JP2006122377A - 周期算出装置及びプログラム - Google Patents

周期算出装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006122377A
JP2006122377A JP2004315265A JP2004315265A JP2006122377A JP 2006122377 A JP2006122377 A JP 2006122377A JP 2004315265 A JP2004315265 A JP 2004315265A JP 2004315265 A JP2004315265 A JP 2004315265A JP 2006122377 A JP2006122377 A JP 2006122377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peak
peak interval
pulse wave
interval
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004315265A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4425111B2 (ja
Inventor
Yoshinori Tanabe
義憲 田邉
Masahiko Hashimoto
昌彦 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2004315265A priority Critical patent/JP4425111B2/ja
Publication of JP2006122377A publication Critical patent/JP2006122377A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4425111B2 publication Critical patent/JP4425111B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract


【課題】 本発明は、脈波にノイズが含まれても適切な脈波周期を算出することができる
とともに、一部の脈波が排除されても適切な脈波周期を算出することができる。
【解決手段】 本発明は、脈波を検出する検出部20と、検出部20により検出された脈
波の振幅の1つのピークから次のピークまでの間隔をピーク間隔として特定するピーク間
隔特定部71と、基準周期に対する下限及び上限の間である特定範囲を設定する範囲設定
部73と、ピーク間隔特定部71により特定されたピーク間隔が範囲設定部73により設
定された特定範囲に属する場合には、該ピーク間隔を脈波周期として算出する周期算出部
74とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、脈波の周期を算出する周期算出装置及びプログラムに関する。
従来から、血管に光を照射し、当該血管の拍動に応じた反射光又は透過光の光量変化に
基づいて脈波を特定し、特定した脈波の周期(以下では単に脈波周期と称する)を算出す
る周期算出装置などが提案されている。この周期算出装置では、脈波周期がn個測定され
、測定された脈波周期が大きさ順に並べられて、その並べられた順で中央にくる脈波周期
(以下では中央周期と称する)が用いられることにより、脈拍数が算出されている(例え
ば、特許文献1参照)。これにより、測定されたn個の脈波周期の中からノイズによる影
響の少ない脈波周期が用いられるため、当該脈波周期に対応する脈拍数が高精度に算出さ
れるように見える。
特開2002−28138号公報
しかしながら、上記周期算出装置では、本来の脈波周期の間(例えば、図7に示すP2
−P4の脈波周期の間であるP3)にノイズが含まれることにより、当該本来の脈波周期
(例えば、図7に示すP2−P4の脈波周期)が分断された場合には、当該本来の脈波周
期が上記中央周期にはなり得ず、当該本来の脈波周期が脈拍数の算出に用いられなくなる
ため、高精度に脈拍数が算出され難かった。また、脈波がフィルタ回路を通過すると、一
部の脈波(例えば、図7に示すP4−P5の脈波周期の間の脈波,点線部分の脈波)が排
除されることがあるため、当該一部の脈波が脈拍数の算出に用いられず、高精度に脈拍数
が算出され難かった。これにより、従来から脈拍数が算出される前の脈波周期を適切な値
にすることのできる技術の開発が望まれていた。
そこで、本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、脈波にノイズが含まれても適切
な脈波周期を算出することができるとともに、一部の脈波が排除されても適切な脈波周期
を算出することができる周期算出装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、脈波を検出する検出手段と、検出手段により検
出された脈波の振幅の1つのピークから次のピークまでの間隔をピーク間隔として特定す
る第1特定手段と、基準周期に対する下限及び上限の間である特定範囲を設定する範囲設
