JP2006125484A - 自動調心型クラッチレリーズ軸受装置 - Google Patents

自動調心型クラッチレリーズ軸受装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006125484A
JP2006125484A JP2004313347A JP2004313347A JP2006125484A JP 2006125484 A JP2006125484 A JP 2006125484A JP 2004313347 A JP2004313347 A JP 2004313347A JP 2004313347 A JP2004313347 A JP 2004313347A JP 2006125484 A JP2006125484 A JP 2006125484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
release
release bearing
hub
bearing device
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004313347A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tokuda
亮 得田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2004313347A priority Critical patent/JP2006125484A/ja
Publication of JP2006125484A publication Critical patent/JP2006125484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

【課題】
レリーズハブとフロントカバーとの摺動によるレリーズハブあるいはフロントカバーの摩耗軽減を図ると共に、異常音の発生を防止した自動調心型クラッチレリーズ軸受装置を提供する。
【解決手段】
レリーズ軸受2の外輪6とカバー5の内フランジ5aとの間に弾性部材4が介装され、レリーズ軸受2がレリーズハブ1のフランジ1aに対して調心自在に弾性保持された自動調心型クラッチレリーズ軸受装置において、レリーズハブ1が、摺動特性に優れ、耐摩耗性を有する合成樹脂で形成されると共に、このレリーズハブ1の円筒部1bの内周面にグリースGが塗布され、このグリース塗布量が、レリーズハブ1の円筒部1bとフロントカバーF/CのボスBとの間に形成される環状の嵌合空間に対して、その容積の50%以下に設定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車等のマニュアルトランスミッションに装着されるクラッチレリーズ軸受装置、特に、レリーズハブにレリーズ軸受の外輪が軸方向に弾性的に保持された自動調心型クラッチレリーズ軸受装置に関するものである。
一般に、この種の自動調心型クラッチレリーズ軸受装置は、自動車のエンジンとトランスミッションとの間に介装され、エンジンからトランスミッションへの動力の伝達・遮断を行うクラッチ部に使用されている。図5に示すクラッチレリーズ軸受装置はこの代表的な一例で、トランスミッション装置のフロントカバーF/Cに突設されたボスB上に軸方向に移動可能なレリーズハブ(スリーブ)51が設けられ、このレリーズハブ51の外周にレリーズ軸受52が調心自在に配設されている。
この自動調心型クラッチレリーズ軸受装置は、円筒状のレリーズハブ51と、このレリーズハブ51に外嵌されたレリーズ軸受52と、クラッチフォーク(図示せず)が当接される側板57と、レリーズ軸受52に所定の軸方向荷重を付与する弾性部材53と、これらを保持するカバー54とからなる。レリーズ軸受52を構成する内輪55には、一端にダイヤフラムスプリングD/Sと接触する円弧面が形成された鍔55aが一体形成されている。レリーズハブ51は、フロントカバーF/Cの摩耗軽減と摺動性の向上(クラッチペダル踏力の軽減)、および軽量化の面から、合成樹脂製の射出成形品で形成されている。
レリーズ軸受52は、弾性部材53を介してカバー54の一端とレリーズハブ51のフランジ51aとの間に弾性保持されている。また、カバー54の他端が側板57の外径部に加締られ、弾性部材53、レリーズ軸受52の外輪56、およびレリーズハブ51が分離しないように保持されている。
