JP2006127279A - 制御装置およびリソース制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】許可されたリソースの貸与を迅速に行えるようにする。
【解決手段】貸与対象となるリソース23、24が接続されたLAN26をリソース貸与側制御装置1を介してWAN5に接続する。リソース貸与側制御装置1は、WAN5からリソース貸与要求を受け取ると、該要求に示された貸与対象のリソース、該リソースの利用内容、および、貸与要求元の情報を含む貸与要求通知メッセージを作成して、予め定められた複数の連絡先に送信する。そして、所定期間内に受信した該通知メッセージの応答に基づいてリソースの貸与の適否を決定する。リソースの貸与を拒否する場合は、拒否メッセージを貸与要求元に送信する。一方、リソースの貸与を許可する場合は、貸与要求元からの操作命令に従い貸与対象のリソースを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リソースの貸与を制御する技術に関する。
地方自治体等の公共機関では、民間への業務委託(アウトソーシング)や民間による業務の代行契約(PFI:Private Finance Initiative)といった、一般にPPP(Public Private Partnership)と呼ばれる取り組みがなされている。例えば特許文献1には、防災システムを低コストで構築するために、電力会社等の公益企業が提供する防災アプリケーションサービスを利用する技術が開示されている。
特開2002−92264号公報
特許文献1に記載の技術は、電力会社等の公益企業が保有するデータセンタ上で稼動する各種防災アプリケーションを地方自治体等の公共機関向けにカスタマイズし、アウトソーシングやPFI契約によって、該アプリケーションによるサービスを公共機関に提供するものである。
アウトソーシングやPFI契約ではなく、必要に応じて民間のインフラを利用させてもらうことができれば、公共機関の各種システムのインフラ整備や維持管理コストをさらに下げることが可能である。例えば、地方自治体のシステムとして、ダムや河川といった水源を映像監視し、大規模地震や大雨といった災害が発生した際に、地域住民に対して非難情報や災害情報を提供する防災情報提供システムを考える。この場合に、商店街に設置された民間の防犯カメラの映像を利用して被災状況を速やかに確認したり、あるいは、商店や駅に設置された民間の宣伝用ディスプレイ装置に災害情報や非難情報を表示したりすることができれば、地方自治体は、カメラやディスプレイ装置といったインフラを維持管理するコストを削減できる。
しかしながら、企業が自社のリソース(防犯カメラやディスプレイ装置)を無条件で公共機関に貸し出すと、公共機関に提供したことによる機会損失などによる事業コストを発生させる可能性がある。このため、公共機関からリソース貸与の要求がある都度、企業は貸与の適否を判断する必要が生じる。しかし、公共機関が貸与を要求する場合は、上述したように、防災情報提供等の迅速な遂行が要求されるものもある。また、リソースを貸出す場合においても、企業が営業上の理由等から該リソースの一部に制限を加えたい場合もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、許可されたリソースの貸与を迅速に行えるようにすることにある。また、本発明の他の目的は、貸し出すリソースの一部に制限を加えられるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明では、貸与対象となるリソースが接続された第1のネットワークを制御装置を介して第2のネットワークに接続する。制御装置は、第2のネットワークからリソースの貸与要求を受け取ると、該要求に示された貸与対象のリソース、該リソースの利用内容、および、貸与要求元の情報を含む貸与要求通知メッセージを作成して、予め定められた複数の連絡先に送信する。そして、所定期間内に受信した該通知メッセージの応答に基づいてリソースの貸与の適否を決定する。リソースの貸与を拒否する場合は、拒否メッセージを貸与要求元に送信する。一方、リソースの貸与を許可する場合は、貸与要求元からの操作命令に従い貸与対象のリソースを制御する。ここで、制御装置は、予め定められた操作のみを貸与要求元から受け付けるようにしてもよい。
例えば、本発明の制御装置は、リソースの貸与を制御する制御装置であって、
前記リソースが接続された第1のネットワークに接続するための第1のネットワーク接続手段と、第2のネットワークに接続するための第2のネットワーク接続手段と、
前記リソースの貸与を決定する権限を有する複数の第1の通知先が記憶された通知先記憶手段と、
前記第2のネットワークから受信した前記リソースの貸与要求に従い、前記リソースを貸与すべきか否かの判断を得るための貸与要求通知メッセージを生成して、前記通知先記憶手段に記憶されている前記複数の第1の通知先各々へ送信すると共に、所定時間内に受信した前記貸与要求通知メッセージに対する応答に基づいて前記リソースの貸与の適否を決定する通知処理手段と、
前記リソースの貸与が許可された場合に、前記リソースの貸与要求の送信元よりの指示に従い、前記第1のネットワークを介して前記リソースを制御するリソース制御手段と、を有する。
ここで、前記リソース制御手段は、前記リソースに対して予め定められた操作の指示のみを、前記リソースの貸与要求の送信元より受け付けてもよい。
本発明によれば、貸与要求通知メッセージを作成して予め定められた複数の連絡先に送信し、所定期間内に受信した該通知メッセージの応答に基づいてリソースの貸与の適否を決定するので、許可されたリソースの貸与を迅速に行うことができる。また、予め定められた操作のみを貸与要求元から受け付けるようにすることにより、貸し出すリソースの一部に制限を加えることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態が適用されたリソース制御システムの概略図である。
図示するように、本実施形態のリソース制御システムは、リソース貸与側制御装置1と、リソース貸与側ネットワークシステム2と、リソース借用側制御装置3と、リソース借用側ネットワークシステム4と、を有する。リソース貸与側制御装置1およびリソース借用側制御装置3は、WAN5を介して相互接続されている。また、WAN5には、基地局6を介して携帯端末7が接続されている。なお、リソース貸与側制御装置1およびリソース貸与側ネットワークシステム2の組は複数あってもよい。同様に、リソース借用側制御装置3およびリソース借用側ネットワークシステム4の組も複数あってもよい。
リソース貸与側ネットワークシステム2は、リソースを貸与する組織あるいは個人のネットワークシステムであり、貸与対象のリソースを含む各種装置がネットワーク接続されている。本実施形態では、リソースを貸与する組織あるいは個人として、地域で店舗を構え商売をしている企業を想定している。
リソース貸与側ネットワークシステム2は、店舗内や駐車場での不正行為を監視するためのカメラ23と、商品情報等を表示するためのディスプレイ24と、ディスプレイ24に表示する商品情報等を保持するコンテンツサーバ25と、登録会員にお買い得情報等をメール配信する情報配信サーバ21と、リソース貸与側ネットワークシステム2を構成する各装置やリソース貸与側制御装置1を操作したり、あるいは、情報を設定したりするための操作端末22と、これらの各装置21〜25をネットワーク接続するためのLAN26と、を有する。ここで、カメラ23およびディスプレイ24が、貸与対象のリソースに該当する。なお、カメラ23は、LAN26を介して撮影角度の変更や焦点の変更等の遠隔操作を行うことができる。これらの装置は、既存の装置あるいは技術を利用できるので、その詳細な説明を省略する。
