JP2006134444A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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JP2006134444A JP2004321073A JP2004321073A JP2006134444A JP 2006134444 A JP2006134444 A JP 2006134444A JP 2004321073 A JP2004321073 A JP 2004321073A JP 2004321073 A JP2004321073 A JP 2004321073A JP 2006134444 A JP2006134444 A JP 2006134444A
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Teruo Matsui
輝男 松井
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 書き換え可能な光ディスクにおいて、上書きを繰り返しても特定回数で特に
記録特性(記録品質)が悪くなるようなことを回避できる機能を有する光ディスク記録再
生装置を提供する。
【解決手段】 書き換え可能な光ディスクに情報を4倍速以上で記録する処理を行う際
に、光ディスクは未記録であると言うことが判定された場合に(ステップS3)、光ディ
スクに第1のランダムな情報は1回目の試し書きとして書き込まれる(ステップS7)。
次に、前記1回目の試し書きされた光ディスクに、2回目の試し書きとして、第2のラン
ダムな情報がイレースレベルで上書きされる(ステップS8)。この後、光ディスクに対
して通常記録が行われる(ステップS6)。このように、2回目の記録処理により、光デ
ィスクのトラック面は略均一になり、3回目以降の記録処理による記録特性(記録品質)
は良くなる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ディスクに対して情報を光学的に書き込んだり、光ディスクに記録された
情報を光学的に読み取る光ピックアップを備え、光ディスクに対して情報を記録/再生す
る光ディスク記録再生装置に関し、特に、書き換え可能な光ディスクであるDVD−RW
(デジタル・バーサタイル・ディスク−リライタブル)に対する記録の処理に関する。
近年、書き換え可能な光ディスクであるDVD−RWが普及してきている。このような
光ディスクの上書き記録には、レーザパワーが記録用レーザパワーと消去用レーザパワー
との2値で変化するレーザ光が使用されている。この場合、記録用レーザパワーによって
光ディスクの記録膜の状態が結晶状態からアモルファス状態に変化してビットが形成され
、また、消去用レーザパワーによってアモルファス状態から結晶状態に変化して既記録ビ
ットが消去される。このようにして光ディスクにはビットによる情報が記録される。
特開2001−351249号公報 特開2003−16656号公報 特開2003−272172号公報
このようにして、光ディスクに情報を記録する場合、レーザパワーは低目の方が光ディ
スクの寿命を長くするが、このような書き換え可能な光ディスクで書き込み品質を上げる
ためには、適度なレーザパワーが必要となる。しかし、書き換えを何回も繰り返すうちに
、光ディスクは記録が不可能になり、寿命が来ることになる。
ところで、例えば、このような書き換え可能な光ディスクに初めて映像音声情報を記録
し(1回目の記録処理)、その後、その映像音声情報が不要になって新たな映像音声情報
を、同じ光ディスクに上書きによって記録し(2回目の記録処理)、そして、その後、そ
の映像音声情報が不要になって新たな映像音声情報を同じ光ディスクに上書きによって記
録し(3回目の記録処理)、更に(N−1)回の記録処理により記録した映像音声情報が
不要になって新たな映像音声情報を同じ光ディスクに上書きによって記録(N回目の記録
処理)するような場合、2回目の記録処理による記録特性(記録品質)が特に悪くなる。
2回目の記録処理による記録特性(記録品質)が特に悪くなる原因は、1回目の記録処
理により光ディスクのトラック面は均一ではなくなり、このように均一でないトラック状
態で2回目の記録処理により新たな映像音声情報を上書きするためである。しかし、3回
