JP2006134804A - 撮像素子及びそれを用いた撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子放出源アレイの信頼性や寿命の低下、電子放出源アレイのマトリックス駆動に要する電力の増大、及び、映像信号のS/Nの低下を招くことなく、広いダイナミックレンジを有する高精細な撮像素子及びそれを用いた撮像装置を提供する。
【解決手段】真空空間を挟んで対向するように各々別の基板上に形成された光電変換膜及び電子放出源アレイとを具える撮像素子において、前記光電変換膜と電子放出源アレイとの間に設けられ、前記電子放出源アレイから放出された電子の量を、二次電子放出を利用して増倍する電子増倍部をさらに具えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

発明の分野
本発明は、真空空間を挟んで対向するように各々別の基板上に形成された光電変換膜及び電子放出源アレイとを具える撮像素子に関するもので、特に電子増倍部を具えた撮像素子に関する。本発明は、このような撮像素子を具える撮像装置にも関する。
加熱しないで電界によって電子を引き出す電子放出源を用いたマトリックスアレイは、FED(Field Emission Display)と呼ばれる平面ディスプレイに用いられている。上述したような電子放出源アレイ及び光電変換膜を真空空間を挟んで対向させた撮像装置も提案されている。例えば、特開平5−6749号公報は、平面形状の金属(M)、絶縁膜(I)、金属(M)から構成されるMIM型電子放出源を適用した2次元マトリックスアレイを、真空空間を挟んで光電変換膜と対向させた撮像装置を開示している。また、特開平6−176704号公報は、円錐形状の電子源の周囲に絶縁物を介して丸い開口を有するゲート電極を設けたSpindt型電子放出源の2次元マトリックスアレイに、真空空間を挟んで光電変換膜を対向させた撮像装置を開示している。これらの撮像装置では、電子放出源が形成されたマトリックスアレイの各交差部から次々に放出される電子群によって光電変換膜に正孔が生成、蓄積され、これを読み出すことによって、入射光像に対応した時系列の映像信号が得られる。
特開平5−6749号公報 特開平6−176704号公報
上述した特開平5−6749号公報に記載の技術では、MIM型電子放出源マトリックスアレイと光電変換膜とを真空空間を挟んで対向させることで撮像装置を構成しているが、このような撮像装置では、MIM型電子放出源の電子放出効率は約1%と低く、MIM型電子放出源から取り出せる単位面積あたりの電子量は、Spindt型電子放出源から取り出せる単位面積あたりの電子量に比べて格段に少ないため、光電変換膜に強い光が入射したときには、光電変換膜において生成、蓄積された多量の正孔をすべて読み出すことができず、ダイナミックレンジの低下や残像の発生を招くという問題があった。
上述した特開平6−176704号公報に記載の技術では、Spindt型電子放出源マトリックスアレイと光電変換膜とを真空空間を挟んで対向させることで撮像装置を構成しているが、撮像装置の高精細化を図るために、Spindt型電子放出源マトリックスアレイを微細化、高集積化したときには、マトリックスアレイの各交差部の面積が減少することから、各交差部に形成できるSpindt型電子放出源の数が少なくなり、放出電子量の減少を招くという問題があった。また、Spindt型電子放出源では、円錐状の電子源とゲート電極との間により高い電圧を印加することで、より多くの量の電子を取り出すことができるが、このような動作条件では、電子源とゲート電極との間で絶縁破壊が生じやすくなると共に、電子源から放出された高密度な電子群によって残留ガスの電離が加速され、それによって生じた陽イオンの射突による電子源の劣化が助長され、信頼性や寿命の低下を招くといった問題があった。さらに、電子源とゲート電極との間に印加する電圧の上昇は、容量性負荷であるSpindt型電子放出源アレイのマトリックス駆動に要する電力を増大させると共に、マトリックス駆動のために印加されたパルス電圧がSpindt型電子放出源マトリックスアレイと透過性導電膜との間の容量を介して出力映像信号に飛び込むことを助長し、S/Nが劣化するという問題もあった。また、上記以外にも、Spindt型電子放出源を微細化、高集積化してマトリックスアレイの各交差部により多くの数のSpindt型電子放出源を配置することで各交差部からの放出電子量の増加を図ることができるが、微細化、高集積化されたSpindt型電子放出源を各交差部に一様に形成するには、より高度で複雑な作成工程が必要で、作成歩留まりが著しく低下するといった問題もあった。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、電子放出源アレイの信頼性や寿命の低下、電子放出源アレイのマトリックス駆動に要する電力の増大、及び、映像信号のS/Nの低下を招くことなく、広いダイナミックレンジを有する高精細な撮像素子及びそれを用いた撮像装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための、請求項1記載の撮像素子は、真空空間を挟んで対向するように各々別の基板上に形成された光電変換膜及び電子放出源アレイとを具え、前記光電変換膜と電子放出源アレイとの間に設けられ、前記電子放出源アレイから放出された電子の量を、二次電子放出を利用して増倍する電子増倍部をさらに具える構成とした。かかる構成によれば、前記電子放出源アレイから放出された電子群は、前記電子放出源アレイに印加された電圧より高い電圧が印加された前記電子増倍部に入射し、前記電子増倍部において二次電子放出現象を利用することで入射した電子量の数倍から数桁倍の電子群に増倍される。この増倍された電子群により、光電変換膜に蓄積された正孔を読み出すため、ダイナミックレンジを拡大できる。
