JP2006121576A - 無線lanシステム、無線端末、無線基地局、無線端末の通信設定方法及びそのプログラム - Google Patents

無線lanシステム、無線端末、無線基地局、無線端末の通信設定方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワークトポロジが変更された場合でも、ネットワークに接続する権限を既に有するユーザが権限の取得のための操作を再度行う必要のない無線LANシステム並びにこれに用いる無線端末、無線基地局及びサーバを提供する。
【解決手段】 無線基地局2bは、自局への帰属を無線端末に許可する条件を示す設定情報を格納する設定情報保存部と、設定情報をビーコンに含めて送出する無線通信設定管理部とを備え、無線端末1は、無線基地局2bが発するビーコンを受信する無線通信インタフェース部と、無線基地局2bが発するビーコンから設定情報を抽出し、抽出した設定情報によって示される条件に自端末の通信設定が合致するか否かを判断し、抽出した設定情報によって示される条件に自端末の通信設定が合致しない場合に第2の無線基地局に対して帰属要求を送信し、設定用サーバと相互認証を行い、設定情報を取得する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線LANシステムに関し、特に、ネットワークトポロジが変更された場合でも、ネットワークに接続する権限を既に有するユーザが権限の取得のための操作を再度行う必要のない無線LANシステム並びにこれに用いる無線端末、無線基地局、無線端末の通信設定方法及びそのプログラムに関する。
従来、業務フロア内の無線LANや公衆無線LANでは、ユーザが使用する無線通信端末(コンピュータやPDAなど)をアクセスポイント(公衆無線LANでは公衆無線スポットともいう)接続可能とするために、権利情報(会員種別、有効期限など)と設定情報(wepキーなど)とを電子チケット(電子化した情報)としてユーザの無線通信端末へ配布する方法が用いられている。これらの情報を電子チケットとしてユーザの無線通信端末へ配布することにより、ユーザが権利情報や設定情報を手作業で無線通信端末へ入力する必要が無くなるため、ユーザの利便性が向上する。
この方法においては、一般的には、電子チケットの配布は、赤外線通信や近距離無線通信によって行われている。
電子チケットが配布されたユーザは、配布された電子チケットに含まれる権利情報及び設定情報に基づいて自身が使用する無線通信端末の無線通信機能を設定することで、アクセスポイントを介して無線通信装置を無線LANへ接続することができる。
しかし、ネットワークトポロジが変更されるなどして、無線基地局の設定情報が変わった場合、無線基地局の設定情報が変わる前にアクセスを許可していたユーザ(電子チケット配布済みのユーザ)に対して、無線基地局の設定情報が変わったことを周知させる必要がある。
ユーザとしても、変更後の設定情報に基づいて自身が使用する無線通信端末の無線通信機能の設定を変更する必要がある。
このように、従来の無線LANでは、ネットワークトポロジが変更された場合、ユーザに配布した電子チケットの持つ「ネットワークへ接続する権利」が失われていないにも関わらず、ユーザに電子チケットの再ダウンロードを要求することとなる。
ネットワークの管理者側としては、電子チケットを配布済みのユーザに対して改めて電子チケットを配布することは、ネットワーク上のトラヒックの増大を招くという不都合がある。
また、ユーザ側としては、電子チケットの再ダウンロードに時間や手間を要するという不都合がある。特に、無線通信端末では、電子チケットの再ダウンロードのためにバッテリーを消費してしまうと、駆動時間が短くなってしまう。
移動端末の制御プログラムの更新を簡単に行うことを目的とした従来技術としては、特許文献1に開示される「制御プログラム管理装置及び制御プログラム更新方法」や特許文献2に開示される「インターネットアクセスシステム」がある。
特許文献1に開示される発明は、移動端末が基地局に帰属した際に、制御プログラム管理装置は移動端末の制御プログラムの版数が最新であるか否かを確認する。最新でない場合には、制御プログラム管理装置は最新の制御プログラムを制御プログラムデータベースから読み出し、基地局を介して移動端末へ送信し、制御プログラムを更新させるものである。
また、特許文献2には、不特定多数の利用者端末を接続可能な第1の無線LANアクセスポイントと、任意の認証情報に基づく認証が認められた特定の利用者端末のみ接続可能な第2の無線LANアクセスポイントを備え、利用者端末は、第1の無線LANアクセスポイントに接続して認証サーバとの間で認証動作を行ったのちに接続情報を入手し、第2の無線LANアクセスポイントに切換えることによって、端末をインターネットへ接続するインターネットアクセスシステムが開示されている。
特開2000−23209号公報 特開2004−127187号公報
しかし特許文献1に開示される発明は、制御プログラムを更新していなくても基地局との通信を確立できる構成のネットワークにしか適用できない。
無線LANの場合、ネットワークトポロジが変更されると、それまで利用可能であったアクセスポイント(無線基地局)が利用不可となってしまうため、そもそも無線端末は無線基地局に帰属することすらできない。よって、上記特許文献1に開示される発明は、無線LANに適用することはできない、
また、特許文献2に開示される発明は、利用者端末をインターネットへ接続する際には、常に第1の無線LANアクセスポイントを介して認証サーバとの間で認証動作を行う。従って、第1の無線LANアクセスポイントを介して設定情報を取得する必要が無いとき(利用者端末が第2の無線LANアクセスポイントへ帰属するための設定情報を取得済みであるとき)には、不必要な処理を行うこととなり、利用者端末における処理負荷やネットワーク上のトラフィックが増加する原因となる。
また、特許文献2に開示される発明は、ユーザIDやパスワードを用いたユーザ認証を行うのは、利用者端末が第2の無線LANアクセスポイントに帰属した後である。すなわち、第1の無線LANアクセスポイントを介した通信中は、何ら認証動作を行わない。従って、第1の無線LANアクセスポイントを介した通信中は、暗号による保護が全く無い状態となるため、この状態で設定情報を送受信することは好ましいことではない。
このように、従来は、無線基地局の設定変更を自動的に検出し、電子チケットが背既に発行されているユーザに限ってネットワーク設定変更を自動的に更新する無線LANシステムは提供されていなかった。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、未知の設定情報を必要とする無線基地局へ帰属する場合でも、設定情報を取得するための操作をユーザが行う必要のない無線LANシステム並びにこれに用いる無線端末、無線基地局、無線端末の通信設定方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、設定情報に基づいて通信設定がなされる無線端末と、帰属した無線端末をLANに接続する第1の無線基地局と、帰属した無線端末を設定用サーバに接続する第2の無線基地局とを有する無線LANシステムであって、第1の無線基地局は、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に対して自局への帰属を許可するかを表す“設定バージョン情報”を格納する手段と、設定バージョン情報を無線端末へ送出する手段とを備え、無線端末は、第1の無線基地局が発する設定バージョン情報を取得する手段と、自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が取得した設定バージョン情報によって示される版数に適合するか否かを判断する手段と、自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が取得した設定バージョン情報によって示される版数に適合しない場合に第2の無線基地局に対して帰属要求を送信する手段と、設定用サーバと相互認証を行う手段と、認証済みの設定用サーバに予め格納されている設定情報を取得する手段と、設定用サーバから取得した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する手段とを備え、設定用サーバは、設定情報を格納する手段と、無線端末と相互認証を行う手段と、認証済みの無線端末からの要求に応じ設定情報を送信元の無線端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする無線LANシステムを提供するものである。
