JP2006130634A - 光学レンズ、光学レンズの面取り面設計方法および面取り加工方法 - Google Patents

光学レンズ、光学レンズの面取り面設計方法および面取り加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】角部が生じないように面取り加工することにより、レンズの周縁部の欠損や怪我などを確実に防止することができる光学レンズ、光学レンズの面取り面設計方法および光学レンズの面取り加工方法を提供する。
【解決手段】レンズ1の凹面側光学面2bとコバ面2cとの接合部を面取り加工し、面取り面3を形成する。面取り面3は、光学面2bに滑らかに連続する半径Rの円弧面に形成されている。また、光学面2bにおける面取り面側接合部(点P)での一次微分係数(接線M1 の傾きα)と、面取り面3における光学面側接合部(点P)での一次微分係数(接線M2 の傾きα)は、一致している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光学レンズ、光学レンズの面取り面設計方法および面取り加工方法に関するものである。
眼鏡レンズを製造する際、レンズの周縁部、特に凹面側の周縁部は尖鋭な形状をしているため、作業者が不用意に触ると怪我をすることがある。また、レンズを加工装置に対して着脱する際に、レンズの周縁部が工具等に接触することにより周縁部が欠損することがある。さらに、研磨パッドによってレンズの光学面を研磨する際、パッドがレンズの周縁部に当たるとパッドが損傷し、光学面を高精度に研磨することができなくなる。このため、レンズの周縁部を面取り加工することにより、上記した周縁部の欠損、作業者の怪我、研磨具の損傷の発生等を防止するようにしている。レンズの面取り加工は、通常カーブジェネレータ等の専用の加工装置によって行っている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特許文献1に記載されているレンズ加工方法は、レンズ面の曲率半径より大きい曲率半径の凸形状の総型皿状工具を用いて凹面からなるレンズ面の周縁部を面取り加工するようにしたものである。
特許文献2に記載されているレンズ用面取り工具は、同じく半球状に形成した研削面によってレンズの凹面側周縁部を面取り加工することにより、面取り部分の形状を凹曲面状にするようにしたものである。
特許文献3に記載されているレンズ用面取り工具は、円錐面からなる研削面によってレンズの凹面側角部を面取り加工することにより、面取り部分を平面にするようにしたものである。
特許文献4に記載されているレンズ用面取り工具は、凹状に形成した研削部によってレンズの凹面側周縁部を面取り加工することにより、面取り部分の形状を凸曲面状にするようにしたものである。このような面取り工具によれば、面取りした部分の角部をより緩やかに仕上げることができるとしている。
特開2002−126986号公報 特開平5−131350号公報 特開平7−186025号公報 実用新案登録第3025219号
しかしながら、特許文献1〜4に記載された従来のレンズの面取り加工方法は、いずれも光学面と面取り面とが所要角度で交叉しているため連続した滑らかな面を形成しておらず、依然として角部が残るという問題があった。特に、角部は光学面の研磨時に研磨加工に使用する研磨パッドを傷つけることがあり、研磨パッドを破損させたり、パッドの研磨力が低下し所望の光学面が得られなくなる。また、研磨パッドが破損しないまでも角部に研磨パッドが引っ掛かると、レンズ周辺部での研磨パッドとレンズとの密着性が損なわれるため、光学面を所定の曲面に研磨することができなくなるという問題もあった。
本発明は、上記した従来の問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは角部が生じないように面取り加工することにより、レンズの周縁部の欠損や作業者の怪我などを確実に防止することができる光学レンズ、光学レンズの面取り面設計方法および光学レンズの面取り加工方法を提供することにある。
上記目的を達成するために第1の発明は、光学面の外側に面取り面を形成した光学レンズにおいて、前記面取り面が前記光学面に滑らかに連続した凸曲面に形成されているものである。