定手段と、第1特定手段により特定されたピーク間隔が範囲設定手段により設定された特
定範囲に属する場合には、ピーク間隔を脈波周期として算出する周期算出手段とを備える
ことを特徴とする。
このような本発明によれば、ピーク間隔が特定範囲に属する場合には、当該ピーク間隔
を脈波周期として算出することにより、特定範囲内に属しない程短いピーク間隔であり、
且つ本来の脈波の1つのピークとノイズのピークとの間隔である可能性の高いピーク間隔
(いわゆるノイズによるピーク間隔)を脈波周期として算出しないようにすることができ
、脈波にノイズが含まれても適切な脈波周期を算出することができる。また、フィルタ回
路などにより排除された脈波の前後に存在する各ピークの間隔であるピーク間隔が本来の
ピーク間隔よりも広いが、その広いピーク間隔が特定範囲を超える場合には、その広いピ
ーク間隔を脈波周期として算出しないようにすることができ、一部の脈波が排除されても
適切な脈波周期を算出することができる。
上記発明においては、第1特定手段により特定されたピーク間隔とそれに続くピーク間
隔である連続ピーク間隔とをピーク間隔として特定する第2特定手段が備えられており、
周期算出手段は、第2特定手段により特定されたピーク間隔が範囲設定手段により設定さ
れた特定範囲に属する場合には、ピーク間隔を脈波周期として算出してもよい。この場合
には、ピーク間隔とそれに続く連続ピーク間隔との総和であるピーク間隔が特定範囲内に
属する場合には、当該ピーク間隔を脈波周期として算出することにより、特定範囲内に属
しない程短いピーク間隔であり、且つ本来の脈波の1つのピークとノイズのピークとの間
隔である可能性の高いピーク間隔を脈波周期として算出せずに、そのピーク間隔とそれに
続く連続間隔との総和である本来のピーク間隔を脈波周期として算出することができ、脈
波にノイズが含まれても適切な脈波周期を算出することができる。
上記発明においては、周期算出手段は、第1特定手段又は第2特定手段により特定され
た複数のピーク間隔が範囲設定手段により設定された特定範囲に属する場合には、複数の
ピーク間隔のうちの基準周期に最も近いピーク間隔を脈波周期として算出してもよい。こ
の場合には、複数のピーク間隔が特定範囲に属しても、当該複数のピーク間隔のうちの基
準周期に最も近いピーク間隔を脈波周期として算出するため、より本来の周期に近いピー
ク間隔を脈波周期として算出することができる。
上記発明においては、第1特定手段により特定されたピーク間隔とそれに続くピーク間
隔である連続ピーク間隔とをピーク間隔として特定する第2特定手段が備えられており、
周期算出手段は、第1特定手段又は第2特定手段により特定された複数のピーク間隔が範
囲設定手段により設定された特定範囲に属しない場合には、複数のピーク間隔のうちの最
初のピーク間隔の終点を基準周期の開始点としてもよい。この場合には、第1特定手段又
は第2特定手段により特定された複数のピーク間隔が範囲設定手段により設定された特定
範囲に属しない場合には、複数のピーク間隔のうちの最初のピーク間隔の終点を基準周期
の開始点とすることにより、当該最初のピーク間隔を除いてその次のピーク間隔が特定範
囲に属するか否かについて再び判定することができ、より適切な脈波周期を算出すること
ができる。
また、本発明は、脈波を検出する検出手段と、検出手段により検出された脈波の振幅の
1つのピークから次のピークまでの間隔をピーク間隔として特定するピーク間隔特定手段
と、ピーク間隔特定手段により特定されたピーク間隔の総和とピーク間隔の数とに基づい
て平均のピーク間隔を算出する平均ピーク間隔算出手段と、ピーク間隔特定手段により特
定されたピーク間隔のそれぞれと平均ピーク間隔算出手段により算出された平均のピーク
間隔との差分の総和を最小にするピーク間隔の数を特定するピーク間隔数特定手段と、ピ
ーク間隔特定手段により特定されたピーク間隔の総和とピーク間隔数特定手段により特定
されたピーク間隔の数とに基づいて脈波周期を算出する周期算出手段とを備えることを特
徴とする。
このような本発明によれば、本来の脈波のピーク間隔がノイズにより分断されて本来の
ピーク間隔の数が変更され、又はフィルタ回路などにより本来の脈波の一部が排除されて
本来のピーク間隔の数が変更されても、ピーク間隔のそれぞれと平均のピーク間隔との差
分の総和を最小にするピーク間隔の数を特定するため、より適切な脈波周期を算出するこ
とができる。
上記発明においては、周期算出手段により脈波周期が算出されない場合にはその旨を報
知する報知手段を備えることしてもよい。ここで、脈波周期が算出されない場合には脈波
を検知するセンサの取り付け位置が悪い可能性が高い。したがって、脈波周期が算出され
ない旨が報知されることにより、測定者は、脈波を測定するセンサの位置をより適切な位
置に取付け直すことができる。
本発明によれば、脈波にノイズが含まれても適切な脈波周期を算出することができると
ともに、一部の脈波が排除されても適切な脈波周期を算出することができる。
(周期算出装置の基本構成)
本発明における周期算出装置1について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施
