JP2006133763A - Lsiパッケージの光電気配線板への実装構造、実装方法、情報処理装置、光インタフェース、光電気配線板 - Google Patents

Lsiパッケージの光電気配線板への実装構造、実装方法、情報処理装置、光インタフェース、光電気配線板 Download PDF

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Hikari Kouda
光 古宇田
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Abstract

【課題】光電気配線板表面上に光インタフェースを備えたLSIパッケージを実用性の高い方法で搭載し、光電気配線板と光インタフェースとを充分な精度で光学的に接続する。
【解決手段】光伝送路1b、ガイドピン1c及びミラー1dを有する光電気配線板1上にソケットピン4b及びガイドピン4cを有する配線板側ガイド部材4をはんだ付け固定する。光インタフェース3に嵌合穴5bが開設された光インタフェース側ガイド部材5を接着し、光インタフェース3をLSIパッケージ2のインタポーザ2b上に実装する。インタポーザ2bに開設された嵌合穴2eに光電気配線板1のガイドピン1cを嵌合させると共に、ガイド部材5の嵌合穴5bにガイド部材4のガイドピン4cを嵌合させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、LSIパッケージの光電気配線板への実装構造およびその実装方法に関し、特に光素子を備えた光インタフェースとLSIチップの実装されたLSIパッケージとを光伝送路を備えた光電気配線板上に搭載した実装構造、および、その搭載方法に関するものである。
ルータ、サーバ等の情報機器内部のLSI間またはLSI−バックプレーン間の信号の伝達には、高速でクロストークやノイズが少ない光信号伝送方式が採用されるようになってきている。この場合、光信号伝送系を構成する際に、光電変換(あるいは電光変換)を行う光インタフェースの実装方法が問題となる。基板に光伝送路と電気配線とが敷設された光電気配線板表面上に光インタフェースを備えたLSIパッケージを搭載し、光電気配線板と光インタフェースとを充分な精度で光学的に接続し、実用性を高めるためには、第1に、光インタフェースに搭載される複数の光素子と光伝送路との光軸合わせを十分な精度で達成できることが必要である。許容される光軸ずれ量は、例えば光伝送路がコア断面形状40μm角のマルチモード光導波路である場合、20μm以下である。第2に、製品の量産性を考慮し、煩雑な光軸調整作業を行うことなく作業性よく高精度に位置決め固定できることが必要である。第3に、装置保守、更改の容易性の観点から、LSIパッケージを交換する際に、ハンダを溶かしたりチップボンダを使ったりすることなくLSIパッケージのみを容易に交換できる必要がある。
光インタフェースを備えたLSIパッケージを光電気配線板に搭載する構造として、はんだバンプを用いて実装する方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。図6は、特許文献1に記載された従来例の斜視図と、そのA−A線での部分断面図である。この従来例では、図6に示されるように、LSIチップ11に光素子アレイ12をはんだバンプ13を用いて直接搭載する。そして、LSIチップ11を、光導波路16が搭載されたプリント基板17上に、メタルポスト14、はんだバンプ15を用いて搭載する。この構造でははんだバンプ融着に際して得られるセルフアライン効果により、光素子と導波路の光軸合わせが無調整で自導的に達成されるため、上記の第1の要件および第2の要件を満たすことは可能である。
また、光ファイバを光ファイバコネクタとレセプタクルとを用いて光素子に位置決めする手法も知られている(例えば、特許文献2参照)。図7は、特許文献2に記載された従来例の断面図である。この従来例では、図7に示されるように、レセプタクル25が搭載され、入出力ピンが植設されたベース24上には、配線層21aを有し、基板内部に光素子22が埋め込まれた半導体チップ21が搭載されている。また、半導体チップ21の配線層21a上には、他の半導体チップ23が搭載されている。光ファイバケーブル26には光ファイバコネクタ27が接続されており、レセプタクル25のコネクタピン25aを光ファイバコネクタ27のガイド孔27aに嵌合することにより、光ファイバケーブル26と光素子22とが光結合される。
特開2000−332301号公報 特開平5−251717号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された方式では、はんだバンプの融着により光素子アレイおよびLSIチップを固定しているため、光素子アレイはLSIチップ上に、そしてLSIチップはプリント基板上に半永久的に固定されることになるため、情報処理装置の保守現場での部品交換が困難である。これは、はんだバンプ溶融による部品交換に必要となるチップ実装設備は、通常情報処理装置の保守現場には設置されていないため、チップ実装が可能なアセンブリ工場にボードを持ち込んで光素子やLSIチップの交換を行なわなくてはならないからである。したがって、この従来例では上記の第3の要件を満たさないことになる。
また、上記特許文献2に開示されたものでは、光素子およびLSIチップのすべてがモジュールとしてパッケージ内に実装されているため、モジュールの光ファイバケーブルからの着脱は容易に実行できるものの、モジュール製造時に光素子の半導体基板内の固定位置とリセプタクルのベースへの取り付け位置を高精度に制御する必要があり、高度な加工技術と実装技術が必要となり、モジュールのコストアップを招く。すなわち、この従来例では上記の第2の要件を満たしていないことになる。また、この従来例の構造では、半導体素子に不具合が発生した場合にはモジュール全体の交換を余儀なくされるため、実効的な保守コストが高いものになってしまう。