第2の発明は、前記面取り面を円弧面としたものである。
第3の発明は、前記面取り面の半径Rを1.0〜2.0mmとしたものである。
第4の発明は、前記面取り面における前記光学面側接合部での一次微分係数と前記光学面における前記面取り面側接合部での一次微分係数が一致するものである。
第5の発明は、前記面取り面が、二次微分係数の符号が固定である曲面に形成されているものである。
第6の発明は、光学レンズの一方の光学面の周縁部を面取り加工することにより前記光学面と滑らかに連続した凸曲面からなる面取り面を設計する光学レンズの面取り面設計方法であって、前記光学面における前記面取り面側接合部での一次微分係数を算出する工程と、前記面取り面における前記光学面側接合部での一次微分係数が前記光学面における前記一次微分係数と一致する面取り面とその中心位置を算出する工程と、前記面取り面の加工範囲を決定する工程とを備えたものである。
第7の発明は、光学レンズの一方の光学面の周縁部を面取り加工することにより前記光学面と滑らかに連続した凸曲面からなる面取り面を形成する光学レンズの面取り加工方法であって、前記光学面における前記面取り面側接合部での一次微分係数を算出する工程と、前記面取り面における前記光学面側接合部での一次微分係数が前記光学面における前記一次微分係数と一致する面取り面とその中心位置を算出する工程と、前記面取り面の加工範囲を決定する工程と、前記光学レンズの周縁部で前記加工範囲決定工程によって決定した加工範囲を面取り加工する工程とを備えたものである。
第8の発明は、光学レンズの一方の光学面の周縁部を面取り加工することにより前記光学面と滑らかに連続した凸曲面からなる面取り面を形成する光学レンズの面取り加工方法であって、レンズ関連情報および面取り面関連情報を取得する情報取得工程と、前記光学面における前記面取り面との接合部位置を特定する位置特定工程と、前記光学面における前記面取り面側接合部での一次微分係数を算出する工程と、前記面取り面における前記光学面側接合部での一次微分係数が前記光学面における前記一次微分係数と一致する面取り面とその中心位置を算出する工程と、前記面取り面の加工範囲を決定する工程と、前記面取り面を加工するための加工データを形成する加工データ作成工程と、前記加工データ作成工程によって作成された加工データに基づいて前記光学レンズの一方の周縁部を面取り加工することにより前記面取り面を形成する工程とを備えたものである。
本発明においては、面取り面が光学面に対して滑らかに連続した凸曲面に形成されているので、角部が形成されることがなく、レンズ周縁部を欠損させたり作業者の怪我を防止することができる。また、角部がなければ研磨時に研磨パッドを傷つけることがないため、周縁部を含む光学面全体を高い精度で研磨することができる。また、研磨パッドの長期使用を可能にし、パッドの交換頻度を低減することができる。
ここで、面取り面における光学面側接合部での一次微分係数は、面取り面における光学面側端部での接線の傾き(勾配)、光学面における面取り面側接合部での一次微分係数は光学面における面取り面側端部での接線の傾き(勾配)である。面取り面と光学面における一次微分係数が一致していれば、光学面と面取り面との接合部に角部や段部が形成されることがなく、滑らかに連続した面を形成する。
面取り面の二次微分係数の符号が固定ということは、面取り面が全長にわたって変曲点のない凸曲面であることを意味する。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は面取り加工された眼鏡レンズの平面図、図2は図1のII−II線断面図、図3は面取り部の拡大図である。
これらの図において、符号1で示す眼鏡レンズ(以下、単にレンズという)は外径Dの円形に形成されたプラスチックレンズで、凸面からなる光学面2aと、凹面からなる光学面2bと、これらの光学面2a,2bの外周縁を接続する円筒面からなるコバ面2cとを有している。レンズ1の凹面側外周縁部は、面取り加工によって図3に示す斜線部4が除去することにより、前記光学面2bと前記コバ面2cとを接続する面取り面3が形成されている。このため、光学面2bは、面取り面3より内側の直径がD1の円の部分である。面取り面3は、図4に示すように曲率半径がRで光学面2bの外縁(面取り面との接合部ともいう)Pとコバ面2cの点Sとを結ぶ凸状の円弧面に形成されている。また、面取り面3は、光学面2bの外縁Pに対して滑らかに連続している。面取り面3の曲率半径Rはレンズ1の外径D、光学面2bの外径D1 、曲率半径等に依存するが、1.0〜2.0mm程度が好適である。