形態における周期算出装置1を示す概念図である。本実施形態における周期算出装置1は
、センサ10と、検出部20と、バンドパスフィルタ部30と、報知部40と、RAM5
0と、ROM60と、CPU70とを備えている。
センサ10は、光を照射すると共に、当該光による皮膚などからの反射光を受光して受
光量に応じた信号を出力するものである。検出部20は、センサ10から出力された信号
を脈波として検出する検出手段である。バンドパスフィルタ部30は、検出部20により
検出された脈波のうちの特定の周波数成分のみを抽出するものである。報知部40は、後
述するCPU70により脈波周期が算出されない場合にはその旨を報知する報知手段であ
る。また、報知部40は、脈波周期、脈波周期に対応する脈拍数等を出力するものであり
、例えば、液晶表示装置、スピーカなどから構成されている。RAM50は、一時的にデ
ータを記憶するものである。ROM60は、周期算出装置1を動作させるためのプログラ
ムなどを記憶するものである。
前記CPU70は、ROM60に記憶されたプログラムにより処理を実行するものであ
り、ピーク間隔特定部71(第1特定手段,ピーク間隔特定手段)と、次ピーク間隔特定
部72(第2特定手段)と、範囲設定部73と、周期算出部74と、平均ピーク間隔算出
部75と、ピーク間隔数特定部76とを備えている。
ピーク間隔特定部71は、脈波の振幅の1つのピークから次のピークまでの間隔をピー
ク間隔(後述する図5に示すt1,t2…)として特定するものである。次ピーク間隔特
定部72は、ピーク間隔特定部71により特定されたピーク間隔(例えば、後述する図5
(c)に示すt1)とそれに続くピーク間隔である連続ピーク間隔(例えば、後述する図
5(c)に示すt2)とを1つのピーク間隔(例えば、後述する図5(c)に示すt1+
t2)として特定する第2特定手段である。
範囲設定部73は、基準周期T(後述する図5(a)参照)に対する下限及び上限の間
である特定範囲TA(後述する図5(a)参照)を設定する範囲設定手段である。この基
準周期Tには、予め設定された脈波周期、直前のピーク間隔の脈波周期、各ピーク間隔の
平均の脈波周期などが挙げられる。本実施形態における基準周期は、所定のピーク間隔に
対して直前に設定された脈波周期として説明する。
周期算出部74は、ピーク間隔特定部71により特定されたピーク間隔(例えば、後述
する図5(b)に示すt1)が特定範囲TAに属する場合には、当該ピーク間隔を脈波周
期として算出する周期算出手段である。また、周期算出部74は、次ピーク間隔特定部7
2により特定されたピーク間隔(例えば、後述する図5(c)に示すt1+t2)が特定
範囲TAに属する場合には、当該ピーク間隔を脈波周期として算出する。さらに、周期算
出部74は、ピーク間隔特定部71又は次ピーク間隔特定部72により特定された複数の
ピーク間隔(例えば、後述する図5(d)に示すt1+t2,t1+t2+t3)が特定
範囲TAに属する場合には、複数のピーク間隔のうちの基準周期に最も近いピーク間隔(
例えば、t1+t2)を脈波周期として算出する。また、周期算出部74は、ピーク間隔
特定部71又は次ピーク間隔特定部72により特定された複数のピーク間隔(例えば、後
述する図6(c)に示すt1,t1+t2)が特定範囲TAに属しない場合には、複数の
ピーク間隔のうちの最初のピーク間隔(例えば、t1)の終点を基準周期Tの開始点に算
出する(例えば、後述する図6(d)及び(g))。
平均ピーク間隔算出部75は、ピーク間隔特定部71により特定されたピーク間隔の総
和S(例えば、後述する図4に示すS=t10+t20+…tn)とピーク間隔の数(後
述する図4に示すn)とに基づいて平均のピーク間隔mi(以下では単に平均ピーク間隔
と称する)を算出する平均ピーク間隔算出手段である(後述する式2参照)。ピーク間隔
数特定部76は、ピーク間隔特定部71により特定されたピーク間隔のそれぞれと平均ピ
ーク間隔算出部75により算出された平均ピーク間隔miとの差分の総和Eを最小にする
ピーク間隔の数(後述する式3に示すi参照)を特定するピーク間隔数特定手段である。
上記周期算出部74は、ピーク間隔特定部71により特定されたピーク間隔の総和Sとピ
ーク間隔数特定部76により特定されたピーク間隔の数(後述する式3に示すi参照)と
に基づいて、当該ピーク間隔の総和Sを当該ピーク間隔の数(後述する式3に示すi参照
)で除算することにより脈波周期を算出する。
(周期算出装置を用いた周期算出方法の動作)
以下において、本発明における周期算出方法について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態における周期算出方法を示す図である。図2に示すように、ステップ
1において、検出部20は、センサ10から出力された信号を脈波として検出する。その
後、バンドパスフィルタ部30は、検出部20により検出された脈波のうちの特定の周波
数成分のみを抽出する。
ステップ2において、ピーク間隔特定部71は、脈波の振幅の1つのピークから次のピ
ークまでの間隔をピーク間隔(後述する図5に示すt1,t2…)として特定する。ステ
ップ3において、CPU70は、特定したピーク間隔を用いて周期算出処理(後述する図
