JP2006129275A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像された画像を遅延することなくほぼ実時間で表示する。
【解決手段】 再生系タイミングジェネレータ23は、メモリ制御回路22及び再生系20内の他の回路で使用される水平同期信号及び垂直同期信号を生成する。さらに、再生系タイミングジェネレータ23は、再生系の垂直同期信号に同期した同期用パルスを生成し、この同期用パルスを撮像系タイミングジェネレータ13に供給する。これにより、撮像系タイミングジェネレータ13と再生系タイミングジェネレータ23は、互いに同期がとれた状態で、それぞれ同期信号を生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置に係り、特に、撮像系から出力された画像を表示するのに用いて好適な撮像装置に関する。
いわゆるディジタルカメラは、ユーザが撮影画像を確認できるように、CCDイメージセンサで撮像された画像をスルー画像として液晶ファインダに表示する。しかし、CCDイメージセンサと液晶ファインダは非同期でそれぞれ駆動されいるため、CCDイメージセンサで撮像された画像をそのまま液晶ファインダに表示できない問題がある。
これに対して、外部から非同期に転送された画像データを毎秒60フィールドで連続再生する表示装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。特許文献1に記載された表示装置は、画像1枚分の容量を有し、外部からのデータ転送用と画像再生用に使用する2つのメモリと、2つのメモリの機能を交換する制御回路と、画像を再生する回路と、を備えたものである。かかる構成により、上記表示装置は、外部からのデータ転送と画像再生を非同期に同時に行うことができる。
また、高精細な解像度を保ち、画像の欠落や不自然な表示を生じさせないように動画表示する表示装置が提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。特許文献2に記載された表示装置は、3つの記憶手段にそれぞれ供給されるデータの入出力を制御して、取り込んだ画像と出力画像の記憶手段を別々にして、1つの記憶手段への二重アクセスを禁止している。そして、上記表示装置は、記憶手段からデータを所定単位毎に出力して、タイミング調整されたデータを表示手段に表示している。
特開平6−124073号公報 特開平11−296155号公報
しかし、特許文献1及び2に記載された表示装置は、例えば、1フレーム分遅延した画像でなければ表示することができず、外部から入力されたデータを実時間で表示することができない問題があった。
本発明は、このような課題を解決するために提案されたものであり、撮像された画像を遅延することなくほぼ実時間で表示することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、被写体を撮像する撮像系と、前記撮像系を駆動させる撮像系タイミング信号を生成する撮像系タイミング信号生成手段と、画像信号を記憶する記憶手段と、再生系タイミング信号を生成する再生系タイミング信号生成手段と、前記撮像系で撮像された画像信号を前記記憶手段に書き込み、前記再生系タイミング信号生成手段により生成された再生系タイミング信号に同期して、前記記憶手段に記憶されている画像信号を読み出す制御を行う制御手段と、前記制御手段により読み出された画像信号に基づく画像を表示する表示手段と、を備え、前記撮像系タイミング信号生成手段と前記再生系タイミング信号生成手段は、同期していることを特徴とする。
撮像系は、撮像系タイミング信号生成手段により生成された撮像系タイミング信号により駆動される。なお、撮像系は、被写体を撮像するだけでなく、撮像により得られた画像に所定の処理を施してもよい。
制御手段は、撮像系で撮像された画像信号を記憶手段に書き込む制御を行う。さらに、制御手段は、再生系タイミング信号生成手段により生成された再生系タイミング信号に同期して、記憶手段に記憶されている画像信号を読み出す制御を行う。
ここで、撮像系タイミング信号生成手段と前記再生系タイミング信号生成手段は同期しているので、記憶手段への画像データの書込と読出が同期しており、画像データを書き込んでから読み出すまでを短時間で行うことができる。そして、表示手段は、制御手段により読み出された画像信号に基づく画像を表示する。
したがって、本発明に係る撮像装置は、撮像系タイミング信号生成手段と前記再生系タイミング信号生成手段とが同期することで、記憶手段への画像データの書込と読出を同期させて、画像データを書き込んでから読み出すまでを短時間で行うことが可能になり、その結果、撮像系で撮像された画像をほぼ実時間で表示手段に表示させることができる。
ここで、撮像系タイミング信号生成手段と前記再生系タイミング信号生成手段とを同期させるために、例えば次のようにすればよい。
