JP2006122417A - 座席用シート部材及びその構造を備えた乳母車 - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲の状況や乳幼児の様子に応じて、乳母車やチャイルドシートなどの乳幼児が着席する座席に対して、いちいち着脱することもなく乳幼児の通気性を確保した形態、或いは保温性を確保した形態のいずれの形態へも容易に変更することができる座席用シート部材及びその構造を備えた乳母車の提供をする。
【解決手段】乳幼児Cが着席する座席部Bbに対応する座席シート部12と、乳幼児Cが着席したとき背凭れとなる背凭れ部Baに対応する背凭れシート部13における、乳幼児Cが着席したとき少なくとも背中が当接する部位を、乳幼児Cの汗等の水分を発散させる発散部15に設定し、該発散部15を高い通気性を備えて形成し、上記発散部15を覆う大きさを備えた保温性の有する保温シート16を、上記発散部の表面側に配すべく上記背凭れシート部13の上側へフラップ状に取り付け、捲り上げた状態に保持する保持手段を具備した。
【選択図】図1

Description

この発明は、乳母車やチャイルドシートなどの乳幼児用の座席に載置して用いる座席用シート部材及びその構造を備えた乳母車に関する。
乳母車やチャイルドシートなどの座席に着席する乳幼児の快適性を高めるため乳幼児用の座席に載置して用いる様々なクッション部材やシート部材が提案されている。
例えば、下記特許文献1に係るゴザシートが提案されている。
上記ゴザシートは、乳母車等の座席に敷くことのできるシート本体を通気性を有するゴザ或いは畳表により形成している。
上記構成を採るゴザシートは、座席に敷いてその上に乳幼児を着席させることにより、乳幼児と座席との間に通気性を確保することができるため、乳幼児の快適性を高めることができるものである。
しかし、上記ゴザシートは、ゴザ自体がある程度の保温性を有するものの、タオル地などの素材と比較して保温性は格段に劣るため、寒い時期には、充分、乳幼児を寒さから保護できるとはいえない。
すなわち、上記ゴザシートは、通気性を確保するという効果のみしか奏することができないものといわざるを得ない。
このため、通気性を確保する場合は、座席にゴザシートを敷いて使用し、保温性を確保したい場合は、ゴザシートを取り外す必要があるため、取り扱いが面倒であるといった問題を有する。
特開2002−225722号公報
そこで本発明では、周囲の状況や乳幼児の様子に応じて、乳母車やチャイルドシートなどの乳幼児が着席する座席に対して、いちいち着脱することもなく乳幼児の通気性を確保した形態、或いは保温性を確保した形態のいずれの形態へも容易に変更することができる座席用シート部材及びその構造を備えた乳母車の提供を目的とする。
本発明の座席用シート部材は、乳幼児用の座席に取り付けて用いられ、上記乳幼児の座席における乳幼児が着席する座席部に対応する座席シート部と、乳幼児が着席したとき背凭れとなる背凭れ部に対応する背凭れシート部とを一体に形成した座席用シート部材であって、上記座席シート部と上記背凭れシート部における、乳幼児が着席したとき少なくとも背中が当接する部位を、乳幼児の汗等の水分を発散させる発散部に設定し、該発散部を、他の部位と比較して高い通気性を備えて形成し、上記発散部を覆う大きさを備えた保温性の有する保温シートを、上記発散部の表面側に配すべく上記背凭れシート部の上側へフラップ状に取り付け、上記保温シートを、上記発散部における上側まで捲り上げた状態に保持する保持手段を具備したことを特徴とする。
上記乳幼児用の座席は、乳幼児が着席するために形成された座席であればよく、例えば、チャイルドシート、乳母車(ベビーカー)の座席、ロー・チェア、ハイ・チェア、ラックなどを示す。その他にも、本発明の座席用シート部材は、乳幼児用の座席ではないが、乳幼児用のベッド、クッションなどに敷設して用いてもよい。
また、本発明の乳母車は、乳幼児が着席する座席部と、該座席部に着席したとき乳幼児の背凭れとなる背凭れ部とを備えて構成される座席を具備する乳母車であって、上記座席部と上記背凭れ部における、乳幼児が着席したとき少なくとも背中が当接する部位を、乳幼児の汗等の水分を発散させる発散部に設定し、該発散部を、他の部位と比較して高い通気性を備えて形成し、上記発散部を覆う大きさを備えた保温性の有する保温シートを、上記発散部の表面側に配すべく上記背凭れ部の上側にフラップ状に取り付け、上記保温シートを、上記発散部における上側まで捲り上げた状態に保持する保持手段を具備したことを特徴とする。
