JP2006131177A - ワイパブレードラバー及び車両用ワイパ - Google Patents

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雄太 岩崎
Masahiko Komoda
晶彦 菰田
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昌樹 小林
Kiyoshi Tamada
清 玉田
Hidetoshi Suzuki
秀俊 鈴木
Hideaki Nishiura
秀晃 西浦
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    • B60S2001/3836Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element characterised by cross-sectional shape

Abstract

【課題】 ワイパブレードの往復払拭動作中に、ワイパブレードが反転位置において発生する反転音を全体としてより低減することができるワイパブレードラバー及び該ワイパブレードラバーを備えたワイパを提供する。
【解決手段】 ワイパブレード20に取り付けられるブレード取付部31と、ブレード取付部31にネック部33を介して連結されると共に先端部分にウインドウガラス表面と当接する払拭部37が設けられたリップ部35と、を備えたブレードラバー30であって、リップ部35には、その長手方向において厚み方向の剛性が異なる部位が設けられた。厚み方向の剛性が異なる部位は、リップ部35の厚さ方向に貫通する貫通孔38が形成されてなる。また、リップ部35の厚さが薄肉化または肉厚化されてなる。
【選択図】 図2

Description

本発明はワイパブレードラバー及び車両用ワイパに係り、特に車両等のガラス面を払拭するワイパ装置のワイパブレードラバー及び車両用ワイパに関する。
従来、車両にはワイパブレードを往復動作させてウインドウガラスを払拭するワイパ装置が装備されている。このようなワイパ装置では、ワイパブレードの払拭領域の両端部においてワイパブレードの進行方向が切り替わるとき、ブレードラバーがウインドウガラス等を打撃する反転音が発生する。
このような反転音を低減する技術として、ワイパブレードラバーのネック部に傾斜抵抗部を設ける技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のワイパブレードラバーは、ブレード取付部とリップ部がネック部によって連結されており、払拭時には、主にネック部が撓むことによって、リップ部がブレード取付部に対して傾斜できるように構成されている。そして、このネック部は、ブレード取付部とリップ部との間の中央部分両側にそれぞれ凸部が形成され、中央部分(傾斜抵抗部)の厚さが厚くなっている。
このネック部は、曲がるに連れて傾斜抵抗部により曲げ抵抗が増大して曲がり難くなるので、反転時においてリップ部がガラス面から飛び跳ねることが防止される。また、ネック部が曲がり難くなることによってリップ部がブレード取付部に当たるときの勢いが軽減される。これにより、特許文献1に記載のワイパブレードラバーでは、反転音が軽減される。
特開2000−335376号公報(第3〜4頁、図1)
しかしながら、特許文献1に記載のワイパブレードラバーでは、傾斜角度によってネック部の剛性が異なるように構成したことにより反転音が軽減されるものの、ワイパブレードラバーの長手方向全体で一時期にリップ部が反転するので、これにより発生する反転音によって乗員に不快感を与えてしまうおそれがあった。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、ワイパブレードの往復払拭動作中に、ワイパブレードが反転位置において発生する反転音を全体としてより低減することができるワイパブレードラバー及び該ワイパブレードラバーを備えたワイパを提供することにある。
前記課題は、本発明によれば、ワイパブレードに取り付けられるブレード取付部と、該ブレード取付部にネック部を介して連結されると共に先端部分にウインドウガラス表面と当接する払拭部が設けられたリップ部と、を備えたワイパブレードラバーであって、前記リップ部には、その長手方向において厚み方向の剛性が異なる部位が設けられることにより解決される。
このように本発明のワイパブレードラバーでは、リップ部に長手方向において厚み方向の剛性が異なる部位が設けられることにより、剛性の大小に応じて当該部位の撓み易さが異なったものとなる。したがって、ワイパブレードラバーの厚み方向の剛性が長手方向に一様とならず、撓み易い領域と撓み難い領域とが長手方向に混在させることができる。これにより、ワイパ作動時、ワイパブレードラバーが反転する際の反転時期を部位によってずらすことができるので反転音を低減することが可能となる。