前記再生系タイミング信号生成手段は、所定周期毎に同期信号を生成し、前記撮像系タイミング信号生成手段は、前記再生系タイミング信号生成手段で生成された同期信号に同期して、前記撮像系タイミング信号を生成してもよい。前記撮像系タイミング信号生成手段は、所定周期毎に同期信号を生成し、前記再生系タイミング信号生成手段は、前記撮像系タイミング信号生成手段で生成された同期信号に同期して、前記再生系タイミング信号を生成してもよい。
いわゆる電子ズームを行うときは、制御手段は、画像データの全部又は一部を記憶手段に書き込み、記憶手段に記憶された画像信号の全部又は一部を読み出すことがある。
このとき、制御手段は、画像信号の書込時間が読出時間より長いときは、画像信号の読出期間の中間タイミングが、画像信号の書込期間の中間タイミングよりも後になるように制御するとよい。また、制御手段は、画像信号の書込時間が読出時間より短いときは、画像信号の読出開始タイミングが、画像信号の書込開始タイミングよりも後になるように制御するとよい。これにより、電子ズームを行うときでも、画像信号の読出開始タイミングが書込開始タイミングより前になるのを防止できる。
本発明に係る撮像装置は、撮像系タイミング信号生成手段と前記再生系タイミング信号生成手段とが同期することで、記憶手段への画像データの書込と読出を同期させて、画像データを書き込んでから読み出すまで短時間で行うことが可能になり、その結果、撮像系で撮像された画像をほぼ実時間で表示手段に表示させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。上記撮像装置は、被写体を撮像する撮像系10、再生処理を行う再生系20、画像データを記憶するメモリ30、テレビジョン方式のビデオ信号に基づく画像を表示するTV用LCD40と、及び画像を表示するLCD50を備えている。
撮像系10は、画像信号を生成するCCDイメージセンサ11と、CCDイメージセンサ11で生成された画像信号に所定の処理を施すアナログ信号処理回路12と、撮像系同期信号を生成する撮像系タイミングジェネレータ13と、を備えている。
CCDイメージセンサ11は、撮像系タイミングジェネレータ13で生成された水平及び垂直同期信号に基づいて駆動され、被写体からの撮像光に応じて画像信号を生成し、この画像信号をアナログ信号処理回路12に供給する。
アナログ信号処理回路12は、撮像系タイミングジェネレータ13で生成された同期信号に基づいて駆動される。アナログ信号処理回路12は、CCDイメージセンサ11で生成された画像信号に対して、例えば、相関二重サンプリング処理を施し、その後、アナログ/ディジタル(A/D)変換する。そして、ディジタル信号に変換された画像データは、再生系20に供給される。
撮像系タイミングジェネレータ13は、CCDイメージセンサ11を駆動させるための水平同期信号及び垂直同期信号を生成し、さらにアナログ信号処理回路12を駆動させるための同期信号(例えば、サンプルホールドパルス、A/D変換用クロックなど)も生成する。
再生系20は、画像データに対して所定の処理を施すディジタル信号処理回路21と、メモリ30への画像データの書き込みや読み出しを制御するメモリ制御回路22と、再生系同期信号を生成する再生系タイミングジェネレータ23と、画像データをディジタル信号からアナログ信号に変換するディジタル/アナログ(D/A)変換器24と、画像データをLCD50で表示可能な方式に変換するLCDインタフェース(I/F)25と、再生系20全体を制御するCPU26と、を備えている。
ディジタル信号処理回路21は、アナログ信号処理回路12から供給される画像データに、例えばガンマ補正、RBG補間処理、YC変換処理等の画像処理を施す。メモリ制御回路22は、ディジタル信号処理回路21で画像処理の施された画像データをメモリ30に書き込んだり、メモリ30から画像データを読み出す制御を行う。なお、メモリ制御回路22は、再生系タイミングジェネレータ23で生成された同期信号に同期して、画像データの読出を行う。
電子ズーム処理を行う場合、メモリ制御回路22は、ディジタル信号処理回路21から供給された1枚分の画像データの一部(ズームしたい部分の画像データ)をメモリ30に書き込み、そして、メモリ30に記憶された画像データを1枚分の画像データとして読み出すこともできる。また、メモリ制御回路22は、1枚分の画像データ全部をメモリ30に書き込み、ズームしたい部分の画像データのみをメモリ30から読み出してもよい。
再生系タイミングジェネレータ23は、メモリ制御回路22及び再生系20内の他の回路で使用される再生系水平同期信号及び再生系垂直同期信号を生成する。さらに、再生系タイミングジェネレータ23は、再生系垂直同期信号に同期した同期用パルスを生成し、この同期用パルスを撮像系タイミングジェネレータ13に供給する。これにより、撮像系タイミングジェネレータ13は、再生系タイミングジェネレータ23と同期がとれた状態で、同期信号を生成する。
メモリ制御回路22は、再生系タイミングジェネレータ23で生成された同期信号に同期してメモリ30から画像データを読み出すと、この画像データを、再生系タイミングジェネレータ23を介してD/A変換器24及びLCDインタフェース25に供給する。なお、D/A変換器24でアナログ信号に変換された画像信号は、テレビジョン方式(例えばNTSC方式)のビデオ信号に変換された後、TV用LCD40に供給される。
