JP2006114271A - Fluorescent lamp, backlight unit, and liquid crystal television - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、管状のガラスバルブの端部外周に外部電極を備える誘電体バリア放電ランプに関する。 The present invention relates to a dielectric barrier discharge lamp including an external electrode on an outer periphery of an end portion of a tubular glass bulb.
近年、大型液晶テレビの普及がめざましく、この大型液晶テレビに用いられている直下方式のバックライトユニット(以下「LCBLユニット」という)の需要が増大している。 In recent years, the spread of large-sized liquid crystal televisions is remarkable, and the demand for direct-type backlight units (hereinafter referred to as “LCBL units”) used in large-sized liquid crystal televisions is increasing.
LCBLユニット用の光源としては冷陰極管が一般的であるが、複数灯を点灯するためには同数の高周波電子安定器が必要である等の諸事情により、他の光源の利用が検討されている。 A cold cathode tube is generally used as the light source for the LCBL unit, but the use of other light sources is being studied due to various circumstances such as the need for the same number of high-frequency electronic ballasts to light multiple lamps. Yes.
ここで誘電体バリア放電ランプは、複数灯を1つの高周波電子安定器により点灯できるというメリットがあるので、例えば16灯のランプが用いられるLCBLユニットの光源として好適である。 Here, the dielectric barrier discharge lamp has a merit that a plurality of lamps can be lit by a single high-frequency electronic ballast, and thus is suitable as a light source of an LCBL unit in which, for example, 16 lamps are used.
誘電体バリア放電ランプの両端部における電極部の外表面の損傷を防止するものとして、図8に示すように、従来の誘電体バリア放電ランプ90は、放電容囲器である直形ガラスバルブ91と、ガラスバルブ内面に塗布された蛍光体92と、直形ガラスバルブ91内に封入されている水銀93及びネオン、アルゴン等の緩衝用希ガス94と、ガラスバルブ両端部の外周面95a、95bに、筒状に形成された導電性樹脂からなる外部電極96a、96bと、外部電極96a、96bの外周面を包囲して接続された、ばね弾性を有するC形状の金属部材97a、97bとから構成されている(特許文献1参照)。
しかしながら、本発明者らの検討によれば、外部電極間には1.0〜3.0kVの高電圧が印加されるランプ点灯時に、コロナ放電が発生するという問題が明らかになった。 However, according to the study by the present inventors, a problem that corona discharge occurs when the lamp is lit when a high voltage of 1.0 to 3.0 kV is applied between the external electrodes.
すなわち、ガラスバルブ両端部の外周面95a、95bに筒状に形成された導電性樹脂からなる外部電極96a、96bは、ランプ点灯時に、ガラスバルブ91との熱膨張差によりガラスバルブ91表面から剥離したり、金属部材97a、97bのばね弾性力により熱膨張した外部電極96a、96bの筒状表面を押圧するため、外部電極96a、96bの導電性樹脂のひび割れが発生することがあった。
That is, the
また、ガラスバルブ両端部の外周面95a、95bに外部電極96a、96bを筒状に形成するには、一般に、この外部電極96a、96bが形成される以外の領域のガラスバルブ91の外周面をテープ等でマスクしてガラスバルブ91を回転させ、スプレー法又は刷毛塗布法により、ガラスバルブ91の外周面に塗布することが考えられる。
Further, in order to form the
これらの方法では、図9に示すように、導電性樹脂からなる外部電極96a、96bは、ガラスバルブ91の管軸方向に凹凸状の塗りむらが発生し、外部電極96a、96bの導電性樹脂を乾燥した後、その外部電極96a、96bの外周面にばね弾性を有するC形状の金属部材97a,97bを取り付けた際、前記導電性樹脂の塗布むらの最大凸部(スプレー法による樹脂塊の凸部、刷毛塗布法による刷毛筋の凸部等が発生)に集中加重が加わり、導電性樹脂の一部にひび割れAが発生することがあった。
In these methods, as shown in FIG. 9, the
その結果、上記した外部電極96a、96bの導電性樹脂のひび割れた部分では、金属部材97a、97bの内面とガラスバルブ91の外周面95a、95bとの間に空気層の隙間hを有して直接対向し、金属部材97a、97bの内面とガラスバルブ91の外周面95a、95bとの間でコロナ放電が発生する。コロナ放電が発生するとオゾンが生成され、オゾンは、導電性樹脂からなる外部電極96a、96bや図示していながランプ周辺の樹脂部材を急速に劣化させ、微量であっても多大な悪影響を及ぼす可能性がある。その結果、オゾンによる蛍光ランプ、バックライトユニット及び液晶テレビ等に用いられる樹脂部材が劣化し短寿命になるという問題が発生した。
As a result, in the above-described cracked portions of the conductive resin of the
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、外部電極のキズやひび割れを生じにくくして、ランプ点灯時のコロナ放電の発生を抑制し、他の部分の寿命に較べて遜色ない寿命を持つ外部電極を備える蛍光ランプ、蛍光ランプユニット、バックライトユニット、及び液晶テレビを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, makes it difficult to cause scratches and cracks in the external electrode, suppresses the occurrence of corona discharge when the lamp is lit, and compares it with the life of other parts. An object of the present invention is to provide a fluorescent lamp, a fluorescent lamp unit, a backlight unit, and a liquid crystal television provided with external electrodes having an inferior lifetime.