リソース借用側ネットワークシステム4は、リソースを借用する組織あるいは個人のネットワークシステムであり、借用するリソースを利用するアプリケーションを含む各種装置がネットワーク接続されている。本実施形態では、リソースを借用する組織あるいは個人として、リソース貸与側ネットワークシステムを運営する企業が構える店舗と同じ地域の地方自治体を想定している。
リソース借用側ネットワークシステム4は、防災情報を収集し管理する防災情報管理サーバ41と、地方自治体の住民への告知情報を保持するコンテンツサーバ42と、リソース借用側ネットワークシステム2を構成する各装置やリソース借用側制御装置3を操作したり、あるいは、情報を設定したりするための操作端末43と、これらの各装置41〜43をネットワーク接続するためのLAN44と、を有する。ここで、防災情報管理サーバ41およびコンテンツサーバ42が借用するリソースを利用するアプリケーションに該当する。これらの装置は、既存の装置あるいは技術を利用できるので、その詳細な説明を省略する。
リソース貸与側制御装置1は、リソース貸与側ネットワークシステム2のLAN26をWAN5に接続する装置であり、WAN5からLAN26への不正アクセスやLAN26からWAN5への情報漏えいを防止するファイアウォールとしての機能を有する。また、リソース貸与側制御装置1は、リソース借用側制御装置3より通知されたリソース貸与要求を処理して、貸与対象のリソースを制御する。
リソース借用側制御装置3は、リソース借用側ネットワークシステム4のLAN44をWAN5に接続する装置であり、WAN5からLAN44への不正アクセスやLAN44からWAN5への情報漏えいを防止するファイアウォールとしての機能を有する。また、リソース借用側制御装置3は、リソース借用側ネットワークシステム4のアプリケーションの指示に従いリソース貸与要求を生成してリソース貸与側制御装置1に送信し、貸与対象のリソースを該アプリケーションに提供する。
図2は図1に示すリソース制御システムの概略動作を説明するための図である。ここでは、リソース借用側ネットワークシステム4の防災情報管理サーバ(アプリケーション)41が、リソース貸与側ネットワークシステム2のディスプレイ(リソース)24に、防災情報を表示する場合を例示している。
リソース借用側制御装置3は、防災情報管理サーバ41を介して、防災情報管理サーバ41を遠隔操作する操作端末43から、防災情報管理サーバ41の情報をリソース貸与側ネットワークシステム2のディスプレイ24に表示することを要求されると(S301)、貸与対象リソース「ディスプレイ24」、操作内容「表示」、利用アプリケーション「防災情報管理サーバ41」とするリソース貸与要求を生成して、リソース貸与側制御装置1に送信する(S302)。
リソース貸与側制御装置1は、リソース貸与要求を受信すると(S303)、貸与対象リソース(ディスプレイ24)を貸与すべきか否かの判断を得るための、該リソース貸与要求の内容を含んだ貸与要求通知メッセージを生成し、これを貸与対象リソースの複数の所有者(例えば貸与対象リソースを所有する企業等の組織において、該リソースの貸与を決定する権限を有する者)の端末8に送信する(S304)。そして、リソース貸与側制御装置1は、所定時間(例えば1時間)が経過する間、前記複数の所有者の端末8から貸与要求通知メッセージに対する応答が送られてくるのを待つ(S305)。
次に、リソース貸与側制御装置1は、前記複数の所有者の端末8から受信した応答に基づいて、貸与対象リソースの貸与の可否を決定する。貸与対象リソースの貸与を許可する旨を決定した場合は、後述のS310に進む。一方、貸与対象リソースの貸与を許可する旨を決定しなかった場合は、貸与対象リソースの所有者に再考を促す必要があるか否かを確認するための貸与拒否確認メッセージを生成し、これを貸与対象リソースの貸与の決定に際して該リソースの所有者にアドバイスをする複数の協力者(例えば地域住民)の端末9に送信する(S306)。そして、リソース貸与側制御装置1は、所定時間(例えば1時間)が経過する間、前記複数の協力者の端末9から貸与拒否確認メッセージに対する応答が送られてくるのを待つ(S307)。
次に、リソース貸与側制御装置1は、前記複数の協力者の端末9から受信した応答に基づいて、貸与対象リソースの貸与の再考の必要性を判断する。再考の必要性がないと判断した場合は、リソース貸与要求を拒否する旨の通知をリソース借用側制御装置3に送信する。この通知は防災情報管理サーバ41を介して操作端末43へ通知される。一方、再考の必要性があると判断した場合は、貸与対象リソースの貸与の再考を促す再考通知メッセージを生成し、これを貸与対象リソースの貸与を拒否した所有者の端末8に送信する(S308)。そして、リソース貸与側制御装置1は、所定時間(例えば1時間)が経過する間、貸与対象リソースの貸与を拒否した所有者の端末8から再考通知メッセージに対する応答が送られてくるのを待つ(S309)。
次に、リソース貸与側制御装置1は、貸与対象リソースの貸与を拒否した所有者の端末8から受信した応答に基づいて、貸与対象リソースの貸与の可否を再度判断する。貸与対象リソースの貸与を許可する旨を決定した場合は、後述のS310に進む。一方、貸与対象リソースの貸与を許可する旨を決定しなかった場合は、リソース貸与要求を拒否する旨の通知をリソース借用側制御装置3に送信する。この通知は防災情報管理サーバ41を介して操作端末43へ通知される。
S310において、リソース貸与側制御装置1は、貸与対象リソース(ディスプレイ24)に対してリソース貸与要求で要求されている操作内容(表示)を行うための制御プログラムを呼び出す。制御プログラムは、操作内容を受け付けるための操作画面のデータをリソース借用側制御装置3に送信する。この操作画面のデータは、ディスプレイ24を利用するアプリケーションである防災情報管理サーバ41に送られる(S311)。防災情報管理サーバ41は、この操作画面を介して操作端末43から操作内容を受け付ける。そして、受け付けた操作内容がリソース借用側制御装置3を介して、リソース貸与側制御装置1の制御プログラムに通知される。その結果、防災情報管理サーバ41が保持する防災情報がリソース借用側制御装置3を介して、リソース貸与側制御装置1の制御プログラムに通知され(S312)、制御プログラムによりこの防災情報がディスプレイ24に表示される(S313)。
次に、上記のリソース制御システムを構成するリソース貸与側制御装置1およびリソース借用側制御装置3について説明する。
先ず、リソース貸与側制御装置1を説明する。図3はリソース貸与側制御装置1の概略構成図である。
図示するように、リソース貸与側制御装置1は、演算部11と、記憶部12と、LAN26と通信を行うためのLAN/IF(インターフェース)部13と、WAN5と通信を行なうためのWAN/IF部14と、を有する。
記憶部12は、制御装置情報記憶部121と、保守者情報記憶部122と、通知先情報記憶部123と、リソース情報記憶部124と、制御プログラム情報記憶部125と、履歴情報記憶部126と、を有する。
制御装置情報記憶部121は、本リソース貸与側制御装置1と通信可能なリソース借用側制御装置3の情報を有する。図4は制御装置情報記憶部121の登録内容例を示す図である。図示するように、制御装置情報記憶部121には、本リソース貸与側制御装置1と通信可能な制御装置毎に、制御装置の情報を有するレコード1210が登録される。レコード1210は、制御装置を識別するための制御装置IDを登録するフィールド1211と、制御装置と通信を行なうためのアドレス(例えばIPアドレス)を登録するフィールド1212と、制御装置の管理者を登録するフィールド1213と、制御装置を認証して暗号通信を行なうための公開鍵証明書を登録するフィールド1214と、を有する。なお、公開鍵暗号技術を用いて認証および暗号通信を行う方式として、TLS(Transport Layer Security)やIPSec(IP Security)が知られている。