以上示したように従来の技術では、前記第1から第5のすべての要件を満たすことができないために、作業性よくローコストで光電気配線板と光インタフェースとを充分な精度で光学的に接続し、実用性が高くかつ保守性のよいモジュールを提供できないという課題があった。
本発明の目的は以上に示した課題を解決し、安価かつ高精度で実用性および保守性に優れた、光インタフェースを備えたLSIパッケージの光電気配線板上への実装構造および実装方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明によれば、光伝送路を備えた光電気配線板と、前記光電気配線板に電気的に接続されたLSIチップと、光素子を収容し前記LSIチップに電気的に接続された光インタフェースと、を備え、前記光伝送路と前記光素子とが光学的に結合されているLSIパッケージの光電気配線板への実装構造において、前記光電気配線板と前記光インタフェースとにはそれぞれ第1、第2のガイド部材が固着されており、第1のガイド部材と第2のガイド部材とは、互いに位置決めされ機械的に結合されていることを特徴とするLSIパッケージの光電気配線板への実装構造、が提供される。本発明においてはガイド部材の位置調整によって光インタフェースと光電気配線板の位置決めができるので、光インタフェースのパッケージへの高精度な加工技術を要さない。
また、上記の目的を達成するため、本発明によれば、光伝送路を備えた光電気配線板と、前記光電気配線板に電気的に接続されたLSIチップと、光素子を収容し前記LSIチップに電気的に接続された光インタフェースと、を備え、前記光伝送路と前記光素子とが光学的に結合されている構造の作製方法であって、
(1)前記光電気配線板の光入出射点と第1のガイド部材の所定点とを所定の相対位置関係を保って固着する過程と、
(2)前記光インタフェースの受発光点と第2のガイド部材の所定点とを所定の相対位置関係を保って固着する過程と、
(3)第1のガイド部材と第2のガイド部材とを、互いに位置決めして分離可能にかつ機械的に結合することにより前記光伝送路と前記光インタフェースとを光学的に結合するとともに前記光電気配線板に前記LSIチップを電気的に接続する過程と、を有することを特徴とするLSIパッケージの光電気配線板への実装方法、が提供される。
本発明は、光電気配線板と光インタフェースの双方にガイド部材を精度良く搭載し、これらガイド部材同士を嵌合することで位置決めするものであるので、本発明によれば、光インタフェースを備えたLSIパッケージを光電気配線板へ搭載する際に、光インタフェースに搭載される複数の光素子と光伝送路との光軸合わせを、煩雑な光軸調整作業を行うことなく十分な精度を達成できる。また、LSIパッケージと光電気配線板の電気的接続を、弾性力によって保持する構造とすることにより、LSIパッケージを交換する際に、ハンダを溶かしたりチップボンダを使ったりすることなくLSIパッケージのみを容易に交換できる。また、本発明のモジュールは、煩雑な光軸調整作業や半導体基板内に光素子を埋め込む等の複雑なプロセスを要することなく簡素な工程により製作が可能であるため、安価に提供することが可能である。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点を明確にすべく、添付した図面を参照しながら、本発明の実施の形態を以下に詳述する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態の構造を示す断面図である。本実施の形態のモジュールは、図の左右面対照に形成されているので、図を見易くするため、左半分のみを示す。本実施の形態の光伝送・変換モジュールは、大略、光電気配線板1と、LSIパッケージ2と、光インタフェース3と、光電気配線板1に高精度に位置決めされてこれに固着される配線板側ガイド部材4と、光インタフェース3に高精度に位置決めされてこれに固着される光インタフェース側ガイド部材5とにより構成される。
光電気配線板1は、配線および端子(パッド)が形成されたプリント基板1aと、紙面垂直方向に複数のコアを有する光伝送路1bと、プリント基板1aに植設されたガイド棒1cと、光路を90°変換するミラー1dとにより構成される。プリント基板1aの基板材料にはガラスエポキシ等の有機材料、セラミック、またはガラスが用いられる。
光伝送路1bは、本実施の形態ではプリント基板1a上に直接形成されている。基板上に直接形成する方法に代えて別途形成された光ファイバケーブルを基板上に貼着するようにしてもよい。光伝送路1bは、ポリイミド系、エポキシ系、アクリル系等の樹脂材料または石英系材料によって構成される。光伝送路のコア断面寸法はマルチモード光伝送路においては30から40μm角であり、シングルモード光伝送路においては5から10μm角である。光伝送路の構造としてはコアを上下クラッドで挟んだ構造とし、クラッドの厚さはマルチモードにおいては30から40μm、シングルモードにおいては10から15μmとする。
ガイド棒1cは、LSIパッケージ2を粗位置決めするための金属棒であって、その断面形状は、円形、楕円形または多角形とすることができるが、望ましい形状は円形または四角形である。ガイド棒1cの径ないし一辺の長さは1から10mm程度である。ガイド棒1cの頂部にはテーパが付けられる。
ミラー1dは、光伝送路1bを伝播する光ビーム6、光インタフェース3から入出射される光ビームを反射するものであってその断面形状は二等辺三角形になされている。ミラー1dは、金属製またはガラス若しくは樹脂成型品の表面に金属被膜を形成したものであって、光伝送路1bを基準として位置決めされてプリント基板1a上に貼着されている。