3参照)を行う。ステップ4において、CPU70は、脈波周期が算出されたか否か確認
する。また、CPU70は、脈波周期が算出された場合にはステップ5の処理に移り、脈
波周期が算出されていない場合にはステップ6の処理に移る。
ステップ5において、CPU70は、算出された脈波周期に対応する脈拍数を出力する
ように指示するコマンドを報知部40に出力する。この報知部40は、CPU70により
出力されたコマンドに基づいて脈拍数などを出力する。ステップ6において、CPU70
は、脈波周期がn回以上連続して算出されていない場合にはステップ7の処理に移り、脈
波周期がn回以内算出されていない場合にはステップ1の処理に戻る。
ステップ7において、CPU70は、処理がエラーであることを報知するように指示す
るコマンドを報知部40に出力する。この報知部40は、CPU70により出力されたコ
マンドに基づいて特定情報(例えば、センサ10を適切な位置に付けて下さいなどの文字
)を出力する。
ステップ8において、CPU70は、終了条件(例えば、脈波周期の算出を終了させる
ための操作が受け付けられた場合など)が成立したか否か確認する。また、CPU70は
、終了条件が成立した場合には本処理を終了し、終了条件が成立していない場合にはステ
ップ1の処理に戻る。
次に、上述したステップ3の周期算出処理について説明する。以下では周期算出処理1
及び周期算出処理2について詳述する。
(1)周期算出処理1について
図3は、本実施形態における周期算出処理1を示すフロー図である。図3に示すように
、ステップ3−1において、平均ピーク間隔算出部75は、i=k=nとするための設定
を行う。このkは後述する評価値Eを最小にするためのピーク間隔の全数を示し、iはk
を算出するための変数を示し、nは実際のピーク間隔の全数を示している。
ステップ3−2において、平均ピーク間隔算出部75は、ピーク間隔特定部71により
特定された複数のピーク間隔を積算する。具体的には、ピーク間隔特定部71により特定
された複数のピーク間隔が図4に示すようにt10,t20,t30,…,tnである場
合には、平均ピーク間隔算出部75は、下記式1を用いてピーク間隔の総和Sを算出する

Figure 2006122377
ステップ3−3において、平均ピーク間隔算出部75は、算出した総和Sに基づいて平
均ピーク間隔miを算出する。具体的には、平均ピーク間隔算出部75は、下記式2を用
いて、算出した総和Sをピーク間隔の数iで除算することにより、平均ピーク間隔miを
算出する。
Figure 2006122377
ステップ3−4において、ピーク間隔数特定部76は、i=i+1を設定する。
ステップ3−5において、ピーク間隔数特定部76は、評価値E(k)>評価値E(i
)の関係が成立するか否か確認する。ここで、評価値E(i)は、下記式3に示すように
、ピーク間隔特定部71により特定されたピーク間隔のそれぞれと平均ピーク間隔miと
の差分の総和である。また、評価値E(k)は、下記式3に示す平均ピーク間隔miを平
均ピーク間隔mkに置き換えることにより算出することができる。なお、mkは上記式2
に示すiをkに置き換えることにより算出することができる。
Figure 2006122377
また、ピーク間隔数特定部76は、評価値E(k)>評価値E(i)の関係が成立する
場合にはステップ3−6の処理に移り、評価値E(k)>評価値E(i)の関係が成立し
ない場合にはステップ3−7の処理に移る。
ステップ3−6において、ピーク間隔数特定部76は、k=iを設定する。
ステップ3−7において、ピーク間隔数特定部76は、ステップ3−1の処理と同様に
、再びi=nを設定し直す。
ステップ3−8において、ピーク間隔数特定部76は、i=i−1を設定する。
ステップ3−9において、ピーク間隔数特定部76は、評価値E(k)>評価値E(i
)の関係が成立するか否か確認する。また、ピーク間隔数特定部76は、評価値E(k)
>評価値E(i)の関係が成立する場合にはステップ3−10の処理に移り、評価値E(
k)>評価値E(i)の関係が成立しない場合にはステップ3−11の処理に移る。
ステップ3−10において、ピーク間隔数特定部76は、k=iを設定する。
上記ステップ3−3乃至ステップ3−9の処理が行われることにより、ピーク間隔のそ
れぞれと平均ピーク間隔との差分の総和である評価値Eを最小にするピーク間隔の数k(
ステップ3−9においてNOが判定された際のk)が特定されることとなる。
ステップ3−11において、周期算出部74は、ピーク間隔の総和Sを、ステップ3−
9においてNOが判定された際のkで除算し、除算した結果を脈波周期として算出する。
この周期算出部74は、60を脈波周期(秒)で除算することにより、1分間における脈
拍数(bpm)を算出する。
(2)周期算出処理2について
図5及び図6は、本実施形態における周期算出処理2により脈波周期が算出されるまで
の様子を示す図である。この周期算出処理2はパターン1及びパターン2に大きく分けら
れる。以下ではパターン1及びパターン2について詳細に説明する。
(A)パターン1について
図5(a)に示すように、先ず、範囲設定部73は、基準周期である前回の脈波周期T
