JP2006115671A - パルス発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】導電部の表面と樹脂の表面との間の段差を小さくするパルス発生装置を提供する。
【解決手段】プレート部16aには、ブラシ摺接面16cに、回転方向に対して、所定間隔をおいて形成された導電部16dが設けられている。また、プレート部16aには、隣り合う該導電部16dの間とブラシ摺接面16cの反対側の面(溝部形成面)とには、樹脂材によって一体に形成された絶縁部16fが設けられている。そして、溝部形成面には、複数の略楕円形状の溝部16gが設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、パルス発生装置に関するものである。
従来、車載用エアコンディショナの内外気切換ドア、吹出し口切換ドア、温度調節用のエアミックスドアなどを駆動するアクチュエータには例えば直流モータが用いられている。このアクチュエータには、直流モータの回転を検出するセンサ部に、略円板形状のパルス発生装置が備えられている。
このパルス発生装置には、導電性ブラシが摺接しており、該導電性ブラシが摺接するパルス発生装置の円板上部には、パルス発生装置の回転方向に対して、所定間隔をおいて複数の導電部が形成されており、この導電部と導電部との間には、複数の絶縁部が設けられている。パルス発生装置は、該パルス発生装置の回転に伴い導電性ブラシが導電部と絶縁部とに交互に摺接することで回転に応じたパルス信号を発生する。
このような、パルス発生装置を備えたアクチュエータとしては、例えば特許文献1に記載のものがある。このパルス発生装置を備えたアクチュエータは、組み付け性や小型高性能化を向上させるために、コネクタ端子が延出されるコネクタ部と、モータに駆動電流を供給する給電端子が延出される給電部とを一体に形成したものである。
特開2004−166320号公報
ところで、上記特許文献1に記載のようなパルス発生装置は、図9(a)に示すように、例えば金属板を打ち抜いて形成した導電部116dをセットした金型Dに高温の樹脂を流し込むいわゆる射出成形法によって形成される。パルス発生装置は、樹脂rが冷却されて硬化した後、金型Dから取り出される。
しかし、樹脂rが肉厚であったり、樹脂rの厚さが不均一であったりすると、樹脂rの厚さが厚い場所に大きな樹脂収縮(ひけ)が発生したり、樹脂収縮にばらつきが生じ、図9(b)に示すように、樹脂の突起部Pができる。このような突起部Pができると、樹脂rとブラシ117aとの接触が不安定となり、センサの検出精度にばらつきが生じる。また、図10に示すように、樹脂収縮が大きくなると、導電部116dの表面と樹脂rの表面との間の段差が大きくなり、摺接するブラシ117aがより深く樹脂側に入り込むこととなるため、ブラシ117aが磨耗し易くなる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、導電部の表面と樹脂の表面との間の段差を小さくするパルス発生装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、導電性ブラシが摺接される面に回転方向に対して所定間隔をおいて形成された複数の導電部と、隣り合う該導電部の間には射出成形された樹脂材によって形成された絶縁部と、を有するプレート部を備え、該プレート部の回転に伴い導電性ブラシが前記導電部と前記絶縁部とを交互に摺接されることで回転に応じたパルス信号を発生するためのパルス発生装置において、前記プレート部には、前記導電性ブラシが摺接する面と反対側の面であって前記絶縁部と対応する位置に溝部を設けたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、前記導電部と前記絶縁部と前記溝部は、回転中心に対して放射状に形成されたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、前記プレート部には、前記導電部の間に前記ブラシが摺接される摺接面側に回転方向の原点位置を検出するための非絶縁部が設けられ、前記ブラシが摺接される摺接面と反対側の面が射出成形された樹脂によって被覆され、前記溝部は前記非絶縁部の裏側に設けられたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、前記溝部は、略楕円形状であることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、前