上記目的を達成するために、本発明に係る蛍光ランプは、両端が封止されたガラスバルブの端部外周面を導電性ペーストで包囲して形成された外部電極を備える蛍光ランプであって、前記外部電極の外周面の少なくとも一部を包囲して接続されたキャップ形状またはスリーブ形状の金属部材を設けたものであることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a fluorescent lamp according to the present invention is a fluorescent lamp comprising an external electrode formed by surrounding an outer peripheral surface of an end portion of a glass bulb sealed at both ends with a conductive paste, A cap-shaped or sleeve-shaped metal member surrounding and connecting at least a part of the outer peripheral surface of the external electrode is provided.
上記目的を達成するために、本発明に係るバックライトユニットは、液晶テレビに用いられる直下型のバックライトユニットであって、上記蛍光ランプを複数本と、複数本の蛍光ランプを全て点灯させる1個の高周波電子安定器とを備えることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a backlight unit according to the present invention is a direct-type backlight unit used in a liquid crystal television, and turns on a plurality of fluorescent lamps and a plurality of fluorescent lamps 1 And a plurality of high-frequency electronic ballasts.
上記目的を達成するために、本発明に係る液晶テレビは、直下型のバックライトユニットを備える液晶テレビであって、前記バックライトユニットが、上記蛍光ランプを複数本と、複数本の蛍光ランプを全て点灯させる1個の高周波電子安定器とを含むことを特徴とする。 In order to achieve the above object, a liquid crystal television according to the present invention is a liquid crystal television including a direct backlight unit, and the backlight unit includes a plurality of fluorescent lamps and a plurality of fluorescent lamps. One high frequency electronic ballast that is all lit is included.
課題を解決するための手段に記載した構成により、外部電極のキズやひび割れが生じにくくなって、ランプ点灯時のコロナ放電の発生を抑制し、オゾンの発生量を低減することができるので、他の部分の寿命に較べて遜色ない寿命を持つ外部電極を備える蛍光ランプ、バックライトユニット及び液晶テレビを提供することができるものである。 The configuration described in the means for solving the problems makes it difficult to cause scratches and cracks in the external electrode, suppresses the generation of corona discharge when the lamp is lit, and reduces the amount of ozone generated. It is possible to provide a fluorescent lamp, a backlight unit, and a liquid crystal television provided with an external electrode having a lifetime comparable to that of the portion.
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における液晶テレビの概要を示す図である。
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a diagram showing an outline of a liquid crystal television according to Embodiment 1 of the present invention.
図1に示す液晶テレビ10は、例えば32吋液晶テレビであり、液晶画面ユニット11とバックライトユニット12とを備える。
A liquid crystal television 10 shown in FIG. 1 is, for example, a 32-inch liquid crystal television, and includes a liquid crystal screen unit 11 and a
液晶画面ユニット11は、カラーフィルタ基板、液晶、TFT基板、駆動モジュール等(図示せず)を備え、外部からの画像信号に基づいてカラー画像を形成する。 The liquid crystal screen unit 11 includes a color filter substrate, a liquid crystal, a TFT substrate, a drive module and the like (not shown), and forms a color image based on an image signal from the outside.
