JP2006123669A - 船舶 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、キャビテーションの発生を抑制することができるとともに姿勢調整可能なポッド推進器を備えた船舶を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明にかかる船舶1は、断面が翼型形状とされたストラット15,16を介して船体3に取付けられるポッド推進器13を備えた船舶1において、ストラット15,16が略水平方向に延在して配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ポッド(POD)推進器を備えた船舶に関するものである。
近年、船舶の推進装置においては、主プロペラで発生する推進力が不足する場合の補助として(例えば、特許文献1参照)、あるいは主プロペラの代替として(例えば、特許文献2参照)、ポッド推進器を備えるものが提案されている。
特開2003−11892号公報(例えば、図5参照) 特開2003−175893号公報(例えば、図1〜図3参照)
ところで、特許文献1および特許文献2に示されるものでは、ポッド推進器は船底から鉛直下方に延設されたストラットの先端に取り付けられているので、ストラットの上部は喫水線に近い水深の浅いところに位置している。このため、ストラットの上部はキャビテーションが非常に発生し易い状況にあるので、特に高速走行中にはキャビテーションが発生してしまうという問題があった。
このようなキャビテーションが発生すると、キャビテーションにより生じた気泡は下流側に流れて、圧力の高い領域に入って押しつぶされ、消滅(崩壊)する。この気泡の消滅は極めて瞬間的であるため、大きな衝撃を伴い、騒音と船体振動の原因となる。
本発明は、上記問題点に鑑み、キャビテーションの発生を抑制することができるとともに姿勢調整可能なポッド推進器を備えた船舶を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる船舶は、断面が翼型形状とされたストラットを介して船体に取付けられるポッド推進器を備えた船舶において、前記ストラットが略水平方向に延在して配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ポッド推進器を取付けるストラットは略水平方向に延在して配置されているので、ストラットは比較的水深の深い位置に設けられるポッド推進器と略同等の水深位置に配置されることになる。このように、ストラットは比較的水深の深い位置に配置されることになるので、ストラットの表面におけるキャビテーションの発生を抑制することができる。このため、キャビテーションによる気泡がつぶれるときに生じる騒音や衝撃圧をなくすことができて、騒音や船体振動を低減させることができる。
また、本発明にかかる船舶では、前記ポッド推進器は、前記船体の幅方向に延びる軸線回りに揺動可能に設けられていることを特徴とする。
このように、ポッド推進器は船体の幅方向に延びる軸線回りに揺動可能に設けられているので、幅方向に直交する鉛直面内でポッド推進器を傾斜させることができる。ポッド推進器が傾斜すると、その推進力の方向が傾斜するので、船体のポッド推進器取り付け位置に対して傾斜した推進力の上向きあるいは下向きの分力が作用する。このため、船体のポッド推進器取り付け位置が上向きあるいは下向きに移動するので、船舶の前後方向の姿勢を調整することができる。
また、本発明にかかる船舶では、前記船体の幅方向における前記ストラットの少なくとも一部は、前記船体の幅方向に延びる軸線回りに揺動可能に設けられていることを特徴とする。
このように、船体の幅方向におけるストラットの少なくとも一部は、船体の幅方向に延びる軸線回りに揺動可能に設けられているので、可動部分のストラットを上下方向に傾斜させることができる。可動部分のストラットが上下方向で傾斜すると、ストラットの断面が翼形をしているので、上向きあるいは下向きの揚力が発生する。このため、船体のストラット取り付け位置が上向きあるいは下向きに移動するので、船舶の前後方向の姿勢を調整することができる。
なお、可動部分のストラットはポッド推進器と一体的に傾斜するようにしてもよい。このようにすると、両者の姿勢調整する力が同時に作用するので、少ない傾斜角度ですばやく船舶の姿勢を調整することができる。
また、本発明にかかる船舶では、前記ストラットは、前記ポッド推進器の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
このように、ストラットは、ポッド推進器の両側にそれぞれ設けられているので、ポッド推進器は両側から支持されることになる。このため、ポッド推進器は強固に、かつ安定して支持されることができる。
