JP2006125920A - 光ファイバ型センサヘッド及びそれを用いた測定装置 - Google Patents

光ファイバ型センサヘッド及びそれを用いた測定装置 Download PDF

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哲也 阿野
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敏明 黒羽
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Abstract

【課題】 基板上に高密度に保持された微小な試料を光学的に迅速に、且つ簡便に測定するのに好適な光ファイバ型センサヘッド及びそれを用いた測定装置を提供する。
【解決手段】 本発明の光ファイバ型センサヘッドは、光ファイバの先端が、光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されており測定対象物に照射するための集光性を有する第1の光ファイバと、光ファイバの先端が、光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されており第1の光ファイバによって照射された測定対象物からの透過光を受光するための第2の光ファイバと、この第1の光ファイバと第2の光ファイバを光結合させて一体に保持する保持部材とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生体組織内に含まれる生体物質や化学物質を光学的に測定する光ファイバ型センサヘッド及びそれを用いた測定装置に関し、特に、迅速且つ簡便で効率的に測定することができる光ファイバ型センサヘッド及びそれを用いた測定装置に関する。
近年、生化学に関する分野で生体組織内に含まれる生体物質や化学物質を光学的に迅速、且つ簡便で効率的に測定する方法や測定装置に対する需要が増加しており、測定用の試料基板についても半導体の製造技術を利用して作製した高密度で繊細な構造を有する基板を用いた分析方法が提案されている。
しかし、こうした高密度で繊細な構造を有する基板に保持された試料を光学的に分析する方法は、目的とする微小又は微量な試料に光を照射することや、試料を透過した光を受光することが試料基板等が微細加工されているために難しいという問題がある。
そこでこうした問題を解決するために、特許文献1には、図22に示すように基板112上に形成された微小な流路126,127,128と交差する方向に光ファイバ142a、142bに接続可能な光導波路を複数本形成して、一方の光導波路から流路中の試料に光を照射し、試料を透過した光を他方の光導波路で受光する測定方法が提案されている。
特開2004−69395号公報
特許文献1記載の測定方法は、試料に対する光の照射と受光が確実に行えるという点で優れているが、基板112上に複数の流路が高密度に配置された基板等の場合には、この方法を適用できないと共に測定する試料ごとに光ファイバ142a、142bの接続が必要になることから迅速で簡便な測定ができないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的は、高密度に配置又は配列された微小試料又は微量試料を光学的に迅速に且つ簡便に測定するのに好適な光ファイバ型センサヘッド及びそれを用いた測定装置を提供することにある。
上記目的を解決するために、請求項1記載の本発明に係る光ファイバ型センサヘッドは、光ファイバの先端が、該光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されている測定対象物に照射するための集光性を有する第1の光ファイバと、第1の光ファイバと異なる光ファイバであって、該光ファイバの先端が、該光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されており第1の光ファイバによって照射された測定対象物を投下した透過光を受光するための第2の光ファイバと、第1の光ファイバと第2の光ファイバを光結合させて一体に保持する保持部材とを備えることを要旨とする。
請求項2記載の本発明に係る光ファイバ型センサヘッドは、請求項1記載の光ファイバ型センサヘッドであって、第1の光ファイバはシングルモードファイバの先端に集光性のレンズが形成されたコリメートファイバであり、第2の光ファイバは大口径のマルチモード光ファイバであることを要旨とする。
請求項3記載の本発明に係る光ファイバ型センサヘッドは、請求項1又は2記載の光ファイバ型センサヘッドであって、第1の光ファイバは先端が球状化された集光性のレンズドファイバで、この先端部が光ファイバの中心軸に対し所定の角度に半球状に斜め研磨加工されていることを要旨とする。
請求項4記載の本発明に係る光ファイバ型センサヘッドは、請求項1記載の光ファイバ型センサヘッドであって、保持部材は、光ファイバを保持する先端部が斜め研磨加工された第1及び第2の光ファイバの研磨角度にほぼ等しい傾斜面を有することを要旨とする。