この種の自動調心型クラッチレリーズ軸受装置において、レリーズ軸受52の軸心と、ダイヤフラムスプリングD/Sの回転中心とを正確に一致させて組み付けることは、各部品の精度および組み付け作業上極めて困難なことである。この不一致はダイヤフラムスプリングD/Sの回転中心との平行なずれ(偏心)として生じ、ダイヤフラムスプリングD/Sあるいは内輪55の偏摩耗を招来せしめると共に、ダイヤフラムスプリングD/Sと内輪55との接触時における振動や異音を誘発させて好ましくない。
したがって、同図の自動調心型クラッチレリーズ軸受装置にあっては、レリーズハブ51とレリーズ軸受52との間に半径方向の隙間が設けられると共に、レリーズハブ51に対して弾性部材53を介してレリーズ軸受52を弾性的に保持することにより調心可能に構成されている。また、一旦調心が得られた後は、この調心状態が崩れないように所定の保持力が弾性部材53に付与されている。
ここで、レリーズハブ51は、フランジ51aと円筒部51bが剛性の高い合成樹脂、例えば、PA(ポリアミド)66にGF(グラスファイバ)を重量比で50%混入したもので形成され、円筒部51bの表層部58が、摺動特性の高い合成樹脂、例えば、PA66にCF(カーボンファイバ)を重量比で5〜10%混入したもので形成されている。これにより、それぞれ合成樹脂の所望の特性を確保でき、レリーズハブ51の強度並びに耐久性を維持しつつ、耐摩耗性を向上させることができる。
特開平6−280893号公報
このような従来の自動調心型クラッチレリーズ軸受装置において、レリーズハブ51の表層部58が、摺動特性に優れ、耐摩耗性を有する合成樹脂で形成されているので、無潤滑で使用することができる特徴を備えている。しかしながら、ダイヤフラムスプリングD/Sやクラッチディスク(図示せず)等の摩耗粉やごみ等が摺動面に付着することにより、異常音(摺動音)や摩耗を生じさせる恐れがある。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもので、レリーズハブとフロントカバーとの摺動によるレリーズハブあるいはフロントカバーの摩耗軽減を図ると共に、異常音の発生を防止した自動調心型クラッチレリーズ軸受装置を提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、外周にフランジを一体に有した円筒状のレリーズハブと、このレリーズハブに所定の径方向隙間を介して外嵌されたレリーズ軸受と、クラッチフォークが当接される側板と、前記レリーズ軸受に所定の軸方向荷重を付与する弾性部材と、これらレリーズハブとレリーズ軸受と側板および弾性部材が分離しないように前記側板の外縁部に加締められたカバーとを備え、前記レリーズ軸受の外輪と前記カバーの内フランジとの間に前記弾性部材が介装され、前記レリーズ軸受が前記レリーズハブのフランジに対して調心自在に弾性保持された自動調心型クラッチレリーズ軸受装置において、前記レリーズハブが、摺動特性に優れ、耐摩耗性を有する合成樹脂で形成されると共に、このレリーズハブの円筒部の内周面にグリースが所定量塗布されている構成を採用した。
このように、自動調心型クラッチレリーズ軸受装置において、レリーズハブが、摺動特性に優れ、耐摩耗性を有する合成樹脂で形成されると共に、このレリーズハブの円筒部の内周面にグリースが所定量塗布されているので、レリーズハブとフロントカバーとの摺動によるレリーズハブあるいはフロントカバーの摩耗軽減を図ると共に、異常音の発生を防止した自動調心型クラッチレリーズ軸受装置を提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記グリース塗布量が、前記レリーズハブの円筒部とフロントカバーのボスとの間に形成される環状の嵌合空間に対して、その容積の50%以下に設定されていれば、自動調心型クラッチレリーズ軸受装置をフロントカバーのボスに挿入する際のグリース漏れ量を抑制し、漏れたグリースが周囲に飛散するのを防止することができる。
また、請求項3に記載の発明は、前記レリーズハブの円筒部の軸方向略中央部に環状の凹所が形成されているので、レリーズハブとフロントカバーとの摺動による摩耗粉がこの凹所に集積され、摩耗粉が摺動面に滞留してさらに摩耗が進行するのを抑制することができる。
