JP2006128789A - 携帯端末機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本体が向く方位または傾きの時間的変化を捉えて各種機能を実行させることができる携帯端末機を提供する。
【解決手段】 携帯電話機1が向く方位または傾きを変える動作をし、地磁気センサ90の出力値を単位時間毎に取り込み、特徴を抽出してモーションデータとしてRAM60に記憶するとともに、実行すべき機能を割り当てる。携帯電話機1が向く方位または傾きを変える動作をすると、地磁気センサ90の出力値の時系列データから特徴を抽出して機能が割り当てられたモーションデータと比較し、合致したときに割り当てられた機能を実行する。
【選択図】 図1
【解決手段】 携帯電話機1が向く方位または傾きを変える動作をし、地磁気センサ90の出力値を単位時間毎に取り込み、特徴を抽出してモーションデータとしてRAM60に記憶するとともに、実行すべき機能を割り当てる。携帯電話機1が向く方位または傾きを変える動作をすると、地磁気センサ90の出力値の時系列データから特徴を抽出して機能が割り当てられたモーションデータと比較し、合致したときに割り当てられた機能を実行する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、本体が向く方位または傾きの時間的変化を検出して予め割り当てられた機能を実行する携帯端末機に関する。
携帯電話機は表示画面を見ながらボタン操作を行い、各種機能を利用する。これらを利用する上で頻繁に使用される定型的な操作がある。例えば、電源をオンする、メニューを表示する、画面表示に対して「はい」、「いいえ」、「戻る」を選択する等のボタン操作である。これらは通常ファンクションボタンに割り当てられていて、画面上にはHELPとしてどのボタンでどの機能が実行されるのか表示されている。
しかし、携帯電話機の多機能化により、どのボタンでどの機能が実行できるのか分かりにくく、ユーザが希望する機能を実行するまでに数回のボタン操作が必要なこともある。また、携帯電話機の機種が変わるとボタン操作も異なり、新たにボタン操作を覚える必要があるため使いにくい。
ボタン操作を行わずに携帯電話機の操作ができるものとして、特許文献1に記載されているように、着信があった際に携帯電話機が一定角度以上の傾きになったことを検知するとオフフックする携帯電話機が知られている。
特開2003-198670号公報
しかし、携帯電話機の多機能化により、どのボタンでどの機能が実行できるのか分かりにくく、ユーザが希望する機能を実行するまでに数回のボタン操作が必要なこともある。また、携帯電話機の機種が変わるとボタン操作も異なり、新たにボタン操作を覚える必要があるため使いにくい。
ボタン操作を行わずに携帯電話機の操作ができるものとして、特許文献1に記載されているように、着信があった際に携帯電話機が一定角度以上の傾きになったことを検知するとオフフックする携帯電話機が知られている。
しかし、特許文献1に記載の携帯電話機は、本体の動きの途中経過に関係なく、ある状態になったときに機能を実行するものであるので、割り当てられる機能の数がごく限られる。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、本体が向く方位または傾きの時間的変化を捉えて各種機能を実行させることができる携帯端末機を提供することである。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、本体が向く方位または傾きの時間的変化を捉えて各種機能を実行させることができる携帯端末機を提供することである。