JP2006116263A - ボール拾集用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】球技の練習などで散乱したボールを、立ったままで容易かつ確実に拾集することができる簡便なボール拾集用具を提供する。
【解決手段】開口枠と、該開口枠の上部に設けられた柄と、該柄の頂部に設けられた把手と、開口枠の下部に設けられた取込板と、該取込板に設けられた開口部と、該開口部にゴムや弾性樹脂等の弾性体を装着して設けられたボールの取込口と、開口枠側を開口部とするように繋留された網袋とにより構成され、前記取込口は、任意のボールの外径より幅狭であり、ボールの上から押圧すると取込口の弾性力によりボールが通過する大きさ形状となっていることを特徴とするボール拾集用具。
【選択図】図1

Description

本発明は、テニスコート、卓球場又はゴルフ練習ゲージ等において散乱したボールを、立ったままで容易かつ確実に拾集することができるボール拾集用具に関するものである。
従来、球技用ボールの拾集用具については様々な提案がなされているが、その中で、魚網でボールを掬い取るような形態を有する用具として特開平09−225069号の公報、ボールの容器の底からボールを回収する仕組みを有する用具として実公平07−024131号の公報に記載された例がある。
前者の公報には、魚網状の開口部の下部にボールを掬い取るための可動ガイド板を設けた用具が記載されており、後者の公報にはボール容器本体の底に可動軸棒を一定間隔に並設し、これにボールを挟み込んで回収する仕組みの用具が記載されている。
特開平09−225069号 実公平07−024131号
上記の特開平09−225069号の公報に記載された「ボール集め用具」は、一方の手にラケット等を持ち、これを利用してボールを弾いて転がし入れるように使う場合は問題がないが、ラケット等を持たずに用具のみでボールを掬い取ろうとする場合は、開口部下部のガイド板自体がボールを弾くように作用してしまうので、必ずしも円滑にはボールを掬い取れないという問題点があった。また、硬式テニスのようにボールに重量のある場合は、ある程度数のボールが網袋内に溜まると用具自体が重くなり、掬い取り操作を繰返し行うのは力が要って難しいという問題点があった。
実公平07−024131号公報に記載された「テニスボール回収器」は、回収部が容器の底にあるため、硬式テニスのようにボールに重量のある場合は、ある程度数のボールが容器内に溜まり上からボールの重みが加わると、必ずしも円滑にはボールを取り込めないという問題点があった。また、容器本体ごと繰返し持ち上げて容器の底をボールの上に押し下げるといった操作は作業効率が悪いばかりか、女性や非力な人にとっては容易な作業でないという問題点があった。さらに、複数人でボール集めをするときに、一人が容器本体を使っていると他の人は拾い集めたボールをラケットヘッドの上などに一時保管していなければならないという不便さがあった。
従来のボール拾集用具に、ラケットやクラブ等を利用する場合と利用しない場合の何れの場合においても、立ったままで容易かつ確実にボールを拾集できるということに着目した例は見当たらない。特に、ラケット等を利用せずに拾集用具のみを使う場合でも確実にボールを拾集できるということを実現した簡便な用具の例が見当たらない。
そのため、逐一身体を屈めながら容器内にボールを拾い集めたり、あるいはラケットヘッドの上などにボールを一旦載せ集めるといった旧態の方法が依然として広く行われているが、この逐一身体を屈めながらボールを拾い集めるという作業は、拾集効率が悪いうえに膝や腰などの身体的負担を強いるため、特に高齢者、あるいはテニススクール等における生徒の間では忌避したい作業となっていた。
本発明は、これらの問題点を解決し、ラケットやクラブ等を利用する場合と利用しない場合の何れの場合においても、立ったままで容易かつ確実にボールを拾集できる簡便なボール拾集用具を提供するものである。
開口枠と、該開口枠の上部に設けられた柄と、該柄の頂部に設けられた把手と、開口枠の下部に設けられた取込板と、該取込板に設けられた開口部と、該開口部にゴムや弾性樹脂等の弾性体を装着して設けられたボールの取込口と、開口枠側を開口部とするように繋留された網袋とにより構成され、前記取込口は、弾力性の有無を問わない任意のボールの外径より幅狭であり、ボールの上から押圧すると取込口の弾性力によりボールが通過する大きさ形状となっていることを特徴とするボール拾集用具である。
