが、400spi又はそれ以上の印刷解像度に対応するスポットサイズに対して、顕著に良好に作用することが例証されてきている。加えて、異なるサイズのノズルを有するプリントヘッドを使用した印刷が知られている。
しかし、異なるドロップサイズを印刷するこれらの技法(及びその他のもの)は、印刷されたイメージの境界又はエッジ領域におけるカラー間にじみの問題を、直接的に克服するものではない。
ここで記述されている実施形態の一つの局面に従うと、この方法は、印刷対象のイメージの黒部分とカラー部分との間のエッジを検出するステップであって、前記エッジがドロップの第1の配置における印刷対象のカラー画素及び黒画素の領域内に配置されているステップと、前記領域内の印刷対象のドロップの第2の配置を得るために前記領域内の印刷対象の前記ドロップの第1の配置を改変するステップであって、印刷対象のドロップの第2の配置が比較的大きなドロップと比較的小さなドロップとを有するステップと、前記イメージを、前記ドロップを前記第2の配置に基づいてプリントヘッドから射出することによって印刷するステップであって、前記プリントヘッドが前記ドロップを射出するように動作するノズルを有し、前記ノズルが前記比較的大きなドロップ及び前記比較的小さなドロップに対応したサイズであるステップとを備える。
ここで記述されている実施形態の他の局面に従うと、前記改変ステップが、選択された印刷対象のドロップを除去するステップを含む。ここで記述されている実施形態の他の局面に従うと、前記選択されたドロップは、選択された比較的大きいドロップである。ここで記述されている実施形態の他の局面に従うと、前記改変プロセスは、前記領域における印刷対象の他の選択されたドロップの頻度を増すステップを含む。ここで記述されている実施形態の他の局面に従うと、前記他の選択されたドロップは比較的小さいドロップである。ここで記述されている実施形態の他の局面に従うと、前記改変ステップは所定のパターンに基づいている。ここで記述されている実施形態の他の局面に従うと、前記改変ステップは、前記領域における画素数、ドロップサイズ、印刷の質、印刷スピード、紙の質、及びドロップ位置のうちの少なくとも一つに基づいている。ここで記述されている実施形態の他の局面に従うと、この装置は上記の方法を達成するための手段を備えている。
ここで記述されている実施形態の他の局面に従うと、システムが、印刷対象のイメージの黒部分とカラー部分との間の、ドロップの第1の配置における印刷対象のカラー画素及び黒画素の領域内に配置されているエッジを検出するように動作し、且つ前記領域内の印刷対象のドロップの第1の配置を改変して前記領域内の印刷対象のドロップの第2の配置を得るように動作するコントローラであって、印刷対象のドロップの第2の配置が比較的大きなドロップと比較的小さなドロップとを含むコントローラと、前記ドロップを射出するように動作するノズルを有する少なくとも一つのプリントヘッドであって、前記ノズルが前記比較的大きなドロップ及び前記比較的小さなドロップに対応したサイズであるプリントヘッドとを備える。
ここで記述されている実施形態の利点は、小さいスポット又はドロップ領域(例えば400psi又はそれ以上)におけるカラー間にじみを低減する画素管理アルゴリズムの使用である。ここで記述されている実施形態の他の利点は、印刷がより大きなドロップ体積にて達成されることができる点であり、より良好な全体的熱効率と射出されたインクからより多くの熱を取り去る能力とを通じたより良好な熱管理を含んでいる。ここで記述されている実施形態の他の利点は、所与の放出頻度に対する、より速い印刷スループットである。
本実施形態は、カラー間のにじみの問題の改善に特定のアプリケーションを見出し、それを特に参照して記述される。しかし、現在の例示的な実施形態がまた、他の同様のアプリケーションにも順応することができる点を理解されたい。
