JP2006121393A - 無線通信システム及び無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】TDMA−TDD方式で通信を行なう親機100と1台以上の子機200で構成され、親機100から子機200への片方向通信の場合、親機100は制御信号を送信するスロットに対応したスロットを含む複数のスロットで複数回送信する。子機200は、待ち受け中、報知情報を受信すると、親機100が音声データ送信を行なう各スロットの受信を開始し、受信エラー情報により、正常に受信できたスロットの音声データを音声処理部210で再生するように制御して、通信品質低下に伴う音声ノイズの低減を図る。
【選択図】図1
Description
受信エラーが発生している周波数を他の周波数へ変更する通知を行ない、双方の周波数ホッピングのテーブルを書き換えて、以後、受信エラーが発生している周波数を使わずに通信を継続する。
ETSI EN 300 175-2 V1.4.2 4.2 Time Division Multiple Access(TDMA) structure(access in time)代表図 P12 Figure 1:Full slot format ETSI TS 101 948 V1.1.1 6 Modifications of the MAC layer 代表図 P11 Table1:Mapping between hopsets and ISM RF carrier number c
エラーによる情報損失の頻度を低減する方法がとられていたが、通信用のスロットで空きスロットが無い場合、2つのスロットの無線リンクが確立できずに情報損失の頻度を低減することが困難であるという問題点を有していた。
いて再生する受信データを選択することを特徴としたものであり、制御局と従属局間の1:1の双方向の通信を行なう場合はフレーム内のあるスロットとの位置から一義的に決まる位置関係にある第2のスロットを含む複数スロットを用いて情報を複数回送受信することによって情報の伝達を行うので、通信用のスロットの空き状態に関係なく、複数の相手に対し、同時に信頼性の高い情報伝達が可能となる効果を有するものである。
以下、本発明の実施の形態について、各図に基づいて説明する。図1は本発明の無線通信装置を利用した親機・子機のブロック図である。図2は本発明の無線通信装置でTDMAのフレーム及びスロット構成と周波数ホッピングのタイミングを示す説明図である。図3は本発明の無線通信装置で使用される送受信データのフォーマットの構成を示す説明図である図4は本発明の無線通信装置で音声データの送信中の動作を説明する説明図である
。
波数ホッピングの同期を確立する。すなわち、制御部220は、ホッピングパターン記憶部207に記憶された任意の1つの周波数を読み込み、無線部202を読み込んだ周波数で連続受信するよう制御を行なう。無線部202で受信復調された受信データは、フレーム処理部203に出力される。
能動状態にして、子機200に音声データ送信を行なう呼び出し状態に移行する。
行なう。このとき、制御スロットは、音声データを送信する前に使用していたホッピングパターンを継続して使用し、制御スロットと予めきめられた位置関係にあるスロットでは報知情報によって、通知したホッピングパターンで、予め決められた方法にて選択したインデックスによって送信周波数を決定する。
を読み込み、音声データを受信するスロットの受信周波数を設定するよう無線部202を制御し、また図3の(B)に示す情報データフィールドとCRC2までも受信するように、無線部102とフレーム処理部203を制御する。
行なうスロット(応答信号を受信したスロット)の受信データから同期信号を基に音声信号とエラー検知信号(CRC2)を分離し、エラーの無かったスロットの音声信号を音声処理部210に出力し、一斉呼び出し中に使用していた制御スロット(スロット1)と制御スロットの位置から一義的に決まる位置関係にあるスロット(スロット5)の受信を停止する。この受信停止の制御はシステムに応じて柔軟に制御されるのも構わない。
次のフレーム22で、親機100の待ち受けスロットの任意の1つのスロット(図5ではスロット7)を選択して、親機100の待ち受けスロットのホッピングパターンの制御に合わせて、親機の待ち受けるホッピングパターン3(P3)、インデックス2に対応した周波数f4で無線リンクの確立要求を送信する。又、フレーム23以降、スロット7とスロット7に対応するスロット3でホッピングパターン3(P3)で各フレームのインデックスに対応した送受信周波数で親機100との音声通信を開始する。
