JP2006126930A - 投薬状況監視システム及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】患者に誤った薬剤を投入する不具合の発生を確実に防ぐ。
【解決手段】患者IDと薬剤IDとを記憶要素たる外部記憶装置の所定領域に形成したカルテ記憶領域5c1に予め対応付けて薬剤対応レコードとして記憶しておくとともに、患者ID記憶要素たる第1のICタグ1から患者ID、薬剤ID記憶要素たる第2のICタグ2から薬剤IDをそれぞれ患者ID読取要素かつ薬剤ID読取要素であるICタグ読取機3により読み取り、ICタグ読取機3が読み取った患者ID及び薬剤IDとの組み合わせが前記薬剤対応記憶領域5c1に予め記憶しておいた薬剤対応レコード中の患者ID及び薬剤IDの組み合わせと合致するか否かを照合し、照合の結果が「偽」である場合に電磁弁4を閉状態にして薬剤の投与を物理的に禁止する構成を採用する。
【選択図】図6
【解決手段】患者IDと薬剤IDとを記憶要素たる外部記憶装置の所定領域に形成したカルテ記憶領域5c1に予め対応付けて薬剤対応レコードとして記憶しておくとともに、患者ID記憶要素たる第1のICタグ1から患者ID、薬剤ID記憶要素たる第2のICタグ2から薬剤IDをそれぞれ患者ID読取要素かつ薬剤ID読取要素であるICタグ読取機3により読み取り、ICタグ読取機3が読み取った患者ID及び薬剤IDとの組み合わせが前記薬剤対応記憶領域5c1に予め記憶しておいた薬剤対応レコード中の患者ID及び薬剤IDの組み合わせと合致するか否かを照合し、照合の結果が「偽」である場合に電磁弁4を閉状態にして薬剤の投与を物理的に禁止する構成を採用する。
【選択図】図6
Description
本発明は、病院等において、投薬情報の管理に用いられる投薬状況監視システム及び情報処理装置に関する。
病棟においては、その日に点滴や注射を行う全ての患者について、輸液及び当該輸液に混注する薬品(アンプルやバイアル等)を、点滴や注射を行う全ての患者の処方箋から、投与する前日又は当日に一括して準備している。そして、これらの準備した薬品の中から患者ごとに振り分けた後、病室へ持参して患者へ投与するようにしている。
ところが、このような薬品の準備方法では、準備した薬品が正しいか否かの判断は処方箋の記載と、準備した薬品とを目視で照らし合わせるだけであり、照合ミスが起こったりすることがあった。
そこで、例えば特許文献1記載のもののように、患者と投与すべき薬品とを対応付けて記憶する処方データベースを備えておき、薬品に予めバーコードによる識別標識を付しておくとともに、患者側にもバーコードによる識別標識を付しておき、これら識別標識を携帯端末により読み取って患者の識別標識と薬品の識別標識との対応が処方データベースに記憶されているものと一致しているか否かを照合するものが考えられている。
(例えば特許文献1参照。)
特開2004−181131号公報
(例えば特許文献1参照。)
ところで、特許文献1記載の構成では、患者の識別標識と薬品の識別標識との対応が処方データベースに記憶されているものと一致しているか否かの照合は行うが、一致していない場合であっても、警告を発するだけである。しかして、警告を見落とす等の原因により間違った薬剤がそのまま投与されてしまう不具合は依然として生じうる。
本発明は、このような課題を解決すべく構成するものである。
すなわち、本発明に係る投薬状況監視システムは、患者IDと薬剤IDとを予め対応付けて記憶しておく記憶要素と、患者に付され患者IDを記憶している患者ID記憶要素と、患者ID記憶要素から患者IDを読み取る患者ID読取要素と、薬剤に付され薬剤IDを記憶している薬剤ID記憶要素と、薬剤ID記憶要素から薬剤IDを読み取る薬剤ID読取要素と、薬剤の投与を物理的に禁止する投与禁止要素とを有するとともに、患者ID読取要素が読み取った患者IDと薬剤ID読取要素が読み取った薬剤IDとの組み合わせが前記記憶要素に予め記憶しておいた患者ID及び薬剤IDの組み合わせと合致するか否かを照合する薬剤照合手段と、前記薬剤照合手段による照合の結果が「偽」である場合に前記投与禁止要素を機能させる投与禁止命令手段とを具備することを特徴とする。
このようなものであれば、患者に誤った薬剤を投与しようとすると、患者ID読取要素が読み取った患者IDと薬剤ID読取要素が読み取った薬剤IDとの対応が記憶要素に予め記憶しておいたものと異なるので、前記薬剤照合手段による照合の結果が「偽」となり、投与禁止要素が機能して薬剤の投与が物理的に禁止され、従って誤った薬剤の投与を確実に禁止することができる。