請求項2記載の撮像素子は、請求項1記載の撮像素子において、前記電子増倍部と光電変換膜との間に設けられた、多数の開口を有するグリッド電極をさらに具える構成とした。かかる構成によれば、この増倍された電子群は、前記電子増倍部よりさらに高い電圧が印加された前記グリッド電極によって、前記光電変換膜側により効率的に引き出された後、前記光電変換膜に到達し、そこに蓄積された正孔を読み出す。このため、前記電子放出源から放出される電子量がわずかであっても、強い光が入射したときに光電変換膜に蓄積されるすべての正孔を読み出すことができる。
請求項3記載の撮像素子は、請求項2記載の撮像素子において、前記電子増倍部及びグリッド電極を、コンデンサを経て接地した構成とした。かかる構成によれば、前記電子増倍部及びグリッド電極を、コンデンサを介して接地し、これらをシールド電極として用いることで、マトリックス駆動時における駆動パルスの出力映像信号への飛び込みを実用上問題のないレベルに軽減することができる。
請求項4記載の撮像素子は、請求項1ないし請求項3のいずれかの撮像素子において、前記電子放出源アレイと同一平面状又はその上部に絶縁部を介して設けられ、前記電子放出源が露出するような開口を有する電極をさらに具える構成とした。かかる構成によれば、前記電子増倍部及びグリッド電極に加えて、絶縁物を介して前記電子放出源を取り囲んだ電極に、前記電子放出源に印加される電圧より低い電圧が印加されることで、前記電子放出源から放出された電子群をより効率的に前記電子増倍部に導き、電子群の真空空間での広がりを抑制することが可能になる。
請求項5記載の撮像装置は、請求項1ないし請求項4のいずれかの撮像素子を具える構成とした。
本発明は、電子放出源アレイの信頼性や寿命の低下、マトリックスアレイ駆動に要する電力の増大、及び映像信号のS/Nの低下を招くことなく、広いダイナミックレンジを有した撮像素子及び撮像装置を提供することができる。
以下に、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2に第1の実施の形態を示す。図1は、本実施の形態の撮像素子の概略斜視図である。図2は、前記撮像素子の概略断面図である。本撮像素子は、透光性基板101と、透光性基板101上に形成した透光性導電膜102と、透光性導電膜102上に形成した光電変換膜103と、光電変換膜103と真空空間を挟んで対向するSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210と、光電変換膜103とSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210との間に設けた電子増倍部301とを具える。図1及び図2には示さないが、本撮像素子は、電子放出源アレイ210と、光電変換膜103と、電子増倍部301とを所定の間隔で対面保持させ、かつ、駆動に必要な電圧を供給できる機構や、電子放出源アレイ210と光電変換膜103との間を真空に保つための真空容器等をさらに具える。
透光性基板101には、例えば、可視光撮像の場合にはガラス、紫外光撮像にはサファイアや石英ガラス、X線撮像にはベリリウム(Be)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、ボロンナイトライド(BN)及び酸化アルミ(Al)等のように、撮像する光の波長に応じて選択した公知の基板材料を用いる。
透光性導電膜102を透光性基板101上に、真空蒸着法やスパッタリング法等によって形成する。透光性導電膜102には、例えば、酸化スズ(SnO)膜やITO膜、又は、アルミニウム(Al)等の金属薄膜を用いる。
光電変換膜103を透光性導電膜102上に、真空蒸着法等によって形成する。光電変換膜103には、従来から知られている酸化鉛(PbO)、三硫化アンチモン(Sb)、セレン(Se)、シリコン(Si)、カドミウム(Cd)、カドミウムセレン(CdSe)、亜鉛(Zn)、ヒ素(As)、テルル(Te)等から成る半導体材料を用いるが、なかでも非結晶Seを主体とする半導体材料を用いて高電界を印加した場合には、膜内で光生成電荷のアバランシェ増倍を生じさせて感度を飛躍的に高めることができる。