また、本発明にかかる船舶では、前記各ストラットおよび前記ポッド推進器は、それぞれ独立して揺動可能に設けられていることを特徴とする。
このように、各ストラットおよびポッド推進器は、それぞれ独立して揺動可能に設けられているので、それぞれの揺動方向を別個に調整することができる。これにより、例えば右側のストラットに上向きの揚力を発生させ、左側のストラットに下向きの揚力を発生させると、右側のストラット取り付け位置が上向きに、左側のストラット取り付け位置が下向きに移動するので、船舶は左側に傾斜することになる。したがって、船舶の左右方向の姿勢を調整することができる。
また、本発明にかかる船舶では、前記ストラットは、揚力増加手段を備えていることを特徴とする。
このように、ストラットは、揚力増加手段を備えているので、ストラットによる船舶の姿勢調整を行う効率が増加する。このため、傾斜角度が小さくても同じ効果を得られるので、姿勢をすばやく調整することができる。また、同じ調整時間でよいのであれば、ストラットを小型化することができる。
揚力増加手段としては、フラップ機構およびフィッシュテール機構が好適である。
また、本発明にかかる船舶では、前記ストラットは、前記船体の幅方向に伸縮可能に構成されていることを特徴とする。
このように、ストラットは船体の幅方向に伸縮可能に構成されているので、一方を短縮し、他方を伸長させれば、ポッド推進器を左右方向に平行移動させることができる。ポッド推進器が左右方向に移動すると、その推進力の方向が左右方向でずれるので、船舶を旋回させる方向に姿勢を調整できる。
また、両方のストラットを伸長させると、ポッド推進器の重力も作用してポッド推進器を下方に移動させることができる。ポッド推進器が下方に移動すると、ストラットは一層水深の深い位置に配置されることになるので、ストラットの表面におけるキャビテーションの発生をさらに抑制することができる。
また、本発明にかかる船舶では、前記ストラットは、前記ポッド推進器の両側で前後方向に位置を異ならせて設けられていることを特徴とする。
このように、ストラットはポッド推進器の両側で前後方向に位置を異ならせて設けられているので、両側のストラットを同時に伸長させれば、ポッド推進器はその重量により下方に移動するとともに両方のストラット取付位置の中間点における鉛直線を中心として水平面内で傾斜する。また、両側のストラットを同時に短縮させれば、ポッド推進器は両方のストラット取付位置の中間点における鉛直線を中心として水平面内で傾斜する。
したがって、ストラットは一層水深の深い位置に配置させることができるので、ストラットの表面におけるキャビテーションの発生をさらに抑制することができる。
また、ポッド推進器は水平面内で傾斜させることができるので、その推進力の方向が船舶進行方向に対して水平行で傾斜させることができ、船舶を旋回させる方向に姿勢を調整することができる。
また、本発明にかかる船舶では、前記ポッド推進器の両側にそれぞれ設けられている一組の前記ストラットが、前後方向に位置を異ならせて複数組設けられていることを特徴とする。
このように、ポッド推進器の両側にそれぞれ設けられている一組のストラットが、前後方向に位置を異ならせて複数組設けられているので、片側の全ストラットを短縮し、他側の全ストラットを伸長させれば、ポッド推進器を左右方向に平行移動させることができる。ポッド推進器が左右方向に移動すると、その推進力の方向が左右方向でずれるので、船舶を旋回させる方向に姿勢を調整できる。
また、両側のストラットを伸長させると、ポッド推進器の重力も作用してポッド推進器を下方に移動させることができる。ポッド推進器が下方に移動すると、ストラットは一層水深の深い位置に配置されることになるので、ストラットの表面におけるキャビテーションの発生をさらに抑制することができる。
さらに、両側のストラットの一方を伸長させ、他方を短縮させるとポッド推進器のその部分の幅方向位置が移動するので、前後に設けられた各組のストラットにおいてポッド推進器の幅方向位置を調整することによって、ポッド推進器は水平面内で傾斜させることができる。これにより、ポッド推進器の推進力の方向が船舶進行方向に対して水平行で傾斜させることができるので、船舶を旋回させる方向に姿勢を調整することができる。
本発明によれば、ストラットの表面におけるキャビテーションの発生を抑制することができる。このため、キャビテーションによる気泡がつぶれるときに生じる騒音や衝撃圧をなくすことができて、騒音や船体振動を低減させることができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態にかかる船舶1について、図1および図2を用いて説明する。図1は、船舶1の後端部分を示す左側面図、図2は図1の底面図である。