薬剤が液状のものである場合において、このような投与禁止要素を実現するための具体的な構成の一例として、前記投与禁止要素を、液状薬剤の患者への投与を物理的に禁止する弁を利用して構成しているものが挙げられる。このような構成であれば、予め記憶しておいた患者IDと薬剤IDとの対応関係に合致する薬剤の薬剤IDを読み取らない限り薬剤は投与されないからである。
薬剤の投与に関する情報を管理するために好適な態様として、薬剤の投与を行ったことを示す薬剤投与情報を、患者IDに対応付けて記憶要素に記憶するものが挙げられる。
さらに、正しいタイミングで薬剤を投与できるようにするための態様として、薬剤を投与可能な時間帯を示す情報である投与時間情報を患者IDに対応付けて記憶要素に記憶しているとともに、現在時刻が投与時間情報に合致するか否かを照合する時間照合手段を具備し、前記投与禁止命令手段が、時間照合手段による照合の結果が「偽」である場合にも前記投与禁止要素を機能させるものが挙げられる。
薬剤の投入状況の監視を可能にするための態様として、薬剤の流量を検知する薬剤流量検知手段をさらに具備するものが挙げられる。
薬剤の投入を中止しなければならなくなるような事態が発生した際に速やかに薬剤の投入を中止できるようにするための態様として、薬剤投入中止命令を受け付ける中止命令受付手段と、前記中止命令受付手段が薬剤投入中止命令を受け付けた場合に前記投与禁止要素を機能させる投入中止手段とをさらに具備するものが挙げられる。
薬剤の投入をより安全に行えるようにするための態様として、薬剤の投入を行う者に付され薬剤投入者IDを記憶する薬剤投入者ID記憶要素と、薬剤投入者ID記憶要素から薬剤投入者IDを読み取る薬剤投入者ID読取手段と、薬剤投入者ID読取手段が薬剤投入者IDを読み取るまで前記投与禁止要素を機能させた状態にしておく薬剤投入者認証強制手段とをさらに具備するものが挙げられる。このようなものであれば、薬剤投入者ID読取手段が薬剤投入者IDを読み取らない限り薬剤投入者認証強制手段及び投与禁止要素が機能して薬剤の投与が物理的に禁止されるので、薬剤投入者ID記憶要素を付されていない者による薬剤の投入を防止することができる。
特に、薬剤投入者ID読取手段が読み取った薬剤投入者IDを読み取った患者ID及び薬剤IDに対応付けて記憶要素に記憶するものであれば、薬剤投入を行った者が誰であるのかを記録しておけるので、責任の所在を明確にすることができる。
このような情報処理システムに好適に用いられる情報処理装置として、薬剤の投与を物理的に禁止する投与禁止要素とともに用いられるものであって、患者IDと薬剤IDとを記憶しておく記憶要素と、患者ID読取要素から患者IDを受信する患者ID受信要素と、薬剤ID読取要素から薬剤IDを受信する薬剤ID受信要素と、患者ID受信要素及び薬剤ID受信要素がそれぞれ受信した患者ID及び薬剤IDの組み合わせが前記記憶要素に予め記憶しておいた患者ID及び薬剤IDの組み合わせと合致するか否かを照合する薬剤照合手段と、前記薬剤照合手段による照合の結果が「偽」である場合に薬剤の投与を物理的に禁止する命令を投与禁止要素に発する投与禁止命令手段とを具備することを特徴とするものが挙げられる。
さらに、薬剤の投与を行ったことを示す薬剤投与情報を、患者IDに対応付けて記憶するものであれば、このような情報処理装置により投薬の履歴等を記録して管理することができる。
加えて、患者ID読取要素及び薬剤ID読取要素と、通信回線を介して接続されているものであれば、このような情報処理装置を診察室ないしナースステーション等の薬剤を投与する場所と別の場所に設置できるとともに、複数の患者ID読取要素及び薬剤ID読取要素と接続して薬剤投与に関する情報を集中して管理することができる。
本発明に係る投薬状況監視システムでは、患者ID読取要素が読み取った患者IDと薬剤ID読取要素が読み取った薬剤IDとの対応が記憶要素に予め記憶しておいたものと異なる場合に、投与禁止要素が機能して薬剤の投与を物理的に禁止するので、薬剤の誤投与の発生を確実に防ぐことができる。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る投薬状況監視システムSは、図1に概略を示すように、患者に付された患者ID記憶要素たる第1のICタグ1と、液状薬剤を充填した点滴パックに付された薬剤ID記憶要素たる第2のICタグ2と、これら第1及び第2のICタグ1、2から患者ID及び薬剤IDをそれぞれ読み取るICタグ読取機3と、点滴パックと点滴チューブとの間に介在し前記ICタグ読取機に電気的に接続されて点滴パックからの液状薬剤の滴下を禁止可能な投与禁止要素たる電磁弁4と、前記ICタグ読取機3に通信回線Nを介して接続された情報処理装置5とを具備する。