上記保持手段は、例えば、面ファスナ、ホック、スナップ、紐部材、スライドファスナ、或いは、これらを組み合わせたものを示す。
例えば、上記保持手段を一対の面ファスナで形成した場合は、上記一対の面ファスナにおける一方の面ファスナを、前記背凭れシート部における上部側の背面に添着し、上記一対の面ファスナにおける他方の面ファスナを、前記保温シートの裏面に添着することができる。
上記発散部は、ゴザ、畳など通気性の高い素材を用いて形成したり、メッシュ地で形成したりすることができる。上記発散部をメッシュ地で形成する場合は、格子状に形成したり、該メッシュ地を構成する多数の通気孔を、ハニカム構造で形成したりするなど、通気孔の大きさ、形状は任意である。
また、上記座席用シート部材、或いは、上記乳母車は、上記座席部に載置したとき、該座席部、又は/及び、前記背凭れ部から延設されているシートベルトに対応する部位に、上記シートベルトを挿通可能とするベルト挿通部を形成したことを特徴とする。
請求項1に係る乳幼児用の座席に取り付けた座席用シート部材、或いは、請求項2に係る乳母車は、保温シートを捲くりあげるだけで通気性を確保することができ、また、保温シートを垂下させるだけで保温性を高めることができる。
特に、請求項1に係る乳幼児用の座席に取り付けた座席用シート部材は、それ自体をいちいち乳母車に対して着脱しなくても、乳幼児を快適な状態に保つことができる。
しかも、通気性を確保するために、保温シートを捲くり上げたときは、該保温シートを保持手段により保持しておけば、乳児用の枕、或いはヘッドレストとして用いることができる。よって、乳幼児の頭部を安定した状態で保護することができる。
また、請求項3に係る発明により、保持手段を、一対の面ファスナを用いて形成すれば、該一対の面ファスナを重合させる部位を互いにずらして係合することにより、折り畳んだ保温シートを所望の高さ、形態に調節して保持することができる。
よって、乳幼児が快適な状態で、且つ、頭部を安定した状態で保護することができる。
また、請求項4に係る発明により、前記発散部をメッシュ地で構成した場合、多数の通気孔をハニカム構造により形成することで、圧縮力が作用してもメッシュ地を潰れ難くすることができる。よって、乳幼児が発散部に当接したとき、その力により、通気孔が閉塞してしまうことを回避することもできるため、より高い通気性を保つことができる。
請求項5に係る発明により、座席用シート部材を乳幼児用の座席に取り付けたとき、たとえ乳幼児が動作しても見栄えよく、強固に取り付けることができる。
この発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、実施例1に係る座席用シート部材11を使用している状態を示す。さらに詳しくは、座席用シート部材11が乳母車Aの座席Bに取り付けられ、該座席用シート部材11の上に乳児Cが着席している様子を示す。
上記座席用シート部材11の構成は、図2(a)に示したように、乳母車Aの座席Bに載置したとき座席部Baに対応する座席シート部12と背凭れ部Bbに対応する背凭れシート部13とを一体に形成している。上記座席シート部12と背凭れシート部Bbとの境界部位14には、該境界部位14を屈曲可能とする折癖を形成している。
また、図3に示したように、背凭れシート部13については、その幅方向の中間部を、その上端部から下部にかけてメッシュ地で形成している。このメッシュ地でしている部位は、乳児Cが発汗したときの汗などを積極的に発散できるため、該部位を発散部15と設定する。メッシュ地を構成する多数の通気孔は、ハニカム構造により形成している(図示せず)。
さらに、上記発散部15の全体を覆うことができる大きさを備えるとともに、柔軟なタオル地で形成した保温シート16を背凭れシート部13の上端部に縫着し、上記発散部15の前面側にフラップ状に垂下させている(図2(a)参照)。
これにより、発散部15は、その前面側に配した保温シート16に覆われた状態となる。