本発明の第1の態様においては、第1の無線基地局は、設定バージョン情報をビーコンに含めて送出し、無線端末は、第1の無線基地局が発するビーコンから設定バージョン情報を抽出して取得することが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、設定情報に基づいて通信設定がなされる無線端末が帰属した場合に該無線端末をLANへ接続する第1の無線基地局と、帰属した無線端末を設定用サーバに接続する第2の無線基地局とを有する無線LANシステムであって、第1の無線基地局は、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に対して自局への帰属を許可するかを表す設定バージョン情報を格納する手段と、設定バージョン情報を無線端末へ送出する手段とを備え、設定用サーバは、設定情報を格納する手段と、無線端末と相互認証を行う手段と、認証済みの無線端末からの要求に応じ設定情報を送信元の無線端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする無線LANシステムを提供するものである。
本発明の第2の態様においては、第1の無線基地局は、設定バージョン情報をビーコンに含めて送出することが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第3の態様として、無線端末と、帰属した無線端末をLAN又は設定用サーバのいずれかに接続する無線基地局とを有する無線LANシステムであって、無線基地局は、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に、LANへの接続を許可するかを表す基地局設定バージョン情報を格納する手段と、該基地局設定バージョン情報と無線端末から受信した帰属要求に含まれる端末設定バージョン情報とに基づいて、帰属要求の送信元である無線端末をLAN及び設定用サーバのいずれと接続するかを切り替える手段と、無線端末に対してLAN及び設定用サーバのいずれと接続したのかを通知する手段とを備え、無線端末は、どの版数の設定情報に基づいて自端末の通信設定がなされているかを示す端末設定バージョン情報を帰属要求とともに無線基地局へ送信する手段と、無線基地局から設定用サーバへ接続したことを通知された場合に設定用サーバとの間で相互認証を行う手段と、認証済みの設定用サーバに予め格納されている設定情報を取得する手段と、設定用サーバから取得した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する手段とを有し、設定用サーバは、無線端末が無線基地局へ帰属するための通信設定を表す設定情報を格納する手段と、無線端末と相互認証を行う手段と、認証済みの無線端末からの要求に応じ設定情報を送信元の無線端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする無線LANシステムを提供するものである。
また、上記目的達成するため、本発明は、第4の態様として、設定情報に基づいて通信設定がなさる無線端末が帰属した場合に、該無線端末をLAN又は設定用サーバのいずれかに接続する無線基地局を有する無線LANシステムであって、無線基地局は、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末にLANへの接続を許可するかを表す基地局設定バージョン情報を格納する手段と、無線端末から受信した帰属要求に含まれ、どの版数の設定情報に基づいて無線端末の通信設定がなされているかを示す端末設定バージョン情報と基地局設定バージョン情報とに基づいて、帰属要求の送信元である無線端末をLAN及び設定用サーバのいずれと接続するかを切り替える手段と、無線端末に対してLAN及び設定用サーバのいずれと接続したのかを通知する手段とを備え、設定用サーバは、無線端末が無線基地局へ帰属するための通信設定を表す設定情報を格納する手段と、無線端末と相互認証を行う手段と、認証済みの無線端末からの要求に応じ設定情報を送信元の無線端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする無線LANシステムを提供するものである。
上記本発明の第3の態様又は第4の態様においては、設定用サーバは、LANとは論理的に異なるサブネットに設けられており、無線基地局は帰属要求の送信元である無線端末をLAN及び設定用サーバのいずれと接続するかを、VLANタグを用いて切り替えることが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第5の態様として、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に第1の無線基地局が帰属を許可するかを表す設定バージョン情報を、第1の無線基地局から取得する手段と、取得した設定バージョン情報によって示される版数に自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が適合するか否かを判断する手段と、取得した設定バージョン情報によって示される版数と自端末の通信設定が適合しない場合に第2の無線基地局に対して帰属要求を送信する手段と、第2の無線基地局に接続されている設定用サーバと相互認証を行う手段と、認証済みの設定用サーバに予め格納されている無線端末が無線基地局へ帰属するための通信設定を表す設定情報を取得する手段と、設定用サーバから取得した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する手段とを備える無線端末を提供するものである。
本発明の第5の態様においては、第1の無線基地局が発するビーコンから設定バージョン情報を抽出して取得することが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第6の態様として、無線基地局を介してLAN又は設定用サーバのいずれかに接続される無線端末であって、どの版数の設定情報に基づいて自端末の通信設定がなされているかを示す設定バージョン情報を帰属要求とともに無線基地局へ送信する手段と、自端末がLAN又は設定用サーバのいずれへ接続されたのかの通知を無線基地局から受ける手段と、無線基地局から設定用サーバへ接続したことを通知された場合に設定用サーバとの間で相互認証を行う手段と、認証済みの設定用サーバに予め格納されているLANへの接続するための条件を示す設定情報を取得する手段と、設定用サーバから取得した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する手段とを有することを特徴とする無線端末を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第7の態様として、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に自局への帰属を許可するかを示す設定バージョン情報を無線端末へ送出する手段を備えた無線基地局を提供するものである。本発明の第7の態様においては、設定バージョン情報をビーコンに含めて送出することが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第8の態様として、無線端末をLAN又は設定用サーバのいずれかに接続する無線基地局であって、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末にLANへの接続を許可するかを表す基地局設定バージョン情報を格納する手段と、無線端末から受信した帰属要求に含まれ、どの版数の設定情報に基づいて無線端末の通信設定がなされているかを示す端末設定バージョン情報とに基づいて、帰属要求の送信元である無線端末をLAN及び設定用サーバのいずれと接続するかを切り替える手段と、無線端末に対してLAN及び設定用サーバのいずれと接続したのかを通知する手段とを有することを特徴とする無線基地局を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第9の態様として、無線端末を制御する実質的なコンピュータに、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に第1の無線基地局が帰属を許可するかを表す設定バージョン情報を、第1の無線基地局から取得する工程と、取得した設定バージョン情報によって示される版数に自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が適合するか否かを判断する工程と、取得した設定バージョン情報によって示される版数と自端末の通信設定が適合しない場合に第2の無線基地局に対して帰属要求を送信する工程と、第2の無線基地局に接続されている設定用サーバと相互に認証しあう工程と、認証済みの設定用サーバに予め格納されている無線端末が無線基地局へ帰属するための通信設定を表す設定情報を取得する工程と、設定用サーバから取得した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する工程とを実行させることを特徴とする無線端末の通信設定方法のプログラムを提供するものである。
