JP2006136084A - 揺動体装置、及びその作製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動櫛歯状構造体と固定櫛歯状構造体の間の噛み合いアライメントを比較的容易に達成できる揺動体装置である。
【解決手段】揺動体装置は、可動板102と、可動板102を支持基板105に対して揺動可能に軸支する軸支部101と、可動板102から延びる第一の可動櫛歯状構造体104と、第一の可動櫛歯状構造体104上に設けられる接続層111と、接続層111を介して第一の可動櫛歯状構造体104に接合され且つ第一の可動櫛歯状構造体104とほぼ同じ方向に延びる第二の可動櫛歯状構造体112と、第一の可動櫛歯状構造体104と隔間して噛み合わさる位置に配置される第一の固定櫛歯状構造体115、116と、第二の可動櫛歯状構造体112と隔間して噛み合わさる位置に配置される第二の固定櫛歯状構造体113、114と、可動櫛歯状構造体と固定櫛歯状構造体との間に静電力を働かせて可動板102を揺動・変位させる静電駆動手段を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、可動板が揺動運動する小型のアクチュエーターなどの揺動体装置、その作製方法等に関する。
可動板が揺動運動するアクチュエーターなどの揺動体装置は、例えば、レーザ光を偏向する用途に利用されるものである。従来、レーザ光を偏向・走査する走査ミラーとしては、ガルバノミラーがある。ガルバノミラーの駆動原理は次の如きものである。磁界中に配置した可動コイルに電流を流すと、電流と磁束とに関連して電磁力が発生して、電流に比例したトルクが生じる。そして、このトルクとバネ力とが平衡する角度まで可動コイルが回転し、この可動コイルを介して指針を振らせて電流の有無や大小を検出する。ガルバノミラーは、こうしたガルバノメータの原理を利用したもので、可動コイルと一体に回転する軸に、前記指針の代わりに反射鏡を設けて構成される。
しかしながら、ガルバノミラーでは、機械巻きの駆動コイルと磁界発生のための大型ヨークが必要であり、主に出力トルクの理由から、これらの機械要素の小型化には限度がある。また同時に、各構成部材を組み上げる際のスペース等から、光偏向のための装置全体のサイズが大きくなっていた。
小型の光偏向器としては、半導体製造技術を応用して微小機械を半導体基板上に一体形成するマイクロマシニング技術を用いて作製した光偏向器がある。例えば、K.E.Petersen等によりシリコンで形成されるTorsional Scanning Mirrorが提案されている(非特許文献1参照)。この光偏向器は、図13に示す様に、機械的可動部が光偏向板としてのミラーとミラーを支持する梁からなり、ミラーと基板上に形成した固定電極との間に駆動電圧を印加して生じる静電引力により、梁にねじりモーメントを与えてねじり回転させ、ミラーの偏向角度を変えるものである。ミラー部の最大偏向角はミラー部と基板との空隙間隔t0にて一義的に決定される。一般に、光偏向器においては偏向角が大きいほど良く、これには空隙間隔を大きくとる必要がある。しかし、空隙間隔を大きくとると、固定電極とミラー部との距離が増加し、駆動電圧が著しく増加してしまう。逆に低電圧化を図るには空隙間隔を短くし、ミラー部の偏向角を抑える必要があり、こうして駆動電圧の低減化と大偏向角化は合い矛盾する要求であった。
これに対して、別の小型の光偏向器として、図14に示す様に、可動ミラー(可動板)上に可動櫛型電極を形成し、これと互いに間隔を置いて噛み合う様に固定櫛型電極を上下に配置し、可動櫛型電極と固定櫛型電極との間に上下に引き合うような静電引力を生じさせ、可動ミラーを偏向させるものがある(特許文献1参照)。この構成の光偏向器は、電極間の距離が狭く構成できるため、駆動電圧を低くすることが可能となる。また、トーションバーに対しては、ねじり方向以外の変位(上下、左右の変位)を抑えることが可能なため、軸ズレを低減できる。また、非共振駆動においては、トーションバーを柔らかくすることが低電圧での駆動において重要となるが、この構成においては、上下に引き合うような静電引力を生じさせるので、トーションバーを柔らかくすることが可能である。