請求項5記載の本発明に係る光ファイバ型センサヘッドは、請求項1又は4記載の光ファイバ型センサヘッドであって、保持部材は、少なくとも第1の光ファイバを直線状に案内固定するV溝と、斜め研磨された第1の光ファイバの出射端にほぼ等しい傾斜面を有する第1のガイド固定部材と、第2の光ファイバを直線状に案内固定するV溝と、斜め研磨された第2の光ファイバの入射端にほぼ等しい傾斜面を有する第2のガイド固定部材と、第1及び第2のガイド固定部材に固定された第1及び第2の光ファイバをそれぞれ挿入固定する複数の挿入孔を有する固定部材とを有することを要旨とする。
請求項6記載の本発明に係る光ファイバ型センサヘッドは、請求項1乃至5の何れか1項に記載の光ファイバ型センサヘッドであって、斜め研磨された第1及び第2の光ファイバの研磨面には、金属の反射膜が形成されていることを要旨とする。
請求項7記載の本発明に係る光ファイバ型センサヘッドは、請求項1乃至6の何れか1項に記載の光ファイバ型センサヘッドであって、斜め研磨された第1及び第2の光ファイバの研磨角度は、光ファイバの中心軸に対して45度の角度を有することを要旨とする。
請求項8記載の本発明に係る光ファイバ型センサヘッドは、請求項1乃至7の何れか1項に記載の光ファイバ型センサヘッドであって、斜め研磨された第1及び第2の光ファイバの研磨面は、第1及び第2のガイド部材にそれぞれ固定後、研磨加工されて形成されたものであることを要旨とする。
請求項9記載の本発明に係る光ファイバ型センサヘッドを用いた測定装置は、発光素子から出射された光を吸収する生体物質や化学物質などの成分を光学的に測定するための測定装置であって、光ファイバの先端が光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されており発光素子から出射された光を測定対象物に照射する第1の光ファイバと、測定対象物を透過した透過光を受光するための光ファイバであって、光ファイバの先端が光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されている第2の光ファイバと、第1の光ファイバと第2の光ファイバを光結合させて一体に保持する保持部材とで少なくとも構成される光ファイバ型センサヘッドと、光ファイバ型センサヘッドの第2の光ファイバで受光された光を信号処理して測定対象物の定性又は定量分析を行う信号処理手段とを備えることを要旨とする。
本発明によれば、高密度配置又は保持された微小試料又は微量試料を光学的迅速に且つ簡便に測定するのに好適な光ファイバ型センサヘッド及びそれを用いた測定装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る光ファイバ型センサヘッド1の構成を示す図である。
この光ファイバ型センサヘッド1は、光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されており測定対象物に照射するための集光性を有する第1の光ファイバ10と、この第1の光ファイバと異なる光ファイバであって、この光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されており第1の光ファイバから出射された光により照射された測定対象物を透過した透過光を受光する第2の光ファイバ20と、第1の光ファイバ及び第2の光ファイバを光結合させて一体に保持する保持部材30,40,50を少なくとも備えている。また、この光ファイバ型センサヘッド1は、測定装置に接続するためのコネクタ60を備えている。
本発明の特徴のひとつは、所定の角度で斜め研磨された第1及び第2の光ファイバの先端を光結合させた状態で保持部材を用いて一体化する点にある。これにより例えば第1の光ファイバ10を照射側とし、第2の光ファイバ20を受光側とした場合に、第1の光ファイバ10の傾斜面から出射された光を第2の光ファイバ20の傾斜面に確実に伝播させることができる。
この構成によれば、測定試料が例えば基板上に複数流路が高密度形成された基板である場合に、第1及び第2の光ファイバ10及び20の間にこのような基板を挿間し、この状態で保持部材を基板面と平行に移動させることで、一対の照射面と受光面で基板に形成された流路に保持された試料を測定することができる。これにより従来のように測定試料ごとに基板に光ファイバ接続する必要がなくなることから、迅速で簡便な試料の測定を実現することができるようになる。
次に、図2を参照して、第1及び第2の光ファイバ10及び20の詳細構成を説明する。
図2に示すように、ここで第1の光ファイバ10を照射側とした場合に、第1の光ファイバはシングルモードファイバの先端に集光性のレンズ14が形成されたコリメートファイバとする。また第2の光ファイバ20を受光側とした場合に、この第2の光ファイバは大口径のマルチモード光ファイバとする。
