JP2006123862A - 自動車用ホイールスペーサ - Google Patents

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Abstract

【課題】
自動車において、既存の車輪ホイールを使用しながらホイール周辺部を発光照明すること
を可能とし、残像効果に頼らない低速度走行時においても均等な角度で明るい発光意匠が
得られ、これによって夜間における車輌側面からの視認性と装飾性を向上することが
可能な自動車用ホイールスペーサを提供する。
【解決手段】
タイヤを装着するホイールと車体側ホイール取り付け部の間に挟み込むことによって
装着するための盤状の固定部1を備え、これよりも外径方向に張り出したフランジ部2を
備え、この部分に電気的な、もしくは蓄光機能による、もしくは蛍光発光機能による
いずれかの手段、又はこれらを組み合わせることで発光機能を有する発光手段3を備える
ことによって自動車用ホイールスペーサを構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車の車輪に装着して発光機能を付加する自動車用ホイールスペーサに
関するものである。
従来、自動車の側面からの夜間視認性を高め、同時に装飾性を高める方法として、車輪
部を発光させる方法がいくつか提案されている。これを容易に後付けで可能とする方法と
しては、例えばエアバルブキャップやホイールナットなどの頭部に発光機能を持たせる
ものが考案され、市場に出ている。(例えば、特許文献1参照)他には、ホイール本体の
意匠面に光源を備えて光らせるものが考案されている。(例えば、特許文献2参照)
また、ホイールスペーサの取り付け形態を用いてホイール周辺部を装飾する手段として
ディスクブレーキの形状を模した円環状の擬似ディスク部を備えたものがあった。
(例えば、特許文献3参照)
特開2000−71871号 公報 特開平7−32804号 公報 実願平10−4465号 公報
このような形態の発光装置は、以下のような欠点を抱えていた。バルブキャップの場合は
ひとつの点光源を回転させて残像効果で円発光を得るため、輝度が低く、また低速走行時
においては残像効果が損なわれて発光形状が円にならず、発光意匠の品位が著しく劣化
する。また、ホイールナットを光らせる場合は発光部分の回転径が小さく、残像効果が
得られても見える発光円の大きさが小さかった。ホイールそのものに光源を備えたもの
の場合は、導入時に高価なホイールを発光機能付きのものに買い換えなければならず
導入コストが大きい。また、発光機能を備えたホイールが製品化されても、既に従来から
ある発光機能を持たないホイールの選択肢から比べれば意匠の選択幅が遥かに制限される
ことになる。擬似ディスクを備えたホイールスペーサの場合は、あくまでディスクブレー
キを装着していない車輪に装着して高性能車に見せることを目的とした装飾品であり、
金属光沢を備えるものの、発光機能は無いため夜間視認性を大きく向上させるものでは
なかった。また、ディスクブレーキ装着車においては装着前後の意匠、視認性に変化は
得られなかった。
本発明は、このような従来のホイール発光手段および装飾手段が有していた問題を解決
しようとするものであり、ホイールと比べて安価であるホイールスペーサに発光機能を
備えることによって、自動車のホイール部分に手軽に視覚効果が大きい発光機能を導入
することが出来る手段を実現することを目的とするものである。
従来、自動車のホイールオフセット量を調整するために、タイヤを備えるホイールと
車体側ホイール取り付け部の間に挟み込むことによって装着するアダプタがあり、一般的
にホイールスペーサと呼ばれている。本発明は、これと同じ取り付け方法を用いること
で、ホイール部分に簡単に発光機能を持たせることを可能とする。本発明の中央部に
ホイールと車体側ホイール装着部との間に挟み込むための盤状の固定部1を備える。
この部分には、ホイール取り付け用ハブボルト14を通すためのハブボルト用穴11を
備える。そして、固定部1よりも外径方向に張り出した形状を備える。この部分を