IBM J.RES. DEVELOP.,VOL.24,NO5,9,1980.P631-637 特開平2003−241134号公報
この様な可動櫛型電極と固定櫛型電極との間のアライメントは非常に高精度に行う必要がある。しかしながら、上記の構成においては、ミラー(可動板)上に形成される可動櫛型電極と、その上下に配置される固定櫛型電極を別々に形成しているため、個々の基板に形成される櫛型電極同士のアライメントが相当に難しく、それ相応に生産コストがかかる。
上記課題に鑑み、本発明の揺動体装置は、可動板と、可動板を支持基板に対して揺動可能に軸支する少なくとも1つのトーションバーなどの軸支部と、可動板から延びる第一の可動櫛歯状構造体と、第一の可動櫛歯状構造体上に設けられる接続層と、接続層を介して第一の可動櫛歯状構造体に接合され且つ第一の可動櫛歯状構造体とほぼ同じ方向に延びる第二の可動櫛歯状構造体と、第一の可動櫛歯状構造体と隔間して噛み合わさる位置に配置される第一の固定櫛歯状構造体と、第二の可動櫛歯状構造体と隔間して噛み合わさる位置に配置される第二の固定櫛歯状構造体と、第一の可動櫛歯状構造体と第一の固定櫛歯状構造体、または第二の可動櫛歯状構造体と第二の固定櫛歯状構造体との間に静電力を働かせて可動板を揺動・変位させる静電駆動手段を備えることを特徴とする。
典型的には、前記軸支部はトーションバーであり、第一の可動櫛歯状構造体及び第二の可動櫛歯状構造体は、トーションバーの伸長方向に略直交する方向に延びるが、軸支部が片持ち梁式の形態で可動板を揺動可能に軸支して、軸支部のある側と反対側の可動板の端部から第一の可動櫛歯状構造体及び第二の可動櫛歯状構造体が片持ち梁式軸支部の伸長方向に略平行な方向に延びる如き形態も可能である。
また、上記課題に鑑み、本発明の揺動体装置の作製方法は、上記の如き構成を有し、可動板と軸支部と第一の可動櫛歯状構造体と第一の固定櫛歯状構造体が第一の共通基板から形成されて成り、第二の可動櫛歯状構造体と第二の固定櫛歯状構造体が第二の共通基板から形成されて成り、第一の共通基板と第二の共通基板段が接続層を介して接合されて位置決めされている揺動体装置の作製方法であって、可動板と軸支部と第一の可動櫛歯状構造体と第一の固定櫛歯状構造体を第一の共通基板からほぼ形成する第一の工程と、第二の可動櫛歯状構造体と第二の固定櫛歯状構造体を第二の共通基板からほぼ形成する第二の工程と、これら第一の共通基板と第二の共通基板を、第一の可動櫛歯状構造体と第二の可動櫛歯状構造体がそれぞれほぼ形成された側の面で、絶縁膜からなる接続層を介して接合する第三の工程を含むことを特徴とする。

また、上記課題に鑑み、本発明の光偏向器は、上記の揺動体装置の可動板上に反射鏡を形成して構成されていることを特徴とし、そして本発明の画像表示装置、画像形成装置などの光学機器は、この光偏向器、及び光偏向器に入射させる光を出射する光源を具備することを特徴とする。
上記構成を有する本発明の揺動体装置によれば、上記の如き本発明の作製方法を用いて作製できるので、比較的容易に、第一の可動櫛歯状構造体と第一の固定櫛歯状構造体を隔間して噛み合わさる位置に配置し、第二の可動櫛歯状構造体と第二の固定櫛歯状構造体を隔間して噛み合わさる位置に配置することができる。そして、第一の可動櫛歯状構造体と第一の固定櫛歯状構造体の組と、第二の可動櫛歯状構造体と第二の固定櫛歯状構造体の組の間には、必ずしも、高精度なアライメントを必要としない。つまり、可動櫛歯状構造体と固定櫛歯状構造体を別々の基板に形成した場合に必要となるアライメント精度を要する組み立て工程が不要となる。
以下に、具体的な実施例を用いて本発明を詳細に説明する。
(第一の実施例)
図1乃至図5と図10を用いて、アクチュエーターないし揺動体装置に係る本発明の第一の実施例を説明する。図1は本実施例の構成を示す上面図、図2はその揺動体装置の構成を示す断面図、図3はその揺動体装置の駆動方法を説明する断面図、図4と図5は、本実施例の第一及び第二の可動櫛歯状構造体と、第一及び第二の固定櫛歯状構造体の作製工程を説明する断面図である。