電子放出源アレイ210には、高融点金属を堆積して作られるSpindt型電子放出源や、シリコン(Si)をエッチングして作られるシリコンコーン型電子放出源、シリコン(Si)を陽極酸化してポーラス状にすることで作られる平面型電子放出源等、公知の電子放出源から成るアレイを用いる。また、電子放出源アレイには1次元のアレイと二次元のマトリックスアレイとがあるが、本撮像素子にはどちらのアレイも適用することができる。本実施の形態では、電子放出源アレイ210として2次元のSpindt型電子放出源マトリックスアレイ(以後、Spindt型電子放出源マトリックスアレイと呼ぶ)を用いた例を示す。Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210は、ガラス、シリコン(Si)、石英、セラミックス、樹脂等から成る基板201と、基板201上に順次形成されたカソード電極202と、絶縁層205と、ゲート電極204とを具える。カソード電極202とゲート電極204とを互いに直交する方向に配列し、X−Yマトリックスを形成する。カソード電極202とゲート電極204の交差部において、ゲート電極204及び絶縁層205を貫通し、カソード電極202の表面に達する細孔を形成し、この細孔内にカソード電極202から突出した電子源203を設ける。電子源203を、モリブデン(Mo)、ニオブ(Nb)、タングステン(W)等の高融点金属で作製する。通常、各交差部には複数の細孔及び電子源203を設ける。また、図示はしないが、各交差部には、電子源203から放出される電子量の時間変動を抑制することなどを目的に保護抵抗層や電流制限トランジスタを形成してもよい。
電子増倍部301は、銀(Ag)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、パラジウム(Pb)等の金属、ステンレス(Fe−Ni−Cr)、銅−ベリリウム(Cu−Be)、ニッケル−ベリリウム(Ni−Be)、銀−ベリリウム(Ag−Be)、銅−マグネシウム(Cu−Mg)、銀−マグネシウム(Ag−Mg)、銅−アルミニウム(Cu−Al)等の合金、シリコン(Si)、ガリウムリン(GaP)、ガリウムヒ素(GaAs)、ガリウムヒ素リン(GaAsP)等の半導体から成る基板と、この基板の表面又は表面の一部の上に形成された、例えば、銀(Ag)、銅(Cu)、白金(Pt)、パラジウム(Pb)、金(Au)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、カリウム−セシウム−アンチモン(K−Cs−Sb)、セシウム−アンチモン(CsSb)、酸化ベリリウム(BeO)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化バリウム(BaO)、酸化セシウム(CsO)、酸化アルミニウム(Al)、ガリウムリン(GaP)、ガリウムリン−セシウム(GaP:Cs)、ガリウムヒ素リン(GaAsP)、酸化ベリリウム−セシウム(BeO:Cs)、セシウム酸化物−セシウム(CsO:Cs)等の公知の材料から成る二次電子放出体とを具える単一又は多段のダイノードか、両端に電極を形成すると共に内壁を抵抗体及び二次電子放出体とした複数の貫通孔を有する鉛ガラス等の絶縁物の板状の基板、又は、両端に電極を形成すると共に内壁に二次電子放出体を形成した複数の貫通孔を有するシリコン(Si)等の半導体の板状の基板を具える、マイクロチャネルプレート(MCP)に代表されるダイノードである。本実施の形態では、電子増倍部301は、金属から成るメッシュ状の基板303と、基板303の表面にメッキ法や蒸着法、スパッタリング法等により形成された二次電子放出体302とを具える。
本撮像素子において、光は透光性基板101及び透光性導電膜102を透過し、光電変換膜103に到達する。透過性導電膜102に電子源203に印加する電圧より高い電圧を印加すると、光によって光電変換膜103内に生じた電子・正孔対のうち、正孔は光電変換膜103のSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210側に移動し、そこに蓄積される。Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210のカソード電極202及びゲート電極204にパルス電極を印加すると、これによって順次選択されたカソード電極202とゲート電極204との交差部に形成された電子源203から電子群が放出される。電子増倍部301の基板302に、電子放出源アレイ210に印加する電圧より高く、かつ、二次電子放出体303からの二次電子の放出比が1を超えるような電圧を印加する。これによって、電子源203から放出された電子は加速され、電子増倍部203の二次電子放出体303に衝突し、二次電子放出体303は、入射した電子の量を超える電子群を放出する。この増倍された電子群は光電変換膜103に蓄積された正孔と再結合し、その際に透光性導電膜102を介して外部回路(図示せず)に流れる電流を出力として取り出すことで、入射光像に対応した映像信号を得ることができる。
本実施の形態による撮像素子では、電子源203から放出された電子の量は電子増倍部301において増倍されるため、電子源203から放出される電子量がわずかであっても、光電変換膜103に蓄積されたすべての正孔を読み出すことができ、広いダイナミックレンジを得ることができる。また、電子増倍部301を具えることで、電子を放出させるためにSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210のカソード電極201とゲート電極204との間に印加する電圧を下げることができるため、上記広ダイナミックレンジの実現において、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210の信頼性や寿命の低下、マトリックス駆動に要する電力の増大、及び、映像信号のS/Nの低下等の弊害を招くことがない。さらに、電子増倍部301の基板303を、コンデンサを介して接地し、これをシールド電極として用いることによって、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210のマトリックス駆動時における駆動パルスの出力映像信号への飛び込みを抑制することができる。