これにより、TV用LCD40は、上記ビデオ信号に基づく画像を表示する。また、LCD50は、LCDインタフェース25を介して供給された画像データに基づいて、画像を表示する。
以上のように構成された撮像装置では、再生系タイミングジェネレータ23が次のタイミングで同期用パルスを生成することによって、撮像系タイミングジェネレータ13と再生系タイミングジェネレータ23の同期がとれている。
図2(A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ(CCD有効データ)、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ(再生有効データ)、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。
再生系タイミングジェネレータ23は、再生系垂直同期信号より一定期間(<<垂直走査期間)位相が進んだ同期用パルスを垂直走査期間毎に生成する。一方、撮像系タイミングジェネレータ13は、再生系タイミングジェネレータ23から同期用パルスが供給されるタイミングに同期して撮像系垂直同期信号を生成する。これにより、再生系垂直同期信号は、撮像系垂直同期信号より一定期間遅れた位相となる。
そして、メモリ制御回路22は、撮像系垂直同期信号のタイミング後にメモリ30に画像データを書き込み、再生系垂直同期信号のタイミング後にメモリ30から画像データを読み出す。このとき更に、メモリ制御回路22は、画像データの読出開始タイミングが書込開始タイミングよりも所定時間後(例えば、一水平走査期間後)のタイミングで、メモリ30から画像データを読み出す。なお、上記所定時間は、一水平走査期間に限定されるものではなく、任意に設定可能である。
このように、画像データの書込期間と読出期間の同期がとれているので、メモリ制御回路22は、書込開始タイミングから非常に短かい時間が経過しただけで、画像データの読み出しを開始できる。
また、再生系20が、例えばテレビジョン方式のビデオ信号に基づく再生処理を行って他のデバイスに同期することができない場合であっても、再生系タイミングジェネレータ23が同期用パルスを撮像系タイミングジェネレータ13に供給することによって、撮像系10を再生系20に同期させることができる。そして、メモリ制御回路22から読み出された画像データに基づいて、TV用LCD40やLCD50に画像が表示される。
以上のように、上記撮像装置は、タイミングジェネレータ13と再生系タイミングジェネレータ23の同期をとることによって、メモリ30への書込開始タイミングから非常に短かい時間が経過しただけで、メモリ30から画像データの読み出しを開始できる。これにより、TV用LCD40やLCD50には、CCDイメージセンサ11で撮像されたほぼ実時間のスルー画像が表示される。
なお、メモリ制御回路22は、次のようにして、画像データの読出開始タイミングを制御してもよい。
図3(A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ(CCD有効データ)、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ(再生有効データ)、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。メモリ制御回路22は、画像データの読出期間の中間タイミングが書込期間の中間タイミングよりも所定時間後(例えば、一水平走査期間後)になるように、メモリ30から画像データを読み出せばよい。
図4は1倍電子ズームを行うときのタイミングチャートであり、(A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ(CCD有効データ)、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ(再生有効データ)、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。この場合、CCD有効ライン出力時間が再生有効ライン出力時間よりも長い(書込時間が読出時間よりも長い)ので、メモリ制御回路22は、画像データの読出期間の中間タイミングが書込期間の中間タイミングよりも所定時間後になるように、メモリ30から画像データを読み出せばよい。
図5は1.2倍電子ズームを行うときのタイミングチャートであり、(A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ(CCD有効データ)、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ(再生有効データ)、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。