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、本体が向く方位または傾きを捉えるセンサと、前記センサが捉えた方位または傾きの時間的な変化から特徴を抽出し、モーションデータとして記憶する記憶手段と、所定のモーションデータに対して実行すべき機能が設定されている設定記憶手段と、前記本体が方位または傾きを変える動作をすると、該動作によって取得されたモーションデータと、前記設定記憶手段に設定されているモーションデータとを比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に応じて、前記設定されている機能を実行する制御手段と、を具備することを特徴とする携帯端末機である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯端末機において、前記モーションデータに対して実行すべき機能を割り当てて前記設定記憶手段に記憶させる割り当て手段を具備することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、所定軸方向の磁界の強度を検出する地磁気センサと、本体の向きを変える動作によって前記地磁気センサが検出した磁界の強度の時間的な変化から特徴を抽出する特徴抽出手段と、前記抽出された特徴をモーションデータとして記憶する記憶手段と、所定のモーションデータに対して実行すべき機能が設定されている設定記憶手段と、本体が向きを変える動作をすると、該動作によって取得されたモーションデータと、前記設定記憶手段に設定されているモーションデータとを比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に応じて、前記設定されている機能を実行する制御手段と、を具備することを特徴とする携帯端末機である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の携帯端末機において、前記モーションデータに対して実行すべき機能を割り当てて前記設定記憶手段に記憶させる割り当て手段を具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の携帯端末機において、前記特徴抽出手段は本体の傾きの変化を特徴として抽出することを特徴とする。
この発明によれば、携帯端末機に予め記憶させた通りに本体を動かすだけで、携帯端末機のボタン操作を行わずに操作ができ、携帯端末機の様々な機能を実行することができる。また、機種が違うためボタン操作が異なる携帯端末機であっても、同じ動作に同じ操作または機能を割り当てることによって、使い慣れた動作で使い続けることができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
図1はこの発明の一実施の形態による携帯電話機1の構成を示す図である。操作部10は、通話先の電話番号を入力するためのテンキー、及び、電源のオン、オフ、オフフック、オンフック等の各種操作を行うためのファンクションキーからなる。さらに操作部10は、携帯電話機1の動きを検知するモードを選択するためのボタン、及び、モーションキャプチャのスタートとストップを指示するためのボタンを備える。
アンテナ21は、無線基地局との間で電波信号の送受信を行う。
通信部20は、アンテナ21を介して受信した高周波信号を復調し、復調によって得られた音声信号については音声処理部30へ出力し、文字データ、記号データ等についてはバスライン100を介してCPU40へ出力する。また、この通信部20は、CPU40から供給される文字データ等及び音声処理部30から出力される音声信号によって高周波の搬送波を変調しアンテナ21から発信する。
音声処理部30は、マイク31から入力されるアナログの音声信号をデジタル信号に変換し、圧縮して通信部20へ出力し、また、通信部20から入力されるデジタルの音声信号を伸張し、アナログの音声信号に変換して通話用スピーカ32へ出力する。
図1はこの発明の一実施の形態による携帯電話機1の構成を示す図である。操作部10は、通話先の電話番号を入力するためのテンキー、及び、電源のオン、オフ、オフフック、オンフック等の各種操作を行うためのファンクションキーからなる。さらに操作部10は、携帯電話機1の動きを検知するモードを選択するためのボタン、及び、モーションキャプチャのスタートとストップを指示するためのボタンを備える。
アンテナ21は、無線基地局との間で電波信号の送受信を行う。
通信部20は、アンテナ21を介して受信した高周波信号を復調し、復調によって得られた音声信号については音声処理部30へ出力し、文字データ、記号データ等についてはバスライン100を介してCPU40へ出力する。また、この通信部20は、CPU40から供給される文字データ等及び音声処理部30から出力される音声信号によって高周波の搬送波を変調しアンテナ21から発信する。