また、具体的には、前記厚み方向の剛性が異なる部位は、前記リップ部の厚さが薄肉化または肉厚化されてなるように構成することができる。このように、リップ部の厚さを薄肉化または肉厚化することによって、厚み方向の剛性を他の部位と容易に異ならせることができる。
また、前記厚み方向の剛性が異なる部位は、前記リップ部の厚さ方向に貫通する貫通孔が形成されてなるように構成することができる。このように、リップ部の厚さ方向に貫通する貫通孔を形成することによって、厚み方向の剛性を他の部位と容易に異ならせることができる。
また、前記厚み方向の剛性が異なる部位は、前記払拭部の厚さが薄肉化されてなるように構成することができる。このように、払拭部の厚さを薄肉化することによって、厚み方向の剛性を他の部位と容易に異ならせることができる。
また、前記払拭部は、その先端面の長手方向に伸びる両辺がリップ部の長手方向において略同一直線上に形成されてなるように構成すると好適である。このように構成すると、長手方向において略同一の厚み方向の幅を有する払拭部を形成することができる。
また、前記払拭部は、その先端面の一部が欠落した部位がリップ部の長手方向において離間して形成されてなるように構成することができる。このように構成すると、長手方向において先端面の厚み方向の幅が異なった払拭部を形成することができる。
また、前記リップ部は、少なくとも前記払拭部において厚み方向に分離されてなるように構成してもよい。
また、前記リップ部は、剛性の異なる複数の材料で形成されてなるように構成することができる。このように剛性の異なる複数の材料でリップ部を形成することによっても長手方向に剛性の異なる部位を形成することが可能である。
また、前記課題は、上記ワイパブレードラバーを有するワイパブレードと、該ワイパブレードを支持するワイパアームと、を備えた車両用ワイパによって解決される。上記ワイパブレードラバーを備えることにより、車両用ワイパが往復払拭動作する際の反転音を低減することができる。
本発明のワイパブレードラバーおよび該ワイパブレードラバーを備えた車両用ワイパによれば、ワイパブレードのリップ部には、長手方向において厚み方向の剛性が異なる部位が設けられる。これにより、撓み易い部位と撓み難い部位が長手方向に混在する構成となり、ワイパ作動時、ワイパブレードラバーが反転する際の反転時期を部位によってずらすことができるので反転音のレベルを低減することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
図1〜図4は本発明の一実施形態に係るものであり、図1は車両用ワイパの説明図、図2はブレードラバーの斜視図、図3はブレードラバーの説明図、図4はブレードラバーの要部拡大図である。
図5〜図13は本発明の他の実施形態に係るものであり、図5はブレードラバーの要部拡大図、図6〜図13はブレードラバーの説明図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、車両用ワイパWは、ワイパアーム10とワイパブレード20とを備え、ワイパアーム10に対してワイパブレード20が回動可能に連結されている。
ワイパアーム10は、不図示の車両のピポット軸に固定されるアームヘッド11と、アームヘッド11の先端に連結されるリテーナ12と、リテーナ12の先端に固定されるアームピース13を主要構成要素としている。
ワイパブレード20は、ワイパアーム10に対して回動可能に連結される金属性のプライマリーレバー21と、このプライマリーレバー21の両端に回動可能に連結される一対のセカンダリーレバー22と、各セカンダリーレバー22の両端に回動可能に連結される一対のヨーク23と、ヨーク23によって保持される合成ゴム製のブレードラバー30を主要構成要素としている。すなわち、本例のワイパブレード20は、トーナメント式の構造に形成されている。そして、ブレードラバー30は、ヨーク23の両端にそれぞれ形成された保持片24により8点支持されて保持されている。
本例のブレードラバー30は、ワイパブレード20がウインドウガラス表面を往復払拭動作するときに、両反転位置で進行方向が逆転したときの反転音を低減することができるように構成されているものである。
図2〜図4に示すように、本例のブレードラバー30は、ブレード取付部31と、ブレード取付部31の下面から延出するネック部33と、ネック部33に連結されたリップ部35とを備えている。ブレード取付部31は、長手方向に沿って両側に2段の溝31a,31bが形成されており、上側の溝31aには、バッキング25が挿入されて、ワイパアーム10からの押圧力を伝えるためブレードラバー30の剛性を向上させている。また、下側の溝31bには、ヨーク23の保持片24の爪部24aが入り込んでおり、ブレードラバー30は長手方向に相対移動可能にかつ抜け止めされた状態で保持されている。また、溝31bの下面を形成する当接部32の幅方向中央部からネック部33が延出している。ネック部33は、両側に曲がることによってリップ部35をブレード取付部31に対して傾斜可能に保持している。