保守者情報記憶部122は、本リソース貸与側制御装置1に情報を設定したり、設定情報を変更したりする保守者の情報を有する。図5は保守者情報記憶部122の登録内容例を示す図である。図示するように、保守者情報記憶部122には、本リソース貸与側制御装置1の保守者毎に、保守者の情報を有するレコード1220が登録される。レコード1220は、保守者を識別するための保守者IDを登録するフィールド1221と、保守者を認証するためのパスワードを登録するフィールド1222と、を有する。
通知先情報記憶部123は、本リソース貸与側制御装置1がリソース借用側制御装置3からリソース貸与要求を受信した場合に、リソースを貸与すべきか否かの判断を得るための貸与要求通知メッセージや、リソース貸与が拒否された場合に再考を促す必要があるか否かを確認するための貸与拒否確認メッセージなどを通知する通知先の情報を有する。図6は通知先情報記憶部123の登録内容例を示す図である。図示するように、通知先情報記憶部123には、貸与要求通知メッセージや貸与拒否確認メッセージなどの通知先毎に、通知先の情報を有するレコード1230が登録される。レコード1230は、通知先を識別するための通知先IDを登録するフィールド1231と、通知先のアドレス(例えばメールアドレス)を登録するフィールド1232と、通知先の種別を登録するフィールド1233と、を有する。フィールド1233には、通知先の種別として、貸与対象リソースの所有者(例えば貸与対象リソースを所有する企業等の組織において、該リソースの貸与を決定する権限を有する者)、および、貸与対象リソースの貸与の決定に際して該リソースの所有者にアドバイスをする協力者(例えば地域住民)のいずれかが登録される。なお、本実施形態では、所有者がフィールド1233に登録されたレコード1230および協力者がフィールド1233に登録されたレコード1230のそれぞれを、通知先情報記憶部123に複数登録している。また、フィールド1232に登録する通知先のアドレスは、メールアドレスに限られない。貸与要求通知メッセージを受付可能なWebページのURLでもよい。
リソース情報処理部124は、リソース貸与側ネットワークシステム2に存在する貸与可能なリソースの情報を有する。図7はリソース情報記憶部124の登録内容例を示す図である。図示するように、リソース情報記憶部124には、貸与可能なリソースの情報を有するレコード1240が登録される。レコード1240は、リソースを識別するためのリソースIDを登録するフィールド1241と、リソースのアドレス(例えばIPアドレス)を登録するフィールド1242と、リソースの名称(本実施形態ではカメラ23およびディスプレイ24のいずれか)を登録するフィールド1243と、許可するリソース操作の一覧を登録するフィールド1244と、を有する。本実施形態では、許可するリソース操作として、カメラ23に対しては撮像、角度変更およびズーム操作が登録されている。また、ディスプレイ24に対しては表示が登録されている。
制御プログラム情報記憶部125は、貸与可能なリソースを操作するための制御プログラムの情報を有する。図8は制御プログラム情報記憶部125の登録内容例を示す図である。図示するように、制御プログラム情報記憶部125には、操作対象リソースおよび操作内容の組合せ毎に、制御プログラムの情報を有するレコード1250が登録される。レコード1250は、操作対象リソースのリソースIDを登録するフィールド1251と、操作対象リソースに対する操作内容を登録するフィールド1252と、操作対象リソースに対してフィールド1252に登録した操作内容を実現するための制御プログラムを登録するフィールド1253と、を有する。
ここで、制御プログラムは、リソース借用側制御装置3によりWAN5を介して呼び出されて実行される。このようなネットワーク越しのプログラム呼出しは、一般的にRPC(Remote Procedure Call)と呼ばれている。近年は、呼出し要求および呼出し結果をSOAP(Simple Object Access Protocol)と呼ばれるXML(eXtensible Markup Language)で記述することによりRPCを実現するWebサービスが利用されることが多い。Webサービスは呼び出されるプログラムの指定をEnd Pointと呼ばれるURLで表現する。本実施形態でも、制御プログラムをEnd Pointとして記述している。また、Webサービスは、プログラムを呼び出す操作者にEnd Pointを教えるのではなく、WSDL(Web Service Definition Language)と呼ばれるEnd Pointの情報も含む定義情報を教えることも多い。このため、フィールド1253に登録される制御プログラムの情報はWSDLで定義情報が書かれたファイルのURLでもよい。
履歴情報記憶部126には、リソース借用側制御装置3から受信したリソース貸与要求に対する処理結果が登録される。図9は履歴情報記憶部126の登録内容例を示す図である。図示するように、履歴情報記憶部126には、リソース貸与要求毎に、その履歴(処理結果)の情報を有するレコード1260が登録される。レコード1260は、リソース貸与要求に対する履歴を識別するログIDを登録するフィールド1261と、該リソース貸与要求を通知したリソース借用側制御装置3のアドレス(要求元アドレス)を登録するフィールド1262と、該リソース貸与要求の要求内容を登録するフィールド1263と、該リソース貸与要求に対する可否判定結果を登録するフィールド1264と、を有する。リソース貸与要求に対する処理結果を、履歴情報として登録しておくのは、リソース貸与側ネットワークシステム2の所有者がリソース借用側ネットワーク4の所有者に対して、リソースを貸与したことにより事業コストが発生した場合に、履歴情報記憶部126に記憶されている履歴情報に基づき費用請求できるようにするためである。
演算部11は、制御装置認証処理部111と、保守者認証処理部112と、通知処理部113と、リソース制御部114と、登録情報管理処理部115と、を有する。
制御装置認証処理部111は、WAN/IF部14を介してアクセスするリソース借用側制御装置3の認証処理を行う。保守者認証処理部112はLAN/IF部13を介してアクセスする操作端末22(保守者)の認証処理を行う。通知処理部113は、貸与要求通知メッセージ等の通知処理を行う。リソース制御部114は、リソース貸与要求に従い貸与対象リソースの動作を制御する。そして、登録情報管理処理部114は記憶部12に登録する情報の管理処理を行う。
図10および図11はリソース貸与側制御装置1の動作フローを説明する図である。
リソース貸与側制御装置1において、演算部11は、LAN/IF部13を介して操作端末22よりアクセスされると(S101でYES)、保守者IDおよびパスワードを要求し取得する。そして、保守者認証処理部112により、取得した保守者IDおよびパスワードを有するレコード1220が保守者情報記憶部122に記憶されているか否かを調べることで認証処理を行う(S102)。認証が成立した場合(S103でYES)は、登録情報処理部115により、操作端末22から操作を受付けて、記憶部12に記憶する情報の設定、変更を行う(S104)。一方、認証が失敗した場合(S103でNO)は、操作端末22にエラーを通知するなどの所定のエラー処理を行う(S105)。
