JP2006123955A - 保存容器となるブリスターパック - Google Patents
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Abstract
【課題】台紙にフランジ部を接着したブリスターパックに於いて接着剤等の収容物の開封、取出しが容易で、保存容器として再度使用でき、台紙に印刷された取扱説明書が読めるブリスターパックの提供。
【解決手段】ブリスターパックを開封しやすくするために台紙2に設けた取り出し口線7aと略中心線8aとをミシン目等の裂開部8とし、それらを開封してなる取り出し口7より収容物を取り出す際、裂開部8が収容物で押し広げられながら湾曲し、取出し完了と同時に台紙2の弾力で裂開部8が口を閉じるようにする。これはブリスターの端部の台紙2に設けた取り出し口7が収容物の横断面と指とが同時に入る広さを有すること、ブリスターの内部に指差込部5を設けること、ブリスターの収容部3とフランジ部4との間に空白部6を設けてその部分の台紙2を湾曲帯とすることで解決できる。収容物の使用後は前記と逆の順序で収納する事で再使用可能な保存容器となる。
【選択図】図1
【解決手段】ブリスターパックを開封しやすくするために台紙2に設けた取り出し口線7aと略中心線8aとをミシン目等の裂開部8とし、それらを開封してなる取り出し口7より収容物を取り出す際、裂開部8が収容物で押し広げられながら湾曲し、取出し完了と同時に台紙2の弾力で裂開部8が口を閉じるようにする。これはブリスターの端部の台紙2に設けた取り出し口7が収容物の横断面と指とが同時に入る広さを有すること、ブリスターの内部に指差込部5を設けること、ブリスターの収容部3とフランジ部4との間に空白部6を設けてその部分の台紙2を湾曲帯とすることで解決できる。収容物の使用後は前記と逆の順序で収納する事で再使用可能な保存容器となる。
【選択図】図1
Description
本発明は接着剤、塗料、工具やその他の商品を収容してホームセンターやコンビニ等で陳列販売するブリスターパックに関する技術である。
従来透明合成樹脂などで凹型に成型したブリスターに接着剤等の収容物を収納しフランジ部を台紙に接着したブリスターパックに於いて、収容物を取り出すのに台紙を両手で掴んで引き裂いて取り出したり台紙に接着してあるブリスターのフランジ部の端にむりやり爪先を差し込んでブリスターを引き剥がして取り出したりしていたが、台紙に印刷された取扱説明書が破れてしまったり、指先を傷つける事もあり、苦労していた。そこで台紙の長辺方向に裂開部を設けて収容物を取り出しやすくするというブリスターパックがあったが開封後に保存容器となるものではなかった(例えば特許文献1参照。)。
収容物が接着剤などで一度使用した後、再使用する場合に台紙に印刷された取扱説明書を読みながら使用したいが、前記のように台紙が破れて説明書が読めなかったり、ブリスターと台紙が分離したため保存容器としては使えず捨ててしまっていたりすることがあった。
そこで裂開部を設け、開封後に保存容器として使用可能というブリスターパックがあったが折り曲げ線で折り曲げられた蓋は口を開きやすく、そのうえ蓋の範囲内に収納されているため収容物はこぼれ落ちやすいものであった(例えば特許文献2参照。)。
そこで裂開部を設け、開封後に保存容器として使用可能というブリスターパックがあったが折り曲げ線で折り曲げられた蓋は口を開きやすく、そのうえ蓋の範囲内に収納されているため収容物はこぼれ落ちやすいものであった(例えば特許文献2参照。)。
また接着剤などの入った金属製チューブや小型容器に印刷された説明書は再使用の際文字が小さすぎたり、一部省略されていたり、金属製チューブがしわになり読みづらいという事もあった。
開封、取出しが容易で、再使用の際、台紙に印刷された取扱説明書を読む事ができ、安定した状態での保存容器となるブリスターパックが求められる。
本発明は上記目的を解決するために、第1の解決手段は、台紙にフランジ部を接着したブリスターパックに於いて、合成樹脂製ブリスターの領域内の台紙の一方の端部に設けた取り出し口線と、前記取り出し口線から長辺方向の他方の端部に伸びる略中心線とを裂開部としたものである。
また、第2の解決手段は、台紙にフランジ部を接着したブリスターパックに於いて、合成樹脂製ブリスターの領域内の台紙の一方の端部に設けた取り出し口線と、前記取り出し口線から長辺方向の他方の端部の途中まで伸びる略中心線と、この線の先端に略直角に接する裂開停止線とを裂開部としたものである。