以下、本発明の実施の形態2について、各図に基づいて説明する。本実施の形態における親機・子機のブロック図、TDMAのフレーム及びスロット構成と周波数ホッピングのタイミング、送受信データのフォーマット、親機から子機への片方向の音声データの送信を行ないながら音声通話を行なう際の動作に関しては、実施の形態1の欄で説明し図1、図2、図3、図5及び表1と重複するため、説明は割愛する。
る音声データを送信する例を説明する。
ロットと報知情報によって通知されたスロット及び通知されたスロットタイミングに合わせて報知された周波数ホッピングテーブルによって、ホッピングパターン記憶部207から親機100が音声データを送信する各スロットのホッピングパターンに対応した周波数を読み込み、音声データを受信するスロットの受信周波数を設定するよう無線部202を制御し、また図3の(B)に示す情報データフィールドとCRC2までも受信するように、無線部202とフレーム処理部203を制御する。
べて使用中でも送信情報の伝達が可能となる効果を有する。
101 アンテナ
102 無線部
103 フレーム処理部
105 操作部
106 表示部
107 ホッピングパターン記憶部
110 音声処理部
111 マイク
112 スピーカー
120 制御部
200 子機
201 アンテナ
202 無線部
203 フレーム処理部
205 操作部
206 表示部
207 ホッピングパターン記憶部
210 音声処理部
211 マイク
212 スピーカー
220 制御部
Claims (25)
- 制御局と前記制御局が送信する制御信号に同期して動作する1つ以上の従属局からなり、予め決められた時間間隔の1つの区間をN個のスロットに分割して前記各々のスロットで独立した信号の通信を行なうTDMA−TDD方式の無線通信システムであって、
制御局から1つ以上の従属局へ一方向の通信を行なう場合、1区間中の前半N/2個スロット中の第1のスロットで音声データを送信し、同じ音声データを同区間中の後半N/2個スロット中の前記第1のスロットの位置から一義的に決まる位置関係にある第2のスロットで繰り返し送信を行ない、
前記1つ以上の従属局において前記制御局が同じ音声データを送信する複数個のスロットの受信を行ない、受信状態に基づいて再生する受信データを選択することを特徴とする無線通信システム。 - 周波数ホッピング方式を用いて通信することを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
- 送信する複数個のスロットで使用されるホッピングシーケンスは、少なくと2つ以上の異なるホッピングシーケンスが選択されることを特徴とする請求項2記載の無線通信システム。
- 第1のスロットで制御信号と音声データを送信し、第1のスロットからN/2だけずらした位置の第2のスロットで同じ音声データを送信することを特徴とする請求項1〜3記載の無線通信システム。
- 前記制御局において、送信するスロット情報を通知する報知信号を送信し、前記従属局において前記報知信号を受信して受信するスロットを決定することを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
- 制御局と前記制御局が送信する制御信号に同期して動作する1つ以上の従属局からなり、予め決められた時間間隔の1つの区間をN個のスロットに分割して前記各々のスロットで独立した信号の通信を行なうTDMA−TDD方式の無線通信システムであって、
制御局から1つ以上の従属局へ一方向の通信を行なう場合、前記制御信号を送信する第1のスロットと、そのスロットの位置から一義的に決まる位置関係にある第2のスロットを含む2以上N以下の複数個のスロットで、前期複数個のスロットにおいて時間差に応じたそれぞれ異なる音声データの送信を行ない、
前記1つ以上の従属局において前記制御局が送信する複数個のスロットの受信を行ない、受信状態に基づいて、再生する受信データを選択することを特徴とする無線通信システム。 - 周波数ホッピング方式を用いて通信することを特徴とする請求項6記載の無線通信システム。
- 送信する複数個のスロットで使用されるホッピングシーケンスは、少なくと2つ以上の異なるホッピングシーケンスが選択されることを特徴とする請求項7記載の無線通信システム。
- 第1のスロットで制御信号と音声データを送信し、第1のスロットからN/2だけずらした位置の第2のスロットで同じ音声データを送信することを特徴とする請求項1〜3記載の無線通信システム。
- 前記制御局において、送信するスロット情報を通知する報知信号を送信し、前記従属局において前記報知信号を受信して受信するスロットを決定することを特徴とする請求項6記載の無線通信システム。
- 予め決められた時間間隔の1つの区間をN個のスロットに分割して前記各々のスロットで独立した信号の通信を行なうTDMA−TDD方式の無線通信装置であって、