本発明の第9の態様においては、第1の無線基地局が発するビーコンから設定バージョン情報を抽出して取得することが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第10の態様として、無線基地局を介してLAN又は設定用サーバのいずれかに接続される無線端末を制御する実質的なコンピュータに、どの版数の設定情報に基づいて自端末の通信設定がなされているかを示す設定バージョン情報を無線基地局へ送信する工程と、無線基地局に帰属要求を送出した際に、自端末がLAN又は設定用サーバのいずれへ接続されたのかの通知を無線基地局から受信する工程と、無線基地局から設定用サーバへ接続したことを通知された場合に設定用サーバとの間で相互に認証しあう工程と、LANへの接続するための条件を示す設定情報を認証済みの設定用サーバから取得する工程と、設定用サーバから取得した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する工程とを実行させることを特徴とする無線端末の通信設定方法のプログラムを提供するものである。
本発明の第10の態様においては、設定バージョン情報を帰属要求とともに無線基地局へ送信することが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第11の態様として、設定情報に基づいて通信設定がなされる無線端末と、帰属した無線端末をLANに接続する第1の無線基地局と、帰属した無線端末を設定用サーバに接続する第2の無線基地局とを有する無線LANシステムにおいて、無線端末の通信設定を行う方法であって、第1の無線基地局が、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に対して自局への帰属を許可するかを表す設定バージョン情報を、無線端末へ送出する工程と、無線端末が、自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が第1の無線基地局から取得した設定バージョン情報によって示される版数に適合するか否かを判断する工程と無線端末が、自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が第1の無線基地局から取得した設定バージョン情報によって示される版数に適合しないと判断した場合に、第2の無線基地局に対して帰属要求を送信する工程と、無線端末と設定用サーバとが相互に認証しあう工程と、無線端末が、認証済みの設定用サーバに対して、該設定用サーバに予め格納されている設定情報の送信を要求する工程と、設定用サーバが、認証済みの無線端末からの要求に応じ設定情報を送信元の無線端末へ送信する工程と、無線端末が、設定用サーバから取得した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する工程とを備えることを特徴とする無線端末の通信設定方法を提供するものである。
本発明の第11の態様においては、第1の無線基地局は、設定バージョン情報をビーコンに含めて送出し、無線端末は、第1の無線基地局が発するビーコンから設定バージョン情報を抽出して取得することが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第12の態様として、無線端末と、帰属した無線端末をLAN又は設定用サーバのいずれかに接続する無線基地局とを有する無線LANシステムにおいて無線端末の通信設定を行う方法であって、無線端末が、どの版数の設定情報に基づいて自端末の通信設定がなされているかを示す端末設定バージョン情報を無線基地局へ送信する工程と、無線基地局が、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に、LANへの接続を許可するかを表す基地局設定バージョン情報と無線端末から受信した端末設定バージョン情報とに基づいて、帰属要求の送信元である無線端末をLAN及び設定用サーバのいずれと接続するかを切り替える工程と、無線端末が、無線基地局に帰属要求を送信する工程と、無線基地局が、LAN及び設定用サーバのいずれへ接続したのかを無線端末に対して通知する工程と、無線端末が、無線基地局から設定用サーバへ接続したことを通知された場合に設定用サーバとの間で相互に認証しあうを工程と、無線端末が、認証済みの設定用サーバに対して、該設定用サーバに予め格納されている設定情報の送信を要求する工程と、設定用サーバが、認証済みの無線端末からの要求に応じ設定情報を送信元の無線端末へ送信する工程と、無線端末が、設定用サーバから取得した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する工程とを備えることを特徴とする無線端末の通信設定方法を提供するものである。
本発明の第12の態様においては、無線端末は、端末設定バージョン情報と帰属要求とを同時に無線基地局へ送信することが好ましい。
本発明によれば、ネットワークトポロジが変更された場合でも、ネットワークに接続する権限を既に有するユーザが権限の取得のための操作を再度行う必要のない無線LANシステム並びにこれに用いる無線端末、無線基地局、無線端末の通信設定方法及びそのプログラムを提供できる。
〔第1の実施形態〕
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。図1に、本実施形態にかかる無線LANシステムの構成を示す。この無線LANシステムは、無線端末1、無線基地局2(2a,2b)、設定用サーバ3及びサーバ4(4a,4b)を有する。なお、以下の説明では、無線基地局2aと無線基地局2bとを特に区別する必要がある場合にのみ符号にa又はbを付加して表すものとする(サーバ4についても同様)。
無線端末1は、通信ネットワーク上に設けられているサーバ4と通信し、サーバ4が提供するサービスをユーザに提供するための端末である。無線基地局2は、帰属した無線端末1をネットワークへ接続する。設定用サーバ3は、設定用無線ネットワーク上に設けられており、内蔵又は外付けされた不図示のデータベースを備えている。設定用サーバ3は、不図示のデータベースに格納されている設定情報(無線端末1が通信ネットワークへ接続するために必要な情報)を無線端末1からの要求に応じて、要求元の無線端末1へ受け渡す。サーバ4は、通信ネットワーク上に設けられており、無線端末1に一般的なサービスを提供する。
図2に、無線端末1の構成を示す。無線端末1は、無線通信インタフェース部11、通信制御部12、設定情報管理部13、認証情報管理部14、設定情報保存部15、認証情報保存部16及びサービスクライアント部17を有する。
無線通信インタフェース部11は、一般的な無線LANインタフェースと同様の機能に加えて、無線基地局2から受信するビーコン信号から、設定バージョン情報を取得する機能を有する。通信制御部12は、設定用サーバ3やサーバ4と通信するための機能部であり、例えば、TCP/IPやUDP/IPレイヤでの通信機能を有する。設定情報管理部13は、設定用サーバ3から設定情報を取得し、設定情報保存部15に格納する。また、設定情報管理部13は、設定情報保存部15に格納されている設定情報(無線通信やサービス利用に必要な情報)を読み出し、無線通信インタフェース部11、通信制御部12又はサービスクライアント部17に渡す。さらに、設定情報管理部13は、設定バージョン情報の比較を行う。認証情報管理部14は、設定用サーバ3と相互認証するための機能を備える。設定情報保存部15は、設定用サーバ3から取得した設定情報や、無線基地局2から取得した設定バージョン情報が格納される。認証情報保存部16は、設定用サーバ3から設定情報を取得する際に必要となる証明書情報を格納する。サービスクライアント部17は、通信ネットワーク上に存在するサーバ4と通信して、それらのサーバが提供するサービスを受けるための機能部である。サービスクライアント部17は、無線端末1を制御するCPUがソフトウェアを実行することによりCPU上に形成される機能部である。サービスクライアント部17は、設定用サーバ3やサーバ4との通信に設定が必要な場合は、設定情報管理部13から設定情報を取得する。
図3に、無線基地局2の構成を示す。無線基地局2は、無線通信インタフェース部21、内部ネットワーク通信インタフェース部22、通信管理部23、無線通信設定管理部24及び設定情報保存部25を有する。なお、これらの機能部が無線基地局2aのものか無線基地局2bのものかを区別する必要がある場合には、無線通信インタフェース部21aのように符号にaを付加して表すものとする。