また、上記保温シート16の裏面であって、その先端側の左右両側には、帯状をした一方の面ファスナ17aの端部側をフラップ状にそれぞれ縫着している(図3参照)。
さらに、図2(b)に示したように、背凭れシート部13の裏面であって、発散部15における上端部の左右両側には、上記一方の面ファスナ17aと係合する他方の面ファスナ17bを縫着している。
なお、図2(b)は、背凭れシート部13の裏面における上部を示す。
すなわち、上記一対の面ファスナ17a,及び17bは、保温シート16を下側から上方へ向けて折り畳んだとき、互いに係合させることにより、該保温シート16を折り畳んだ状態に保持することができる(図3参照)。
このとき、上記他方の面ファスナ17bに対して一方の面ファスナ17aを係合する部位を調節することにより、背凭れシート部13の上端部へと連接される帯状をした一方の面ファスナ17aの取り付け長さを変更できる。このため、保温シート16を所望の形態、高さとなるよう捲くり上げることができる。
また、上記背凭れシート部13の上部における左右両縁部には、乳母車Aの座席Bの背凭れ部Bbの背面側まで包囲可能な長さを備えた連結用ベルト22の一端側をそれぞれ縫着している。該連結用ベルト22の先端側には、互いの重合部を係合可能とする一対の面ファスナ22a,22bをそれぞれ縫着している。
座席用シート部材11を乳母車Aの座席Bに載置したとき、背凭れシート部13における、背凭れ部Bbからシートベルトが延設されている部位に対応する部位には、シートベルトを挿通可能とするベルト挿通用スリット部23a,23bを形成している。
具体的には、乳児Cが着席したとき、乳児Cの両肩に相当する部位の上側に相当する部位には、左右方向のベルト挿通用スリット部23aを形成し、及び、乳児Cの両脇の外側に相当する部位には、上下方向のベルト挿通用スリット部23bを形成している。
一方、座席シート部12における、乳母車Aの座席部Baのシートベルトが突設されている部位に相当する部位にも、シートベルトを挿通可能とするベルト挿通用スリット部23cを形成している。
具体的には、上記座席シート部12における、乳母車Aの座席部Baのシートベルトが突設されている部位に相当する部位とは、乳児Cが着席したとき、乳児Cの股に相当する部位である。
また、上記座席用シート部材11における上記発散部15を除いた部位は、ポリエステル素材と綿により柔軟なタオル地で形成し、上記座席用シート部材11は、水洗いが可能に形成している。
そして、上記座席用シート部材11の周縁部、発散部15の周縁部、保温シート16の周縁部、さらには、挿通用スリット部23a,23b,及び23cの縁部には、ステッチを形成している。
本実施形態における座席用シート部材11は、上述したように形成するものとし、以下のようにして使用することができる。
まず、上記保温シート16を垂下した状態で、座席用シート部材11を乳母車Aの座席Bに取り付けて、その上に乳児Cを着席させた場合(上記図2(a)参照)は、乳児Cの背面側に存在する保温シート16により、保温性を確保することができる。
なお、保温シート16を垂下させたとき、上記一方の面ファスナ17aは、保温シート16の裏面に縫着しているため、乳児Cは、背中が該保温シート16に当接しても違和感がなく快適な状態を確保できる。
乳児Cが発汗し始めた場合は、保護者は、まずシートベルトの係合を解除する。そして、保護者は、乳児Cの背中に軽く手を添えて、乳児Cの背中と保温シート16との間に隙間を確保する。
そして、保温シート16を捲くり上げた状態で、再度、乳児Cの背中を背凭れシート部13側に当接させる。このとき、乳児Cの背中は、発散部15に当接することになる。
続いて、保護者は、捲り上げた保温シート16を折り畳む。保護者は、乳児Cの頭部に軽く手を添えて、折り畳んだ保温シート16を乳児Cの後頭部と発散部15との間に配する。最後に、その保温シート16に乳児Cの頭部を当接させるとともに、上記一対の面ファスナ17a,17bどうしを係合すればよい(図3参照)。
再度、シートベルトを係合すれば、乳母車Aの座席Bの通気性を確保した状態へと変更することができる。
上記座席用シート部材11は、以下のような効果を奏することができる。