LSIパッケージ2は、インタポーザ2b上にバンプ2dを介してLSIチップ2aを搭載したものである。インタポーザ2bの下面にはプリント基板1aとの電気的な接続をとるためのバンプ2cが形成されており、またインタポーザ2bの四隅には、ガイド棒1cが嵌合する嵌合穴2eが形成されている。嵌合穴2eの平面形状は、ガイド棒1cの断面形状に対応して円形、楕円形または多角形であって、その寸法はガイド棒1cの外径ないし一辺の長さに200μmを加えた値またはそれより少し少ない値とすることが望ましい。
LSIチップ2aには、光インタフェース3に搭載される光素子(半導体レーザまたはフォトダイオード)を駆動するための回路、その出力信号を処理するための回路、又はその双方が搭載されている。LSIチップ2aとインタポーザ2bとの間にはアンダーフィルを形成することができる。また、LSIチップ2aを樹脂封止することができる。
光インタフェース3は、光素子3aを容器3b内に収容したものである。光素子3aには紙面垂直方向に複数の半導体レーザまたはフォトダイオードが形成されている。半導体レーザは、垂直共振器面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)であってその発振波長は850nm、980nm、1100nm、ないし1310nm等である。また、フォトダイオードは、面受光型の素子である。光素子1個当たりの光入出射点数は4個、8個、ないし12個等である。本実施の形態においては、光インタフェース3は、バンプ3dを介してインタポーザ2bに搭載されており、光インタフェース3内の光素子3aは、バンプ3d並びにインタポーザ2b上の端子および配線(いずれも図示なし)を介してLSIチップ2aに電気的に接続されている。容器3bには、後述するガイドピンが挿通される開口3eが開設されている。
配線板側ガイド部材4は、精密樹脂成型品であって、エポキシ等の樹脂製のガイド部材本体4aと、この本体と一体成型されたソケットピン4bおよびガイドピン4cとを有する。ガイド部材本体4aの厚さ(ソケットピン4bが植設されている部分の高さ)は、500μmから1mm程度である。ガイド部材本体4aは、ガラスなどの無機材料を用いて形成することもできる。本実施の形態では、ソケットピン4bおよびガイドピン4cはガイド部材本体4aと成型時に一体化されているが、ソケットピン4bまたはガイドピン4cのいずれか一方または両方がガイド部材本体4aに形成された穴に挿入されるものであってもよい。また、本実施の形態では、ソケットピン4bは板状の金属片からなるが、針状の金属もしくはらせん状の金属線によって構成されていてもよい。その表面には、メッキなどにより金等の酸化されにくい金属材料の被覆をすることが好ましい。
ガイドピン4cは、光電気配線板1と光インタフェース3との間の相対的位置決めを行うための金属棒であって、その断面形状は、円形、楕円形または多角形とすることができるが、望ましい形状は円形または四角形である。ガイド棒4cの径ないし一辺の長さは0.5から1mm程度である。ガイド棒4cの頂部にはテーパが付けられる。
配線板側ガイド部材4は、位置決めされて光電気配線板1上に固着される。固着は、例えば配線板側ガイド部材4のソケットピン4bをプリント基板1a上の端子(図示なし)にはんだ付けすることにより行う。ソケットピン4bの下端部またはプリント基板1a上の端子のいずれかにはんだバンプを形成しておくことができ、これを用いてはんだ付けを行うことができる。ガイド部材4の搭載精度は例えばマルチモード光伝送路を用いる場合は10μm以下とすることが望ましい。
光インタフェース側ガイド部材5は、精密樹脂成型品であって、透明エポキシ等の樹脂製のガイド部材本体5aにガイドピン4cが嵌合される嵌合穴5bを設けたものである。ガイド部材本体5aの厚さは、500μmから1mm程度である。嵌合穴5bの横断面形状は、ガイドピン4cの外形に対応して円形、楕円形または多角形である。嵌合穴5bの内径ないし一辺の長さはガイドピン4cの外径または一辺の長さに10μmを加えた値又はそれよりも少し少ない値とすることが望ましい。ガイド部材本体5aは、ガラスなどの無機材料を用いて形成することもできる。
光インタフェース側ガイド部材5は、位置決めされて光インタフェース3の光入出射点3c側に接着される。本実施の形態においては、ガイド部材5が光インタフェース3に接着された後に光インタフェース3は、LSIパッケージ2のインタポーザ2bに搭載されるが、この順序は逆であってもよい。ガイド部材5の光インタフェース3への搭載精度は例えばマルチモード光伝送路を用いる場合は10μm以下とすることが望ましい。
光インタフェース3と光電気配線板1を機械的に位置決めするためには、光電気配線板1側のガイドピン4cが嵌合する嵌合穴を光インタフェース3に設ける必要がある。光インタフェース3の光入出射点の位置基準となる光素子3aは、例えばファイバアレイコネクタの接続に一般的に用いられる、太さ0.7mmのガイドピンに比べて微小であり強度も弱い。このため、光素子に穴あけ加工等で直接このような機構を高精度に設けることは困難である。そこで、本実施の形態においては、光インタフェース側には光透過性の材質からなるガイド部材5を別途高精度に作製し、これを光インタフェース3に搭載した。光インタフェース側ガイド部材5には嵌合穴5bを形成した。
なお、光インタフェースと光電気配線基板との接続は嵌合ピン、嵌合穴の嵌めあいによるものに限られない。光インタフェース部材のガイド部材と光電気配線基板のガイド部材のどちらか一方に形成された凸部が、他の一方に形成された凹部へ挿入されて接続される嵌め合い構造でも構わない。また、光インタフェース側のガイド部材と光電気配線基板側のガイド部材の少なくともどちらか一方に形成された段差に他の一方が挿入されて接続される嵌め合い構造でも構わない。
