JP2006129696A - 流体動圧軸受モータ及びこのモータが使用するファン - Google Patents

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JP2006129696A JP2005313324A JP2005313324A JP2006129696A JP 2006129696 A JP2006129696 A JP 2006129696A JP 2005313324 A JP2005313324 A JP 2005313324A JP 2005313324 A JP2005313324 A JP 2005313324A JP 2006129696 A JP2006129696 A JP 2006129696A
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晉興 黄
Kenryu Ko
健隆 洪
Wun-Chang Shih
文章 施
Hsien-Sheng Pei
先声 白
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Abstract

【課題】潤滑剤の分配効果が良く、且つ、漏洩を有効に防止できる流体動圧軸受が有るモータを提供する。
【解決手段】動圧発生溝100が、第一の分配流路部13と第二の分配流路部16とを含み、第一の分配流路部13が、間隔を有して配列された複数の第一の流路13aと、各々の第一の流路13aと交差して配列された複数の第二の流路13bとを有し、第二の分配流路部16が、間隔を有して配列された複数の第三の流路16aと、各々の第三の流路16と交差して配列された複数の第四の流路16bとを有し、第一の流路13aが、一方の側において第二の流路13bと第一の分配流路部13の低圧部19で会合され、第三の流路16aが、一方の側において第四の流路16bと第二の分配流路部16の低圧部19で会合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータに係り、特に流体動圧軸受が有るモータ及びこのモータを使用するファンに関するものである。
現在、小型モータにおいては、モータの回転時の磨耗や騒音を発生することを防止し、且つ、回転軸の回転に伴う発生の振動を低減すると共に、回転の安定性が良く、長期の使用に耐え得る流体動圧軸受の要請がますます高まっている。
図6を参照すれば、一つのモータは軸受81と、軸受81に挿入した相対回転する回転軸80とを備えており、該回転軸80の外周面と軸受81の内周面との間に微小隙間を形成すると共に、該軸受81の内周面に動圧発生用溝82を形成し、この微小隙間に潤滑剤を保持させてラジアル軸受けが構成されている。回転軸80が軸受81と相対に回転すると、この潤滑剤には動圧発生溝82の働きによりラジアル方向の動圧が作用し、ラジアル方向で回転軸80と軸受81との非接触状態を保つことになる。
動圧発生溝によって軸受の性能を体現できる。従来技術において流体動圧軸受の動圧発生溝は、一般に「V」字型の溝が使用される。図7は、図6の該動圧発生用溝82の円周方向での展開図である。この動圧発生用溝82は、「V」字型の溝が使用され、両端側の分配路87a、87b、及びこの二つの分配路87a、87bが交差形成された交差部88を含んでいる。この回転軸80が回転するときに、前記潤滑剤は該「V」字型の溝82の両端側の分配路87a、87bから交差部88へ流動すると、この交差部88に高圧の区域が形成され、従って、回転軸とスリーブとを非接触状態で回転できる。
この両端側の分配路87a、87b終端が空気と触れ、この回転軸80が回転するときに、前記溝82の両端側の分配路87a、87b終端の圧力が大気圧より小さいから、潤滑剤が漏ることを防止しようとしている。しかし、このような従来の流体動圧軸受において、前記「V」字型の溝は分配路87a、87bだけがあるので、各分配路内の潤滑剤の分配が不充分となり、この場所で低圧部の圧力と大気圧との差を大きくすることができず、この回転軸80の回転に伴って発生する振動に起因して、潤滑剤が軸受81の開口側端面から流出してしまう不具合を完全に防止することが困難であった。
また、前記軸受81がモータのハウジング83内に配置される際に、該動圧軸受の内部に空気が残ることがある。そのため、このような動圧軸受が大きな温度変化に頻繁にさらされる場合、軸受81内の空気が膨張収縮を繰り返す。この際、空気の膨張が原因で潤滑流体が軸受81の開口側端面から漏洩し、空気の収縮が原因で潤滑流体が不足して該動圧軸受の信頼性をさらに損ねてしまう。この問題を解決するために、前記軸受81の外表面とハウジング83の内表面との間において、ハウジング83の開口部から底面にまで延びる通気路85がハウジング83の内壁に形成されている。該通気路85は、潤滑流体が流出しないように0.02mm以上0.3mm以下にされる。従って、潤滑流体の表面張力により、潤滑流体が流出しないようになっている。