また、演算部11は、WAN/IF部14を介してリソース借用側制御装置3よりアクセスされると(S111でYES)、該リソース借用側制御装置3のアドレスをキーとして、制御装置情報記憶121に記憶されているレコード1210を特定する。そして、制御装置認証処理部111により、該レコード1210に登録されている公開鍵証明書を用いて該リソース借用側制御装置3より受信した署名情報を検証することで認証処理を行う(S112)。認証が成立した場合(S113でYES)は、S140へ進む。一方、認証が失敗した場合(S113でNO)は、該リソース借用側制御装置111にエラー通知するなどの所定のエラー処理を行う(S114)。
S140において、アクセス元のリソース借用側制御装置3からリソース貸与要求を受信した場合はS115に進む。一方、アクセス元のリソース借用側制御装置3から貸与対象リソース各々の情報取得要求を受信した場合、演算部11は、登録情報管理処理部115によりリソース情報記憶部125に記憶されている情報を読み出して、アクセス元のリソース借用側制御装置3に送信する(S141)。
S115において、通知処理部113は、該リソース貸与要求に含まれている貸与対象リソースの名称、該貸与対象リソースに対する操作内容、および、該貸与対象リソースの利用目的(該リソースを利用するアプリケーション名を含む)を特定する。また、S112で特定した該リソース貸与要求の送信元の管理者情報を特定する。そして、特定したこれらの情報を含めて、リソース貸与の可否を確認するための貸与要求通知メッセージを作成し、通知先情報記憶部123に記憶されている各所有者のアドレスへ送信する(S116)。図12は貸与要求通知メッセージの一例を示す図である。図示するように、貸与要求通知メッセージには、通知日時1136、リソース貸与要求の送信元の管理者名1131、貸与対象リソースの利用目的1132、貸与対象リソース名1133、および、貸与対象リソースの操作内容1134が、リソースの貸与を許可するか否かを返答するための返答部1135と共に記載されている。貸与要求通知メッセージの受信者(受信端末)が、「許可する」および「許可しない」のいずれか一方を削除して返信すると、通知処理部113が、返答部1135の残された文面から応答内容が「許可する」および「許可しない」のいずれであるかを判断する。なお、いたずら目的で送られた返答を排除するため、返答部1135には、乱数等の文字列を記載するとよい。通知処理部113は、貸与要求通知メッセージの送信前に該文字列を記憶しておき、返答を受信した際に、記憶されている文字列と同じ文字列が返信メッセージに記載されているか否かを調べることにより、正当な返答か、それとも、いたずら目的の返答かを判断できる。
さて、通知処理部113は、貸与要求通知メッセージの送信後、所定時間(例えば1時間)が経過するまで、該貸与要求通知メッセージの送信先から返信メッセージが送られてくるのを待つ(S117、S118)。そして、該所定時間に受信した返信メッセージ各々の応答内容に基づいて、貸与対象リソースの貸与を許可するか否かを決定する。例えば、該所定時間に受信した返信メッセージ各々の最も多い応答内容が「許可する」の場合に貸与対象リソースの貸与を許可し、該最も多い応答内容が「許可しない」の場合に貸与対象リソース貸与を許可しないように決定する(S119)。貸与対象リソースの貸与を許可する場合はS131に進み、貸与対象リソースの貸与を許可しない場合はS121に進む(S120)。
S121において、通知処理部113は、リソース貸与要求が貸与対象リソースの所有者によって拒否されたことを通知すると共に、該貸与対象リソースの所有者に再考を促す必要があるか否かを確認するための貸与拒否確認メッセージを作成し、通知先情報記憶部123に記憶されている各協力者のアドレスへ送信する。図13は貸与拒否確認メッセージの一例を示す図である。図示するように、貸与拒否確認メッセージには、通知日時1166、リソース貸与要求の送信元の管理者名1161、貸与対象リソースの利用目的1162、貸与対象リソース名1163、および、貸与対象リソースの操作内容1164が、リソース貸与要求を拒否した所有者に再考促すか否かを返答するための返答部1165と共に記載されている。貸与拒否確認メッセージの受信者(受信端末)が、「再考を要求する」および「再考を要求しない」のいずれか一方を削除して返信すると、通知処理部113が、返答部1165の残された文面から応答内容が「再考を要求する」および「再考を要求しない」のいずれであるかを判断する。なお、いたずら目的で送られた返答を排除するため、貸与要求通知メッセージと同様に、返答部1165に乱数等の文字列を記載するとよい。
さて、通知処理部113は、貸与拒否確認メッセージの送信後、所定時間(例えば1時間)が経過するまで、該貸与拒否確認メッセージの送信先から返信メッセージが送られてくるのを待つ(S122、S123)。そして、該所定時間に受信した返信メッセージ各々の応答内容に基づいて、所有者にリソース貸与要求の拒否の再考を促すか否かを決定する。例えば、該所定時間に受信した返信メッセージ各々の最も多い応答内容が「再考を要求する」の場合にリソース貸与要求の拒否の再考を要求し、該最も多い応答内容が「再考を要求しない」の場合にリソース貸与要求の拒否の再考を要求しないように決定する(S124)。リソース貸与要求の再考を要求しない場合はS133に進み、リソース貸与要求の再考を要求する場合はS126に進む(S125)。
S126において、通知処理部113は、リソース貸与要求の拒否の再考を要求して、リソース貸与の可否を再度確認するための再考通知メッセージを作成し、該メッセージを、「許可しない」旨の応答メッセージを返信した貸与要求通知メッセージの送信先(「許可しない」旨の応答メッセージの送信元)に送信する。図14は再考通知メッセージの一例を示す図である。図示するように、再考通知メッセージには、通知日時1176、リソース貸与要求の送信元の管理者名1171、貸与対象リソースの利用目的1172、貸与対象リソース名1173、および、貸与対象リソースの操作内容1174が、リソース貸与要求の拒否を取り消すか否かを返答するための返答部1175と共に記載されている。再考通知メッセージの受信者(受信端末)が、「拒否を取り消す」および「拒否を取り消さない」のいずれか一方を削除して返信すると、通知処理部113が、返答部1175の残された文面から応答内容が「拒否を取り消す」および「拒否を取り消さない」のいずれであるかを判断する。なお、いたずら目的で送られた返答を排除するため、貸与要求通知メッセージと同様に、返答部1175に乱数等の文字列を記載するとよい。
さて、通知処理部113は、再考通知メッセージの送信後、所定時間(例えば1時間)が経過するまで、該再考通知メッセージの送信先から返信メッセージが送られてくるのを待つ(S127、S128)。そして、該所定時間に受信した返信メッセージ各々の応答内容と、S117、118で受信した貸与要求通知メッセージに対する返信メッセージ各々の応答内容とに基づいて、貸与対象リソースの貸与を許可するか否かを再度決定する。例えば、貸与要求通知メッセージに対する返信メッセージであって応答内容が「許可する」である返信メッセージの数に、再考通知メッセージに対する返信メッセージであって応答内容が「拒否を取り消す」である返信メッセージの数を加算した加算結果と、貸与要求通知メッセージに対する返信メッセージであって応答内容が「許可しない」である返信メッセージの数から、再考通知メッセージに対する返信メッセージであって応答内容が「拒否を取り消す」である返信メッセージの数を減算した減算結果とを比較する。加算結果の方が大きい場合に貸与対象リソースの貸与を許可し、減算結果の方が大きい場合に貸与対象リソース貸与を許可しないように決定する(S129)。貸与対象リソースの貸与を許可する場合はS131に進み、貸与対象リソースの貸与を許可しない場合はS133に進む(S120)。