次に、この投薬状況監視システムSの各要素について述べる。
第1のICタグ1及び第2のICタグ2は、非接触型ICタグとして周知のものと略同様の構成を有する。すなわち、構成を図2に示すように、患者ID又は薬剤IDを記憶する記憶部101(201)と、所定の帯域の電磁波を受信する受信器102(202)と、この電磁波を電力に変換する動力変換回路104(204)と、前記患者ID又は薬剤IDを含む信号を電磁波として発信する発信器103(203)とを備えたICチップ(図示略)、及びこのICチップを患者の手首に装着するリストバンド又は前記点滴パックにそれぞれ付着させるための基材(図示略)とを具備する。また、本実施形態では、前記患者ID及び薬剤IDは前記ICチップに記憶された数字である。そして、全てのICチップ1、2は患者毎、及び薬剤の種類毎にそれぞれ異なる数字を記憶している。すなわち、それぞれの患者には、全て異なる患者IDが付与されているとともに、それぞれの種類の薬剤に、全て異なる薬剤IDが付与されている。
ICタグ読取機3は、従来非接触型ICタグ読取機として周知のものと同様の構成を有する。すなわち、構成を図3に示すように、第1のICタグ1又は第2のICタグ2から発信された電磁波を受信するアンテナ3a及び受信機3bと、このアンテナ3a及び受信機3bが受信した電磁波を、患者ID及び薬剤IDを含む電気信号である照合要求信号に変換して情報処理装置5へ送信する送信機3cと、情報処理装置5からの信号を受信し電磁弁4に伝達する信号伝達装置3dとを少なくとも備えている。すなわち、このICタグ読取機3は、請求項中の患者ID読取要素及び薬剤ID読取要素としての機能を備えている。
電磁弁4は、構成を図4に示すように、薬剤の滴下を許可する開状態と薬剤の滴下を禁止する閉状態とを排他的にとる弁本体4aと、情報処理装置5からICタグ読取機3を経て投与許可信号又は投与禁止信号を受信する受信部4bと、投与許可信号又は投与禁止信号を受けて弁本体4aを開状態又は閉状態にそれぞれ制御する制御部4cとを有する。弁本体4aは通常は閉状態に保たれている。
情報処理装置5は、図5に構成を示すように、CPU5a、内部メモリ5b、記憶要素たる外部記憶装置5c、及び入出力インタフェース5d等を有するとともに、前記入出力インタフェース5dには、画面出力装置5e、キーボードやマウス等の入力装置5f等の周辺機器を接続している。さらに、前記入出力インタフェース5dは、通信回線Nにも接続している。また、前記外部記憶装置5cの所定領域には、情報処理装置5をWindows(登録商標)システムとして作動させるプログラム、及び制御プログラムが記憶されている。そして、これらプログラムを前記CPU5aが実行することにより、以上に述べたこの情報処理装置5を構成するハードウェアが協働して、Windows(登録商標)システム及び制御プログラムが作動する。Windows(登録商標)システムは、Windows(登録商標)OS及びWindows(登録商標)ファイル管理システムとして周知のものを含み、市販のWindows(登録商標)OS搭載パソコンにおけるWindows(登録商標)OSの基本機能を有する。一方、制御プログラムは、Windows(登録商標)システム上において作動するプログラムであり、機能ブロック図を図6に示すように、カルテ受付手段501、記憶手段502、受信手段503、薬剤照合手段504、及び送信手段505として機能する。そして、前記外部記憶装置5cの所定領域に、患者IDと薬剤IDとを対応付けてこれらを対にした薬剤対応レコードを、図7に示すような態様で記憶するためのカルテ記憶領域5c1を形成している。
カルテ受付手段501は、入力装置5fを利用して構成していて、患者ID、及び患者IDにより示される患者に投与すべき薬剤を示す薬剤IDの入力を受け付ける。なお、患者ID及び薬剤IDを直接入力する代わりに、予め患者名と患者IDとの対応、及び薬剤名と薬剤IDとの対応を予め記憶させておき、患者名及び患者に投与すべき薬剤を示す薬剤名の入力を受け付け、患者名に対応する患者ID及び薬剤名に対応する薬剤IDを検索する態様も考えられる。