しかし、内径の小径化、例えば、軸受内径を2mm以下にすると、加工バイトのシャンク径を1mm以下にしなければならず、加工の際の材料の振れ回り等により、加工バイトが異常な振動を起こして、加工バイトの折損が頻繁に発生してしまう。これを防ぐため、加工速度を落すと加工時間が増加し、軸受コストの増大を招いていた。この場合、前記ハウジング83に通気路85を加工すると共に、軸受81の内周面に動圧発生溝82を加工しなければならないので、ハウジング83や軸受81に相当の加工コストが必要となって、されに軸受の加工コストの増大を招いている。また、ハウジング83や軸受81がそれぞれ加工されるので、それらを組み合わせる際に選別が必要となり、ハウジング83と軸受81とを組み合わせることに十分な注意が必要であった。
従って、本発明は、潤滑剤の分配効果が良く、且つ、漏洩を有効に防止できる流体動圧軸受が有るモータを提供することを目的とする。
また、本発明は、前記モータを使用するファンを提供することを別の目的とする。
前記目的を実現するために、本発明に係る流体動圧軸受モータは、支持部、前記支持部の外周面に取付けたステータ、及び前記支持部に対して回転自在に支持されているロータとから成り、前記ロータが回転軸と、前記ステータと対向して取り付けられた磁石部とを含んで、前記支持部が前記回転軸を収納するための軸孔を設けられた軸受を有し、前記軸受の内周面及び前記回転軸の外周面の少なくとも一つの面に動圧発生溝を形成し、前記軸受の内周面と前記回転軸の外周面とが相対回転するときに、前記動圧発生溝内に潤滑剤が設けられる流体動圧軸受モータにおいて、前記動圧発生溝が、第一の分配流路部と第二の分配流路部とを含み、前記第一の分配流路部が、間隔を有して配列された複数の第一の流路と、各々の第一の流路と交差して配列された複数の第二の流路とを有し、前記第二の分配流路部が、間隔を有して配列された複数の第三の流路と、各々の第三の流路と交差して配列された複数の第四の流路とを有し、前記第一の流路が、一方の側において前記第二の流路と前記第一の分配流路部の低圧部で会合され、前記第三の流路が、一方の側において前記第四の流路と前記第二の分配流路部の低圧部で会合されている。
また、前記第一の流路が、他方の側において前記第二の流路と高圧部で会合され、前記第三の流路が、他方の側において前記第四の流路と高圧部で会合されている。
また、前記第一の流路と第二の流路とが前記第一の分配流路部の高圧部で会合された会合部が、前記第三の流路と第四の流路とが前記第二の分配流路部の高圧部で会合された会合部と会合されて、高圧集合部が形成されている。
前記別の目的を実現するために、本発明に係るファンは、空洞部が形成された壁体と、前記空洞部内に取付けた支持部と、前記支持部外周面に取付けたステータと、前記支持部に対して回転自在に支持されているロータとを有し、前記壁体は前記支持部である底板を有し、前記ロータは回転軸と、前記回転軸の一端が略中央に固定された基板と、前記基板の周縁部に形成されて内周面がステータと径方向に対向する円筒部と、円筒部の外面に取り付けられた複数の羽根と、円筒部の内面にステータの鉄心と対向して取り付けられた磁石部とを備え、前記支持部は前記回転軸を収納するための軸孔を設けられた軸受を有し、前記軸受の内周面及び前記回転軸の外周面の少なくとも一つの面に動圧発生溝を形成し、前記軸受の内周面と前記回転軸の外周面とが相対回転するときに、前記動圧発生溝内に潤滑剤が設けられるファンにおいて、前記動圧発生溝が、第一の分配流路部と第二の分配流路部とを含み、前記第一の分配流路部が、間隔を有して配列された複数の第一の流路と、各々の第一の流路と交差して配列された複数の第二の流路とを有し、前記第二の分配流路部が、間隔を有して配列された複数の第三の流路と、各々の第三の流路と交差して配列された複数の第四の流路とを有し、前記第一の流路が、一方の側において前記第二の流路と前記第一の分配流路部の低圧部で会合され、前記第三の流路が、一方の側において前記第四の流路と前記第二の分配流路部の低圧部で会合されている。
本発明の流体動圧軸受モータ及び前記モータが使用するファンは以下の利点を少なくとも含む。本発明のモータの流体動圧軸受の動圧発生溝では、各低圧部がすべて二つの分配路を含むので、低圧部の潤滑剤を速く分配させることができ、圧力が比較的小さな低圧部を得ることができる。従って、潤滑剤の漏洩を有効に防止できる。