また、請求項4に記載の発明は、前記弾性部材が、線材の波押しおよび丸め成形により形成された複数の波を有する有端リングからなり、その端部が、前記波の山部と谷部との中間に形成されているので、組織のファイバーの方向が一定となって熱処理後の寸法が安定し、所定の保持力が得られると共に、荷重が負荷された際に、端部のエッジがレリーズ軸受の調心を阻害することがなく、所定の保持力を維持して調心位置にレリーズ軸受を長期間安定して保持することができる。
本発明に係る自動調心型クラッチレリーズ軸受装置は、外周にフランジを一体に有した円筒状のレリーズハブと、このレリーズハブに所定の径方向隙間を介して外嵌されたレリーズ軸受と、クラッチフォークが当接される側板と、前記レリーズ軸受に所定の軸方向荷重を付与する弾性部材と、これらレリーズハブとレリーズ軸受と側板および弾性部材が分離しないように前記側板の外縁部に加締められたカバーとを備え、前記レリーズ軸受の外輪と前記カバーの内フランジとの間に前記弾性部材が介装され、前記レリーズ軸受が前記レリーズハブのフランジに対して調心自在に弾性保持された自動調心型クラッチレリーズ軸受装置において、前記レリーズハブが、摺動特性に優れ、耐摩耗性を有する合成樹脂で形成されると共に、このレリーズハブの円筒部の内周面にグリースが所定量塗布されているので、レリーズハブとフロントカバーとの摺動によるレリーズハブあるいはフロントカバーの摩耗軽減を図ると共に、異常音の発生を防止した自動調心型クラッチレリーズ軸受装置を提供することができる。
外周にフランジを一体に有した円筒状のレリーズハブと、このレリーズハブに所定の径方向隙間を介して外嵌されたレリーズ軸受と、クラッチフォークが当接される側板と、前記レリーズ軸受に所定の軸方向荷重を付与する弾性部材と、これらレリーズハブとレリーズ軸受と側板および弾性部材が分離しないように前記側板の外縁部に加締められたカバーとを備え、前記レリーズ軸受の外輪と前記カバーの内フランジとの間に前記弾性部材が介装され、前記レリーズ軸受が前記レリーズハブのフランジに対して調心自在に弾性保持された自動調心型クラッチレリーズ軸受装置において、前記レリーズハブが、摺動特性に優れ、耐摩耗性を有する合成樹脂で形成されると共に、このレリーズハブの円筒部の内周面にグリースが塗布され、このグリース塗布量が、前記レリーズハブの円筒部とフロントカバーのボスとの間に形成される環状の嵌合空間に対して、その容積の50%以下に設定されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る自動調心型クラッチレリーズ軸受装置の一実施形態を示す縦断面図、図2は弾性部材を示す斜視図、図3は、本発明に係る自動調心型クラッチレリーズ軸受装置の使用状態を示す説明図、図4は、グリース漏れ量を検証した試験結果を示すグラフである。
この自動調心型クラッチレリーズ軸受装置は、円筒状のレリーズハブ1と、このレリーズハブ1に外嵌されたレリーズ軸受2と、クラッチフォーク(図示せず)が当接される側板3と、レリーズ軸受2に所定の軸方向荷重を付与する弾性部材4と、これらを保持するカバー5とを主たる構成としている。
レリーズハブ1は、PA66等の熱可塑性合成樹脂をベースに、CF等の強化材を5〜25wt%添加させ、射出成形により円筒状に形成されている。レリーズハブ1の外周の一端部にはフランジ1aが一体形成され、円筒部1bの軸方向略中間部の内周に環状の凹所1cが形成されている。フランジ1aは後述するレリーズ軸受2と側板7を軸方向に支持するために設けられている。また、凹所1cは、フロントカバーF/CのボスBに外嵌されるレリーズハブ1において、内周面がボスB上に安定、かつ確実にその両端部で支持されるために設けられている。
レリーズ軸受2はレリーズハブ1に所定の径方向隙間を介して外嵌され、内周に外側転走面6aが形成された外輪6と、この外輪6に内挿され、外周に外側転走面6aに対向する内側転走面7aが形成された内輪7と、両転走面6a、7a間に保持器9を介して転動自在に収容された複数の転動体(ボール)10とを備えている。内輪7の一端部には、径方向外方に延び、ダイヤフラムスプリングD/Sと接触する円弧状断面を有する鍔8が一体形成されている。また、外輪6の両端部にはシール11、12が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。