また、本実施例では、LSIの端子のピッチと光インタフェースの端子のピッチとの差を解消するためにインタポーザを用いているが、ピッチの違いがない部品、ピッチの違いが影響しない構成を取る場合は、インタポーザを使う必要はない。
次に、図1に示される第1の実施の形態の光伝送・変換モジュールの実装方法について説明する。まず、光電気配線板1の光入出射点1eと配線板側ガイド部材4のガイドピン4c位置を基準として配線板側ガイド部材4を光電気配線板1に対し位置決めし、ソケットピン4bをプリント基板1aの端子(図示なし)にはんだ付けすることにより、ガイド部材4を光電気配線板1に搭載する。はんだ溶融時にはガイド部材4は固定状態に保持される。配線板側ガイド部材4の光電気配線板1への位置決めに際しては、光電気配線板側の光入出射点1eの位置を例えば光伝送路中に光を入射させ、その光がミラー1d表面で反射する位置を視認すること等で確認する。一方、光インタフェース側ガイド部材5を、光インタフェース3に収容されている光素子3aの光入出射点3cの位置と嵌合穴5bを基準として位置決めし光インタフェース3に接着固定する。次に、光インタフェース3のバンプ3dをインタポーザ2b上の端子(図示なし)にはんだ付けすることにより、光インタフェース3をLSIパッケージ2に搭載する。続いて、LSIパッケージ2の嵌合穴2eを光電気配線板1のガイド棒1cに通し、LSIパッケージ2を下方へ押圧する。すると、配線板側ガイド部材4のガイドピン4cが光インタフェース側ガイド部材5の嵌合穴5bに挿入され、嵌合される。これにより、光インタフェース3と光電気配線板1との間の位置合わせが図られ、光インタフェースの光入出射点3cがミラー1dの光入出射点1e位置合わせされる。同時にLSIパッケージ2のバンプ2cが配線板側ガイド部材4のソケットピン4bに接触し、光電気配線板1とLSIパッケージ2間の電気的接続が達成される。このとき、バンプ2cとソケットピン4bとが弾性的に接触できる範囲内であれば電気的接続が可能であるので、光電気配線板1−LSIパッケージ2間の多少の位置ずれは吸収できることになる。LSIパッケージ2のバンプ2cが、一定以上の接触圧をもってソケットピン4bと接触できるように、LSIパッケージには常時上方から押圧力を印加しておく。
[第2の実施の形態]
図2は、本発明の第2の実施の形態の構造を示す断面図である。本実施の形態のモジュールも、図の左右面対照に形成されているので、図を見易くするため、左半分のみを示す。本実施の形態の光伝送・変換モジュールは、大略、光電気配線板1と、LSIパッケージ2と、光インタフェース3と、光電気配線板1に高精度に位置決めされてこれに固着される配線板側ガイド部材4と、光インタフェース3に高精度に位置決めされてこれに固着される光インタフェース側ガイド部材5とにより構成される。
光電気配線板1は、配線および端子(パッド)が形成されたプリント基板1aと、紙面垂直方向に複数のコアを有する光伝送路1bと、プリント基板1aに植設されたガイド棒1cとにより構成されている。光伝送路1b上には、アライメントマーク1fが写真製版法を用いて形成されている。アライメントマーク1fの光伝送路1bに対する位置精度は10μm以下であることが望ましい。
LSIパッケージ2は、インタポーザ2b上にバンプ2dを介してLSIチップ2aを搭載したものである。インタポーザ2bの下面にはプリント基板1aとの電気的な接続をとるためのバンプ2cと、光インタフェース3との電気的な接続をとるためのソケットピン2fとが設けられており、またインタポーザ2bの四隅には、ガイド棒1cが嵌合する嵌合穴2eが形成されている。
光インタフェース3は、光素子3aを容器3b内に収容したものである。容器3bにはガイドピン4cが挿通される開口3eが開設されており、また容器3b表面にはバンプ3dが設けられている。さらに、光素子3aの光入出射面にはアライメントマーク3fが形成されている。アライメントマーク3fは、光入出射点3cに対し高い位置精度をもって形成されている。
配線板側ガイド部材4は、精密樹脂成型品であって、透明エポキシ等の樹脂製のガイド部材本体4aと、この本体と一体成型されたソケットピン4bおよびガイドピン4cとを有する。ガイド部材本体4aは、ガラスなどの無機材料を用いて形成することもできる。本実施の形態においては、ガイド部材本体4aにミラー4dとレンズ4eとが一体的に形成されており、またアライメントマーク4fが形成されている。これらミラー4d、レンズ4e、アライメントマーク4fおよびガイドピン4cの相対的位置精度は10μm以下であることが望ましい。ミラー4dは、光伝送路1bの光軸と光素子3aの光軸とが交差した位置に配置されるものであり、光伝送路の光軸および光素子の光軸に対して45°の角度で傾斜するように形成される。光散乱による損失を防ぐために、ミラー表面の面粗さは、光の波長に比べて十分に小さいものとし、ミラーの反射率を高めるために表面には金、アルミニウム、チタン等を被覆することが望ましい。
本実施の形態によれば、ガイド部材4において、一体成型によりガイドピン4c、ミラー4d、レンズ4eおよびアライメントマーク4fの位置関係をその製作時点で高精度化することができ、光インタフェース3と光電気配線板1との光軸合わせ精度を改善することができる。また、LSIパッケージ実装時にガイドピン4c、ミラー4d、レンズ4eおよびアライメントマーク4f間のアライメント作業を行う必要がなくなるため、製造コスト低減に有効である。
光インタフェース側ガイド部材5は、精密樹脂成型品であって、透明エポキシ等の樹脂製のガイド部材本体5aは、スペーサ部5cとレンズ5dとを有しており、またガイドピン4cが嵌合される嵌合穴5bと位置合わせのためのアライメントマーク5eが形成されている。アライメントマーク5eと嵌合穴5bとの相対的位置精度は10μm以下であることが望ましい。