尚ここで、照射側の第1の光ファイバ10をシングルモードとしたのは、コリメート出射光のスポット径をできるだけ小さくするためである。また受光側の第2の光ファイバ20のコア径を大口径としたのは、コア径を大きくすればコリメート光をより長くすることが可能になる(即ち、光の広がりを許容することができる)という理由と、照射光の光軸ずれをカバーすることができるという2つの理由に基づいている。
これを換言すれば、第2の光ファイバ20のコア径が大きいほど、第1及び第2の光ファイバ10及び20間の空間長L[mm]を長くしても受光が可能になるので、測定試料の厚さが薄いものから厚いものまで様々な厚みの試料を測定することができるようになる。尚、後述において、第1及び第2の光ファイバ10及び20で構成されるセンサ部分を、必要に応じて、単にセンサと呼ぶ。
次に図3を参照して、センサの空間長Lに対する損失特性を測定した結果を示す。同グラフにおいて空間長Lは0から4[mm]までとして、この間の距離を0.1[mm]毎にずらして測定し、そのときの損失[dB]を測定してグラフ化した。グラフ(A)は実際の測定値に基づく損失特性であり、グラフ(B)はグラフ(A)からフレネル反射分を差し引いたときの損失特性である。グラフから明らかなように、空間長Lが1.0から3.0[mm]の間では、実際の損失値(グラフ(A))において損失は約0.8[dB]であり、フレネル反射分を差し引く(グラフ(B))と約0.4[dB]であった。
このような結果から、図2に示したように照射側の第1の光ファイバ10をコリメータ性を有するシングルモード光ファイバとし、受光側の第2の光ファイバ20を大口径を有するマルチモード光ファイバとすることで、照射光のスポット径を小さくできると共に、受光側が大口径のマルチモード光ファイバであるため照射光に多少の光軸ずれがあった場合でも確実に光結合させることができることが示された。またこの結果、第1及び第2の光ファイバ10及び20の光結合のための調整作業を容易にすることができる。
ところで本発明の他の特徴は、第1の光ファイバ10は、先端が球状化されたコアレスファイバであって、その先端部が光ファイバの中心軸に対し所定の角度に半球状に斜め研磨加工されている点にある。このように照射側の第1の光ファイバ10の先端にレンズ14を設けることで集光性を有するコリメートファイバを実現でき、その間での吸収測定が可能となる。しかも対向する受光側もファイバ(小型部品)を使用することができるため、センサヘッド自体も小型化でき、しかも安価で簡易的なものを提供することが可能になる。
また、照射側の第1の光ファイバ10の先端に集光性を有するレンズ14を一体形成させることで、まず第1に部品点数を削減することができる。そして第2に工数を削減できる。そして第3にその箇所での調芯が不要となり、更に調芯ロス、使用環境による性能劣化がなくなる。そして第4に通常のレンズ等を使用する必要がなくなり、センサヘッドの小型化が図れるようになる。
また更に、以上の特徴の他に光源から出射された光をより小さなスポット径となるように集光して受光側の第2の光ファイバに入射させることができるので、微小な領域の試料をより高感度に測定することができるようになる。
一方、保持部材30,40は、第1及び第2の光ファイバ10及び20を保持する先端部分が斜め研磨加工されており、その研磨角度は第1及び第2の光ファイバ10及び20の研磨角度にほぼ等しい。このように照射側の第1の光ファイバ10と受光側の第2の光ファイバ20を保持する保持部材30,40の先端部が、光ファイバの研磨角度とほぼ等しい傾斜面を有することにより、保持部材30,40からの光ファイバの突出が極めて少ない状態で製造時に第1及び第2の光ファイバ10及び20の先端を容易に斜め研磨することができる。
ところで上記斜め研磨された第1及び第2の光ファイバ10及び20の研磨面は、保持部材30,40の第1及び第2のガイド部材にそれぞれ固定後、研磨加工されて形成される。
ここで図4〜図6を参照して、保持部材30の具体的な構成とその製造工程を説明する。また図7〜図9を参照して、保持部材40の具体的な構成と製造工程を説明する。更に図10、図11を参照して、保持部材30,40を固定する固定治具50の構成を説明する。尚、図4〜図9に共通して(a)は上面図を指し、(b)は側面図を指し、(c)は断面図を指している。また(d)は(c)の拡大図である。
まず図4に示すように、保持部材30は一定長を有する長尺部材であって、その部材の一側面に第1の光ファイバ10を直線状に配置固定するための光ファイバ用V溝31が形成されている。そしてこのV溝31に連続して設けられ、後に斜め研磨される第1の光ファイバ10の出射端にほぼ等しい傾斜面34を有する球レンズ保持用凹部32が形成されている。尚ここで、この保持部材30を以下V溝付きファイバ固定治具30という。
そして図5に示すように、このV溝付きファイバ固定治具30の光ファイバ用V溝31に、シングルモード光ファイバの先端に予め球状レンズが形成されている第1光ファイバ10を載置する。このとき球レンズ16を球レンズ保持用凹部32を嵌め込み、第1の光ファイバ10上にファイバ押え基板33を配置して、第1の光ファイバ10が移動しないように固定する。