図1は、例示的なインクジェットプリンタ10の模式的な部分斜視図を描いており、ここに記述されている実施形態がこの中に組み込まれ得る。この例示的なプリンタ10は、キャリッジレール16によって支持されたキャリッジ14の上に搭載されたインクジェットプリントヘッドシステム12を含む。プリントヘッドシステム12は、一つ又は複数のハウジング18を含み、これは一つ又は複数のサーマルインクジェットプリントヘッド20への供給用のインクを含む。プリントヘッド20は、プリンタ10のコントローラから例えば22として示されているもののような一つ又は複数の電気ケーブルを通じて受領された電気信号の制御の下で、インク滴を選択的に放出する。カラープリンタではもちろん、プリントヘッド(単数又は複数)20は黒インクプリントヘッドとカラーインクプリントヘッドとを含み得る。各プリントヘッド(単数又は複数)20は複数のインクチャンネルを含み、これらがインクを適切なハウジング18から、オリフィス又はノズルのようなそれぞれのインクイジェクタまで運ぶ。一つの形態では、以下に記述されるように、任意の一つのプリントヘッド(例えば黒インクプリントヘッド)の上のこれらのオリフィス又はノズルは、様々なサイズのドロップの印刷に適合するように、様々なサイズであり得る。あるいは、各々が固有のサイズのノズルを有する複数のプリントヘッド20(例えば黒インクプリントヘッドに対応して)が、具現化され得る。明らかになるように、他の組み合わせ及び構成が具現化され得る。
印刷時には、キャリッジ14が、キャリッジレール16に沿って矢印24の方向に、前後に往復運動又は走査する。プリントヘッドシステム12が、1枚の紙又は透明シートのような記録媒体26を横切って前後に往復運動するにつれて、インク滴が選択されたプリントヘッドノズルから紙シート26に向かって放出される。インク射出オリフィス又はノズルは、典型的には、走査方向24に垂直なリニアアレイに配列されている。キャリッジ14の各々のパスの間、記録媒体26は静止位置に保持される。しかし、各パスの終了時に、記録媒体は、プリンタコントローラの制御の下で、矢印28の方向にステッピング機構によってステップされる。
キャリッジ14は、それに取り付けられたベルト38によって、走査方向24に前後に動かされる。ベルト38は、第1の回転可能プーリ40及び第2の回転可能プーリ42によって駆動される。第1の回転可能プーリ40は今度は、キャリッジを移動させるための歯付きベルト/プーリシステムに加えて、インクジェットプリンタのコントローラの制御の下で、リバーシブルモータ44によって駆動される。当業者によって知られているように、キャリッジの動きを、ケーブル/キャプスタン、リードねじ、又はその他の機構を使用して制御することも可能である。
キャリッジ14の動き及び/又は位置をキャリッジレール16に沿って制御するために、プリンタはエンコーダを含み、これは、基線(fiducial)マークのシリーズをパターン48に含むエンコーダストリップ46を有している。パターン48は、プリントヘッドキャリッジ14に取り付けられたフォトダイオード/光源のようなセンサ50によってセンシングされる。センサ50はケーブル52を含み、これが、センシングされたパターン48の基線マークを表す電気信号をプリンタコントローラに伝達する。
プリンタコントローラは、イメージデータに基づいてノズル機能を選択的に制御するために典型的に使用される任意のタイプの既知の制御システムの一部であることができる。ここで記述されている実施形態に適した例示的な制御システムは、図2に示されている。見られるように、プリンタコントローラ又は制御システム120は、第1のカウンタ124に接続された出力を有するクロック122を含む。第2のカウンタ126は、第1のカウンタ124に直列に接続されている。クロック122は、クロックパルスのシーケンスを生成し、これが、シリアルに接続された2つのカウンタを一緒に進める。プリンタコントローラ128は、別個の制御線を通じて第1のカウンタ124及び第2のカウンタ126を制御する。
加えて、制御システム120はRAM130を含み、これは、コントローラ128に接続されたデータ/入力線132及びリード/ライト入力線134を有する。RAM130は、パーソナルコンピュータのようなイメージ生成システムに接続されたプリンタインターフェースから、データ又は入力情報を受け取る。RAM130は、全文書、その単一の行、又はプリントヘッドの単一のローディングを含むことができるイメージ情報を記憶する。RAM130の出力線136は、印刷対象のビットマップパターンを含むROM137に接続されている。記憶されたビットマップパターンは様々な形態を取り得て、且つテキストを印刷するための英数字を含み得て、又は各々が異なるグレーレベルを表す複数の中間調セルを含み得る。図8A〜図8Dに関連して以下に記述されるパターンは、選択的な使用のためにROM137に記憶され得る。