本実施例の揺動体装置は、図1及び図2に示す様に、可動板102と、可動板102を支持基板105に対して揺動可能に軸支する2つのトーションバー101と、可動板102の両縁部からトーションバー101の伸長方向に略直交する方向に延びる第一の可動櫛歯状構造体104と、第一の可動櫛歯状構造体104と第一の固定櫛歯状構造体115、116上に形成される絶縁膜からなる接続層111と、接続層111上に形成され且つトーションバー101の伸長方向に略直交する方向に延びる第二の可動櫛歯状構造体112と、第一の可動櫛歯状構造体104と隔間して噛み合わさる位置にアライメントされて配置される第一の固定櫛歯状構造体115、116と(ここで、隔間して噛み合うとは、図1に示す様に、一方の櫛歯状構造体の前記略直交方向に延びる凹部の両壁からほぼ等距離だけ隔たって他方の櫛歯状構造体の前記略直交方向に延びる凸部が配される噛み合い関係を言う)、第二の可動櫛歯状構造体112と隔間して噛み合わさる位置にアライメントされて配置され、接続層111上に形成されている第二の固定櫛歯状構造体113、114と、第一の可動櫛歯状構造体104と第一の固定櫛歯状構造体115、116、または第二の可動櫛歯状構造体112と第二の固定櫛歯状構造体113、114との間に静電力を働かせて可動板102を揺動・変位させる静電駆動手段(第一の可動櫛歯状構造体104、第二の可動櫛歯状構造体112、第一の固定櫛歯状構造体115、116、第二の固定櫛歯状構造体113、114に配線するためのコンタクトパッド106〜110を除いて、不図示)と
を備えている。ここで、可動板102上に反射鏡を形成すれば光偏向器として構成される。この場合、アルミなどの金属で反射鏡を第二の可動櫛歯状構造体112までかかる様に形成すれば、第一の可動櫛歯状構造体104上に絶縁膜の接続層111を介して接合された第二の可動櫛歯状構造体112と第一の可動櫛歯状構造体104を電気的に一体にできる。
この実施例において、トーションバー101は、可動板102に対して、その中心部を通る一直線上にあって且つ可動板102の重心を両側で支持する様に位置する。また、トーションバー101は、固定端103で支持基板105に固定されている。トーションバー101は本実施例では2本あるが、1本であっても良い。後述する様に、これらのトーションバー101、可動板102、第一の可動櫛歯状構造体104及び第一の固定櫛歯状構造体115、116は第一の共通基板を除去加工して一体形成することができる。第一の共通基板には、例えば単結晶シリコン基板を用いることができ、支持基板105にパイレックス(登録商標)ガラス基板を用いてこれに陽極接合して固定できる。パイレックスガラス基板105上には、可動櫛歯状構造体や固定櫛歯状構造体に電圧を印加するための配線、コンタクトバッド106〜110などが形成され、可動板102の揺動運動に干渉しない様に貫通孔120が形成されている。
また、第一の可動櫛歯状構造体104上に接続層111を介して接合されている第二の可動櫛歯状構造体112、及び第一の固定櫛歯状構造体115、116上に接続層111を介して接合されている第二の固定櫛歯状構造体113、114も、第二の共通基板を除去加工して一体形成することができる。この共通基板としても、例えば単結晶シリコン基板を用いることができる。第二の可動櫛歯状構造体112は金属薄膜層(不図示)で可動板102と電気的に接続されていて、したがって第一の可動櫛歯状構造体104と電気的に接続されている。金属薄膜層としては、例えば、蒸着で成膜されるアルミでもよく、本実施例の揺動体装置を光偏向器として用いる場合には、上記の如く金属薄膜層は、可動板上の反射鏡としての機能を兼ねられる。
また、固定櫛歯状構造体113〜116は、第一及び第二の可動櫛歯状構造体104、112が揺動して傾くときに、いずれか一方と噛み合うような位置に配置される。上記した様に、固定櫛歯状構造体113〜116は、それぞれ、それと噛み合う可動櫛歯状構造体104、112と同一の単結晶シリコン基板を除去加工して形成することができる。勿論、第一及び第二の可動櫛歯状構造体104、112と固定櫛歯状構造体113〜116とは電気的な接続はない。また、固定櫛歯状構造体113〜116は、それぞれ、絶縁層からなる接続層111の存在により、電気的に絶縁されている。