バックライトユニット12は、LCBLユニットであり、1個の高周波電子安定器13と、16本の誘電体バリア放電ランプ100を含む。また、図2に示すようなソケット台50は、16本の誘電体バリア放電ランプ100の両端を、弾性のあるステンレス、りん青銅等からなる電極ソケット51及び電極ソケット52に保持し、ランプ点灯させるものである。なお、電極ソケット51及び電極ソケット52の保持部分の幅Dは、ランプ点灯時のコロナ放電の発生を抑制するために、以下で説明する外部電極102、103の領域内で保持できる寸法に設計している。
The
高周波電子安定器13は、16本の誘電体バリア放電ランプ100の全てを点灯させる点灯回路である。
The high-frequency
図3(a)は、本発明の実施の形態1における誘電体バリア放電ランプ100の概要を示す図である。
FIG. 3A is a diagram showing an outline of the dielectric
図3(a)に示すように、本発明の実施の形態1における誘電体バリア放電ランプ100は、両端が封止されたガラスバルブ101の端部外周に導電性ペーストで形成された外部電極102、103を備え、外部電極102、103の外周面の少なくとも一部を包囲して接続された電気接続性が良いりん青銅、ステンレス等の材料で、例えば本実施の形態では、さらにガラスバルブ101と熱膨張係数が近い例えばFe-Ni-Co(コバール)からなるキャップ形状の金属部材104、105を設け、ガラスバルブ中央側の金属部材104、105の端部104a、105aが、ガラスバルブ中央側の外部電極端部102a、103aの位置からガラスバルブ端部101b側に、間隔Lを例えば1mmあけて設置されている。
As shown in FIG. 3A, the dielectric
ガラスバルブ101は、管軸に垂直な平面で切断したときの断面は略円状をしている。ガラスバルブ101内面には、赤(Y2O3:Eu3+)、緑(LaPO4:Ce3+,Tb3+)及び青(BaMg2Al16O27:Eu2+)の蛍光体を混合した希土類蛍光体が塗布されて、厚さ10μm〜20μmの蛍光体膜106が形成されている。ガラスバルブ101の内部には圧力が約8kPaのアルゴン及びネオン等の希ガス107と、約2mgの水銀108が充填されている。また、ガラスバルブ101は、放電容囲器であって、例えばホウ珪酸ガラスからなり、本実施の形態では、外径φ4.0mm、内径φ3.0mm、全長720mmの直形ガラスバルブである。
The
図3(b)は、金属部材104の外観を示す図である。
FIG. 3B is a diagram illustrating an appearance of the
金属部材104は、金属部材105と同様である。金属部材104は、円筒形の一方の円側に半球のドームを被せたような形状に形成されたものであり、金属部材104に弾性力を持たせるために、例えば長手方向に2つのスリット109が設けられ、スリット109による弾性力を利用して金属部材104を外部電極に接続したものである。
The
金属部材104及び金属部材105は、ガラスバルブ101の端部101bから装着されている。金属部材104、105の端部104a、105aは、図3に示すように鋭角な部分を有しないように面取り加工されているため、ガラスバルブ101の端部から装着し易く、かつ、外部電極102、103の外周面にキズが生じにくくしたものである。
The
なお、金属部材104、105は、外部電極102、103の外周面におけるキズの低減を考慮すると、金属箔や金属テープ等のように、定型を有さず、外から力を加えると形をかえ、力をとりさってもそのままの形を残す可塑性の部材とは異なり、定型を有し、外から力を加えても容易に形を変えない非可塑性の金属部材である。
Note that the
本実施の形態では、金属部材104及び金属部材105は、例えば、全長23.0mm、円筒部の外径φ4.5mm、内径φ4.1mm、肉厚0.2mmであり、金属箔や金属テープのように可塑性を有する必要がないので、容易にキズが生じないように厚めに設定することができる。
In the present embodiment, the
ここで、ガラスバルブ101の外径はφ4.0mm、金属部材104、105の内径はφ4.3mmなので、ガラスバルブ101と金属部材104、105との隙間は平均0.15mmである。
Here, since the outer diameter of the
外部電極102、103は、封着されたガラスバルブ101の両端に、以下で説明するように予めディップ法により、導電性ペーストである例えば銀ペーストを、ガラスバルブ101の一端より所定の長さ、例えば全長25.0mmに形成して付着したものである。なお、外部電極102、103の導電性ペーストは、銀ペーストに限らず、ニッケルペースト、金ペースト、パラジウムペーストまたはカーボンペーストを用いてもよい。また、ガラスバルブ101表面との強接着性を考慮した場合の導電性ペースト中のバインダーとして低融点ガラスがよく、その量は1〜10重量%含んだものが好まく、比抵抗としては約10-1〜10-6 Ω・cmのものが好ましい。
The
次に図4および図5を用いて、封着されたガラスバルブと外部電極と金属部材との接着工程の手順を説明する。 Next, with reference to FIG. 4 and FIG. 5, the procedure of the bonding process of the sealed glass bulb, the external electrode, and the metal member will be described.