記溝部は、略三角形状であることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、前記溝部は、その端部に所定の曲率をもつことを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、前記プレート部は、回転軸が同軸状に連結される連結部を備え、該連結部は、前記絶縁部と一体に形成されたことを要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、導電性ブラシが摺接する面の反対側の面に、溝部を設けたことで、プレート部の樹脂の肉厚を薄くすることができる。そして、樹脂を薄くすることで樹脂成形時の樹脂収縮(絶縁部のひけ)を小さくすることができる。樹脂収縮を小さくすることで、樹脂収縮による導電部の表面と樹脂表面との間の段差を小さくすることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、溝部が回転中心に対して放射状に形成されたことで、導電部や絶縁部の形状に合わせて、好適に樹脂の肉厚を薄くすることができるようになる。
また、請求項3に記載の発明によれば、溝部が非絶縁部の裏側の位置に設けられたことで、非絶縁部の裏側の樹脂の肉厚を薄くすることができる。このように、非絶縁部の裏側を薄くすることでも、樹脂収縮が小さくすることができるようになる。
また、請求項4に記載の発明によれば、溝部が略楕円形状であることで樹脂の肉厚を薄くすることができ、樹脂は好適に樹脂収縮される。
また、請求項5に記載の発明によれば、溝部が略三角形状であることでも樹脂の肉厚を薄くすることができ、樹脂は好適に樹脂収縮される。
また、請求項6に記載の発明によれば、例えば樹脂注入時には、隣り合う導電部と導電部との間を隙間なく樹脂注入することは困難であり、隙間ができることもある。ところが、この樹脂の形状に合わせて予め端部に所定の曲率を持たせておくことで、この端部においても樹脂の肉厚を薄くすることができ、樹脂成形後の樹脂の肉厚を他の部分と同程度の厚さ(均一)にすることができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、連結部がプレート部の絶縁部と一体に形成されていることで、例えば射出成形法等の樹脂形成法によって、製造されることで生産性の高いパルス発生装置を提供することができるようになる。すなわち、量産に向き、コストを削減することも可能となる。
導電部の表面と樹脂の表面との間の段差を小さくするパルス発生装置を提供することができる。
以下、この発明にかかるパルス発生装置の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
この実施の形態にかかるパルス発生装置は、車載用エアコンディショナの内外気切換ドア、吹出し口切換ドア、温度調節用のエアミックスドア等のドアを開閉させるモータアクチュエータの位置センサにこの発明を適用したものである。
図1は、本発明にかかるパルス発生装置をモータアクチュエータの位置センサに適用した一例を示す正面図である。
図1に示すように、モータアクチュエータ1は、ケースとしてのハウジング2と、モータ3と、該モータ3の回転を減速して出力する減速機構4を構成する第1減速歯車5と、第2減速歯車6と、第3減速歯車7とを備えている。また、モータアクチュエータ1は、コネクタアセンブリ10として、第3減速歯車7の回転位置を検出するセンサ部11と、前記モータアクチュエータ1の動作を制御する導電ユニット12とを備えている。
ハウジング2は、例えば樹脂で形成されており、互いに組付けられるケース部2aと図示しないカバー部とから構成されている。ケース部2aは、上記各部品を収容可能に形成され、カバー部は、ケース部2aを被うようにケース部2aに対して嵌め込まれる。このケース部2aの底部には、モータ3を収容するための収容部が形成され、前記モータ3が収容されている。
そして、モータ3の回転軸と一体で且つ回転可能に取着されたウォーム3aには、第1減速歯車5が噛合わされており、該第1減速歯車5には第2減速歯車6が噛合わされ、さらに該第2減速歯車6には第3減速歯車7が噛合わされている。詳しくは、大径歯車5aと小径歯車5bと支持軸5cとが一体に形成された第1減速歯車5が、軸受によって回転可能に支持されている。同様に、大径歯車6aと小径歯車6bと支持軸6cとが一体に形成された第2減速歯車6が、軸受によって回転可能に支持されている。そして、第3減速歯車7には、回転軸7aが一体に形成されており、第3減速歯車7は、該回転軸7aの一端を上記カバー部側の軸受に支持させ、他端をセンサ部11の軸受孔11aに挿通させることによって回転可能に支持されている。尚、センサ部11は、第3減速歯車7の回転軸7a方向奥側に配設されている。また、軸受孔11aから突出した回転軸7aの先端部には、該回転軸7aの空転を防ぐために、軸方向に沿って平らな面を持ち、軸線方向から見て略D字形状の出力部7bが形成されている。