フランジ部2と呼ぶ。この形状は後に述べる発光手段3による照明効果がホイール意匠
面から適切に見える位置に配置、保持する機能を果たす。このため、フランジ部2は、
特許文献3の例とは異なり、通常の円環形状には縛られず、縁に凹凸形状を備えてでも
よく、孔を設けた形状としてもよいし、スポーク状であってもよい。同じ理由から、
フランジ部2は360度繋がったものでもよく、複数に分かれたものであってもよい。
フランジ部2に発光手段3を備える。発光手段3は可視光、もしくは紫外線、もしくは
この両方を含む光を発するものである。発光手段3が発する光の色調は問わない。
また、複数の発光色を組み合わせてもよいし、ひとつの発光手段3で複数の発光色を
得てもよい。紫外線を発する場合は蛍光材料や蓄光材料との組み合わせで可視光を得る。
これによってホイール13のスポーク形状の隙間、あるいは意匠面の開口部から発光
手段3の発光を視認することが可能になる。発光手段3は電気的方法で発光しても良く、
蓄光機能、もしくは蛍光発光機能を利用した発光方法でも良く、これらの組み合わせに
よって発光するものでも良い。尚、発光手段3を備える位置は、ホイール側の面、車体
側の面、縁の部分等を問わない。これは直接光だけでなく、反射光を用いた場合でも、
照明効果が得られ、夜間における視認性と装飾性が向上するためである。また、発光
手段3の数はいくつ備えても良い。また、フランジ部2を導発光体とする、もしくは
フランジ部2そのものに発光機能を備えるなどしてフランジ部2を発光手段3の一部
もしくは一体としても良い。
発光手段3を電気的手段とした場合、発光手段3に電源を供給する電源供給手段4を
備える。これは、本発明の装着位置が回転部分であるため、外部から電気的に接続し、
電源を供給することが困難であることから必用である。
また、発光手段3を電気的手段とし、電源供給手段4に蓄電池などの電力供給容量に
制限があるものを用いた場合、電力消費量を節約しなければ、発光時間が短くなって
しまう。必用な時にのみ発光手段3を発光させて電力消費を抑えるために本発明では、
ホイールスペーサ本体もしくはその一部の回転を検知する手段5、または、外部からの
制御用信号、例えば赤外線、もしくは電波等の信号を受信する手段6を備える。そして
これらの検知出力、もしくは受信信号を用いて発光手段3の発光状態を制御する。信号を
受信する手段6を備えた場合は、車室内等からコントロール信号を自動もしくは手動で
送信することによって、発光手段3の発光状態を制御することが可能になる。回転を検知
する方法は、回転運動の動きそのもの、もしくは振動、もしくは加速度などを機械的
もしくは電気的に検知する。例えば遠心力でスイッチ機構を作動させれば回転を検知
できる。例えば、振動センサを用いて一定量以上の振動を検知すれば走行状態に移った
とみなし、回転していると判定することが出来る。
本発明により視覚効果が効果的に得られるのは主に夜間であるから、日中は点灯の必要性
が小さい。このため、特に電源供給手段4が蓄電池等の場合、無駄な電力消耗を防ぐため
日中は消灯しておくことが望ましい。このような制御を行うため、発光手段3が電気的
手段である場合、周囲の明るさを検知する光センサ7を備える。この検知出力を用い
れば、例えば周囲が一定の暗さになってから発光手段3を点灯、発光させる等の制御を
行うことが出来る。
ところで、発光手段3の形状によってはこの配置角度が固定されている場合、組み
合わせて使用するホイール13の開口部形状とハブボルト用穴の位置によってスポーク
部分等の開口部ではない構造部分の裏側に発光手段3が隠れてしまい、外部から発光が
見えなくなる、もしくは発光面積が小さくなる等の不具合が生じることが考えられる。
これを回避し汎用性を高めるため、本発明では固定部1と発光手段3の間に、車輌装着時
にホイール13の中心と一致するところの固定部1の中心を基準としてハブボルト用穴
11と発光手段3の相対角度を変える手段8、もしくは回転可動手段9を備える。尚、
発光手段3がリング形状等、発光手段3とホイール13の相対角度によって見え方が
大きく変化しない形状の場合については、これらを省略してもよい。
固定部1と接触する車体側ホイール取り付け部は走行時に高温になることがある。これは
自動車に備わるブレーキ装置等が発する熱が伝わってくるためである。発光手段3に
電気的手段を用いた場合や、意匠部分等の材料に比較的熱に弱い脂材料等を用いる場合
には、この熱がそのまま伝わると不具合が生じる原因となり得る。本発明では、この熱害
を防ぐため固定部1の車体側接触面から発光手段3の間のいずれかの部分に、車体側から
の熱が発光手段3に伝わり難くする様に断熱手段10を備える。尚、発光手段3にセラ
ミック系の蓄光顔料等、耐熱性に優れたものを用いる等して充分な耐熱性を備えている
場合には、断熱手段10は省略してもよい。断熱手段10を無くす場合はフランジ部2の
材料にも耐熱性が高いものを用いる必用がある。この時、相対角度を変える手段8、
もしくは回転可動手段9を備えない場合は、固定部1とフランジ部2は一体化したひとつ
の部品としても良い。
前述の回転可動手段9を備えた場合、フランジ部2もしくは発光手段3を回転させたく
ない場合がある。ひとつは発光手段3を回転させないで見せたい場合であり、もうひとつ
は、固定部1とフランジ部2の回転数の差を用いた発電構造を用いた時に電源供給手段4
の発電量を増やしたい場合である。これらの場合には、フランジ部2もしくは装飾部位3
において、常に回転軸よりも下方向に向けておきたい部分を他の部分よりも重くし、重心
を偏らせることによって装飾部位3の自由回転を抑える。これによって、走行中も発光
手段3を回転させないで見せることが可能となる。また、固定部1とフランジ部2の
回転数の差は自由回転する場合よりも大きくなる。
発光手段3を電気的手段とした場合、発光手段3を備えた部分の回転速度によって発光
手段3の発光状態を変えることによって、新たな視覚効果を追加したり、電力消費を抑え
たりすることが可能である。たとえば、回転速度によって色調を変化させる制御を行えば
走行中に多様な発光意匠がもたらされる。また、たとえば残像効果による円発光が得られ
る回転速度以上になった場合に複数備えた発光手段3の点灯数を減らすか、もしくは発光
手段3を減光することによって、低速から高速まで円発光を維持しつつ消費電力を節約
することが可能となる。
本発明により、簡単な作業と安価な導入コストで既存のホイールに組み合わせて発光機能
を付加することが可能となり、夜間の側面からの車輌視認性と装飾性が向上する。装着
作業は車体からホイール13を外して本発明品を装着し、相対角度を変える手段8を
用いて発光手段3の角度位置を調整の後、ホイール13を戻すだけであり、簡単に装着
できる。発光部分はフランジ部2に複数の発光手段3を等角度間隔に、もしくはリング状
に連続配置が可能なため、残像効果に依存せず停車時から偏りの無い明るく高品位な発光
意匠が得られる。また、組み合わせるホイールのシルエットを逆光で浮き上がらせること
も可能なため、夜間においてもホイールのデザインが活きる。相対角度を変える手段8、
もしくは回転可動手段9を備えているため、多くの種類のホイールとの組み合わせで
ホイール表面の開口部を通して発光させることが出来る。また、発光手段3がホイール
表面より奥に位置するため、飛び石等による傷や破損を生じる可能性がより少ない。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図14に基づいて説明する。
図1〜図6に実施例1を示す。実施例1はフランジ部2に6個所の発光手段3を備えた
ものである。この意匠の場合は、主に6本のスポーク形状もしくは6箇所の開口部を
等角度の間隔で備えたホイール13との組み合わせが、発光手段3の視認性と、意匠と
しての視覚的バランスに優れている。(図7参照)
固定部1の外径は車体側のホイール取り付け部の直径とほぼ同じ大きさとする。材料は
薄くても強度に優れたもの、例えば金属を用いるのが望ましい。熱伝導性が良い材料を
選ぶことで、車体側からの熱を、固定部1を介してホイールに逃がし、ホイールを放熱
手段として機能させることが出来るため、本発明への熱害を間接的に減らすことが
できる。固定部1にはハブボルト用穴11を備えている。長穴形状になっているのは、
ハブボルト14のピッチ(間隔)寸法が車種によって異なるため、より多くの車種に対応
するためであるが、対応車種を限定する場合等は丸穴でも良い。固定部1の厚みは、
必用な強度が得られる厚みを確保することが必用であるが、なるべく薄い方がホイール
オフセット量の変動が少なく使いやすい。例えば2ミリから15ミリ程度までの範囲の
寸法とする。
フランジ部2の外周部の最大直径は、組み合わせて使用するホイールサイズの内径より
小さく設定し、ホイール13に接触、干渉しないように設定することが望ましい。また、
フランジ部2の形状は実施例の形状に限定されない。外観意匠が装飾用部品としても機能
する部分であるので、強度、回転バランス等を考慮した上で自由な形状として良い。
フランジ部2には、複数の穴8を全周にわたって並べて備えているが、これは固定部1に
備わるハブボルト用穴11との相対角度を変える手段8である。この例ではボルトで
留める穴位置を変えることで相対角度が変更出来るようにしている。この穴8は固定部1
側に備えてもよい。また、相対角度を変更できる機能を備えていれば別の構造を用いても
よい。
発光手段3をフランジ部2に備える。実施例では60度の角度間隔で6箇所設けているが
回転バランスを考慮した配置であればこれより多くても少なくてもよい。また、面発光体
や、導発光体等を使った全周連続形状でもよい。また、発光手段3の発光部分の形状は
本実施例のような四角い形状に縛られるものではなく、星型、ハート型等、自由に設定
してよい。発光手段3が発する光の色調は問わない。また、複数の発光色を組み合わせて
もよい。例えば赤、青、緑の3色の発光手段3を備えてこれらを制御すれば、発光色を
混ぜることで様々な色調を得ることが出来る。この場合、例えば3色発光ダイオード等を
用いる。
図3に発光手段3の内部構造の実施例を示す。この部分は防水構造とし、使用時はホイー
ル側の面を光透過性の保護カバーで覆い、密閉する構造としている。発光手段3の光源に
は発光ダイオード3aを用いている。また、発光ダイオード3aが備わる回路基板12
上には、電源供給手段4として電池の他、回転を検出する手段5としてのセンサ、もしく
は信号を受信する手段6としての受信回路、および光センサ7等を一緒にまとめて実装
している。図には示していないが、点灯制御用回路等の周辺回路も同一回路基板上に
備える。この構造によって回路基板12上に備わるものを一括して保護カバーで密閉する
ことが出来、耐候性を備えることが出来る。
電気的な発光手段3の光源には、発光ダイオード以外では面発光体であるエレクトロ
ルミネッセンスなどを用いても良い。蓄光機能もしくは蛍光発光機能との組み合わせの
例としては、例えば紫外線を含む光を発する発光ダイオードを用いて蓄光機能部位を
照射、もしくは蛍光色部位を照射して発光せしめるという構造が考えられる。蓄光機能
材料を発光手段3として備える場合は、長時間の持続発光が可能なものであれば、電気的
発光手段と併用せずに単独で備えてもよい。
前記発光手段3が電気的手段である場合、これに電源を供給する必要があるため、電源
供給手段4を備える。本実施例の図3ではボタン電池を各発光手段3と同じ回路基板上に
実装している。この構造のメリットは給電のための配線を外部に引き出す必用が無く、
他の回路とまとめることで、一括して耐熱、耐候性対策が容易になり、重量バランスを
均等にすることも容易であるということが挙げられる。電源供給手段4は、このように
各発光手段3と組にして複数備えてもよいし、ひとつ備えて複数の発光手段3に電源を
供給しても良い。但しいずれの場合も、装着した自動車の走行性能を阻害しないために
重量バランスに配慮する必要がある。また、電源供給手段4は蓄電池に限らず、コン
デンサ、もしくは太陽電池、もしくは回転運動を利用して発電する発電機またはこれに
類する発電構造を用いてもよい。これらのいずれかでもよく、組み合わせて備えても
よい。例えば太陽電池の場合は夜間や暗所における発電が不可能なため、蓄電池等の
蓄電手段と組み合わせて備える。電源供給手段4を備える位置は、本実施例の様に発光
手段3を収める部分に内蔵してもよく、フランジ部2や固定部1に備えてもよい。
同様に、発光手段3が電気的手段である場合、電源供給手段4の形態によっては消費電力
を節約する必要が生じる。ひとつの方法として、車輌が走行している時にのみ発光させる
ことで節電が可能である。本発明では、こうした制御を可能とするために、本体の回転を
検知する手段5、もしくは外部からの信号を受信する手段6を備える。回転を検知する
手段5とは、走行時に本発明に生じる回転運動、もしくは振動、もしくは加速度等を検知
するセンサやスイッチ機構等である。信号を受信する手段6とは、たとえば電波信号を
受信するアンテナおよび受信回路、もしくは赤外線信号等を受信する赤外線受光素子等で
ある。本体の回転を検知する手段5を備えていれば、この検知出力を用いて発光手段3の
発光状態を制御することが出来る。また、信号を受信する手段6を備えていれば、車
室内から自動、もしくは手動でコントロール信号を送信することで発光状態を操作する
ことが出来る。この場合、4つの車輪に備えた本発明品は同時に同じ発光動作で良いため
送信信号の信号コード、周波数などは4輪とも同じで良い。回転を検知する手段5、
もしくは信号を受信する手段6を備える位置については、この実施例では図3に示す
通り、発光手段3が備わる回路基板12上に実装している。電力は発光ダイオード3aと
同じく電源供給手段4から得る。これらに付随する他の制御回路の電力もまた同様に
電源供給手段4から得る。停車時の視認性を確保しつつ電力を節約する方法については、
回転停止検知後一定時間をおいてから発光手段3を消灯する制御などが考えられる。
あるいは、発光手段3に電気的光源と蓄光手段を併設し、電気的光源消灯時に蓄光手段に
よる発光で視認性を確保するという方法でもよい。
前述の回転を検知する手段5が回転速度の検知も可能な場合、更に電力を節約したり、
視覚効果を増したりすることが可能である。残像効果による円発光が得られる回転速度
以上になった場合に6箇所備えた発光手段3の点灯数を減らすか、もしくは発光手段3を
減光することによって、低速から高速まで円発光を維持しつつ消費電力を節約することが
可能となる。また、回転速度に応じて色調を変化させる制御を行えば走行中に多様な発光
意匠が得られる。同様の制御は、外部からの信号を受信する手段6を備えた場合に
おいても送信側で走行速度等の情報信号を用いて制御すれば可能である。
更に消費電力を節約する手段としては、周囲が明るい場所では発光手段3を消灯すると
いうことが効果的である。このような制御を可能とするため、本発明では、周囲の明るさ
を検知する光センサ7を備える。具体的にはCdSセンサ等があげられる。この検知
出力によって一定の暗さになった場合に発光手段3を点灯するように制御することで
電力節約機能を実現する。これは前記回転を検知する手段5と組み合わせて発光手段3の
制御に用いることで大きな節約効果を発揮する。また、外部からのコントロール信号を
手動で送信し発光手段3を操作する場合には、消し忘れを防ぐことができる。光センサ7
を備える位置については、この実施例では図3に示す通り、発光手段3が備わる回路
基板12上に備えている。光センサ7を備える位置は、車体外部の明るさを検知する
必要があるため、ホイール側(外側)の面に備えることが望ましい。また、ホイール側に
発光手段3を備えている場合は、この部分をホイール表面の開口部に合わせて装着する
ことから、発光手段3の近くに備えれば外部の光を検知しやすいということが言える。
ただし、発光手段3が発する光を拾って誤作動しないように発光手段3と光センサ7の
間に遮光する手段を備える等の配慮が必要である。図3では回転を検知する手段5を
遮光物として機能する様に配置している。遮光物は別部品を用いてもよいし、発光手段3
の保護カバー等にその機能を備えてもよい。
組み合わせて使用するホイール表面の開口部がどの角度位置にあっても発光手段3に
よる照明効果が損なわれないようにするため、固定部1と発光手段3の間に相対角度を
変える手段8を備える。実施例1では図1に示すように、複数の発光手段3を備えている
フランジ部2を固定部1と別体部品とし、着脱が可能な手段、たとえばボルトとナットを
用いてこれらを接合、これに用いる取り付け穴を一定角度の間隔で複数備え、取り付け穴
を選択できる構造とすることですることで、全ての発光手段3との相対角度が同時に調整
出来るようにしている。図4に適切な取り付けではない装着状態の例を示す。固定部1と
フランジ部2を、取り付け穴8aを用いて接合している場合、組み合わせて使用している
ホイール13のスポーク部分の裏側に発光手段3の多くの面積が隠れてしまっている。
この状態でもし、相対角度を変える手段8が備わっていなければ、発光部位3の視認性と
意匠が損なわれることがわかる。次に、相対角度を変える手段8を用いて調整を行った
調整後の例を図5に示す。これは固定部1とフランジ部2を結合する取り付け穴を8aから
8bに変更することで調整を行ったものである。この状態ではホイール13意匠面の
開口部中央に発光手段3が適切に露出し、確実な視認性と良好な装飾性が得られることが
わかる。図4と図5は相対角度の調整位置がわかるようにホイールと重なった部分を
消さずに表わしている。図6に図5の調整位置にて実際に見える状態を示す。尚、相対
角度調整用の取り付け穴は、この例ではフランジ部2側に備えているが、固定部1側に
備えても同様に機能を実現することが出来る。また、相対角度調整用の取り付け穴を、
丸穴ではなく一定角度の弧を描く長穴として無段階に角度調整を可能なものとしても
よい。
固定部1とフランジ部2は、間に断熱手段10を介して連結固定し、車体側から伝わる
固定部1の熱を遮断するように接続している。これによって車体側からの熱が発光手段3
に伝わることで故障等の不具合が発生することを防いでいる。また、この例ではフランジ
部2にも熱が伝わらないため、フランジ部2の使用材料の選択肢を増やすことが出来る。
断熱手段10に用いる材料は熱を伝え難い熱抵抗の大きなものを用いる。たとえば、
カーボン繊維コンポジット材や、セラミック系の材料等を用いる。実施例ではこれらを
ボルトとナットで固定しているが、別な手段を用いて固定してもよい。また、断熱
手段10の形状と数は、発光手段3等の熱害に弱い部分に熱を伝えない機能と、充分な
強度でフランジ部2を保持できるものであれば、本実施例と異なってもよい。
図7に実施例2を示す。実施例2は、固定手段1もしくはフランジ部2、もしくはその
両方を、カーボン繊維系材料等の熱を伝え難い材料を用いて作り、断熱手段10を別
部品として備える必用を無くしたものである。車体側取り付け部からの熱は固定手段1
もしくはフランジ部2もしくはその両方により防がれ、発光手段3に伝わることがなく、
熱害が防止できる。このように実施例2では部品数を減らし、構造を簡単にすることが
できる。
図8に実施例3を示す。実施例3は相対角度を変える手段8の代わりに自由に回転可動
する回転可動手段9を備えたものである。固定部1の外周に回転可動手段9としてベア
リングを備えている。このベアリングに接し、厚み方向の動きだけ規制する壁形状
(ガイド形状)を、フランジ部2の内周に備えることで、フランジ部2全体が固定部1に
対して自由に回転可動する構造としている。ベアリングは本実施例のように小さなものを
等角度間隔で3箇所以上備えてもよいし、固定部1の外径にほぼ等しい大きさのものを
ひとつ備え、ベアリング外周側をフランジ部2に固定してもよい。また、同等の回転
可動が可能な構造であれば、ベアリング以外の手法を用いてもよい。この実施例では
走行時にホイール13と発光手段3を備えたフランジ部2との回転数に差が生じるため、
発光手段3がホイール13の意匠面開口部から断続的に見えることになり、本発明の
目的を果たす。この実施例の利点としては、ひとつは実施例1のように相対角度を調整
する必要がないということである。もうひとつは、ホイール13のスポーク部分(非
開口部分)がシャッターの役目をして光を断続的に見せるため、点滅効果を得ることが
出来るということである。
図9に実施例4を示す。実施例4は実施例1と同じ構造にて5本のスポーク形状、
もしくは5個所の開口部を表面に等角度間隔に備えたホイール13に対応した形状とした
ものである。フランジ部2の発光手段3を保持するための突出形状は72度間隔で5箇所
あり、この部分に各々発光手段3を備える。固定部1とフランジ部2の接合部の構造を
同じとすることで、固定部1を共通部品としつつホイール13の意匠に合わせて最適に
対応出来る意匠バラエティを増やすことが出来る。ホイール13に装着し、相対角度を
変える手段8を用いて角度を最適にした状態を図10に示す。発光手段3が完全に露出
して見えており、視覚的にもバランスがとれていることが確認できる。
図11に実施例5を示す。実施例5はリング状に連続した形状の発光手段3を備えた例
である。リング状の発光手段3の構造は、複数の光源をリング状に並べて光拡散手段を
前面に備えることでリング状に光を繋げてもよいし、あるいはエレクトロルミネッセンス
等の面発光体をリング状に作ったものを備えてもよいし、あるいは少数の光源による光を
導発光体でリング状に拡散発光させるなどしてもよい。このようなリング形状の利点は、
ひとつは、ホイール13の開口部に合わせて発光手段3の角度位置を調節したり変えたり
する必要がない点である。これは、いずれの角度位置にあっても発光手段3が同様に
見えるためである。このため実施例5には相対角度を変える手段8を備えておらず、
回転可動手段9も備えていない。これにより構造を簡便にすることが出来る。本実施例の
もうひとつの利点は、組み合わせて使用出来るホイール13の形状の選択肢が広いこと
である。実施例5の様な意匠の場合、ホイール13の形状が発光手段3と同じ半径位置に
開口部を備えてさえいれば、確実に発光手段3による光が外部に露出し本発明の効果が
得られる。実施例5にてホイール13と組み合わせた状態を図12に示す。この図からも
装着角度に関わらず外部から見える発光手段3の形状、大きさは同じになることが
わかる。
実施例6を図13に示す。実施例6は実施例1の構造を基本として発光手段3を車体側の
面にも設けたものである。これによる効果は、ホイール側に放たれる直接光だけでなく
間接光による照明効果が得られることである。これは特にディスクブレーキを備えた
車輪に用いることによって、ブレーキディスクに光を反射させることで、明るい間接光を
得ることが出来る。また、発光手段3の発光色をホイール側と車体側の面で異なる色と
することで、コントラストが得られ、実施例1とは大きく異なる照明効果が得られる。
発光手段3の内部構造は図3とほぼ同様であるが、複数備える発光ダイオード3aの
内のひとつを背面方向に向け、光透過部を車体側に設けた構造としている。
実施例7を図14に示す。実施例7は間接光による照明効果のみを得ることを目的と
して、発光手段3をフランジ部2の車体側の面のみに備えたものである。この場合、
相対角度を変える手段8の使い方は他の実施例とは異なる。ブレーキディスク等車体側に
光を反射させて間接光を効果的に得るためには、発光手段3の角度位置をホイール13の
開口部を避けた位置に調整する方が、発光手段3を備えた部位がホイール開口部を塞いで
影にならず照明効果が大きい。
実施例8を図15に示す。実施例8は実施例3の発光手段3をリング形状としてフランジ
部2の一箇所にフランジ部2の回転を抑えるためのウエイト15を追加したものである。
ウエイト15はすなわち重りである。フランジ部2が自由に回転する実施例3とは異な
り、ウエイト15を備えたことによって走行時には、固定部1はホイール13とともに
回転するが、フランジ部2はウエイト15を備えた部分が下方に位置した状態のまま回転
しない状態に出来る。これによって発光手段3上に例えば文字等を表示している場合、
外部からこれを読み取ることが出来、新たな装飾要素とすることが出来る。同様に、
例えば発光手段3の形状を動物等の形状とした場合、走行中に外部からその形を見る
ことが出来る。ウエイト15は、図15のようにフランジ部2上に付加する形態で備えて
もよく、フランジ部2の厚みや比重、もしくは外形形状を一部が他の部分より重くなる
様に寄せることでウエイト15の代わりとしてもよく、フランジ部2に備える発光手段3
等の部品配置を一部分が他の部分よりも重くなるように配置することでウエイト15の
代わりとしてもよい。
実施例1のホイール側と車体側を表わす図。 実施例1を車体に装着した時の側面断面図。 発光手段3の内部構造の実施例を示す図。 実施例1にて本発明とホイールの角度がずれた状態を示す説明図。 実施例1にて本発明とホイールの角度を調整した状態を示す説明図。 図5の実際に見える状態を示す説明図。 実施例2のホイール側と車体側を表わす図。 実施例3をホイール側から見た図。 実施例4をホイール側から見た図。 実施例4にて本発明とホイールの角度を調整した状態を示した説明図。 実施例5をホイール側から見た図。 実施例5にて本発明をホイールと組み合わせた状態を示した説明図。 実施例6のホイール側と車体側を表わす説明図。 実施例7のホイール側と車体側を表わす説明図。 実施例8をホイール側から見た図。
符号の説明
1 固定部
2 フランジ部
3 発光手段
3a 発光ダイオード
4 電源供給手段
5 回転を検知する手段
6 信号を受信する手段
7 光センサ
8 相対角度を変える手段
8a 取り付け穴
8b 取り付け穴
9 回転可動手段
10 断熱手段
11 ハブボルト用穴
12 回路基板
13 ホイール
14 ハブボルト
15 ウエイト

Claims (8)

  1. タイヤを装着するホイールと車体側ホイール取り付け部の間に挟み込むことによって
    装着するための盤状の固定部1を備え、固定部1よりも外径方向に張り出した形状
    (これをフランジ部と呼ぶ)2を備え、この部分に、電気的な、もしくは蓄光機能に
    よる、もしくは蛍光発光機能によるいずれかの手段、又はこれらを組み合わせることで
    発光機能を有する発光手段3を備えたことを特徴とする自動車用ホイールスペーサ。
  2. 前記請求項1において発光手段3を電気的手段とした場合、蓄電池、もしくはコン
    デンサ、もしくは太陽電池、もしくは回転運動を利用して発電する発電機またはこれに
    類する発電構造等、発光手段3に電流を供給する電源供給手段4を備えたことを特徴と
    する自転車用ホイールスペーサ。
  3. 前記請求項1において発光手段3を電気的手段とした場合、回転運動、もしくは振動、
    もしくは加速度等から本体もしくはその一部の回転を検知する手段5、または、外部から
    の制御用信号、例えば赤外線、例えば電波等の信号を受信する手段6を備え、この検知
    出力もしくは受信信号によって発光手段3の発光状態を制御することを特徴とする請求
    項1記載の自動車用ホイールスペーサ。
  4. 前記請求項1において発光手段3を電気的手段とした場合、周囲の明るさを検知する
    光センサ7を備え、この検知出力を用いて発光手段3の発光状態を制御することを
    特徴とする自動車用ホイールスペーサ。
  5. 固定部1に備えるハブボルト用穴11と発光手段3の間に、車輌装着時にホイールの
    中心と一致するところの固定部1の中心を基準とした相対角度を変える手段8、もしくは
    回転可動手段9を備えたことを特徴とする請求項1記載の自動車用ホイールスペーサ。
  6. 固定部1の車体側接触面から発光手段3の間のいずれかの部分に、車体側からの熱が
    発光手段3に伝わり難くするように断熱手段11を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の自動車用ホイールスペーサ。
  7. 請求項5において回転可動手段9を備えた場合、フランジ部2もしくは発光手段3
    において、常に下方向に向けたい部分を他の部分よりも重くし、重心を偏らせることに
    よってフランジ部2もしくは発光手段3もしくはこの両方の回転を抑えたことを特徴と
    する請求項1記載の自動車用ホイールスペーサ。
  8. 前記請求項1において発光手段3を電気的手段とした場合、発光手段3を備えた部分の
    回転速度に応じて発光手段3の発光状態(例えば明るさ、色調、点灯位置、点滅などの
    状態)を変える制御を行うことを特徴とする請求項1記載の自動車用ホイールスペーサ。
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