ここで、本発明において、「面取り面3が光学面2bと滑らかに連続した曲面」とは、図3に示すように光学面2bの外縁(点P)における接線M1 と、面取り面4の光学面2b側接合部(P点)における接線M2 が略同一の直線となる曲面であることを意味する。なお、コバ面2cと面取り面3は交叉角度α(90°≦α≦180°)で接続している。コバ面2cと面取り面3の交叉角度αが180°の場合、図4に示すように面取り面3のコバ面側接合部(T点)における接線M3はコバ面2cと一致する。
レンズ1の光学面2a,2bは、球面、トーリック面または累進面、非球面等の自由曲面である。このような光学面2a,2bの表面形状は、数式またはレンズ表面を図1のx,y方向に縦横に分割した格子状行列の各格子上のz方向の数値で設計される(以下、行列設計値という)。さらに、本発明において行列設計値は、例えばB−スプライン関数等で補間された関数に変換することもある。
次に、光学面2bと面取り面3との接続方法について説明する。
光学面2bの外縁上の点Pにおける座標値をレンズ形状より算出する。また、レンズ1の中心Oと点Pを通る直線で切断した断面での点Pにおけるレンズ形状の一次微分係数Z1 を算出する。この一次微分係数Z1 は、図3に示す接線M1 の傾き(勾配=α)である。また、光学面2bと面取り面3を滑らかに接続するには点Pとレンズ中心Oを通る断面上の点Pにおける面取り面3の断面形状を表現する円の方程式の一次微分係数Z2 が、前記一次微分係数Z1 と一致する半径Rの面取り面3とその中心座標位置A1 ,B1 を算出する。一次微分係数Z2 は、面取り面3の点P(図3)における接線M2 の傾き(勾配=α)である。
以下、面取り面3とその中心座標位置の算出方法について詳述する。
図5に示すx方向に対して角度θ傾斜した直線15の面取り面3上におけるある任意の点S(Xs,Ys)のZs座標値を、以下の手順(a)〜(d)によって算出する。点Qは、直線15と光学面2bの外縁との交点である。
(a)点QのX,Y,Z座標値を式(1)〜(6)によって算出する。
(b)点Qにおける光学面2bの断面の一次微分係数Z1 を式(4)〜(7)によって算出する。
(c)面取り面3の断面形状を表現する方程式の第一次導関数から求まる一次微分係数Z2 と(b)で求めた一次微分係数Z1 が一致するように面取り面3の断面形状を表現する方程式の係数を次式(8)〜(11)によって算出する。
(d)(c)で求めた面取り面3の断面形状を表現する方程式よりZsを式(12)、(13)によって算出する。
計算の詳細
レンズ中心Oと点Sを結ぶ線分OSと直径D1 の円との交点Q(Xq,Yq)の座標値は、直径D1 の円の半径をH、点Qの方向の角度をθqとすると、
Figure 2006130634
Xq=H・cosθ ・・・・(2)
Yq=H・sinθ ・・・・(3)
となる。
また、この点Qにおける座標上のレンズ形状の高さおよび断面における一次微分係数Z1 を算出するには、
レンズ形状を表す式(中心Oから距離rと角度θで表現される式)を
Z=f(r,θ) ・・・・(4)
とすると、導関数は
Figure 2006130634
で表すことができる。
したがって、点Qにおける高さZqと一次微分係数Mqは
Zq=f(H,θq) ・・・・(6)
Mq=F’(H,θq) ・・・・(7)
となる。
また、面取り面3を半径Rの円弧、その中心座標をAq,Bqとした場合の断面を表す式は
Figure 2006130634
であり、導関数は
Figure 2006130634
となる。
(8)、(9)式のAq,Bqを求めることにより面取り面3の点Sの位置を確定することができる。