本実施の形態においては、光インタフェース側ガイド部材5に配線板側ガイド部材4に接触するスペーサ部5cを設けたことにより、ミラー4dの反射点と光素子3aの光入出射点との間の距離を精度よく一定化することができる。本実施の形態においては、スペーサ部を光インタフェース側のガイド部材に設けたが、配線板側のガイド部材4にスペーサ部を設けるようにしてもよい。
なお、光インタフェースと光電気配線基板との接続は嵌合ピン、嵌合穴の嵌めあいによるものに限られない。光インタフェース部材のガイド部材と光電気配線基板のガイド部材のどちらか一方に形成された凸部が、他の一方に形成された凹部へ挿入されて接続される嵌め合い構造でも構わない。また、光インタフェース側のガイド部材と光電気配線基板側のガイド部材の少なくともどちらか一方に形成された段差に他の一方が挿入されて接続される嵌め合い構造でも構わない。
また、本実施の形態ではインタポーザの下面に光インタフェースのバンプと電気的な接続をとるためのソケットピンを設けているが、接続の形態はこれに限定されるものではない。インタポーザの下面にバンプを設け、光インタフェースの上面に設置したソケットと接続させてもよい。またインタポーザの下面と光インタフェースの上面の両方に雌雄どちらかのソケットピンを設け、両者を接続させてもよい。
また、本実施の形態ではインタポーザの下面に光電気配線基板のソケットピンと電気的な接続をとるためのバンプを設けているが、接続の形態はこれに限定されるものではない。
インタポーザの下面にソケットピンを設け、光電気配線基板のバンプと接続させてもよい。またインタポーザの下面と光電気配線基板の両方に雌雄どちらかのソケットピンを設け、両者を接続させてもよい。
また、本実施例では、LSIの端子のピッチと光インタフェースの端子のピッチとの差の影響を軽減するためにインタポーザを用いているが、ピッチの違いがない部品、ピッチの違いが影響しない構成を取る場合は、インタポーザを使う必要はない。
次に、図3を参照して第2の実施の形態の光伝送・変換モジュールの実装方法について説明する。ガイド部材側のアライメントマーク4fと光電気配線板側のアライメントマーク1fとを目合わせして、配線板側ガイド部材4を光電気配線板1の表面上に搭載し、はんだ付けにより固定する(図中、矢印I)。アライメントマークを用いた位置決めを行うことにより、光インタフェースと光電気配線板との光軸合わせ精度を改善することができる。また、光インタフェース側ガイド部材5を、ガイド部材側のアライメントマーク5eと光素子3aのアライメントマーク3fとを目合わせして、光インタフェース3に接着固定する(図中、矢印II)。アライメントマークを用いることにより、光電気配線板側と同様に、より高精度な位置決めが可能である。次に、ガイド部材5と一体化された光インタフェース3を、ガイド部材5の嵌合穴5bを配線板側ガイド部材4のガイドピン4cに嵌合させることにより、配線板側ガイド部材4に取り付ける(図中、矢印III)。これにより、光インタフェース3は、光電気配線板1に機械的に高精度に位置決めされて搭載され、光電気配線板1の光伝送路1bと光インタフェース3の光素子3aとの光学的接続が達成される。続いて、光電気配線板1のガイド棒1cにLSIパッケージ2の嵌合穴2eを通し、LSIパッケージ2に押圧力を印加して、ガイド棒1cを嵌合穴2eに嵌合させる(図中、矢印IV)。これにより、光インタフェース3のバンプ3dが、LSIパッケージ2のソケットピン2fに接触すると共にLSIパッケージ2のバンプ2cがガイド部材4のソケットピン4bに接触し、光インタフェース3−LSIパッケージ2間、および、LSIパッケージ2−光電気配線板1間の電気的な接続が図られる。
LSIパッケージのソケットピン2fの弾性力によって光インタフェース3のバンプ3dとの電気的接続を維持する本実施の形態によれば、複数の光インタフェース3を備えたLSIパッケージ2を搭載する場合で光インタフェース同士の相対位置誤差があっても、搭載位置誤差がソケットピン2fの弾性力の及ぶ範囲であれば、相対位置誤差を吸収して複数の光インタフェース3をLSIパッケージ2に搭載可能である。
また、本実施の形態によれば、LSIパッケージ2または光インタフェース3のいずれかに不具合が発生した場合には、保守現場において特別な装置を使用することなく容易に部品交換を行うことができる。
[第3の実施の形態]
図4は、本発明の第3の実施の形態の構造を示す断面図である。本実施の形態のモジュールも、図の左右面対照に形成されているので、図を見易くするため、左半分のみを示す。本実施の形態のモジュールの光電気配線板1と、LSIパッケージ2と、配線板側ガイド部材4は、それぞれ図2、図3に示されるそれらと同じであるので、これらについての説明は省略し、光インタフェース3についてのみ説明する。
本実施の形態の光インタフェース3には、光インタフェース側ガイド部材は搭載されない。本実施の形態における光インタフェース3の容器3bはガイド部材と一体化したものと見ることができ、ガイド部材としての機能を果たすことができる。図4に示されるように、光素子3aを収容する容器3bには配線板側ガイド部材4のガイドピン4cが嵌合される嵌合穴3gが開設されており、また容器3b表面にはバンプ3dとレンズ3hが設けられている。なお、光インタフェースと光電気配線基板との接続は嵌合ピン、嵌合穴の嵌めあいによるものに限られない。光インタフェースと光電気配線基板のガイド部材のどちらか一方に形成された凸部が、他の一方に形成された凹部へ挿入されて接続される嵌め合い構造でも構わない。また、光インタフェースと光電気配線基板側のガイド部材の少なくともどちらか一方に形成された段差に他の一方が挿入されて接続される嵌め合い構造でも構わない。