動作時には、クロック122はクロックパルスのシーケンスを生成し、これが第1のカウンタ124を進め、これが今度は第2のカウンタ126を進める。第2のカウンタ126は、複数の出力線138に1ワードを生成する。複数の出力線138に存在するワードはRAM130に適用されて、印刷対象のイメージの一部を選択する。典型的には、出力線138に現れるワードは、RAMに記憶されたデータのアドレスである。RAMに記憶されたデータは、1からNまでの数を含むことができ、Nは、印刷されることができる異なるグレーレベルの数に等しい。
第1のカウンタ124は、ROM137に接続された複数の出力線140を含む。カウンタ124は、印刷対象のビットマップパターンを含むROM137に対するアドレスであるRAM130の出力136に基づいて、プリントヘッドにロードされるべきパターン又は中間調セルの特定の部分を選択した。ひとたび第1のカウンタ124がロードされるべきビットマップパターンの特定の部分を選ぶと、ROM137は、プリントヘッド(単数又は複数)20に接続された第1のデータ線142に必要なデータを出力する。示されているプリントヘッド20は大小のスポットを印刷するが、複数のプリントヘッドが実際には具現化され得ることを理解されたい。この点に関して、黒のプリントヘッドがカラープリントヘッドと共に具現化され得る。もちろん、そのようなプリントヘッドの一方又は両方が、可変サイズを有するノズルからインクを射出することができる。加えて、各々が単一だが異なるノズルサイズを有する複数のプリントヘッドが、所望のように黒又はカラーのプリントヘッドについて具現化され得る。
しかし、一つ又は複数のプリントヘッド20は、ある形態では、図3に示されるように、(例えば黒インクを印刷するために使用される)単一のプリントヘッドダイの内部に、異なるサイズのドロップイジェクタ又はノズルを有する。各プリントヘッド(単数又は複数)20への情報出力は、プリントヘッドに存在するシフトレジスタ(図示されず)によってロードされる。プリントヘッド(単数又は複数)20へのデータのロードが完了すると、その情報はラッチされ、個々のノズルはインクを射出し、その一方で次のデータ列がプリントヘッド(単数又は複数)20にロードされる。RAM130の各出力に対して、数列のデータをロードすることが可能である。このようにして、プリンタコントローラ128は、各濃度レベルに対する特定のビットマップを生成するタスクの負荷を受けない。
図3は、大小のドロップイジェクタを交互に置いた例示的な配置を示しており、プリントヘッド20の上の単一のアレイの中で、大きなノズル70は小さなノズル72に直ぐに隣接している。この例示的な配置では、主又は大きなノズル70は、中心点において距離Sだけ離れて、小さなノズル72がそれらの間に密接に詰め込まれて配置されている。これにより、隣接するノズル中心の間の距離はS/2である。隣接するノズルの中心は、距離Oだけオフセットされている。小さなノズルが大きなノズルの間の空間に置かれているこの密接充填配置は、単一パスでの射出を可能にする。ある形態では、黒インクプリントヘッドのみがこの形態のアレイを含む。しかし、変化が具現化し得る点を理解されたい。例えば、黒及びカラーのプリントヘッドの両方が、異なるサイズのノズルを含み得る。あるいは、カラープリントヘッドのみがそのような形態を取ってもよい。
好ましくは、S=1/300インチの例では、大きなノズルは、その最大点で幅が少なくとも40ミクロンで、好ましくは約50ミクロンであり、小さなノズルは、その最大点で少なくとも20ミクロンで、好ましくは約25ミクロンであり、適切なシーリングを達成するためにノズル間のチャンネルランド幅が約5〜6ミクロンである。図3に示されているような三角形状のノズルでは、幅は、開口部の基部で測定される。幅50ミクロンの大きなノズルは、300spi(インチ毎のスポット数)の単一スポットサイズで低インク粘度及び適切なサイズの加熱抵抗器があるときに、印刷基材の上に配置されたスポット間の間隔を完全に充填する。300spiでは、同じサイズのノズルの間の間隔Sが84.7ミクロンであり、大きなノズルが50ミクロン及びそれらの間に位置する小さなノズルが25ミクロンである。これによって、ヒータ中心及びチャンネル中心が600spi間隔になるが、単一印刷パスでは、望まれるときには大きなスポット及び小さなスポットを使用することが可能である。これは、いくつかの従来技術の配置では可能ではなく、その場合には、標準の600spiプリントヘッドは少なくとも40〜50ミクロンの大きさのチャンネルを使用することができない。これは、チャンネルが42.3ミクロン中心であり、信頼性のあるシーリングを必要とするからである。これより、異なるサイズのノズルを密に充填するためには、大きなサイズのノズルの幅は好ましくはS/2より大きいか又はそれに等しい。