次いで図6に示すように、この球レンズ16をV溝付きファイバ固定治具30の傾斜面34に合わせて斜め研磨する。傾斜面34は既に光ファイバ保持用V溝31の軸に対して斜めに予め研磨されているので、この傾斜角度に従い斜め研磨を行う。尚ここで傾斜角度は望ましくは45度とする。このような製造方法によりV溝付きファイバ固定治具30に載置固定された第1の光ファイバ10のレンズ16を45度に斜め研磨することができる。尚、このように研磨された後のレンズを集光レンズ14と呼ぶ。
次に、保持部材40の構成及びその製造工程を説明する。
まず図7に示すように、保持部材40も一定長を有する長尺部材であって、その部材の一側面に第2の光ファイバ20を直線状に配置固定するための光ファイバ保持用V溝41が形成されている。そしてこのV溝41に連続して設けられ、後に斜め研磨される第2の光ファイバ20の入射端にほぼ等しい傾斜面43が形成されている。尚ここで、この保持部材40を以下V溝付きファイバ固定治具40という。
そして図8に示すように、このV溝付きファイバ固定治具40の光ファイバ用V溝41に、マルチモード光ファイバで構成されている第2光ファイバ20を載置する。このとき第2の光ファイバ20の先端とV溝付きファイバ固定治具40の先端を揃えるか、若しくはV溝付きファイバ固定治具40の先端から第2の光ファイバ20の先端が僅かに突出するように配置する。そして第2の光ファイバ20上にファイバ押え基板42を配置して、第2の光ファイバ20が移動しないように固定する。
次いで図9に示すように、第2の光ファイバ20の先端をV溝付きファイバ固定治具40の傾斜面43に合わせて斜め研磨する。傾斜面43は既に光ファイバ保持用V溝41の軸に対して斜めに予め研磨されているので、この傾斜角度に従い斜め研磨を行う。尚ここで傾斜角度は望ましくは45度とする。このような製造方法によりV溝付きファイバ固定治具40に載置固定された第2の光ファイバ20の先端を45度に斜め研磨することができる。
この製造方法によれば、照射側と受光側の光ファイバ先端の斜め研磨作業をそれぞれ別々に行うことができる。またV溝を有するガイド部材の先端は、光ファイバの研磨角度に等しい研磨面を有するため、先端の斜め研磨作業が容易に行うことができる。
またこの構成によれば、照射側、受光側のそれぞれの光ファイバの先端が45度に斜め研磨されるので、光の進行方向を90度曲げることが可能になり、非常に小型のセンサヘッドを実現することができる。これによりマイクロタイタープレートのウェル内部のような微小領域部にセンサヘッドを持っていくことも可能になり、使い勝手が非常に良くなる。即ち、多用途への応用が可能になる。
また上記構成により研磨の際に光ファイバが折損することを低減できると共に、先端近くが固定されているため、斜め研磨の際に光ファイバが屈曲化されて、所定の傾斜面になるように正確に研磨されないという問題が発生しないようにすることができる。
更に照射側の第1の光ファイバ10の出射端と、受光側の第2の光ファイバ20の入射端は、それぞれガイド部材に固定された後に、所定角度に斜め研磨加工して形成されるため、ガイド部材の傾斜面からの光ファイバの突出を殆どゼロに近い状態にすることができる。このため研磨面に反射膜を形成するような場合のマスキング作業をより簡単に行うことができる。
上述したV溝付きファイバ固定治具30,40には、更に平行固定するためのファイバ平行固定治具50が装着される。
図10は、ファイバ平行固定治具50の(a)側面透視図と(b)正面図である。このファイバ平行固定治具50には、V溝付きファイバ固定治具30を挿嵌するための挿入孔51aと、V溝付きファイバ固定治具40を挿嵌するための挿入孔51bの少なくとも2つの挿入孔が平行に開口されている。
図11に示すように、このファイバ平行固定治具50の挿入孔51a,51bに、それぞれV溝付きファイバ固定治具30,40を挿入すると、V溝付きファイバ固定治具30,40が挿入孔51a,51bに奥面に引掛り係止される。ここでV溝付きファイバ固定治具30,40と挿入孔51a,51bの間にできた間隙に接着剤などを充填してV溝付きファイバ固定治具30,40を固定する。
このような構成により、第1及び第2の光ファイバ10及び20の空間長Lを一定長に固定できる。また第1及び第2の光ファイバ10及び20の間に被測定試料を挿間し、ファイバ平行固定治具50を握持して試料上をシフトさせると試料の連続測定を行うことができる。
上記した第1及び第2の光ファイバ10及び20の先端研磨面は、特にコーティングが施されていないが、この研磨面に金属の反射膜を設けるようにしても良い。図12、図13は、第1及び第2の光ファイバ10及び20の研磨面に金属の反射膜15,24をそれぞれ設けた場合の断面構成図である。
