JP2006122115A - 放射線画像撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザによる再撮影の要否判断の負担を軽減するとともに、被写体の無駄な被爆を防止することができる放射線画像撮影システムを提供する。
【解決手段】放射線画像検出装置6により取得された放射線画像の被写体像が適正に検出されているかを判断する適否判断手段と、放射線画像の放射線画像情報に基づいて、放射線画像情報よりも情報量の少ない表示用画像情報を生成する表示用情報生成手段と、放射線画像情報を記憶する画像メモリ25と、適否判断手段により被写体像が適正に検出されていると判断された場合に、放射線画像情報をコンソール7に出力するように制御する出力制御手段と、適否判断手段により被写体像が適正に検出されていないと判断された場合に、表示用情報生成手段により生成された表示用画像情報をコンソール7に表示するように制御する表示制御手段とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、X線画像に代表される放射線画像を検出する放射線画像検出装置を用いて放射線画像を撮影する放射線画像撮影システムに関する。
従来より、医療診断にあっては、被写体にX線等の放射線を照射し、当該被写体を透過した放射線の強度分布を検出して得られた放射線画像が広く利用されており、近年では、撮影に際し放射線を検出して電気信号に変換し、放射線画像情報として蓄積するFPD(Flat Panel Detector)を用いた放射線画像撮影システムが提案されている。
この放射線画像撮影システムにあっては、システム構成の自由度を向上させる上で、撮影室に配設されたFPDを所定の通信回線を介して画像処理を行うためのPC(Personal Computer)等の所定のコンソールと接続して使用するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、FPDの運搬性・取扱い性の向上を目的として当該FPDをカセッテに収容したカセッテ型FPDも開発されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、カセッテ型FPDとコンソールとが無線方式により放射線画像の放射線画像情報等の各種情報を通信可能にシステム構成されたものも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
ところで、例えば被写体に照射された放射線の線量が少ないため放射線画像にノイズが含まれ、当該放射線画像を用いて診断を行うことが困難である場合や、例えば照射野がずれたために被写体像が適正位置に検出されておらず、当該放射線画像を診断に使用することができない等、放射線画像の撮影が不適正であった場合には、再撮影を行う必要があるため、放射線画像撮影システムにあっては、撮影された放射線画像をコンソールの表示部等に表示するようになっている。
ここで、FPDとコンソールとをシステム専用の通信回線を介して接続する構成とすると、システム構成の自由度が低くなってしまうため、システム構成の自由度を向上させるためには、FPDとコンソールとの間で無線方式により放射線画像情報を通信することが好ましいが、この場合、放射線画像情報の通信に時間がかかる。すると、撮影状態の確認を撮影後即座に行うことができず、撮影状態によっては再撮影を行う必要があることから、その間例えば被写体である患者を待たせることになってしまう。
そこで、例えば、上記特許文献1におけるFPDとコンソールとがシステム専用の通信回線を介して接続された放射線画像撮影システムでは、予めFPDによって、放射線画像情報よりも情報量の少ない縮小画像情報を作成した後、作成された縮小画像情報を画像処理装置に送信して、画像表示装置に縮小画像を表示するシステム構成のものが提案されている。
また、放射線画像情報の信号値の頻度分布であるヒストグラムの解析結果から撮影の良否を判定して、撮影が不良であると判定された場合には、その判定結果を表示部に表示したり、あるいは光や音でユーザに報知するFPDが提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2003−199736号公報 特開平6−342099号公報 特開2003−210444号公報 特開2003−172783号公報
しかしながら、特許文献1に記載の放射線画像撮影システムでは、撮影者であるユーザが、画像表示装置に表示された画像を視認し、再撮影が必要であるか否かを判断する必要があるが、上述したように画像表示装置には縮小画像が表示されるため、通常サイズの画像を視認する場合よりもユーザにかかる負担が大きくなってしまう。また、放射線画像が適正に撮影されない確率は極めて低いにもかかわらず、撮影された全ての放射線画像について、縮小画像を確認しなければならない点でも、ユーザの負担は大きい。
また、特許文献4に記載されるFPDでは、撮影の適否が機械的に判定されて、その判定結果だけが表示、報知されるが、不適と判定されたものであっても診察に用いることが可能な場合もあり、このような場合に判定結果に従って再撮影を行うと、患者が無駄に被爆してしまうことになる。
そこで、本発明は、ユーザによる再撮影の要否判断の負担を軽減するとともに、被写体の無駄な被爆を防止することができる放射線画像撮影システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、被写体に向けて照射された放射線の強弱を読み取って放射線画像情報を取得する放射線画像検出装置と、画像を表示する画像表示装置及び放射線画像の画像処理を行う画像処理装置とが通信可能に備えられた放射線画像撮影システムであって、被写体像が適正に検出されているかを判断する適否判断手段と、前記放射線画像情報に基づいて、前記画像表示装置に対して出力され前記放射線画像情報よりも情報量の少ない表示用画像情報を生成する表示用情報生成手段と、前記放射線画像情報を記憶する放射線画像記憶手段と、前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていると判断された場合に、前記放射線画像情報を前記画像処理装置に出力するように制御する出力制御手段と、前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていないと判断された場合に、前記表示用情報生成手段により生成された前記表示用画像情報に係る表示用画像を前記画像表示装置に表示するように制御する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、被写体像が適正に検出されているかが自動的に判断され、適正に検出されていると判断された場合には、放射線画像の放射線画像情報が自動的に画像処理装置に対して出力されるため、ユーザは全ての放射線画像について表示用画像を確認する必要がなくなる。