側板3は、例えば、冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系)等をプレス加工にて全体として円板状に形成され、周方向外縁の2箇所から軸方向に延びる支持部3aが対向して形成されている。この支持部3aは、クラッチフォーク(図示せず)に係合してそれをガイドする。また、側板3は、浸炭焼入れ等により表面に54〜64HRCの範囲に硬化処理され、クラッチフォークの当接によって側板3が摩耗するのを防止している。
弾性部材4は、図2に示すように、複数、例えば3〜5個の波を有する断面が平坦な有端リングからなり、鋼線(JIS規格のSW、SWP系)等の線材から波押しおよび丸め成形され、熱処理により歪み取り焼鈍後、時効硬化処理が施されている。弾性部材4の波の山部4aと谷部4bとは円周方向に等間隔で交互に形成され、軸方向の弾性が付与されている。端部4c、4dは、波の山部4aと谷部4bとの中間に位置させてあり、互いに略突き合わせ状態に所定の間隙を介して対向されている。
このように、弾性部材4が、線材の波押しおよび丸め成形により形成された複数の波を有する有端リングからなり、その端部が、波の山部4aと谷部4bとの中間に形成されているので、組織のファイバーの方向が一定となって熱処理後の寸法が安定し、所定の保持力が得られると共に、荷重が負荷された際に、端部のエッジがレリーズ軸受2の調心を阻害することがなく、所定の保持力を維持して調心位置にレリーズ軸受2を長期間安定して保持することができる。
カバー5は、例えば、冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系)等をプレス加工にて前記レリーズ軸受2を覆う円筒状に形成され、一端部に弾性部材4を収容する内フランジ5aが形成されると共に、他端部に周方向複数箇所に舌片5bが形成されている。この舌片5bが側板3の外径部に加締られ、弾性部材4、外輪6、および側板3が分離しないように保持されている。
本実施形態では、レリーズハブ1とフロントカバーF/Cとの摺動によるレリーズハブ1あるいはフロントカバーF/Cの摩耗軽減を図ると共に、この摩耗による異常音の発生を防止するため、レリーズハブ1の円筒部1bの内周面にグリースが塗布されている。また、レリーズハブ1の円筒部1bの軸方向略中央部に環状の凹所1cが形成されているので、レリーズハブ1とフロントカバーF/Cとの摺動による摩耗粉がこの凹所1cに集積され、摩耗粉が摺動面に滞留してさらに摩耗が進行するのを抑制することができる。なお、グリースはフロントカバーF/CのボスBの外周面に塗布しても良いが、このボスBは組立前に露出しているため、ごみ等が付着する恐れがあると共に、他の部品とも接触し易いため好ましくない。
ここで、グリースの塗布量が多い場合、図3に示すように、自動調心型クラッチレリーズ軸受装置をフロントカバーF/CのボスBに挿入する際に押し出されてしまい、漏れたグリースGが周囲に飛散する恐れがある。特に、ダイヤフラムスプリングD/S側にグリースGが多く押し出されると、このグリースGが内輪7の鍔8に付着して当接面が滑り発熱や異常摩耗を起こす可能性が高くなる。さらには、このグリースGにダイヤフラムスプリングD/Sやクラッチディスク(図示せず)等の摩耗粉が混入し固化する恐れがある。こうしたグリースGの固化は、レリーズハブ1の摺動抵抗の増加に繋がることもあり好ましくない。
本出願人は、こうした問題を回避するため、グリース塗布量とグリース漏れ量(押し出され量)の試験を実施した。グリース塗布量は、グリース封入可能量に対する比率を種々変更させて行った。なお、グリースGは、レリーズハブ1における円筒部1bの凹所1cをはじめ内周面に均一に塗布するようにした。
図4は、その試験結果を示すグラフで、グリース漏れ量Rとグリース塗布量α、すなわち、レリーズハブ1の円筒部1bとフロントカバーF/CのボスBとの間に形成される環状の嵌合空間に占める容積比率(%)との関係を示している。このグラフから明らかなように、グリース塗布量αが50%を超えるとグリース漏れ量Rが著しく増加することが判る。この試験結果から、この種の構成を備えた自動調心型クラッチレリーズ軸受装置において、予めレリーズハブ1の円筒部1bの内周面にグリースGが塗布され、そのグリース塗布量αが嵌合空間の容積の50%以下に設定されていれば、レリーズハブ1とフロントカバーF/Cとの摺動によるレリーズハブ1あるいはフロントカバーF/Cの摩耗軽減を図ると共に、異常音の発生を防止した自動調心型クラッチレリーズ軸受装置を提供することができる。さらに、自動調心型クラッチレリーズ軸受装置をフロントカバーF/CのボスBに挿入する際のグリース漏れ量Rを抑制し、漏れたグリースGが周囲に飛散するのを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る自動調心型クラッチレリーズ軸受装置は、合成樹脂製のレリーズハブを備えた自動調心型クラッチレリーズ軸受装置に適用できる。