この構成の揺動体装置において、可動板102と第二の可動櫛歯状構造体112が金属薄膜層で接続し、また可動板102と第一の可動櫛歯状構造体104とは共通基板を除去加工して一体形成されているため、上述した様に、第一の可動櫛歯状構造体104と第二の可動櫛歯状構造体112は電気的に接続している。したがって、固定櫛歯状構造体113、116に正のバイアス電圧を加え、固定櫛歯状構造体114、115に負のバイアス電圧を加え、可動櫛歯状構造体104、112に、例えば、図10に示す様なノコギリ波の駆動電圧を加えると、図3に示す様に、第一及び第二の可動櫛歯状構造体104、112は、固定櫛歯状構造体113と116、114と115に交互に静電引力によって引き付けられ、変位角の応答波形も印加電圧波形と同様のノコギリ波となる(図3(a)、(b)、(c)の状態1〜3は図10(b)の状態1〜3と一致)。これにより、可動板102はトーションバー101を回転軸として揺動運動する。
この際、第二の可動櫛歯状構造体112と第二の固定櫛歯状構造体113、114及び第一の可動櫛歯状構造体104と第一の固定櫛歯状構造体115、116は、それぞれ、噛み合う様に正確にアライメントされているが、第二の可動櫛歯状構造体112と第一の固定櫛歯状構造体115、116及び第一の可動櫛歯状構造体104と第二の固定櫛歯状構造体113、114は必ずしも正確にアライメントされていないので、第一及び第二の可動櫛歯状構造体104、112の両方が固定櫛歯状構造体113と116、114と115と噛み合う揺動運動ではなく、第一及び第二の可動櫛歯状構造体104、112の片方のみが固定櫛歯状構造体113と116、114と115と噛み合う揺動運動が行われる。図3はこの揺動運動の様子を示している。ただし、第二の可動櫛歯状構造体112と第一の固定櫛歯状構造体115、116及び第一の可動櫛歯状構造体104と第二の固定櫛歯状構造体113、114も正確にアライメントされているのなら、可動櫛歯状構造体と固定櫛歯状構造体が深く噛み合う揺動運動も可能となる。
第一及び第二の可動櫛歯状構造体104、112、第一の固定櫛歯状構造体115、116、第二の固定櫛歯状構造体113、114へのバイアス電圧の加え方は、上記の方法に限られず、トーションバー101を回転軸とする可動板102の揺動運動を可能とする限り、種々の方法が可能である。また、可動櫛歯状構造体104、112と固定櫛歯状構造体115、116、113、114の少なくとも1つの組が、可動板102の揺動・変位に伴って変化するそれらの間の静電容量を検出するための静電容量検出手段を兼ねることもできる。これにより、可動板102の変位角の情報を検出でき、この角変位情報をもとにフィードバック制御することで可動板102の変位角を高精度に制御できる。この場合、静電容量の変化の差動検出も可能である。
ここで、第一及び第二の可動櫛歯状構造体と、第一及び第二の固定櫛歯状構造体の作製工程の一例を図4と図5に沿って説明する。まず、共通基板1から、第一の可動櫛歯状構造体104と第一の固定櫛歯状構造体115、116を形成する作製工程を説明する。共通基板1には、厚さ200μmの単結晶シリコンを用い、基板の表面には、酸化膜からなる第一の可動櫛歯状構造体用のマスク501、第一の固定櫛歯状構造体用のマスク502がフォトリソグラフィーとエッチングにより形成される。可動櫛歯状構造体用のマスク501の厚みは1.5μm、固定櫛歯状構造体用のマスク502の厚みは0.5μmである。また、共通基板1の裏面には、第一の固定櫛歯状構造体用のマスク502にほぼ対応して、酸化膜からなるマスク505が形成される。マスク505の厚みは1.5μmである。(図4(1-a))
次に、ICP-RIEを用いて共通基板1を表面から厚さ方向へ80μmエッチングする(図4(1-b))。続いて、固定櫛歯状構造体用のマスク502を除去する(図4(1-c))。除去する方法としては高速原子線エッチングを用いても良い。このとき同じ酸化膜からなるマスク501の厚みも減少するが、除去前の厚みに差を設けておくことで、マスク501を残してマスク502を除去することができる。