無線通信インタフェース部21は、一般的な無線LANインタフェースと同様の機能に加えて、現在の設定バージョンを示す情報(設定バージョン情報)をビーコンにのせて送出する機能を備える。なお、無線通信インタフェース部21aは、自局が設定用に設けられたセキュリティ不要のアクセスポイントであることを示す情報もビーコンに含めて送出する。例えば、セキュリティ不要のアクセスポイントであることを示すフラグをビーコンに含めて送出しても良いし、バージョン情報が特定の文字(“:”など)のときセキュリティ不要のアクセスポイントを示すものと予め定義しておいてもよい。内部ネットワーク通信インタフェース部22は、自身が中継しているネットワーク(公衆無線ネットワーク又は設定用ネットワーク)との通信口であり、一般的なLANインタフェースと同様の機能を有する。通信管理部23は、無線通信インタフェース部21と内部ネットワーク通信インタフェース部22との間でやりとりされるパケットデータを中継する(一般的なハブやルータと同様の機能)。無線通史設定管理部24は、無線端末1が自身(無線基地局2)に接続するために必要となる設定情報を無線通信インタフェース部21に入力する。また、設定情報管理部24は、設定情報に設定バージョンを割当て、同様に無線通信インタフェース部21へ出力する。設定情報保存部25は、無線端末1が自身(無線基地局2)に帰属するために必要となる設定情報が格納される。
図4に示すように、設定情報はヘッダ(header)とコンフィギュア(configue)とからなる。ヘッダは、<設定バージョン>及び<AP識別子>を少なくとも含む。<設定バージョン>は、設定情報のバージョン(版数)を示す。<AP識別子>は、どの無線基地局の設定情報であるかを示す。この他に、セキュリティ不要のアクセスポイントであることを示す識別子を含んでいても良い。
コンフィギュアは、通信設定のための実体的なデータであり、無線基地局が無線端末を帰属させるか否かを判断するために用いる認証方式や認証キーのデータである。
本実施形態にかかる無線LANシステムの動作について説明する。
まず、無線基地局2bの設定情報を設定用サーバ3に格納する手順について説明する。図5に、無線基地局2bの設定情報を設定用サーバ3に格納する処理のシーケンスを示す。
無線基地局2bの設定情報が変更されると、変更後の設定情報は、設定情報保存部25に格納される。無線通信設定管理部24は、設定用サーバ3のIPアドレスを取得するために、位置検索をマルチキャストパケットで送出する。設定用サーバ3は、無線基地局2bからの位置検索を受信すると、これに応じて自身のIPアドレスを無線基地局2bへ送信する。無線基地局2bは、設定用サーバ3からIPアドレスを通知されると、無線通信設定管理部24bが設定情報保存部25に保存されている設定情報を読み出し、無線通信インタフェース部21bを用いて設定用サーバ3へ送信する。無線基地局2bから送信されてきた設定情報を受信した設定用サーバ3は、受信した設定情報を不図示のデータベースに書き込む。設定情報をデータベースに書き込んだ後、設定用サーバ3は設定情報をデータベースに書き込んだことを無線基地局2bに通知する。
このような手順によって、無線基地局2bの設定情報が設定用サーバ3に格納される。
また、設定用サーバ3に無線基地局2bの設定情報を先に登録し、無線基地局2bの通信設定をこれに合わせるようにしてもよい。図6に、無線基地局2bの設定情報を設定用サーバ3に格納する処理の別のシーケンスを示す。
ネットワークの管理者は、設定用サーバ3が備える不図示のデータベースに格納されている無線基地局2bの設定情報を更新する(または、新規に書き込む)。設定用サーバ3は、無線基地局2bのIPアドレスを取得するために、位置検索をマルチキャストパケットで送出する。無線基地局2bは、設定用サーバ3からの位置検索を受信すると、これに応じて自身のIPアドレスを設定用サーバ3へ送信する。設定用サーバ3は、無線基地局2bからIPアドレスを通知されると、不図示のデータベースに保存されている設定情報を読み出し、無線基地局2bへ送信する。設定用サーバ3から送信されてきた設定情報を無線基地局2bが受信すると、無線通信設定管理部24は受信した設定情報を設定情報保存部25に書き込む。設定情報を設定情報保存部25に書き込んだ後、無線通信設定管理部24は、設定情報保存部25に設定情報を書き込んだことを設定用サーバ3に通知する。
このような手順によって、設定用サーバ3に登録した設定情報に合わせて、無線基地局2bの通信設定を変更することができる。
なお、上記の各手順では、無線基地局2bや設定用サーバ3がマルチキャストパケットによって通信相手を検索する場合を例としたが、マルチキャストパケットの代わりにブロードキャストパケットによって通信相手を検索しても良い。
また、上記の各手順においては、無線基地局2bと設定用サーバ3とがマルチキャストパケットでは通信できない場合(例えば、無線基地局2bと設定用サーバ3との間にゲートウェイが存在し、そのゲートウェイがマルチキャストパケットを通さないように設定されている場合)には、無線基地局2bや設定用サーバ3は、通信相手のIPアドレスを予め取得している必要がある。この場合には、マルチキャストパケットによる位置検索及びそれに対する応答の省略したシーケンスとなることはいうまでもない。
図7に、無線端末がサーバ4に接続を要求する際の無線端末1の動作の流れを示す。
当初、無線端末1は、無線基地局2bが送出するビーコンを待ち受け状態にある(ステップS101)。無線端末1がビーコンを受信したら(ステップS101/Yes)、無線通信インタフェース11は、ビーコンから設定バージョン情報を抽出する(ステップS102)。無線通信インタフェース部11は、ビーコンから抽出した設定バージョン情報を設定情報管理部13へ受け渡す。設定情報管理部13は、ビーコンから抽出された設定バージョン情報と設定情報保存部15に格納されている設定バージョン情報と比較する(ステップS103)。
設定バージョン情報が一致しなければ(ステップS103/不一致)、無線通信インタフェース部11は、設定用無線ネットワーク側に設置されている無線基地局2aに対して帰属要求を送信する(ステップS104)。なお、設定バージョン情報が一致しない原因の一例としては、通信ネットワークのネットワークトポロジが変更されたことがあげられる。無線基地局2aが無線端末1からの帰属要求を受信すると、無線通信設定管理部24は無線通信インタフェース部21を用いて、帰属要求の送信元である無線端末1に対して帰属の許可を通知する。
無線端末1が無線基地局2aに帰属すると、無線端末1と設定用サーバとは相互に認証処理を行う(ステップS105)。
具体的には、設定情報管理部13は無線通信インタフェース部11を用いて、設定用サーバ3に対して認証要求を送信する。設定用サーバ3では、無線端末1からの帰属要求に応じて所定の認証処理が行われ、認証要求の送信元である無線端末1に対して認証結果が通知される。認証OKの場合には、設定用サーバ3からは認証結果と共に自身の認証要求が送信される。
無線端末1は、設定用サーバ3からの認証要求を受信すると、認証情報管理部14が認証情報保存部16に格納されている情報に基づいて設定用サーバ3の認証処理を行う。認証OKであるならば、認証情報管理部14は、設定用サーバ3に対して認証OKを通知するように通信制御部12に依頼する。認証情報管理部14からの依頼を受けた通信制御部12は、無線通信インタフェース部11を用いて認証OKの通知を設定用サーバ3へ送信する。
無線端末1と設定用サーバ3との相互認証が完了すると、設定情報管理部13は無線通信インタフェース部11を用いて、設定用サーバ3に対して設定情報の取得要求を送信する。無線端末1は、取得要求に応じて、設定用サーバ3から送信されてきた設定情報を取得する(ステップS106)。
設定情報管理部13は、設定用サーバ3から新たに入手した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する(ステップS107)。通信設定の変更が完了したら、無線通信インタフェース部11は、通信ネットワーク側に設けられている無線基地局2bに対して設定バージョン情報を関連付けた帰属要求を送信する(ステップS108)。この帰属要求に対する許可が無線基地局2bから通知されると、無線端末1は無線基地局2bに帰属する。
無線端末1が無線基地局2bに帰属すると、通信制御部12は無線通信インタフェース部11を用いて通信ネットワーク上にあるサーバ4に対して、接続要求を送信する(ステップS109)。
サーバ4は、無線端末1からの接続要求に応じて認証処理を行い、接続許可を無線端末1に通知する無線端末1とサーバ4との通信が確立すると、サービスクライアント部17は、サーバ4との間でTCP/IPやUDP/IPによる通信を行い、サーバ4からサービスの提供を受ける(ステップS110)。