リップ部35は、ネック部33の下端側から両側に肩部36が延出しており、下端部は車両のウインドウガラス面と摺接する払拭部37となっている。払拭部37は、先端面37aが長手方向に略同一直線上に形成されている。より詳しくは、先端面37aの両辺が直線状に形成されている。
図4は、リップ部35を側面から見た要部説明図である。図1,図4に示すように、リップ部35には、厚み方向に貫通する貫通孔38が長手方向に離間して複数箇所に形成されている。この貫通孔38によって、リップ部35には長手方向に剛性が異なる部位が形成される。すなわち、リップ部35は厚み方向の剛性が長手方向に一様ではなく、厚み方向の剛性が異なる部位を散在させることができる。本例では、貫通孔38が形成された長手方向の所定領域は、厚み方向の剛性が低くなっている。このように厚み方向の剛性が小さく設定された領域では、その両側の領域(貫通孔38が形成されていない領域)よりも、曲がり易くなる。
したがって、本例のブレードラバー30では、厚み方向の剛性が低い箇所では撓み易く、厚み方向の剛性が高い箇所では厚み方向の剛性が低い箇所と比べて撓み難くなるので、ワイパ作動時にブレードラバー30が反転する際、長手方向の全体が一時期に反転してしまうことを防止することが可能となり、反転音を低減することができる。
図5は、他の実施例を示している。図5(A)は、貫通孔38が円形で図4の例よりも大径に形成された例である。図5(B)は、貫通孔38を矩形状にした例である。図5(C)は、三角形状にした例である。なお、図4,図5の形状に限定されることなく、貫通していれば任意の形状であってもよい。また、貫通孔38は、縦方向よりも長手方向に長い形状(例えば長手方向の辺が長い長方形)としてもよい。そして、隣り合う貫通孔38の離間する距離は、ブレードラバー35の撓み易さ、剛性に応じて、適宜に設定することができる。
図6は厚み方向の剛性を異ならせるために、リップ部35の長手方向の両端部から所定の深さの凹部39を形成した例である。本例では、断面略三角形状の凹部39が形成されているが、これに限らず任意の形状であってよい。このように、凹部39が形成された箇所は、リップ部35の厚さが薄肉化されるので、厚み方向の剛性を低下させることができる。これにより、長手方向に厚み方向の剛性が異なる部位を形成することができる。なお、凹部39の深さは、リップ部35の撓み易さ等に応じて適宜に設定することができる。
また、図7もリップ部35を薄肉化した例である。本例では、リップ部35の両側もしくは片側の外面に凹部40を設けている。この凹部40は、長手方向に離間して複数箇所に設けられている。このように、凹部40が設けられた箇所は、リップ部35の厚さが薄肉化されるので、厚み方向の剛性を低下させることができる。これにより、長手方向に厚み方向の剛性が異なる部位を形成することができる。なお、隣り合う凹部40の離間する距離は、ブレードラバー35の撓み易さ、剛性に応じて、適宜に設定することができる。
また、図7の例では、リップ部35が薄肉化されているが、これに限らず、図8に示すようにリップ部35の側面に凸部41を設けてもよい。この凸部41は、長手方向に離間して複数箇所に設けられている。このように、凸部41が設けられた箇所は、リップ部35の厚さが肉厚化されるので、厚み方向の剛性を向上させることができる。これにより、長手方向に厚み方向の剛性が異なる部位を形成することができる。なお、隣り合う凸部41の離間する距離は、ブレードラバー35の撓み易さ、剛性に応じて、適宜に設定することができる。
上記実施形態では、リップ部35、より厳密には払拭部37を除いた本体部分に貫通孔を設けたり、本体部分の一部を薄肉化または肉厚化したりしていたが、これに限らず、図9に示すように払拭部37を薄肉化してもよい。すなわち、図9の例では、払拭部37の片側側面の一部を切り取ったように凹部42が形成されている。払拭部37には、先端面37aの一方の辺から上方に向かって切り込みが入れられ、平面視で矩形状の凹部42が形成されている。この凹部42は、長手方向に離間して複数箇所に設けられている。このように、凹部42が設けられた箇所は、払拭部37の厚さが薄肉化されるので、厚み方向の剛性を低下させることができる。これにより、長手方向に厚み方向の剛性が異なる部位を形成することができる。なお、本例では、払拭部37の一方の側面に凹部42が形成されているが、これに限らず、両方の側面に凹部42を形成してもよい。