アンテナと、TDMA方式の無線通信を行なう無線部と、TDMA方式の通信フォーマットに従ったフレーム、スロット構成に従い、通信データの構築を行なうフレーム処理部と、マイクとマイクから入力された音声データを送信データに変換する音声処理部と、フレーム処理部が送信するデータの選択及び送信スロットタイミングに応じてフレーム処理部の制御を行う通信制御部とからなり、
1つ以上の従属局へ一方向の通信を行なう場合、1区間中の前半N/2個スロット中の第1のスロットで音声データを送信し、同じ音声データを同区間中の後半N/2個スロット中の前記第1のスロットの位置から一義的に決まる位置関係にある第2のスロットで繰り返し送信を行うことを特徴とする無線通信装置。 - 周波数ホッピング方式を用いて通信することを特徴とする請求項11記載の無線通信装置。
- 送信する複数個のスロットで使用されるホッピングシーケンスは、少なくと2つ以上の異なるホッピングシーケンスが選択されることを特徴とする請求項12記載の無線通信装置。
- 第1のスロットで制御信号と音声データを送信し、第1のスロットからN/2だけずらした位置の第2のスロットで同じ音声データを送信することを特徴とする請求項11〜13記載の無線通信装置。
- 前記制御局において、送信するスロット情報を通知する報知信号を送信し、前記従属局において前記報知信号を受信して受信するスロットを決定することを特徴とする請求項11記載の無線通信装置。
- 予め決められた時間間隔の1つの区間をN個のスロットに分割して前記各々のスロットで独立した信号の通信を行なうTDMA−TDD方式の無線通信装置であって、
アンテナと、TDMA方式の無線通信を行なう無線部と、TDMA方式の通信フォーマットに従ったフレーム、スロット構成に従い、通信データの構築を行なうフレーム処理部と、マイクとマイクから入力された音声データを送信データに変換する音声処理部と、フレーム処理部が送信するデータの選択及び送信スロットタイミングに応じてフレーム処理部の制御を行う通信制御部とからなり、
1つ以上の従属局へ一方向の通信を行なう場合、前記制御信号を送信する第1のスロットと、そのスロットの位置から一義的に決まる位置関係にある第2のスロットを含む2以上N以下の複数個のスロットで、前期複数個のスロットにおいて時間差に応じたそれぞれ異なる音声データの送信を行うことを特徴とする無線通信装置。 - 周波数ホッピング方式を用いて通信することを特徴とする請求項16記載の無線通信装置。
- 送信する複数個のスロットで使用されるホッピングシーケンスは、少なくと2つ以上の異なるホッピングシーケンスが選択されることを特徴とする請求項17記載の無線通信装置。
- 第1のスロットで制御信号と音声データを送信し、第1のスロットからN/2だけずらした位置の第2のスロットで同じ音声データを送信することを特徴とする請求項16〜18記載の無線通信装置。
- 前記制御局において、送信するスロット情報を通知する報知信号を送信し、前記従属局において前記報知信号を受信して受信するスロットを決定することを特徴とする請求項16記載の無線通信装置。
- 予め決められた時間間隔の1つの区間をN個のスロットに分割して前記各々のスロットで独立した信号の通信を行なうTDMA−TDD方式の無線通信装置であって、
アンテナと、TDMA方式の無線通信を行なう無線部と、TDMA方式の通信フォーマットに従ったフレーム、スロット構成に従い、通信データから受信データを抽出するフレーム処理部と、スピーカーと受信データを音声データに変換してスピーカーに出力する音声処理部と、フレーム処理部が抽出した受信データの選択及び受信スロットタイミングに応じてフレーム処理部の制御を行う通信制御部とからなり、
制御局から1つ以上の従属局へ一方向の通信を行なう場合、制御信号を受信する第1のスロットの位置から一義的に決まる位置関係にある第2のスロットを含む2以上N以下の複数個のスロットで音声データを繰り返し受信し、受信状態に基づいて、再生する受信データを選択することを特徴とする無線通信装置。 - 周波数ホッピング方式を用いて通信することを特徴とする請求項21記載の無線通信装置。
- 受信する複数個のスロットで使用されるホッピングシーケンスは、少なくと2つ以上の異なるホッピングシーケンスが選択されることを特徴とする請求項22記載の無線通信装置。
- 受信する複数個のスロットの1つが前記制御信号を受信するスロットとN/2だけずらした位置のスロットを含むことを特徴とする請求項21〜23記載の無線通信装置。
- 前記無線通信装置において、情報の送信を行なうスロット情報を通知する報知信号を受信し、報知情報をもとに受信するスロットを決定することを特徴とする請求項21の無線通信装置。
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