音声処理部30は、マイク31から入力されるアナログの音声信号をデジタル信号に変換し、圧縮して通信部20へ出力し、また、通信部20から入力されるデジタルの音声信号を伸張し、アナログの音声信号に変換して通話用スピーカ32へ出力する。
CPU(中央処理装置)40は、ROM(リードオンリメモリ)50に記憶されたプログラムに従って各部を制御する。RAM(ランダムアクセスメモリ)60は、CPU40の処理においてデータが一時的に記憶される。また、RAM60には、後述するように、携帯電話機1の動きと実行される機能の対応関係を記憶するモーションメモリが設けられている。
表示部70は、CPU40から入力する表示用の信号に基づいて画像、文字等を表示する。
音源部80は、CPU40から着信音発生の指示を受け、着信音信号を生成し、スピーカ81へ出力するものである。
表示部70は、CPU40から入力する表示用の信号に基づいて画像、文字等を表示する。
音源部80は、CPU40から着信音発生の指示を受け、着信音信号を生成し、スピーカ81へ出力するものである。
地磁気センサ90は、所定軸における磁界の強度を検出する。図2は、地磁気センサ90の構成を示す。地磁気センサ90は携帯電話機1の本体に対して作用する地磁気の磁界の強度をX、Y、Z軸の各方向に対して測定し、携帯電話機1が向く方位や地表面に対する傾きを検出することができる。X軸センサ91、Y軸センサ92、Z軸センサ93は、それぞれGMR素子(巨大磁気抵抗効果素子)からなるセンサであり、X軸センサ91の出力はX軸方向の磁界の強さに比例した値を出力する。同様に、Y軸センサ92はY軸方向、Z軸センサ93はZ軸方向の磁界の強さに比例した値を出力する。
ここで携帯電話機1に組み込まれた地磁気センサ90のX軸方向、Y軸方向、Z軸方向とは図5及び図6に示す座標軸の方向である。すなわち、ユーザが自分の正面に携帯電話機1を立てて持ったとき、左から右へ向かう方向がX軸方向、手前から奥へ向かう方向がY軸方向、下から上へ向かう方向がZ軸方向である。磁界の向きがこれらと反対の場合は、センサの出力はマイナスの値となる。
ここで携帯電話機1に組み込まれた地磁気センサ90のX軸方向、Y軸方向、Z軸方向とは図5及び図6に示す座標軸の方向である。すなわち、ユーザが自分の正面に携帯電話機1を立てて持ったとき、左から右へ向かう方向がX軸方向、手前から奥へ向かう方向がY軸方向、下から上へ向かう方向がZ軸方向である。磁界の向きがこれらと反対の場合は、センサの出力はマイナスの値となる。
地磁気センサ90が出力する値を例示すると次のようになる。図5において、ユーザは西に向かって立ち、自分の正面に携帯電話機1を立てて持っているものとする。このとき、ユーザの左が南、右が北となる。地磁気の磁界の方向は、南極から北極の方向、図5の座標軸ではX軸方向である。このときX軸センサ91が出力する値を仮に10とする。Y軸方向、Z軸方向の磁界の成分はないので、Y軸センサ92、Z軸センサ93が出力する値はともに0である。ユーザが、この例とは反対向きで、東に向かって立っているものとした場合は、ユーザの左が北、右が南となる。地磁気の磁界の方向は、南極から北極の方向、図5の座標軸ではX軸方向と反対の方向に向かうので、X軸センサ91が出力する値は−10となる。Y軸センサ92、Z軸センサ93が出力する値は上記と同様にともに0である。
図2に戻り、X軸センサ91、Y軸センサ92、Z軸センサ93それぞれの出力は、切換器94によって一定周期で切り換えられ、増幅器95で増幅され、A/D変換器96によってデジタル信号に変換され、インターフェース部97からバスライン100を介して図1のCPU40に取り込まれる。
次に上述した携帯電話機1の動作を説明する。まず、図3を参照し、ユーザが携帯電話機1を動かしてモーションデータを生成し、これに対して実行すべき機能を割り当てる場合の動作を説明する。
図5及び図6は携帯電話機1の動かし方の例である。図5は携帯電話機1を左にひと振りする動作、及び、右にひと振りする動作を表す。図6は携帯電話機1を前後に1回振る動作を表す。
ここでは、ユーザは西に向かって立ち、図5のように自分の正面に携帯電話機1を立てて持ち、左にひと振りする動作、つまり、携帯電話機1を左に傾けてからもとに戻す動作をモーションキャプチャし、この動作が行われたときに携帯電話機1をオフフックする操作を割り当てる場合を例に説明する。