及びその脈波周期Tに対する下限Tmin及び上限Tmaxの間である特定範囲TAを設
定する。そして、最初のピーク間隔t1が特定範囲TAに属する場合には、周期算出部7
4は、ピーク間隔t1を脈波周期として算出する。一方、図5(b)に示すように、最初
のピーク間隔t1(又はt1’)が特定範囲TAに属しない場合には、周期算出部74は
、ピーク間隔t1(又はt1’)を脈波周期として算出しない。この場合には、図5(c
)に示すように、次ピーク間隔特定部72は、ピーク間隔t1とそれに続くピーク間隔で
ある連続ピーク間隔t2とをピーク間隔(t1+t2)として特定する。そして、図5(
c)に示すように、ピーク間隔(t1+t2)が特定範囲TAに属する場合には、周期算
出部74は、ピーク間隔(t1+t2)を脈波周期として算出する。但し、図5(d)に
示すように、ピーク間隔(t1+t2)のみならず、ピーク間隔(t1+t2)とそれに
続く連続ピーク間隔t3との総和であるピーク間隔(t1+t2+t3)も特定範囲TA
に属する場合には、周期算出部74は、最も基準周期Tに近いピーク間隔(t1+t2)
を脈波周期として算出する。
(B)パターン2について
図6(a)に示すように、先ず、範囲設定部73は、基準周期である前回の脈波周期T
及びその脈波周期Tに対する下限Tmin及び上限Tmaxの間である特定範囲TAを設
定する。そして、図6(b)及び(c)に示すように、最初のピーク間隔t1が特定範囲
TAに属しない場合には、次ピーク間隔特定部72は、ピーク間隔t1とそれに続くピー
ク間隔である連続ピーク間隔t2とをピーク間隔(t1+t2)として特定する。その後
、図6(c)及び(d)に示すように、最初のピーク間隔t1のみならず、次に特定され
たピーク間隔(t1+t2)も特定範囲TAに属しない場合には、周期算出部74は、最
初のピーク間隔t1の終点を基準周期Tの開始点に変更する(図6(g)参照)。したが
って、最初のピーク間隔t1が削除されることとなる。なお、本実施形態では、次に特定
されたピーク間隔(t1+t2)が上限Tmaxを超える場合には、周期算出部74は、
最初のピーク間隔t1の終点を基準周期Tの開始点に変更する。
そして、図6(d)に示すように、ピーク間隔t2が特定範囲TAに属しない場合には
、次ピーク間隔特定部72は、ピーク間隔t2とそれに続くピーク間隔である連続ピーク
間隔t3とをピーク間隔(t2+t3)として特定する。その後、図6(e)及び(f)
に示すように、ピーク間隔(t2+t3)が特定範囲TAに属する場合には、周期算出部
74は、ピーク間隔(t2+t3)を脈波周期として算出する。
ここで、周期算出部74は、上記パターン1又は上記パターン2を用いて算出した複数
の脈波周期の平均値(秒)を算出し、60をその平均値で除算することにより1分間にお
ける脈拍数(bpm)を算出する。
(周期算出処理及び周期算出方法による作用及び効果)
このような本発明によれば、本来の脈波のピーク間隔がノイズにより分断されて本来の
ピーク間隔の数が変更され、又はバンドパスフィルタ部30などにより本来の脈波の一部
が排除されて本来のピーク間隔の数が変更されても、ピーク間隔のそれぞれと平均のピー
ク間隔miとの差分の総和Sを最小にするピーク間隔の数iを特定するため、より適切な
脈波周期を算出することができる。
また、ピーク間隔が特定範囲TAに属する場合には、当該ピーク間隔を脈波周期として
算出することにより、特定範囲TAに属しない程短いピーク間隔であり、且つ本来の脈波
の1つのピークとノイズのピークとの間隔である可能性の高いピーク間隔(例えば、図5
に示すt1)を脈波周期として算出しないようにすることができ、脈波にノイズが含まれ
ても適切な脈波周期を算出することができる。さらに、ピーク間隔(例えば、図5に示す
t1)とそれに続く連続ピーク間隔(例えば、図5に示すt2)との総和であるピーク間
隔(t1+t2)が特定範囲内TAに属する場合には、当該ピーク間隔(t1+t2)を
脈波周期として算出することにより、特定範囲内TAに属しない程短いピーク間隔であり
、且つ本来の脈波の1つのピークとノイズのピークとの間隔である可能性の高いピーク間
隔(t1)を脈波周期として算出せずに、そのピーク間隔t1とそれに続く連続間隔t2
との総和である本来のピーク間隔(t1+t2)を脈波周期として算出することができ、
脈波にノイズが含まれても適切な脈波周期を算出することができる。
また、バンドパスフィルタ部30などにより排除された脈波の前後に存在する各ピーク
の間隔であるピーク間隔(例えば、図5に示すt1’)が本来のピーク間隔よりも広いが
、その広いピーク間隔(t1’)が特定範囲TAを超える場合には、その広いピーク間隔
を脈波周期として算出しないようにすることができ、一部の脈波が排除されても適切な脈
波周期を算出することができる。
また、複数のピーク間隔(例えば、図5に示すt1+t2,t1+t2+t3)が特定
範囲TAに属しても、当該複数のピーク間隔のうちの基準周期Tに最も近いピーク間隔(
例えば、図5に示すt1+t2)を脈波周期として算出するため、より本来の周期に近い
ピーク間隔(t1+t2)を脈波周期として算出することができる。また、複数のピーク