一方、被写体像が適正に検出されていないと判断された場合には、表示用画像情報が生成され、この表示用画像情報に係る表示用画像が画像表示装置に表示されるため、ユーザは、画像表示装置に表示された表示用画像を確認することにより、当該表示用画像に係る放射線画像を医師の診断に用いることかできるかを検討することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記画像表示装置が、前記表示制御手段を備え、前記放射線画像検出装置が、前記適否判断手段、前記表示用情報生成手段、前記放射線画像記憶手段、及び前記出力制御手段を備えるとともに、前記出力制御手段は、前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていないと判断された場合には、前記表示用情報生成手段により生成された前記表示用画像情報を前記画像表示装置に出力するように制御することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、放射線画像検出装置により、被写体像が適正に検出されているかが自動的に判断され、適正に検出されていると判断された場合には、放射線画像の放射線画像情報が自動的に画像処理装置に対して出力され、適正に検出されていないと判断された場合には、表示用画像情報が生成されて画像表示装置に対して出力され、この表示用画像情報に係る表示用画像が画像表示装置に表示される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記出力制御手段は、前記表示用画像情報とともに前記適否判断手段による判断結果を前記画像表示装置に出力するように制御し、前記表示制御手段は、前記表示用画像とともに前記判断結果を表示するように制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、画像表示装置に表示用画像とともに判断結果が表示されるため、ユーザの注意が喚起される。また、詳細な判断結果を表示するようにすれば、ユーザが、当該表示用画像に係る放射線画像を医師の診断に用いることかできるかを判断する際の判断材料となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記画像表示装置が、前記適否判断手段及び前記表示制御手段を備えるとともに、前記放射線画像検出装置が、前記表示用情報生成手段、前記放射線画像記憶手段、及び前記出力制御手段を備え、前記表示用情報生成手段は、取得された全ての放射線画像情報について表示用画像情報を生成し、前記出力制御手段は、前記表示用情報生成手段により生成された前記表示用画像情報を前記画像表示装置に出力し、前記適否判断手段は、前記表示用画像情報に基づいて、被写体像が適正に検出されているか否かを判断することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、放射線画像検出装置により、全ての放射線画像情報について表示用画像情報が生成されて画像表示装置に対して出力され、画像表示装置により、表示用画像情報に基づいて被写体像が適正に検出されているか否かが判断される。そして、適正に検出されていると判断された場合には、放射線画像検出装置から画像処理装置に対して放射線画像情報が自動的に出力され、適正に検出されていないと判断された場合には、表示用画像が画像表示装置に表示される。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記表示制御手段は、前記表示用画像とともに前記判断結果を表示するように制御することを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、表示用画像とともに判断結果が画像表示装置に表示されるため、ユーザの注意が喚起される。また、詳細な判断結果を表示するようにすれば、ユーザが、当該表示用画像に係る放射線画像を医師の診断に用いることかできるかを判断する際の判断材料となる。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記画像表示装置が、前記表示制御手段を備え、前記画像処理装置が、前記適否判断手段を備えるとともに、前記放射線画像検出装置が、前記表示用情報生成手段、前記放射線画像記憶手段、及び前記出力制御手段を備え、前記表示用情報生成手段は、取得されたすべての放射線画像情報について表示用画像情報を生成し、前記出力制御手段は、前記表示用情報生成手段により生成された前記表示用画像情報を前記画像処理装置に出力するとともに、前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていないと判断された場合には、前記表示用画像情報を前記画像表示装置に出力するように制御し、前記適否判断手段は、前記表示用画像情報に基づいて、被写体像が適正に検出されているか否かを判断することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、放射線画像検出装置により、全ての放射線画像情報について表示用画像情報が生成されて画像処理装置に対して出力され、画像処理装置により、表示用画像情報に基づいて被写体像が適正に検出されているか否かが判断される。そして、適正に検出されていると判断された場合には、放射線画像検出装置から画像処理装置に対して放射線画像情報が自動的に出力され、適正に検出されていないと判断された場合には、放射線画像検出装置から画像表示装置に対して表示用画像情報が出力されて、表示用画像が画像表示装置に表示される。
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記画像表示装置は、ユーザによる指示を入力する入力操作部と、前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていないと判断された場合であっても、前記入力操作部からの指示に基づいて、前記放射線画像記憶手段に記憶されている前記放射線画像情報を前記画像処理装置に出力するように前記出力制御手段に要請する出力要請手段とを備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、被写体像が適正に検出されていないとされた場合であっても、ユーザが画像表示装置に表示された表示用画像を検討することにより、当該表示用画像に係る放射線画像を医師による診断に用いることができると判断した場合には、入力操作部を操作することにより、放射線画像記憶手段に記憶されている放射線画像情報が画像処理装置に出力される。
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記画像表示装置は、ユーザによる指示を入力する入力操作部と、 前記入力操作部からの指示に基づいて、前記放射線画像記憶手段に記憶されている前記放射線画像情報を消去するように前記放射線画像記憶手段を制御する消去制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、被写体像が適正に検出されていないとされた場合であって、ユーザが画像表示装置に表示された表示用画像を検討することにより、当該表示用画像に係る放射線画像を医師による診断に用いることができないと判断した場合には、入力操作部を操作することにより、放射線画像記憶手段に記憶されている放射線画像情報が消去され、次の放射線画像の撮影に備えられる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記表示制御手段は、前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていると判断された場合においても、前記表示用情報生成手段により生成された前記表示用画像情報に係る表示用画像を表示させることを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、被写体像が適正に検出されていると自動判断された放射線画像について、医師の診断に用いることができるかを最終的に確認することが可能となる。