また、前記第一の流路及び第三の流路のそれぞれは、低圧部とは他方の側において、第二の流路及び第四の流路と高圧部で会合されていると共に、前記第一の流路と第二の流路とが会合されて形成された高圧部が、前記第三の流路と第四の流路とが会合されて形成された高圧部と更に会合されて高圧集合部を形成し、網状の動圧発生溝が形成されているので、回転軸の外周面と軸受の内周面との非接触状態が効果的に保たれる。
以下、図面を参照して、本発明に係るモータ及びこのモータを使用するファンの具体例の構成を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例によるモータ及びファンの断面図である。本発明のモータ及びファンは、内部に空洞部2が形成された壁体1と、該空洞部2内に取付けた支持部40と、該支持部40の外周面に取付けたステータ50と、及び該支持部40上に支持されているロータ60とを含んでいる。
該壁体1は合成樹脂から製造されており、該壁体1の底面に底板10が設けられている。
ステータ50は、概略的には上部と下部のそれぞれの位置に取り付けられた二つの絶縁性の支持部材52と、該二つの支持部材52の間に取付けられた鉄心51と、鉄心51の回りを取り巻く駆動用のコイル53と、フレキシブルプリント基板54とを有している。その鉄心51とコイル53とは非接触状態に保持される。フレキシブルプリント基板54はコイル53に電気的に接続されている。
ロータ60は、前記支持部40に回転自在に挿入された回転軸68と、回転軸68の一端を略中央で固定しているカップ状の基板62と、該基板62の周縁部に形成されて内周面がステータ50と径方向に対向する円筒部63と、円筒部63の外面に取り付けられた複数の羽根64と、円筒部63の内面にステータ50の鉄心51と対向して取り付けられた磁石部66とを備える。
図2を参照して支持部40について詳細に説明すると、支持部40は、前記壁体1の底板10の中央部に形成されたハウジング30と、該ハウジング30内に収納された軸受20とを有する。
ハウジング30は、銅などの金属材料から製造され、該ハウジング30と前記壁体1の底板10とは射出成形により一体成型されている。ハウジング30の外周面にはステータ50を取付けるための段差部32が形成されている。前記軸受20はハウジング30の下端開口から挿入され、ハウジング30の上端に内周側へ突出するように形成された係止部34によって上方向への抜け止めが為されている。
前記軸受20の軸心方向に前記回転軸68を収納するための軸孔21、及び軸孔21とその底部で連通した通気路25が設けられて、該軸孔21の底部が密封されている。通気路25は、軸孔21と平行に延在し、大気に連通した通気穴24と、軸孔21と直交して軸孔21の底部及び通気穴24を連通させる連接穴23とを有する。通気穴24と連接穴23とが会合している部分には、連接穴23、通気穴24及び外部に連通しており、内径が前記連接穴23よりも大きいプラグ穴26が設けられ、前記プラグ穴26を塞いで潤滑剤の漏洩を防止するためのプラグ27が配されている。この場合、回転軸68を前記軸受20の軸孔21に挿入する際に、この回転軸68の端部と軸孔21の底部との間の空気が前記通気路25から逃げ出す。従って潤滑剤内に空気が残ることを防止できる。
前記軸受20の軸孔21の底部には、前記回転軸68と相対的な位置に耐摩板22が配されている。該耐摩板22は、高い耐摩耗性を有する合成樹脂から製造された。
軸68の外周面及び軸受20の内周面の間に微小隙間が形成されると共に、軸受20の内周面若しくは回転軸68の外周面に網状の動圧発生溝100が形成されている。また、前記微小隙間に潤滑材を配し、回転軸68と軸受20とが相対的に回転可能に支持されている。回転軸68が軸受20と相対的に回転するのに伴って、動圧発生溝100の働きにより、この潤滑剤にラジアル方向の動圧が発生する。従って、このラジアル方向で回転軸68と軸受20とが非接触状態となって相対的に回転できる。
図3は、本発明の流体動圧軸受20の動圧発生溝100の円周方向での展開図である。前記動圧発生溝100は、第一の分配流路部13と第二の分配流路部16とを含み、これら第一の分配流路部13と第二の分配流路部16とは、境界線18を挟んで対称に形成されている。第一の分配流路部13は、間隔を有して互いに平行に配列された複数の第一の流路13a と、各々の第一の流路13aと交差して互いに平行に配列された複数の第二の流路13bとを有する。第一の流路13aと第二の流路13bとは、それぞれ前記境界線18と鋭角を成し、これら二つの鋭角の大小が同じではなく、且つ、各第一の流路13aの両端部には、それぞれその両側に近寄る二つの第二の流路13bの両端部と連接する連接部が形成されている。ここで、境界線18に近寄る連接部は高圧部17であり、境界線18から離れた連接部は低圧部19である。