JP2006126645A - 眼鏡レンズ、眼鏡レンズ情報読み取りシステムおよび眼鏡の製造方法 - Google Patents

眼鏡レンズ、眼鏡レンズ情報読み取りシステムおよび眼鏡の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】微小なICチップを埋め込んだ眼鏡レンズ、その製造方法、および眼鏡情報読み取りシステムを提供する。
【解決手段】レンズに関する情報が記憶されたメモリーを備えた無線認識可能なICチップ10を眼鏡レンズ2の縁面に形成したレンズ保持具取付部11内に固着し、智5をレンズ保持具取付部11にはめ込み固定する。ICチップ10はレンズ2の識別情報が記憶されており、無線ICチップ読取装置に近づけると記憶情報が読み出される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、眼鏡レンズ、眼鏡レンズ情報読み取りシステムおよび眼鏡の製造方法に関するものである。
従来、眼鏡レンズにそのレンズ固有の情報がわかるように識別マークや識別コードといった識別情報を付与することが行われている。眼鏡レンズに識別情報が付与されていると、外観だけでは容易に特定できない製造元、レンズの種類(レンズ素材、ハードコート、反射防止膜の種類)などの情報がわかるため、例えば眼鏡購入者が再度眼鏡を注文する際に現在の眼鏡の情報を参考にしたい場合のように、後から当該眼鏡レンズについての情報を得たい場合に有効である。情報を付与する方法としては、眼鏡レンズの表面にダイヤモンド等の硬質材料からなる針状の工具を使用して識別情報を彫刻する方法や、レーザ照射によって眼鏡レンズの表面や内部に識別情報を形成する方法(例えば、特許文献1〜3参照)が知られている。
前記特許文献1に記載されているレーザーマーキング法は、眼鏡レンズの内部にレーザー光を集束させることにより、レンズ表面には損傷を与えることなくレンズ内部に識別マークを付与し、この識別マークにより自社商品と他社商品の識別、型番、規格、特定位置指示等の表示を行うようにしたものである。
前記特許文献2に記載されているレーザーマーキング法は、レンズ素材の表面にハードコート膜や反射防止膜が施された眼鏡レンズにおいて、レンズ素材の表面近傍にレーザー光を集東させることにより、その表面近傍を破壊(溶融、変質)して識別マークを付与するようにしたものである。
前記特許文献3に記載されている眼鏡レンズのマーキング法は、眼鏡レンズを眼鏡フレームに枠入れするために眼鏡レンズの縁面(コバ面)に縁摺り加工により形成したヤゲン部分に製造履歴や詳細なレンズ情報がわかる識別マークをレーザー光によって付与するようにしたものである。
眼鏡レンズにレンズの識別情報を付与する場合には、眼鏡という商品の性質上、機能やデザインを損なわないようにできるだけ目立たないように付与する必要がある。したがって、前記特許文献1や特許文献2のようにレンズの光学面にマークを施す場合は、通常は認識できないが必要に応じて(例えば所定の角度から観察することによって)認識できるようないわゆる隠しマークを可能な限りレンズの外周付近に設けている。このため、顧客が選択した眼鏡フレームや処方に応じてレンズを縁摺り加工する際にマークが削り取られてしまい識別ができない場合があった。
これに対し、特許文献3の場合は、縁摺り加工後にレンズの縁面に識別マークを施しているため、マークが削りとられるおそれはない。また、ヤゲン部分に識別マークを付与しているため、レンズを眼鏡フレームに枠入れした際には、眼鏡フレームのリムにより隠れるため目立たないという利点がある。
特開平3−124486号公報 特開平6−191159号公報 特開平8−146362号公報
上記したように前記特許文献1〜3に記載された従来のマーキング方法は、いずれもレンズに関する情報を記号やコードで表示しているため、情報量が増えれば増えるほど必然的に情報の表示面積が大きくなってしまい、付与できる情報量が制約されるという問題があった。
また、前記特許文献3のようにレンズのヤゲン部分に識別マークを付与する場合は、レンズをリムに枠入れするとリムによって識別マークが隠れて見えなくなるが、縁なしフレーム用のレンズの場合は、識別マークが見えてしまい目立ち易いという問題がある。
また、従来の識別情報は目視で確認する必要があることから、ヤゲン部分に識別情報を設けた場合は、確認の際にレンズをリムから取り外す必要がある。
ところで、近年、商品に情報を付与する方法として無線機能を有するICチップ(以下、無線ICチップともいう)が注目されている。このような無線ICチップは小型化が進み、例えば日立製作所製の「ミューチップ」と呼ばれるアンテナを内蔵した0.4mm角、厚さ60μmのものも実用化されている。