本発明に係る自動調心型クラッチレリーズ軸受装置の一実施形態を示す縦断面図である。 同上、弾性部材を示す斜視図である。 図1の自動調心型クラッチレリーズ軸受装置の使用状態を示す説明図である。 グリース漏れ量を検証した試験結果を示すグラフである。 従来の自動調心型クラッチレリーズ軸受装置を示す縦断面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・レリーズハブ
1a・・・・・・・・フランジ
1b・・・・・・・・凹所
2・・・・・・・・・レリーズ軸受
3・・・・・・・・・側板
3a・・・・・・・・支持部
4・・・・・・・・・弾性部材
4a・・・・・・・・山部
4b・・・・・・・・谷部
4c、4d・・・・・端部
5・・・・・・・・・カバー
5a・・・・・・・・内フランジ
5b・・・・・・・・舌片
6・・・・・・・・・外輪
6a・・・・・・・・外側転走面
7・・・・・・・・・内輪
7a・・・・・・・・内側転走面
8・・・・・・・・・鍔
9・・・・・・・・・保持器
10・・・・・・・・転動体
11、12・・・・・シール
51・・・・・・・・レリーズハブ
51a・・・・・・・フランジ
52・・・・・・・・レリーズ軸受
53・・・・・・・・弾性部材
53a、53b・・・端部
54・・・・・・・・カバー
55・・・・・・・・内輪
55a・・・・・・・鍔
56・・・・・・・・外輪
57・・・・・・・・側板
58・・・・・・・・表層部
B・・・・・・・・・ボス
D/S・・・・・・・ダイヤフラムスプリング
F/C・・・・・・・フロントカバー
R・・・・・・・・・グリース漏れ量
α・・・・・・・・・グリース塗布量

Claims (4)

  1. 外周にフランジを一体に有した円筒状のレリーズハブと、
    このレリーズハブに所定の径方向隙間を介して外嵌されたレリーズ軸受と、
    クラッチフォークが当接される側板と、
    前記レリーズ軸受に所定の軸方向荷重を付与する弾性部材と、
    これらレリーズハブとレリーズ軸受と側板および弾性部材が分離しないように前記側板の外縁部に加締められたカバーとを備え、
    前記レリーズ軸受の外輪と前記カバーの内フランジとの間に前記弾性部材が介装され、前記レリーズ軸受が前記レリーズハブのフランジに対して調心自在に弾性保持された自動調心型クラッチレリーズ軸受装置において、
    前記レリーズハブが、摺動特性に優れ、耐摩耗性を有する合成樹脂で形成されると共に、このレリーズハブの円筒部の内周面にグリースが所定量塗布されていることを特徴とする自動調心型クラッチレリーズ軸受装置。
  2. 前記グリース塗布量が、前記レリーズハブの円筒部とフロントカバーのボスとの間に形成される環状の嵌合空間に対して、その容積の50%以下に設定されている請求項1に記載の自動調心型クラッチレリーズ軸受装置。
  3. 前記レリーズハブの円筒部の軸方向略中央部に環状の凹所が形成されている請求項1または2に記載の自動調心型クラッチレリーズ軸受装置。
  4. 前記弾性部材が、線材の波押しおよび丸め成形により形成された複数の波を有する有端リングからなり、その端部が、前記波の山部と谷部との中間に形成されている請求項1乃至3に記載の自動調心型クラッチレリーズ軸受装置。
JP2004313347A 2004-10-28 2004-10-28 自動調心型クラッチレリーズ軸受装置 Pending JP2006125484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004313347A JP2006125484A (ja) 2004-10-28 2004-10-28 自動調心型クラッチレリーズ軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004313347A JP2006125484A (ja) 2004-10-28 2004-10-28 自動調心型クラッチレリーズ軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006125484A true JP2006125484A (ja) 2006-05-18