また、本実施の形態ではインタポーザの下面に光インタフェースのバンプと電気的な接続をとるためのソケットピンを設けているが、接続の形態はこれに限定されるものではない。インタポーザの下面にバンプを設け、光インタフェースのソケットと接続させてもよい。またインタポーザの下面と光インタフェースの上面の両方に雌雄どちらかのソケットピンを設け、両者を接続させてもよい。
また、本実施の形態ではインタポーザの下面に光電気配線基板のソケットピンと電気的な接続をとるためのバンプを設けているが、接続の形態はこれに限定されるものではない。
インタポーザの下面にソケットピンを設け、光電気配線基板のバンプと接続させてもよい。またインタポーザの下面と光電気配線基板の両方に雌雄どちらかのソケットピンを設け、両者を接続させてもよい。
また、本実施例では、LSIの端子のピッチと光インタフェースの端子のピッチとの差の影響を軽減するためにインタポーザを用いているが、ピッチの違いがない部品、ピッチの違いが影響しない構成を取る場合は、インタポーザを使う必要はない。
次に、第3の実施の形態の実装方法について説明する。配線板側ガイド部材4を、ガイド部材側のアライメントマーク4fと光電気配線板側のアライメントマーク1fとを目合わせして、光電気配線板1の表面上に搭載し、はんだ付けにより固定する。次に、配線板側ガイド部材4のガイドピン4cにスペーサ7の穴を通した後、ガイドピン4cに光インタフェース3の嵌合穴3gに嵌合させることにより、光インタフェース3を配線板側ガイド部材4に取り付ける。これにより、光インタフェース3は、光電気配線板1に機械的に高精度に位置決めされて搭載され、光電気配線板1の光伝送路1bと光インタフェース3の光素子3aとの光学的接続が達成される。続いて、光電気配線板1のガイド棒1cにLSIパッケージ2の嵌合穴2eを通し、LSIパッケージ2に押圧力を印加して、ガイド棒1cを嵌合穴2eに嵌合させる。これにより、光インタフェース3のバンプ3dが、LSIパッケージ2のソケットピン2fに接触すると共にLSIパッケージ2のバンプ2cがガイド部材4のソケットピン4bに接触し、光インタフェース3−LSIパッケージ2間、および、LSIパッケージ2−光電気配線板1間の電気的な接続が図られる。
次に本発明の第4の実施の形態について説明する。図5は本発明の基板を利用した情報処理装置の構成図を示す。この情報処理装置は複数の光電気配線版1が装置奥の光電気バックプレーン31に電気的および光学的に接続される。光電気配線版と光電気バックプレーンとの電気的な接続は光電気配線版側の電気コネクタ35と光バックプレーン側電気コネクタ36とを接続することによってなされ、それと同時に光電気配線版側の光コネクタ32と光バックプレーン側光コネクタ33とが接続されることで光学的に接続される。光電気バックプレーンには図示しない光配線および電気配線が敷線されており、これにより光電気配線版同士の光学的および電気的インタコネクションがなされる。光電気配線版にはLSIチップ2aを上面に、光インタフェース3を下面にそれぞれ搭載したインタポーザ2bを、光インタフェースの発光受光面と光伝送路1bの発光受光点とが光軸合わせされた状態で搭載する。以上述べた構成により、光電気配線板に搭載されたLSIチップと、図示しない別の光電気配線板に搭載されたLSIチップとの信号接続が光信号によって行われる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜の変更が可能なものである。例えば、ガイド棒1c、ガイドピン4cは、それぞれLSIパッケージ2側、光インタフェース側ガイド部材5に植設するようにしてもよい。また、ガイドピン4cに代え、ガイド部材4または5のいずれか一方にボスを形成しこれをいずれか他方に形成された嵌合穴に嵌合させるようにしてもよい。あるいは、ガイド部材4および5の双方に嵌合穴を形成しておきガイドピンを両方の嵌合穴に嵌合させるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、光伝送路を伝播する光の光路変換を光伝送路外に配置されたミラーにより行っていたが、この方式に代え光伝送路の端面を45°の角度に切断してその端面で光を反射させるようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態の構造を示す断面図。 本発明の第2の実施の形態の構造を示す断面図。 本発明の第2の実施の形態の実装方法を説明するための分解断面図。 本発明の第3の実施の形態の構造を示す断面図。 本発明の第4の実施の形態である情報処理装置を示す。 従来の技術による光インタフェースを備えたLSIパッケージの光電気配線板への搭載構造を示す斜視図と断面図。 従来の他の技術による光インタフェースと光ファイバとの接続構造を示す断面図。
符号の説明
1 光電気配線板
1a プリント基板
1b 光伝送路
1c ガイド棒
1d ミラー
1e 光入出射点
1f アライメントマーク
2 LSIパッケージ
2a LSIチップ
2b インタポーザ
2c、2d バンプ
2e 嵌合穴
2f ソケットピン
3 光インタフェース
3a 光素子
3b 容器
3c 光入出射点
3d バンプ
3e 開口
3f アライメントマーク
3g 嵌合穴
3h レンズ
4 配線板側ガイド部材
4a ガイド部材本体
4b ソケットピン
4c ガイドピン
4d ミラー
4e レンズ
4f アライメントマーク
5 光インタフェース側ガイド部材
5a ガイド部材本体
5b 嵌合穴
5c スペーサ部
5d レンズ
5e アライメントマーク
6 光ビーム
7 スペーサ
11 LSIチップ
12 光素子アレイ
13、15 はんだバンプ
14 メタルポスト
16 光導波路
17 プリント基板
21、23 半導体チップ
21a 配線層
22 光素子
24 ベース
25 レセプタクル
25a コネクタピン
26 光ファイバケーブル
27 光ファイバコネクタ
27a ガイド孔
31 光電気バックプレーン
32 光電気配線板側光コネクタ