また、ボールの種別に対応した複数の弾性体を具備し、該弾性体は着脱機構を介して開口部に取り付けられるものであることを特徴とするボール拾集用具である。
本発明の効果は以下のとおりである。
(イ)ラケットやクラブ等を持っているときは、これを利用してボール拾集用具の開口枠側から網袋方へ直接ボールを転がし入れることにより、立ったままで容易かつ迅速にボールを拾集することができる。
(ロ)ラケットやクラブ等を持っていないときは、ボール拾集用具の取込口をボールの上から押圧すると、取込口の弾性力によりボールが取込口を通過して内側に収納されるので、立ったままで容易かつ確実にボールを拾集することができる。
(ハ)硬式テニスのようにボールに重量のある場合に、ある程度数のボールが網袋内に溜まって拾集用具が重くなっても、網袋側は接地させたまま取込口だけをもたげてボールの上から押圧するという操作で済み、拾集用具全体でボールを掬い取る操作をする、あるいは容器本体ごと持ち上げてボールの上から押し下げるといった操作は無用なので、女性や非力な人にとっても容易に取り扱うことができる。
(ニ)テニスボールように外径が大きいボールの拾集用具の場合は、取込口の底面に所定の幅員ができるため、拾集用具を自立させておくことができる。また、把手を利用してネットフェンス等に吊り下げておくこともできるので使用中の保管が容易である。
(ホ)ボールの取込口が弾性体で構成されているため、取込口をボールの上から押圧したときに、ゴルフボールや卓球等の弾力性のないボールの場合は弾性体の撓みによって、テニスボールや軟球等の弾力性のあるボールの場合は弾性体の撓み及びボール自身の歪みによって、いずれの場合もボールを傷つけることなく円滑に取り込むことができる。
(ヘ)ボールの取込口に、ボールの種別に応じた複数の弾性体を着脱自在で具備することにより、1台のボール拾集用具で大きさや種類の違うボールに対応することができ、経済的で便利である。
例えば、硬式テニスの場合は公式ボールの外径略65mmからジュニアの練習用スポンジボールの外径略70〜80mm、ソフトテニスの場合はボールを膨らませた状態で外径略66mm、卓球の場合は公式ボールの外径40mmから練習用ラージボールの外径44mm、またゴルフの場合は外形が略42mm以上と、同一球技においてもそれぞれボールの大きさや材質に差異があるが、これらの差異に適応した弾性体を具備することにより同一球技においては1台のボール拾集用具で全てのボールに対応することが可能となる。
(ト)ボールの取込口の弾性体を着脱可能としたことで、弾性体が損耗したときは取込口の弾性体の片側又は両側の部分を交換するだけで済み、経済的である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(イ)下方に広がる形態をもつ開口枠(1)の上部に柄(2)を取り付け、該柄(2)の頂部に把手(3)を設ける。
(ロ)開口枠(1)の下部に、ボールが転がり入り易いように薄板状に形成した取込板(4)を設け、該取込板(4)に長方形状の開口部を設ける。
(ハ)前記開口部の長辺の2辺に、ゴムや弾性樹脂等から成る弾性体(5)を装着してボールの取込口(6)を設け、該取込口(6)は弾力性の有無を問わない任意のボールの外径より幅狭とする。なお、取込口(6)を長方形状とするのは複数個のボールを同時的に取り込めるようにするためである。
(ニ)二十数個程度のボールを収容可能な大きさの網袋(8)を、開口枠(1)側を開口部とするように繋留する。
(ホ)側面板(7)を開口枠(1)及び取込板(4)と一体的に設け、開口枠(1)及び取込板(4)の剛性を補強するとともに、該側面板(7)に網袋繋留孔(10)を設け、網袋(8)が側面板(7)を介して開口枠(1)に納まり良く繋留できるようにする。
(ヘ)テニスボール等の外径の大きいボールの拾集用具の場合は、拾集用具の重心を取込口(6)の内側に位置するように構成し、取込板(4)による底面幅員により拾集用具が自立するようにする。
(ト)取込口の弾性体(5)は、ボールの大きさや材質等の種別に対応した複数の種類を具備し、取込板(4)に着脱可能な機構とする。