間隔(例えば、図6に示すt1,t1+t2)が特定範囲TAに属しない場合には、複数
のピーク間隔のうちの最初のピーク間隔(例えば、図6に示すt1)の終点を基準周期T
の開始点とすることにより、当該最初のピーク間隔(t1)を除いてその次のピーク間隔
(t2)が特定範囲に属するか否かについて再び判定することができ、より適切な脈波周
期を算出することができる。さらに、脈波周期が算出されない場合にはその旨が報知され
ることにより、測定者は、脈波を測定するセンサの位置をより適切な位置に取付け直すこ
とができる。
(プログラム)
上記周期算出装置及び上記周期算出方法で説明した内容は、パーソナルコンピュータ等
の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを
実行することにより実現することができる。なお、プログラムは、記録媒体に記録されて
もよい。この記録媒体は、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク
、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。
本実施形態における周期算出装置を示す概略構成図である。 本実施形態における周期算出方法を示す図である。 本実施形態における周期算出処理1を示す図である。 本実施形態における各ピーク間隔を示す図である。 本実施形態における周期算出処理2を示す図である(その1)。 本実施形態における周期算出処理2を示す図である(その2)。 本実施形態における脈波の一例を示す図である。
符号の説明
1…周期算出装置、10…センサ、20…検出部、30…バンドパスフィルタ部、40
…報知部、50…RAM、60…ROM、70…CPU、71…ピーク間隔特定部、72
…次ピーク間隔特定部、73…範囲設定部、74…周期算出部、75…平均ピーク間隔算
出部、76…ピーク間隔数特定部

Claims (12)

  1. 脈波を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された脈波の振幅の1つのピークから次のピークまでの間隔を
    ピーク間隔として特定する第1特定手段と、
    基準周期に対する下限及び上限の間である特定範囲を設定する範囲設定手段と、
    前記第1特定手段により特定されたピーク間隔が前記範囲設定手段により設定された特
    定範囲に属する場合には、該ピーク間隔を脈波周期として算出する周期算出手段と
    を備えることを特徴とする周期算出装置。
  2. 前記第1特定手段により特定されたピーク間隔とそれに続くピーク間隔である連続ピー
    ク間隔とをピーク間隔として特定する第2特定手段が備えられており、
    前記周期算出手段は、前記第2特定手段により特定されたピーク間隔が前記範囲設定手
    段により設定された特定範囲に属する場合には、該ピーク間隔を脈波周期として算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の周期算出装置。
  3. 前記周期算出手段は、前記第1特定手段又は前記第2特定手段により特定された複数の
    ピーク間隔が前記範囲設定手段により設定された特定範囲に属する場合には、該複数のピ
    ーク間隔のうちの前記基準周期に最も近いピーク間隔を脈波周期として算出することを特
    徴とする請求項2に記載の周期算出装置。
  4. 前記第1特定手段により特定されたピーク間隔とそれに続くピーク間隔である連続ピー
    ク間隔とをピーク間隔として特定する第2特定手段が備えられており、
    前記周期算出手段は、前記第1特定手段又は前記第2特定手段により特定された複数の
    ピーク間隔が前記範囲設定手段により設定された特定範囲に属しない場合には、該複数の
    ピーク間隔のうちの最初のピーク間隔の終点を前記基準周期の開始点とすることを特徴と
    する請求項1に記載の周期算出装置。
  5. 脈波を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された脈波の振幅の1つのピークから次のピークまでの間隔を
    ピーク間隔として特定するピーク間隔特定手段と、
    前記ピーク間隔特定手段により特定されたピーク間隔の総和と該ピーク間隔の数とに基
    づいて平均のピーク間隔を算出する平均ピーク間隔算出手段と、
    前記ピーク間隔特定手段により特定されたピーク間隔のそれぞれと前記平均ピーク間隔
    算出手段により算出された平均のピーク間隔との差分の総和を最小にするピーク間隔の数
    を特定するピーク間隔数特定手段と、
    前記ピーク間隔特定手段により特定されたピーク間隔の総和と前記ピーク間隔数特定手
    段により特定されたピーク間隔の数とに基づいて脈波周期を算出する周期算出手段と
    を備えることを特徴とする周期算出装置。
  6. 前記周期算出手段により脈波周期が算出されない場合にはその旨を報知する報知手段を
    備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の周期算出装置。