図5及び図6は携帯電話機1の動かし方の例である。図5は携帯電話機1を左にひと振りする動作、及び、右にひと振りする動作を表す。図6は携帯電話機1を前後に1回振る動作を表す。
ここでは、ユーザは西に向かって立ち、図5のように自分の正面に携帯電話機1を立てて持ち、左にひと振りする動作、つまり、携帯電話機1を左に傾けてからもとに戻す動作をモーションキャプチャし、この動作が行われたときに携帯電話機1をオフフックする操作を割り当てる場合を例に説明する。
図3の処理に入る前に、まず、ユーザは携帯電話機1の動きを検知する検知モードとして「方位モード」か「傾きモード」のいずれかを選択する。「方位モード」は方位も含めてモーションデータの合致を判定するのに対し、「傾きモード」は方位に関係なく地表面に対する傾きのみでモーションデータの合致を判定する。ここでは「方位モード」を選択する。
次に、ユーザは携帯電話機1が向く方位を合わせる。ここでユーザは携帯電話機1を西に向ける。
次に、ユーザはモーションキャプチャを行う。図3を参照してこのときの処理を説明する。ユーザが携帯電話機1の操作部10のキャプチャスタートボタンを押すと、ステップS11の判定が「Yes」となり、ステップS12に進む。キャプチャスタートボタンが押されなければ判定が「No」となり、ステップS11に戻る。
次に、ユーザは携帯電話機1が向く方位を合わせる。ここでユーザは携帯電話機1を西に向ける。
次に、ユーザはモーションキャプチャを行う。図3を参照してこのときの処理を説明する。ユーザが携帯電話機1の操作部10のキャプチャスタートボタンを押すと、ステップS11の判定が「Yes」となり、ステップS12に進む。キャプチャスタートボタンが押されなければ判定が「No」となり、ステップS11に戻る。
ステップS12において、CPU40は、単位時間毎に地磁気センサ90の出力を取り込む。単位時間は携帯電話機1に予め設定する。ここで、キャプチャスタートから単位時間経過毎に検知したX軸センサ91の出力をX(t)、Y軸センサ92の出力をY(t)、Z軸センサ93の出力をZ(t)と表す。tは1からはじまって1づつ増加する。CPU40は、地磁気センサ90からの出力の変化をX(t−1)−X(t)、Y(t−1)−Y(t)、Z(t−1)−Z(t)によって算出し、RAM60に記憶する(ステップS13)。ただし、t=1の場合はX(t−1)、Y(t−1)、Z(t−1)の値が存在せず出力の変化が算出できないため、算出はt=2から開始する。
上記の携帯電話機1の動かし方の例において、各センサの出力の変化は次のようになる。最初の状態では、ユーザの左が南、右が北となり、地磁気の磁界はX軸方向へ向かう。このときX軸センサ91が出力する値が10であったとする。Y軸方向、Z軸方向と地磁気の磁界の方向はそれぞれ90度ずれており、これらの方向に向かう磁界の成分はないので、Y軸センサ92、Z軸センサ93が出力する値はともに0である。
携帯電話機1を動かすと、各センサの出力値は次のように変化する。X軸方向については、携帯電話機1が左に傾くに連れて地磁気の磁界の方向とX軸方向がずれていくので、X軸センサ91が出力する値は10からはじまって減少する。仮に5まで減少したとする。その後、ユーザが左に傾けた携帯電話機1をもとのように立てると、地磁気の磁界の方向とX軸方向のずれがもとに戻り一致するので、X軸センサ91が出力する値は5から増加し最後に10となる。
Y軸方向については、携帯電話機1が左に傾いてからもとの位置に戻ってもY軸方向の磁界の成分はないので、Y軸センサ92が出力する値は動作の最初から最後までずっと0である。
Z軸方向については、最初の状態では、地磁気の磁界の方向と90度ずれているため、この方向に向かう磁界の成分はなかったが、携帯電話機1が左に傾くと、Z軸方向も左に傾き、この方向の磁界の成分が生じる。ただし、この成分はZ軸方向と反対の方向であるのでマイナスの値となり、Z軸センサ93の出力は0からはじまって減少する。仮に−5まで減少したとする。その後、ユーザが左に傾けた携帯電話機1をもとのように立てると、−5から増加して最後に0となる。
ステップS12、ステップS13が繰り返されると、上記のような各軸方向のセンサの出力値の時系列データが図1のRAM60に記憶される。