S131において、通知処理部113は、履歴情報記憶部126に新たなレコード1260を作成し、該レコード1260に必要な情報を登録する。また、S111で受信したリソース貸与要求をリソース制御部114に渡す。これを受けてリソース制御部114は、制御プログラム情報記憶部125を用いて、該リソース貸与要求に含まれている貸与対象リソースに対して、該リソース貸与要求に含まれている操作内容を行うための制御プログラムを特定して読み出す(S131)。
これにより、リソース制御部114は、該リソース貸与要求に含まれている貸与対象リソースに対して、該リソース貸与要求に含まれている操作内容を受け付けるための操作画面のデータを、該リソース貸与要求の送信元に送信する。そして、該リソース貸与要求の送信元(リソース借用側制御装置3)より受信した操作内容に従い貸与対象リソースを制御する(S132)。ここで、制御プログラムは、例えばカメラ23の操作を考えた場合、LAN26に接続された操作端末22から実行可能な操作に比べて、より制限された操作しかできないよう作成するとよい。例えばカメラ23の角度変更を、操作端末22から操作できる変更角度よりも狭い角度での変更しか行えないように、制御プログラムを作成する。このようにすることで、リソース貸与側ネットワークシステム2の所有者(例えば企業)は、リソースを地方自治体等に貸与したことで不必要に営業秘密をさらけ出すことがなくなる。このため、地方自治体等に対してリソースを貸与し易くなる。
一方、S133において、通知処理部113は、リソース貸与要求の拒否メッセージを、該リソース貸与要求の送信元(リソース借用側制御装置3)に送信する。また、履歴情報記憶部126に新たなレコード1260を作成し、該レコード1260に必要な情報を登録する。
上記構成のリソース貸与側制御装置1は、例えば図15に示すような、CPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、CD-ROMやDVD-ROMやICカードなどの記憶媒体からデータを読み取る読取装置904と、キーボードやマウスなどの入力装置906と、モニタやプリンタなどの出力装置907と、LAN26、WAN5に接続するための通信装置908と、これらの各装置を接続するバス909と、を備えた一般的なコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされたプログラムを実行することで実現できる。このプログラムは、読取装置904を介して記憶媒体から、あるいは、通信装置908を介してネットワークから、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリ902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。あるいは、外部記憶装置903を経由せずに、メモリ902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。なお、この場合において、記憶部12にはメモリ902や外部記憶装置903が利用される。また、IF部13、14には通信装置908が利用される。
次に、リソース借用側制御装置3を説明する。図16はリソース借用側制御装置3の概略構成図である。
図示するように、リソース借用側制御装置3は、演算部31と、記憶部32と、LAN44と通信を行うためのLAN/IF部33と、WAN5と通信を行なうためのWAN/IF部34と、を有する。
記憶部32は、制御装置情報記憶部321と、保守者情報記憶部322と、リソース情報記憶部323と、アプリケーション情報記憶部324と、を有する。
制御装置情報記憶部321は、リソース貸与側制御装置1の制御装置情報記憶部121と同様に、本リソース借用側制御装置3と通信可能なリソース貸与側制御装置1の情報を有する。保守者情報記憶部322は、リソース借用側制御装置3の保守者情報記憶部122と同様に、本リソース借用側制御装置3に情報を設定したり、設定情報を変更したりする保守者の情報を有する。
リソース情報記憶部323は、本リソース借用側制御装置3が接続されたリソース借用側ネットワークシステム4のアプリケーションのために、リソース貸与側ネットワークシステム2から貸与可能なリソースの情報を有する。図17はリソース情報記憶部323の登録内容例を示す図である。図示するように、リソース情報記憶部323には、貸与可能なリソースの情報を有するレコード3230が登録される。レコード3230は、貸与可能なリソースが存在するリソース貸与側ネットワークシステム2に接続されたリソース貸与側制御装置1の制御装置IDを登録するフィールド3231と、該貸与可能なリソースのリソースIDを登録するフィールド3232と、該貸与可能なリソースの名称を登録するフィールド3233と、該貸与可能なリソース対して許可するリソース操作の一覧を登録するフィールド3234と、を有する。
アプリケーション情報記憶部324は、リソース借用側ネットワークシステム4に存在する、リソース貸与側ネットワークシステム2が貸与するリソースを利用可能なアプリケーションの情報を有する。図18はアプリケーション情報記憶部324の登録内容例を示す図である。図示するように、アプリケーション情報記憶部324には、リソース貸与側ネットワークシステム2が貸与するリソースを利用可能なアプリケーションの情報を有するレコード3240が登録される。レコード3240は、アプリケーションを識別するためのアプリケーションIDを登録するフィールド3241と、アプリケーションのアドレス(例えばIPアドレス)を登録するフィールド3242と、アプリケーションの名称(本実施形態では防災情報管理サーバ41およびコンテンツサーバ42のいずれか)を登録するフィールド3243と、利用可能なリソースの種別の一覧を登録するフィールド3244と、を有する。本実施形態では、利用可能なリソースの種別として、防災情報管理サーバ41に対してはカメラ、ディスプレイが登録されている。また、コンテンツサーバ42に対してはディスプレイが登録されている。
演算部31は、制御装置認証処理部311と、保守者認証処理部312と、リソース制御部313と、登録情報管理処理部314と、を有する。
制御装置認証処理部311は、WAN/IF部34を介してリソース貸与側制御装置1アクセスする際に必要な認証情報を作成する。保守者認証処理部312はLAN/IF部33を介してアクセスする操作端末43(保守者)の認証処理を行う。リソース制御部313は、リソース借用側ネットワークシステム4からリソースの貸与を受けて該リソースを操作するために必要な処理を行う。そして、登録情報管理処理部314は記憶部32に登録する情報の管理処理を行う。
図19はリソース借用側制御装置3の動作フローを説明する図である。
リソース借用側制御装置3において、演算部31は、所定時刻への到達や所定時間の経過や保守者の指示など、予め定められたリソース情報の収集タイミングになると(S201)、登録情報管理処理部314によりリソース情報の取得要求を作成する。また、制御装置認証処理部311によりリソース情報の取得要求に対する電子署名を作成してこれを認証情報とする。そして、リソース情報の取得要求および署名情報を、制御装置情報記憶部321にアドレスが記憶されている各リソース貸与側制御装置1へ送信する(S202)。そして、その応答として、リソース貸与側制御装置1から貸与可能なリソースの情報を受信すると、登録情報管理処理部314により、該リソースの情報を当該情報を送信したリソース貸与側制御装置1の情報と共に、リソース情報記憶部323に記憶する(S203)。
また、演算部31は、LAN/IF部33を介して操作端末42よりアクセスされると(S211でYES)、保守者IDおよびパスワードを要求し取得する。そして、保守者認証処理部312により、取得した保守者IDおよびパスワードを有するレコードが保守者情報記憶部322に記憶されているか否かを調べることで認証処理を行う(S212)。認証が成立した場合(S213でYES)は、登録情報処理部314により、操作端末43から操作を受付けて、記憶部32に記憶する情報の設定、変更を行う(S214)。一方、認証が失敗した場合(S213でNO)は、操作端末43にエラー通知するなどの所定のエラー処理を行う(S215)。