請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記画像表示装置と前記画像処理装置とが一体となって一装置が構成されていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、簡易なシステム構成により、被写体像が適正に検出されているかが自動的に判断され、適正に検出されていると判断された場合には、放射線画像の放射線画像情報が自動的に画像処理装置に対して出力されるため、ユーザは全ての放射線画像について表示用画像を確認する必要がなくなる。一方、被写体像が適正に検出されていないと判断された場合には、表示用画像情報が生成され、この表示用画像情報に係る表示用画像が画像表示装置に表示されるため、ユーザは、画像表示装置に表示された表示用画像を確認することにより、当該表示用画像に係る放射線画像を医師の診断に用いることかできるかを検討することが可能となる。
請求項11に記載の発明は、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記放射線画像検出装置は、無線信号により通信する通信部を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、放射線画像検出装置の持ち運びが容易になったり、一つの操作装置により複数の放射線画像検出装置を操作するのが容易になる等、システム構成上の自由度が高くなる。
請求項12に記載の発明は、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記放射線画像検出装置は、被写体に向けて照射された放射線を検出し、当該放射線を電気信号に変換して蓄積する平面状の放射線検出部を有し、当該放射線検出部に蓄積された電気信号を読み出して前記被写体の放射線画像情報を取得するフラットパネルディテクタ(FPD)をカセッテに収納したカセッテ型FPDであることを特徴とする。
請求項12に記載の発明によれば、FPDがカセッテに収納されているため、持ち運びに便利である。
請求項1に記載の発明によれば、放射線画像の適否が自動判断され、適正であれば放射線画像が自動的に画像処理装置に出力されることから、ユーザが全ての放射線画像について表示用画像を確認する必要がないため、ユーザによる再撮影の要否判断の負担を軽減することができる。また、自動判断の結果が不適である場合は、画像表示装置に表示用画像が表示されることから、ユーザは表示用画像を確認することにより、当該表示用画像に係る放射線画像を医師の診断に用いることかできるかを検討することが可能であり、ユーザが診断に用いることができると判断した場合は再撮影を行う必要がないため、被写体の無駄な被爆を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、放射線画像検出装置により、放射線画像の適否が自動判断され、適正であれば放射線画像が自動的に画像処理装置に出力されることから、ユーザが全ての放射線画像について表示用画像を確認する必要がないため、ユーザによる再撮影の要否判断の負担を軽減することができる。また、放射線画像検出装置による自動判断の結果が不適である場合は、画像表示装置に表示用画像が表示されることから、ユーザは表示用画像を確認することにより、当該表示用画像に係る放射線画像を医師の診断に用いることかできるかを検討することが可能であり、ユーザが診断に用いることができると判断した場合は再撮影を行う必要がないため、被写体の無駄な被爆を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、放射線画像検出装置による自動判断の結果が不適である場合は、画像表示装置に表示用画像とともに判断結果が表示されるため、ユーザの注意を喚起することができる。また、詳細な判断結果を表示するようにすれば、ユーザが、当該表示用画像に係る放射線画像を医師の診断に用いることかできるかを判断する際の判断材料となるため、よりユーザの再撮影の要否判断の負担を軽減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、画像表示装置により、放射線画像の適否が自動判断され、適正であれば放射線画像が自動的に画像処理装置に出力されることから、ユーザが全ての放射線画像について表示用画像を確認する必要がないため、ユーザによる再撮影の要否判断の負担を軽減することができる。また、画像表示装置による自動判断の結果が不適である場合は、画像表示装置に表示用画像が表示されることから、ユーザは表示用画像を確認することにより、当該表示用画像に係る放射線画像を医師の診断に用いることかできるかを検討することが可能であり、ユーザが診断に用いることができると判断した場合は再撮影を行う必要がないため、被写体の無駄な被爆を防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、画像表示装置による自動判断の結果が不適である場合は、画像表示装置に表示用画像とともに判断結果が表示されるため、ユーザの注意を喚起することができる。また、詳細な判断結果を表示するようにすれば、ユーザが、当該表示用画像に係る放射線画像を医師の診断に用いることかできるかを判断する際の判断材料となるため、よりユーザの再撮影の要否判断の負担を軽減することができる。
請求項6に記載の発明によれば、画像処理装置により、放射線画像の適否が自動判断され、適正であれば放射線画像が自動的に画像処理装置に出力されることから、ユーザが全ての放射線画像について表示用画像を確認する必要がないため、ユーザによる再撮影の要否判断の負担を軽減することができる。また、画像処理装置による自動判断の結果が不適である場合は、画像表示装置に表示用画像が表示されることから、ユーザは表示用画像を確認することにより、当該表示用画像に係る放射線画像を医師の診断に用いることかできるかを検討することが可能であり、ユーザが診断に用いることができると判断した場合は再撮影を行う必要がないため、被写体の無駄な被爆を防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、自動判断の結果が不適である場合であっても、ユーザが画像表示装置に表示された表示用画像を検討することにより、当該表示用画像に係る放射線画像を医師による診断に用いることができると判断した場合には、入力操作部を操作することにより、放射線画像記憶手段に記憶されている放射線画像情報が画像処理装置に出力されるため、再撮影を行う必要がなく、被写体の無駄な被爆を防止することができる。
請求項8に記載の発明によれば、自動判断の結果が不適である場合であって、ユーザが画像表示装置に表示された表示用画像を検討することにより、当該表示用画像に係る放射線画像を医師による診断に用いることができないと判断した場合には、入力操作部を操作することにより、放射線画像記憶手段に記憶されている放射線画像情報が消去されるため、次の放射線画像の撮影に備えることができる。