従って、モータ3によるウォーム3aの回転は、第1減速歯車5の大径歯車5aに伝達され、小径歯車5bから第2減速歯車6の大径歯車6aに伝達され、小径歯車6bから第3減速歯車7に伝達され、回転軸7aの出力部7bから出力されるようになっている。
ケース部2aに収容される導電ユニット12は、モータアクチュエータ1の動作を制御するものである。この導電ユニット12はコネクタ部13と給電部14とを備えており、コネクタ部13と給電部14とが電気的に接続されている。コネクタ部13には、外部から例えば給電用のコネクタが接続され、外部からの給電が行われると、モータ3側の端子に当接する給電部14の2つの給電端子15を介してモータ3への給電が行われる。
第3減速歯車7は、軸受孔11aに面した側の回転軸7aが上記コネクタアセンブリ10に組付けられる。そして、第3減速歯車7の回転出力は、回転軸7aを介してコネクタアセンブリ10に配設されたセンサ部11に伝達される。
次に、図2〜図4を併せ参照してコネクタアセンブリ10の構造を説明する。
図2は、図1のコネクタアセンブリ10の裏側を示す概略斜視図である。また、図3は、図2のL1−L1線に沿った分解断面図である。図4は、パルス発生装置16のブラシ摺接面16cを示す正面図である。
図2に示すように、コネクタアセンブリ10は、モータ3の回転を検出するセンサ部11と、前記モータアクチュエータ1の動作を制御する導電ユニット12とを備えている。センサ部11は、略有底筒形状に形成されており、その中心部に前記回転軸7aを挿通させる軸受孔11aが形成されている。導電ユニット12は、コネクタ部13と給電部14とを備えている。
また、前記センサ部11と、コネクタ部13と、給電部14とは電気的に接続されており、コネクタ部13は、前記給電端子15を介してモータ3に給電を行うとともに、センサ部11の出力信号を外部に出力する機能を有している。
図3に示すように、センサ部11の内部には、パルス発生装置16が回転可能に収容されており、このパルス発生装置16の同図中上側には、位置検出用のブラシ(導電性ブラシ)17aが配設されるブラシ収容部17を備え、このブラシ収容部17の同図中上側には、蓋部18を備えている。
このように構成されることで、ブラシ17aが上記パルス発生装置16のブラシ摺接面16cに摺接することとなる。パルス発生装置16は、上記回転軸7aを介して上記第3減速歯車7と接続されており、第3減速歯車7の回転出力は、回転軸7aを介してパルス発生装置16に伝達される。そして、第3減速歯車7の回転に伴いパルス発生装置16が回転することで、ブラシ17aを介してパルス発生装置16からパルス信号が検出されることとなる。このパルス信号は、ブラシ17aを介してコネクタ部13の例えばパルス出力端子13aからモータアクチュエータ1の外部に出力されることとなる。
パルス発生装置16は、略円板形状のプレート部16aを備えている。また、プレート部16aは、回転軸7aが連結される連結部16bを備え、該連結部16bは、絶縁部16fと一体に形成されている。連結部16bは、回転軸7aの空転を防ぐために、軸方向に沿って平らな面を持ち、軸線方向から見てその中心部には略D字形状の孔が貫通する筒型形状を成している。
また、図4に示すように、プレート部16aには、上記ブラシ17aが摺接する位置(ブラシ摺接面16c)に、パルス発生装置16の回転方向に対して、所定間隔をおいて形成された導電部16dが設けられている。本実施の形態の導電部16dは、プレート部16aの軸中心方向に向かって延設されている。
また、プレート部16aには、隣り合う該導電部16dの間とブラシ摺接面16cの反対側の面(以下、溝部形成面)16eとには、樹脂材によって一体に形成された絶縁部16fが設けられている。そして、溝部形成面16eには、複数の略楕円形状の溝部16gが設けられている。この溝部16gは、溝部形成面16eに設けられ、絶縁部16fの裏側の位置に設けられている。