また、前述のように第二の分配流路部16は、境界線18を挟んで第一の分配流路部13と対称に配されている。即ち、該第二の分配流路部16は、第一の流路13aと境界線18を挟んで対称の位置に間隔を有して互いに平行に配列された複数の第三の流路16aと、第二の流路13bと境界線18を挟んで線対称の位置に間隔を有して互いに平行に配列された複数の第四の流路16bとを有する。第二の分配流路部16には、第一の分配流路部13と同様に、高圧部17と低圧部19とが形成されている。前記第一の分配流路部13と第二の分配流路部16とのそれぞれの二つの高圧部17の会合部は、境界線18の近傍に生じ、更に高圧集合部17Aが形成されている。従って、上記回転軸68と軸受20との非接触状態が効果的に保たれる。
全体から見て、動圧発生溝100は、互いに連結した複数の「V」字型の溝が組み合わされて成り、各「V」字型の溝は二つの分配流路部13、16を含み、また、これら分配流路部13、16のそれぞれが、更に二つの比較的に小さな分配路13aと13b、分配路16aと16bを含んでいる。更に、第一(二)の分配流路部13(16)において、分配路13a(16a)と分配路13b(16b)とには、境界線18により近い場所、及び境界線18からより離れた場所にてそれぞれ低圧部19及び高圧部17が形成され、網状の動圧発生溝100が構成されている。
回転軸68が軸受20と相対に回転するときには、動圧発生溝100の働きにより、潤滑剤が低圧部19から分配路13a、13b、16a、16bに沿って高圧集合部17Aへ流動する。この際、高圧集合部17Aで潤滑剤にラジアル方向での動圧が発生する。該動圧は、このラジアル方向で回転軸68と軸受20との非接触状態を保つのに利用される。一方で、低圧部19における潤滑剤が、前記分配路13a、13b若しくは前記分配路、16a、16bに沿って高圧集合部17Aへ流動する際、低圧部19の圧力が漸次小さくなり、軸受20の開口側の端面からの潤滑剤流出が有効的に防止される。
図4及び図5を参照し、本発明によるモータ及びファンの別の実施状態を示す。この実施状態が上述した実施状態と異なっているのは、ファン200’の支持部40’のハウジングと軸受とが一体化されている点である。その他の部分については、上述した実施形態に対応して同様に、支持部40’は、軸孔21’、この軸孔21’の底部に設けられた耐摩板22’、軸孔21’と連通した通気路25’、及びプラグ27’を有する。
本発明に係る実施の形態におけるモータ及びファンの断面図である。 図1に示すファンの支持部の断面拡大図である。 図2に示す支持部の動圧発生溝の円周方向での展開図である。 本発明に係る別の実施の形態におけるモータ及びファンの断面図である。 図4に示すファンの支持部の断面拡大図である。 従来のファンの断面図である。 図6に示す動圧発生溝の円周方向での展開図である。
符号の説明
200、200’ ファン
1 壁体
2 空洞部
10 底板
20 軸受
21、21’ 軸孔
22、22’ 耐摩板
23 通気穴
24 連接穴
25、25’ 通気路
26 プラグ穴
27、27’ プラグ
30 ハウジング
32 段差部
34 係止部
40、40’ 支持部
50 ステータ
51 鉄心
52 支持部材
53 コイル
54 フレキシブルプリント基板
60 ロータ
62 基板
63 円筒部
64 羽根
66 磁石部
68 回転軸
100 動圧発生溝
13 第一の分配流路部
13a 第一の流路
13b 第二の流路
16 第二の分配流路部
16a 第三の流路
16b 第四の流路
17 高圧部
18 境界線
19 低圧部

Claims (11)

  1. 支持部、前記支持部の外周面に取付けたステータ、及び前記支持部に対して回転自在に支持されているロータとから成り、前記ロータが回転軸と、前記ステータと対向して取り付けられた磁石部とを含んで、
    前記支持部が前記回転軸を収納するための軸孔を設けられた軸受を有し、
    前記軸受の内周面及び前記回転軸の外周面の少なくとも一つの面に動圧発生溝を形成し、前記軸受の内周面と前記回転軸の外周面とが相対回転するときに、前記動圧発生溝内に潤滑剤が設けられる流体動圧軸受モータにおいて、
    前記動圧発生溝が、第一の分配流路部と第二の分配流路部とを含み、前記第一の分配流路部が、間隔を有して配列された複数の第一の流路と、各々の第一の流路と交差して配列された複数の第二の流路とを有し、前記第二の分配流路部が、間隔を有して配列された複数の第三の流路と、各々の第三の流路と交差して配列された複数の第四の流路とを有し、前記第一の流路が、一方の側において前記第二の流路と前記第一の分配流路部の低圧部で会合され、前記第三の流路が、一方の側において前記第四の流路と前記第二の分配流路部の低圧部で会合されていることを特徴とする流体動圧軸受モータ。