メモリ制御回路22は、同図(B)に示すように、CCDイメージセンサ11から読み出された画像データのうち一部の画像データ(ズーム箇所の画像データ)のみをメモリ30に書き込む。この場合も、CCD有効ライン出力時間が再生有効ライン出力時間よりも長いので、メモリ制御回路22は、画像データの読出期間の中間タイミングが書込期間の中間タイミングよりも所定時間後になるように、メモリ30から画像データを読み出せばよい。
図6は1.4倍電子ズームを行うときのタイミングチャートであり、(A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ(CCD有効データ)、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ(再生有効データ)、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。図7は2倍電子ズームを行うときのタイミングチャートであり、(A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ(CCD有効データ)、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ(再生有効データ)、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。
いずれの場合であっても、メモリ制御回路22は、CCDイメージセンサ11から読み出された画像データのうち一部の画像データ(ズーム箇所の画像データ)のみをメモリ30に書き込む。この場合、CCD有効ライン出力時間が再生有効ライン出力時間よりも短い(書込時間が読出時間よりも短い)ので、メモリ制御回路22は、画像データの読出開始タイミングが書込開始タイミングよりも所定時間後になるように、メモリ30から画像データを読み出せばよい。
特に上記のようにズーム倍率が大きい場合は、メモリ制御回路22は、画像データの読出開始タイミングが書込開始タイミングよりも所定時間後になるように制御することによって、読出開始タイミングが書込開始タイミングより前になるのを確実に防止して、電子ズームを円滑に実行することができる。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置は、撮像系タイミングジェネレータ13が再生系タイミングジェネレータ23で生成された同期用パルスに同期することにより、メモリ30への画像データの書込期間と読出期間を同期させることができる。この結果、上記撮像装置は、書込開始タイミングと読出開始タイミングが逆転することがなくなるので、メモリ30への書込開始タイミングから非常に短時間が経過しただけでも、メモリ30から画像データの読み出しを開始することができる。よって、CCDイメージセンサ11で撮像されたスルー画像を、ほぼ実時間でTV用LCD40やLCD50に表示させることができる。
また、撮像装置は、電子ズームを行う場合は、画像データの読出開始タイミングが書込開始タイミングよりも後になるように制御することによって、読出開始タイミングが書込開始タイミングより前になるのを防止し、電子ズームを確実に実行することができる。
[第2の実施形態]
つぎに、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同一の部位には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8は、第2の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。第2の実施形態に係る撮像装置は、第1の実施形態と比較して再生系の構成が異なっている。具体的には、第2の実施形態に係る再生系20Aは、図1に示した再生系20の構成に加えて、拡大縮小回路27を備えている。
拡大縮小回路27は、拡大率又は縮小率に応じて画像データの解像度を変換する。拡大縮小回路27は、メモリ制御回路22により読み出された画像データに対して解像度を変換し、解像度変換済みの画像データを、再生系タイミングジェネレータ23を介してD/A変換器24及びLCDインタフェース25に供給する。
図9は解像度変換(拡大)を行うときのタイミングチャートであり、(A)は撮像系垂直同期信号VI、(B)は撮像系からの画像データ(有効データ)の取込期間、(C)は画像データの書込期間、(D)は画像データの読出期間、(E)は再生系垂直同期信号VD、(F)は解像度変換後の画像データ(表示データ)の表示期間を示すタイミングチャートである。
同図に示すように、メモリ制御回路22は、メモリ30への画像データの書込開始タイミング後、例えば一水平走査期間後に画像データの読出を開始する。これにより、拡大縮小回路27は、ほぼ実時間で解像度変換を行うことができる。なお、図9では、画像を拡大する例を挙げて説明したが、画像を縮小する場合も同様にすることができる。
以上のように、第2の実施形態に係る撮像装置は、第1の実施形態の効果に加えて、画像データの拡大又は縮小を行う場合であっても、メモリ30への書込開始タイミングから非常に短時間が経過しただけでも、メモリ30から画像データの読み出しを開始することができるので、CCDイメージセンサ11で撮像されて拡大又は縮小された画像を、ほぼ実時間でTV用LCD40やLCD50に表示させることができる。