典型的には、単一のスポット又はドロップサイズを配置する従来技術の装置では、対角に隣接したスポットのオーバーラップを確実にするために、図4Aに見られるように、スポットサイズDはS20.5(すなわち1.414S)又はわずかにそれより大きくなるように選択される。しかし、現在の例示的な実施形態の密接充填配置によれば、スポットは、空間を埋めるためにS20.5ほど大きい必要はない。図4Bに示されているように、大きなスポットに対しては1.1Sのスポットサイズ、及び小さなスポットに対しては0.8Sのスポットサイズが、付加的なカバーと共に完全な充填を提供し、方向が誤ったスポットを許容する。この場合、小さなスポットの面積は、大きなスポットの面積の約半分である。図4Cに示されるような大きなスポットについては1.2Sで小さなスポットについては0.6Sであるような、大小スポットの他の組み合わせも可能である。この場合、小さなスポットの面積は、大きなスポットの面積の約1/4である。これらの配置の各々において、印刷されたイメージは優れているが、これは、小さなスポットが印刷余白のエッジからあまり突出していないためである。突出する小さなスポットは、完全に又は部分的に除去されることさえできる。
図5に示されているように、白い空間を最小のオーバーラップで完全にカバーするための大きなスポットの最適な直径Dが決定されることができる。この決定を使用して、カバーとインクの使用との間の効率的なバランス、すなわち最小のインク体積でカバーされる最大面積を得ることができる。これはプリントカートリッジの容量と印刷後に必要とされるインク乾燥時間とによって課せられるインク使用量の制約のために、インク堆積における重要なパラメータである。より少ないインクの射出はまた、チャンネルのより速い再充填を可能にし、単一のスポットサイズで300×600spiの印刷のための速度を越える印刷速度を可能にする。
インク体積の節約の一例として、図4Aを参照して、1.414Sの標準的で一様なスポットサイズの4つのスポットのグループ化は、2BSの全カバー面積を有する。比較として、図4Bは、直径1.1Sの4つのスポット及び直径0.8Sの4つのスポットのグループ化を示す。この場合、全カバー面積は1.85BSである。図4Cは、直径1.2Sの4つのスポット及び直径0.6Sの4つのスポットのグループ化を示し、全カバー面積は1.8BSである。これは、1ページ又は全文書の印刷という観点で見ると、顕著なインクの節約である。
図4Aの例は、全ての射出が完全に方向付けられ且つ全てのスポットが同じサイズを有していれば白い空間無しに紙を完全にカバーする、最小サイズのスポットを示す。図4B及び図4Cの例は、4Aよりも大きなスポットオーバーラップを可能にし、従って、いくつかのスポットがわずかに小さいか又はわずかに方向が誤っていても、完全なカバーを可能にする。それにもかかわらず、図4B及び図4Cに示される両方の例は、図4Aの従来技術よりも少ないインクを使用する。完全なカバーを可能にする2つのスポットの最小全面積を計算することによって、2つのスポットサイズの配列を単一スポットサイズの配列と比較することで、インク節約のより正確な比較さえ得ることができる。
描写の目的で、図5の大きなスポットの直径がD=aS(ここで1.0<a<2)であり、且つ3つの隣接するスポットの交差点が2つの中心の交わる線から距離x=0.5S(a−1)0.5で生じるとする。小さいスポットの最小半径は、これよりr=0.5S(1−(a−1)0.5)である。大小のスポットの完全なオーバーラップのためには、大きなスポットサイズの直径が1.2Sならば、小さなスポットの直径(2r)は少なくとも0.34Sでなければならない。4つの大きなスポットに4つの小さなスポットを加えた面積は、Area=2BS(a−(a−1)0.5)=1.553BSである。大きなスポットの直径が1.1Sであれば、そのときには小さなスポットの直径は少なくとも0.54Sでなければならない。この構成の全面積は1.503BSである。Areaに対する公式を「a」に関して微分し、結果を0と設定すると、最小の全面積が、大きなスポットの直径が1.250.5S=1.12Sであり且つ小さなスポットの直径が0.5Sであるときに得られることが見出される。そのとき、全面積は1.5BSである。これは、図4Aにおける単一スポットサイズD=1.414Sの場合に対して、25%のインクの節約を表す。実際には、堆積されたインクの層が、より小さいスポットに対してはより薄いので、ドロップ体積の節約は25%より多くなることさえあり得る。