この構成によれば、光ファイバの端面に付着したゴミ等により性能が変化することがなくなる。また試料の測定においては様々な液体に浸漬させる場合が予測されるが、通常、そのような場合は測定試料ごとに屈折率が違うことから全反射条件も異なり、多用途の対応は難しい。しかし本発明の構成によれば、光ファイバの研磨面に金属材料からなる金属の反射膜を設けることで、光源からの光の損失をより低下させた状態で光結合を実現させることができる。
ここで金属材料とは、具体的に金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)などが挙げられる。光を反射する性質を有する金属であればこれに限られるものではない。またこれら金属材料は、単体で研磨面に製膜してもよいし、組み合わせて製膜するようにしてもよい。金(Au)については、ガラス面に直接製膜することが難しいため、先にクロム(Cr)等の密着性の良い金属を蒸着し、その上に金(Au)を蒸着させることによって密着性を向上させることができる。
従って本発明によれば、第1の光ファイバと第2の光ファイバを有し、更にこれら光ファイバを一体に保持する保持部材を設けることで、照射側と受光側の光結合を確保することができるので、照射側から受光側に至る光路に測定試料を介在させることで、試料の定性的分析、及び定量的分析を容易に行うことができる。
次に、図14を参照して、上記光ファイバ型センサヘッド1を用いた測定装置を説明する。この測定装置によれば薄型基板面上に刻まれた微小流路に流し込まれた微小又は微量試料を簡単な方法で測定することができる。
図14に示すように本発明の光ファイバ型センサヘッド1を用いた測定装置は、光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されており発光素子80から出射する光を測定試料に照射する第1の光ファイバ10と、第1の光ファイバ10により測定試料に照射され、この測定試料を透過した光を受光する光ファイバであって、光ファイバの先端がこの光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されている第2の光ファイバ20と、第1の光ファイバ10と第2の光ファイバ20を光結合させて一体に保持する保持部材30,40,50で少なくとも構成される光ファイバ型センサヘッド1と、この光ファイバ型センサヘッド1の第2の光ファイバ20によって受光された光を信号処理して測定試料の定性又は定量分析を行うための信号処理部とを備えている。
この測定装置は、図1に示した光ファイバ型センサヘッド1を用いるものである。この光ファイバ型センサヘッド1には、第1の光ファイバ10と第2の光ファイバ20のそれぞれの端にコネクタ60が設けられており、第1の光ファイバ10の側に発光手段が接続され、第2の光ファイバ20側に受光手段が接続されている。
ここで発光手段とは、具体的には白色光源80とこの白色光源80から出力された光を分光する分光光度計70とから少なくとも構成されている。白色光源は、例えば白色LEDなどである。このように白色光源80を用いることで広波長領域に対する波長依存特性を測定することができる。発光手段はこれに限らず、広波長領域に亘って出力調整可能な例えば色素レーザーを用いてもよい。
受光手段とは、本実施の形態では、フォトンカウンター100を用いる。受光手段はこれに限らず、例えば発光手段が白色光源80のみで分光光度計70を有しない場合は、受光手段に分光計とCCDカメラを設けるように構成してもよい。
上述した分光光度計70とフォトンカウンターは制御部90に接続されている。この制御部90は更にパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)110に接続されている。測定者がパソコン110を操作して、測定用の波長選択指示を送信すると、制御部90を介して選択指示信号が分光光度計70に伝達される。この測定波長を用いた場合の測定試料の光透過性をフォトンカウンターで計測して、その結果を制御部90を介してパソコン110に返信し、定性分析又は定量分析の処理を行う。
このような測定装置を組み立て実際に測定試料を測定した。その結果を図15に示す。本測定では、光ファイバ型センサヘッド1の間に測定試料を介在させない場合(グラフ中におけるBlankが示すグラフ)と、測定試料に蛍光色素(本実施の形態においてローダミンBを使用)を用いた場合のそれぞれの波長に対する吸光度を測定した。
その結果、ローダミンBは、波長550nm付近で最も高い吸光度特性を有することが分かった。この特性を利用して試料の定性分析や定量分析を行うことができる。
(第1の実施例)
次に、本発明の第1の実施例に係る光ファイバ型センサヘッドの製造方法及びこれを用いて測定した測定結果を説明する。
まず外径125μmの1.3μm用シングルモード光ファイバを用意し、この先端に125μmの全石英ファイバを融着接続した後、接続点から3mmの部位で切断する。そして全石英ファイバの先端をアーク放電により加熱融解し球状化させ、球の半径が190μmになるまで加熱を続ける。