Z軸方向については、最初の状態では、地磁気の磁界の方向と90度ずれているため、この方向に向かう磁界の成分はなかったが、携帯電話機1が左に傾くと、Z軸方向も左に傾き、この方向の磁界の成分が生じる。ただし、この成分はZ軸方向と反対の方向であるのでマイナスの値となり、Z軸センサ93の出力は0からはじまって減少する。仮に−5まで減少したとする。その後、ユーザが左に傾けた携帯電話機1をもとのように立てると、−5から増加して最後に0となる。
ステップS12、ステップS13が繰り返されると、上記のような各軸方向のセンサの出力値の時系列データが図1のRAM60に記憶される。
次に、ユーザによって携帯電話機1の操作部10のキャプチャストップボタンが押されたか判定される(ステップS14)。キャプチャストップボタンが押されると、ステップS14の判定が「Yes」となり、ステップS15に進む。キャプチャストップボタンが押されなければ判定が「No」となり、ステップS12に戻る。
ステップS15において、検知モードを判定する。予め設定された検知モードが「方位モード」であった場合は判定結果が「Yes」となるのでステップS16に進む。ここで、携帯電話機1の方位も含めて時系列データの特徴を抽出することによりモーションデータを生成する(ステップS16)。
上記の携帯電話機1の動かし方の例においては、例えば、X軸センサ91の出力値の時系列データについては7より大きいか小さいかだけを判別してモーションデータとし、Y軸センサ92の出力値の時系列データについてはずっと0であるモーションデータとし、Z軸センサ93の出力値の時系列データについては−3より大きいか小さいかだけを判別してモーションデータとする。
ステップS15において、検知モードを判定する。予め設定された検知モードが「方位モード」であった場合は判定結果が「Yes」となるのでステップS16に進む。ここで、携帯電話機1の方位も含めて時系列データの特徴を抽出することによりモーションデータを生成する(ステップS16)。
上記の携帯電話機1の動かし方の例においては、例えば、X軸センサ91の出力値の時系列データについては7より大きいか小さいかだけを判別してモーションデータとし、Y軸センサ92の出力値の時系列データについてはずっと0であるモーションデータとし、Z軸センサ93の出力値の時系列データについては−3より大きいか小さいかだけを判別してモーションデータとする。
予め設定された検知モードが「傾きモード」であった場合は、ステップS15において判定結果が「No」となるのでステップS17に進む。ステップS17の処理は後述する。
ステップS16においてモーションデータが生成されると、CPU40は生成されたモーションデータをRAM60のモーションメモリに記憶する(ステップS18)。以上で図3のモーションキャプチャは終了する。
ステップS16においてモーションデータが生成されると、CPU40は生成されたモーションデータをRAM60のモーションメモリに記憶する(ステップS18)。以上で図3のモーションキャプチャは終了する。
次に、記憶したモーションデータに対して実行すべき機能を割り当てる。ユーザは携帯電話機1の操作部10を用いて割り当てる機能を指定する。例えば、オフフックボタンを押すことにより、携帯電話機1をオフフックする操作を割り当てる。そして、その割り当てられた情報が設定としてRAM60に記憶される。
その他の機能の割り当て例として、図5の右にひと振りする動作に対して、携帯電話機1をオンフックする操作を割り当て、あるいは、図6の携帯電話機1を前後に1回振る動作に対して、携帯電話機1の電源をオフする操作を割り当ててもよい。
その他の機能の割り当て例として、図5の右にひと振りする動作に対して、携帯電話機1をオンフックする操作を割り当て、あるいは、図6の携帯電話機1を前後に1回振る動作に対して、携帯電話機1の電源をオフする操作を割り当ててもよい。
以上により、携帯電話機1の動きの時間的変化に対して実行すべき機能が割り当てられたので、次に、図4を参照し、携帯電話機1を動かして、割り当てられた機能が実行される流れを説明する。
上記でモーションキャプチャするときに検知モードは「方位モード」が選択されたので、ここで検知モードは変更しない。
まず、ユーザは携帯電話機1が向く方位を合わせる。ここでユーザは携帯電話機1を西に向ける。
次に、ユーザが携帯電話機1を動かすと図4の処理が開始される。CPU40は、予め設定された単位時間毎に地磁気センサ90の出力を取り込む(ステップS21)。次に、時系列での出力の変化をRAM60に記憶する(ステップS22)。これらの処理は、図3におけるステップS12及びステップS13と同様である。
上記でモーションキャプチャするときに検知モードは「方位モード」が選択されたので、ここで検知モードは変更しない。
まず、ユーザは携帯電話機1が向く方位を合わせる。ここでユーザは携帯電話機1を西に向ける。
次に、ユーザが携帯電話機1を動かすと図4の処理が開始される。CPU40は、予め設定された単位時間毎に地磁気センサ90の出力を取り込む(ステップS21)。次に、時系列での出力の変化をRAM60に記憶する(ステップS22)。これらの処理は、図3におけるステップS12及びステップS13と同様である。
次に、記憶された時系列データから、方位または傾きの特徴を抽出することによりモーションデータを生成する(ステップS23)。ここでは「方位モード」が選択されているので方位も含めた特徴の抽出を行うが、その方法は図3のステップS16と同様である。
次に、ここで生成されたモーションデータと、既に実行する機能が割り当てられRAM60のモーションメモリに記憶されているモーションデータとを比較する(ステップS24)。合致するか否かの判定は、例えば、予め設定された誤差範囲内で特徴が合致するか否か判定する。ステップS25の判定結果が「Yes」の場合はステップS26へ進み、合致したモーションデータに割り当てられた機能を実行する。ステップS25の判定結果が「No」の場合は、ステップS21から処理を繰り返す。
以上により、携帯電話機1を動かしてユーザが望む機能を実行することができる。
次に、ここで生成されたモーションデータと、既に実行する機能が割り当てられRAM60のモーションメモリに記憶されているモーションデータとを比較する(ステップS24)。合致するか否かの判定は、例えば、予め設定された誤差範囲内で特徴が合致するか否か判定する。ステップS25の判定結果が「Yes」の場合はステップS26へ進み、合致したモーションデータに割り当てられた機能を実行する。ステップS25の判定結果が「No」の場合は、ステップS21から処理を繰り返す。
以上により、携帯電話機1を動かしてユーザが望む機能を実行することができる。
上記では、携帯電話機1の動きを検知する検知モードとして「方位モード」が選択された場合を説明したが、次に「傾きモード」が選択された場合を説明する。「傾きモード」を選択することにより、ユーザは携帯電話機1が向く方位を意識することなく、携帯電話機1の動かし方に対して割り当てられた機能を実行することができる。
まず、携帯電話機1の動かし方に対して実行すべき機能を割り当てる流れを説明する。
ここでは、ユーザは図5のように自分の正面に携帯電話機1を立てて持ち、左にひと振りする動作、つまり、携帯電話機1を左に傾けてからもとに戻す動作をモーションキャプチャし、この動作が行われたときに携帯電話機1をオフフックする操作を割り当てる場合を例に説明する。前述の「方位モード」の例では携帯電話機1を西に向けた上で上記の動作を行ったが、ここでは携帯電話機1を向ける方位は任意である点が異なる。
まず、携帯電話機1の動かし方に対して実行すべき機能を割り当てる流れを説明する。
ここでは、ユーザは図5のように自分の正面に携帯電話機1を立てて持ち、左にひと振りする動作、つまり、携帯電話機1を左に傾けてからもとに戻す動作をモーションキャプチャし、この動作が行われたときに携帯電話機1をオフフックする操作を割り当てる場合を例に説明する。前述の「方位モード」の例では携帯電話機1を西に向けた上で上記の動作を行ったが、ここでは携帯電話機1を向ける方位は任意である点が異なる。
まず、ユーザは、検知モードとして「傾きモード」を選択し、次にモーションキャプチャを開始する。前述の「方位モード」の場合と異なり、携帯電話機1を向ける方位を合わせる必要はない。モーションデータを生成する図3の処理の流れの中で「方位モード」の場合と異なるのは、ステップS15の判定結果が「No」となりステップS17の処理を行う点であるので、この部分について説明する。