上述の計算は、完全なスポット配置と完全に一様なスポットサイズとを仮定して、最小のインク使用量のための最適なスポットサイズの組み合わせを示しているが、実際の印刷の状況では、スポット配置及びスポットサイズの両方において、変動が存在する。補償するために、単一のスポットサイズを有する従来技術のプリントヘッドは、スポットサイズを最小のスポットサイズよりも(10%大きいオーダで)少し大きくすることが、一般的な慣習である。方向の誤りとスポットサイズの不均一さとを伴う実際の印刷状況における2スポットサイズプリントヘッドにおける最小インク使用のための対応する最適スポットサイズの組み合わせについては、スポット直径の好適な範囲は、大きなスポットについては、1.12S−5%に等しいか又はこれより大きく且つ1.12S+15%に等しいか又はこれより小さく、小さなスポットについては、0.5S−5%に等しいか又はこれより大きく且つ0.5S+20%に等しいか又はこれより小さい。ここにおいてさえ、所与のインクは異なる紙の上に異なるスポットサイズを作成し且つスポットサイズはインクジェットプリントヘッドの温度の関数である点を、理解されたい。
インクジェット印刷の全体性能を改良するために、ここで記述されている実施形態は、カラー間にじみの問題を、ある形態では、黒の印刷のために2つの異なるサイズのドロップイジェクタを使用して克服する。これは、完全な黒のカバーが(望まれるならば)単一のパスで行われることができ、小さなドロップが大きなドロップより実質的に小さいようなサイズである。中程度乾性黒インクもまた、少なくともいくつかの実施形態では、よい光学的濃度とより少ないエッジのボケとを提供するために使用される。黒及びカラー印刷の間の境界における又はその近くの大きな黒スポットは、カラー間にじみを抑制するために除去される。
この点に関して、図6を参照すると、大きなスポット616の主グリッドが、小さなスポット618の副グリッドから、x及びyの両方向にS/2だけ対角方向にオフセットして描かれている。ここで、Sはグリッドの間隔である。そのようなパターンを生成することができるプリントヘッドシステム12の一つのプリントヘッド配置が、左に示されている。間隔Sを有する大きなノズル612のリニアアレイ610が、やはり間隔Sの小さなノズル614のリニアアレイと、交互になっている。この配置は、図3に示されたものと同様である。走査方向(x)におけるオフセットは、例えば、小さなノズルの射出を大きなノズルの射出位置に関して遅らせることによって、達成される。もちろん、リニアアレイ610は代表的に示されているのみであって、具現化では、完全なプリントヘッドシステム(示されていない)に結合される。描かれているように、ノズル612及び614は、交互にプリントヘッドに配置されている。しかし、現在の例示的な実施形態を具現化するために、ノズルの様々な配置が同様に利用され得る。例えば、ノズル612の複数のグループが、ノズル614の複数のグループと交互になっていてもよい。さらなる代替案として、ノズル612が一つのプリントヘッドに配置され、ノズル614が別個のプリントヘッドに配置されてもよい。ここに述べられている実施形態は、選択された構成が、以下に図8A〜図8Dに示されているもののように現時点の例示的な実施形態の目的を達成するような方法で、流体の大きなスポット及び流体の小さなスポットを印刷する能力を有している限りは、これらの配置の任意の一つに限定されているものではない。
一つの形態では、黒インクプリントヘッド(単数又は複数)が異なるサイズのノズルのアレイを含むが、カラーインクプリントヘッドはそのようなアレイを含まない。もちろん、ここに記述されている実施形態の目的は、黒インクプリントヘッド(単数又は複数)及びカラーインクプリントヘッド(単数又は複数)の両方が異なるサイズのノズルのノズルアレイを含んでも、達成されることができる。
同様に、ここに記述されている実施形態の教示を具現化して、単一のサイズのノズルのアレイを有する黒インクプリントヘッドと異なるサイズのノズルのノズルアレイを有するカラーインクプリントヘッドとを使用しても良い。これに関して、黒印刷において迅速なスループットを有することが重要であるが、カラー印刷で迅速なスループットを有することは、それほど重要ではない。カラー印刷は、典型的には複数のパスで行われる。したがって、カラードロップイジェクタは、黒に関して記述されたものと同様に、2つのサイズであり得る(ただし、実際のチャンネル、ヒータ、及びオリフィスの寸法は、速乾性カラーインクは中程度乾性黒インクよりも広がりやすい傾向にあるので、より小さくてもよい)。