[第3の実施形態]
つぎに、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、上述した実施形態と同一の部位には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10は、第3の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。第3の実施形態に係る撮像装置は、第2の実施形態と比較して、TV用LCD40を備えてなく、また再生系の構成が異なっている。さらに、再生系タイミングジェネレータ23は、撮像系タイミングジェネレータ13で生成される同期用パルスに同期して、再生系同期信号を生成する。
具体的には、第3の実施形態に係る再生系20Bは、図8に示した再生系20の構成からD/A変換器24を取り除き、更に拡大縮小回路27の配置を換えている。拡大縮小回路27は、ディジタル信号処理回路21によってディジタル信号処理された画像データに対して、拡大又は縮小処理を行う。
図11(A)は撮像系垂直同期信号、(B)はCCDイメージセンサ11から読み出された画像信号、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は再生系の画像データ、(E)は撮像系タイミングジェネレータ13で生成される同期用パルスのタイミングチャートである。
撮像系タイミングジェネレータ13は、撮像系垂直同期信号から一定時間位相の遅れた同期用パルスを生成し、これを再生系タイミングジェネレータ23に供給する。再生系タイミングジェネレータ23は、同期用パルスに同期して、再生系水平垂直同期信号及び再生系垂直同期信号を生成する。
メモリ制御回路22は、拡大縮小回路27で処理された画像データをメモリ30に書き込む。そして、メモリ制御回路22は、再生系垂直同期信号に同期しながらメモリ30から画像データを読み出し、再生系タイミングジェネレータ23を介してLCDインタフェース25に供給する。
以上のように、第3の実施形態に係る撮像装置は、再生系タイミングジェネレータ23が撮像系タイミングジェネレータ13で生成された同期用パルスに同期することにより、メモリ30への画像データの書込期間と読出期間を同期させることができる。この結果、上記撮像装置は、メモリ30への書込開始タイミングから非常に短時間が経過しただけでも、メモリ30から画像データの読み出しを開始することができ、CCDイメージセンサ11で撮像されたスルー画像を、ほぼ実時間でLCD50に表示させることができる。
[第4の実施形態]
つぎに、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、上述した実施形態と同一の部位には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図12は、第4の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。第4の実施形態に係る撮像装置は、図8に示す第2の実施形態とほぼ同様の構成となっているが、撮像系タイミングジェネレータ13が同期用パルスを生成する点が異なっている。
この場合、撮像系タイミングジェネレータ13は、第3の実施形態と同様に、撮像系垂直同期信号から一定時間位相の遅れた同期用パルスを生成し、これを再生系タイミングジェネレータ23に供給する。再生系タイミングジェネレータ23は、同期用パルスに同期して、再生系水平垂直同期信号及び再生系垂直同期信号を生成する。
メモリ制御回路22は、ディジタル信号処理回路21で処理された画像データをメモリ30に書き込む。そして、メモリ制御回路22は、再生系垂直同期信号に同期しながらメモリ30から画像データを読み出し、この画像データを拡大縮小回路27に供給する。
拡大縮小回路27は、拡大率又は縮小率に応じて解像度変換を行い、解像度変換済みの画像データを、再生系タイミングジェネレータ23を介してD/A変換器24及びLCDインタフェース25に供給する。
以上のように、第4の実施形態に係る撮像装置は、再生系タイミングジェネレータ23が撮像系タイミングジェネレータ13で生成された同期用パルスに同期することにより、メモリ30への画像データの書込期間と読出期間を同期させることができる。この結果、上記撮像装置は、メモリ30への書込開始タイミングから非常に短時間が経過しただけでも、メモリ30から画像データの読み出しを開始することができ、解像度変換済みの画像を、ほぼ実時間でTV用LCD40やLCD50に表示させることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 (A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。 (A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。 1倍電子ズームを行うときのタイミングチャートであり、(A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。 