また、上記実施の形態では、ブレードラバー30は一種類の合成ゴムで形成したものであったが、これに限らず、ブレードラバー30を複数種の材料で形成してもよい。図10に示す例は、リップ部35を3種類の剛性が異なる合成ゴムで形成している。すなわち、図10のリップ部35は、肩部36と連続して一体に形成されたリップ部本体37bと、リップ部本体37bと接合状態となったリップ片37c,37dとから構成されている。リップ部本体37bはリップ部35の一方の側面を構成し、リップ片37c,37dは、リップ部35の他方の側面を構成する。また、リップ部本体37bは払拭部37の一方の側面を構成し、リップ片37c,37dは、払拭部37の他方の側面を構成する。そして、本例のリップ部35では、払拭部37の先端面37aは、リップ部本体37bに形成されている。なお、払拭部37の先端面37aをリップ片37c,37dに設けてもよいし、リップ部本体37b及びリップ片37c,37dの双方に設けてもよい。
リップ部本体37bには、リップ部35の側面を形成する側と反対側に、断面略三角形状のリップ片37c,37dが接合される欠損部37baが形成されており、この欠損部37baにリップ片37c,37dが長手方向に交互に接着剤等によって接合されている。
このように本例のリップ部35では、リップ部本体37bの片面側に剛性が異なるリップ片37c,37dが長手方向に交互に配設されているので、全体として長手方向には厚み方向の剛性が異なる部位を配置することができる。
なお、本例では、欠損部37baがリップ部本体37bの片側のみに形成されていたが、これに限らず、両側に欠損部37baを形成し、この欠損部37baに長手方向に交互にリップ片37c,37dを配設してもよい。
また、本例では、3種類の材料を用いた例を示したが、4種類以上であってもよい。
また、2種類の材料であってもよい。例えば、リップ片37dをリップ部本体37bと同一の材料で構成してもよい。
また、本例では、欠損部37baが長手方向に途切れることなく形成されていたが、複数の欠損部37baを長手方向に離間させて形成し、これら複数の欠損部37baにリップ部本体37bとは異なる材料で形成されたリップ片を接合するようにしてもよい。このように構成しても、長手方向に異なる材料で形成されたリップ片が交互に配設されることになるので、長手方向において厚み方向の剛性が異なる部位を設けることができる。
また、図11に示すように、リップ部本体37eの片側に連続する欠損部37eaを形成し、この欠損部37eaに異なる剛性を有する材料からなるリップ片37fを一体化した構成としてもよい。本例では、リップ部本体37e,リップ片37fは、それぞれ払拭部37の異なる側面を構成する。また、リップ片37fに払拭部37の先端面37aが形成されている。なお、リップ部本体37eに払拭部37の先端面37aを形成してもよい。
さらに、リップ部本体37eの先端部には、長手方向に離間して平面視で矩形状に欠落した凹部43が複数箇所に形成されている。なお、この凹部43は、リップ片37fに設けてもよい。
本例のリップ部35は、リップ部本体37e,リップ片37fをそれぞれ形成した後、接着等によって接合してもよいし、ダブルインジェクションにより形成してもよい。
このように、本例のリップ部35は、2種類の材料を用いて構成され、一方には長手方向に離間して凹部43が設けられたので、凹部43が設けられた箇所は、払拭部37の厚さが薄肉化されるので、厚み方向の剛性を低下させることができる。これにより、長手方向に厚み方向の剛性が異なる部位を形成することができる。
なお、2種以上のリップ片を接合する場合には、リップ片の内部に長手方向に離間して凹部を設けることによって、リップ部35を局所的に薄肉化することが可能である。
また、上記実施形態では、払拭部37の先端面37aが一つの矩形状の面積を持つように形成されていたが、これに限らず、図12に示すように長手方向に複数の先端領域37aaが千鳥配列されるように構成してもよい。すなわち、図12の例では、先端面37aの厚み方向の中央部から上方へ向けてリップ部35を両側に分離可能なように切り込み43が設けられている。この切り込み43を境に先端面37aの一方を欠落させるように凹部44(44a,44b)が設けられている。この凹部44a,44bは、厚み方向に重ならないように長手方向に交互に払拭部37の両側を欠落させるように設けられている。そして、凹部44aに挟まれて払拭片45aが形成され、凹部44bに挟まれて払拭片45bが形成されている。この払拭片45a,45bは、長手方向の長さが異なるように設定されており、局所的にリップ部35が撓み易い部位と撓み難い部位が形成されている。
また、図13に示すように、払拭片45a,45bが長手方向において厚み方向に一部、重なるように構成してもよい。このようにすれば、重なった部分は、重ならない部分よりも厚み方向の剛性が大きくすることができる。
また、図2〜図8に示した例においても、図9の例で示したように払拭部37に凹部42を設けて薄肉化してもよいし、図10,図11の例で示したように欠損部37ba(欠損部37ea)を設けて剛性が異なる他の材料からなるリップ片を接合してもよい。また、図12,図13の例で示したように先端面37aを切り込み43によって両側に分離可能とすると共に、凹部44を設けるように構成してもよい。