次に、ICP-RIEを用いて共通基板1を表面から更に70μmエッチングする(図4(1-d))。このエッチングにより、図2や図3で示す様な第一固定櫛歯状構造体113、114と第二の固定櫛歯状構造体115、116との間のギャップの半分が形成される。続いて、共通基板1の表面側に酸化膜503を形成する(図4(1-e))。この酸化膜503はプラズマTEOS−CVDを用いて成膜してもよい。続いて、共通基板1とパイレックスガラス基板504を陽極接合する(図4(1-f))。パイレックスガラス基板504には貫通孔514が設けられている。
次に、共通基板2から、第二の可動櫛歯状構造体112と第二の固定櫛歯状構造体113、114を形成する作製工程を説明する。共通基板2には、厚さ200μmの単結晶シリコンを用い、基板の表面には、酸化膜からなる第二の可動櫛歯状構造体用のマスク506、第二の固定櫛歯状構造体用のマスク507がフォトリソグラフィーとエッチングにより形成される。可動櫛歯状構造体用のマスク506の厚みは1.5μm、固定櫛歯状構造体用のマスク507の厚みは0.5μmである。また、基板2の裏面には、第二の固定櫛歯状構造体用のマスク507にほぼ対応して、酸化膜からなるマスク508が形成される。マスク508の厚みは1.5μmである。(図4(2-a))
次に、ICP-RIEを用いて共通基板2を表面から厚さ方向へ80μmエッチングする(図4(2-b))。続いて、固定櫛歯状構造体のマスク507を除去する(図4(2-c))。除去する方法としては高速原子線エッチングを用いても良い。このとき同じ酸化膜からなるマスク506の厚みも減少するが、除去前の厚みに差を設けておくことで、マスク506を残してマスク507を除去することができる。
次に、ICP-RIEを用いて共通基板2を表面から更に70μmエッチングする(図4(2-d))。このエッチングにより、図2や図3で示す様な第一固定櫛歯状構造体113、114と第二の固定櫛歯状構造体115、116との間のギャップの他の半分が形成される。続いて、マスク506を除去する(図4(2-e))。次に、表面側に絶縁材料の接着層509を形成する(図4(2-f))。
次に、上記工程で加工された共通基板1と共通基板2を接着層509で接着する(図5(3-a))。そして、共通基板1、2の裏面側(酸化膜からなるマスク508のある側と酸化膜からなるマスク505のある側)からICP-RIEを用いて、厚さ方向へ80μmエッチングする(図5(3-b))。これにより、第二の可動櫛歯状構造体511と第二の固定櫛歯状構造体513が切り離されて形成されると共に、第一の可動櫛歯状構造体510と第一の固定櫛歯状構造体512が、酸化膜503による接続部を除いて、切り離されて形成される。最後に、酸化膜503を除去する(図5(3-c))。酸化膜503を除去する方法としては、HFの蒸気を用いたドライプロセスを用いることができる。なお、上記工程において、共通基板1には、可動板102、トーションバー101、固定端103も適当なパターニングとエッチングにより並行的に形成される。また、可動板102上にミラーを形成する場合は、図5(3-c)の工程のところで行えばよい。
この作製方法では、第一の可動櫛歯状構造体510及び第二の可動櫛歯状構造体511は、それぞれ、それと隔間して噛み合う第一の固定櫛歯状構造体512及び第二の固定櫛歯状構造体513と共に、共通基板を除去加工して形成され、かつ可動櫛歯状構造体と固定櫛歯状構造体のアライメントは、初期のフォトリソグラフィーとエッチングで共通基板の表面に形成されるマスク501及びマスク502、マスク506及びマスク507により決定される。したがって、可動櫛歯状構造と固定櫛歯状構造体の形成後の両者間のアライメントを必要としない。また、共通基板1と共通基板2の接着には高精度なアライメントを必要としない(勿論、高精度なアライメントをしても構わなく、この場合には、可動櫛歯状構造と固定櫛歯状構造体が深く噛み合う様な揺動運動も可能となる)。つまり、可動櫛歯状構造体と固定櫛歯状構造体を別々の基板に形成した場合に必要となるアライメント精度を要する組み立て工程が不要であり、生産が容易となる。また、固定櫛歯状構造体を第一及び第二の可動櫛歯状構造体を挟む様に配置し、可動櫛歯状構造体を上下に引き合う様に電位を与えることができる。これにより、トーションバーにねじり以外の変位(左右及び上下の変位)を与えることが抑えられる。したがって、トーションバーを柔らかく形成でき、低電圧で大きな角変位を可動板に生じさせることができる。また、大型のヨークなどを必要としないため構造を小型にできる。その様な小型の揺動体装置は、光偏向器、この光偏向器を用いた光学機器を提供するにあたり、その利点を発揮する。