請求項9に記載の発明によれば、被写体像が適正に検出されていると自動判断された放射線画像について、医師の診断に用いることができるかを最終的に確認することができる。
請求項10に記載の発明によれば、簡易なシステム構成により、ユーザによる再撮影の要否判断の負担を軽減するとともに、被写体の無駄な被爆を防止することができる。
請求項11に記載の発明によれば、放射線画像検出装置の持ち運びが容易になったり、一つの操作装置により複数の放射線画像検出装置を操作するのが容易になる等、システム構成上の自由度が高くなる。
請求項12に記載の発明によれば、FPDがカセッテに収納されているため、持ち運びに便利である。
以下、本発明の実施の形態を、図1から図6を参照して説明する。
図1は、本発明による放射線画像撮影システム1の一実施形態の概略構成を示す図である。
本実施形態による放射線画像撮影システム1は、図1に示すように、放射線画像撮影に関する情報を管理するサーバ2と、放射線画像撮影に関する操作を行う撮影操作装置4と、例えば無線LAN(Local Area Network)等の無線通信方式による通信を行うための基地局5と、放射線画像検出装置6を操作するとともに放射線画像検出装置6により検出された放射線画像の画像処理を行うコンソール7とがネットワーク8を通じて接続されている。撮影操作装置4にはケーブル9を介して、被写体に放射線を照射して放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影装置3が接続されている。ここで、ネットワーク8は、当該システム専用の通信回線であっても良いが、システム構成の自由度が低くなってしまう等の理由のため、イーサネット(Ethernet;登録商標)等の既存の回線である方が好ましい。
サーバ2は、コンピュータで構成されており、サーバ2には、サーバ2を構成する各部を制御する制御部、各種情報やユーザの指示を入力する入力操作部、及び、各種情報を記憶する外部記憶装置等が設けられている(いずれも図示しない)。
制御部は、入力操作部から入力された患者情報と撮影部位(被撮影者の身体上の撮影する部分)等の撮影情報とをそれぞれ対応付けた状態で、外部記憶装置に記憶させるようになっている。患者情報とは、患者12の氏名、年齢、性別、生年月日、患者12を特定するための患者ID番号等の患者12に関する情報である。また、撮影情報とは、撮影部位(被撮影者の身体上の撮影する部分)、撮影する方向や方法等の撮影を行うために必要な情報である。
なお、サーバ2に代えて、IDカードに予め書き込まれた患者情報や撮影情報を読み取るカードリーダ等の情報読取装置を設けるようにしてもよい。
放射線画像撮影装置3は、寝台11に載置された被写体である患者12に対して照射線を照射するようになっており、寝台11の下方には、放射線の強弱を読み取って放射線画像を検出する放射線画像検出装置6を装着する検出装置装着口(図示しない)が設けられている。放射線画像撮影装置3は、撮影操作装置4により制御されて所定の撮影条件で放射線画像の撮影を行うようになっている。
コンソール7は、図2に示すように、制御部14、RAM15、ROM16、表示部17、入力操作部18、通信部19等を備えるコンピュータで構成されており、各部はバス20により接続されている。なお、コンソール7は、画像表示装置と画像処理装置とを一体的に構成した装置である。
表示部17は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等を備えて構成され、制御部14から出力され入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示するようになっている。
入力操作部18は、例えば、キーボードやマウス等から構成されており、キーボードで押下操作されたキーの押下信号やマウスによる操作信号を入力信号として制御部14に対して出力するようになっている。特に、本実施形態に係る放射線画像撮影システム1においては、入力操作部18は、所定操作に基づいて放射線画像検出装置6により検出された放射線画像情報の転送指示に係る信号を制御部14に対して出力するようになっている。また、後述の放射線画像検出装置6の画像メモリ25に記憶されている放射線画像情報の消去指示に係る信号を制御部14に対して出力するようになっている。
通信部19は、無線LAN等の無線通信方式により、基地局5を介して、放射線画像検出装置6との間で各種情報の通信を行うものである。
制御部14は、例えば、CPU等から構成され、ROM16に格納される所定のプログラムを読み出してRAM15の作業領域に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。特に、本実施形態においては、制御部14は、表示制御手段、出力要請手段、消去制御手段としての機能を有する。
制御部14は、操作対象である放射線画像検出装置を用いて撮影することが予定されている患者情報及び撮影情報をネットワーク8を通じてサーバ2より受信するとともに、受信した撮影情報の中から撮影部位に関する情報を、基地局5を介して無線で放射線画像検出装置6に対して送信するようになっている。なお、患者情報及び撮影情報は、診察室等に設置されネットワーク8に接続された他のパーソナルコンピュータ等の端末から入力されたものを受信するようにしてもよい。また、コンソール7にケーブル等で接続されたカードリーダ等の情報読取装置により、IDカードに予め書き込まれた患者情報や撮影情報を読み出し、読み出したものを入力するようにしてもよい。
また、制御部14は、表示制御手段として、後述の放射線画像検出装置6より受信した放射線画像が適正に検出されていないとする判断結果及び当該放射線画像の縮小画像を表示部17に表示させるようになっている。
さらに、制御部14は、出力要請手段として、前記入力操作部18からの放射線画像情報の転送指示に係る信号に基づいて、放射線画像検出装置6に放射線画像情報の転送を行わせるようになっている。また、制御部14は、消去制御手段として、前記入力操作部18からの放射線画像情報の消去指示に係る信号に基づいて、放射線画像検出装置6に放射線画像情報の消去を行わせるようになっている。
具体的には、表示部17の画面は、図4に示すように、図4において左側上部は、縮小画像を表示させる縮小画像領域31とされているとともに、縮小画像領域31の下方は判断結果を表示させる判断結果領域32とされており、制御部14は、縮小画像領域31及び判断結果領域32の右側上部に、入力操作部18により選択可能な画像転送ボタン33及び削除ボタン34を表示させるようになっている。画像転送ボタン33が選択されると放射線画像情報の転送指示に係る信号が発せられ、削除ボタン34が選択されると放射線画像情報の消去指示に係る信号が発せられるようになっている。
また、制御部14は、放射線画像検出装置6から放射線画像情報を受信し、受け取った放射線画像情報についてA/D変換、正規化処理および階調処理等の画像処理を行うようになっている。
放射線画像検出装置6は、例えば、カセッテにフラットパネルディテクタ(FPD)が収容されてなるカセッテ型FPDであり、放射線画像検出装置6は、図3に示すように、制御部21、RAM22、ROM23、放射線検出部である平面検出器24、放射線画像記憶手段である画像メモリ25、通信部26、電源部27、入力操作部28等を備えて構成されており、各部はバス29により接続されている。