記憶手段502は、カルテ受付手段501が受け付けた、ないし検索した患者IDと薬剤IDとを対応付け、これらを対にして薬剤対応レコードとして前記カルテ記憶領域5c1に記憶させる。
受信手段503は、通信回線N及び前記入出力インタフェース5dを介してICタグ読取機3から前記照合要求信号を受信する。
薬剤照合手段504は、受信手段503が受信した照合要求信号中の患者IDを含む薬剤対応レコードをカルテ記憶領域5c1の記憶内容中から検索し、検索結果である薬剤対応レコードに含まれる薬剤IDと照合要求信号中の薬剤IDとが合致するか否かを照合する。
送信手段505は、前記照合手段504による照合の結果が「真」である場合には投与許可信号、前記照合の結果が「偽」である場合には投与禁止信号を、それぞれ前記入出力インタフェース5d及び通信回線Nを介し電磁弁4に向け送信する。すなわち、この送信手段505及び前記薬剤照合手段504は、協働して請求項中の投与禁止命令手段として機能する。
投薬が行われる際には、投薬を行う者は、第1のICタグ1から患者IDをICタグ読取機3により読み取らせるとともに、第2のICタグ2から薬剤IDをICタグ読取機3により読み取らせる。それから、情報処理装置5にICタグ読取機3が読み取った患者ID及び薬剤IDが予めカルテ記憶領域5c1に記憶しておいた薬剤対応レコード中の患者ID及び薬剤IDの対応と合致しているか否かを照合させる。そして、照合の結果が「真」である場合のみ電磁弁4が開状態となり薬剤が投入される。その際に、この投薬状況監視システムSが行う処理の流れを以下に示す。
前記ICタグ読取機3は、患者ID及び薬剤IDを読み取り、読み取った患者ID及び薬剤IDを、通信回線Nを介して情報処理装置5に送信する。
次に、情報処理装置5が行う処理をフローチャートである図8を参照しつつ述べる。まず、前記受信手段503を機能させる。すなわち通信回線Nを介して前記照合要求信号を受信する(ST101)。次いで、薬剤照合手段504を機能させる。すなわち、前記照合要求信号中の患者IDを含む薬剤対応レコードをカルテ記憶領域5c1の記憶内容中から検索し(ST102)、検索結果である薬剤対応レコードに含まれる薬剤IDと受信した照合要求信号中の薬剤IDが合致するか否かを照合する(ST103)。そして、送信手段505を機能させる。すなわち、照合手段504による照合の結果が「真」である場合には投下許可信号を前記ICタグ読取機に送信する(ST104)。一方、前記照合の結果が「偽」である場合には投下禁止信号を前記電磁弁4に送信する(ST105)。
そして、電磁弁4は、前記薬剤照合手段504による照合の結果が「偽」である場合、すなわち投下禁止信号を受け取った場合は閉状態にし、前記薬剤照合手段504による照合の結果が「真」である場合、すなわち投下許可信号を受け取った場合は開状態にする。
本実施形態に係る投薬状況監視システムSは、以上に述べたように、誤った薬剤の投与が行われようとする際には、照合手段504によりICタグ読取機3が読み取った患者ID及び薬剤IDとの組み合わせが前記カルテ記憶領域5c1に予め記憶しておいた薬剤対応レコード中の患者ID及び薬剤IDの組み合わせと合致しないことが判定されて送信手段505を介して投下禁止信号を電磁弁4に送信するので、電磁弁4が閉状態となり薬剤の投与が物理的に禁止される。従って、誤った薬剤の投与を確実に禁止することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して説明する。なお、上述した第1実施形態におけるものに対応する部位には、同一の名称及び符号を付している。
本実施形態に係る投薬状況監視システムSSは、上述した第1実施形態における投薬状況監視システムSとほぼ同様の構成を有する。すなわち、図9に概略を示すように、患者に付された患者ID記憶要素たる第1のICタグ1と、液状薬剤を充填した点滴パックに付された薬剤ID記憶要素たる第2のICタグ2と、薬剤の投与を行う者に付された薬剤投与者ID記憶要素たる第3のICタグ6と、これら第1、第2、及び第3のICタグ1、2、6から患者ID、薬剤ID、及び薬剤投与者IDをそれぞれ読み取るICタグ読取機3と、点滴パックと点滴チューブとの間に介在し前記ICタグ読取機に電気的に接続されて点滴パックからの液状薬剤の滴下を禁止可能な投与禁止要素たる電磁弁4と、前記ICタグ読取機3に通信回線Nを介して接続された情報処理装置5とを具備する。
次に、この投薬状況監視システムSSの各要素について述べる。
前記第1のICタグ1、第2のICタグ2、及び電磁弁4は、上述した第1実施形態におけるものと同様の構成及び機能を有するので、詳細な説明は省略する。また、第3のICタグ6は、本実施形態では薬剤投与者の側に備えられ、ICチップ(図示略)を埋め込んだカードを利用して形成している。前記ICチップは、前記第1のICタグ1及び第2のICタグ2に利用されているものと同様の構成を有し、薬剤投与者IDを記憶部(図示略)に記憶している。なお、本実施形態では、本実施形態では、前記薬剤投与者IDは前記ICチップに記憶された数字である。そして、全てのICチップは薬剤投与者毎にそれぞれ異なる数字を記憶している。すなわち、それぞれの薬剤投与者には、全て異なる薬剤投与者IDが付与されている
前記ICタグ読取機3は、上述した第1実施形態におけるものと同様の構成及び機能に加え、薬剤投与者IDを第3のICタグ6から読み取る薬剤投与者ID読取手段としての機能を有する。また、このICタグ読取機3の送信器3cは、第1、第2、及び第3のICタグ1、2、6から受信した電磁波を、患者ID、薬剤ID、及び薬剤投与者IDを含む電気信号である照合要求信号に変換して情報処理装置5へ送信する。
前記ICタグ読取機3は、上述した第1実施形態におけるものと同様の構成及び機能に加え、薬剤投与者IDを第3のICタグ6から読み取る薬剤投与者ID読取手段としての機能を有する。また、このICタグ読取機3の送信器3cは、第1、第2、及び第3のICタグ1、2、6から受信した電磁波を、患者ID、薬剤ID、及び薬剤投与者IDを含む電気信号である照合要求信号に変換して情報処理装置5へ送信する。
情報処理装置5は、上述した第1実施形態における各要素に加え、図10に示すように、入出力インタフェース5dにタイマ5tをさらに接続してなる。そして、制御プログラムが起動することにより、機能ブロック図を図11に示すように、カルテ受付手段501、記憶手段502、受信手段503、薬剤照合手段504、時間照合手段506、送信手段505、受信内容確認手段507、及び投与情報記録手段508として機能する。そして、前記外部記憶装置5cの所定領域に、患者IDを、薬剤ID及び薬剤を投与可能な時間帯を示す情報である投与時間情報と対応付けてこれらを組にした薬剤対応レコードとして記憶するための記憶要素たるカルテ記憶領域5c1を形成している。さらに、前記外部記憶装置5cの別の所定領域には、患者IDを、薬剤ID、薬剤投与時間情報、及び薬剤投与者IDと対応付けてこれらを組にした投与記録レコードとして記憶するための記憶要素たる投与情報記憶領域5c2を形成している。ここで、カルテ記憶領域5c1における薬剤対応レコードの記憶の態様を図12、投与情報記憶領域5c2における投与記録レコードの態様を図13にそれぞれ示す
前記カルテ受付手段501は、上述した第1実施形態におけるものと同様の構成及び機能を有するので、詳細な説明は省略する。
前記カルテ受付手段501は、上述した第1実施形態におけるものと同様の構成及び機能を有するので、詳細な説明は省略する。
記憶手段502は、患者IDを、薬剤ID及び投与タイミング情報と対応付け、これらを組にして薬剤対応レコードとして前記カルテ記憶領域5c1に記憶させる。
受信手段503は、通信回線N及び前記入出力インタフェース5dを介してICタグ読取機3から前記照合要求信号を受信する。
薬剤照合手段504は、上述した第1実施形態におけるものと同様に、受信手段503が受信した照合要求信号中の患者IDを含む薬剤対応レコードをカルテ記憶領域5c1の記憶内容中から検索し、検索結果である薬剤対応レコードに含まれる薬剤IDと前記照合要求信号中の薬剤IDとが合致するか否かを照合する。
時間照合手段506は、タイマ5tが示す現在時刻が、前記受信手段503を介して受信した照合要求信号中の患者IDを含む薬剤対応レコード中の投与時間情報と合致しているか否かを照合する。
送信手段505は、前記薬剤照合手段504及び時間照合手段506による照合の結果がともに「真」である場合には投与許可信号、そうでない場合には投与禁止信号を、それぞれ前記入出力インタフェース5dを介し電磁弁4に向け送信する。すなわち、この送信手段505及び前記薬剤照合手段504は、協働して請求項中の投与禁止命令手段として機能する。
受信内容確認手段507は、前記受信手段503が受信した照合要求信号が患者ID、薬剤ID、及び薬剤投与者IDの全てを含むか否かを判定し、この判定が「真」の場合には前記薬剤照合手段504及び時間照合手段506を機能させるようにしているとともに、前記判定の結果が「偽」の場合には前記薬剤照合手段504及び時間照合手段506を機能させず、直ちに照合要求信号の受信に続いて行われる処理を中止する。そして、前述したように前記薬剤照合手段504及び時間照合手段506が機能しない限り送信手段505を介して投与許可信号が電磁弁4に送信されず、電磁弁4が開状態にならないので、この受信内容確認手段507は請求項中の薬剤投入者認証強制手段としての機能を有する。
投与情報記録手段508は、前記受信手段503を介して受信した患者ID及び薬剤IDを、薬剤を投与したことを示す薬剤投与情報、すなわち本実施形態では前記受信手段503を介して受信した薬剤投与者ID及びタイマ5tが示す投与日時と組にして投与記録レコードとして前記投与情報記憶領域5c2に記憶させる。
投薬が行われる際に、この投薬状況監視システムSSが行う処理の流れを以下に示す。
前記ICタグ読取機3は、患者ID、薬剤ID、及び薬剤投与者IDを読み取り、読み取った患者ID、薬剤ID、及び薬剤投与者IDを情報処理装置5に送信する。
次に、情報処理装置5が行う処理をフローチャートである図14を参照しつつ述べる。まず、前記受信手段503を機能させる。すなわち通信回線Nを介して照合要求信号を受信する(ST201)。次いで、受信内容確認手段507を機能させる。すなわち、受信した照合要求信号中に患者ID、薬剤ID、及び薬剤投与者IDが全て含まれているか否かを判定する(ST202)。この判定の結果が「偽」であれば、直ちに処理を終了する。一方、前記判定の結果が「真」であれば、薬剤照合手段504を機能させる。すなわち、受信した照合要求信号中の患者IDを含む薬剤対応レコードをカルテ記憶領域5c1中から検索し(ST203)、検索結果である薬剤対応レコードに含まれる薬剤IDと前記照合要求信号中の薬剤IDが合致するか否かを照合する(ST204)。照合の結果が「偽」である場合には投下禁止信号を電磁弁4に送信する(ST208)。一方、照合の結果が「真」である場合には、続いて時間照合手段506を機能させる。すなわち、現在時刻が前記薬剤対応レコード中の投与時間情報と合致しているか否かを照合する(ST205)。この照合の結果が「偽」である場合には投下禁止信号を電磁弁4に送信する(ST208)。一方、照合の結果が「真」である場合には、送信手段505を介して投下許可信号を電磁弁4に送信する(ST206)。その後、投与情報記録手段508を機能させる。すなわち、前記照合要求信号中の患者ID、薬剤ID、及び薬剤投与者IDと、現在時刻すなわち投与日時とを組にして投与記録レコードを生成し、投与情報記憶領域5c2に記憶させる(ST207)。
そして、電磁弁4は、前記薬剤照合手段504及び時間照合手段506による照合の結果がいずれか一方でも「偽」である場合、すなわち投下禁止信号を受け取った場合は閉状態にし、前記薬剤照合手段504及び時間照合手段506による照合の結果がともに「真」である場合、すなわち投下許可信号を受け取った場合は開状態にする。
本実施形態に係る投薬状況監視システムSSは、以上に述べたような構成を有するので、第1実施形態におけるものと同様の効果、すなわち、誤った薬剤の投与が行われようとする際に、ICタグ読取機3が読み取った患者ID及び薬剤IDとの組み合わせが前記カルテ記憶領域5c1に予め記憶しておいた薬剤対応レコード中の患者ID及び薬剤IDの組み合わせと合致しないので、電磁弁4が閉状態となり薬剤の投与が物理的に禁止され、誤った薬剤の投与を確実に禁止することができる効果を得ることができる。
加えて本実施形態では、患者ID及び薬剤IDと薬剤投与情報とを組にした投与記録レコード、すなわち患者ID、薬剤ID、薬剤投与者ID、及び投与日時を組にした投与記録レコードを生成して投与情報記憶領域5c2に記憶するので、薬剤の投与に関する情報を的確に管理することができるとともに、投与記録レコードに薬剤投入者IDを含めているので、薬剤投入を行った者が誰であるのかを記録され、従って責任の所在を明確にすることができる。なお、薬剤投与情報として、上述した以外の情報、例えば薬剤を投与した場所を示す情報や、薬剤の投与量を示す情報等をさらに含む態様を採用してももちろんよい。
さらに、薬剤を投与可能な時間帯を示す情報である投与時間情報を患者IDに対応付けて前記カルテ記憶領域5c1に記憶しているとともに、現在時刻が投与時間情報に合致するか否かを時間照合手段506により照合し、照合の結果が「偽」である場合には薬剤の投与を物理的に禁止するので、正しいタイミングで薬剤を投与できるようにすることができる。なお、本実施形態では薬剤を毎日所定の時間帯に投与するものとし、前記投与時間情報は時間帯のみを示し日付を特定しないものにしているが、薬剤を投与可能な日付を示す情報を含めるようにしてもよい。
加えて、薬剤の投入を行う者に薬剤投入者IDを記憶する第3のICタグを付し、前記ICタグ読取機3が薬剤投入者ID記憶要素から薬剤投入者IDを読み取るようにするとともに、前記ICタグ読取機3が薬剤投入者IDを読み取らない限り照合要求情報に薬剤投入者IDが含まれないので薬剤の投与が物理的に禁止され、薬剤投入者ID記憶要素を付されていない者による薬剤の投入を防止することができる。従って、薬剤の投入をより安全に行えるようにすることができる。
なお、本発明は以上に述べた実施の形態に限られない。
例えば、薬剤の投与量を監視できるようにすべく、薬剤の流量を検知する薬剤流量検知手段をさらに具備するようにしてもよい。薬剤流量検知手段の具体的な例としては、薬剤の流速を検知する流量センサと、流量センサが示す流速が0から0以外の値に変化した時点で始動し投入開始からの経過時間を測定するタイマと、前記流量センサが示す流速に前記タイマが示す投入開始からの経過時間を積算して投与量を算出する投与量算出手段とを備えるものが考えられる。前記タイマ及び投与量算出手段は、情報処理装置に備えてもよく、また、ICタグ読取機に備えるようにしてもよい。
また、薬剤の投入を中止しなければならなくなるような事態が発生した際に速やかに薬剤の投入を中止できるようにすべく、薬剤投入中止命令を受け付ける中止命令受付手段と、中止命令受付手段が薬剤投入中止命令を受け付けた場合に薬剤の投入を中止させる投入中止手段とをさらに具備するようにしてもよい。具体的には、例えば情報処理装置に、薬剤投入中止命令ボタンを表示し該薬剤投入中止命令ボタンにアクセスがあった場合に薬剤投入中止命令を出力する中止命令受付手段として機能させる中止命令受付プログラム、及び薬剤投入中止命令が出力された場合に電磁弁が閉状態となるようにすべく投入中止信号を送信する中止送信手段として機能させる投入中止制御プログラムを備えるとともに、電磁弁の制御部に、投入中止信号信号を受信した場合に直ちに弁本体を閉状態とする機能を備えるようにするとよい。
さらに、上述した実施形態におけるICタグ読取装置と、情報処理装置の各機能要素とを一体に構成するようにしてももちろんよい。
加えて、上述した実施形態におけるICタグ読取装置を携帯電話ないしパソコンに接続するとともに、この携帯電話ないしパソコンと情報処理装置とをインターネット等の公衆通信回線を介して接続し、公衆通信回線を介して患者ID、薬剤ID、投与許可信号、及び投与禁止信号等を送受信するようにしてもよい。
また、上述した第2実施形態において、情報処理装置に通信回線を介して接続され、患者IDを情報処理装置に送信する患者ID送信手段及び患者IDに対応する投与記録レコードを情報処理装置から受信する投与記録レコード受信手段を有する端末装置をさらに備えるとともに、情報処理装置に、端末装置から送信された患者IDを受信する患者ID受信手段、患者ID受信手段が受信した患者IDを含む投与記録レコードを検索する検索手段、及び検索手段の検索結果を端末装置に向け送信する投与記録レコード送信手段をさらに備えてもよい。この場合、端末装置としては患者の自宅等に備えたパソコンや患者等が所有する携帯電話を利用するとよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変形してよい。
S…情報処理システム
1…第1のICタグ(患者ID記憶要素)
2…第2のICタグ(薬剤ID記憶要素)
3…ICタグ読取機(患者ID読取要素、薬剤ID読取要素、薬剤投入者ID読取要素)
4…電磁弁(投与禁止手段)
5…情報処理装置
5c1…カルテ記憶領域(記憶要素)
5c2…投与情報記憶領域(記憶要素)
504…薬剤照合手段
6…第3のICタグ(薬剤投入者ID記憶要素)
1…第1のICタグ(患者ID記憶要素)
2…第2のICタグ(薬剤ID記憶要素)
3…ICタグ読取機(患者ID読取要素、薬剤ID読取要素、薬剤投入者ID読取要素)
4…電磁弁(投与禁止手段)
5…情報処理装置
5c1…カルテ記憶領域(記憶要素)
5c2…投与情報記憶領域(記憶要素)
504…薬剤照合手段
6…第3のICタグ(薬剤投入者ID記憶要素)
Claims (11)