「傾きモード」においては、携帯電話機1が向く方位が異なっても携帯電話機1の動かし方が同じならば同じ機能が実行されるようにするため、ステップS17では次のような処理を行う。まず、キャプチャスタートボタンを押してからキャプチャストップボタンが押されるまでに地磁気センサ90から取り込まれ、RAM60に記憶された時系列データから、前述の「方位モード」の場合と同様に特徴を抽出してモーションデータを生成する。
さらに、RAM60に記憶された時系列データをもとにして、携帯電話機1が向く方位が異なる他の方位での時系列データを算出する。すなわち、時系列データを取得したときの方位と当該他の方位の角度の差が決まれば、その場合の磁界の各成分の値は算出できるので、その算出された時系列データの特徴を抽出してモーションデータを生成する。
これを各方位について行う。例えば、360度の方位のうち10度づつ方位をずらして合計36の方位のモーションデータを用意しておくため、地磁気センサ90から取得した時系列データの他に35の方位における時系列データを算出し、それぞれについて特徴を抽出したモーションデータを生成する。
ステップS18において、このようにして生成されたモーションデータを1つのグループとして記憶する。このグループに対して、前述の「方位モード」の例と同様に、携帯電話機1をオフフックする操作を割り当てる。
さらに、RAM60に記憶された時系列データをもとにして、携帯電話機1が向く方位が異なる他の方位での時系列データを算出する。すなわち、時系列データを取得したときの方位と当該他の方位の角度の差が決まれば、その場合の磁界の各成分の値は算出できるので、その算出された時系列データの特徴を抽出してモーションデータを生成する。
これを各方位について行う。例えば、360度の方位のうち10度づつ方位をずらして合計36の方位のモーションデータを用意しておくため、地磁気センサ90から取得した時系列データの他に35の方位における時系列データを算出し、それぞれについて特徴を抽出したモーションデータを生成する。
ステップS18において、このようにして生成されたモーションデータを1つのグループとして記憶する。このグループに対して、前述の「方位モード」の例と同様に、携帯電話機1をオフフックする操作を割り当てる。
次に、携帯電話機1を動かして割り当てられた機能が実行される流れを説明する。
上記でモーションキャプチャするときに検知モードは「傾きモード」が選択されたので、ここで検知モードは変更しない。
ユーザは、携帯電話機1を向ける方位を意識することなく、携帯電話機1を動かす。前述の「方位モード」の例では携帯電話機1を西に向けてから動かしたが、携帯電話機1を向ける方位は任意である点が異なる。
ユーザが携帯電話機1を動かしたときの図4の処理の流れの中で「方位モード」の場合と異なるのは、ステップS25において、グループ化された各々のモーションデータと合致するか判定する点である。そして、「方位モード」と同様に、予め設定された誤差範囲内で特徴が合致するか否か判定すれば、値が厳密に一致するものが存在しなくても、同じモーションデータと合致すると判定される。判定が「Yes」となった場合は、割り当てられた機能が実行され、この例においては、携帯電話機1がオフフックされる。
上記でモーションキャプチャするときに検知モードは「傾きモード」が選択されたので、ここで検知モードは変更しない。
ユーザは、携帯電話機1を向ける方位を意識することなく、携帯電話機1を動かす。前述の「方位モード」の例では携帯電話機1を西に向けてから動かしたが、携帯電話機1を向ける方位は任意である点が異なる。
ユーザが携帯電話機1を動かしたときの図4の処理の流れの中で「方位モード」の場合と異なるのは、ステップS25において、グループ化された各々のモーションデータと合致するか判定する点である。そして、「方位モード」と同様に、予め設定された誤差範囲内で特徴が合致するか否か判定すれば、値が厳密に一致するものが存在しなくても、同じモーションデータと合致すると判定される。判定が「Yes」となった場合は、割り当てられた機能が実行され、この例においては、携帯電話機1がオフフックされる。