また、図9,図10に示した例においても、図12,図13の例で示したように先端面37aを切り込み43によって両側に分離可能とすると共に、凹部44を設けるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、リップ部35が一つのみ設けられているが、これに限らず、リップ部を複数列設けて、払拭性能を向上させるように構成してもよい。
本発明の一実施形態に係る車両用ワイパの説明図である。 本発明の一実施形態に係るブレードラバーの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るブレードラバーの説明図である。 本発明の一実施形態に係るブレードラバーの要部拡大図である。 本発明の他の実施形態に係るブレードラバーの要部拡大図である。 本発明の他の実施形態に係るブレードラバーの説明図である。 本発明の他の実施形態に係るブレードラバーの説明図である。 本発明の他の実施形態に係るブレードラバーの説明図である。 本発明の他の実施形態に係るブレードラバーの説明図である。 本発明の他の実施形態に係るブレードラバーの説明図である。 本発明の他の実施形態に係るブレードラバーの説明図である。 本発明の他の実施形態に係るブレードラバーの説明図である。 本発明の他の実施形態に係るブレードラバーの説明図である。
符号の説明
10・・ワイパアーム、 11・・アームヘッド、 12・・リテーナ、
13・・アームピース、 20・・ワイパブレード、 21・・プライマリーレバー、
22・・セカンダリーレバー、 23・・ヨーク、 24・・保持片、
24a・・爪部、 25・・バッキング、 30・・ブレードラバー、
31・・ブレード取付部、 31a,31b・・溝、 32・・当接部、
33・・ネック部、 35・・リップ部、 36・・肩部、 37・・払拭部、
37a・・先端面、 37aa・・先端領域、 37b,37e・・リップ部本体、
37ba,37ea・・欠損部、 37c,37d,37f・・リップ片、
38・・貫通孔、 39・・凹部、 40,42,43,44・・凹部、
41・・凸部、 45a,45b・・払拭片、 W・・車両用ワイパ

Claims (9)

  1. ワイパブレードに取り付けられるブレード取付部と、該ブレード取付部にネック部を介して連結されると共に先端部分にウインドウガラス表面と当接する払拭部が設けられたリップ部と、を備えたワイパブレードラバーであって、
    前記リップ部には、その長手方向において厚み方向の剛性が異なる部位が設けられたことを特徴とするワイパブレードラバー。
  2. 前記厚み方向の剛性が異なる部位は、前記リップ部の厚さが薄肉化または肉厚化されてなることを特徴とする請求項1に記載のワイパブレードラバー。
  3. 前記厚み方向の剛性が異なる部位は、前記リップ部の厚さ方向に貫通する貫通孔が形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のワイパブレードラバー。
  4. 前記厚み方向の剛性が異なる部位は、前記払拭部の厚さが薄肉化されてなることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のワイパブレードラバー。
  5. 前記払拭部は、その先端面の長手方向に伸びる両辺がリップ部の長手方向において略同一直線上に形成されてなることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のワイパブレードラバー。
  6. 前記払拭部は、その先端面の一部が欠落した部位がリップ部の長手方向において離間して形成されてなることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のワイパブレードラバー。
  7. 前記リップ部は、少なくとも前記払拭部において厚み方向に分離されてなることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のワイパブレードラバー。
  8. 前記リップ部は、剛性の異なる複数の材料で形成されてなることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のワイパブレードラバー。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のワイパブレードラバーを有するワイパブレードと、該ワイパブレードを支持するワイパアームと、を備えた車両用ワイパ。
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