JP2006123950A - 蓋体付き容器 - Google Patents

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JP2006123950A
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JP2004312962A
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Tsutomu Kobayashi
勉 小林
Mitsuo Furusawa
古澤  光夫
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】良好なクリック感を長期にわたって維持できる蓋付き容器を提案する。
【解決手段】容器の口部に蓋体をねじ係合させるとともにそれを締め込んで該容器を密封保持する蓋付き容器において、前記容器の口部(1)外周壁及び前記蓋体(3)の内周壁のそれぞれに、蓋体(3)の締め込み完了時点でクリック感を与える突起(5、6)を設ける。そして、前記突起(5、6)のうちの何れか一方については、突起の乗り越えに際して蓋体(3)の回転する向きに沿ってベンド可能な羽根状リブ(6)にて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、合成樹脂にて成型された蓋体付き容器に関し、蓋体の開閉の明瞭なクリック感(クリック音を含む)を長期にわたって維持しようとするものである。
口部に蓋体を被せてそれを締め込むことで閉栓するタイプの容器は、蓋体の閉栓に当たってその締め込みが完了したことを明瞭に把握できるようにクリック感が与えられるようになっている。
かかるクリック感は、容器の口部外周壁と蓋体の内周壁のそれぞれに突起を設けて、蓋体の内周壁の突起が容器の口部外周壁の突起を乗り越えることによって生起させるものであり、この点に関する先行技術としては、蓋の開閉時におけるクリック感と係合強度を強化し、かつ、これを長期にわたって維持する位置合わせ機構とした蓋付き容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002─145290号公報
ところで、容器の口部外周壁と蓋体の内周壁に突起を設けてそれらの突起の乗り越えによってクリック感を与える従来の蓋付き容器においては、蓋体の開閉を繰り返す度に突起が磨耗していくことが避けられず早期のうちにクリック感が弱くなる不具合を有していた。
本発明の課題は、複雑な構造を伴うことなしに明瞭なクリック感を長期にわたって維持できるととにもキャップの戻り防止(緩み止め)機能をも兼ね備えた新規な蓋付き容器を提案するところにある。
本発明は、容器の口部に蓋体をねじ係合させて該容器を密封保持する蓋付き容器であって、
前記容器の口部外周壁及び前記蓋体の内周壁のそれぞれに、蓋体の締め込みに伴う乗り越えによってクリック感を付与し締め込み終えたことを把握させる突起を設け、
前記突起のうちの何れか一方は、突起の乗り越えに際して蓋体の回転する向きに沿ってベンド可能な羽根状リブからなることを特徴とする蓋付き容器である。
上記の構成になる蓋付き容器において、前記羽根状リブは、容器の口部に設けられたねじ山もしくは蓋体の内側に設けられたねじ山よりも高い高さを有するものが望ましい。
上記羽根状リブの高さは、ねじ山の高さの2倍以下であるのが好ましく、蓋体の締め込み完了位置にて該蓋体の回転を阻止するストッパーを設けることができる。
容器の口部外周壁の突起あるいは蓋体の内周壁の突起のうちの何れか一方を、突起の乗り越えの際に蓋体の回転する向きに沿ってベンドする可撓性を有する羽根状リブとすることでその部位の磨耗が軽減されクリック感が長期にわたって持続される。
とくに羽根状リブの高さは、ねじ山の高さの最大で2倍とすることができ、これにより明瞭なクリック感が与えられ、突起を乗り越えるに際して音(クリック音)が発生しやすくなる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う蓋付き容器の実施の形態を示した図であり、図2は図1に示した容器の口部のみの外観斜視図である。
図における1は容器の口部、2は口部1の外周壁に設けられた雄ねじ、3は天面壁と側壁からなる蓋体、4は蓋体3の内周壁に設けられ雄ねじ2に係合可能な雌ねじである。
また、5は蓋体3の内周壁に設けられた突起(縦リブ)、6は容器の口部1の外周壁に設けられた羽根状リブである。この羽根状リブ6は蓋体3の締め込みに際して突起5が羽根状リブ6を乗り越える時、蓋体3の回転する向きに沿ってベンドする可撓性を有するものからなっており、その際にクリック感(クリック音を含む)を付与し、締め込み完了後は羽根状リブ6と突起5との係合により蓋体3が不用意に緩むのを防止する。
さらに、7は蓋体3の締め込み完了位置にて該蓋体3の内側に設けられた凸部(図示せず)に突き当たってその回転を阻止する位置決め用のストッパーである。
容器の口部1の外周壁及び蓋体3の内周壁に設けられた突起のうち、何れか一方をねじ山よりも高い高さを有するベンド可能な羽根状のリブにて構成すると、蓋体の開閉に際してそれがもう一方の突起を乗り越える時にベンドするため、その相互間における摩擦抵抗が緩和され磨耗が軽減される。
明瞭なクリック感を与えるために羽根状リブ6はねじ山よりも高い高さを有するものとするが、蓋体3の装着状態で羽根状リブ6の先端が蓋体4の内周壁あるいは口部1の外周壁での接触に伴う磨耗を回避するため、ねじ山の高さの2倍を越えない範囲で設定する。
羽根状リブ6は蓋体3の内周壁に設けることも可能であり、この場合、突起5は口部1の外周壁に設けられる。
羽根状リブ6と突起5の両者を一組の係合部とした場合に、対向する位置にもう一組の係合部を設け合計で二組の係合部とすることで蓋体3の容器に対する装着姿勢が安定化する。上記係合部の設置個数はとくに限定されない。
羽根状リブ6は、実施の形態において図示した如く、容器の口部1の外周壁の接線に対して垂直方向に立設したものを例として示したが、該羽根状リブ6は垂直方向から傾倒させたものであってもかまわない。羽根状リブ6を蓋体3の締め込み方向に若干傾倒させておくことで蓋体3の戻り防止効果が高まり不用意に蓋体3が外れるようなことがなくなる。
羽根状リブ6と突起5とが係合する状態で蓋体3の締め込みが完了するように位置決め用のストッパー7を設けておくと、羽根状リブ6の先端がたとえ口部1の外周壁や蓋体3の内周壁にて摺動することがあっても不用意な回動を防止できるので磨耗度合いが小さくなる。
構造の複雑化、部品点数の増加を伴うことなしに長期にわたって明瞭なクリック感を付与することが可能で、かつ、蓋体が不用意に緩むことのない蓋付き容器が提供できる。
本発明に従う蓋付き容器の実施の形態を示した図である。 図1に示した容器の口部のみの外観斜視図である。
符号の説明
1 容器の口部
2 雄ねじ
3 蓋体
4 雌ねじ
5 突起(縦リブ)
6 羽根状リブ
7 ストッパー