1.2倍電子ズームを行うときのタイミングチャートであり、(A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。 1.4倍電子ズームを行うときのタイミングチャートであり、(A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。 2倍電子ズームを行うときのタイミングチャートであり、(A)は撮像系垂直同期信号、(B)は書込期間の画像データ、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は読出期間の画像データ、(E)は同期パルスのタイミングチャートである。 第2の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 解像度変換(拡大)を行うときのタイミングチャートであり、(A)は撮像系垂直同期信号VI、(B)は撮像系からの画像データ(有効データ)の取込期間、(C)は画像データの書込期間、(D)は画像データの読出期間、(E)は再生系垂直同期信号VD、(F)は解像度変換後の画像データ(表示データ)の表示期間を示すタイミングチャートである。 第3の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 (A)は撮像系垂直同期信号、(B)はCCDイメージセンサ11で生成された画像信号、(C)は再生系垂直同期信号、(D)は再生系の画像データ、(E)は同期用パルスのタイミングチャートである。 第4の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 撮像系
11 CCDイメージセンサ
12 アナログ信号処理回路
13 撮像系タイミングジェネレータ
20,20A,20B,20C 再生系
22 メモリ制御回路
27 拡大縮小回路
30 メモリ
40 TV用LCD
50 LCD

Claims (7)

  1. 被写体を撮像する撮像系と、
    前記撮像系を駆動させる撮像系タイミング信号を生成する撮像系タイミング信号生成手段と、
    画像信号を記憶する記憶手段と、
    再生系タイミング信号を生成する再生系タイミング信号生成手段と、
    前記撮像系で撮像された画像信号を前記記憶手段に書き込み、前記再生系タイミング信号生成手段により生成された再生系タイミング信号に同期して、前記記憶手段に記憶されている画像信号を読み出す制御を行う制御手段と、
    前記制御手段により読み出された画像信号に基づく画像を表示する表示手段と、を備え、
    前記撮像系タイミング信号生成手段と前記再生系タイミング信号生成手段は、同期していること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 前記再生系タイミング信号生成手段は、所定周期毎に同期信号を生成し、
    前記撮像系タイミング信号生成手段は、前記再生系タイミング信号生成手段で生成された同期信号に同期して、前記撮像系タイミング信号を生成すること
    を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像系タイミング信号生成手段は、所定周期毎に同期信号を生成し、
    前記再生系タイミング信号生成手段は、前記撮像系タイミング信号生成手段で生成された同期信号に同期して、前記再生系タイミング信号を生成すること
    を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、画像信号の書込時間が読出時間より長いときは、画像信号の読出期間の中間タイミングが、画像信号の書込期間の中間タイミングよりも後になるように制御すること
    を特徴とする請求項1から請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、画像信号の書込時間が読出時間より短いときは、画像信号の読出開始タイミングが、画像信号の書込開始タイミングよりも後になるように制御すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段により読み出された画像信号の解像度変換を行う解像度変換手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記解像度変換手段により解像度変換された画像信号に基づく画像を表示すること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像系で撮像された画像信号の解像度変換を行う解像度変換手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記解像度変換手段により解像度変換された画像信号を前記記憶手段に書き込むこと
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
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