本実施形態の船舶1は2軸船であり、船体3の後部下部には、切れ上がった船底からそれぞれ下方に突出して設けられた左舷主軸保持部5と右舷主軸保持部6とが備えられている。この部分における船体3の横断面は、略W字形状をしており、左右方向中央部に上に向かって湾曲した空間11が設けられている。
左舷主軸保持部5の後端部には、左舷主軸の先端に取付けられた左舷プロペラ7が、右舷主軸保持部6の後端部には、右舷主軸の先端に取付けられた右舷プロペラ8が備えられている。
左舷プロペラ7および右舷プロペラ8は、ディーゼルエンジンなど図示省略の駆動機関(一般に「メインエンジン」という。)から駆動力を受けて回転するようになっている。
左舷プロペラ7の後方における船底には左舷舵9が、右舷プロペラ8の後方における船底には右舷舵10が、それぞれ取付けられている。
船体3の下方に設けられた空間11には、左舷プロペラ7および右舷プロペラ8と略同一水深位置に、ポッド推進器13と、左舷ストラット15と、右舷ストラット16とが配置されている。
左舷ストラット15は、前後方向の断面が流線形である翼型形状をしており、左舷側端部が左舷主軸保持部5に固定され、船体中心に向けて略水平に設置されている。
右舷ストラット16は、船体1の前後方向における断面が流線形である翼型形状をしており、右舷側端部が右舷主軸保持部6に固定され、船体中心に向けて略水平に設置されている。
ポッド推進器13には、ポッド本体17と、ポッド本体17の前端位置に取り付けられたポッドプロペラ19とが備えられている。ポッド本体17は、略円筒状をしており、その内部には、図示を省略しているが、ポッドプロペラ19を正回転あるいは逆回転させるプロペラシャフト、ステータ、ロータ、電動機等のプロペラ駆動機構が収容されている。
ポッド本体17は、その軸線方向が船体の前後方向に略沿うように配置されている。ポッド本体17は、左舷側が左舷ストラット15の自由端に、右舷側が右舷ストラット16の自由端にそれぞれ回動可能に取付けられている。
このように、ポッド推進器13は左舷ストラット15および右舷ストラット16によって両側から支持されることになる。このため、ポッド推進器13は強固に、かつ安定して支持されることができる。
ポッド本体17には、図示しない回動軸が設けられており、この回動軸の端部側が船体3内(あるいは左舷ストラット15または右舷ストラット16内)に設けられたポッド旋回駆動機構(図示省略)に連結されて、ポッド本体17が船体3、左舷ストラット15および右舷ストラット16に対して船体3の前後方向に沿う鉛直面内で回動させられるようになっている。
ポッドプロペラ19は、前述したプロペラ駆動機構により正回転あるいは逆回転させられるようになっており、回転させられることにより推進力を発生させる機能を有するものである。
なお、図1を含めた各図において、符号の後ろにサフィックス“′”,“″”がついた部位や部材は、これらサフィックス“′”,“″”が付いていない同符号の部位や部材の形状や位置の変更後を示している。
また、本実施形態ではポッドプロペラ19はポッド本体17の前端に取付けられているが、後端に取付けられていてもよい。
以上説明した本実施形態にかかる船舶1の動作について説明する。
船舶1は、主として左舷プロペラ7および右舷プロペラ8の回転によって推進力が発生され、航走させられる。そして、左舷舵9および右舷舵10を鉛直方向に向く軸線回りに回動させることによって操舵機能が得られ、船舶1の針路方向が変更される。
左舷プロペラ7および右舷プロペラ8での推進力では不足した場合あるいは船体3の姿勢を調整する場合等において、ポッドプロペラ19が回転され、これによって推進力の不足をカバーし、船体3の姿勢を調整する。
本実施形態による左舷ストラット15および右舷ストラット16は、左舷プロペラ7および右舷プロペラ8と略同一水深位置という比較的水深の深い位置に配置されているので、船舶1が高速走行をしても左舷ストラット15および右舷ストラット16の表面にキャビテーションは発生することがない。このため、キャビテーションによる気泡がつぶれるときに生じる騒音や衝撃圧をなくすことができて、騒音や船体振動を低減させることができる。
また、ポッド旋回駆動機構を駆動して回転軸を回動させると、ポッド本体17は船体3、左舷ストラット15および右舷ストラット16に対して前後方向に沿う鉛直面に沿って(幅方向に直交する鉛直面内で)揺動する。今、例えば図1に示すようにポッド推進器13が前下がりに傾斜すると、ポッドプロペラ19の推進力は前方かつ下方に向けて作用する。この推進力は、左舷ストラット15および右舷ストラット16を介して船体3に伝達される。このため、船体3のこの部分には、下方へ向いた分力が作用するので、下向きに移動する。これにより、船体3の後端部分が下方に移動することになる。