上記の動作は、無線端末1を制御する不図示のCPUが不図示のROMに格納されているプログラムを処理することによって実行できる。なお、CPUに限らず、上記の動作を実行するためのプログラムを備えたプロセッサ(DSP)を用いても良い。
図8に、本実施形態にかかる無線LANシステムの動作シーケンスの一例を示す。
無線基地局2bの設定情報保存部25bには、通信ネットワークのネットワークトポロジに応じたバージョン情報が格納されている。無線通信インタフェース部21bは、現在の設定に関連したバージョン情報を、ビーコンに載せて送出する。
無線端末1がビーコンを受信すると、無線通信インタフェース部11がビーコンから設定バージョン情報を抽出する。ビーコンから抽出された設定バージョン情報は、設定情報管理部13へ受け渡される。設定情報管理部13は、ビーコンから抽出された設定バージョン情報と設定情報保存部15に格納されている設定バージョン情報と比較する。
ここでは、設定バージョン情報が一致しないため、無線通信インタフェース部11は、設定用無線ネットワーク側に設置されている無線基地局2aに対して帰属要求を送信する。
無線基地局2aが無線端末1からの帰属要求を受信すると、無線通信設定管理部24は無線通信インタフェース部21を用いて、帰属要求の送信元である無線端末1に対して帰属の許可を通知する。
無線端末1が無線基地局2aに帰属すると、設定情報管理部13は無線通信インタフェース部11を用いて、設定用サーバ3に対して認証要求を送信する。
設定用サーバ3は、無線端末1からの帰属要求に応じて所定の認証処理を行い、認証要求の送信元である無線端末1に対して認証OKを通知すると共に、自身の認証要求を無線端末1へ送信する。
無線端末1が設定用サーバ3からの認証要求を受信すると、認証情報管理部14は認証情報保存部16に格納されている情報に基づいて設定用サーバ3の認証処理を行う。認証OKであるならば、認証情報管理部14は、設定用サーバ3に対して認証OKを通知するように通信制御部12に依頼する。認証情報管理部14からの依頼を受けた通信制御部12は、無線通信インタフェース部11を用いて認証OKの通知を設定用サーバ3へ送信する。
無線端末1と設定用サーバ3との相互認証が完了すると、設定情報管理部13は無線通信インタフェース部11を用いて、設定用サーバ3に対して設定情報の取得要求を送信する。
認証サーバ3は、無線端末1からの設定情報の取得要求に応じて、無線端末1へ設定情報を送信する。
設定情報管理部13は、設定用サーバ3から新たに入手した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更し、通信ネットワーク側に設けられている無線基地局2bに対して設定バージョン情報を関連付けた帰属要求を送信する。
無線基地局2bが無線端末1からの帰属要求を受信すると、無線通信設定管理部24bは、設定情報保存部25bに格納されている自局の設定バージョンと無線端末1から受信した帰属要求に関連づけられている設定バージョン情報とを比較する。ここでは、これらが一致すれば、無線通信設定管理部24bは無線通信インタフェース部21を用いて、帰属要求の送信元である無線端末1に対して帰属の許可を通知する。
無線端末1が無線基地局2bに帰属すると、通信制御部12は無線通信インタフェース部11を用いて通信ネットワーク上にあるサーバ4に対して、接続要求を送信する。
サーバ4は、無線端末1からの接続要求に応じて認証処理を行い、接続許可を無線端末1に通知する。
無線端末1とサーバ4との通信が確立すると、サービスクライアント部17は、サーバ4との間でTCP/IPやUDP/IPによる通信を行い、サーバ4からサービスの提供を受ける。
このように本実施形態にかかる無線LANにおいては、ネットワークトポロジが変更された際には、無線端末は設定用サーバから設定バージョン情報を取得する。
よって、無線基地局に帰属するための電子チケットの発行を新たに受け直す必要はない。
なお、ここでは、通信ネットワーク側の無線基地局2bが設定バージョン情報をビーコンに含めて送出する場合を例としたが、必ずしもビーコンに含める必要はなく、ビーコンと別個に設定バージョン情報を送出するようにしても良い。
〔第2の実施形態〕
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。
図9に、本実施形態にかかる無線LANシステムの構成を示す。この無線LANシステムは、無線端末1、設定用サーバ3、サーバ4(4a,4b)及び無線基地局5を有する。
無線端末1、設定用サーバ3及びサーバ4は、第1の実施形態のものと同様である。
図10に、無線基地局5の構成を示す。無線基地局5は、無線通信インタフェース部51、内部ネットワーク通信インタフェース部52、設定用ネットワーク通信インタフェース部53、通信管理部54、無線通信設定管理部55及び設定情報保存部56を有する。
無線通信インタフェース部51は、一般的な無線LANインタフェースである。内部ネットワーク通信インタフェース部52は、自身が中継しているネットワーク(公衆無線ネットワーク)との通信口である。内部ネットワーク通信インタフェース52は、一般的なLANインタフェースと同様の機能を有し、本通信を経由して行われる無線端末1との通信では、任意に設定された内容のセキュリティポリシーが適用される。適用されるセキュリティポリシーは、WEPキーによる暗号化や1x認証などである。設定用ネットワーク通信インタフェース部53は、自身が中継しているネットワーク(設定用ネットワーク)との通信口である。ネットワーク通信インタフェース部53は、一般的なLANインタフェースと同様の機能を有する。ネットワーク通信インタフェース53は、本通信を経由して行われる無線端末1との通信では、“WEPキー無しかつ認証なし”という最低レベルのセキュリティポリシーが適用される。
本実施形態にかかる無線LANシステムの動作について説明する。無線基地局5の設定情報を設定用サーバ3に格納する手順については、上記第1の実施形態と同様であるため説明は省略する。
図11に、無線端末1がサーバ4の提供するサービスを享受しようとする際の無線LANシステムの動作の流れを示す。
無線端末1の設定情報管理部13は、設定情報保存部16に現在格納されている設定バージョン情報(現在の無線端末1の設定に対応した設定バージョン情報)と帰属要求とを関連付けて無線基地局5へ送信する(ステップS201)。
無線基地局5は、無線端末1からの帰属要求を受信する(ステップS202)。無線通信インタフェース部51は、帰属要求に関連付けられている設定バージョン情報を取得する(ステップS203)。無線通信設定管理部55は、無線端末1から取得した設定バージョン情報と、設定情報保存部56に格納されている設定バージョン情報(現在の無線基地局5の設定に対応したバージョン情報)とを比較し、設定情報のバージョンが一致するか否かを判断する(ステップS204)。
無線端末1の設定バージョンと無線基地局5の設定バージョンとが一致しない場合は(ステップS204/不一致)、通信管理部52は、無線端末1を設定用ネットワークに接続させるように(データを設定用ネットワーク通信インタフェース53との間でやりとりするように)データの伝送経路を切り替える(ステップS205)。通信管理部52は、設定用ネットワークに接続することを、無線通信インタフェース部51を用いて無線端末1に通知する。
設定用ネットワークに接続されることを通知された無線端末1は、設定用サーバ3と相互に認証処理を行う(ステップS206)。
具体的には、設定情報管理部13が無線通信インタフェース部11を用いて、設定用サーバ3に対して認証要求を送信する。設定用サーバ3は、所定の認証処理を行い、認証要求の送信元である無線端末1に対して認証結果を通知する。認証OKである場合には、設定用サーバ3は、認証結果と共に自身の認証要求を無線端末1へ送信する。認証サーバ3からの認証要求を受けた無線端末1は、認証情報管理部14が認証情報保存部16に格納されている情報に基づいて設定用サーバ3の認証処理を行い、無線通信インタフェース部11を用いて設定用サーバ3に対して認証OKを通知する。
無線端末1と設定用サーバ3とが相互に認証し終えると(ステップS207/Yes)、設定情報管理部13は無線通信インタフェース部11を用いて、設定用サーバ3に対して設定情報の取得要求を送信する。無線端末1は、取得要求に応じて設定用サーバ3から送信されてきた設定情報を取得する(ステップS208)。
無線端末1が管理用サーバ3から設定情報を取得すると、設定情報管理部13は、無線端末1の通信設定を取得した設定情報に応じた設定に更新し、更新後の設定バージョン情報を設定情報保存部15に格納する(ステップS209)。
なお、無線端末1と設定用サーバ3との相互認証が失敗した場合は(ステップS207/No)、処理を終了する。