目以降の記録処理においては、前回の上書きによってトラック面は略均一に近付き、3回
目以降の記録処理により記録された映像音声情報は2回目の記録処理により記録された映
像音声情報よりも記録特性(記録品質)が良くなる。
このように従来の光ディスク記録再生装置では、1回目の記録処理により光ディスクの
トラック面は均一ではなくなり、このように均一でないトラック状態で2回目の記録処理
により新たな映像音声情報を上書きすると、2回目の記録処理による記録特性(記録品質
)が特に悪くなるという課題が生じる。
なお、特許文献1の従来技術は、目標変調度が既記録部変調度以上であるとき上書き記
録パワーに既記録パワーを設定し、また、目標変調度が既記録部変調度未満であるとき上
書き記録パワーに既記録パワーに低下させた値を設定するため、記録特性(記録品質)を
良好に保つということが開示されているが、書き換え可能な光ディスクにおいて2回目の
記録処理により新たな映像音声情報を上書きすると、2回目の記録処理による記録特性(
記録品質)が特に悪くなるを改善する対策は施されていない。
特許文献2の従来技術は、上書き可能型の光ディスクにおける記録開始位置をビットク
ロックレベルで変更することによって、オーバーライト時の繰り返し記録特性(記録品質
)を改善できるということが開示されているが、この従来技術も、書き換え可能な光ディ
スクにおいて2回目の記録処理により新たな映像音声情報を上書きすると、2回目の記録
処理による記録特性(記録品質)が特に悪くなるを改善する対策は施されていない。
特許文献3の従来技術は、相変化型の光ディスクにおいて、初期化を均一に行い、反射
率ムラを低減させ、記録特性(記録品質)の向上を図り、ダイレクトオーバーライトによ
る信号品質の劣化を低減できるということが開示されているが、この従来技術も、書き換
え可能な光ディスクにおいて、2回目の記録処理により新たな映像音声情報を上書きする
と、2回目の記録処理による記録特性(記録品質)が特に悪くなるを改善する対策は施さ
れていない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、書き換え可能な光ディ
スクにおいて、上書きを繰り返しても特定回数で特に記録特性(記録品質)が悪くなるよ
うなことを回避できる機能を有する光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、書き換え可能な光ディスクに情報を4
倍速以上で記録する処理を行う際に、光ピックアップからのRF信号のレベルに基づいて
前記書き換え可能な光ディスクは記録済みであるか未記録であるかを判定するディスク記
録状態判定手段と、前記書き換え可能な光ディスクは未記録であると言うことが前記ディ
スク記録状態判定手段により判定された場合に、前記光ディスクに第1のランダムな情報
を1回目の試し書きとして書き込むように制御する書込み制御手段と、前記1回目の試し
書きされた光ディスクに2回目の試し書きとして第2のランダムな情報をイレースレベル
で上書きするように制御する上書き制御手段と、前記上書きした後、前記光ディスクに対
して通常記録を行うように制御する通常記録制御手段とを有するシステムコントローラを
備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置を提供する。
この構成において、書き換え可能な光ディスクに情報を4倍速以上で記録する処理を行
う際に、光ピックアップからのRF信号のレベルを検出してRF信号のレベルが所定レベ
ル未満であれば前記書き換え可能な光ディスクは未記録であると言うことがディスク記録
状態判定手段により判定された場合に、光ディスクには第1のランダムな情報が、書込み
制御手段の制御により1回目の試し書きとして書き込まれる。次に、前記1回目の試し書
きされた光ディスクに、2回目の試し書きとして第2のランダムな情報が上書き制御手段
の制御によりイレースレベルで上書きされる。この後、前記上書きした後、前記光ディス
クに対して通常記録が通常記録制御手段の制御により行われる。
この構成によれば、2回目の記録処理により、光ディスクのトラック面は略均一になり
、3回目以降の記録処理による記録特性(記録品質)は良くなる。即ち、2回目の記録処
理によって本来の情報は記録せず、3回目以降の記録処理によって本来の情報を記録する
ようにしているので、従来において問題となっていた2回目の記録処理による記録特性(
記録品質)が特に悪かったのを回避することができ、したがって、記録回数に係わらず一
定の良好な記録特性(記録品質)を得ることができる。
請求項2の発明は、書き換え可能な光ディスクに情報を4倍速以上で記録する処理を行
う際に、前記光ディスクに対して2回の試し書きをしてから通常記録を行うように制御す
るシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置を提供する。
この構成においては、書き換え可能な光ディスクに情報を4倍速以上で記録する処理を
行う際に、前記光ディスクに対して2回の試し書きをしてから通常記録が行われる。
この構成によれば、2回目の記録処理により、光ディスクのトラック面は略均一になり
、3回目以降の記録処理による記録特性(記録品質)は良くなる。即ち、2回目の記録処
理によって本来の情報は記録せず、3回目以降の記録処理によって本来の情報を記録する
ようにしているので、従来において問題となっていた2回目の記録処理による記録特性(
記録品質)が特に悪かったのを回避することができ、したがって、記録回数に係わらず一
定の良好な記録特性(記録品質)を得ることができる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記システムコントローラは、書き換
え可能な光ディスクに情報を4倍速以上で記録する処理を行う際に、光ピックアップから
のRF信号のレベルに基づいて前記書き換え可能な光ディスクは記録済みであるか未記録
であるかを判定するディスク記録状態判定手段と、前記書き換え可能な光ディスクは未記
録であると言うことが前記ディスク記録状態判定手段により判定された場合に、前記光デ
ィスクに第1のランダムな情報を1回目の試し書きとして書き込むように制御する書込み
制御手段と、前記1回目の試し書きされた光ディスクに2回目の試し書きとして第2のラ
ンダムな情報を上書きするように制御する上書き制御手段と、前記上書きした後、前記光
ディスクに対して通常記録を行うように制御する通常記録制御手段とを有するので、2回
目の記録処理によって本来の情報は記録せず、3回目以降の記録処理によって本来の情報
を記録することが可能になる。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、前記上書き制御手段は、前記第2のラ
ンダムな情報をイレースレベルで上書きするように制御するので、2回目の記録処理によ
って光ディスクのトラック面はかなり均一にすることができる。
以上のように本発明によれば、書き換え可能な光ディスクに情報を4倍速以上で記録す
る処理を行う際に、前記光ピックアップからのRF信号のレベルに基づいて前記書き換え
可能な光ディスクは記録済みであるか未記録であるかを判定するディスク記録状態判定手
段と、前記書き換え可能な光ディスクは未記録であると言うことが前記ディスク記録状態
判定手段により判定された場合に、前記光ディスクに第1のランダムな情報を1回目の試
し書きとして書き込むように制御する書込み制御手段と、前記1回目の試し書きされた光
ディスクに2回目の試し書きとして第2のランダムな情報をイレースレベルで上書きする
ように制御する上書き制御手段と、前記上書きした後、前記光ディスクに対して通常記録
を行うように制御する通常記録制御手段とを有するシステムコントローラを備えたので、
2回目の記録処理により、光ディスクのトラック面は略均一になり、3回目以降の記録処
理による記録特性(記録品質)は良くなる。即ち、2回目の記録処理によって本来の情報
は記録せず、3回目以降の記録処理によって本来の情報を記録するようにしているので、
従来において問題となっていた2回目の記録処理による記録特性(記録品質)が特に悪か
ったのを回避することができ、したがって、記録回数に係わらず一定の良好な記録特性(
記録品質)を得ることができる。
また、本発明によれば、書き換え可能な光ディスクに情報を4倍速以上で記録する処理
を行う際に、前記光ディスクに対して2回の試し書きをしてから通常記録を行うように制
御するシステムコントローラを備えたので、2回目の記録処理により、光ディスクのトラ
ック面は略均一になり、3回目以降の記録処理による記録特性(記録品質)は良くなる。
即ち、2回目の記録処理によって本来の情報は記録せず、3回目以降の記録処理によって
本来の情報を記録するようにしているので、従来において問題となっていた2回目の記録
処理による記録特性(記録品質)が特に悪かったのを回避することができ、したがって、
記録回数に係わらず一定の良好な記録特性(記録品質)を得ることができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の
一実施形態に係る光ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。
この光ディスク記録再生装置は、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ5と、光
ディスク1に対して情報を記録/再生するためのレーザ光を出射すると共に光ディスク1
からの反射光を受光する光ピックアップ2と、この光ピックアップ2を光ディスク1の半
径方向に移動させるためのスレッド3と、システムコントローラ22の指示に応じてスピ
ンドルモータ5およびスレッド3を駆動すると共に光ピックアップ2に内蔵された対物レ
ンズ(図示せず)を動かすことによりレーザ光の焦点位置を光ディスク1の記録面に対し
て垂直方向および水平方向に移動させる制御を行うサーボ制御部4とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、光ディスク1の再生時に光ピックアップ2から
の読取信号であるRF信号を増幅するRFアンプ6と、このRFアンプ6から出力された
RF信号をデジタルデータに変換した後に光ディスク1のデータフォーマットに応じた信
号復調処理と誤り訂正処理を行って生成したデータをRAM7に格納するデジタル信号処
理部8と、システムコントローラ22の指示に応じてデジタル信号処理部8から出力され
たデータストリームの中からオーディオデータとサブピクチャデータとビデオデータとを
分離するストリーム分離部9とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、ストリーム分離部9から出力されたオーディオ
データを入力して所定のデコード処理を行うオーディオデコーダ11と、このオーディオ
デコーダ11でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM10と、ス
トリーム分離部9から出力されたサブピクチャデータを入力して所定のデコード処理を行
うサブピクチャデコーダ13と、このサブピクチャデコーダ13でのデコード処理を行う
ためにデータを一時的に格納するRAM12と、ストリーム分離部9から出力されたビデ
オデータを入力して所定のデコード処理を行うビデオデコーダ15と、このビデオデコー
ダ15でのデコード処理を行うためにデータを一時的に格納するRAM14とを備えてい
る。
また、この光ディスク記録再生装置は、システムコントローラ22の指示に応じてビデ
オデコーダ15から出力されたデータとサブピクチャデコーダ13から出力されたデータ
とを合成するビデオプロセッサ17と、このビデオプロセッサ17から出力された合成デ
ータを表示用のビデオ信号に変換して画像をディスプレイ装置20に表示させるビデオエ
ンコーダ18と、オーディオデコーダ11から出力されたデータをアナログのオーディオ
信号に変換して例えばスピーカ19に供給するD/A変換器16とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、システムコントローラ22に対して、記録指示
を与えるための記録キー、再生指示を与えるための再生キー、記録や再生の停止指示を与
えるための停止キーなど、各種操作キーを有する操作部21と、装置全体を制御する前記
システムコントローラ22とを備えている。なお、操作部21は、リモートコントローラ
であっても良いし、装置本体の操作パネルに設けられた操作部であっても良い。
また、この光ディスク記録再生装置は、装置の各構成要素を制御したり、装置全体を制
御したりするためのプログラムやデータが記憶されたフラッシュROM23と、このフラ
ッシュROM23のプログラムやデータに従って演算処理を行いシステムコントローラ2
2を制御するCPU24とを備えている。
また、この光ディスク記録再生装置は、図示しないテレビジョン受信機やパーソナルコ