また、演算部11は、LAN/IF部33を介してアプリケーション(本実施形態では防災情報管理サーバ41およびコンテンツサーバ42のいずれか)よりアクセスされると(S221でYES)、リソース制御部313により、該アプリケーションのアドレスをキーとして、アプリケーション情報記憶部324に記憶されているレコード3240を検索し、該アプリケーションが利用可能なリソースの種別(名称)を特定する。さらに、リソース情報記憶部323から特定したリソースの種別(名称)のレコード3230を検索する。そして、リソース制御部313は、検索した各レコード3230に記述されている貸与対象リソースおよび操作内容の組合せの中から所望の貸与対象リソースおよび操作内容の組合せを選択するためのリソース貸与要求受付画面を生成し、これをアクセス元のアプリケーションに送信する。このリソース貸与要求受付画面は、アクセス元のアプリケーションを介して、当該アプリケーションをリモート操作する操作端末43に表示される。
図20はリソース貸与要求受付画面の一例を示す図である。図示するように、リソース貸与要求受付画面には、アプリケーションが利用可能なリソース毎に、当該リソースの情報が表示される。リソースの情報は、該リソースの情報を識別するための要求ID3131と、該リソースを貸与するリソース貸与側ネットワークシステム2の管理者の情報3132と、該リソースの名称3133と、該リソースに対して実行可能な操作の一覧情報3134と、を有する。管理者の情報3132は、該リソースのレコード3230に含まれている制御装置3231をキーにして、制御装置情報記憶部321からレコードを検索することで特定できる。リソースの名称3133および操作の一覧情報3134は、該リソースのレコード3230から特定できる。また、図において、符号3135、3136は、それぞれ要求IDの入力欄、操作内容の入力欄である。入力欄3135に要求IDが入力されると、該要求IDを持つリソースの情報の操作一覧情報3134が、例えばプルダウンメニュー方式により入力欄3136に表示される。操作者はプルダウンメニューの中から所望の操作内容を選択して入力欄3136に入力することができる。また、符号3137は入力欄3135、3136の内容を確定するための確定ボタン、符号3138は入力欄3135、3136の内容をキャンセルするためのキャンセルボタンである。確定ボタン3135が選択されると、入力欄3135、3136の内容が操作端末43からアプリケーションを介してリソース制御部313に送信される。
さて、リソース制御部313は、アクセス元のアプリケーションを介して、リソース貸与要求受付画面を表示した操作端末43から要求IDおよび操作内容を受け取ると(S222)、該要求IDに対応するリソース情報記憶部323のレコード3230を特定し、特定したレコード3230のリソースIDおよびリソース名称と、該受け取った操作内容と、アクセス元のアプリケーションのレコード3240に記憶されているアプリケーション名称と、を有するリソース貸与要求を生成する。また、制御装置認証処理部311により、生成したリソース貸与要求に対する電子署名を生成し、これを認証情報とする。そして、リソース制御部313は、特定したリソース情報のレコード3230の制御装置IDを持つレコードを、制御装置情報記憶部321から特定し、WAN/IF部34を介して特定したレコードにより特定されるリソース貸与側制御装置1に、生成したリソース貸与要求および認証情報を送信する(S223)。
図21はリソース貸与要求の一例を説明するための図である。この例では、Webサービスを利用してリソース貸与側制御装置1上の制御プログラムを呼び出す場合を想定し、リソース貸与要求をSOAPメッセージで記述している。リソース貸与要求3150は、本文中に要求内容メッセージ3151を含む。要求内容メッセージ3151には、要求者(p:from)、要求理由(p:reason)、貸与対象リソース(p:target)、要求操作内容(p:operation)、貸与対象リソースを利用するアプリケーション(p:application)が含まれている。図12〜図14に示したメッセージは、要求内容メッセージ3151に基づいて作成される。なお、SOAPメッセージには様々なヘッダ情報が記述されることが多い。しかし、本実施形態では説明を簡単にするためヘッダ情報を省略している。
次に、リソース制御部313は、WAN/IF部34を介してリソース貸与要求の送信先のリソース貸与側制御装置1から応答を受信すると(S224)、該応答がエラー通知ならば(S225)、これをアクセス元のアプリケーションを介して、当該アプリケーションをリモート操作する操作端末43に通知し、エラーを表示する(S228)。一方、該応答が貸与対象リソースを操作するための操作画面のデータならば、これをアクセス元のアプリケーションに送信する(S226)。この操作画面のデータは、アクセス元のアプリケーションを介して、当該アプリケーションをリモート操作する操作端末43に送信される。これにより、操作端末43に操作画面が表示される。そして、この操作画面を介して受け付けた操作内容がアクセス元のアプリケーションを介して、リソース制御部313に送られ、さらに、リソース制御部313からリソース貸与要求の送信先であるリソース貸与側制御装置1に送信される(S227)。
上記構成のリソース借用側制御装置3も、リソース貸与側制御装置1と同様に、例えば図15に示すような、CPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、CD-ROMやDVD-ROMやICカードなどの記憶媒体からデータを読み取る読取装置904と、キーボードやマウスなどの入力装置906と、モニタやプリンタなどの出力装置907と、LAN26、WAN5に接続するための通信装置908と、これらの各装置を接続するバス909と、を備えた一般的なコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされたプログラムを実行することで実現できる。このプログラムは、読取装置904を介して記憶媒体から、あるいは、通信装置908を介してネットワークから、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリ902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。あるいは、外部記憶装置903を経由せずに、メモリ902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。なお、この場合において、記憶部32にはメモリ902や外部記憶装置903が利用される。また、IF部33、34には通信装置908が利用される。
以上、本発明の一実施形態について説明した。
本実施形態によれば、貸与要求通知メッセージを作成して予め定められた複数の連絡先(リソースの所有者)に送信し、所定期間内に受信した該通知メッセージの応答に基づいてリソースの貸与の適否を決定するので、許可されたリソースの貸与を迅速に行うことができる。また、予め定められた操作のみを貸与要求元から受け付けるので、貸し出すリソースの一部に制限を加えることができる。