平面検出器24は、例えば、ガラス基板等を有しており、基板上の所定位置には、放射線源9から照射されて少なくとも被写体を透過した放射線をその強度に応じて検出し、検出した放射線を電気信号に変換して蓄積する複数の画素がマトリックス状に配列されている。
ここで、平面検出器24としては、図示は省略するが、例えば、放射線を蛍光(光)に変換する放射線光変換層と、放射線光変換層により変換された蛍光を検出して電気信号に変換する光電変換層とを備える間接型のもの、また、放射線光変換層及び光電変換層に替えて、放射線を直接電気信号に変換する放射線受部を有する放射線電気信号変換層を備える直接型のもの等が挙げられる。
画像メモリ25は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成され、平面検出器24に蓄積された電気信号が読み取られることにより取得された放射線画像の放射線画像情報を記憶するようになっている。
通信部26は、無線LAN等の無線通信方式により、基地局5を介して、コンソール7との間で各種情報の通信を行うものである。
電源部27は、放射線画像検出装置6を構成する各部に電源を供給する充電池30を有し、当該放射線画像検出装置6の所定位置に設けられた充電用端子(図示略)を介して充電可能に構成されている。
制御部21は、例えばCPU(Central Processing Unit)等から構成され、ROM23に格納される所定のプログラムを読み出してRAM22の作業領域に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。特に、本実施形態においては、制御部21は、適否判断手段、表示用情報生成手段、及び出力制御手段としての機能を備えるものである。
具体的には、例えば、制御部21は、平面検出器24の各画素を構成する例えばTFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング部を制御して、当該各画素に蓄積された電気信号の読み取りをスイッチングしていき、平面検出器24に蓄積された全ての電気信号を読み取ることにより、平面検出器24から放射線画像の画像データを取得するようになっている。
また、特に本実施形態に係る放射線画像撮影システム1においては、制御部21は、適否判断手段として、被写体像が適正位置に検出されているか、また、適正な放射線量により検出されているかを判断するようになっている。
具体的には、制御部21は、コンソール7から受信した撮影部位情報に係る撮影について照射野が存在するか否かを判断するようになっている。一般に、撮影部位の特性から標準的な照射野が定まるものであるため、この標準的な照射野と使用する放射線画像検出装置6の大きさとの関係で、当該撮影部位について照射野が存在するか否かが判断される。
なお、コンソール7の制御部14が、撮影部位情報に係る撮影について照射野が存在するか否かを判断し、その結果を放射線画像検出装置6に対して送信するようにしてもよい。
照射野が存在する場合においては、放射線画像検出装置6の制御部21は、検出された放射線画像から照射野に相当する部分を認定し、認定された照射野に相当する部分が、はみ出ることなく放射線画像中に収まっているか否かを判断するようになっている。そして、照射野に相当する部分が放射線画像中に収まっていれば、被写体に向けて照射され被写体を透過した放射線が全て放射線画像検出装置6により検出され、被写体像全体が得られていると考えられることから、被写体像が適正位置に検出されていると判定し、収まっていなければ被写体画像が適正位置に検出されていないと判定するようになっている。
ここで、放射線画像における照射野の認定方法としては、例えば、以下のような方法を適用することができる。すなわち、撮像面上の所定の位置から撮像面の端部側に向かう線分上の画像データを用いて微分処理を行う。この微分処理によって得られた微分信号は、照射野エッジ部で信号レベルが大きくなるため、微分信号の信号レベルを判別して1つの照射野エッジ候補点が求められる。この照射野エッジ候補点を求める処理を、撮像面上の所定の位置を中心として放射状に行うことにより複数の照射野エッジ候補点が求められる。このようにして得られた複数の照射野エッジ候補点を直線あるいは曲線で結ぶことにより得られた照射野エッジ部を放射線画像における照射野として認定する。
そして、以上のような方法で得られた照射野エッジ部が、放射線画像の端部において途切れている場合には、照射野が放射線画像中に収まっていないと判断し、照射野エッジ部が途切れている箇所がない場合には、照射野が放射線画像中に収まっていると判断するとよい。
一方、照射野が存在しない場合には、制御部21は、撮影部位毎に定められる特定領域を認定し、認定された特定領域の前記放射線画像における位置に基づいて、被写体像が適正位置に検出されているかを判断するようになっている。
具体的には、ROM23には、撮影部位毎に定められる特定領域に関するプロファイル及び当該特定領域の適正位置情報が記憶されている。プロファイルとは、当該撮影部位における特定領域(例えば、撮影部位が「胸部」である場合の「肺」等)の標準的な画像について、任意の線分上の画素値の変化を、横軸に線分上の位置、縦軸に画素値を取ることにより表したものであり、水平方向及び垂直方向にそれぞれ水平プロファイル及び垂直プロファイルとして作成されるものである。また、適正位置情報とは、当該撮影部位の形状、及び、特定領域の撮影部位に占める位置等を勘案して、特定領域がこの範囲に存在すれば、当該撮影部位全体が放射線画像に含まれるとされる当該範囲に関する情報である。
制御部21は、コンソール7から受信した撮影部位情報に係る撮影部位に対応するプロファイルを取得し、当該プロファイルの水平プロファイル及び垂直プロファイルを検出された放射線画像の水平方向及び垂直方向にそれぞれ走査して、その極小値、極大値、変曲点、閾値との交点等を求め、これらに基づいて当該放射線画像における特定領域を認定するようになっている。そして、コンソール7から受信した撮影部位情報に係る撮影部位に対応する特定領域の適正位置情報を取得し、この適正位置情報に示される所定の範囲に認定した特定領域が含まれている場合には、被写体像が適正位置に検出されていると判断し、所定の範囲に特定領域が含まれていない場合には、被写体像が適正位置に検出されていないと判断するようになっている。
なお、これら各特定領域に関するプロファイル及び各特定領域の適正位置情報は、コンソール7のROM16に記憶しておき、コンソール7の制御部14が撮影部位に対応するプロファイル及び適正位置情報を取得し、取得したプロファイル及び適正位置情報を放射線画像検出装置6に送信するようにしてもよい。
さらに、制御部21は、撮影部位毎の基準ヒストグラムと検出した放射線画像を解析することにより得られたヒストグラムとのずれから、被写体像が適正な放射線量により検出されているかを判断するようになっている。
具体的には、ROM23には、各撮影部位毎についての基準画像の基準ヒストグラムにおける基準信号レンジA0及び基準中央信号値Sc0が記憶されているとともに、基準信号レンジA0及び基準中央信号値Sc0との差の許容範囲を示した適正範囲情報が記憶されている。