いくらか大きなドロップ体積を提供するために、大きなドロップイジェクタは、典型的には、小さなドロップイジェクタよりもプリントヘッド上で、ノズルにおいて及びインクチャンネルの横方向寸法の両方、で多くの空間を占める。インクチャンネルの高さは、チャンネルが方向依存性エッチングのような技法によって作成されると、異なり得る。インクチャンネルの高さは、壁がポリイミドで形成されると、ヒータプレート上のチャンネルフロアがポリイミドの厚い層によって小さいドロップイジェクタのために局所的に盛り上がっていなければ、2つのサイズのドロップイジェクタに対して同じである。実際のチャンネル及びノズルの形状は、使用される特定のインク並びに選択される特定のドロップ体積に関して、調整される必要がある。しかし、300spiの主グリッド間隔に対してS=84.7ミクロンの距離内で且つ7〜8ミクロンのチャンネル壁にて、大きなドロップイジェクタが、小さなドロップイジェクタの約4〜5倍の面積のスポットを作成する場合には、大きなチャンネル幅は約50ミクロンで且つ小さなチャンネル幅は約20ミクロンであることができる。滴が射出されるオリフィスは、例えばポリイミドチャンネル壁を狭めるか又はレーザアブレーションされたノズルプレートに異なるオリフィスサイズを提供することによって、ドロップ体積に更なる差を提供することができる。同様に、ヒータの長さ及び幅は、大きなドロップイジェクタに対して、より大きくされる。大きなヒータに要求される大きな電流を提供するために、大きなドロップイジェクタに対する駆動トランジスタもまた、ヒータダイの上で大きな割合の空間を占めることが期待される。
使用されるインクに関して、ある例では、黒インクは中程度の乾性(数秒から数十秒で乾燥する)であり、カラーインクは速乾性(1秒未満で乾燥する)である。ここで記述されている実施形態は、黒及びカラーインクが化学的に相互に析出又は衝突する成分を含むことは、要求していない。
ここで記述されている実施形態によれば、黒及びカラー印刷の境界でカラー間にじみを抑制する方法が実現される。これは、カラー境界の近傍で主として小さい黒スポットを使用する(例えば、カラー境界の近傍で大きな黒スポットの全て又は実質的に全てを除去する)ことによって、達成される。この目的は、境界に白の境界を残さずにカラー間にじみを抑制することである。望まれるならば、小さな黒スポット(600spi印刷に使用されるものよりも、記述された例では、実際には僅かに小さい)は、300spi中心に維持されることができ、あるいは二倍の噴出頻度及び複数パス印刷を使用して600spi中心に印刷されることができる。境界の近傍でカラー画素のいくつかを除去することも可能である。(黒と同様に)2つのサイズのカラースポットが使用されるならば、大きなカラー画素の実質的に全てが、境界にて又はその近傍で除去される。小さなカラースポットのみが使用されるときでも、小さなカラースポットのいくつかを除去することは有用であり得る。
図7はプリントヘッドシステム12の典型的な結果を示しており、ここでは、黒及びカラーの間のエッジ又は境界領域からドロップ又はスポットを除去することなく、ここで企図された技法が使用された。大きな黒スポット702(大きな白の円)、小さな黒スポット704(説明の簡単のために小さなグレーの又は二重にクロスハッチングされた円)、及び異なるカラーの小さなドロップ706(単一にクロスハッチングされた円として示されている)が、印刷対象の配置(例えば第1の配置)に示されている。この場合、2つのタイプのインクの層がオーバーラップしているので、カラー間にじみが生じやすい。
以下の図8A〜図8Dは、ここに記述された実施形態の方法によるカラー間にじみの抑制の例を示しており、選択されたインクのドロップ又はスポットが境界にて消去され、小さな画素が境界で300spi又は600spiのいずれかで使用されている。これは、第1の配置を改変して、ドロップの第2の配置を得ることによって達成される。加えて、境界におけるカラー画素パターンもまた、図8Dにおけるように改変され得る。
より具体的には、図8Aに関して、大きな黒スポット702の列がエッジ又は境界領域で消去されている。示されているように、大きな黒スポット702は、カラースポット706と最も近くの小さな黒スポット704との間の領域で、除去されている。