そして第3の解決手段は、台紙にフランジ部を接着するのに替えて、台紙の側縁にフランジ部を折り曲げて巻着した前記第1の解決手段又は第2の解決手段記載のブリスターパックである。
本発明の「保存容器となるブリスターパック」は容易に開封でき、収容物を取り出し易く、収容物の接着剤等を再使用する際の安定した状態の保存容器となるものであり、台紙に印刷された取扱説明書を読む事ができるものである。
発明の実施の形態について実施例の図面を参照して説明する。第1の実施例を図1から図6に示す。台紙(2)にフランジ部(4)を接着したブリスターパックであるが、本発明の上記目的を解決する為にブリスター(1)の領域内の台紙(2)の一方の端部に設けた取り出し口線(7a)と他方の端部に伸びる略中心線(8a)とを、幅の狭いミシン目やスリット状の裂開部(8)としこれらを爪先等で開封してなる取り出し口(7)より収容物(11)を取り出す。
ここで取り出し口(7)は指先と、縦の長さが横よりも長い収容物(11)の横断面とが同時に入る広さを有し、ブリスター(1)の端部に収容部(3)よりも深さの浅い指差込部(5)を設けてある。
次に指差込口(5)に指先を入れて収容物(11)の端部を押さえながら収容物(11)を引き出し、わずかに覗いた端部をつまんで取り出すのであるが、ブリスター(1)の収容部(3)とフランジ部(4)との間に空白部(6)を設け、裂開部(8)と、台紙(2)にしっかりと接着されているフランジ部(4)との間の台紙(2)に遊びを持たせて、この部分を湾曲帯(9)とする。
そのため収容物(11)の側面が裂開部(8)を押し広げながら湾曲帯(9)が湾曲して取り出される。取出しが完了すると同時に湾曲帯(9)は台紙(2)の弾力で、開いていた口を閉じて元の平らな台紙(2)となり、印刷された取扱説明書を読む事ができる。
前記凹型状のブリスター(1)は収容部(3)、指差込部(5)、空白部(6)、およびフランジ部(4)とから成っているが、収容物が内部で空転するのを少なくするため収容部(3)は収容物(11)に対して遊びを少なく形成されている。
取り出した接着剤等の収容物(11)は一部を使用した後、再使用時のために前記と逆の順序で取り出し口(7)から簡単に収納でき、収納が完了すると同時に裂開部(8)は開いた口を閉じて安定した状態での保存容器となるものである。
図7から図12は、第1の解決手段の応用例であるところの第2の解決手段の説明図であるが、台紙に未開封部(10)を設けてあるため、保存容器として使用する際には、この未開封部(10)が有効に働くものである。また第1の解決手段では開封された略中心線の裂開部を、収容物が押し広げる際、裂開部を通り過ぎて台紙が裂け、説明書が読みにくくなることもあったが、裂開停止線(8b)を設けているため裂開はここで止まり台紙が裂けることがなくなる。そしてこの裂開停止線(8b)により湾曲帯の幅が、第1の解決手段よりも広くなり収容物が取り出しやすくなる。
図13から図16は、前記第1及び第2の解決手段の応用例であるところの第3の解決手段の説明図であるが、ブリスターのフランジ部を台紙の周囲側縁に折り曲げて巻着してあり、廃棄時には、取り出し口や裂開部から指を入れて台紙を引き裂いて、台紙とブリスターとを安全、簡単かつ完全に分離できるようにしたものである。なお、当第3の解決手段では、第1、第2の解決手段のようにフランジ部が台紙に接着されていないため、指差込部は設けてあるが空白部は特に設けない。
図17は上記の応用例である。従来の台紙にフランジ部を接着したブリスターパックは、台紙とブリスターが一体的に働くため形状が安定している。それに比べてフランジを折り曲げて台紙の側縁に巻着するタイプのブリスターパックは一体的に働きにくく、折り曲げ部の4つ角に隙間があって台紙がはずれやすいという欠点があった。そこで台紙の4側縁で折り曲げた合成樹脂シート同志を4つ角で接着して、より安定した形状のフランジ部折り曲げ式のブリスターパックを得る。これは、取り出し口や裂開部から、収容物を取り出したり、廃棄時にはこれらから指を入れて台紙を破りごみの区分ができるようにしたため可能になったことである。
従来虫さされやすり傷、やけどやにきび等の金属製チューブや小型容器に入れて、使用説明書を印刷した紙製の箱に収容して薬局で販売されていた簡易薬剤が、規制緩和によりコンビニ等で販売される日も近いと思われる。本発明は今まで薬局で購入していたのと同じ形状の簡易薬剤等を、説明を聞かなくても自分の目で収容物の形状を確かめ、安心して購入できるコンビニ等に適した包装形態として利用できるし、開封後にも便利な説明書付きの保存容器として使用できるものである。
1 ブリスター
2 台紙
3 収容部
4 フランジ部
5 指差込部
6 空白部
7 取り出し口
7a 取り出し口線
8a 略中心線
8b 裂開停止線
8 裂開部
9 湾曲帯
10 未開封部
11 収容物
12 折り曲げ部
13 接着部
2 台紙
3 収容部
4 フランジ部
5 指差込部
6 空白部
7 取り出し口
7a 取り出し口線
8a 略中心線
8b 裂開停止線
8 裂開部
9 湾曲帯
10 未開封部
11 収容物
12 折り曲げ部
13 接着部
Claims (3)
- 台紙にフランジ部を接着したブリスターパックに於いて、合成樹脂製ブリスターの領域内の台紙の一方の端部に設けた取り出し口線と、前記取り出し口線から長辺方向の他方の端部に伸びる略中心線とを裂開部としたブリスターパック。
- 台紙にフランジ部を接着したブリスターパックに於いて、合成樹脂製ブリスターの領域内の台紙の一方の端部に設けた取り出し口線と、前記取り出し口線から長辺方向の他方の端部の途中まで伸びる略中心線と、この線の先端に略直角に接する裂開停止線とを裂開部としたブリスターパック。
- 台紙にフランジ部を接着するのに替えて、台紙の側縁にフランジ部を折り曲げて巻着した請求項1又は2記載のブリスターパック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004313323A JP3825458B2 (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 保存容器となるブリスターパック |
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JP2004313323A JP3825458B2 (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 保存容器となるブリスターパック |
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Family Applications (1)
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JP2004313323A Active JP3825458B2 (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 保存容器となるブリスターパック |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009057446A1 (ja) | 2007-10-30 | 2009-05-07 | Tokai Riken Co., Ltd. | 電子キー |
JP2016047735A (ja) * | 2014-08-28 | 2016-04-07 | 小林製薬株式会社 | 包装用容器 |
JP2016185813A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 大日本印刷株式会社 | ブリスターパック |
JP2016185812A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 大日本印刷株式会社 | ブリスターパック |
JP2017043396A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | 株式会社タイキ | 液含浸用容器、及び液含浸キット |
-
2004
- 2004-10-28 JP JP2004313323A patent/JP3825458B2/ja active Active
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JP3825458B2 (ja) | 2006-09-27 |
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