反対に、ポッド本体17を前上がりに傾斜させると、船体3の後端部分が上方へ移動することになる。
このように、ポッド旋回駆動機構によって前後方向に沿う鉛直面に沿ってポッド本体17を傾斜させることによって、船舶の前後方向の姿勢を調整することができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態にかかる船舶1について、図3を用いて説明する。
図3は、船舶1の後端部分を示す左側面図である。
本実施形態における船舶1は、左舷ストラット15および右舷ストラット16が船体3およびポッド推進器13のそれぞれに対して回動可能に構成されているという点で前述した第一実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第一実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第一実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態による左舷ストラット15および右舷ストラット16は、それぞれ左舷主軸保持部5および右舷主軸保持部6に対して回動可能に取付けられている。また、左舷ストラット15および右舷ストラット16には、それぞれ図示しない回動軸が設けられており、この回動軸の端部側がそれぞれ左舷主軸保持部5内および右舷主軸保持部6内に設けられた旋回駆動機構(図示省略)に連結されている。
一方、ポッド本体17は、左舷ストラット15および右舷ストラット16を貫通しても溶けられた図示しない支持軸によって船体3に固定されている。
したがって、左舷ストラット15および右舷ストラット16は、船体3およびポッド推進器13に対して船体3の前後方向に沿う鉛直面内で回動させられるように構成されている。
以上説明した本実施形態にかかる船舶1の動作について説明する。
船舶1の走行およびキャビテーションの発生を抑制する点については、第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本実施形態では、旋回駆動機構を駆動して回転軸を回動させると、左舷ストラット15および右舷ストラット16は船体3およびポッド推進器13に対して前後方向に沿う鉛直面に沿って(幅方向に直交する鉛直面内で)揺動する。今、例えば図3に示すように左舷ストラット15および右舷ストラット16を前上がりに傾斜させると、左舷ストラット15および右舷ストラット16の断面が翼形をしているので、左舷ストラット15および右舷ストラット16に上向きの揚力が発生する。このため、船体3の左舷ストラット15および右舷ストラット16の取り付け位置には、上方へ向いた揚力が作用するので、上向きに移動する。これにより、船体3の後端部分が上方に移動することになる。
反対に、左舷ストラット15および右舷ストラット16を前下がりに傾斜させると、船体3の後端部分が下方へ移動することになる。
このように、旋回駆動機構によって前後方向に沿う鉛直面に沿って左舷ストラット15および右舷ストラット16を傾斜させることによって、船舶の前後方向の姿勢を調整することができる。
なお、左舷ストラット15および右舷ストラット16の後端部に、図4に示されるフラップ機構(揚力増加手段)21あるいは図5に示されるフィッシュテール機構(揚力増加手段)23を設けるようにしてもよい。
このようにすることにより、左舷ストラット15および右舷ストラット16による船舶1の姿勢調整を行う効率が増加する。このため、傾斜角度が小さくても同じ姿勢調整効果を得られるので、姿勢をすばやく調整することができる。また、同じ調整時間でよいのであれば、左舷ストラット15および右舷ストラット16を小型化することができるので、製造コストを低減させることができる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態にかかる船舶1について、図6を用いて説明する。
図6は、船舶1の後端部分を示す左側面図である。
本実施形態における船舶1は、左舷ストラット15および右舷ストラット16が船体3に対して回動可能に構成されている点およびポッド本体17が左舷ストラット15および右舷ストラット16に固定されて取付けられている点で前述した第一実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第一実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第一実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態による左舷ストラット15および右舷ストラット16は、それぞれ左舷主軸保持部5および右舷主軸保持部6に対して回動可能に取付けられている。また、左舷ストラット15および右舷ストラット16には、図示しない回動軸が設けられており、この回動軸の端部側が左舷主軸保持部5内および/または右舷主軸保持部6内に設けられたストラット旋回駆動機構(図示省略)に連結されている。