そこで、本発明者は従来のマーキング方法に代わり、このICチップを使用することを考えた。しかしながら、レンズにICチップを設ける場合には、従来の方法の場合と同様な理由で目立たなくする必要がある。また、眼鏡は布などで汚れを拭き取ったり、水などの液体で洗ったりすることが多く、また、装用中に雨などで濡れる場合もあるため、ICチップがレンズから容易に外れないことと防水性に優れていることが要求される。
また、ICチップは情報のセキュリティは高いが、眼鏡のように常時携帯する商品に取付ける場合、非接触型の読取装置で気づかないうちに情報が読み出されるおそれがあり、プライバシーの侵害につながる可能性もある。
本発明は、上記した従来の問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、マーキングによる方法に代えて微小なICチップを用いることにより多くのレンズ情報を読み取ることができるようにした眼鏡レンズ、その製造方法、および眼鏡情報読み取りシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る眼鏡レンズは、所定形状に縁摺り加工されたレンズに、そのレンズに関する情報が記憶されたメモリーを備えた無線認識可能なICチップを取付けたものである。
また、本発明に係る眼鏡レンズは、前記ICチップにレンズの識別情報が記憶されているものである。
また、本発明に係る眼鏡レンズは、前記ICチップがICチップ情報読取装置に近づけると当該読取装置で前記メモリーに記憶されている情報を無線で受信して読み出せるものである。
また、本発明に係る眼鏡レンズは、眼鏡フレームに取付けるために所定形状に縁摺り加工されているものである。
また、本発明に係る眼鏡レンズは、前記ICチップが眼鏡レンズの縁面から内側に向かって形成された溝や穴からなるレンズ保持具用取付部に取付けられているものである。
また、本発明に係る眼鏡レンズは、前記ICチップが前記溝や穴の先端部に取付けられているものである。
また、本発明に係る眼鏡レンズは、前記ICチップが眼鏡の左右のレンズのそれぞれに取付けられており、いずれのICチップにも両レンズの各情報を参照できる識別情報がそれぞれ記憶されているものである。
また、本発明に係る眼鏡レンズ情報読み取りシステムは、眼鏡レンズに関する情報が記憶されたサーバと、前記サーバとネットワークを介して接続された無線ICチップ情報読取装置とを備え、前記眼鏡レンズに埋め込まれているICチップに記憶されている識別情報を前記ICチップ情報読取装置によって読み取り、この読み取った識別情報をもとに前記サーバから前記眼鏡レンズに関する情報を取り出すものである。
また、本発明に係る眼鏡の製造方法は、所定形状に縁摺り加工された眼鏡レンズの縁面にレンズ保持具用取付部を形成する工程と、前記レンズ保持具用取付部に眼鏡レンズを識別するための識別情報が記憶されたICチップを設ける工程と、ICチップ情報読取装置により前記ICチップに記憶されている識別情報を非接触で読み取る工程と、前記ICチップ情報読取装置によって読み取った識別情報をサーバに記憶されているその眼鏡レンズに関する情報と関連付けする工程とからなるものである。
また、本発明に係る眼鏡レンズの製造方法は、所定形状に縁摺り加工された眼鏡レンズの縁面にレンズ保持具用取付部を形成する工程と、前記レンズ保持具用取付部にICチップを設ける工程と、サーバに記憶されているその眼鏡レンズに関する情報と関連付けされた識別情報を作成する工程と、前記工程で作成された識別情報をICチップ情報書込装置により前記ICチップに非接触で記憶させる工程とからなるものである。
本発明においては、レンズ情報が記憶されたICチップを備えているので、レーザー光等によってレンズに識別情報をマーキングする必要がない。
ICチップは、無線ICチップ情報読取装置に近づけないかぎりメモリーの情報を読み取られないため、不用意に情報が読取られプライバシーの侵害になるおそれが少ない。
ICチップはレンズ保持具用取付部内に取付けられているので、脱落するおそれがない。
眼鏡レンズ情報読み取りシステムは、眼鏡レンズに組み込まれているICチップからレンズの識別情報をICチップ情報読取装置によって読み取ることにより、その識別情報をもとにサーバからレンズに関する情報を取り出すことができる。