(第二の実施例)
次に、第二の実施例の揺動体装置を図6乃至10に沿って説明する。図6は本実施例の構成を示す上面図、図7はこの揺動体装置の断面図、図8は本実施例の揺動体装置の構成を示す分解上面図、図9と図10は本実施例の揺動体装置の駆動方法を説明する図である。第二の実施例が第一の実施例と異なる点は、第一の実施例の様に可動櫛歯状構造体を可動板の縁部(トーションバーの伸長方向に略垂直な方向についての縁部)から伸ばして形成するのではなく、可動櫛歯状構造体をトーションバーに近接してその両側に配し、その伸長方向に略垂直な方向に伸ばして形成していることである。その他の点は第一の実施例と実質的に同じである。
本実施例でも、共通基板1として、厚さ200μmの単結晶シリコン基板を用い、この単結晶シリコン基板をICP−RIE装置を用いて垂直エッチングすることにより、トーションバー601、トーションバー601と略平行な支持部603を有する可動板602、第一の可動櫛歯状構造体604、第一の可動櫛歯状構造体604と隔間して噛み合う固定櫛歯状構造体605、606を形成している(図8(a))。トーションバー601は固定端607で、コンタクトパッド(Ti/Pt)608〜612が形成されたパイレックスガラス基板613に陽極接合されている。同様に、固定櫛歯状構造体605、606もパイレックスガラス基板613に陽極接合されている。固定櫛歯状構造体605はコンタクトパッド609と、固定櫛歯状構造体606はコンタクトバッド608と、固定端607はコンタクトパッド610と陽極接合時にそれぞれ接触し、電気的にそれぞれ接続している。また、パイレックスガラス基板613の可動板602の直下に位置する個所には貫通孔614が設けてある。
他方、共通基板2としても、厚さ200μmの単結晶シリコン基板を用い、この単結晶シリコン基板をICP−RIE装置を用いて垂直エッチングすることにより、第二の可動櫛歯状構造体615、第二の可動櫛歯状構造体615と隔間して噛み合う固定櫛歯状構造体616、617を形成している(図8(b))。また、第二の可動櫛歯構造体615は、接続層618を介して第一の可動櫛歯状構造体604と可動板602上に配置されている。接続層618には絶縁体の酸化膜を用いている。固定櫛歯状構造体616はコンタクトパッド612と、固定櫛歯状構造体617はコンタクトパッド611とそれぞれワイヤーボンディング(不図示)で電気的に接続している。
可動板602と第二の可動櫛歯状構造体615はミラーなどの金属薄膜層(不図示)で接続し、また可動板602と第一の可動櫛歯状構造体604とは一体形成されているため、第一の可動櫛歯状構造体604と第二の可動櫛歯状構造体615は電気的に接続している。一方、各固定櫛歯状構造体間は電気的に絶縁されている。したがって、本実施例でも、固定櫛歯状構造体605、617に負のバイアス電圧、固定櫛歯状構造体606、616に正のバイアス電圧を加え、可動櫛歯状構造体604、615に、例えば、図10に示すようなノコギリ波の駆動電圧を加えると、図9に示す様に、第一及び第二の可動櫛歯状構造体604、615は、それぞれ、固定櫛歯状構造体605と617、606と616に交互に静電引力によって引き付けられ、変位角の応答波形も印加電圧波形と同様のノコギリ波となる(図9の状態1〜3は図10(b)の状態1〜3と一致)。これにより、可動板602はトーションバー601を回転軸として揺動運動する。