なお、本実施の形態では、単一のメッシュ状の基板303の表面に二次電子放出体302を形成した電子増倍部301を用いたが、図3に示すように、多段に配置されたメッシュ状の基板323の各々の表面に二次電子放出体322を形成した電子増倍部321を用い、基板323の各々に二次電子放出による電子増倍に必要な電圧を印加するか、基板323の各々を抵抗体で接続してその両端の基板に二次電子放出による電子増倍に必要な電圧を印加することによって、電子増倍部321での電子の増倍率を格段に高めることもできる。これによって、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210を微細化、高集積化した場合でも、光電変換膜103に蓄積されたすべての正孔を読み出すことができ、広ダイナミックレンジを実現することができる。
図4及び図5に本発明の第2の実施の形態を示す。図4は、本実施の形態の撮像素子の概略斜視図である。図5は、撮像素子の概略断面図である。図1及び図2と同様の構成要素を同じ符号で示す。本撮像素子は、第1の実施の形態の撮像素子と同様に、透光性基板101と、透光性基板101上に形成した透光性導電膜102と、透光性導電膜102上に形成した光電変換膜103と、光電変換膜103と真空空間を挟んで対向するSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210とを具える。本撮像素子はさらに、光電変換膜103とSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210との間に設けた電子増倍部であるマイクロチャネルプレート(MCP)311と、光電変換膜103とMCP311との間に設けたメッシュ状のグリッド電極401とを具える。図4及び図5には示さないが、本撮像素子は、Spindt電子放出源アレイ210と、光電変換膜103と、MCP311と、グリッド電極401とを所定の間隔で対面保持させ、かつ、駆動に必要な電圧を供給できる機構や、電子放出源アレイ210と光電変換膜103との間を真空に保つための真空容器等をさらに具える。
MCP311は、複数の斜行した貫通孔313を有し鉛ガラス等の絶縁物又はシリコン(Si)等の半導体から成る基板314を具える。貫通孔313を、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210のカソード電極201とゲート電極204との各交差部に形成された複数の電子源203と、貫通孔313のSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210側とが互いに1対1で対向するように配置する。基板314が鉛ガラスの場合、例えば基板314を水素中で還元処理することによって、貫通孔313の内壁315を抵抗体及び二次電子放出体にし、さらに貫通孔313の各々の端に電子入射側電極316及び電子放出側電極312を設ける。基板314がシリコン等の半導体の場合、塗布法、メッキ法、蒸着法、スパッタリング法等によって貫通孔313の内壁315に公知の二次電子放出体を形成し、さらに貫通孔313の各々の端に電子入射側電極316及び電子放出側電極312を設ける。
グリッド電極401は、多数の開口を有するメッシュ状の金属電極や、エッチング法等により多数の開口を設けた絶縁物や半導体にメッキ法、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等によって金属等の導電体をコーティングした電極等である。
MCP311の電子入射側電極316に、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210に印加する電圧より高い電圧を印加し、電子放出側電極312に、電子入射側電極316に印加する電圧よりさらに高い電圧を印加する。したがって、抵抗体である内壁315は、電子入射側電極316から電子放出側電極312に向かって電位が上昇する電位勾配を持つ。さらに、グリッド電極401に、MCP311の電子放出側電極に印加する電圧より高い電圧を印加する。そのため、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210の電子源203から放出された電子は、MCP311側に向かって引き出された後、加速されて貫通孔313の内壁315に射突する。内壁315に形成された二次電子放出体の種類等に合わせて電子入射側電極316に印加する電圧を調節し、内壁315から入射電子の量を超える二次電子群が放出されるようにする。このようにして増倍された電子群は、内壁315の電位勾配によって電子放出側電極312に向かって加速され、再び内壁315に射突することによってその量を増やす。このようにMCP311の貫通孔313を通過する電子群は、内壁315への射突と、そこからの二次電子放出を繰り返すことによって、内壁315に形成された二次電子放出体の種類や内壁315の電位勾配及び貫通孔313の長さに応じて、入射電子量の数倍から数十万倍に増幅され、MCP311から放出される。MCP311から放出された電子群は、電子放出側電極312に印加された電圧より高い電圧を印加されたグリッド電極401によって、光電変換膜103側に加速されて引き出された後、光電変換膜103に達し、そこに蓄積された正孔を読み出す。