33 光バックプレーン側光コネクタ
34 筐体
35 光電気配線板側電気コネクタ
36 光電気バックプレーン側電気コネクタ

Claims (33)

  1. 光伝送路を備えた光電気配線板と、前記光電気配線板に電気的に接続されたLSIチップと、光素子を収容し前記LSIチップに電気的に接続された光インタフェースと、を備え、前記光伝送路と前記光素子とが光学的に結合されているLSIパッケージの光電気配線板への実装構造において、前記光電気配線板と前記光インタフェースとにはそれぞれ第1、第2のガイド部材が固着されており、第1のガイド部材と第2のガイド部材とは、互いに位置決めされ機械的に結合されていることを特徴とするLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  2. 前記第1、第2のガイド部材のいずれか一方に形成された嵌合突起といずれか他方に形成された嵌合穴とを備え、前記嵌合穴に前記嵌合突起が嵌合することにより位置決めがなされていることを特徴とする請求項1に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  3. 前記嵌合突起が、前記第1または第2のガイド部材内にその一部が埋め込まれたガイドピンにより構成されているか、もしくは前記嵌合突起が、前記第1または第2のガイド部材と一体成型されていることを特徴とする請求項2に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  4. ガイドピンを備え、前記ガイドピンが前記第1、第2のガイド部材の両方に形成された嵌合穴に嵌合することにより位置決めがなされていることを特徴とする請求項1に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  5. 前記光電気配線板または前記光インタフェースと前記LSIチップとが弾性的に接触し、電気的に接続されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  6. 前記LSIチップは、インタポーザに搭載されており、該インタポーザに敷設された配線を介して前記LSIチップと前記光電気配線板および/または前記光インタフェースとが電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  7. 前記光インタフェースと前記LSIチップまたはインターポーザとが弾性的に接触し、電気的に接続されたことを特徴とする請求項6に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  8. 前記弾性的な接触がソケットピンによりなされていることを特徴とする請求項5または7に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  9. ソケットピンが前記第1のガイド部材にその一部が埋め込まれた態様またはソケットピンが前記第1のガイド部材との一体成型により設けられた態様にて前記第1のガイド部材に備えられていることを特徴とする請求項8に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  10. 前記光電気配線板と前記第1のガイド部材とにはそれぞれ前記光伝送路に前記第1のガイド部材を位置決めするためのアライメントマークが形成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  11. 前記光インタフェースと前記第2のガイド部材とが一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  12. 前記光インタフェースと前記第2のガイド部材とにはそれぞれ前記光インタフェースに前記第2のガイド部材を位置決めするためのアライメントマークが形成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  13. 前記光素子は面型の素子であって、前記光伝送路を伝播する光は前記光素子の光軸と前記光伝送路の光軸とが非平行となるように光路変換がなされることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  14. 前記光伝送路の光入出射点の近傍には前記光伝送路を伝播する光の光路変換を行うミラーが配置されていることを特徴とする請求項13に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  15. 前記ミラーは前記第1のガイド部材に一体的に形成されていることを特徴とする請求項14に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  16. 前記光インタフェースの光入出射点と前記光伝送路または前記ミラーの光入出射点とを結ぶ光路長を一定の寸法に保持するスペーサ手段が設けられていることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  17. 前記スペーサ手段が、前記第1のガイド部材または前記第2のガイド部材のいずれか一方に一体的に形成されていることを特徴とする請求項16に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  18. 前記光素子と前記光伝送路との間には集光手段が設けられていることを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  19. 前記光電気配線板と前記インタポーザの内のいずれか一方にガイド棒が設置され、いずれか他方に嵌合孔が設けられており、前記ガイド棒が前記嵌合孔に嵌合されていることを特徴とする請求項6、7、9から18のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装構造。