ここで、信号レンジA及び中央信号値Scの算出方法について、図5を参照して説明する。図5は、横軸に画像信号レベル(濃度、放射線透過率に対応する)、縦軸に信号レベルに対応する頻度がとられたヒストグラムであり、放射線が被写体を透過した被写体透過部の放射線量について各信号値の頻度が示され、最高信号レベル位置に、放射線が被写体を透過しなかった素抜け部の放射線量に相当する一つの極大部分が現れる。
ヒストグラムの形状に基づいて素抜け部と被写体透過部とを区別し、被写体透過部の最小信号値Sminから最大信号値Smaxまでの幅を信号レンジAして求め、該信号レンジAの中央に位置する中央信号値Sc(Sc−Smin=Smax−Sc)を算出する。被写体透過部と素抜け部との区別は、例えば、ヒストグラムを高画像信号レベル側から走査して最初の頻度の山を越えた後頻度が所定の閾値以下になったところを素抜け部と被写体透過部との境界とすることにより行うことができる。また、信号レンジAは、例えば、ヒストグラムを低画像信号レベル側から走査して頻度が最初に所定の閾値を超えた点をSminとし、素抜け部と被写体透過部との境界をSmaxとすることにより算出可能である。
ヒストグラムは、各撮影部位の特性に応じて標準的な信号レベルの分布が定まっているため、各撮影部位毎に、ノイズが少なく最適な画像のヒストグラムを基準ヒストグラムとして作成し、作成した基準ヒストグラムから上記方法により信号レンジA及び中央信号値Scを算出し、それぞれ基準信号レンジA0、基準中央信号値Sc0としてROM23に記憶させる。
被写体に照射された放射線量が最適量よりも少ない場合には、ヒストグラムにおける信号レベルの分布は、図5において左側にずれる。基準ヒストグラムとノイズが診断に影響を及ぼさないように撮影された放射線画像のヒストグラムとの左側へのずれを許容される最大のずれとして、このヒストグラムにおける信号レンジA1及び中央信号値Sc1を予め求め、基準信号レンジA0及び基準中央信号値Sc0と信号レンジA1及び中央信号値Sc1との差を、適正範囲として定め、適正範囲情報としてROM23に記憶させる。
そして、制御部21は、照射野が存在する場合においては、検出された放射線画像から照射野に相当する部分を認定し、認定された照射野に相当する部分について、統計解析であるヒストグラム解析を行い、照射野が存在しない場合には、検出された放射線画像全体についてヒストグラム解析を行って、ヒストグラムを作成するようになっている。
制御部21は、作成したヒストグラムに基づいて、上記方法により信号レンジA及び中央信号値Scを算出するとともに、コンソール7から受信した撮影部位情報に示される撮影部位に対応する基準信号レンジA0及び基準中央信号値Sc0並びに適正範囲情報を取得して、基準信号レンジA0及び基準中央信号値Sc0と信号レンジA及び中央信号値Scとの差が適正範囲情報に示される範囲内であるかを判断するようになっている。
そして、制御部21は、基準信号レンジA0と信号レンジAとの差及び基準中央信号値Sc0と中央信号値Scとの差の双方が適正範囲内に入っていれば、放射線画像が適正な放射線量により検出されていると判断し、いずれか一方でも適正範囲に入っていなければ、放射線画像が適正な放射線量により検出されていないと判断するようになっている。
制御部21は、被写体像が適正な位置に検出されていないと判断された場合、又は、放射線画像が適正な放射線量により検出されていないと判断された場合には、当該放射線画像の放射線画像情報を画像メモリ25に記憶させるようになっている。
また、上記場合には、制御部21は、表示用情報生成手段として、表示用情報生成プログラムに従って、取得した放射線画像情報に基づいて、画像表示装置6に対して出力される表示用画像情報を生成する。具体的には、制御部21は、表示用画像情報として、放射線画像情報よりも情報量の少ない縮小画像情報を生成するようになっている。この縮小画像の縮小率は、例えば、原画像に対して各辺の長さが1/2〜1/100倍となる程度(画素数が1/4〜1/10000倍となる程度)が好ましく、1/4〜1/2500倍となる程度がより好ましい。
そして、制御部21は、出力制御手段として、上記判断結果及び生成された表示用画像情報をコンソール7に対して送信するように通信部26を制御するようになっている。ここで、コンソール7に対して送信される判断結果は、被写体像が位置が適正に検出されていない、さらには、被写体画像における放射線画像からはみ出ているおそれがある部分、また、適正な放射線量により検出されていない等の詳細な判断結果である。また、制御部21は、コンソール7からの要求に応じて、画像メモリ25に記憶されている放射線画像の放射線画像情報をコンソール7に対して転送するように通信部26を制御するようになっている。
また、制御部21は、被写体像が適正な位置に検出されており、放射線画像が適正な放射線量により検出されていると判断された場合には、出力制御手段として、当該放射線画像の放射線画像情報をコンソール7に対して転送するように通信部26を制御するようになっている。なお、この場合においても、表示用画像情報を生成して、コンソール7に対して出力するようにしてもよい。このようにすれば、コンソール7の表示部17にて縮小画像が表示され、ユーザは撮影が適正に行われたことの確認を行うことができる。
次に、放射線画像撮影システム1の作用について図6を用いて説明する。
放射線画像の撮影が行われる際には、サーバ2から撮影操作装置4に対して、患者情報や撮影情報が送信される。撮影操作装置4は、受信した撮影情報に含まれる撮影条件に基づいて放射線画像撮影装置3を制御し、放射線画像撮影装置3は、撮影条件に従って放射線を患者12に対して照射する。これにより、放射線画像が撮影される(S1)。
このとき、放射線画像検出装置6が、寝台11の下方に装着されており、この放射線画像検出装置6により、患者12を透過する放射線が検出され、検出された放射線の強弱が電気信号に変換されて放射線画像情報が取得される(S2)。
放射線画像情報が取得されると、放射線画像検出装置6の制御部21により、取得した放射線画像情報に基づいて、被写体像が適正位置に検出されているか、また、適正な放射線量により検出されているかが判断することにより、放射線画像が適正に検出されているかの判断が行われる(S3)。
被写体像が適正位置に検出されているかの判断は以下のように行われる。放射線画像検出装置6の制御部21は、予めコンソール7によりサーバ2から受信された当該撮影に係る撮影部位情報を、通信部26及び基地局5を介して無線により取得し、取得した撮影部位情報に係る撮影について照射野が存在するか否かを判断する。照射野が存在すると判断した場合には、検出された放射線画像から照射野に相当する部分を認定し、認定された照射野に相当する部分が、放射線画像中に収まっている場合には、被写体像が適正位置に検出されていると判断し、収まっていない場合には、被写体像が適正位置に検出されていないと判断する。
一方、照射野が存在しないと判断した場合には、制御部21は、コンソール7から受信した撮影部位情報に係る撮影部位に対応するプロファイル及び適正位置情報を取得し、取得したプロファイルに基づいて当該放射線画像における特定領域を認定する。そして、適正位置情報に示される所定の範囲に、認定した特定領域が含まれている場合には、被写体像が適正位置に検出されていると判断し、含まれていない場合には、被写体像が適正位置に検出されていないと判断する。