光学面2bにおける面取り面側接続点Q(Xq,Yq)での一次微分係数Z1 と、面取り面3における光学面側接続点Qでの一次微分係数Z2 が一致することが条件であるから、レンズ形状から算出した一次微分係数Mqと(8)、(9)式より
Figure 2006130634
となる。中心Oから点Sまでの距離をWsとすると、
Figure 2006130634
となるので、点S(Xs,Ys)における座標値Zsは次のようになる。
Figure 2006130634
上記のようにして面取り加工を行うに必要な位置の座標値を算出する。
表1に実際の計算例を示す。
表1において、レンズ1の表面形状は、曲率半径120mmと、曲率半径100mmの乱視面、レンズの直径は70.0mm、面取り面が接続する円(凹面2b)の直径は68.0mm、面取り面の曲率半径Rは1.0mmである。そして、表1はスパイラル状の軌跡に沿った加工制御数値上の座標値で、スパイラル上の点は、10度ピッチで移動し、1周で1.0mm内側に入るようにしている。なお、nは座標点番号、Xs,Ys,Zsはスパイラル上の座標値、Zqは接続点の座標値、Mpは接続点の勾配である。
Figure 2006130634
次に、レンズの面取り加工の手順を図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
先ず、レンズ1の面取り関連情報を取得する(ステップS1)。面取り関連情報は、例えばレンズ面形状値、レンズ外径、面取り幅、面取り断面形状(円弧の場合、曲率半径R)等である。次に、面取り面3の範囲を特定し(ステップS2)、面取り面3と光学面2bとの接続位置(点Pの位置)を算出する(ステップS3)。
さらに、前記接続位置(点P)における光学面2b上の一次微分係数Z1 を算出する(ステップS4)。さらに、面取り関連情報およびステップS3の接続位置(点P)、ステップS4で算出した一次微分係数Z1 より面取り面3を算出する(ステップS5)。算出した面取り面3から加工データを算出する(ステップS6)。
次に、加工装置によってレンズ1の面取り加工を行う。加工装置としては、例えば図6に示すカーブジェネレータ(シュナイダー社製 HSC100-A)20が用いられる。
カーブジェネレータ20は、レンズ1が装着される下軸22と、左右方向(X方向)および上下方向(Z方向)に移動する上軸23と、この上軸23の取付部23A,23Bにそれぞれ取付けられた荒削り用切削ツール(バイト)24および仕上げ用切削ツール25を備えている。切削ツール24,25は、焼結した多結晶ダイヤモンドや単結晶の天然ダイヤモンドを切削刃24A,25Aとしてそれぞれ用いている。
レンズ1の光学面2bの切削加工では、下軸22にレンズ1を装着し、下軸22を所定の回転数で回転させる。上軸23についてはX方向およびZ方向の2軸制御を行い、切削ツール24によってレンズ1の凹面を荒削りし、次いで仕上げ用の切削ツール25によって切削し所定の光学面2bを形成する。光学面2bは単純な凹面形状をしている。カーブジェネレータ20の加工精度は3μm以内(レンズ口径50mm)、最大表面粗さRyは0.3〜0.5μm程度である。
レンズ1の光学面2bを切削加工すると、光学面2bとコバ面2cとの接合部は鋭利な形状をしている。そこで、引き続きカーブジェネレータ20によりレンズ1の面取り加工を行う。面取り加工は仕上げ用の切削ツール25によって行う。このとき、切削ツール25の切削刃25Aは、ステップS6で算出した加工データに基づいて図8に示すようにレンズのコバ面2c上の面取り面3との接合点Tから光学面2bの外縁との接合点Pまでの間を面取り形状に沿って繰り返し往復移動して図3に示した斜線部を切削除去することにより所望の面取り面3を形成する。
このように本発明においては、レンズ1の外周縁部に形成される面取り面3を光学面2bと滑らかに連続した円弧面としたので、研磨装置によって光学面2bを研磨するとき、レンズ1の面取り部が研磨パッドを傷つけることがなく、研磨パッドの耐久性を向上させることができ、高い面精度の光学面を得ることができる。
また、研磨パッドの損傷が少なければレンズの研磨枚数を増加させることができるため、研磨パッドの交換頻度を少なくすることができる。
また、研磨部が鋭角に尖っていないので、作業者が手を怪我することもなく、安全である。