本実施例の揺動体装置でも、大型のヨークなどを必要としないため小型にできる。また、第一及び第二の可動櫛歯状構造体は、それぞれ、それと隔間して噛み合う固定櫛歯状構造体と共に、共通基板を除去加工して形成されているため、可動櫛歯状構造体と固定櫛歯状構造体とが干渉することはない。つまり、可動櫛歯状構造体と固定櫛歯状構造体を別々の基板に形成した場合に必要となるアライメント精度を要する組み立て工程が不要である。また、固定櫛歯状構造体を第一及び第二の可動櫛歯状構造体を上下から挟む様に配置し、上下に引き合う様に電位を与えられるので、トーションバーにねじり以外の変位(左右及び上下の変位)を与えることが抑えられる。したがって、トーションバーを柔らかく形成でき、低電圧で大きな角変位を生じることができる。また、可動櫛歯状構造体が可動板の一部である支持体上に設けられており、可動板の変位角と可動櫛歯状構造体の変位角が略一致しており、単位変位角あたりの可動櫛歯状構造体と固定櫛歯状構造体との重なり面積の変化量が大きい。これにより、変位角あたりの可動櫛歯状構造体と固定櫛歯状構造体とで形成する静電容量の変化量が大きくなり、低電圧で大きな変位角を生じさせることが可能になる。これらは、第一の実施例の効果とほぼ同じである。
本実施例に特有の効果として、この構成の揺動体装置を共振駆動させる場合には、揺動体装置の慣性モーメントが、可動板の縁に可動櫛歯を形成した構成の場合よりも小さくできるので、可動板の角変位のスピードの高速化が可能である。また、非共振駆動においては、慣性モーメントが小さくできるので駆動波形に対する応答性が高くでき、変位角の応答波形を、急激に変化する部分を持つ三角波などにすることも可能である。
(第三実施例)
次に、第三実施例に係る光学機器について説明する。本実施例の光学機器では、上記実施例で説明した揺動体装置の可動板上の金属薄膜を反射鏡として用いた光偏向器を使用している。図11は、光学機器として画像表示装置の場合を例として示す図である。
図11において、1101は、図1などの光偏向器を偏向方向が互いに直交する様に2個配置した光偏向器群であり、この場合は、水平・垂直方向に入射光をラスタスキャンする光スキャナ装置として用いている。1102はレーザ光源である。1103はレンズ或いはレンズ群であり、1004は書き込みレンズ又はレンズ群、1105は投影面である。レーザ光源1102から射出されたレーザ光は、光走査のタイミングと関係した所定の強度変調を受けて、光偏向器群1101により2次元的に走査される。走査されたレーザ光は、書き込みレンズ1104を透過して投影面1105上に画像を形成する。これにより、大走査角を特徴とし且つ生産性が良く低消費電力の光スキャナ装置を実現できる。
(第四実施例)
図12は、上記実施例で示した揺動体装置の可動板上の金属薄膜を反射鏡として用いた光偏向器を画像形成装置に用いた場合の第四実施例を示す図である。
図12において、1201は図1などに示された光偏向器であり、この場合は、入射光を1次元に走査する光スキャナ装置として用いている。1202はレーザ光源である。1203はレンズ或いはレンズ群であり、1204は書き込みレンズ或いはレンズ群、1205は感光体である。レーザ光源1202から射出されたレーザ光は光走査のタイミングと関係した所定の強度変調を受けて、光偏向器1201により1次元的に走査される。走査されたレーザ光は、書き込みレンズ1204により感光体1205上へ画像を形成する。感光体1205は図示しない帯電器により一様に帯電されており、この上に光を走査することにより静電潜像が形成される。そして、図示しない現像器により静電潜像の画像部分にトナー像が形成され、これを、例えば、図示しない用紙に転写・定着することで用紙上に可視像が形成される。これにより、大走査角を特徴とし且つ生産性が良く低消費電力の画像形成装置を実現できる。
本発明の揺動体装置の第一の実施例を示す上面図である。 本発明の揺動体装置の第一の実施例を示す断面図である。 本発明の揺動体装置の第一の実施例の駆動方法を説明する断面図である。 本発明の揺動体装置の第一の実施例の櫛歯状構造体の作製方法を説明する断面図である。 本発明の揺動体装置の第一の実施例の櫛歯状構造体の作製方法を説明する断面図である。 本発明の揺動体装置の第二の実施例を示す上面図である。 本発明の揺動体装置の第二の実施例を示す断面図である。 本発明の揺動体装置の第二の実施例の分解上面図である。 本発明の揺動体装置の第二の実施例の駆動方法を説明する断面図である。 本発明の揺動体装置の可動櫛歯状構造体への印加電圧と可動体の変位角変化を示す図である。 本発明の揺動体装置を光偏向器として用いた第三実施例に係る画像形成装置を示す図である。 本発明の揺動体装置を光偏向器として用いた第四実施例に係る画像形成装置を示す図である。 従来例を示す図である。 他の従来例を示す図である。