このようにして、本実施の形態の撮像素子は、第1の実施の形態の撮像素子と同様に、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210の信頼性の低下、マトリックス駆動に要する電力の増大、映像信号のS/Nの低下等の弊害を招くことなく、高ダイナミックレンジを得ることができる。また、図4及び図5に示すように、光電変換膜103に対して斜行させた貫通孔313を有するMCP311を用いることで、二次電子放出による電子増倍をより効率的に行うことができると共に、貫通孔313の内部で発生した陽イオンが直接電子源203に射突することがないため、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210の長寿命化を実現することができる。さらに、MCP311の電子入射側電極316及び電子放出側電極312と、グリッド電極401とを各々コンデンサを介して接地し、これらの電極をシールド電極として用いることによって、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210のマトリックス駆動時における駆動パルスの出力映像信号への飛込みをより少なくすることができると共に、MCP311から放出された電子群はグリッド電極401によって加速されて光電変換膜103側に引き出されるため、MCP311と光電変換膜103との間の真空空間での電子群の広がりが抑制され、より高い解像度を得ることができる。
なお、本実施の形態では、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210のカソード電極201とゲート電極204との各交差部に形成された複数の電子源203と、MCP311の貫通孔313のSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210側の開口とが互いに1対1で対向する例を示したが、電子源203の面積に比べて貫通孔313の開口面積を格段に小さくし、貫通孔313の数を増やして高密度に形成しても同等の効果を得ることができる。また、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210とMCP311とを平行に対向配置するために、図6に示すように、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210に絶縁物206を形成又は配置し、この上にMCP311を形成又は配置してもよい。
図7は、本発明の第3の実施の形態である撮像素子の概略断面図である。図1、図2、図3及び図4と同様の構成要素を同じ符号で示す。本撮像素子は、第2の実施の形態の撮像素子と同様に、透光性基板101と、透光性基板101上に形成した透光性導電膜102と、透光性導電膜102上に形成した光電変換膜103と、光電変換膜103と真空空間を挟んで対向するSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210と、光電変換膜103とSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210との間に設けた電子増倍部であるマイクロチャネルプレート(MCP)311とを具える。本撮像素子は、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210上に絶縁物208を介して設けられた、電子源203が露出するような開口を有する電極207と、MCP311の電子放出側電極312上に絶縁物502を介して設けられた、貫通孔313の開口が露出するような開口を有する電極グリッド電極501とをさらに具える。図7には示さないが、本撮像素子は、Spindt電子放出源アレイ210と、光電変換膜103と、MCP311とを所定の間隔で対面保持させ、かつ、駆動に必要な電圧を供給できる機構や、電子放出源アレイ210と光電変換膜103との間を真空に保つための真空容器等をさらに具える。
Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210上に設けられた電極207に、電子放出のためにSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210に印加する電圧より低い電圧を印加する。これにより、電子源203から放出された電子群がMCP311の貫通孔313の内壁315に至るまでの真空空間において広がるのを抑制することができ、電子源203から放出された電子群を貫通孔313内により効率的に導くことができる。MCP311の電子放出側電極312上に設けたグリッド電極501に、電子放出側電極312に印加する電圧より高い電圧を印加する。これにより、MCP311から放出された電子群が光電変換膜103に至るまでに広がるのを抑制することができ、より高い解像度を得ることができると共に、例えば第2の実施の形態のようにグリッド電極401を適用した場合に比べて、電子群が走行するMCP311と光電変換膜103との間の空間において電子群が捕捉されることがほとんどないため、より広いダイナミックレンジを実現することができる。