ンピュータなどから送られてきた映像音声データを光ディスク1に記録するために変調を
かける記録データ変調回路25と、この記録データ変調回路25により変調された変調デ
ータに基づいて光ピックアップ2から出射するレーザ光を変調させるためのレーザ変調信
号を光ピックアップ2に出力するレーザ変調回路26とを備えている。
システムコントローラ22には、本実施形態の特徴とする構成要素として、書き換え可
能な光ディスク1に情報を4倍速以上で記録する処理を行う際に、光ピックアップ2から
のRF信号のレベルに基づいて前記書き換え可能な光ディスク1は記録済みであるか未記
録であるかを判定するディスク記録状態判定手段221と、前記書き換え可能な光ディス
ク1は未記録であると言うことがディスク記録状態判定手段221により判定された場合
に、光ディスク1に第1のランダムな情報を1回目の試し書きとして書き込むように制御
する書込み制御手段222と、前記1回目の試し書きされた光ディスク1に2回目の試し
書きとして第2のランダムな情報をイレースレベルで上書きするように制御する上書き制
御手段223と、前記上書きした後、光ディスク1に対して通常記録を行うように制御す
る通常記録制御手段224とを有する。
図2は本実施形態において通常記録に入るまでの処理を説明するためのフローチャート
である。このフローチャートを参照して通常記録に入るまでの処理について説明する。
ここでは、本実施形態の光ディスク記録再生装置によって光ディスク1にテレビジョン
放送番組を記録する場合を想定する。この光ディスク記録再生装置の操作部21の電源キ
ーが押下されることにより、装置の電源がオンされ(ステップS1)、次に、光ディスク
(DVD−RW)1が装填された後、操作部21の記録キーが押下されると(ステップS
2)、システムコントローラ22のディスク記録状態判定手段221により、光ディスク
1は記録済みであるか否かが判定される(ステップS3)。
即ち、ディスク記録状態判定手段221は、書き換え可能な光ディスク1に情報を4倍
速以上で記録する処理を行う際に、光ピックアップ2からのRF信号をRFアンプ6を介
して入力してRF信号のレベルを検出して、RF信号のレベルが所定レベル未満であれば
光ディスク1は未記録であると判定し、RF信号のレベルが所定レベル以上であれば光デ
ィスク1は記録済みであると判定する。
光ディスク1は未記録であると判定されると、システムコントローラ22の書込み制御
手段222は、試し書きで光ディスク1に第1のランダム情報を書き込む制御を行う(ス
テップS7)。この第1のランダム情報としては、例えば、テレビ信号が用いられ、この
テレビ信号としては、図示しないテレビジョン受信機(あるいは装置内のチューナ)から
のテレビ信号が用いられ、このテレビ信号は図示しない信号処理回路に入力されてデジタ
ル処理され、映像音声データとして記録データ変調回路25に与えられ、その映像音声デ
ータは変調がかけられ、レーザ変調回路26によりレーザ変調信号として光ピックアップ
2に与えられる。これにより、光ピックアップ2は光ディスク1に映像音声データ(第1
のランダム情報)を光学的に書き込む。なお、第1のランダム情報としての映像音声デー
タは光ディスク1の指定トラックに書き込まれる前に図示しないバッファメモリにバファ
リングされ、書込み時にバッファメモリから読み出され、指定トラックに書き込まれる。
次に、システムコントローラ22の上書き制御手段223は、試し書きで光ディスク1
に第2のランダム情報をイレースレベルで上書きする(ステップS8)。この第2のラン
ダム情報としては、前記第1のランダム情報と同様、テレビ信号が用いられ、同様に処理
にされて得た映像音声データは、レーザ変調信号として光ピックアップ2に与えられる。
これにより、光ピックアップ2は、イレースレベルで光ディスク1に映像音声データ(第
2のランダム情報)を光学的に上書きする。なお、第2のランダム情報としての映像音声
データは光ディスク1の指定トラックに書き込まれる前に図示しないバッファメモリにバ
ファリングされ、書込み時にバッファメモリから読み出され、指定トラックに書き込まれ
る。第1のランダム情報と第2のランダム情報とは、それぞれの時点のテレビ信号の内容
は異なるので、異なる情報となる。第1,第2のランダム情報として用いられる信号はテ
レビ信号に限らず、他の再生装置からの再生信号などを用いても良い。