得られた球レンズ付きシングルモード光ファイバとコア径105μm(クラッド径125μm)の大口系光ファイバを4mm(好ましくは2mm)の間隔を隔てて直線対向させ、1300nm帯のレーザー光をシングルモード光ファイバがわから入射させ、大口径光ファイバで受光する。このときのレーザーパワーの損失を測定した結果、0.95dBが得られた。
(第2の実施例)
次に、本発明の第2の実施例に係る光ファイバ型センサヘッドの製造方法及びこれを用いて測定した測定結果を説明する。
第1の実施例と同様に作製した球レンズ付き1.3μm用シングルモード光ファイバ、及び大口径光ファイバの端部を研磨機にて45度に斜め研磨する。研磨された2本の光ファイバを4mm(好ましくは2mm)間隔で並行配置した後、可視光レーザー(He−Neレーザー)をシングルモード光ファイバ側から入射させ、光が大口径ファイバの所望の部位に当たるように光ファイバの位置を調節固定する。
1300nm帯のレーザー光をシングルモード光ファイバ側から入射させ、大口径光ファイバで受光し、レーザーパワーの損失を測定した結果、1.2dBが得られた。
(第3の実施例)
次に、本発明の第3の実施例に係る光ファイバ型センサヘッドの製造方法及びこれを用いて測定した測定結果を説明する。
本実施例においては、0.8μm用シングルモード光ファイバを用い、それ以外は第2の実施例と同様の操作で作製した2種類の45度研磨光ファイバの研磨面にスパッタ装置を用いてクロム2nmと金200nmを2層コートした。
第2の実施例と同様に、2本の光ファイバを5mm間隔で平行配置した後、可視光レーザー(He−Neレーザー)をシングルモード光ファイバ側から入射させ、光が大口径ファイバの所望の部位に当たるように光ファイバの位置を調整する。先端部の光路が屈折率1.5のグリセリン水溶液に埋没するように浸漬した後、830nm帯のレーザー光をシングルモード光ファイバ側から入射させ、大口径光ファイバで受光し、レーザーパワーの損失を測定した結果、2.0dBが得られ、金属反射膜が機能していることが確認できた。
(第4の実施例)
次に、本発明の第4の実施例に係る光ファイバ型センサヘッドの製造方法及びこれを用いて測定した測定結果を説明する。
第2の実施例と同製造方法で作製したコア径105μm(クラッド径125μm)マルチモード光ファイバ、及びそれ以上の大口径(コア径400μm、クラッド径440μm)光ファイバを研磨機にて45度に斜め研磨する。
研磨された2本のファイバを4mm間隔で平行配置した後、可視光レーザー(He−Neレーザー)を105μmコア光ファイバ側から入射させ、光が大口径ファイバの所望の部位に当たるように光ファイバの位置を調節固定する。
1300nm帯のレーザー光を105μmコア光ファイバ側から入射させ、大口径光ファイバで受光し、レーザーパワーの損失を測定した結果、2.0dBが得られた。
次に、図16〜図21を参照して、本発明の光ファイバ型センサヘッドの使用例を挙げる。
図16に示す第1の使用例は、本発明の光ファイバ型センサヘッドの第1及び第2の光ファイバ10及び20の間にマイクロチップ(例えばμ−TASチップ、マイクロリアクターチップ、Lab−on−a−chip)を挿入した例である。このマイクロチップには、図示したように例えばY字型の溝が形成されており、この溝に生体物質や化学物質が注入されている。測定時は、第1の光ファイバから測定用の検査光を被測定物に照射し、これを透過した光を第2の光ファイバで受光する。第1及び第2の光ファイバの先端は一定間隔を有して固定されているので、照射と受光が確実に行える。これにより光学的な測定を効率良く行うことができる。
図17に示す第2の使用例は、マイクロチップに代えてDNAチップ、プロテインチップなどのマイクロアレイを使用した場合の例である。この場合も上記使用例と同様に、薄型チップ表面に複数配置されたDNAに対して、第1及び第2の光ファイバ10及び20で構成される一対のセンサでそれぞれ孔に注入されたDNA試料にアクセスし、その定性定量分析を行うことができる。
図18に示す第3の使用例は、第1及び第2の光ファイバ10及び20の間に石英キャピラリーチューブを介在させた例である。測定時は、長尺のキャピラリーチューブに注入され被測定液を、キャピラリーの長尺方向に沿ってセンサを移動させながら連続測定を行うことで測定する。
図19に示す第4の使用例は、第1及び第2の光ファイバ10及び20の先端をガスが充填された容器に挿入して、ガスの種類や濃度を測定するものである。
図20に示す第5の使用例は、マイクロタイタープレートと呼ばれるマイクロリッターオーダーの複数の穴が設けられた基板である。図20(a)(b)に示すように、基板上に設けらた溝又は流路などの微小領域部に本発明のセンサを直接浸漬して被測定液を測定することもできるし、図20(a)(c)に示すようにマイクロタイタープレートの厚さ方向を挟んで非接触で被測定液を測定することも可能である。このとき第1及び第2の光ファイバ10及び20の間隔は、使用用途により適宜光結合を考慮してその幅を変更するものとする。