なお、本実施の形態では、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210の電子源203から放出された電子群の真空空間における広がりを抑制するために、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210上に絶縁物を介して、貫通孔313の開口が露出するような開口を有する電極207を設けた例を示したが、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210と同一平面上に、ゲート電極204と絶縁分離され、電子源203が露出するような開口を有する電極を設けるか、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210上に絶縁物208を介して、個々の電極を取り囲む複数の電極を設け、これらの電極に電子放出のためにSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210に印加する電圧より低い電圧を印加すれば、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
図8は、本発明の第4の実施の形態である撮像素子の概略断面図である。図1、図2、図3及び図4と同様の構成要素を同じ符号で示す。本撮像素子は、第2の実施の形態の撮像素子と同様に、透光性基板101と、透光性基板101上に形成した透光性導電膜102と、透光性導電膜102上に形成した光電変換膜103と、光電変換膜103と真空空間を挟んで対向するSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210と、光電変換膜103とSpindt型電子放出源マトリックスアレイ210との間に設けた電子増倍部であるマイクロチャネルプレート(MCP)311とを具える。本撮像素子は、内部に円筒状の空洞を有する円筒型の永久磁石601と、永久磁石の空洞内に配置された真空容器105とをさらに具える。透光性基板101と、透光性導電膜102と、光電変換膜103と、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210と、MCP311とを、永久磁石601の空洞内に配置する。透光性基板101と、Spindt型電子放出源マトリックスアレイの基板201とは、真空容器105の一部として内部を真空に保つ。本撮像素子は、MCP311の電子放出側電極312に接続され、これを支持する支持体701と、MCP311の電子入射側電極316に接続され、これを支持する支持体703と、電子放出側電極312に接続され、これに駆動電圧を印加する給電端子702と、電子入射側電極316に接続され、これに駆動電圧を印加する給電端子704と、透光性導電膜102に接続され、信号を外部回路(図示せず)に出力する信号ピン104とをさらに具える。さらに、図8には示さないが、本撮像素子は、永久磁石601と空洞内の各要素とを保持する機構と、永久磁石601から生じる磁力線の外部への漏洩を防止する磁気シールド機構も具える。
永久磁石601を、酸化鉄(Fe2O3)−ストロンチウム(Sr)−バリウム(Ba)等から成るストロンチウム系フェライト磁石、酸化鉄(Fe2O3)−酸化ストロンチウム(SrO)−バリウム(Ba)−コバルト(Co)−ランタン(La)等から成るランタンコバルト系フェライト磁石、マンガン(Mn)−アルミニウム(Al)−カーボン(C)等から成るマンガンアルミニウムカーボン磁石、鉄(Fe)−クロム(Cr)−コバルト(Co)等から成る鉄クロムコバルト磁石、サマリウム(Sm)−コバルト(Co)等から成るサマリウムコバルト磁石、ネオジウム(Ne)−鉄(Fe)−ホウ素(B)等から成るネオジウム系磁石、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)−アルミニウム(Al)や、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)−アルミニウム(Al)−チタン(Ti)や、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)−アルミニウム(Al)−銅(Cu)等から成るアルニコ磁石、バリウム(Ba)−酸化鉄(Fe2O3)−酸素(O)等から成るバリウム磁石、上記の磁石材料の紛体を、塩化ビニール、塩素化ポリエチレンゴム、エラストマ、ニトリルゴム、ナイロン、PPS樹脂、エポキシ樹脂等に混ぜ合わせたボンド磁石等、公知の永久磁石とする。図8は、永久磁石601の端面602をN極、端面603をS極とした例を示すが、端面602をS極、端面603をN極としてもよい。