乳児Cを乳母車Aの座席Bに着席させた場合、特に熱のこもり易いとされる乳児Cの背面側の部位においては、背中と背凭れ部Bbとの間に、発散部15が存在するため、乳児Cの背中が直接、背凭れ部Bbに当接することがない。
よって、汗などが乳母車Aの背凭れ部Bbにしみ込むことがないため、積極的に汗を蒸発させることができるとともに、背凭れ部Bbを清潔に保つことができる。
しかも、通気性を確保して乳児を快適な状態に保つことができる。
さらに、折り畳んだ保温シート16は、乳児用Cの枕として有効に用いることができる。
その他にも、例えば保温シート16を背凭れシート部13と同一の幅に形成した場合、その構成を採る座席用シート部材11を乳母車Aの座席Bに取り付けたときは、乳母車Aの背凭れ部Bbの形状に応じて折り畳んだ保温シート16の左右両側が、隆起するよう折り込まれることになる。
これにより、保温シート16は、乳児用のヘッドレストとしても用いることができる。
上記いずれの形態であっても、乳児Cの頭部を保護し、安定させることができる。このように乳母車Aの座席Bの通気性を確保したい場合においても保温シート16は不要になるどころか有効に用いることができる。
また、座席用シート部材11は、それ自体をいちいち乳母車Aに対して着脱しなくても、保温シート16を捲り上げるだけでは乳母車Aの座席Bの通気性を容易に確保することができる。
また、発散部15においては、メッシュ地を構成する多数の通気孔をハニカム構造により形成することで、圧縮力が作用してもメッシュ地を潰れ難くすることができる。このため、乳児Cが発散部15に当接したとき、その力により、通気孔が閉塞してしまうことを回避することもできる。
次に、実施例2に係る座席用シート部材21について説明する。
まず、本実施形態に係る座席用シート部材21の構成については、実施例1に係る座席用シート部材11と特に異なる構成について説明する。
図5に示したように、背凭れシート部13については、実施例1に係る座席用シート部材11と同様の構成であるが、座席シート部27にいては、実施例1に係る座席用シート部材11の座席シート部12のようなベルト挿通用スリット部23cを形成しておらず、代わりに、幅方向の中間部であって、座席シート部27の先端部側(前端部)から中部にかけて凹状に切り込んだベルト挿通用切り込み部25を形成している。
また、連結用ベルト26は、チャイルドシートDの背面側において包囲可能な長さを備えて形成している。
すなわち、上記構成を採れば、座席用シート部材21をチャイルドシートDへの取り付けに適した形態とすることができる。
座席用シート部材21のチャイルドシートDへの取り付けは、まず、座席用シート部材21をチャイルドシートDに載置する。そして、座席用シート部材21におけるベルト挿通用スリット部23、及びベルト挿通用切り込み部25に、これらに相当する部位から突設しているシートベルトをそれぞれ挿通する。さらに、連結用ベルト26をチャイルドシートDの背面側で連結して取り付ける。
これにより、図6に示したように、座席用シート部材21は、チャイルドシートDに対して位置ずれすることなく、見栄えよく取り付けることができる。
勿論、本実施形態における座席用シート部材21も保温シート16を捲くりあげて通気性を確保したり、垂下させたりして保温性を高めるなど、実施例1に係る座席用シート部材21と同様の効果を奏することができる。
また、上述した実施例2に係る座席用シート部材21のように、座席用シート部材は、実施例1のように乳母車Aに取り付ける形態に限定せず、例えば、ハイ・チェア、ロー・チェア、ラックなど乳児用の座席Bに取り付けて用いることができるよう、適宜、ベルト挿通孔を形成する部位、数を変更して形成することができる。
次に、実施例3では、上記座席用シート部材11,21と同様の構成を備えた乳母車31について説明する。すなわち、本実施形態に係る乳母車31は、特に座席の背凭れ部32における幅方向の中間部位を、発散部34に設定し、該発散部34をメッシュ地で形成している。さらに、背凭れ部32の上端部には、保温シート35における上端部を縫着し、保温シート35は、発散部34の前面側においてフラップ状に垂下可能に形成している。
すなわち、本実施例に係る背凭れ部32は、実施例1に係る座席用シート部材11の背凭れシート部13の構成に対応し、本実施例に係る座席部33は、実施例1に係る座席用シート部材11の座席シート部12の構成に対応するよう乳母車31を構成している。
本実施形態における乳母車31は、背凭れ部32における乳児Cの背中が当接する部位を、メッシュ地で形成することで、乳母車31の背面側の空気を直接、乳児Cの着席している側へと通気させることができる。このため、乳母車の通気性をより向上させることができる。
上述した実施例3に係る乳母車31のように、座席用シート部材11の構成に基づいて、乳幼児用の座席を様々な構成で形成することができる。
また、例えば、発散部15,34は、背凭れシート部13(実施例3においては乳母車31の背凭れ部32)のみに形成する構成に限定せず、例えば、座席シート部12(実施例3においては乳母車31の座席部33)にかけて形成することもできる。
また、上述の実施形態と、この発明の構成との対応において、この実施形態のベルト挿通用スリット部23、又は/及び、ベルト挿通用切り込み部25は、この発明のベルト挿通部に対応する。
実施例1に係る座席用シート部材の使用状態を示す外観図。 実施例1に係る座席用シート部材の正面図(a)、上部の背面図(b)。 実施例1に係る座席用シート部材の外観図。 実施例1に係る座席用シート部材の使用状態を断面で示した説明図。 実施例2に係る座席用シート部材の正面図。 実施例2に係る座席用シート部材の使用状態を示す正面図。 実施例3に係る乳母車の外観図。
符号の説明
11,21…座席用シート部材
12…座席シート部
13…背凭れシート部
15,34…発散部
16,35…保温シート
17…一対の面ファスナ
23…ベルト挿通用スリット部
25…ベルト挿通用切込み部
31…乳母車
32…背凭れ部
33…座席部

Claims (5)

  1. 乳幼児用の座席に取り付けて用いられ、上記乳幼児の座席における乳幼児が着席する座席部に対応する座席シート部と、乳幼児が着席したとき背凭れとなる背凭れ部に対応する背凭れシート部とを一体に形成した座席用シート部材であって、
    上記座席シート部と上記背凭れシート部における、乳幼児が着席したとき少なくとも背中が当接する部位を、乳幼児の汗等の水分を発散させる発散部に設定し、該発散部を、他の部位と比較して高い通気性を備えて形成し、
    上記発散部を覆う大きさを備えた保温性の有する保温シートを、上記発散部の表面側に配すべく上記背凭れシート部の上側へフラップ状に取り付け、
    上記保温シートを、上記発散部における上側まで捲り上げた状態に保持する保持手段を具備した
    座席用シート部材。
  2. 乳幼児が着席する座席部と、該座席部に着席したとき乳幼児の背凭れとなる背凭れ部とを備えて構成される座席を具備する乳母車であって、
    上記座席部と上記背凭れ部における、乳幼児が着席したとき少なくとも背中が当接する部位を、乳幼児の汗等の水分を発散させる発散部に設定し、
    該発散部を、他の部位と比較して高い通気性を備えて形成し、
    上記発散部を覆う大きさを備えた保温性の有する保温シートを、上記発散部の表面側に配すべく上記背凭れ部の上側にフラップ状に取り付け、
    上記保温シートを、上記発散部における上側まで捲り上げた状態に保持する保持手段を具備した
    乳母車。
  3. 前記保持手段を一対の面ファスナで形成し、
    上記一対の面ファスナにおける一方の面ファスナを、前記背凭れシート部における上部側の背面に添着し、
    上記一対の面ファスナにおける他方の面ファスナを、前記保温シートの裏面に添着した
    請求項1に記載の座席用シート部材、又は、請求項2に記載の乳母車。
  4. 前記発散部をメッシュ地で形成し、
    該メッシュ地を構成する多数の通気孔を、ハニカム構造で形成した
    請求項1若しくは請求項3に記載の座席用シート部材、又は、請求項2に記載の乳母車。
  5. 前記座席部に載置したとき、該座席部、又は/及び、前記背凭れ部から延設されているシートベルトに対応する部位に、上記シートベルトを挿通可能とするベルト挿通部を形成した
    請求項1、請求項3、若しくは請求項4に記載の座席用シート部材、又は、請求項2に記載の乳母車。
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