最後に図21に示す使用例は、分光光度計用セル内の被測定液を測定する場合の例である。このように一方の面が開口され柱型の容器であって一方の面が開口されている容器に注入された被測定液を測定する場合は、第1及び第2の光ファイバ10及び20を水平に配置し、これらの間にセルを介在して垂直方向(セルの長尺方向にそって)に移動させながら測定を行う。
以上のように本発明の光ファイバ型センサヘッド1を用いることでマイクロチップのような薄い基板上に載置された試料や、長尺のキャピラリーチューブに注入された被測定液を測定することができる。また被測定物は、液体に限らず気体や凝固体等にも応用可能である。また被測定物の測定を自動化することができるので、測定が簡便化され、処理速度を向上させることが期待できる。
本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドの第1及び第2の光ファイバの配置関係を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドを構成する第1及び第2の光ファイバの空間長Lに対する損失特性である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドに設けられる第1の光ファイバの製造過程を示す工程図(その1)である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドに設けられる第1の光ファイバの製造過程を示す工程図(その2)である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドに設けられる第1の光ファイバの製造過程を示す工程図(その3)である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドに設けられる第2の光ファイバの製造過程を示す工程図(その1)である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドに設けられる第2の光ファイバの製造過程を示す工程図(その2)である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドに設けられる第2の光ファイバの製造過程を示す工程図(その3)である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドに設けられる第1及び第2の光ファイバを固定するための固定治具の構成図である。 固定治具に第1及び第2の光ファイバを挿入固定したときの構成図である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドに設けられる第1の光ファイバの変形例である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドに設けられる第2の光ファイバの変形例である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドを備える測定装置の一構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドを用いて照射光(波長)に対する被測定物質の吸収光度を測定した測定グラフである。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドの使用例(その1)を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドの使用例(その2)を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドの使用例(その3)を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドの使用例(その4)を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドの使用例(その5)を示す図である。 本発明の実施の形態に係る光ファイバ型センサヘッドの使用例(その6)を示す図である。 従来の光ファイバ型センサヘッドの構成を示す図である。
符号の説明
10…第1の光ファイバ
14…集光レンズ
15,24…反射膜
16…球レンズ
20…第2の光ファイバ
30…保持部材(ファイバ固定治具)
31…V溝
32…球レンズ保持用凹部
33…基板
34…傾斜面
40…保持部材(ファイバ固定治具)
41…V溝
42…基板
43…傾斜面
50…保持部材(ファイバ平行固定治具)
51a,51b…挿入孔
60…コネクタ
70…分光光度計
80…発光素子(白色光源)
90…制御部
100…フォトンカウンター
110…パソコン
112…基板
126,127,128…流路
142a…光ファイバ

Claims (9)