Family

ID=36720420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004313347A Pending JP2006125484A (ja) 2004-10-28 2004-10-28 自動調心型クラッチレリーズ軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006125484A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6241430A (ja) * 1985-08-15 1987-02-23 Koyo Seiko Co Ltd クラツチレリ−ズ軸受装置のキヤリア−
JPH02138395A (ja) * 1988-07-22 1990-05-28 Toyota Motor Corp 組合せ摺動部材
JPH0466427U (ja) * 1990-10-19 1992-06-11
JPH08184329A (ja) * 1994-12-29 1996-07-16 Ntn Corp 自動調心型クラッチレリーズ軸受装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6241430A (ja) * 1985-08-15 1987-02-23 Koyo Seiko Co Ltd クラツチレリ−ズ軸受装置のキヤリア−
JPH02138395A (ja) * 1988-07-22 1990-05-28 Toyota Motor Corp 組合せ摺動部材
JPH0466427U (ja) * 1990-10-19 1992-06-11
JPH08184329A (ja) * 1994-12-29 1996-07-16 Ntn Corp 自動調心型クラッチレリーズ軸受装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4339158A (en) End cap assemblies for conveyor rollers
US8961029B2 (en) Roller thrust bearing
EP3006757B1 (en) Rolling bearing with an oil permeable sealing device
GB2374397A (en) Torsional vibration damper
KR101852698B1 (ko) 릴리즈 베어링 및 클러치 릴리즈 베어링 장치
US5553949A (en) Rolling contact bearing
US8764307B2 (en) Roller thrust bearing vibration isolator
JP2006300261A (ja) 玉軸受
JP2007247857A (ja) 歯車用軸受装置
US9897151B2 (en) One-way clutch
KR102490203B1 (ko) 밀봉 플랜지를 포함한 구름 베어링
JP2006125484A (ja) 自動調心型クラッチレリーズ軸受装置
JP2007285506A (ja) 軸受用保持器及び転がり軸受
JP2007100761A (ja) 遊星ローラねじ
CN105526265B (zh) 一种防尘的深沟球轴承
JP2006038159A (ja) 自動調心型クラッチレリーズ軸受装置
JP6217366B2 (ja) 一方向クラッチ
KR100685761B1 (ko) 마찰 댐퍼와 이것을 이용한 기어 변속 장치
JP2005023997A (ja) ころ、およびころ軸受
JP2021167647A (ja) 転がり軸受
JP2016037096A (ja) 車輪用軸受装置
WO2018079289A1 (ja) 滑り軸受
JP2006017133A (ja) 軸受装置
JP6451164B2 (ja) 転がり軸受
JP2000103335A (ja) 鉄道車両用軸受装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100520

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100903