  2. 前記第一の流路のそれぞれが互いに平行に配列され、第二の流路のそれぞれが互いに平行に配列され、第三の流路のそれぞれが互いに平行に配列され、及び第四の流路のそれぞれが互いに平行に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の流体動圧軸受モータ。
  3. 前記第一の流路が、他方の側において前記第二の流路と高圧部で会合され、前記第三の流路が、他方の側において前記第四の流路と高圧部で会合されていることを特徴とする請求項1に記載の流体動圧軸受モータ。
  4. 前記第一の流路と第二の流路とが前記第一の分配流路部の高圧部で会合された会合部が、前記第三の流路と第四の流路とが前記第二の分配流路部の高圧部で会合された会合部と会合されて、高圧集合部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の流体動圧軸受モータ。
  5. 前記軸孔の底部で連通した通気路が設けられて、前記軸孔の底部が密封されて、前記通気路は、前記軸孔と平行に延在し、大気に連通した通気穴と、前記軸孔と直交して前記軸孔の底部及び通気穴を連通させる連接穴とを有し、前記通気穴と前記連接穴とが会合している部分には、前記連接穴、前記通気穴及び外部に連通しており、内径が前記連接穴よりも大きいプラグ穴が設けられ、該プラグ穴を塞いで潤滑剤の漏洩を防止するためのプラグが配されていることを特徴とする請求項1記載の流体動圧軸受モータ。
  6. 前記支持部には、前記軸受が収納されるハウジングが設けられていることを特徴とする請求項1記載の流体動圧軸受モータ。
  7. 前記軸受が前記ハウジングの下端の開口から挿入され、前記ハウジングの上端に内周側へ突出するように形成された係止部によって上方向への抜け止めが為されていることを特徴とする請求項6記載の流体動圧軸受モータ。
  8. 前記支持部が前記軸受を収納されたハウジングに設けられ、前記ハウジングと前記軸受とが一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の流体動圧軸受モータ。
  9. 空洞部が形成された壁体と、前記空洞部内に取付けた支持部と、前記支持部外周面に取付けたステータと、前記支持部に対して回転自在に支持されているロータとを有し、
    前記壁体は前記支持部である底板を有し、
    前記ロータは回転軸と、前記回転軸の一端が略中央に固定された基板と、前記基板の周縁部に形成されて内周面がステータと径方向に対向する円筒部と、円筒部の外面に取り付けられた複数の羽根と、円筒部の内面にステータの鉄心と対向して取り付けられた磁石部とを備え、
    前記支持部は前記回転軸を収納するための軸孔を設けられた軸受を有し、
    前記軸受の内周面及び前記回転軸の外周面の少なくとも一つの面に動圧発生溝を形成し、前記軸受の内周面と前記回転軸の外周面とが相対回転するときに、前記動圧発生溝内に潤滑剤が設けられるファンにおいて、
    前記動圧発生溝が、第一の分配流路部と第二の分配流路部とを含み、前記第一の分配流路部が、間隔を有して配列された複数の第一の流路と、各々の第一の流路と交差して配列された複数の第二の流路とを有し、前記第二の分配流路部が、間隔を有して配列された複数の第三の流路と、各々の第三の流路と交差して配列された複数の第四の流路とを有し、前記第一の流路が、一方の側において前記第二の流路と前記第一の分配流路部の低圧部で会合され、前記第三の流路が、一方の側において前記第四の流路と前記第二の分配流路部の低圧部で会合されていることを特徴とするファン。
  10. 前記軸孔の底部で連通した通気路が設けられて、前記軸孔の底部が密封されて、前記通気路は、前記軸孔と平行に延在し、大気に連通した通気穴と、前記軸孔と直交して前記軸孔の底部及び通気穴を連通させる連接穴とを有し、前記通気穴と前記連接穴とが会合している部分には、前記連接穴、前記通気穴及び外部に連通しており、内径が前記連接穴よりも大きいプラグ穴が設けられ、前記プラグ穴を塞いで潤滑剤の漏洩を防止するためのプラグが配されていることを特徴とする請求項9記載のファン。
  11. 前記支持部には、前記軸受が収納されるハウジングが設けられていることを特徴とする請求項9記載のファン。
JP2005313324A 2004-10-30 2005-10-27 流体動圧軸受モータ及びこのモータが使用するファン Pending JP2006129696A (ja)

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