また、無線端末1の設定のバージョンと無線基地局5の設定のバージョンと一致する判断したならば(ステップS204/一致)、通信管理部52は、無線端末1を通信ネットワークに接続させるようにスイッチを切り替える(ステップS210)。そして、無線端末1に対して帰属を許可した旨を無線通信インタフェース部51を用いて通知する。
無線基地局5への帰属が許可された旨を通知された無線端末1は、認証情報管理部14が通信制御部12に依頼して、通信ネットワーク上のサーバ4に対して接続要求を送信する(ステップS211)。
無線端末1からの接続要求を受けたサーバ4は、所定の認証処理を行う(ステップS212)。認証に成功した場合は(ステップS212/Yes)、サーバ4は、無線端末1との通信が確立させる。サーバ4と無線端末1との通信が確立すると、サービスクライアント部17は、サーバ4との間でTCP/IPやUDP/IPによる通信を行い、サーバ4からサービスの提供を受ける(ステップS213)。
なお、サーバ4が無線端末1の認証に失敗した場合には(ステップS212/No)、処理を終了する。
図12に、本実施形態にかかる無線LANシステムの動作シーケンスの一例を示す。
無線端末1の設定情報管理部13は、設定情報保存部16に現在格納されている設定バージョン情報(現在の無線端末1の設定に対応した設定バージョン情報)と帰属要求とを関連付けて無線基地局5へ送信する。
無線基地局5が無線端末1からの帰属要求を受信すると、無線通信設定管理部55は、無線端末1から取得した設定バージョン情報と、設定情報保存部56に格納されている設定バージョン情報(現在の無線基地局5の設定に対応したバージョン情報)とを比較する。
ここでは、無線端末1の設定バージョンと無線基地局5の設定バージョンとが一致しないため、通信管理部52は、無線端末1を設定用ネットワークに接続させるように(データを設定用ネットワーク通信インタフェース53との間でやりとりするように)データの伝送経路を切り替える。
通信管理部52は、設定用ネットワークに接続することを、無線通信インタフェース部51を用いて無線端末1に通知する。
設定用ネットワークに接続されることを通知された無線端末1は、設定情報管理部13が無線通信インタフェース部11を用いて、設定用サーバ3に対して認証要求を送信する。設定用サーバ3は、所定の認証処理を行い、認証要求の送信元である無線端末1に対して認証OKを通知すると共に、自身の認証要求を無線端末1へ送信する。
認証サーバ3からの認証要求を受けた無線端末1は、認証情報管理部14が認証情報保存部16に格納されている情報に基づいて設定用サーバ3の認証処理を行い、無線通信インタフェース部11を用いて設定用サーバ3に対して認証OKを通知する。
無線端末1と設定用サーバ3との相互認証が完了すると、設定情報管理部13は無線通信インタフェース部11を用いて、設定用サーバ3に対して設定情報の取得要求を送信する。
認証サーバ3は、無線端末1からの設定情報の取得要求に応じて、無線端末1へ設定情報を送信する。
無線端末1が管理用サーバ3から設定情報を取得すると、設定情報管理部13は、無線端末1の通信設定を取得した設定情報に応じた設定に更新し、更新後の設定バージョン情報を設定情報保存部15に格納する。
認証情報管理部14は通信制御部12を用いて、更新した設定情報に対応した設定バージョン情報と帰属要求とを関連づけて無線基地局5へ送信する。
無線端末1からの帰属要求を無線基地局5が受信すると、無線通信設定管理部55は無線端末1から取得した設定バージョン情報と、設定情報保存部56に格納されている設定バージョン情報(現在の無線基地局5の設定に対応したバージョン情報)とを比較する。
ここでは、無線端末1の設定バージョンと無線基地局5の設定のバージョンとが一致するため、通信管理部52は、無線端末1を通信ネットワークに接続させるようにスイッチを切り替える。そして、無線端末1に対して帰属を許可した旨を無線通信インタフェース部51を用いて通知する。
無線基地局5への帰属が許可された旨を通知された無線端末1は、認証情報管理部14が通信制御部12に依頼して、通信ネットワーク上のサーバ4に対して接続要求を送信する。
無線端末1からの接続要求を受けたサーバ4は、所定の認証処理を行い、認証結果を無線端末1に通知する。
無線端末1とサーバ4との通信が確立すると、サービスクライアント部17は、サーバ4との間でTCP/IPやUDP/IPによる通信を行い、サーバ4からサービスの提供を受ける。
このように本実施形態にかかる無線LANにおいては、ネットワークトポロジが変更された際には、無線端末は設定用サーバから設定バージョン情報を取得する。
よって、無線基地局に帰属するための電子チケットの発行を新たに受け直す必要はない。
なお、ここでは、無線端末1が設定バージョン情報を帰属要求に含めて送出する場合を例としたが、必ずしも帰属要求に含める必要はなく、帰属要求と別個に設定バージョン情報を送出するようにしても良い。
〔第3の実施形態〕
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。図13に、本実施形態に係る無線LANシステムの構成を示す。本実施形態にかかる無線LANシステムは、無線端末1、設定用サーバ3、サーバ4(4a,4b)及び無線基地局6を有する。
図14に、無線基地局6の構成を示す。無線基地局6は、無線通信インタフェース部61、内部ネットワーク通信インタフェース部62、通信管理部63、無線通信設定管理部64及び設定情報保存部65を有する。無線基地局6の各部は、第1の実施形態にかかる無線LANシステムの無線基地局2と同様であるが、通信管理部63は、VLAN(Virtual LAN)に対応している。
また、無線端末1は、第1の実施形態と同様の構成であるが、本実施形態において通信制御部12は、VALNに対応している。
本実施形態において、設定用ネットワークと通信ネットワークとは物理的にはつながっているものの、VLANとして論理的に隔てられている。具体的には、設定用サーバ3とサーバ4(4a,4b)とでは、VLAN−IDが異なっており、無線端末1から設定用サーバ3宛に送出されたパケットは、無線基地局2bにおいて受信されたとしても破棄される。同様に、無線端末1からサーバ4aや4b宛に送出されたパケットは、無線基地局2aにおいて受信されたとしても破棄される。
本実施形態にかかる無線LANシステムは、第2の実施形態にかかる無線LANシステムの等価系であり、その動作は同様であるため、重複する説明は省略する。
なお、上記各実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれらに限定されることはない。
例えば、上記各実施形態においては、通信ネットワーク側に無線基地局が一つだけ設けられている構成を例に説明したが、通信ネットワークは任意の数の無線基地局を備えていてもよい。
また、上記各実施形態においては、無線端末1を設定用ネットワークに接続するか通信ネットワークに接続するかを、無線端末1の設定情報のバージョンに基づいて変更していたが、設定バージョン情報の代わりにタイムスタンプ(設定情報が更新された時刻)を用いてもよい。この場合には、最終更新時刻から所定時間が経過している場合に無線端末を設定用ネットワークへ接続させるように動作させる。
また、上記各実施形態においては、ネットワークトポロジの変更に伴って無線基地局の設定情報が変わった場合を例としたが、無線基地局の設定情報が変わる原因はネットワークトポロジの変更に限定されることはない。また、無線基地局の設定情報が変更された場合に限らず、無線基地局がある無線基地局に初めて帰属する場合にも同様にして無線端末は設定情報を取得可能である。
また、上記各実施形態においては、設定用サーバは、設定用ネットワークを介して無線基地局と接続されていたが、図15に示すように、設定用サーバはネットワークを介さずに無線基地局に接続されていても良いし、図16に示すように、無線基地局と設定用サーバとが一体の構成であっても良い。
さらに、上記各実施形態においては、通信ネットワーク上の無線基地局の設定バージョン情報と無線端末の設定バージョン情報とが一致する場合に、無線端末が無線基地局に帰属可能であるとしたが、無線端末の設定情報の方が新しいバージョンである場合にも、無線端末が無線基地局に帰属可能であっても良い。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