このステップS8の上書き処理は2回目の記録処理に相当するが、この2回目の記録処
理により、光ディスク1のトラック面は略均一になり、3回目以降の記録処理による記録
特性(記録品質)は良くなる。即ち、この実施形態の光ディスク記録再生装置では、2回
目の記録処理によって本来の情報は記録せず、3回目以降の記録処理によって本来の情報
を記録するようにしているので、従来において問題となっていた2回目の記録処理による
記録特性(記録品質)が特に悪かったのを回避することができ、したがって、記録回数に
係わらず一定の良好な記録特性(記録品質)を得ることができる。
ステップS8の処理の後、システムコントローラ22の通常記録制御手段224は通常
記録を実行する(ステップS5)。即ち、通常記録制御手段224は、記録したい映像音
声データを図示しないバッファメモリにバファリングしており、ステップS8からステッ
プS5の処理に移った時に、そのバッファメモリから映像音声データを読み出して、ステ
ップS8で上書きされたトラックに更に上書きして、その映像音声データ(本来記録した
い映像音声データ)を記録する。
そして、この記録処理が最後まで終了していない場合は(ステップS6)、ステップS
3の処理に戻り、システムコントローラ22のディスク記録状態判定手段221により、
光ディスク1の次のトラックは記録済みであるか否かが判定され、光ディスク1は未記録
であると判定されると、前回と同様、システムコントローラ22の書込み制御手段222
は、試し書きで光ディスク1に第1のランダム情報を書き込む制御を行う(ステップS7
)。
次に、システムコントローラ22の上書き制御手段223は、試し書きで光ディスク1
に第2のランダム情報をイレースレベルで上書きする(ステップS8)。これにより、光
ピックアップ2は、イレースレベルで光ディスク1に映像音声データ(第2のランダム情
報)を光学的に上書きする。ステップS8の処理の後、システムコントローラ22の通常
記録制御手段224は、通常記録を実行する(ステップS5)。
この実施形態における4倍速記録方式を図3を用いて説明すると、ステップS3のディ
スク記録状態判定処理である第1の処理ステップと、ステップS7の書き込み処理である
第2の処理ステップと、ステップS8の上書き処理である第3の処理ステップと、ステッ
プS5の通常記録処理である第4の処理ステップとの4個の処理ステップをリアルタイム
で繰り返し、それら4個の処理ステップで光ディスク上のトラックT1に対して4倍速で
記録処理が行われ、次の4個の処理ステップでトラックT2に対して4倍速で記録処理が
行われる。即ち、トラックT1,T2,・・・に対する各記録処理が1倍速の4倍の処理
速度でそれぞれ実行されることになり、本来記録したい映像音声データが各第4の処理ス
テップでトラックT1,T2,・・・に記録されるようになっている。
図2のフローチャートの説明に戻って、ステップS3において、光ディスク1は記録済
みであると判定されるのは、ステップS7の書き込み処理、ステップS8の上書き処理、
およびステップS5の通常記録処理を繰り返し、全トラックの記録が完了した光ディスク
1である場合、あるいは今まで使用して2回以上記録処理された他の光ディスクである場
合で、この場合はステップS7の書き込み処理とステップS8の上書き処理とは行う必要
がない。したがって、この場合はステップS3からステップS4に移り、光ピックアップ
2はリードの状態でサーボがかけられて待機していて、いつでもステップS5の通常記録
処理に移れるようにしている。
ステップS8の上書き処理の後の通常記録処理(ステップS5)、あるいはステップS
4の待機処理の後の通常記録処理(ステップS5)が全部終了したときは(ステップS6
)、このフローチャートで示す処理は終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、書き換え可能な光ディスクに情報を4倍速以
上で記録する処理を行う際に、前記光ディスクに対して2回の試し書きをしてから通常記
録を行うように制御するシステムコントローラを備えたので、2回目の記録処理により、
光ディスクのトラック面は略均一になり、3回目以降の記録処理による記録特性(記録品
質)は良くなる。即ち、2回目の記録処理によって本来の情報は記録せず、3回目以降の
記録処理によって本来の情報を記録するようにしているので、従来において問題となって