図8Bに関して、図8Aに従った技法が使用される。しかし、プリントヘッド(単数又は複数)20の第2のパスが使用されて、エッジ領域を小さな黒スポット708(グレー又は二重にクロスハッチングされた円として示されている)でよりよく充填する。これに関して、小さな黒スポット708が、プリントヘッドシステムの小さなノズル、例えばノズル614によって生成され、小さなスポット704のオリジナルの印刷からオフセットされる。
同様にここでは図8Cに関して、大きな黒スポット702を除去する技法が、小さな黒スポット704の頻度を2倍にして且つ第2のパスで印刷される黒スポット708の頻度を2倍にすることによって、さらに改変されることができる。これは、もちろん、エッジ領域におけるインク量を増やすが、依然としてカラー間にじみを避ける。
図8Dに関して、ここに記述された実施形態のさらに他の変形が描かれている。示されているように、プリントヘッドの二重のパスが使用されて、第1のパスの小さな黒スポット704からx及びyの両方向にオフセットされた付加的な黒スポット710(グレー又は二重にクロスハッチングされた円として示されている)を印刷し得る。加えて、いくつかのカラースポット706が同様に、小さなインクのドロップの間でオーバーラップが生じないような方法で除去され得る。
図9は、ここに記述された実施形態にしたがった方法を描いている。この方法は、コントローラ128(図2)を制御するソフトウエアの形態で、本システムでは具現化されている。もちろん、そのようなソフトウエアは様々な形態を取り得て、具現化においては、プリンタ内で様々なハードウエア要素を利用し得て、それらのいくつかは図2に示されている。加えて、任意のそのようなソフトウエアは、コントローラ内に局在してもよく、あるいはシステム内に分散されていてもよい。例えば、記述されたソフトウエア方法の一部は、システムのイメージプロセッサ内に搭載され得る。
示されているように、この方法900は、(902において)印刷されるイメージ内のエッジを検出するプロセスを含む。イメージの処理における正確な時点に依存してイメージが様々な形態を取り得ることを理解されたい。例えば、イメージはビットマップ(又は中間調)イメージであり得て、あるいはコントーン(contone)又は画素あたり8ビットのイメージであり得る。イメージの黒部分とカラー部分との間のエッジは、カラー画素及び黒画素の領域(例えばエッジ又は境界領域)に配置される。この領域はまた、イメージを印刷するためにドロップが射出されるべき配置(例えば第1の配置)に対応する。イメージ処理におけるエッジ検出のための技法はよく知られている。例えば、様々なエッジ検出アルゴリズムが、イメージのカラー領域の近傍の黒領域を決定するために利用可能である。あるいは、ページ記述言語(PDL)が使用されるならば、テキストがカラー領域に印刷されることは明らかである。
もし、エッジが検出されないと、(904において)イメージの通常の処理及び印刷が生じる。しかし、エッジが検出されると、(906において)エッジ領域内の画素が改変される。改変されるべきイメージ又は領域がビットマップ(又は中間調)イメージであると、印刷対象のドロップの第1の配置が改変されて印刷対象のドロップの第2の配置を得て、そこでは、大きなサイズのドロップの少なくともいくつかは、エッジ領域から除去される。これに関して、パラメータが、制御構造(例えばコントローラ128)の内部で、境界領域に基づいてあらかじめ設定される。例えば、パラメータは、境界領域内の画素数、境界領域内で印刷されるべきドロップサイズ、印刷の質、印刷速度、紙のタイプ、及びドロップの実際の位置に基づいて、規定される。所定の及び記憶されたドロップパターンもまた、これに関して使用され得る。図8A〜図8Dのドロップパターンは、第2の配置として作用し得る。これらのパターンは、ROMビットマップ137(図2)に、又は他の適切な位置に、記憶され得る。
イメージ又は領域がコントーン又は画素あたり8ビットのイメージである場合には、イメージはフィルタリングされて、エッジ画素は、小さいドットで(小さいノズルを使用して)印刷されるように十分に低い値を与えられる。もちろん、この改変はまた、図8A〜図8Dに関して上述されたように、大きなドットの選択的な除去も含む。ある場合には、これは、画素値がドロップの印刷を防ぐように与えられるような、大きなドロップに対応する画素のフィルタリングを必要とし得る。他の場合には、改変は大きなドロップ画素の除去は必要とせず、エッジ領域に小さなドロップの印刷のみを許容するようなエッジ領域の管理を必要とするのみであり得る。パターンはまた、第2の配置として記憶され且つ作用し得て、あるいは、(上記のような)パラメータが使用され得る。改変されたイメージは、それから中間調になって処理されることができる。