そして、ポッド本体17は、左舷ストラット15および右舷ストラット16の各自由端に固定して取付けられている。
したがって、ポッド推進器13、左舷ストラット15および右舷ストラット16は、一体として船体3に対して船体3の前後方向に沿う鉛直面内で回動させられるように構成されている。
以上説明した本実施形態にかかる船舶1の動作について説明する。
船舶1の走行およびキャビテーションの発生を抑制する点については、第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本実施形態では、ストラット旋回駆動機構を駆動して回転軸を回動させると、左舷ストラット15および右舷ストラット16は船体3およびポッド推進器13に対して前後方向に沿う鉛直面に沿って(幅方向に直交する鉛直面内で)揺動する。今、例えば図6に示すように左舷ストラット15および右舷ストラット16を前下がりに傾斜させると、ポッド推進器13、左舷ストラット15および右舷ストラット16は前下がりに傾斜する。
ポッド推進器13が前下がりに傾斜すると、ポッドプロペラ19の推進力は前方かつ下方に向けて作用する。この推進力は、左舷ストラット15および右舷ストラット16を介して船体3に伝達される。このため、船体3のこの部分には、下方へ向いた分力が作用するので、下向きに移動する。これにより、船体3の後端部分が下方に移動することになる。
一方、左舷ストラット15および右舷ストラット16を前下がりに傾斜すると、左舷ストラット15および右舷ストラット16の断面が翼形をしているので、左舷ストラット15および右舷ストラット16に下向きの揚力が発生する。このため、船体3の左舷ストラット15および右舷ストラット16の取り付け位置には、下方へ向いた揚力が作用するので、下向きに移動する。これにより、船体3の後端部分が下方に移動することになる。
したがって、ポッド推進器13による推進力と、左舷ストラット15および右舷ストラット16による揚力とが、一体的に作用して船体3の後端部分は下方に移動することになる。
このように、船体3には、ポッド推進器13と左舷ストラット15および右舷ストラット16とによる姿勢調整する力が同時に作用するので、少ない傾斜角度ですばやく船舶の姿勢を調整することができる。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態について、図7および図8を用いて説明する。
図7は、船舶1の後端部分を示す左側面図、図8は図7の底面図である。
本実施形態における船舶1は、第三実施形態とは、左舷ストラット15および右舷ストラット16の構造が異なる以外は略同等の構造であるので、ここでは、この異なる点について説明し、その他の構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した各実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態では、左舷ストラット15および右舷ストラット16はそれぞれ左右方向において分割されている。例えば、左舷ストラット15および右舷ストラット16はそれぞれ左舷主軸保持部5および右舷主軸保持部6に固定してもうけられている。そして、左舷ストラット15および右舷ストラット16の自由端側に設けられた中心側左舷ストラット25および中心側右舷ストラット26は、それぞれ左舷ストラット15および右舷ストラット16に前後方向に沿う鉛直面に沿って揺動可能に設けられている。
そして、ポッド本体17は、中心側左舷ストラット25および中心側右舷ストラット26の船体中心側端部に固定されている。
したがって、ポッド推進器13、中心側左舷ストラット25および中心側右舷ストラット26は、一体として船体3、左舷ストラット15および右舷ストラット16に対して船体3の前後方向に沿う鉛直面内で回動させられるように構成されていることになる。
以上説明した本実施形態にかかる船舶1の動作について説明する。
船舶1の走行およびキャビテーションの発生を抑制する点については、第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