いた2回目の記録処理による記録特性(記録品質)が特に悪かったのを回避することがで
き、記録回数に係わらず一定の良好な記録特性(記録品質)を得ることができる。
なお、上記実施形態では、2回目の記録処理(試し書きで光ディスクに第2のランダム
情報を上書きする処理)において、第2のランダム情報をイレースレベルで上書きしたが
、これに限らず、普通の記録レベルで上書きをしても良いが、イレースレベルで上書きす
る方が、普通の記録レベルで上書きするよりも、光ディスクのトラック面がより均一にな
るので、より好ましい。また、上記実施形態では、4倍速記録方式により記録処理を実行
させたが、これに限らず、16倍速記録方式により記録処理を実行させても、同様な効果
が得られる。
本発明の一実施形態に係る光ディスク記録再生の構成を示すブロック図である。 前記実施形態において通常記録に入るまでの処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態において4倍速記録方式を説明するための図である。
符号の説明
1 光ディスク
2 光ピックアップ
22 システムコントローラ
221 ディスク記録状態判定手段
222 書込み制御手段
223 上書き制御手段
224 通常記録制御手段

Claims (4)

  1. 光ディスクに対して情報を光学的に書き込んだり、光ディスクに記録された情報を光学
    的に読み取る光ピックアップを備え、光ディスクに対して情報を記録/再生する光ディス
    ク記録再生装置において、書き換え可能な光ディスクに情報を4倍速以上で記録する処理
    を行う際に、前記光ピックアップからのRF信号のレベルに基づいて前記書き換え可能な
    光ディスクは記録済みであるか未記録であるかを判定するディスク記録状態判定手段と、
    前記書き換え可能な光ディスクは未記録であると言うことが前記ディスク記録状態判定手
    段により判定された場合に、前記光ディスクに第1のランダムな情報を1回目の試し書き
    として書き込むように制御する書込み制御手段と、前記1回目の試し書きされた光ディス
    クに2回目の試し書きとして第2のランダムな情報をイレースレベルで上書きするように
    制御する上書き制御手段と、前記上書きした後、前記光ディスクに対して通常記録を行う
    ように制御する通常記録制御手段とを有するシステムコントローラを備えたことを特徴と
    する光ディスク記録再生装置。
  2. 光ディスクに対して情報を光学的に書き込んだり、光ディスクに記録された情報を光学
    的に読み取る光ピックアップを備え、光ディスクに対して情報を記録/再生する光ディス
    ク記録再生装置において、書き換え可能な光ディスクに情報を4倍速以上で記録する処理
    を行う際に、前記光ディスクに対して2回の試し書きをしてから通常記録を行うように制
    御するシステムコントローラを備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  3. 前記システムコントローラは、書き換え可能な光ディスクに情報を4倍速以上で記録す
    る処理を行う際に、光ピックアップからのRF信号のレベルに基づいて前記書き換え可能
    な光ディスクは記録済みであるか未記録であるかを判定するディスク記録状態判定手段と
    、前記書き換え可能な光ディスクは未記録であると言うことが前記ディスク記録状態判定
    手段により判定された場合に、前記光ディスクに第1のランダムな情報を1回目の試し書
    きとして書き込むように制御する書込み制御手段と、前記1回目の試し書きされた光ディ
    スクに2回目の試し書きとして第2のランダムな情報を上書きするように制御する上書き
    制御手段と、前記上書きした後、前記光ディスクに対して通常記録を行うように制御する
    通常記録制御手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク記録再生装置
  4. 前記上書き制御手段は、前記第2のランダムな情報をイレースレベルで上書きするよう
    に制御することを特徴とする請求項3に記載の光ディスク記録再生装置。
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