本撮像素子において、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210の電子源203から放出された電子群は、MCP311によって数倍から数十万倍の量の電子群に増倍された後、光電変換膜103に到達し、そこに蓄積された正孔を読み出す。永久磁石601のN極である端面602から出発した磁力線のうち、永久磁石601の空洞内に向かう磁力線901は、空洞のz方向の中間点を横切るx−y平面を垂直に通過した後、S極である端面603に入る。これにより、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210と光電変換膜103との間の真空空間において、z方向にほぼ平行な磁界が形成される。このようにして前記真空空間に形成される磁界の強度は、永久磁石601の材質、形状等によって制御可能であるため、電子源203から放出された後、MCP311によって増倍された電子群を、光電変換膜103上に小さく結像させることができる。MCP311では、その両端に設けられた電子入射側電極316及び電子放出側電極312に垂直な方向の磁界による電子像倍率の減少は非常に小さいため、Spindt型電子放出源マトリックスアレイ210を微細化、集積化した際にも、広ダイナミックレンジと高解像度とを同時に得ることができる。
なお、本実施の形態では、単一の永久磁石601を用いた例を示したが、複数の永久磁石を適用した場合においても、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
図9は、本発明の第5の実施の形態である、本発明による撮像素子を適用した撮像装置の概略断面図である。本撮像装置は、光学レンズ801と、本発明による撮像素子821と、駆動回路832と、信号増幅処理回路831と、同期回路833と、電源834とを具える。光学レンズ801及び撮像素子821を、光学レンズ801を通過した光が撮像素子821の光電変換膜に垂直に入射し、焦点を結ぶように配置する。駆動回路832は、撮像素子821を動作させるために必要なパルス電圧や直流電圧等を生成、供給する。信号増幅処理回路831は、撮像素子821から出力された信号を増幅、処理する。同期回路833は、同期信号を生成し、信号増幅処理回路831及び駆動回路832に供給する。電源834は、信号増幅処理回路831、駆動回路832及び同期回路833に給電する。本実施の形態の撮像素子は、撮像素子821を具えているので、広いダイナミックレンジを有した撮像装置を実現できる。
本発明の第1の実施の形態である撮像素子の概略斜視図である。 本発明の第1の実施の形態である撮像素子の概略断面図である。 本発明の第1の実施の形態である撮像素子の変形例の概略断面図である。 本発明の第2の実施の形態である撮像素子の概略斜視図である。 本発明の第2の実施の形態である撮像素子の概略断面図である。 本発明の第2の実施の形態である撮像素子の変形例の概略断面図である。 本発明の第3の実施の形態である撮像素子の概略断面図である。 本発明の第4の実施の形態である撮像素子の概略断面図である。 本発明の第5の実施の形態である撮像装置の概略構成図である。
符号の説明
101 透光性基板
102 透光性導電膜
103 光電変換膜
104 信号ピン
105 真空容器
201、303、314、323 基板
202 カソード電極
204 ゲート電極
205 絶縁層
206、208、502 絶縁物
210 Spindt型電子放出源アレイ
301、321、311 電子増倍部
302、322 二次電子放出体
312 電子放出側電極
313 貫通孔
315 内壁
316 電子入射側電極
401、501 グリッド電極
601 永久磁石
602、603 端面
701、702 支持体
702、704 給電端子
801 光学レンズ
821 撮像素子
831 信号増幅処理回路
832 駆動回路
833 同期回路
834 電源
901 磁力線

Claims (5)

  1. 真空空間を挟んで対向するように各々別の基板上に形成された光電変換膜及び電子放出源アレイとを具える撮像素子において、前記光電変換膜と電子放出源アレイとの間に設けられ、前記電子放出源アレイから放出された電子の量を、二次電子放出を利用して増倍する電子増倍部をさらに具えることを特徴とする撮像素子。
  2. 請求項1に記載の撮像素子において、前記電子増倍部と光電変換膜との間に設けられた、多数の開口を有するグリッド電極をさらに具えることを特徴とする撮像素子。
  3. 請求項2に記載の撮像素子において、前記電子増倍部及びグリッド電極を、コンデンサを経て接地したことを特徴とする撮像素子。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の撮像素子において、前記電子放出源アレイと同一平面状又はその上部に絶縁部を介して設けられ、前記電子放出源が露出するような開口を有する電極をさらに具えることを特徴とする撮像素子。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮像素子を具えることを特徴とする撮像装置。
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