(1)図4(a)に示すように、ヘキサン等の希釈液で銀ペーストを希釈し、この希釈された銀ペースト液を容器60に収容し、ディップ法により、両端が封止されたガラスバルブ101の一端部を除く近傍の部分(中央部側)を第1の治具61で挟持し、ガラスバルブ101の一端部を下降し、銀ペースト液が収容された容器60内に所定の長さMmmを浸漬させ、ガラスバルブ101の一端部に銀ペースト62aを付着させる(ステップS1)。この時、ガラスバルブ101に形成された銀ペースト62aの外部電極102は、従来技術のスプレー法又は刷毛塗布法に比べ、ガラスバルブ101の外周面に一定圧力で銀ペースト液を直接接触できるので、管軸及び半径方向の塗りむらを安定して低減することができる。
(1) As shown in FIG. 4 (a), a silver paste is diluted with a diluent such as hexane, the diluted silver paste solution is accommodated in a
(2)図4(b)に示すように、ガラスバルブ101を上昇させた後、第1の治具61にガラスバルブ101を挟持したまま、例えば、トンネル式の加熱炉63(加熱炉の条件は、処理温度約100℃、処理時間約1.5分)を通過させ、ガラスバルブ101の一端部に銀ペースト60aを仮り固定する(ステップS2)。
(2) As shown in FIG. 4 (b), after raising the
(3)一旦、常温に戻した後、第1の治具61からガラスバルブ101を外す。次に、図4(c)に示すように、他端部を除く近傍の部分(中央部側)を第1の治具61で挟持し、ディップ法により、このガラスバルブ101の他端部を下降し、銀ペースト液が収容された容器60内に所定の長さMmmを浸漬させ、ガラスバルブ101の他端部に銀ペースト62bを付着させる(ステップS3)。この時、ガラスバルブ101に形成された銀ペースト62bの外部電極103は、従来技術のスプレー法又は刷毛塗布法に比べ、ガラスバルブ101の外周面に一定圧力で銀ペースト液を直接接触できるので、管軸及び半径方向の塗りむらを安定して低減することができる。
(3) After returning to normal temperature, the
(4)図4(d)に示すように、第1の治具61でガラスバルブ101を挟持したまま、例えば、トンネル式の加熱炉63(加熱炉の条件は、処理温度620℃、処理時間約1分)を通過させ、ガラスバルブ101の両端部に付着した銀ペースト62a、62bを本固着する(ステップS4)。
(4) As shown in FIG. 4D, with the
(5)図5に示すように、スリット109側の開口幅より若干大きい幅の突起部65を有する第2の治具64を用い、その突起部65を利用して、半球のドーム状の金属部材104におけるスリット109側の開口端を広げて第2の治具64に金属部材104を保持する。この状態を保って、次に、ガラスバルブ101を下降し、第2の治具64に保持された金属部材104の開口に、ガラスバルブ101の一端部を挿入した後、第2の治具64により金属部材104を外し、ガラスバルブ101の一端部に金属部材104を固定する(ステップS5)。この時、銀ペースト62aの外周面にはキャップ形状の金属部材104の弾性力による等分布荷重が加わるので銀ペースト62aにひび割れが発生することがない。
(5) As shown in FIG. 5, a
(6)同様に第2の治具64の突起部65を利用して、半球のドーム状の金属部材105におけるスリット109側の開口端を広げて第2の治具64に金属部材105を保持する。保持された金属部材105の開口に、ガラスバルブ101の他端部を挿入した後、第2の治具64により金属部材105を外し、ガラスバルブ101の他端部に金属部材105を固定する。これにより、直管の誘電体バリア放電ランプ100を製作することができる(ステップS6)。この時、銀ペースト62bの外周面にキャップ形状の金属部材105の弾性力による銀ペースト62bの外周面に等分布荷重が加わるので銀ペースト62bにひび割れが発生することがない。
(6) Similarly, using the protrusion 65 of the
次に、上記誘電体バリア放電ランプ100の作用効果について説明する。
Next, the function and effect of the dielectric
本発明の第1の実施形態では、両端が封止されたガラスバルブ101の端部外周に導電性ペーストを用いて形成された外部電極102、103に、その外周面の少なくとも一部を包囲して接続されたキャップ形状の金属部材104、105を設けたことにより、ランプ点灯時に、ガラスバルブ101との熱膨張差による外部電極102、103の剥がれおよび、ひび割れが生じにくくなる。その結果、金属部材104、105の内面又は外部電極102、103の内面とガラスバルブ101の外周面との間に空気層の隙間h(図9を参照)を有しないので、ランプ点灯時のコロナ放電の発生を抑制することができ、他の部分の寿命に較べて遜色ない寿命を持つ外部電極を備える蛍光ランプ、バックライトユニット及び液晶テレビを提供することができるものである。