尚、プレート部16aのブラシ摺接面16cには、回転方向の原点位置を検出するための基準点16hとなる絶縁部16fが設けられており、センサ部11は、この基準点16hを位置検出の基準として上記第3減速歯車7の回転位置を検出する。また、回転方向に対して、基準点16hの略180度反対側の位置には、導電部16dが形成され、この導電部16dの溝部形成面16e側には、略扇形状の溝部16iが形成されている。この溝部16iは、溝部形成面16eに設けられ、導電部16dの裏側の位置に設けられている。
導電部16dと、絶縁部16fとは、回転中心に対していわゆる放射状に形成されるものであって、溝部16g、16iも回転中心に対していわゆる放射状に形成されたものである。
次に、図5を参照して溝部16gについて更に詳述する。
図5(a)は、溝部形成面16eの溝部16gを拡大して示す正面図、図5(b)は、(a)のL2−L2線に沿った断面図、(c)は、(a)のL3−L3線に沿った断面図である。
図5(a)に示すように、溝部形成面16eには、略楕円形状の溝部16gが設けられている。また、図5(b)、(c)に示すように、溝部16gは、その端部16kに所定の曲率をもち、底部16jには、略楕円形状の平面が設けられている。
ブラシ摺接面16cには、例えば金属板で形成される導電部16dと、樹脂Rで形成される絶縁部16fが形成されている。
次に、図6を参照して本実施の形態のパルス発生装置16の作用について説明する。
図6は、パルス発生装置16とブラシ17aの摺接態様を示す概略断面図である。
図6に示すように、溝部16gを形成することで、絶縁部16fの樹脂Rの肉厚を薄くすることができる。そして、樹脂Rを薄くすることで樹脂成形時の樹脂収縮(絶縁部16fのひけ)を小さくすることができる。樹脂収縮を小さくすることで、樹脂収縮による段差が小さくなる。尚、ここで、樹脂収縮による段差とは、樹脂収縮によって生じる絶縁部16fのひけ幅のことである。
また、樹脂Rの肉厚を薄くして樹脂収縮を小さくすることで樹脂成形時、樹脂の冷却工程において、樹脂が均一に冷えて樹脂収縮にばらつき(むら)が発生することも少ないものとなる。これによって、樹脂成形後の樹脂Rの厚さを均一にすることができる。
このように、樹脂収縮にばらつきが発生しなくなることで、パルス発生装置16とブラシ17aとの接触点が安定し、ブラシ17aが常にブラシ摺接面16cに摺接することとなる。このことで、センサの検出精度も安定することとなる。
また、樹脂収縮による段差が小さくなることで、ブラシ17aは、ブラシ摺接面16c側に深く入り込むことなく摺接するため、ブラシ17aの摩擦を低減でき、ブラシ17aの耐久性も好適に確保することができる。
上述した本実施の形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)溝部形成面16eに、溝部16g、16iを設けたことで、プレート部16aの樹脂Rの肉厚を薄くすることができる。そして、樹脂Rを薄くすることで樹脂成形時の樹脂収縮(絶縁部16fのひけ)を小さくすることができる。樹脂収縮を小さくすることで、樹脂収縮による導電部16dの表面と樹脂R表面との間の段差を小さくすることができる。また、樹脂Rの厚さを薄くして樹脂収縮を小さくすることで樹脂成形時、樹脂の冷却工程において、樹脂が均一に冷えて樹脂収縮にばらつき(むら)が発生することも少ないものとなる。これによって、樹脂成形後の樹脂Rの厚さを均一にすることができる。
(2)溝部16g、16iが回転中心に対して放射状に形成されたことで、導電部16dや絶縁部16fの形状に合わせて、好適に樹脂Rの肉厚を薄くすることができるようになる。
(3)溝部16gが絶縁部16fの裏側の位置に設けられたことで、絶縁部16fの裏側の樹脂Rの肉厚を薄くすることができる。このように、絶縁部16fの裏側を薄くすることで、樹脂収縮が小さくすることができるようになる。
(4)溝部16iが導電部16dの裏側の位置に設けられたことで、導電部16dの裏側の樹脂Rの肉厚を薄くすることができる。このように、導電部16dの裏側を薄くすることで、樹脂収縮が小さくすることができるようになる。
(5)溝部16gが略楕円形状であることで樹脂Rの肉厚を薄くすることができ、樹脂Rは好適に樹脂収縮される。
(6)樹脂Rの形状に合わせて予め端部16kに所定の曲率を持たせておくことで、この端部16kにおいても樹脂Rの肉厚を薄くすることができ、樹脂成形後の樹脂Rの肉厚を他の部分と同程度の厚さ(均一)にすることができる。