本発明を好適に実施した第1の実施形態にかかる無線LANシステムの構成を示す図である。 第1の実施形態にかかる無線LANシステムの無線端末の構成を示す図である。 第1の実施形態にかかる無線LANシステムの無線基地局の構成を示す図である。 設定情報の構造例を示す図である。 第1の実施形態にかかる無線LANシステムの無線基地局の設定情報を設定用サーバに格納する手順を示す図である。 第1の実施形態にかかる無線LANシステムの無線基地局の設定情報を設定用サーバに格納する別の手順を示す図である。 第1の実施形態に係る無線LANシステムの無線端末動作の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態にかかる無線LANシステムの動作の一例を示すシーケンス図である。 本発明を好適に実施した第2の実施形態にかかる無線LANシステムの構成を示す図である。 第2の実施形態にかかる無線LANシステムの無線基地局の構成を示す図である。 第2の実施形態に係る無線LANシステムの動作の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態にかかる無線LANシステムの動作の一例を示すシーケンス図である。 本発明を好適に実施した第3の実施形態にかかる無線LANシステムの構成を示す図である。 第3の実施形態に係る無線LANシステムの無線基地局の構成を示す図である。 設定用サーバと無線基地局とをネットワークを介さずに接続した無線LANシステムの構成を示す図である。 設定用サーバと無線基地局とを一体化した無線LANシステムの構成を示す図である。
符号の説明
1 無線端末
2、5、6 無線基地局
3 設定用サーバ
4 サーバ
11、21、51、61 無線通信インタフェース部
12 通信制御部
13 設定情報管理部
14 認証情報管理部
15、25、56 設定情報保存部
16 認証情報保存部
17 サービスクライアント部
22、52、62 内部ネットワーク通信インタフェース部
23、54、63 通信管理部
24、55、64 無線通信設定管理部
53 設定用ネットワーク通信インタフェース部

Claims (21)

  1. 設定情報に基づいて通信設定がなされる無線端末と、帰属した無線端末をLANに接続する第1の無線基地局と、帰属した無線端末を設定用サーバに接続する第2の無線基地局とを有する無線LANシステムであって、
    前記第1の無線基地局は、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に対して自局への帰属を許可するかを表す“設定バージョン情報”を格納する手段と、前記設定バージョン情報を前記無線端末へ送出する手段とを備え、
    前記無線端末は、前記第1の無線基地局が発する前記設定バージョン情報を取得する手段と、自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が前記取得した設定バージョン情報によって示される版数に適合するか否かを判断する手段と、自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が前記取得した設定バージョン情報によって示される版数に適合しない場合に前記第2の無線基地局に対して帰属要求を送信する手段と、前記設定用サーバと相互認証を行う手段と、認証済みの前記設定用サーバに予め格納されている前記設定情報を取得する手段と、前記設定用サーバから取得した前記設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する手段とを備え、
    前記設定用サーバは、前記設定情報を格納する手段と、前記無線端末と相互認証を行う手段と、認証済みの無線端末からの要求に応じ前記設定情報を送信元の前記無線端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする無線LANシステム。
  2. 前記第1の無線基地局は、前記設定バージョン情報をビーコンに含めて送出し、
    前記無線端末は、前記第1の無線基地局が発するビーコンから前記設定バージョン情報を抽出して取得することを特徴とする請求項1記載の無線LANシステム。
  3. 設定情報に基づいて通信設定がなされる無線端末が帰属した場合に該無線端末をLANへ接続する第1の無線基地局と、帰属した前記無線端末を設定用サーバに接続する第2の無線基地局とを有する無線LANシステムであって、
    前記第1の無線基地局は、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に対して自局への帰属を許可するかを表す設定バージョン情報を格納する手段と、前記設定バージョン情報を前記無線端末へ送出する手段とを備え、
    前記設定用サーバは、前記設定情報を格納する手段と、前記無線端末と相互認証を行う手段と、認証済みの無線端末からの要求に応じ前記設定情報を送信元の前記無線端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする無線LANシステム。
  4. 前記第1の無線基地局は、前記設定バージョン情報をビーコンに含めて送出することを特徴とする請求項3記載の無線LANシステム。
  5. 無線端末と、帰属した無線端末をLAN又は設定用サーバのいずれかに接続する無線基地局とを有する無線LANシステムであって、
    前記無線基地局は、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に、前記LANへの接続を許可するかを表す基地局設定バージョン情報を格納する手段と、該基地局設定バージョン情報と前記無線端末から受信した帰属要求に含まれる端末設定バージョン情報とに基づいて、前記帰属要求の送信元である無線端末を前記LAN及び前記設定用サーバのいずれと接続するかを切り替える手段と、前記無線端末に対して前記LAN及び前記設定用サーバのいずれと接続したのかを通知する手段とを備え、
    前記無線端末は、どの版数の設定情報に基づいて自端末の通信設定がなされているかを示す前記端末設定バージョン情報を帰属要求とともに前記無線基地局へ送信する手段と、前記無線基地局から前記設定用サーバへ接続したことを通知された場合に前記設定用サーバとの間で相互認証を行う手段と、認証済みの前記設定用サーバに予め格納されている設定情報を取得する手段と、前記設定用サーバから取得した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する手段とを有し、
    前記設定用サーバは、前記無線端末が前記無線基地局へ帰属するための通信設定を表す設定情報を格納する手段と、前記無線端末と相互認証を行う手段と、認証済みの無線端末からの要求に応じ前記設定情報を送信元の前記無線端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする無線LANシステム。
  6. 設定情報に基づいて通信設定がなさる無線端末が帰属した場合に、該無線端末をLAN又は設定用サーバのいずれかに接続する無線基地局を有する無線LANシステムであって、
    前記無線基地局は、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に前記LANへの接続を許可するかを表す基地局設定バージョン情報を格納する手段と、前記無線端末から受信した帰属要求に含まれ、どの版数の設定情報に基づいて前記無線端末の通信設定がなされているかを示す端末設定バージョン情報と前記基地局設定バージョン情報とに基づいて、前記帰属要求の送信元である無線端末を前記LAN及び前記設定用サーバのいずれと接続するかを切り替える手段と、前記無線端末に対して前記LAN及び前記設定用サーバのいずれと接続したのかを通知する手段とを備え、
    前記設定用サーバは、前記無線端末が前記無線基地局へ帰属するための通信設定を表す設定情報を格納する手段と、前記無線端末と相互認証を行う手段と、認証済みの無線端末からの要求に応じ前記設定情報を送信元の前記無線端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする無線LANシステム。
  7. 前記設定用サーバは、前記LANとは論理的に異なるサブネットに設けられており、前記無線基地局は前記帰属要求の送信元である無線端末を前記LAN及び前記設定用サーバのいずれと接続するかを、VLANタグを用いて切り替えることを特徴とする請求項5又は6記載の無線LANシステム。
  8. どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に第1の無線基地局が帰属を許可するかを表す設定バージョン情報を、前記第1の無線基地局から取得する手段と、前記取得した設定バージョン情報によって示される版数に自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が適合するか否かを判断する手段と、前記取得した設定バージョン情報によって示される版数と自端末の通信設定が適合しない場合に第2の無線基地局に対して帰属要求を送信する手段と、前記第2の無線基地局に接続されている設定用サーバと相互認証を行う手段と、認証済みの前記設定用サーバに予め格納されている前記無線端末が前記無線基地局へ帰属するための通信設定を表す設定情報を取得する手段と、前記設定用サーバから取得した前記設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する手段とを備える無線端末。