ICチップは、サーバに記憶されている眼鏡レンズに関する情報と関連付けされた当該眼鏡レンズの識別情報がICチップ情報書込装置によって記憶される。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る眼鏡レンズを備えた眼鏡の正面図、図2は同眼鏡の側面図、図3は同眼鏡の要部の分解斜視図である。本実施の形態は、リムレス眼鏡に適用した例を示す。これらの図において、全体を符号1で示す眼鏡は、左右一対の眼鏡レンズ(以下、レンズともいう)2,2と、これらのレンズ2,2の内側縁を連結するブリッジ3と、ブリッジ3に取付けられた鼻当て4と、各レンズ2,2の外側縁にそれぞれ取付けられた左右一対の智(レンズ保持具)5,5と、各智5に対してそれぞれヒンジ6を介して折畳み自在に取付けられた左右一対のテンプル7,7と、各テンプル7の後端にそれぞれ取付けられたモダン9と、前記レンズ2の少なくとも一方に取付けられたICチップ10等で構成されている。
前記レンズ2の外側縁で前記智5が取付けられる部分には、レンズ保持具用取付部11が形成されている。このレンズ保持具用取付部11は、レンズ2の縁面2aに、レンズ2の表裏面に開放するように略水平に形成されたU字状の溝で構成されている。また、レンズ保持具用取付部1の溝壁の幅方向中央には、断面形状が台形の突状体12が壁面の全長にわたって一体に突設されている。なお、本実施の形態においては、レンズ2の縁面2aに形成されるレンズ保持具用取付部11をレンズ2の表裏面に開放するU字状の溝で構成した例を示したが、これに限らず表裏面のいずれか一方の面、例えば凸面側にのみ開放する溝であってもよい。
前記智5は、平面視L字状に形成されることにより前後方向に延在するテンプル接続部5Aと、テンプル接続部5Aの前端に略直交するように延設されたレンズ接続部5Bとで構成されている。テンプル接続部5Aには、前記テンプル7の前端が前記ヒンジ6を介して折り畳み自在に連結されている。前記ヒンジ6は、智5のテンプル接続部5Aの内側面に固定された智側ヒンジ部材14と、テンプル7の前端部内側面に固定されたテンプル側ヒンジ部材15と、これらのヒンジ部材14,15を相対回動自在に連結するビス16とで構成されている。
前記智5のレンズ接続部5Bは、前記レンズ2を保持する部分であり、その先端部が二股に分岐し前記レンズ保持具用取付部11に嵌合し得る形状に形成されている。智5に対するレンズ2の取付けに際しては、レンズ保持具用取付部11の溝壁にエポキシ樹脂等の接着剤を塗布した後、智5の二股に分岐した分岐部17をレンズ保持具用取付部11に嵌め込み、レンズ2を智5に固定すればよい。
前記ICチップ10は、メモリーとアンテナを備え、受信アンテナが外部からのマイクロ波を受信すると、メモリーに記憶されている情報を送信アンテナによって外部に送信する無線認識可能なICチップが用いられる。前記メモリーには、レンズ2に関する情報が記憶されており、この記憶されている情報としては、例えば、レンズを特定するための識別情報、受注に関する情報(受注年月日、受注工場、受注番号など)、製造、出荷に関する情報(製造履歴、製造年月日、出荷日など)、眼鏡レンズの情報(レンズ型番、レンズ材料データ、レンズ設計データなど)、眼鏡フレームの情報(フレーム型番、フレームサイズなど)、処方値およびレイアウト情報(度数、PDなど)、注文者情報(眼鏡店、顧客データなど)がある。これらの情報は、文字コードデータとして登録してもよく、その場合、英数字などを組合わせてコード化したデータを用いてもよい。なお、ICチップのメモリー容量により記憶できる情報量に限界があるので、メモリー容量が少ない場合には、そのレンズを特定できる識別情報だけあるいは識別情報と簡単な情報だけをメモリーに登録し、その他の詳細なレンズ情報はサーバに記憶しておくとよい。
このような詳細なレンズ情報は、前記ICチップ10に記憶されている識別情報をICチップ情報読取装置によって無線で読み取り、この読み取った識別情報を前記サーバに照合することにより容易に入手することができる。このように、サーバ側に詳細なレンズ情報を記憶しておくと、ICチップ10自体はメモリー容量が少ないものを使用することができ、記憶する情報をレンズの識別情報のみとすることができる。
また、眼鏡店の情報や顧客情報などの外部に知られたくない情報はサーバ側にだけ登録され、ICチップには登録されていないため、セキュリティ確保、プライバシー保護の観点からも好ましい。
レンズの識別情報としては、任意に設定できるが、例えば製造工場(1桁)、受注年月日(8桁)、受注番号(6桁、例えば受注日における受注順)、予備コード(1桁)などの情報をコード化した識別コードを利用できる。この識別コードの具体例としては、ある工場(工場コード1)で2004年10月1日に受注番号123で受注した場合、識別コード1200410010001230となる。この例では、コードは16桁の英数字で表現でき、1文字8ビットで換算すると128ビット程度のメモリー容量があれば記憶可能である。
ICチップ10のメモリーとしては、読み書き可能なメモリー(以下、RAM)と、読み込みのみ可能なメモリー(以下、ROM)の2種類がある。ROMにおいては、ICチップ製造時にメモリーに情報を書き込む場合、その時点で希望のコードからなる識別情報を指定できない可能性があるが、その場合はICチップ製造時に重複しない識別情報をとりあえず付与しておき、ICチップをレンズに取付ける前や後に、ICチップに記憶されている識別情報とサーバ側に記憶されているレンズ情報を関連付けるとよい。
このようなICチップ10は1mm角以下のものを用いることが好ましい。この大きさであれば前記レンズ保持具用取付部11内に取付けられる。取付けに際しては、レンズ保持具用取付部11の溝壁や突状体12の表面または側面に予め接着剤によってICチップ10を固定しておき、しかる後前記智5の分枝部17をレンズ保持具用取付部11に嵌め込み、レンズ2を智5に取り付ければよい。
レンズ保持具用取付部にICチップを取付ける場合の取付位置の領域の例を図4(a)〜(c)に示す。図中の網掛け部分はICチップ10を取付ける領域を示している。突状体12の上面30(図4(a))や側面31(図4(b))に取付けてもよいし、突状体12以外の溝壁部分32に設けてもよい(図4(c))。なお、レンズ保持具用取付部11の溝の先端部分30a,32bにICチップ10を取付けると、レンズ接続部5Bをレンズ保持具用取付部11に挿入中にICチップ10と擦れることがなく、ICチップ10が剥がれたり、破損したりするおそれがないため好ましい。また、レンズ保持具用取付部11の溝壁や、突状体12の表面または側面に小さなチップ用の凹部を予め形成しておき、この凹部内にICチップ10を樹脂で充填して埋め込むようにしてもよい。使用する樹脂は、透明な樹脂が好ましい。また、レンズ接続部5Bをレンズ保持具用取付部11に取付けるときに塗布する接着剤を利用してもよい。そのような樹脂の例としては2液混合型のエポキシ樹脂を挙げることができる。
凹部にICチップを取付る場合の凹部の例を図5(a)〜(c)に示す。図5(a)は突状体11の上面にレンズの厚さ方向に溝40を設けた例であり、図5(b)は突状体11の上面と側面の角部分に溝41を設けた例である。図5(c)は突状体11の上面に窪み42を設けた例である。このように突状体部分に溝や窪みを形成し、そこにICチップ10を取付けると、レンズ接続部5Bをレンズ保持具用取付部11に挿入中にICチップ10と擦れることにより、ICチップ10が剥がれたり、破損したりするおそれがないため好ましい。この溝や窪みに樹脂を充填してICチップを埋め込むとICチップが剥がれるおそれがなく好ましい。また、ICチップ10は前記突状体11上あるいは突状体11中に取付けると、レンズ接続部5Bに隠れて外から見えないという点で好ましい。
また、ICチップ10は、左右のレンズ2,2の各々に埋め込まれており、いずれのレンズのICチップにも当該レンズに関する識別情報に加えて、相手側のレンズに関する識別情報も記憶されている。このように1つのICチップ10に左右のレンズ2,2の識別情報を記憶しておけば、いずれか一方のレンズが破損したり紛失したり、あるいはICチップの情報読み取りが不能になった場合でも、他方のレンズから一方のレンズの識別情報を読み取ることにより、そのレンズの詳細なレンズ情報を得ることが可能である。
このように本発明は眼鏡レンズ2にICチップ10を埋め込んでいるので、レーザーマーキング装置等によって識別マークをマーキングする必要がなく、またICチップ10自体はきわめて微小であるため、目立ったりレンズの外観を損なったりするおそれがない。しかも、ICチップ10をレンズ保持具用取付部11内に組み込み、このレンズ保持具用取付部11に智5の分岐部17を嵌め込んでいるので、ICチップ10がレンズ保持具用取付部11から脱落したり、雨などの水がICチップ10にかかるおそれもない。
また、ICチップ10には、無線ICチップ情報読取装置に近づけないとICチップのメモリーに記憶されている情報を読み取れないようなICチップを用いると、勝手に情報が読取られてプライバシーの侵害になるおそれがなく好ましい。無線ICチップ情報読取装置から読み取り可能な距離としては10cm以下のものが好ましい。
図6は本発明の他の実施の形態を示す眼鏡レンズの要部の一部を破断して示す正面図である。この実施の形態は、レンズ2の縁面2aで智21が取付けられる部分に、レンズ保持具用取付部としての不貫通な穴22を2つ形成し、これらの穴22のいずれか一方にICチップ10を挿入し、各穴22に接着剤を充填し、智21に突設した2本のピン23を前記各穴22に挿入して前記接着剤で固定することにより、レンズ2を智22に取付けるようにしたものである。この場合、ICチップ10は不貫通穴22の断面形状より小さいものを使用するとよい。
このような眼鏡レンズ2においても、上記した実施の形態と同様な効果が得られることは明らかであろう。
この場合も不貫通穴22の底部分にICチップ10を埋め込むと、ピン23を不貫通穴22に挿入するときにICチップ10と接触して擦れることがなく、ICチップ10が破損したりするおそれがないため好ましい。
また、ピン25を不貫通穴22に挿入する際にピン23の先端でICチップ10を不貫通穴22の底部分に押し込むようにしてもよい。
次に、本願発明にかかる眼鏡の製造方法および眼鏡レンズ情報読み取りシステムについて説明する。
図7は本願発明にかかる眼鏡の製造方法および眼鏡レンズ情報読み取りシステムを説明するための概略構成を示すブロック図、図8は受注から出荷までのレンズ製造工程の流れを示すフロー図である。
図7において、100は発注側としての眼鏡店、200はレンズ加工側としてレンズメーカの工場である。眼鏡店100とレンズメーカの工場200は、通信媒体300で接続されている。通信媒体300としては、例えば公衆通信回線、専用回線、インターネットなどを利用することができる。通信媒体300には途中に中継局を設けるようにしてもよい。なお、発注側は眼鏡店100の場合に限定されるものではなく、例えば眼科医、個人、あるいはレンズメーカの営業所等であってもよい。また、オフラインで注文を受け付ける場合でもよい。また、図7には発注側としての一つの眼鏡店100しか示していないが、実際には通信媒体300を介して多数の眼鏡店などが接続されている。
眼鏡店100には、オンライン注文用端末(コンピュータ)101が設置されている。注文用端末101は、入力装置や画面表示装置を備えているとともに通信手段を有し、通信媒体300を介して工場200側と接続可能になっている。また、注文用端末101は、レンズや眼鏡を注文するために必要な情報を送受信するための専用の端末でもよいし、汎用のパソコンに注文用のソフトウェアをインストールしたものでもよい。また、工場200側のネットワークや中継局にWWWサーバを設け、そこに注文用のドキュメントやプログラムを登録し、注文用端末101のWWWブラウザーで注文画面を表示させるようにしてもよい。
レンズメーカの工場200には、縁摺り加工前のレンズ(以下、素材レンズともいう)にレンズホルダーを取り付けるためのレンズホルダ取付装置210と、このレンズホルダ取付装置210を制御する第1制御コンピュータ211と、縁摺り加工装置220と、この縁摺り加工装置220を制御する第2制御コンピュータ221と、レンズ形状測定装置230と、この形状測定装置230を制御する第3制御コンピュータ231と、レンズの取付部加工装置240と、この取付部加工装置240を制御する第4制御コンピュータ241と、前記第1〜4制御コンピュータ211〜241とネットワークを介して接続された主制御コンピュータ400と、記憶手段500と、第1〜4制御コンピュータ211〜241に設けられた入力手段212〜242と、ICチップ10から識別情報を読み込むICチップ情報読取装置250と、このICチップ情報読取装置250を制御する第5制御コンピュータ251と、この第5制御コンピュータ251に設けられた入力手段252を備えている。なお、ここでは、本発明に直接関係しないその他の眼鏡製造に必要な構成についてはその記載を省略している。また、上記各種コンピュータやネットワーク機器が有する機能は適宜統合、分散させてもよい。
前記入力手段212〜252としては、キーボードやマウスなどの入力手段や、各製造工程にレンズが搬送されるときにレンズに添付されている、受注したレンズを特定できる情報(バーコード、その他の2次元コード、ICメモリーなど)の読取装置などである。
前記主制御コンピュータ400は、前記注文用端末101との接続を行う図示しない接続手段、注文用端末101から眼鏡あるいは眼鏡レンズの注文を受け付け処理するための受注処理手段401、受注した内容に基づいて製造する眼鏡レンズの設計データを作成する設計データ作成手段402、この設計データに基づいて各種製造相違の制御に必要な加工データを作成する加工データ作成手段403、前記ICチップ情報読取装置250から読み取ったICチップ10の記憶部に記憶されている情報を処理するICチップ情報処理手段404、第1〜第5制御コンピュータ211〜251の制御、管理等を行うための図示しない手段などを備えている。
また、主制御コンピュータ400は、受注処理手段401により注文用端末101から注文を受けつけると、その受注情報を記憶手段500に受注データとして記憶させる(図8のステップS1)。
受注データとしては眼鏡レンズの情報、眼鏡フレームの情報、処方値およびレイアウト情報などがある。眼鏡レンズの情報としては、レンズ種に関する情報(レンズ材質、屈折率、レンズ表裏面の光学設計、レンズ外径、レンズカラー、コーティング、これらを識別できる製品識別コードなど)やレンズ加工指示に関する情報(レンズ厚さ、コバ厚さ、偏心、縁面の仕上げ方法、取付部の種類など)がある。眼鏡フレームの情報としては、フレームサイズ、フレーム素材、色、形状、玉型種類、これらを識別できる製品識別コードなどがある。処方値としてはS度数、C度数、プリズム、加入度などがある。また、レイアウト情報としては、瞳孔距離、近用瞳孔距離、セグメント小玉位置、アイポイント位置などがある。
主制御コンピュータ400には、設計データ作成手段402として眼鏡レンズ加工設計プログラムが備えられており、このプログラムにより受注情報と予め記憶手段500に記憶されている設計に必要なデータ(光学面形状や玉型の情報など)とに基づいて所望のレンズの形状が計算される。この計算されたレンズ形状に関する情報は設計データとして記憶手段500に記憶される。また、このプログラムは、加工データ作成手段403として各製造工程におけるレンズ加工設計値も計算し、その加工設計値に基づく加工条件(各種加工装置の設定値、使用治具など)も決定する。そしてこれらレンズ加工に関する情報は、記憶手段500に加工データとして記憶される(ステップS2)。これらの受注データ、設計データ、加工データに基づき各レンズ毎の製造仕様が特定され、レンズの製造・加工、眼鏡の製造・組み立てが行われる。
レンズの製造に際しては、先ず受注データや設計データなどに基づいて、元となる素材レンズを決定する。使用する素材レンズの光学面の片方あるいは両方が光学的に仕上げられておらず、切削しろ、研磨しろの分だけ肉厚が厚く形成されたレンズの場合は、切削装置(例えば3次元NC制御のカーブジェネレータ)で研磨しろ分を残して所定の形状の光学面に切削する。次に、研磨装置で研磨して光学面を仕上げる。その後、受注内容に応じて染色や表面処理を行う。表面処理としては、ハードコート、反射防止膜、水やけ防止コート、揆水膜、防汚膜などがある。その後、検査工程で外観検査や光学特性の検査、レンズの厚さの検査が行われる。この検査に合格したレンズが次の工程に移る(ステップS3)。なお、ここまでの作業は従来から行っている作業であるから、その詳細な説明は省略する。
このようにして準備された素材レンズにレンズホルダ取付装置210でレンズホルダーを取り付ける。レンズホルダーの取付けに際して、先ずその眼鏡レンズについての識別情報を入力手段212によって第1制御コンピュータ211に入力する。これにより、特定された眼鏡レンズについて必要な情報を主制御コンピュータ400の記憶手段500より取り出す。取り出された情報にしたがって、素材レンズの所定の位置にレンズホルダーを取り付け、このレンズホルダーとともに素材レンズを縁摺り加工装置220に装着する。
縁摺り加工装置220で素材レンズの縁摺り加工を開始するときには、その眼鏡レンズについての識別情報を入力手段222によって第2制御コンピュータ221に入力する。これにより、第2制御コンピュータ221は主制御コンピュータ400に接続されている記憶手段500から縁摺り加工に必要な情報を取り出し、これに基づいて縁摺り加工装置220を駆動制御して所定の形状に縁摺り加工する(ステップS4)。素材レンズの縁摺り加工が終了すると、レンズ(以下、眼鏡レンズという)を形状測定装置230に搬送し、その外周形状を測定する。眼鏡レンズの外周形状を測定するときには、その眼鏡レンズについての識別情報を入力手段232によって第3制御コンピュータ231に入力する。これにより、第3制御コンピュータ231は主制御コンピュータ400に接続された記憶手段500から形状測定に必要な情報を取り出し、この情報に基づいて形状測定装置230を駆動制御する。そして、形状測定装置230が眼鏡レンズの外周形状を測定すると、その測定データは第3制御コンピュータ231から主制御コンピュータ400に送られ、識別情報とともに記憶手段500に記憶される。
形状が測定された眼鏡レンズは、取付部加工装置240に送ることにより、取付部が加工形成される。この取付部は、図3に示した溝からなるレンズ保持具用取付部11や、図6に示した不貫通穴22からなるレンズ保持具用取付部である。このような取付部を取付部加工装置240によって眼鏡レンズに加工形成するときには、その眼鏡レンズについての識別情報を入力手段242によって第4制御コンピュータ241に入力する。これにより、第4制御コンピュータ241は、主制御コンピュータ400に接続された記憶手段500からその眼鏡レンズの取付部を加工するために必要な情報を取り出し、これに基づいて取付部加工装置240を駆動制御して眼鏡レンズの取付部を加工する(ステップS5)。
取付部が形成されると眼鏡レンズは、取付部加工装置240から取り外され、その取付部の所定の位置に予め製造され識別情報が登録されているICチップ10を埋め込む(ステップS6)。
ICチップ10が埋め込まれた眼鏡レンズはICチップ情報読取装置250に送られる。ICチップ情報読取装置250によってICチップ10の情報を読み取るときは、その眼鏡レンズについての識別情報を入力手段252によって第5制御コンピュータ251に入力する。また、ICチップ10のメモリーに記憶されている識別情報をICチップ情報読取装置250で読み取り、その読み取った識別情報を第5制御コンピュータ251に送る。入力手段252によって入力されたレンズの識別情報と、ICチップ情報読取装置250によって読み取ったICチップ10の識別情報とは、第5制御コンピュータ251から主制御コンピュータ400に送られ、ICチップ情報処理手段404により、ICチップ識別情報とレンズ識別情報との関連付け情報が記憶手段500に記憶される(ステップS7)。これにより、記憶手段500に記憶されている各種情報は、ICチップ識別情報からもデータが特定できるようになる。
そして、ICチップ10の情報が読み取られた眼鏡レンズに眼鏡フレームを取り付けることにより眼鏡が完成し(ステップS8)、その後包装されて製品として出荷される(ステップS9)。
なお、ICチップ情報読取処理S7は、レンズ保持具用取付部にレンズ保持具を取付けた後に行ってもよい。
図9はレンズに取付けられるICチップのメモリーがRAMで、ICチップをレンズに取付けた後にICチップに情報を書き込む場合の受注から出荷までのレンズ製造工程の流れを示すフロー図である。この場合のシステムの構成は、図7のICチップ情報読取装置250がICチップへの情報書き込みが可能なICチップ情報書込装置である以外は図7と全く同じである。ステップS21〜ステップS26までは図8のステップS1〜ステップS6までと同じであるため説明を省略する。ICチップが埋め込まれた眼鏡レンズはICチップ情報書込装置に送られる。ICチップ情報書込装置によってICチップ10に情報を書き込むときは、その眼鏡レンズについての識別情報を入力手段252によって第5制御コンピュータ251に入力する。そして、第5制御コンピュータ251は主制御コンピュータ400から必要な情報を取出し、ICチップのメモリーに書き込む識別情報を作成し、その識別情報を、ICチップ情報書込装置にセットされたレンズに取付けられているICチップに非接触で書き込む(ステップS27)。情報書込後、ICチップ情報読取装置で情報を読み取り、データが正しく書き込まれたかどうかを確認してもよい。このようにICチップに識別情報を書き込むことにより記憶手段500に記憶されている各種情報は、ICチップに書き込まれた識別情報からもデータ特定できるようになる。ステップS28およびステップS29については、図8のステップS8およびステップS9と同じなので説明を省略する。なお、ステップS27のICチップ情報書込処理は、レンズ保持具用取付部にレンズ保持具を取付けた後に行ってもよい。
図10はレンズに取付けるICチップのメモリーがRAMで、ICチップをレンズに取付ける前にICチップに情報を書き込む場合の受注から出荷までのレンズ製造工程の流れを示すフロー図である。この場合のシステムの構成は、図7の第5制御コンピュータ251に、ICチップ情報読取装置250の他にICチップのメモリーへ情報を書き込むためのICチップ情報書込装置が取付けられている以外は図7と同じである。ステップS51からステップS55までは図8のステップ1からステップ5までと同じであるため説明を省略する。レンズ取付部が加工された眼鏡レンズは、ICチップ情報書込装置に送られる。そして、その眼鏡レンズについての識別情報を入力手段252によって第5制御コンピュータ251に入力する。第5制御コンピュータ251は、主制御コンピュータ400から必要な情報を取出し、ICチップのメモリーに書き込む識別情報を作成し、その識別情報を、ICチップ情報書込装置にセットされたICチップに書き込む(ステップS56)。識別情報が書込まれたICチップはその識別情報に該当する眼鏡レンズへ取付けられる(ステップS57)。ICチップが取付けられた眼鏡レンズは、ICチップ情報読取装置へ送られ、非接触でICチップに書き込まれた識別情報が読み込まれるとともに、入力手段252によりその眼鏡レンズの識別情報が読み込まれる。そして、ICチップに記憶されている識別情報がそのレンズの識別情報と一致していることを確認する(ステップS58)。その後のステップS59およびステップS60については、図8のステップS8およびステップS9と同じなので説明を省略する。なお、ICチップ情報読取確認処理(ステップS58)は、レンズ保持具用取付部にレンズ保持具を取付けた後に行ってもよい。
本発明は、レンズ2の智5が取付けられるレンズ保持具用取付部11(または22)にICチップ10を埋め込む例を示したが、これに限らずブリッジ3の取付部に埋め込んだり、あるいはリムを備えた眼鏡フレームの場合は、レンズの縁面に突設したヤゲンに埋め込むようにしてもよい。
本発明に係る眼鏡レンズを備えた眼鏡の正面図である。 同眼鏡の側面図である。 同眼鏡の要部の分解斜視図である。 (a)〜(c)はそれぞれICチップを取付る場合の凹部取付位置の領域の例を示す図である。 同じく(a)〜(c)はそれぞれICチップを取付る場合の凹部の例を示す図である。 本発明の他の実施の形態を示す眼鏡レンズの要部の一部を破断して示す正面図である。 本願発明にかかる眼鏡の製造方法および眼鏡レンズ情報読み取りシステムを説明するための概略構成を示すブロック図である。 受注から出荷までのレンズ製造工程の流れを示すフロー図である。 レンズに取付けられるICチップのメモリーがRAMで、ICチップをレンズに取付けた後にICチップに情報を書き込む場合の受注から出荷までのレンズ製造工程の流れを示すフロー図である。 レンズに取付けるICチップのメモリーがRAMで、ICチップをレンズの取付ける前にICチップに情報を書き込む場合の受注から出荷までのレンズ製造工程の流れを示すフロー図である。
符号の説明
1…眼鏡、2…レンズ、3…ブリッジ、4…鼻当て、5…智、6…蝶番、7…テンプル、10…ICチップ、11…レンズ保持具用取付部、21…智、22…穴、23…ピン。

Claims (9)

  1. 所定形状に縁摺り加工されたレンズに、そのレンズに関する情報が記憶されたメモリーを備えた無線認識可能なICチップを取付けたことを特徴とする眼鏡レンズ。
  2. 前記ICチップにはレンズの識別情報が記憶されていることを特徴とする請求項1記載の眼鏡レンズ。
  3. 前記ICチップは、ICチップ情報読取装置に近づけると当該読取装置で前記メモリーに記憶されている情報を無線を受信して読み出せることを特徴とする請求項1または2記載の眼鏡レンズ。
  4. 前記ICチップは、眼鏡レンズの縁面から内側に向かって形成された溝や穴からなるレンズ保持具用取付部に取付けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の眼鏡レンズ。
  5. 前記ICチップは、前記溝や穴の先端部に取付けられていることを特徴とする請求項4記載の眼鏡レンズ。
  6. 前記ICチップは眼鏡の左右のレンズのそれぞれに取付けられており、いずれのICチップにも両レンズの各情報を参照できる識別情報がそれぞれ記憶されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の眼鏡レンズ。
  7. 眼鏡レンズに関する情報が記憶されたサーバと、前記サーバとネットワークを介して接続されたICチップ情報読取装置とを備え、
    前記眼鏡レンズに埋め込まれているICチップに記憶されている識別情報を前記ICチップ情報読取装置によって読み取り、この読み取った識別情報をもとに前記サーバから前記眼鏡レンズに関する情報を取り出すことを特徴とする眼鏡レンズ情報読み取りシステム。
  8. 所定形状に縁摺り加工された眼鏡レンズの縁面にレンズ保持具用取付部を形成する工程と、
    前記レンズ保持具用取付部に眼鏡レンズを識別するための識別情報が記憶されたICチップを設ける工程と、
    ICチップ情報読取装置により前記ICチップに記憶されている識別情報を非接触で読み取る工程と、
    前記ICチップ情報読取装置によって読み取った識別情報をサーバに記憶されているその眼鏡レンズに関する情報と関連付けする工程とからなる眼鏡レンズの製造方法。
  9. 所定形状に縁摺り加工された眼鏡レンズの縁面にレンズ保持具用取付部を形成する工程と、
    前記レンズ保持具用取付部にICチップを設ける工程と、
    サーバに記憶されているその眼鏡レンズに関する情報と関連付けされた識別情報を作成する工程と、
    前記工程で作成された識別情報をICチップ情報書込装置により前記ICチップに非接触で記憶させる工程とからなる眼鏡レンズの製造方法。
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