(7)連結部16bがプレート部16aの絶縁部16fと一体に形成されていることで、例えば射出成形法等の樹脂形成法によって、製造されることで生産性の高いパルス発生装置16を提供することができるようになる。すなわち、量産に向き、コストを削減することも可能である。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、溝部16gの形状は、略楕円形状であるとしたが、溝部16gの形状は、略楕円形状に限定されるものではない。例えば、図7(a)、(b)に示すように、略三角形状であってもよい。また、図8(a)、(b)に示すように、溝部16gの外周方向にやや膨らみをもった略三角形状であってもよい。
・上記実施の形態では、プレート部16aのブラシ摺接面16cには、回転方向の原点位置を検出するための基準点16hとなる絶縁部16fが設けられるとしたが、この原点位置を検出するための基準点16hは、非絶縁部としての導電部16dであってもよい。そして、ブラシ摺接面16cと溝部形成面16eとが、射出成形された樹脂Rによって被覆され、溝部が非絶縁部の裏側に設けられたものであってもよい。
本実施の形態にかかるパルス発生装置をモータアクチュエータの位置センサに適用した一例を示す正面図。 図1のコネクタアセンブリの裏側を示す概略斜視図。 図2のL1−L1線に沿った分解断面図。 パルス発生装置のブラシ摺接面を示す正面図。 (a)は、溝部形成面の溝部を拡大して示す正面図、(b)は、(a)のL2−L2線に沿った断面図、(c)は、(a)のL3−L3線に沿った断面図。 パルス発生装置とブラシとの摺接態様を示す概略断面図。 本実施の形態のパルス発生装置の変形例を示す(a)は、溝部形成面の溝部を示す正面図、(b)はブラシ摺接面から溝部を透視して示す透視図。 本実施の形態のパルス発生装置の他の変形例を示す(a)は、溝部形成面の溝部を示す正面図、(b)はブラシ摺接面から溝部を透視して示す透視図。 (a)、(b)は、従来の樹脂収縮を示す概略断面図。 従来のパルス発生装置とブラシとの摺接態様を示す概略断面図。
符号の説明
1…モータアクチュエータ、2…ハウジング、3…モータ、4…減速機構、5…第1減速歯車、6…第2減速歯車、7…第3減速歯車、7a…回転軸、10…コネクタアセンブリ、11…センサ部、12…導電ユニット、13…コネクタ部、14…給電部、16…パルス発生装置、16a…プレート部、16b…連結部、16c…ブラシ摺接面、16d…導電部、16e…溝部形成面、16f…絶縁部、16g、16i…溝部、16h…基準点、16j…底部、16k…端部、17a…ブラシ、R…樹脂。

Claims (7)

  1. 導電性ブラシが摺接される面に回転方向に対して所定間隔をおいて形成された複数の導電部と、隣り合う該導電部の間には射出成形された樹脂材によって形成された絶縁部と、を有するプレート部を備え、該プレート部の回転に伴い導電性ブラシが前記導電部と前記絶縁部とを交互に摺接されることで回転に応じたパルス信号を発生するためのパルス発生装置において、
    前記プレート部には、前記導電性ブラシが摺接する面と反対側の面であって前記絶縁部と対応する位置に溝部を設けたことを特徴とするパルス発生装置。
  2. 前記導電部と前記絶縁部と前記溝部は、回転中心に対して放射状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のパルス発生装置。
  3. 前記プレート部には、前記導電部の間に前記ブラシが摺接される摺接面側に回転方向の原点位置を検出するための非絶縁部が設けられ、前記ブラシが摺接される摺接面と反対側の面が射出成形された樹脂によって被覆され、前記溝部は前記非絶縁部の裏側に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のパルス発生装置。
  4. 前記溝部は、略楕円形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のパルス発生装置。
  5. 前記溝部は、略三角形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のパルス発生装置。
  6. 前記溝部は、その端部に所定の曲率をもつことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のパルス発生装置。
  7. 前記プレート部は、回転軸が同軸状に連結される連結部を備え、該連結部は、前記絶縁部と一体に形成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のパルス発生装置。
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