  9. 前記第1の無線基地局が発するビーコンから前記設定バージョン情報を抽出して取得することを特徴とする請求項8記載の無線端末。
  10. 無線基地局を介してLAN又は設定用サーバのいずれかに接続される無線端末であって、
    どの版数の設定情報に基づいて自端末の通信設定がなされているかを示す設定バージョン情報を帰属要求とともに前記無線基地局へ送信する手段と、自端末が前記LAN又は前記設定用サーバのいずれへ接続されたのかの通知を前記無線基地局から受ける手段と、前記無線基地局から前記設定用サーバへ接続したことを通知された場合に前記設定用サーバとの間で相互認証を行う手段と、認証済みの前記設定用サーバに予め格納されている前記LANへの接続するための条件を示す設定情報を取得する手段と、前記設定用サーバから取得した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する手段とを有することを特徴とする無線端末。
  11. どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に自局への帰属を許可するかを示す設定バージョン情報を無線端末へ送出する手段を備えた無線基地局。
  12. 前記設定バージョン情報をビーコンに含めて送出することを特徴とする請求項11記載の無線基地局。
  13. 無線端末をLAN又は設定用サーバのいずれかに接続する無線基地局であって、
    どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に前記LANへの接続を許可するかを表す基地局設定バージョン情報を格納する手段と、前記無線端末から受信した帰属要求に含まれ、どの版数の設定情報に基づいて前記無線端末の通信設定がなされているかを示す端末設定バージョン情報とに基づいて、前記帰属要求の送信元である無線端末を前記LAN及び前記設定用サーバのいずれと接続するかを切り替える手段と、前記無線端末に対して前記LAN及び前記設定用サーバのいずれと接続したのかを通知する手段とを有することを特徴とする無線基地局。
  14. 無線端末を制御する実質的なコンピュータに、
    どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に第1の無線基地局が帰属を許可するかを表す設定バージョン情報を、前記第1の無線基地局から取得する工程と、
    前記取得した設定バージョン情報によって示される版数に自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が適合するか否かを判断する工程と、
    前記取得した設定バージョン情報によって示される版数と自端末の通信設定が適合しない場合に第2の無線基地局に対して帰属要求を送信する工程と、
    前記第2の無線基地局に接続されている設定用サーバと相互に認証しあう工程と、
    認証済みの前記設定用サーバに予め格納されている前記無線端末が前記無線基地局へ帰属するための通信設定を表す設定情報を取得する工程と、
    前記設定用サーバから取得した前記設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する工程とを実行させることを特徴とする無線端末の通信設定方法のプログラム。
  15. 前記第1の無線基地局が発するビーコンから前記設定バージョン情報を抽出して取得することを特徴とする請求項14記載の無線端末の通信設定方法のプログラム。
  16. 無線基地局を介してLAN又は設定用サーバのいずれかに接続される無線端末を制御する実質的なコンピュータに、
    どの版数の設定情報に基づいて自端末の通信設定がなされているかを示す設定バージョン情報を前記無線基地局へ送信する工程と、
    前記無線基地局に帰属要求を送出した際に、自端末が前記LAN又は前記設定用サーバのいずれへ接続されたのかの通知を前記無線基地局から受信する工程と、
    前記無線基地局から前記設定用サーバへ接続したことを通知された場合に前記設定用サーバとの間で相互に認証しあう工程と、
    前記LANへの接続するための条件を示す設定情報を認証済みの前記設定用サーバから取得する工程と、
    前記設定用サーバから取得した設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する工程とを実行させることを特徴とする無線端末の通信設定方法のプログラム。
  17. 前記設定バージョン情報を前記帰属要求とともに前記無線基地局へ送信することを特徴とする請求項16記載の無線端末の通信設定方法のプログラム。
  18. 設定情報に基づいて通信設定がなされる無線端末と、帰属した無線端末をLANに接続する第1の無線基地局と、帰属した無線端末を設定用サーバに接続する第2の無線基地局とを有する無線LANシステムにおいて、前記無線端末の通信設定を行う方法であって、
    前記第1の無線基地局が、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に対して自局への帰属を許可するかを表す前記設定バージョン情報を、前記無線端末へ送出する工程と、
    前記無線端末が、自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が前記第1の無線基地局から取得した設定バージョン情報によって示される版数に適合するか否かを判断する工程と、
    前記無線端末が、自端末の通信設定の基となる設定情報の版数が前記第1の無線基地局から取得した設定バージョン情報によって示される版数に適合しないと判断した場合に、前記第2の無線基地局に対して帰属要求を送信する工程と、
    前記無線端末と前記設定用サーバとが相互に認証しあう工程と、
    前記無線端末が、認証済みの前記設定用サーバに対して、該設定用サーバに予め格納されている前記設定情報の送信を要求する工程と、
    前記設定用サーバが、認証済みの無線端末からの要求に応じ前記設定情報を送信元の前記無線端末へ送信する工程と、
    前記無線端末が、前記設定用サーバから取得した前記設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する工程とを備えることを特徴とする無線端末の通信設定方法。
  19. 前記第1の無線基地局は、前記設定バージョン情報をビーコンに含めて送出し、
    前記無線端末は、前記第1の無線基地局が発するビーコンから前記設定バージョン情報を抽出して取得することを特徴とする請求項18記載の無線端末の通信設定方法。
  20. 無線端末と、帰属した無線端末をLAN又は設定用サーバのいずれかに接続する無線基地局とを有する無線LANシステムにおいて無線端末の通信設定を行う方法であって、
    前記無線端末が、どの版数の設定情報に基づいて自端末の通信設定がなされているかを示す前記端末設定バージョン情報を前記無線基地局へ送信する工程と、
    前記無線基地局が、どの版数の設定情報に基づいて通信設定がなされている無線端末に、前記LANへの接続を許可するかを表す基地局設定バージョン情報と前記無線端末から受信した端末設定バージョン情報とに基づいて、前記帰属要求の送信元である無線端末を前記LAN及び前記設定用サーバのいずれと接続するかを切り替える工程と、
    前記無線端末が、前記無線基地局に帰属要求を送信する工程と、
    前記無線基地局が、前記LAN及び前記設定用サーバのいずれへ接続したのかを前記無線端末に対して通知する工程と、
    前記無線端末が、前記無線基地局から前記設定用サーバへ接続したことを通知された場合に前記設定用サーバとの間で相互に認証しあうを工程と、
    前記無線端末が、認証済みの前記設定用サーバに対して、該設定用サーバに予め格納されている前記設定情報の送信を要求する工程と、
    前記設定用サーバが、認証済みの無線端末からの要求に応じ前記設定情報を送信元の前記無線端末へ送信する工程と、
    前記無線端末が、前記設定用サーバから取得した前記設定情報に基づいて自端末の通信設定を変更する工程とを備えることを特徴とする無線端末の通信設定方法。
  21. 前記無線端末は、前記端末設定バージョン情報と前記帰属要求とを同時に前記無線基地局へ送信することを特徴とする請求項20記載の無線端末の通信設定方法。
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