- 患者IDと薬剤IDとを予め対応付けて記憶しておく記憶要素と、患者に付され患者IDを記憶している患者ID記憶要素と、患者ID記憶要素から患者IDを読み取る患者ID読取要素と、薬剤に付され薬剤IDを記憶している薬剤ID記憶要素と、薬剤ID記憶要素から薬剤IDを読み取る薬剤ID読取要素と、薬剤の投与を物理的に禁止する投与禁止要素とを有するとともに、
患者ID読取要素が読み取った患者IDと薬剤ID読取要素が読み取った薬剤IDとの組み合わせが前記記憶要素に予め記憶しておいた患者ID及び薬剤IDの組み合わせと合致するか否かを照合する薬剤照合手段と、前記薬剤照合手段による照合の結果が「偽」である場合に前記投与禁止要素を機能させる投与禁止命令手段とを具備することを特徴とする投薬状況監視システム。 - 前記投与禁止要素を、液状薬剤の患者への投与を物理的に禁止する弁を利用して構成していることを特徴とする請求項1記載の投薬状況監視システム。
- 薬剤の投与を行ったことを示す薬剤投与情報を、患者IDに対応付けて記憶要素に記憶することを特徴とする請求項1又は2記載の投薬状況監視システム。
- 薬剤を投与可能な時間帯を示す情報である投与時間情報を患者IDに対応付けて記憶要素に記憶しているとともに、現在時刻が投与時間情報に合致するか否かを照合する時間照合手段を具備し、前記投与禁止命令手段が、時間照合手段による照合の結果が「偽」である場合にも前記投与禁止要素を機能させることを特徴とする請求項1、2又は3記載の投薬状況監視システム。
- 薬剤の流量を検知する薬剤流量検知手段をさらに具備することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の投薬状況監視システム。
- 薬剤投入中止命令を受け付ける中止命令受付手段と、前記中止命令受付手段が薬剤投入中止命令を受け付けた場合に前記投与禁止要素を機能させる投入中止手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の投薬状況監視システム。
- 薬剤の投入を行う者に付され薬剤投入者IDを記憶する薬剤投入者ID記憶要素と、薬剤投入者ID記憶要素から薬剤投入者IDを読み取る薬剤投入者ID読取手段と、薬剤投入者ID読取手段が薬剤投入者IDを読み取るまで前記投与禁止要素を機能させた状態にしておく薬剤投入者認証強制手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の投薬状況監視システム。
- 薬剤投入者ID読取手段が読み取った薬剤投入者IDを読み取った患者ID及び薬剤IDに対応付けて記憶要素に記憶することを特徴とする請求項7記載の投薬状況監視システム。
- 患者に付され患者IDを記憶している患者ID記憶要素、薬剤に付され薬剤IDを記憶している薬剤ID記憶要素、患者ID記憶要素から患者IDを読み取る患者ID読取要素、薬剤ID記憶要素から薬剤IDを読み取る薬剤ID読取要素、及び薬剤の投与を物理的に禁止する投与禁止要素とともに用いられるものであって、患者IDと薬剤IDとを記憶しておく記憶要素と、患者ID読取要素から患者IDを受信する患者ID受信要素と、薬剤ID読取要素から薬剤IDを受信する薬剤ID受信要素と、患者ID受信要素及び薬剤ID受信要素がそれぞれ受信した患者ID及び薬剤IDの組み合わせが前記記憶要素に予め記憶しておいた患者ID及び薬剤IDの組み合わせと合致するか否かを照合する薬剤照合手段と、前記薬剤照合手段による照合の結果が「偽」である場合に薬剤の投与を物理的に禁止する命令を投与禁止要素に発する投与禁止命令手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
- 薬剤の投与を行ったことを示す薬剤投与情報を、患者IDに対応付けて記憶することを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
- 患者ID読取要素及び薬剤ID読取要素と、通信回線を介して接続されていることを特徴とする請求項9又は10記載の情報処理装置。
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JP2004310958A JP2006126930A (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | 投薬状況監視システム及び情報処理装置 |
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