「方位モード」と「傾きモード」を比較すると、「方位モード」は携帯電話機1を向ける方位を合わせる手間があるが、多様なモーションデータに対して実行すべき機能を割り当てることができる。また、「方位モード」は正しい方位で携帯電話機1を振る、傾ける等の動作を行わないと機能が実行されないため、他人に操作方法を知られにくくなり秘匿にもなる。
なお、ステップS21からステップS25の処理を繰り返すうちにRAM60に記憶される時系列データが増加し続けるのを防止するため、例えば、一定個数の最新データのみRAM60に記憶し、古いデータは消去して、最新の一定個数のデータについてステップS23からステップS25の処理を行ってもよい。
なお、単純な動作によりモーションデータをキャプチャした場合は、ユーザが意図しないときにモーションデータとして記憶された動作が検出され、割り当てられた機能が実行されてしまうことがないよう動作の検出を制限してもよい。例えば、特定のボタンを押し続けながら動作させたときのみ動作の検出を行う、または、携帯電話機1の着信音が鳴っているときなど特定の状況にあるときのみ動作の検出を行う。
なお、単純な動作によりモーションデータをキャプチャした場合は、ユーザが意図しないときにモーションデータとして記憶された動作が検出され、割り当てられた機能が実行されてしまうことがないよう動作の検出を制限してもよい。例えば、特定のボタンを押し続けながら動作させたときのみ動作の検出を行う、または、携帯電話機1の着信音が鳴っているときなど特定の状況にあるときのみ動作の検出を行う。
なお、上記の実施形態は携帯電話機1について説明したが、各種の携帯端末機においても同様に構成することができる。また、上記の実施形態では地磁気センサを使用してモーションデータを取得したが、傾きまたは方位を検知できるセンサであれば他の種類のセンサ(ジャイロ、加速度センサ等)であってもよい。
この発明は、携帯電話機、PDA等の携帯端末機に用いられる。
1…携帯電話機、10…操作部、20…通信部、21…アンテナ、30…音声処理部、31…マイク、32…通話用スピーカ、40…CPU、50…ROM、60…RAM、70…表示部、80…音源、81…スピーカ、90…地磁気センサ、91…X軸センサ、92…Y軸センサ、93…Z軸センサ、94…切換器、95…増幅器、96…A/D変換器、97…インターフェース部、100…バスライン
Claims (5)
- 本体が向く方位または傾きを捉えるセンサと、
前記センサが捉えた方位または傾きの時間的な変化から特徴を抽出し、モーションデータとして記憶する記憶手段と、
所定のモーションデータに対して実行すべき機能が設定されている設定記憶手段と、
前記本体が方位または傾きを変える動作をすると、該動作によって取得されたモーションデータと、前記設定記憶手段に設定されているモーションデータとを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に応じて、前記設定されている機能を実行する制御手段と、
を具備することを特徴とする携帯端末機。 - 前記モーションデータに対して実行すべき機能を割り当てて前記設定記憶手段に記憶させる割り当て手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末機。
- 所定軸方向の磁界の強度を検出する地磁気センサと、
本体の向きを変える動作によって前記地磁気センサが検出した磁界の強度の時間的な変化から特徴を抽出する特徴抽出手段と、
前記抽出された特徴をモーションデータとして記憶する記憶手段と、
所定のモーションデータに対して実行すべき機能が設定されている設定記憶手段と、
本体が向きを変える動作をすると、該動作によって取得されたモーションデータと、前記設定記憶手段に設定されているモーションデータとを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に応じて、前記設定されている機能を実行する制御手段と、
を具備することを特徴とする携帯端末機。 - 前記モーションデータに対して実行すべき機能を割り当てて前記設定記憶手段に記憶させる割り当て手段を具備することを特徴とする請求項3に記載の携帯端末機。
- 前記特徴抽出手段は本体の傾きの変化を特徴として抽出することを特徴とする請求項3または4に記載の携帯端末機。
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