また、放射線画像が適正な放射線量により検出されているかの判断は、以下のようにおこなわれる。制御部21は、照射野が存在する場合は、照射野に相当する部分について、照射野が存在しない場合には放射線画像全体について、ヒストグラムを作成し、作成したヒストグラムに基づいて、信号レンジA及び中央信号値Scを算出する。そして、コンソール7から受信した撮影部位情報に係る撮影部位に対応する基準信号レンジA0、基準中央信号値Sc0及び適正範囲情報取得し、基準信号レンジA0及び基準中央信号値Sc0と信号レンジA及び中央信号値Scとの差が適正範囲情報に示される範囲内であるかを判断する。含まれている場合には、制御部21は、被写体像が適正な放射線量により検出されていると判断し、含まれていない場合には、適正な放射線量により検出されていないと判断する。
被写体像が適正な位置に検出されていない、又は、放射線画像が適正な放射線量により検出されていないため、被写体像が適正に検出されていないと判断された場合には(S3=No)、制御部21により、当該放射線画像の放射線画像情報が、画像メモリ25に記憶される(S4)。
その後、制御部21により、放射線画像情報に基づいて縮小画像情報が生成され(S5)、生成された縮小画像情報が、上記放射線画像が適正に検出されていないとする判断結果とともに、通信部26及び基地局5を介して無線によりコンソール7へ送信される(S6)。
コンソール7が縮小画像情報及び判断結果を受信すると、制御部14により、受信した縮小画像情報に係る縮小画像及び判断結果とともに画像転送ボタン33及び削除ボタン34が、表示部17に表示される(S7)。
これにより、ユーザが、判断結果を勘案しつつ縮小画像を検討して、検出された放射線画像が診断用の画像として使用できるか否かを判断することが可能となる。そして、放射線画像検出装置6により被写体画像が適正に検出されていないと判断された場合であっても、例えば、撮影部位中で撮影されていない部分が診断に関わる部分ではない場合等には、検出された放射線画像が診断用の画像として使用できると判断することができる。ユーザが診断用の画像として使用できると判断した場合には、当該放射線画像をコンソール7に転送させるために画像転送ボタン33の選択を入力操作部18より行う。一方、ユーザが診断用の画像として使用できないと判断した場合には、当該放射線画像を消去させるために削除ボタン34の選択を入力操作部18より行う。
制御部14は、ユーザの判断で入力操作部18から画像転送ボタン33が選択されることにより、放射線画像情報の転送指示に係る信号が発せられたか否かを判断し(S8)、発せられない場合は(S8=No)、ユーザの判断で入力操作部18から削除ボタン34が選択されることにより、放射線画像情報の消去指示に係る信号が発せられたか否かを判断する(S9)。消去指示信号が発せられた場合には(S9=Yes)、制御部14により、放射線画像検出装置6の画像メモリ25に記憶されている放射線画像情報が消去され(S10)、再度、放射線画像の撮影を行って(S1)、S2以降のステップを繰り返すことになる。
一方、被写体像が適正な位置に検出されているとともに、放射線画像が適正な放射線量により検出されていることから、被写体像が適正に検出されていると判断された場合には(S3=Yes)、制御部21により、放射線画像情報が、通信部26及び基地局5を介して無線によりコンソール7へ転送される(S11)。
また、放射線画像が適正に検出されていないと判定された場合であっても、ユーザが縮小画像を検討した結果、当該放射線画像を診断に使用することができると判断し、入力操作部18から画像転送ボタン33が選択されることにより、放射線画像情報の転送指示に係る信号が発せられた場合にも(S8=Yes)、制御部21により、画像メモリ25に記憶されている放射線画像情報が、通信部26及び基地局5を介して無線によりコンソール7へ転送される(S11)。
その後、通信部19を介してコンソール7に受信された放射線画像情報に対して、制御部14により、A/D変換、正規化処理および階調処理等の画像処理が行われる(S12)。そして、画像処理された放射線画像情報と患者情報と関連付けて、サーバ2に対して送信する。その後、各放射線画像情報は、サーバ2より適宜出力され、放射線画像として医師による診断に供される。
以上より、本実施形態によれば、放射線画像検出装置6の制御部21により放射線画像の適否が自動判断され、適正であれば放射線画像が自動的にコンソール7に転送されて、画像処理が行われることから、ユーザが全ての放射線画像について縮小画像を確認する必要がないため、ユーザによる再撮影の要否判断の負担を軽減することができる。
また、放射線画像検出装置6による自動判断の結果が不適である場合は、コンソール7に縮小画像とともに詳細な判断結果が表示されることから、ユーザは判断結果を勘案して縮小画像を確認することにより、当該縮小画像に係る放射線画像を医師の診断に用いることかできるかを検討することが可能であり、ユーザが診断に用いることができると判断した場合は、コンソール7の入力操作部18を操作することにより、放射線画像検出装置6の画像メモリ25に記憶されている放射線画像情報がコンソールに転送されて画像処理が行われることから、再撮影を行う必要がなく、患者11の無駄な被爆を防止することができる。
なお、ユーザが縮小画像を検討することにより、放射線画像を医師による診断に用いることができないと判断した場合には、コンソール7の入力操作部18を操作することにより、放射線画像検出器6の画像メモリ25に記憶されている放射線画像情報が消去されるため、次の放射線画像の撮影に備えることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態では、本発明に係る適否判定手段が放射線画像検出装置6の制御部21である場合を例示して説明したが、コンソール7の制御部14を適否判定手段としてもよい。さらに、本実施形態では、本発明に係る画像表示装置と画像処理装置とがコンソール7として一体化された場合を例示して説明したが、画像表示装置と画像処理装置とがそれぞれ別体であっても構わない。このように別体にした場合には、画像処理装置の制御部を適否判定手段としてもよい。
そして、本実施形態では、放射線画像が適正に検出されていないと判定された場合には、縮小画像情報と判定結果とをコンソール7の表示部17に表示させるようになっているが、コンソール7に音声出力部を設け、当該音声出力部によって判定結果を音声で通知するようにしてもよい。
また、本実施形態では、放射線画像検出装置6として、コンソール7等と無線通信方式により各種情報の通信を行う構成のものを例示したが、これに限られるものではなく、コンソール7等と所定のケーブルを用いて接続し、これら各装置と通信を行うような構成のものであってもよい。
さらに、本実施形態では、放射線画像検出装置6、コンソール7に係る機能は、集積回路からなる中央処理装置(CPU)によって、所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、例えば、各種機能を実現するためのロジック回路から構成されてもよい。