  1. 光ファイバの先端が、該光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されている測定対象物に照射するための集光性を有する第1の光ファイバと、
    前記第1の光ファイバと異なる光ファイバであって、該光ファイバの先端が、該光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されており前記第1の光ファイバによって照射された測定対象物を透過した透過光を受光するための第2の光ファイバと、
    前記第1の光ファイバ及び第2の光ファイバを光結合させて一体に保持する保持部材とを備えることを特徴とする光ファイバ型センサヘッド。
  2. 前記第1の光ファイバはシングルモードファイバの先端に集光性のレンズが形成されたコリメートファイバであり、前記第2の光ファイバは大口径のマルチモード光ファイバであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ型センサヘッド。
  3. 前記第1の光ファイバは先端が球状化された集光性のレンズドファイバで、該先端部が光ファイバの中心軸に対し所定の角度に半球状に斜め研磨加工されていることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ型センサヘッド。
  4. 前記保持部材は、光ファイバを保持する先端部が斜め研磨加工された前記第1及び第2の光ファイバの研磨角度にほぼ等しい傾斜面を有することを特徴とする請求項1記載の光ファイバ型センサヘッド。
  5. 前記保持部材は、
    少なくとも第1の光ファイバを直線状に案内固定するV溝と、
    斜め研磨された前記第1の光ファイバの出射端にほぼ等しい傾斜面を有する第1のガイド固定部材と、
    前記第2の光ファイバを直線状に案内固定するV溝と、
    斜め研磨された第2の光ファイバの入射端にほぼ等しい傾斜面を有する第2のガイド固定部材と、
    前記第1及び第2のガイド固定部材に固定された第1及び第2の光ファイバをそれぞれ挿入固定する複数の挿入孔を有する固定部材と、
    を有することを特徴とする請求項1又は4記載の光ファイバ型センサヘッド。
  6. 斜め研磨された前記第1及び第2の光ファイバの研磨面には、金属材料からなる反射膜が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の光ファイバ型センサヘッド。
  7. 斜め研磨された前記第1及び第2の光ファイバの研磨角度は、光ファイバの中心軸に対して45度の角度を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の光ファイバ型センサヘッド。
  8. 斜め研磨された前記第1及び第2の光ファイバの研磨面は、前記第1及び第2のガイド部材にそれぞれ固定後、研磨加工されて形成されたものであることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の光ファイバ型センサヘッド。
  9. 発光素子から出射された光を吸収する生体物質や化学物質などの成分を光学的に測定するための測定装置であって、
    光ファイバの先端が光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されており前記発光素子から出射された光を測定対象物に照射する第1の光ファイバと、
    測定対象物を透過した透過光を受光するための光ファイバであって、光ファイバの先端が光ファイバの中心軸に対して所定の角度に斜め研磨加工されている第2の光ファイバと、
    前記第1の光ファイバ及び第2の光ファイバを光結合させて一体に保持する保持部材とで少なくとも構成される光ファイバ型センサヘッドと、
    前記光ファイバ型センサヘッドの第2の光ファイバで受光された光を信号処理して測定対象物の定性又は定量分析を行う信号処理手段と、
    を備えることを特徴とする測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025646A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Ntn Corp 潤滑剤劣化検出装置および検出装置付き軸受
JP2014115268A (ja) * 2012-11-19 2014-06-26 Hitachi High-Technologies Corp 分光分析装置
CN113390790A (zh) * 2021-05-24 2021-09-14 西安交通大学 一种大长径比光纤纳米探针及其制备方法和应用
JP7462859B1 (ja) 2023-08-24 2024-04-05 三菱電機株式会社 オゾン濃度測定装置、オゾン濃度測定方法、および、オゾン発生システム

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