本発明は、眼鏡レンズの凹面からなる光学面側の縁部を面取り加工する例について説明したが、これに限らず眼鏡レンズ以外の光学レンズにも適用することができる。
また、凹面に限らず凸面側の光学面の縁部を面取り加工する場合にも適用することができる。
さらに、面取り面3は円の一部に限らず、例えば楕円等の凸面状の滑らかな曲線の一部であってもよい。
面取り加工される眼鏡レンズの平面図である。 図1のII−II線断面図である。 面取り部の拡大図である。 面取り部の他の例を示す拡大図である。 面取り方法を説明するための図である。 面取り加工のフローチャートである。 カーブジェネレータの概略構成図である。 面取り加工における切削刃の移動の様子を示す図である。
符号の説明
1…レンズ、2a,2b…光学面、2c…コバ面、3…面取り面、20…カーブジェネレータ、M1 ,M2 …接線、P,T…接合部。

Claims (8)

  1. 光学面の外側に面取り面を形成した光学レンズにおいて、
    前記面取り面は、前記光学面に滑らかに連続する凸曲面に形成されていることを特徴とする光学レンズ。
  2. 前記光学面は凹面に形成され、
    前記面取り面は、円弧面であることを特徴とする請求項1記載の光学レンズ。
  3. 前記面取り面の半径Rは1.0〜2.0mmであることを特徴とする請求項2記載の光学レンズ。
  4. 前記面取り面における前記光学面側接合部での一次微分係数と前記光学面における前記面取り面側接合部での一次微分係数が一致することを特徴とする請求項1記載の光学レンズ。
  5. 前記面取り面は、二次微分係数の符号が固定である曲面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の光学レンズ。
  6. 光学レンズの一方の光学面の周縁部を面取り加工することにより前記光学面と滑らかに連続した凸曲面からなる面取り面を設計する光学レンズの面取り面設計方法であって、
    前記光学面における前記面取り面側接合部での一次微分係数を算出する工程と、
    前記面取り面における前記光学面側接合部での一次微分係数が前記光学面における前記一次微分係数と一致する面取り面とその中心位置を算出する工程と、
    前記面取り面の加工範囲を決定する工程と、
    を備えたことを特徴とする光学レンズの面取り面設計方法。
  7. 光学レンズの一方の光学面の周縁部を面取り加工することにより前記光学面と滑らかに連続した凸曲面からなる面取り面を形成する光学レンズの面取り加工方法であって、
    前記光学面における前記面取り面側接合部での一次微分係数を算出する工程と、
    前記面取り面における前記光学面側接合部での一次微分係数が前記光学面における前記一次微分係数と一致する面取り面とその中心位置を算出する工程と、
    前記面取り面の加工範囲を決定する工程と、
    前記光学レンズの周縁部で前記加工範囲決定工程によって決定した加工範囲を面取り加工する工程と、
    を備えたことを特徴とする光学レンズの面取り加工方法。
  8. 光学レンズの一方の光学面の周縁部を面取り加工することにより前記光学面と滑らかに連続した凸曲面からなる面取り面を形成する光学レンズの面取り加工方法であって、
    レンズ関連情報および面取り面関連情報を取得する情報取得工程と、
    前記光学面における前記面取り面との接合部位置を特定する位置特定工程と、
    前記光学面における前記面取り面側接合部での一次微分係数を算出する工程と、
    前記面取り面における前記光学面側接合部での一次微分係数が前記光学面における前記一次微分係数と一致する面取り面とその中心位置を算出する工程と、
    前記面取り面の加工範囲を決定する工程と、
    前記面取り面を加工するための加工データを作成する加工データ作成工程と、
    前記加工データ作成工程によって作成された加工データに基づいて前記光学レンズの一方の周縁部を面取り加工することにより前記面取り面を形成する工程と、
    を備えたことを特徴とする光学レンズの面取り加工方法。
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