符号の説明
101、601 軸支部(トーションバー)
102、602 可動板
104、510、604 第一の可動櫛歯状構造体
105、504、613 支持基板
111、509、618 接続層
112、511、615 第二の可動櫛歯状構造体
113、114、513、616、617 第二の固定櫛歯状構造体
115、116、512、605、606 第一の固定櫛歯状構造体
603 支持部
1101、1201 光偏向器
1102、1202 光源(レーザ)

Claims (10)

  1. 可動板と、可動板を支持基板に対して揺動可能に軸支する少なくとも1つの軸支部と、可動板から延びる第一の可動櫛歯状構造体と、第一の可動櫛歯状構造体上に設けられる接続層と、接続層を介して第一の可動櫛歯状構造体に接合され且つ第一の可動櫛歯状構造体とほぼ同じ方向に延びる第二の可動櫛歯状構造体と、第一の可動櫛歯状構造体と隔間して噛み合わさる位置に配置される第一の固定櫛歯状構造体と、第二の可動櫛歯状構造体と隔間して噛み合わさる位置に配置される第二の固定櫛歯状構造体と、第一の可動櫛歯状構造体と第一の固定櫛歯状構造体、または第二の可動櫛歯状構造体と第二の固定櫛歯状構造体との間に静電力を働かせて可動板を揺動・変位させる静電駆動手段を備えることを特徴とする揺動体装置。
  2. 前記軸支部はトーションバーであり、前記第一の可動櫛歯状構造体及び第二の可動櫛歯状構造体は、トーションバーの伸長方向に略直交する方向に延びる請求項1記載の揺動体装置。
  3. 前記可動板と軸支部と第一の可動櫛歯状構造体と第一の固定櫛歯状構造体は第一の共通基板から形成されて成り、前記第二の可動櫛歯状構造体と第二の固定櫛歯状構造体は第二の共通基板から形成されて成り、第一の共通基板と第二の共通基板段は接続層を介して接合されて位置決めされている請求項1または2記載の揺動体装置。
  4. 前記第一の可動櫛歯状構造体は、前記略直交する方向における可動板の縁部から延びている請求項2または3記載の揺動体装置。
  5. 前記第一の可動櫛歯状構造体は、前記軸支部に近接してその伸長方向に略平行な方向に可動部から延びた支持部から延びている請求項2または3記載の揺動体装置。
  6. 前記第一の可動櫛歯状構造体と第一の固定櫛歯状構造体の組と前記第二の可動櫛歯状構造体と第二の固定櫛歯状構造体の組の少なくとも一方が、可動板の揺動・変位に伴って変化するそれらの間の静電容量を検出するための静電容量検出手段を兼ねる請求項1乃至5のいずれかに記載の揺動体装置。
  7. 請求項3記載の揺動体装置の作製方法であって、可動板と軸支部と第一の可動櫛歯状構造体と第一の固定櫛歯状構造体を第一の共通基板からほぼ形成する第一の工程と、第二の可動櫛歯状構造体と第二の固定櫛歯状構造体を第二の共通基板からほぼ形成する第二の工程と、これら第一の共通基板と第二の共通基板を、第一の可動櫛歯状構造体と第二の可動櫛歯状構造体がそれぞれほぼ形成された側の面で、絶縁膜からなる接続層を介して接合する第三の工程を含むことを特徴とする揺動体装置の作製方法。
  8. 前記第一の工程において、第一の可動櫛歯状構造体と第一の固定櫛歯状構造体との前記隔間して噛み合うためのアライメントを、フォトリソグラフィーとエッチングで第一の共通基板の表面に形成するマスクにより行い、前記第二の工程において、第二の可動櫛歯状構造体と第二の固定櫛歯状構造体との前記隔間して噛み合うためのアライメントを、フォトリソグラフィーとエッチングで第二の共通基板の表面に形成するマスクにより行う請求項7記載の揺動体装置の作製方法。
  9. 請求項1乃至6のいずれかに記載の揺動体装置の可動板上に反射鏡を形成して構成されていることを特徴とする光偏向器。
  10. 請求項9記載の光偏向器、及び前記光偏向器に入射させる光を出射する光源を具備することを特徴とする光学機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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