  20. 光伝送路を備えた光電気配線板と、前記光電気配線板に電気的に接続されたLSIチップと、光素子を収容し前記LSIチップに電気的に接続された光インタフェースと、を備え、前記光伝送路と前記光素子とが光学的に結合されている構造の作製方法であって、
    (1)前記光電気配線板の光入出射点と第1のガイド部材の所定点とを所定の相対位置関係を保って固着する過程と、
    (2)前記光インタフェースの受発光点と第2のガイド部材の所定点とを所定の相対位置関係を保って固着する過程と、
    (3)第1のガイド部材と第2のガイド部材とを、互いに位置決めして分離可能にかつ機械的に結合することにより前記光伝送路と前記光インタフェースとを光学的に結合するとともに前記光電気配線板に前記LSIチップを電気的に接続する過程と、を有することを特徴とするLSIパッケージの光電気配線板への実装方法。
  21. 前記LSIチップをインタポーザに搭載する過程が付加されることを特徴とする請求項20に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装方法。
  22. 前記第(1)の過程において、前記光伝送路に光を入射しその光路を利用して前記第1のガイド部材の位置決めを行い前記第1のガイド部材の固着を行うことを特徴とする請求項20または21に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装方法。
  23. 前記光伝送路の光入出射点の近傍には前記光素子の光軸と前記光伝送路の光軸とが非平行となるように変換するミラーが設置されており、前記第(1)の過程において、ミラーでの光反射点を基準として前記第1のガイド部材の位置決めを行い前記第1のガイド部材の固着を行うことを特徴とする請求項20または21に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装方法。
  24. 前記光電気配線板と前記第1のガイド部材とにそれぞれアライメントマークが形成されており、前記第(1)の過程において、両者のアライメントマークを利用して前記第1のガイド部材の位置決めを行い前記第1のガイド部材の固着を行うことを特徴とする請求項20または21に記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装方法。
  25. 前記第(2)の過程において、前記光インタフェースの光入出射点を基準として、前記第2のガイド部材の位置決めを行い前記第2のガイド部材の固着を行うことを特徴とする請求項20から24のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装方法。
  26. 前記光インタフェースと前記第2のガイド部材とにそれぞれアライメントマークが形成されており、前記第(2)の過程において、前記光素子と前記第2のガイド部材とのアライメントマークを利用して前記第2のガイド部材の位置決めを行い前記第2のガイド部材の固着を行うことを特徴とする請求項20から24のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装方法。
  27. 前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材のいずれか一方に嵌合突起が、いずれか他方に嵌合穴が設けられており、前記第(3)の過程において、前記嵌合突起を前記嵌合穴に嵌合することにより、前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材とを結合することを特徴とする請求項20から26のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装方法。
  28. 前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材とに嵌合穴が設けられており、前記第(3)の過程において、前記ガイドピンを両者に設けられた嵌合穴に嵌合することにより、前記第1のガイド部材と前記第2のガイド部材とを結合することを特徴とする請求項20から26のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装方法。
  29. 前記第(3)の過程により、前記光インタフェースと前記インタポーザとの間の電気的な接続が、弾性的に達成されることを特徴とする請求項21から28のいずれかに記載のLSIパッケージの光電気配線板への実装方法。
  30. LSI間またはLSIとバックプレーン間の信号の伝達に光信号を用いた情報処理装置であって、該光信号の伝達に請求項1から19のいずれか一項に記載の光電気配線板への実装構造を用いることを特徴とする情報処理装置。
  31. 光素子を収容し、光電気配線基板位置決め用の穴もしくは突起あるいは段差を持ったガイド部材を有することを特徴とする光インタフェース。
  32. 光伝送路を備え、光インタフェース位置決め用の穴もしくは突起あるいは段差を持ったガイド部材を有することを特徴とする光電気配線基板。
  33. 光伝送路を備えた光電気配線板と、光素子を収容した光インタフェースと、を備え、前記光伝送路と前記光素子とが光学的に結合されている光インタフェース部品において、前記光電気配線板と前記光インタフェースとにはそれぞれ第1、第2のガイド部材が固着されており、第1のガイド部材と第2のガイド部材とは、互いに位置決めされ機械的に結合されていることを特徴とする光インタフェース部品。
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