Claims (4)

  1. 容器の口部に蓋体をねじ係合させて該容器を密封保持する蓋付き容器であって、
    前記容器の口部外周壁及び前記蓋体の内周壁のそれぞれに、蓋体の締め込みに伴う乗り越えによってクリック感を付与し締め込みを終えたことを把握させる突起を設け、
    前記突起のうちの何れか一方は、突起の乗り越えに際して蓋体の回転する向きに沿ってベンド可能な羽根状リブからなることを特徴とする蓋付き容器。
  2. 前記羽根状リブは、容器の口部に設けられたねじ山もしくは蓋体の内側に設けられたねじ山よりも高い高さを有する請求項1記載の蓋体付き容器。
  3. 前記羽根状リブの高さは、ねじ山の高さの2倍以下である請求項2記載の蓋体付き容器。
  4. 蓋体の締め込み完了位置にて該蓋体の回転を阻止して位置決めするストッパーを有する請求項1〜3の何れかに記載の蓋体付き容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019043615A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社吉野工業所 蓋付き容器

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JPS4820853U (ja) * 1971-07-15 1973-03-09
JPS60146054U (ja) * 1984-03-12 1985-09-27 吉田工業株式会社 位置合せ機構を設けた容器
JPH01161445U (ja) * 1988-04-28 1989-11-09

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