In the first embodiment of the present invention, at least a part of the outer peripheral surface is surrounded by the
また、外部電極102、103は、導電性ペーストを用いディップ法により、ガラスバルブ101の端部外周面に形成されているので、従来技術のスプレー法又は刷毛塗布法に比べ、管軸及び半径方向の塗りむらを低減することができる。その結果、外部電極102、103である導電性ペーストの外周面にキャップ形状の金属部材104、105を装着すると、導電性ペーストの外周面に等分布荷重が加わるので、導電性ペーストにひび割れが生じにくくなり、ランプ点灯時のコロナ放電の発生をさらに抑制することができる。
In addition, since the
また、ガラスバルブ101の中央側における金属部材104、105の端部104a、105aが、ガラスバルブ101中央側の外部電極端102a、103aの位置からガラスバルブ端部101b側に、間隔Lをあけて設置されているので、金属部材104、105の端部とガラスバルブ101の外周面との間において、ランプ点灯時のコロナ放電が発生するのを抑制することができる。
Further, the
また、ガラスバルブ101の中央側における金属部材104、105の端部104a、105aは、外部電極端102a、103aから間隔Lが1mm以上あけて設置されているので、金属部材104、105の取りつけばらつきがあっても、金属部材104、105の端部とガラスバルブ101の外周面との間において、ランプ点灯時のコロナ放電が発生するのを抑制することができる。
Further, the
また、金属部材104、105は、3mm以上の長さで外部電極102、103を包囲しているので、誘電体バリア放電ランプ100の両端にある金属部材104、105がソケット台50の電極ソケット51及び電極ソケット52に安定に接続保持され、ランプ点灯させることができる。
Further, since the
また、ガラスバルブ101中央側の金属部材104、105の端部104a、105aが、面取りされているので、ガラスバルブ101の端部から金属部材104、105が装着し易く、かつ、その装着時に外部電極102、103の外周面の損傷をしにくくすることができる。
In addition, since the
また、金属部材104、105は、2つ以上のスリット109を長手方向に形成して金属部材104、105の弾性力により外部電極102、103に接続したことにより、ガラスバルブ101の端部から金属部材104、105が装着し易く、かつ、その装着時に外部電極102、103の外周面の損傷をしにくくすることができる。
Further, the
また、外部電極102、103である導電性ペーストにすることにより、ガラスバルブ101との密着性が向上し、外部電極102と外部電極103のそれぞれに対応して、ガラスバルブ101で形成される第1のコンデンサと第2のコンデンサの静電容量を実質的に等しくすることができる。
Further, by using the conductive paste as the
また、外部電極102、103である導電性ペースト中に低融点ガラスを1〜10重量%含むことにより、外部電極102、103の外周面にガラスバルブ101の端部から金属部材104、105を装着した際、外部電極102、103の外周面の損傷をしにくくすることができる。
In addition, by including 1 to 10% by weight of low melting point glass in the conductive paste as the
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2における誘電体バリア放電ランプ200の概要を示し、この実施の形態は、上記実施の形態1とは、例えば、回転ローラを用いたディップ法により、つまり、電極寸法幅の回転ローラーに仮付着させた銀ペーストをガラスバルブ101の両端外周面に転写して筒状に形成した外部電極202、203を設けた点と、金属部材204、205がスリーブ形状(円筒状)に形成され、焼きバメ法により円筒状の金属部材204、205をガラスバルブ101の端部より挿入し、金属部材204、205を外部電極202、203に密着接続した点と、スリーブ形状の金属部材204の両端部204a、204b(又はスリーブ形状の金属部材205の両端部205a、205b)が、外部電極202の両端部202a、202b(又は外部電極203の両端部203a、203b)よりそれぞれ内側に、間隔Lをあけて設置されている点が異なる。
(Embodiment 2)
FIG. 6 shows an outline of a dielectric
なお、実施の形態1における誘電体バリア放電ランプ100と同様の構成要素には同一番号を付しその説明を省略する。
In addition, the same number is attached | subjected to the component similar to the dielectric