また、本実施形態では、リソースの所有者が該リソースの貸与を拒否した場合に、当該所有者に再考を促すべきか否かを協力者に問合せ、協力者が再考すべきと判断する場合に、リソースの貸与を拒否した所有者にリソースの貸与を再考させ、その結果に基づいてリソースの貸与の適否を再度決定する。このように本実施形態では、リソースの所有者はリソース貸与要求に応じるか否か判断する機会を最大で2回有する。そして、2回目の判断に際しては、協力者(地域住民)の意向を勘案した上で判断することができる。したがって、地方自治体等が企業等のシステムを利用できる可能性が高まる。昨今は、企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)に対する感度が高い。このため、社会貢献は企業にとって無視できない要素となっている。住民からの要請に応えることは、リソースを貸与するに相当する理由と考えることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記の実施形態では、図10および図11のS119、S124、S129において、所定時間内に受信した応答が示す適否の多数決で決定を行っているが、本発明はこれに限定されない。同じ意見が一定件数以上続いた場合にその意見を採用する方法などが考えられる。また、リソース貸与要求が緊急性を要しない場合には、十分にコンセンサスが取れるよう慎重に判断できる方法が好ましい。
また、上記の実施形態において、記憶部12、32を制御装置1、3とは別のハードウェア上に持たせてもよい。
また、上記の実施形態において、貸与拒否確認メッセージは、通知先情報記憶部123に予め登録されている協力者へ送信しなくてもよい。例えば所定の無線エリアに存在する無線端末の所持者へ送信して、応答を受信するようにしてもよい。店舗に無線APを設置すると共に、店舗の利用客に無線LAN機能を持つPDAを配布する。そして、リソース貸与側制御装置1は、貸与拒否確認メッセージを無線AP経由でPDAに送信し、PDAから応答を受信する。このようにした場合、通知先情報記憶部123に協力者のアドレスを事前に登録する必要がなくなる。また、貸与拒否確認メッセージに対し応答を返した場合にはその記録をPDAに残しておく。そして、PDAを店舗へ返却する際に、PDAに記録が残っていた利用客へは割引券を与えるなどして協力意欲を上げる。
また、上記の実施形態では、リソース貸与側制御装置1およびリソース借用側制御装置3を別々の装置として説明したが、両者は同じハードウエア上に構築された1つの装置であってもよい。このようにすることで、例えば地方自治体と企業との間で、リソースを互いに貸与し合うことが可能となり、互いのシステムにかかるコストを削減することが可能となる。
図1は本発明の一実施形態が適用されたリソース制御システムの概略図である。 図2は図1に示すリソース制御システムの動作を説明するための概略図である。 図3はリソース貸与側制御装置1の概略構成図である。 図4は制御装置情報記憶部121の登録内容例を示す図である。 図5は保守者情報記憶部122の登録内容例を示す図である。 図6は通知先情報記憶部123の登録内容例を示す図である。 図7はリソース情報記憶部124の登録内容例を示す図である。 図8は制御プログラム情報記憶部125の登録内容例を示す図である。 図9は履歴情報記憶部126の登録内容例を示す図である。 図10はリソース貸与側制御装置1の動作フローを説明する図である。 図11はリソース貸与側制御装置1の動作フローを説明する図である。 図12は貸与要求通知メッセージの一例を示す図である。 図13は貸与拒否確認メッセージの一例を示す図である。 図14は再考通知メッセージの一例を示す図である。 図15はリソース貸与側制御装置1およびリソース借用側制御装置3のハードウエア構成例を示す図である。 図16はリソース借用側制御装置3の概略構成図である。 図17はリソース情報記憶部323の登録内容例を示す図である。 図18はアプリケーション情報記憶部324の登録内容例を示す図である。 図19はリソース借用側制御装置3の動作フローを説明する図である。 図20はリソース貸与要求受付画面の一例を示す図である。 図21はリソース貸与要求の一例を説明するための図である。
符号の説明
1…リソース貸与側制御装置、2…リソース貸与側ネットワークシステム、3…リソース借用側制御装置、4…リソース借用側ネットワークシステム、5…WAN、6…基地局、7…携帯端末、11…演算部、12…記憶部、13…LAN/IF部、14…WAN/IF部、21…情報配信サーバ、22…操作端末、23…カメラ、24…ディスプレイ、25…コンテンツサーバ、31…演算部、32…記憶部、33…LAN/IF部、34…WAN/IF部、111…制御装置認証処理部、112…保守者認証処理部、113…通知処理部、114…リソース制御部、115…登録情報管理処理部、121…制御装置情報記憶部、122…保守者情報記憶部、123…通知先情報記憶部、124…リソース情報記憶部、125…制御プログラム情報記憶部、126…履歴情報記憶部、311…制御装置認証処理部、312…保守者認証処理部、313…リソース制御部、314…登録情報管理処理部、321…制御装置情報記憶部、322…保守者情報記憶部、323…リソース情報記憶部、324…アプリケーション情報記憶部

Claims (11)

  1. リソースの貸与を制御する制御装置であって、
    前記リソースが接続された第1のネットワークに接続するための第1のネットワーク接続手段と、
    第2のネットワークに接続するための第2のネットワーク接続手段と、
    前記リソースの貸与を決定する権限を有する複数の第1の通知先が記憶された通知先記憶手段と、
    前記第2のネットワークから受信した前記リソースの貸与要求に従い、前記リソースを貸与すべきか否かの判断を得るための貸与要求通知メッセージを生成して、前記通知先記憶手段に記憶されている前記複数の第1の通知先各々へ送信すると共に、所定時間内に受信した前記貸与要求通知メッセージに対する応答に基づいて前記リソースの貸与の適否を決定する通知処理手段と、
    前記リソースの貸与が許可された場合に、前記リソースの貸与要求の送信元よりの指示に従い、前記第1のネットワークを介して前記リソースを制御するリソース制御手段と、を有すること
    を特徴とする制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記通知先情報記憶手段には、前記リソースの貸与の決定に際してアドバイスする複数の第2の通知先が記憶されており、
    前記通知処理手段は、
    前記貸与要求通知メッセージに対する応答に基づいて決定した前記リソースの貸与の適否が前記リソースの貸与を拒否するものである場合、当該貸与の拒否に関して再考を促すべきか否かの判断を得るための再考通知メッセージを生成して、前記通知先記憶手段に記憶されている前記複数の第2の通知先各々へ送信すると共に、所定時間内に受信した前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて当該貸与の拒否の再考の有無を決定し、
    前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて決定した前記貸与の拒否の再考の有無が前記リソースの貸与の拒否を再考すべきものである場合、前記リソースを貸与すべきか否かの判断を再度得るための再考通知メッセージを生成して、前記通知先記憶手段に記憶されている前記複数の第1の通知先各々へ送信すると共に、所定時間内に受信した前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて前記リソースの貸与の適否を再度決定すること
    を特徴とする制御装置。
  3. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記通知処理手段は、