境界領域又はエッジ領域内の画素パターンがひとたび改変されると、(908において)第2の配置のドロップパターンに対応した適当な信号が、プリントヘッドハードウエアに送られるか、又は単純にそれによって使用される。イメージはそれから、(910において)これらの信号に基づいて印刷される。上述のように、印刷は、ある形態では、可変サイズのノズルを有するプリントヘッドシステムを使用して達成される。
ここで記述された実施形態を取り込んだインクジェットプリンタの模式的な部分斜視図である。 制御システムの模式的なブロック図である。 異なるサイズのノズルの模式的な図である。 同じサイズのノズルを有するプリントヘッドから射出されたドロップのパターンを示す図である。 異なるサイズのノズルを有するプリントヘッドから射出されたドロップのパターンを示す図である。 異なるサイズのノズルを有するプリントヘッドから射出されたドロップの他のパターンを示す図である。 ドロップ間の間隔とオーバーラップとを決定する方法を示す模式的な図である。 例示的なプリントヘッドアレイとグリッドパターンとを示す図である。 例示的なドロップパターンを示す図である。 ここで記述された実施形態に従って印刷された例示的なドロップパターンを描く図である。 ここで記述された実施形態に従って印刷された例示的なドロップパターンを描く図である。 ここで記述された実施形態に従って印刷された例示的なドロップパターンを描く図である。 ここで記述された実施形態に従って印刷された例示的なドロップパターンを描く図である。 ここで記述された実施形態に従った方法を描く図である。
符号の説明
10 インクジェットプリンタ、12 プリントヘッドシステム、14 キャリッジ、16 キャリッジレール、18 ハウジング、20 サーマルインクジェットプリントヘッド、22 電気ケーブル、24 走査方向、26 記録媒体、28 ステップ方向、38 ベルト、40 第1の回転可能プーリ、42 第2の回転可能プーリ、44 リバーシブルモータ、46 エンコーダストリップ、48 パターン、50 センサ、52 ケーブル。

Claims (4)

  1. インクジェット印刷プロセスにおいてカラー間のにじみを低減する方法であって、
    印刷対象のイメージの黒部分とカラー部分との間のエッジを検出するステップであって、前記エッジがドロップの第1の配置における印刷対象のカラー画素及び黒画素の領域内に配置されているステップと、
    前記領域内の印刷対象のドロップの第2の配置を得るために前記領域内の印刷対象の前記ドロップの第1の配置を改変するステップであって、印刷対象のドロップの第2の配置が比較的大きなドロップと比較的小さなドロップとを有するステップと、
    前記イメージを、前記ドロップを前記第2の配置に基づいてプリントヘッドから射出することによって印刷するステップであって、前記プリントヘッドが前記ドロップを射出するように動作するノズルを有し、前記ノズルが前記比較的大きなドロップ及び前記比較的小さなドロップに対応したサイズであるステップと、
    を備えるカラー間のにじみを低減する方法。
  2. 前記改変ステップが、選択された印刷対象のドロップを除去するステップを備える請求項1記載の方法。
  3. インクジェット印刷プロセスにおけるカラー間のにじみを低減するシステムであって、
    印刷対象のイメージの黒部分とカラー部分との間の、ドロップの第1の配置における印刷対象のカラー画素及び黒画素の領域内に配置されているエッジを検出するように動作し、且つ前記領域内の印刷対象のドロップの第1の配置を改変して前記領域内の印刷対象のドロップの第2の配置を得るように動作するコントローラであって、印刷対象のドロップの第2の配置が比較的大きなドロップと比較的小さなドロップとを含むコントローラと、
    前記ドロップを射出するように動作するノズルを有する少なくとも一つのプリントヘッドであって、前記ノズルが前記比較的大きなドロップ及び前記比較的小さなドロップに対応したサイズであるプリントヘッドと、
    を備えるカラー間のにじみを低減するシステム。
  4. 前記コントローラが所定のパターンに基づいて改変するように動作する請求項3記載のカラー間のにじみを低減するシステム。
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