この実施の形態によれば、金属部材204、205の端部とガラスバルブ101の外周面との間において、ランプ点灯時のコロナ放電の発生を抑制することができ、他の部分の寿命に較べて遜色ない寿命を持つ外部電極を備える蛍光ランプ、バックライトユニット及び液晶テレビを提供することができる。また、金属部材204の両端部204a、204b(又は金属部材205の両端部205a、205b)は、管軸方向Xに取りつけばらつきがあっても、外部電極202の両端部202a、202b(又は外部電極203の両端部203a、203b)から間隔Lを有しているため、金属部材204の金属部材204a、204b(又は金属部材205の両端部205a、205b)とガラスバルブ101との間におけるランプ点灯時のコロナ放電の発生を抑制することができる。さらに焼きバメ法により円筒状の金属部材204、205を外部電極202、203に接続しているので、外部電極202、203に対して円筒状の金属部材204、205の密着性が良好になり電気的接続が安定化する。
According to this embodiment, it is possible to suppress the occurrence of corona discharge when the lamp is lit between the ends of the
(実施の形態3)
図7は本発明の実施の形態3における誘電体バリア放電ランプ300の概要を示し、この実施の形態は、上記実施の形態2とは、薄体である金属部材304が外部電極202を巻着して該薄体の両端部近傍の部分同士を圧潰することによりスリーブ状に形成されている点が異なる。金属部材304は、反対側の端部に設けられた金属部材305と同様である。なお、実施の形態2における誘電体バリア放電ランプ200と同様の構成要素には同一番号を付しその説明を省略する。
(Embodiment 3)
FIG. 7 shows an outline of a dielectric
この実施の形態によれば、金属部材304の端部とガラスバルブ101の外周面との間において、ランプ点灯時のコロナ放電の発生を抑制することができ、他の部分の寿命に較べて遜色ない寿命を持つ外部電極を備える蛍光ランプ、バックライトユニット及び液晶テレビを提供することができる。また、金属部材304の両端部304a、304bは、管軸方向Xに取りつけばらつきがあっても、外部電極202の両端部202a、202bから間隔Lを有しているため、金属部材304の両端部304a、304bとガラスバルブ101との間におけるランプ点灯時のコロナ放電の発生を抑制することができる。さらに、金属部材304は、ガラスバルブ101の設けられた外部電極202を巻着して取りつけるために、ガラスバルブ101の外径が変動しても安価な薄体により容易に取り付けることができる。
According to this embodiment, it is possible to suppress the occurrence of corona discharge when the lamp is lit between the end portion of the
なお、ガラスバルブ101の両端に設けられた外部電極および金属部材は、両端とも同じ形状のものに限らず、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3のいずれかとを組み合わせてもよい。
Note that the external electrodes and metal members provided at both ends of the
本発明は、液晶テレビに用いられている直下方式のバックライトユニットをはじめとするあらゆる照明として広く適用することができる。本発明によって、外部電極のキズや剥がれが生じにくく、かつ、コロナ放電が発生しにくく、他の部分の寿命に較べて遜色ない寿命を持つ誘電体バリア放電ランプを提供することができるので、液晶テレビの長寿命化に寄与することができその産業的利用価値は極めて高い。 The present invention can be widely applied as any lighting including a direct backlight unit used in a liquid crystal television. According to the present invention, it is possible to provide a dielectric barrier discharge lamp that is unlikely to cause scratches or peeling of the external electrode, hardly generates corona discharge, and has a life that is inferior to that of other parts. It can contribute to extending the life of TVs and its industrial utility value is extremely high.
100 誘電体バリア放電ランプ
101 ガラスバルブ
102、103 外部電極
104、105 金属部材
100 Dielectric
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