    前記貸与要求通知メッセージに対する応答に基づいて決定した前記リソースの貸与の適否が前記リソースの貸与を拒否するものである場合、当該貸与の拒否に関して再考を促すべきか否かの判断を得るための再考通知メッセージを生成して、所定の無線エリアに存在する各無線端末へ送信すると共に、所定時間内に受信した前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて当該貸与の拒否の再考の有無を決定し、
    前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて決定した前記貸与の拒否の再考の有無が前記リソースの貸与の拒否を再考すべきものである場合、前記リソースを貸与すべきか否かの判断を再度得るための再考通知メッセージを生成して、前記通知先記憶手段に記憶されている前記複数の第1の通知先各々へ送信すると共に、所定時間内に受信した前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて前記リソースの貸与の適否を再度決定すること
    を特徴とする制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記リソース制御手段は、
    前記リソースに対して予め定められた操作の指示のみを、前記リソースの貸与要求の送信元より受け付けること
    を特徴とする制御装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の制御装置にリソース貸与要求を送信する要求送信装置であって、
    前記第2のネットワークに接続するための第2のネットワーク接続手段と、
    前記リソースを利用するアプリケーションが接続された第3のネットワークに接続するための第3のネットワーク接続手段と、
    前記第3のネットワークを介して前記アプリケーションから受け付けた前記リソースの貸与要求を、前記第2のネットワークを介して前記制御装置に送信する貸与要求手段と、を有すること
    を特徴とする要求送信装置。
  6. リソースが接続された第1のネットワークを第2のネットワークに接続する制御装置を用いて前記リソースの貸与を制御するリソース制御方法であって、
    前記制御装置は、
    前記第2のネットワークから前記リソースの貸与要求を受信するステップと、
    受信した前記リソース貸与要求に従い、前記リソースを貸与すべきか否かの判断を得るための貸与要求通知メッセージを生成して、予め定められた複数の第1の通知先各々へ送信するステップと、
    所定時間内に受信した前記貸与要求通知メッセージに対する応答に基づいて前記リソースの貸与の適否を決定するステップと、
    前記リソースの貸与が許可された場合に、前記リソースの貸与要求の送信元から受け付けた指示に従い、前記第1のネットワークを介して前記リソースを制御するステップと、を行うこと
    を特徴とするリソース制御方法。
  7. 請求項6に記載のリソース制御方法であって、
    前記制御装置は、
    前記貸与要求通知メッセージに対する応答に基づいて決定した前記リソースの貸与の適否が前記リソースの貸与を拒否するものである場合、当該貸与の拒否に関して再考を促すべきか否かの判断を得るための再考通知メッセージを生成して、予め定められた複数の第2の通知先各々へ送信するステップと、
    所定時間内に受信した前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて当該貸与の拒否の再考の有無を決定するステップと、
    前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて決定した前記貸与の拒否の再考の有無が前記リソースの貸与の拒否を再考すべきものである場合、前記リソースを貸与すべきか否かの判断を再度得るための再考通知メッセージを生成して、前記複数の第1の通知先各々へ送信するステップと、
    所定時間内に受信した前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて前記リソースの貸与の適否を再度決定するステップと、をさらに行うこと
    を特徴とするリソース制御方法。
  8. 請求項6に記載のリソース制御方法であって、
    前記制御装置は、
    前記貸与要求通知メッセージに対する応答に基づいて決定した前記リソースの貸与の適否が前記リソースの貸与を拒否するものである場合、当該貸与の拒否に関して再考を促すべきか否かの判断を得るための再考通知メッセージを生成して、所定の無線エリアに存在する各無線端末へ送信するステップと、
    所定時間内に受信した前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて当該貸与の拒否の再考の有無を決定するステップと、
    前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて決定した前記貸与の拒否の再考の有無が前記リソースの貸与の拒否を再考すべきものである場合、前記リソースを貸与すべきか否かの判断を再度得るための再考通知メッセージを生成して、前記複数の第1の通知先各々へ送信するステップと、
    所定時間内に受信した前記再考通知メッセージに対する応答に基づいて前記リソースの貸与の適否を再度決定するステップと、をさらに行うこと
    を特徴とするリソース制御方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれか一項に記載のリソース制御方法であって、
    前記リソースを制御するステップは、
    前記リソースに対して予め定められた操作の指示のみを、前記リソースの貸与要求の送信元より受け付けること
    を特徴とするリソース制御方法。
  10. 請求項6乃至9のいずれか一項に記載のリソース制御方法であって、
    前記リソースを利用するアプリケーションが接続された第3のネットワークを前記第2のネットワークに接続する要求送信装置が、前記第3のネットワークを介して前記アプリケーションから受け付けた前記リソースの貸与要求を、前記第2のネットワークを介して前記制御装置に送信するステップを行うこと
    を特徴とするリソース制御方法。
  11. リソースが接続された第1のネットワークに接続するための第1のネットワーク接続手段および第2のネットワークに接続するための第2のネットワーク接続手段を備えたコンピュータで読取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータの記憶装置には、前記リソースの貸与を決定する権限を有する複数の第1の通知先が記憶されており、
    前記プログラムは、前記コンピュータに、
    前記第2のネットワークから受信した前記リソースの貸与要求に従い、前記リソースを貸与すべきか否かの判断を得るための貸与要求通知メッセージを生成して、前記通知先記憶手段に記憶されている前記複数の第1の通知先各々へ送信すると共に、所定時間内に受信した前記貸与要求通知メッセージに対する応答に基づいて前記リソースの貸与の適否を決定する通知処理手段、および、
    前記リソースの貸与が許可された場合に、前記リソースの貸与要求の送信元よりの指示に従い、前記第1のネットワークを介して前記リソースを制御するリソース制御手段と、して機能させること
    を特徴とするコンピュータで読取り可能なプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014063449A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Hitachi Systems Ltd リソース管理システム、リソース管理方法及びリソース管理プログラム
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