例えば硬式テニスの場合、公式ボールの外径略65mmに適応する弾性体とスポンジボールの外径略70〜80mmの最小外径略70mmに適応する弾性体との2種類を具備する。スポンジボールの場合はボール自身に十分な弾性があるため、この1種類の大きさの弾性体で全て対応が可能である。
またソフトテニスの場合は、ボールを膨らませた状態で外径略66mmなので、硬式テニスの外径略65mm用の弾性体で対応できなくもないが、多少空気が抜けて外径が小さくなったボールにも対応できるように、より幅狭なソフトテニス専用の弾性体を1種類具備する。
卓球、ゴルフ等の弾力性のないボールの場合は、ボールが取込口を通過するときに損傷することのないよう配慮し、それぞれに好適な柔軟性を有する専用の弾性体を具備する。
(チ)弾性体の着脱機構は、図4(a)に示す長辺で相対する取込板(4)の上下にスリット(12)を設け、図4(b)に示すように発条性を有する弾性樹脂等の素材で先端をフック状に形成した弾性体取付部(9)を弾性体(5)に固着して、図4(d)に示す帯状の弾性体(5)を1対形成し、図4(b)及び図4(c)に示すように弾性体取付部(9)を取込板(4)方に挿し込んだときに弾性体取付部(9)のフック状部分と取込板のスリット(12)部分とが嵌まり合い、取込板(4)と弾性体(5)とが弾性体取付部(9)を介して密着するように構成されたものである。
本発明は以上のような構成で、これを使用するときは以下のようにする。
(イ)ラケットやクラブ等を一方の手に持ち、これを利用してボールを拾集するときは、ラケット等でボールを弾くようにして開口枠(1)側から網袋(8)側に直接転がし入れると、ボールは、ボールの外径より幅狭な取込口(6)から外れ落ちることがなく網袋(8)内に収容される。
(ロ)ボール拾集用具のみを用いてボールを拾集するときは、図5(a)に示すように取込口(6)をボール(11)の上に当てがい押し下げると、図5(b)に示すようにボール(11)は取込口(6)に挟み込まれながら弾性体(5)の撓み又はボール(11)の歪みによって取込口(6)を通過し、図5(c)に示すように取込口(6)の内側に収まるので、取込口(6)の先端側をもたげてボール(11)を網袋(8)方に転がり寄せ、以後この操作を繰り返すことで次々とボールを網袋(8)内に収容する。
(ハ)弾性体(5)を装着するときは、図4(b)に示す弾性体取付部(9)を図4(a)に示す取込板(4)方に挿し込み、弾性体取付部(9)のフック部分を取込板(4)のスリット(12)部分に嵌め込んで密着させ、取り外すときは、図4(d)に示す弾性体取付部(9)の端部の方を先ず取込板(4)より外し、次に全体を抜き取るようにする。
本発明の斜視図 本発明の自立状態を示す側面図 ボール取込口の部分拡大図 ボール取込口の弾性体の着脱機構を示す説明図 ボール取込口のボール取込機能を示す説明図
符号の説明
1 開口枠
2 柄
3 把手
4 取込板
5 弾性体
6 取込口
7 側面板
8 網袋
9 弾性体取付部
10 網袋繋留孔
11 ボール
12 スリット

Claims (2)

  1. 開口枠と、該開口枠の上部に設けられた柄と、該柄の頂部に設けられた把手と、開口枠の下部に設けられた取込板と、該取込板に設けられた開口部と、該開口部にゴムや弾性樹脂等の弾性体を装着して設けられたボールの取込口と、開口枠側を開口部とするように繋留された網袋とにより構成され、前記取込口は、弾力性の有無を問わない任意のボールの外径より幅狭であり、ボールの上から押圧すると取込口の弾性力によりボールが通過する大きさ形状となっていることを特徴とするボール拾集用具。
  2. ボールの種別に対応した複数の弾性体を具備し、該弾性体は着脱機構を介して開口部に取り付けられるものであることを特徴とする請求項1記載のボール拾集用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104667492A (zh) * 2015-03-19 2015-06-03 岑溪市东正动力科技开发有限公司 一种网球拾球器
WO2018014119A1 (en) * 2016-07-19 2018-01-25 Daniel George Joseph Brady Device for collecting and storing playing objects

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