本発明による放射線画像撮影システムの一実施形態の概略構成を示す図である。 図1の放射線画像撮影システムを構成するコンソールの要部構成示すブロック図である。 図1の放射線画像撮影システムを構成する放射線画像検出装置の要部構成示すブロック図である。 図1の放射線画像撮影システムを構成するコンソールの表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図1の放射線画像撮影システムを構成する放射線画像検出装置により作成される放射線画像のヒストグラムの一例を示す図である。 図1の放射線画像撮影システムによる撮影処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 放射線画像撮影システム
2 サーバ
3 放射線画像撮影装置
4 撮影操作装置
5 基地局
6 放射線画像検出装置
7 コンソール
18 入力操作部
21 制御部
25 画像メモリ(放射線画像記憶手段)
26 通信部

Claims (12)

  1. 被写体に向けて照射された放射線の強弱を読み取って放射線画像情報を取得する放射線画像検出装置と、画像を表示する画像表示装置及び放射線画像の画像処理を行う画像処理装置とが通信可能に備えられた放射線画像撮影システムであって、
    被写体像が適正に検出されているかを判断する適否判断手段と、
    前記放射線画像情報に基づいて、前記画像表示装置に対して出力され前記放射線画像情報よりも情報量の少ない表示用画像情報を生成する表示用情報生成手段と、
    前記放射線画像情報を記憶する放射線画像記憶手段と、
    前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていると判断された場合に、前記放射線画像情報を前記画像処理装置に出力するように制御する出力制御手段と、
    前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていないと判断された場合に、前記表示用情報生成手段により生成された前記表示用画像情報に係る表示用画像を前記画像表示装置に表示するように制御する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする放射線画像撮影システム。
  2. 前記画像表示装置が、前記表示制御手段を備え、
    前記放射線画像検出装置が、前記適否判断手段、前記表示用情報生成手段、前記放射線画像記憶手段、及び前記出力制御手段を備えるとともに、
    前記出力制御手段は、前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていないと判断された場合には、前記表示用情報生成手段により生成された前記表示用画像情報を前記画像表示装置に出力するように制御することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  3. 前記出力制御手段は、前記表示用画像情報とともに前記適否判断手段による判断結果を前記画像表示装置に出力するように制御し、前記表示制御手段は、前記表示用画像とともに前記判断結果を表示するように制御することを特徴とする請求項2に記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記画像表示装置が、前記適否判断手段及び前記表示制御手段を備えるとともに、
    前記放射線画像検出装置が、前記表示用情報生成手段、前記放射線画像記憶手段、及び前記出力制御手段を備え、
    前記表示用情報生成手段は、取得されたすべての放射線画像情報について表示用画像情報を生成し、
    前記出力制御手段は、前記表示用情報生成手段により生成された前記表示用画像情報を前記画像表示装置に出力し、
    前記適否判断手段は、前記表示用画像情報に基づいて、被写体像が適正に検出されているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  5. 前記表示制御手段は、前記表示用画像とともに前記判断結果を表示するように制御することを特徴とする請求項4に記載の放射線画像撮影システム。
  6. 前記画像表示装置が、前記表示制御手段を備え、
    前記画像処理装置が、前記適否判断手段を備えるとともに、
    前記放射線画像検出装置が、前記表示用情報生成手段、前記放射線画像記憶手段、及び前記出力制御手段を備え、
    前記表示用情報生成手段は、取得されたすべての放射線画像情報について表示用画像情報を生成し、
    前記出力制御手段は、前記表示用情報生成手段により生成された前記表示用画像情報を前記画像処理装置に出力するとともに、前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていないと判断された場合には、前記表示用画像情報を前記画像表示装置に出力するように制御し、
    前記適否判断手段は、前記表示用画像情報に基づいて、被写体像が適正に検出されているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  7. 前記画像表示装置は、ユーザによる指示を入力する入力操作部と、
    前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていないと判断された場合であっても、前記入力操作部からの指示に基づいて、前記放射線画像記憶手段に記憶されている前記放射線画像情報を前記画像処理装置に出力するように前記出力制御手段に要請する出力要請手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  8. 前記画像表示装置は、ユーザによる指示を入力する入力操作部と、
    前記入力操作部からの指示に基づいて、前記放射線画像記憶手段に記憶されている前記放射線画像情報を消去するように前記放射線画像記憶手段を制御する消去制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  9. 前記表示制御手段は、前記適否判断手段により被写体像が適正に検出されていると判断された場合においても、前記表示用情報生成手段により生成された前記表示用画像情報に係る表示用画像を表示させることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  10. 前記画像表示装置と前記画像処理装置とが一体となって一装置が構成されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  11. 前記放射線画像検出装置は、無線信号により通信する通信部を備えることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  12. 前記放射線画像検出装置は、被写体に向けて照射された放射線を検出し、当該放射線を電気信号に変換して蓄積する平面状の放射線検出部を有し、当該放射線検出部に蓄積された電気信号を読み出して前記被写体の放射線画像情報を取得するフラットパネルディテクタ(FPD)をカセッテに収納したカセッテ型FPDであることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
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