このように構成された本実施形態では、中心側左舷ストラット25および中心側右舷ストラット26という第三実施例における左舷ストラット15および右舷ストラット16の一部を構成する部分が、ポッド推進器13とともに揺動することになるので、第三実施形態に比べて少ない動力で動かせられるため駆動関係の構造が簡単で安価になる(ただし、揚力によって行われる姿勢調整効果が若干少なくなる)点を除けば第三実施形態と同様な作用・効果を奏するものである。
[第五実施形態]
次に、本発明の第五実施形態について、図9を用いて説明する。
図9は、船舶1の後端部分を示す左側面図である。
本実施形態における船舶1は、左舷ストラット15および右舷ストラット16が船体3およびポッド推進器13のそれぞれに対して独立して回動可能に構成されているという点で前述した第一実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第一実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第一実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態による左舷ストラット15および右舷ストラット16は、それぞれ左舷主軸保持部5および右舷主軸保持部6に対して回動可能に取付けられている。また、左舷ストラット15および右舷ストラット16には、それぞれ図示しない回動軸が設けられており、この回動軸の端部側がそれぞれ左舷主軸保持部5内および右舷主軸保持部6内に設けられたストラット旋回駆動機構(図示省略)に連結されている。
以上説明した本実施形態にかかる船舶1の動作について説明する。
船舶1の走行およびキャビテーションの発生を抑制する点については、第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
そして、本実施形態では、ポッド旋回駆動機構および/またはストラット旋回駆動機構を適宜駆動することによって、ポッド推進器13、左舷ストラット15および右舷ストラット16を一体としても、個々別々としても前後方向に沿う鉛直面に沿って傾斜させることができる。
これにより、第一実施形態から第三実施形態で説明した船体3の前後方向における姿勢調整を行うことができる。
本実施形態では、これに加えて、例えば図9に示されるように左舷ストラット15’を前上がりに傾斜させ、右舷ストラット16’を前下がりに傾斜させることができる。このようにすると、左舷ストラット15’に上向きの揚力が発生し、右舷ストラット16’に下向きの揚力が発生するので、これらの揚力によって左舷主軸保持部5が上向きに、右舷主軸保持部6が下向きに移動し、船舶は左側に傾斜することになる。このように、本実施形態では、船舶の前後方向の姿勢調整に加えて、左右方向の姿勢をも調整することができる。
[第六実施形態]
次に、本発明の第六実施形態にかかる船舶1について、図10および図11を用いて説明する。
図10は、船舶1の後端部分を示す底面図、図11は図10のX−X視図である。
本実施形態における船舶1は、左舷ストラット15および右舷ストラット16が船体3およびポッド推進器13のそれぞれに対して取付位置において船体3の前後方向に沿う軸線回りに回動可能に構成されているという点および左舷ストラット15および右舷ストラット16の構造が伸縮可能となっている点で前述した第一実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第一実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第一実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態では、左舷ストラット15および右舷ストラット16は、それぞれ外側部材27,28と内側部材29,30とで構成されている。内側部材29,30は外側部材27,28に船体3の幅方向に摺動可能に嵌合され、船体3内に設けられた図示しない油圧アクチュエータによって摺動されるように構成されている。
外側部材27,28は、それぞれ左舷主軸保持部5あるいは右舷主軸保持部6に船体3の前後方向に沿う軸線回りに回動可能に取付けられている。一方、内側部材29,30は、それぞれポッド推進器13の両側にそれぞれその軸線回りに回動可能に取付けられている。
以上説明した本実施形態にかかる船舶1の動作について説明する。
船舶1の走行、キャビテーションの発生を抑制する点および船体3の前後方向の姿勢調整については、第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本実施形態では、それに加えて、例えば油圧アクチュエータによって内側部材29を船体中心側に伸長させ、一方、内側部材30を同じ長さだけ縮小させると、ポッド推進器13を右舷側に平行移動させることができる。また、内側部材29,30の伸縮を逆にすると、ポッド推進器13を、左舷側に平行移動させることができる。
このように、ポッド推進器13が左右方向に移動すると、その推進力の方向が船体3中心から左右方向でずれるので、船舶を旋回させる方向に姿勢を調整できる。
また、油圧アクチュエータを作動させて内側部材29,30を同じ長さ伸長させると、ポッド推進器13の重力も作用して図11に示されるようにポッド推進器13は、下方に移動させることができる。このように、ポッド推進器13を下方に移動させると、左舷ストラット15および右舷ストラット16は一層水深の深い位置に配置されることになるので、左舷ストラット15および右舷ストラット16の表面におけるキャビテーションの発生をさらに抑制することができる。
なお、本実施形態では、第一実施形態の構造に対して、左舷ストラット15および右舷ストラット16の伸縮構造を適用したが、これは、第二実施形態から第五実施形態の構造と組み合わせるようにしてもよい。
また、伸縮構造として、相互に摺動可能に嵌合された外側部材27,28と内側部材29,30との構造としたが、伸縮構造としてはこれに限定されるものではなく適宜構造のものを用いることができる。例えば、多段式のテレスコピック構造であってもよいし、一体の部材が船体3から出没自在とされたものでもよい。
[第七実施形態]
次に、本発明の第七実施形態にかかる船舶1について、図12〜図14を用いて説明する。
図12および図13は、船舶1の後端部分を示す底面図、図14は図13のY−Y視図である。
本実施形態における船舶1は、左舷ストラット15および右舷ストラット16がポッド推進器13の前後方向に2組設けられているという点で前述した第六実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第六実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第六実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態では、第六実施形態と同様に伸縮機能を備えた第一左舷ストラット15aおよび第一右舷ストラット16aがポッド本体17の前部に設けられ、これから後方側に間隔を空けて第二左舷ストラット15bおよび第二右舷ストラット16bとが設けられている。
第一左舷ストラット15a、第一右舷ストラット16a、第二左舷ストラット15bおよび第二右舷ストラット16bは、船体3の前後方向での長さが短くされている。
以上説明した本実施形態にかかる船舶1の動作について説明する。
船舶1の走行およびキャビテーションの発生を抑制する点については、第六実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本実施形態では、第一左舷ストラット15aおよび第二左舷ストラット15bを船体3の中心側へ同じ長さ伸長させ、一方第一右舷ストラット16aおよび第二右舷ストラット16bを同じ長さだけ縮小させると、ポッド推進器13を右舷側に平行移動させることができる。また、これらの伸縮を逆にすると、ポッド推進器13を、左舷側に平行移動させることができる。
このように、ポッド推進器13が左右方向に移動すると、その推進力の方向が船体3中心から左右方向でずれるので、船舶を旋回させる方向に姿勢を調整できる。
また、第一左舷ストラット15a、第一右舷ストラット16a、第二左舷ストラット15bおよび第二右舷ストラット16bを同じ長さ伸長させると、ポッド推進器13の重力も作用してポッド推進器13は、下方に平行移動させることができる。このように、ポッド推進器13を下方に移動させると、第一左舷ストラット15a、第一右舷ストラット16a、第二左舷ストラット15bおよび第二右舷ストラット16bは一層水深の深い位置に配置されることになるので、それらの表面におけるキャビテーションの発生をさらに抑制することができる。
第一左舷ストラット15aおよび第二右舷ストラット16bを同じ長さ伸長させ、一方これらと同じ長さ第一右舷ストラット16aおよび第二左舷ストラット15bを縮小させると、図13に示されるように、ポッド推進器13は水平面内において揺動させることができる。
ポッド推進器13が水平面内において揺動させられると、ポッド推進器13の推進力が船体3の軸線に対して傾斜するので、船体3を旋回させる方向に姿勢を調整することができる。
さらに、第一左舷ストラット15a、第一右舷ストラット16a、第二左舷ストラット15bおよび第二右舷ストラット16bの長さを個別に調整することによって、ポッド推進器13は種々な姿勢をとることができる。例えば、図14に示すように、ポッド推進器13は下方でかつ船体の軸線に対して傾斜した形に位置させることができる。
なお、本実施形態では、左舷ストラット15および右舷ストラット16を前後方向に2組設けているが、図15のように第一右舷ストラット16aと第二左舷ストラット15bとのみを設ける、すなわちポッド推進器13の両側に設けるストラットを前後方向において位置をずらして配置させるようにしても同様の作用・効果を奏することができる。
なお、上述した各実施形態では、ポッド推進器13のポッドプロペラ19の駆動力を出力する電動機等のプロペラ駆動機構がポッド13内に設置されたものについて説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、電動機等のプロペラ駆動機構が船体3側に設置されたものにも適用できる。
また、上述した実施形態では、ポッド本体17の前部にポッドプロペラ19を備えたものについて説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ポッド本体17の後部にポッドプロペラ19を有するようなポッド推進器13とすることができる。
さらに、上述した実施形態では、2軸船を対象として説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、1軸船でも、双胴船でも、多軸船でも適用できるものである。また、ポッド推進器のみで推進される船舶にも適用することができる。
さらにまた、本発明によるポッド推進器は、一船舶に対して二つ以上設けるようにすることもできる。
本発明の第一実施形態にかかる船舶の左側面図である。 図1の底面図である。 本発明の第二実施形態にかかる船舶の左側面図である。 第二実施形態にかかるストラットの別の実施形態を示す縦断面図である。 第二実施形態にかかるストラットのさらに別の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の第三実施形態にかかる船舶の左側面図である。 本発明の第四実施形態にかかる船舶の左側面図である。 図7の底面図である。 本発明の第五実施形態にかかる船舶の左側面図である。 本発明の第六実施形態にかかる船舶の底面図である。 図10のX−X視図である。 本発明の第七実施形態にかかる船舶の底面図である。 本発明の第七実施形態にかかる船舶の底面図である。 図13のY−Y視図である。 第七実施形態にかかるストラットの別の実施形態を示す底面図である。
符号の説明
1 船舶
3 船体
13 ポッド推進器
15 左舷ストラット
15a 第一左舷ストラット
15b 第二左舷ストラット
16 右舷ストラット
16a 第一右舷ストラット
16b 第二右舷ストラット
21 フラップ機構
23 フィッシュテール機構

Claims (9)

  1. 断面が翼型形状とされたストラットを介して船体に取付けられるポッド推進器を備えた船舶において、
    前記ストラットが略水平方向に延在して配置されていることを特徴とする船舶。
  2. 前記ポッド推進器は、前記船体の幅方向に延びる軸線回りに揺動可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の船舶。
  3. 前記船体の幅方向における前記ストラットの少なくとも一部は、前記船体の幅方向に延びる軸線回りに揺動可能に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の船舶。
  4. 前記ストラットは、前記ポッド推進器の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の船舶。
  5. 前記各ストラットおよび前記ポッド推進器は、それぞれ独立して揺動可能に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の船舶。
  6. 前記ストラットは、揚力増加手段を備えていることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の船舶。
  7. 前記ストラットは、前記船体の幅方向に伸縮可能に構成されていることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれかに記載の船舶。
  8. 前記ストラットは、前記ポッド推進器の両側で前後方向に位置を異ならせて設けられていることを特徴とする請求項7に記載の船舶。
  9. 前記ポッド推進器の両側にそれぞれ設けられている一組の前記ストラットが、前後方向に位置を異ならせて複数組設けられていることを特徴とする請求項7に記載の船舶。
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