  7. コンピュータを、
    脈波を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された脈波の振幅の1つのピークから次のピークまでの間隔を
    ピーク間隔として特定する第1特定手段と、
    基準周期に対する下限及び上限の間である特定範囲を設定する範囲設定手段と、
    前記第1特定手段により特定されたピーク間隔が前記範囲設定手段により設定された特
    定範囲に属する場合には、該ピーク間隔を脈波周期として算出する周期算出手段として機
    能させるためのプログラム。
  8. 前記第1特定手段により特定されたピーク間隔とそれに続くピーク間隔である連続ピー
    ク間隔とをピーク間隔として特定する第2特定手段が備えられており、
    前記周期算出手段は、前記第2特定手段により特定されたピーク間隔が前記範囲設定手
    段により設定された特定範囲に属する場合には、該ピーク間隔を脈波周期として算出する
    ことを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記周期算出手段は、前記第1特定手段又は前記第2特定手段により特定された複数の
    ピーク間隔が前記範囲設定手段により設定された特定範囲に属する場合には、該複数のピ
    ーク間隔のうちの前記基準周期に最も近いピーク間隔を脈波周期として算出することを特
    徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記第1特定手段により特定されたピーク間隔とそれに続くピーク間隔である連続ピー
    ク間隔とをピーク間隔として特定する第2特定手段が備えられており、
    前記周期算出手段は、前記第1特定手段又は前記第2特定手段により特定された複数の
    ピーク間隔が前記範囲設定手段により設定された特定範囲に属しない場合には、該複数の
    ピーク間隔のうちの最初のピーク間隔の終点を前記基準周期の開始点とすることを特徴と
    する請求項7に記載のプログラム。
  11. コンピュータを、
    脈波を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された脈波の振幅の1つのピークから次のピークまでの間隔を
    ピーク間隔として特定するピーク間隔特定手段と、
    前記ピーク間隔特定手段により特定されたピーク間隔の総和と該ピーク間隔の数とに基
    づいて平均のピーク間隔を算出する平均ピーク間隔算出手段と、
    前記ピーク間隔特定手段により特定されたピーク間隔のそれぞれと前記平均ピーク間隔
    算出手段により算出された平均のピーク間隔との差分の総和を最小にするピーク間隔の数
    を特定するピーク間隔数特定手段と、
    前記ピーク間隔特定手段により特定されたピーク間隔の総和と前記ピーク間隔数特定手
    段により特定されたピーク間隔の数とに基づいて脈波周期を算出する周期算出手段として
    機能させるためのプログラム。
  12. 前記周期算出手段により脈波周期が算出されない場合にはその旨を報知する報知手段を
    備えることを特徴とする請求項7乃至請求項11のいずれかに記載のプログラム。

JP2004315265A 2004-10-29 2004-10-29 周期算出装置及びプログラム Expired - Fee Related JP4425111B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004315265A JP4425111B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 周期算出装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004315265A JP4425111B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 周期算出装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006122377A true JP2006122377A (ja) 2006-05-18
JP4425111B2 JP4425111B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=36717653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004315265A Expired - Fee Related JP4425111B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 周期算出装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4425111B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017127398A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 学校法人慶應義塾 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP2017225881A (ja) * 2017-10-05 2017-12-28 京セラ株式会社 測定装置及び測定方法
CN114711733A (zh) * 2022-06-07 2022-07-08 北京大学深圳研究生院 一种脉搏信号提取方法、装置、电子设备及存储介质
WO2024080265A1 (ja) * 2022-10-11 2024-04-18 ミネベアミツミ株式会社 心拍数取得装置、及びベッドシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017127398A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 学校法人慶應義塾 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP2017225881A (ja) * 2017-10-05 2017-12-28 京セラ株式会社 測定装置及び測定方法
CN114711733A (zh) * 2022-06-07 2022-07-08 北京大学深圳研究生院 一种脉搏信号提取方法、装置、电子设备及存储介质
WO2024080265A1 (ja) * 2022-10-11 2024-04-18 ミネベアミツミ株式会社 心拍数取得装置、及びベッドシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4425111B2 (ja) 2010-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7455643B1 (en) Continuous non-invasive blood pressure measurement apparatus and methods providing automatic recalibration
US8655436B2 (en) Heart rate meter and heart beat detecting method
TWI447714B (zh) 可變補償之飛行高度測量的系統、方法及儲存系統
JP4326486B2 (ja) 周期算出装置及びプログラム
JP4458436B2 (ja) 心拍計および心拍波形のノイズ除去方法
US7319761B2 (en) Method and apparatus for locating and correcting sound overload
US7369341B2 (en) Head flying height measuring apparatus in magnetic storage device
US20160038117A1 (en) Ultrasonic blood pressure measuring device and blood pressure measuring method
CN109561835B (zh) 血压测量装置以及血压测量方法
US10667761B2 (en) Real time audification of neonatal electroencephalogram (EEG) signals
JP4425111B2 (ja) 周期算出装置及びプログラム
CN110418603B (zh) 血压数据处理装置、血压数据处理方法以及程序
JP6060563B2 (ja) 心房細動判定装置、心房細動判定方法およびプログラム
WO2018168806A1 (ja) 情報処理装置、方法及びプログラム
US20160206230A1 (en) Period estimation apparatus, period estimation method and storage medium
JP6704281B2 (ja) 血圧推定装置、血圧推定方法、血圧推定プログラムおよび記録媒体
CN110811589A (zh) 脉搏波评价装置及脉搏波评价方法
US7344502B2 (en) Pulse wave measuring apparatus of high measurement accuracy
US9737283B2 (en) Ultrasound measurement apparatus and ultrasound measurement method
JP2004081745A5 (ja)
US10631757B2 (en) System and method for monitoring physiological functions
JP4456299B2 (ja) 盗難防止システム
JP6060661B2 (ja) 音抽出装置、音抽出方法、および音抽出プログラム
JP6638733B2 (ja) 判断装置、判断方法、および判断プログラム
KR20200072072A (ko) 피에조 센서를 이용한 무구속 방식의 침대용 심박수 측정 장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees