JP2006113623A - 装置カバー開放機構を有するコンピュータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 キャビネット搭載状態のコンピュータ装置内に水平に搭載された活線挿抜可能なI/Oカードを、コンピュータ装置側面カバー及び側面カバーに固定されているスライドレールに干渉されることなく挿抜できる機構を提供する。
【解決手段】
コンピュータ装置14の上側面カバー15をキャビネットフレーム12に固定し、キャビネットフレーム12に固定したスライドレール13に上側面カバーを開放したコンピュータ装置14を乗せることで、コンピュータ装置14をスライドレール13の上を滑らせて引き出すと同時にコンピュータ装置14の上側面カバーを開放させる。
【選択図】 図1
【解決手段】
コンピュータ装置14の上側面カバー15をキャビネットフレーム12に固定し、キャビネットフレーム12に固定したスライドレール13に上側面カバーを開放したコンピュータ装置14を乗せることで、コンピュータ装置14をスライドレール13の上を滑らせて引き出すと同時にコンピュータ装置14の上側面カバーを開放させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コンピュータ装置のカバー解放機構を有したコンピュータ装置筐体に関するものである。
特開平11−327692号公報記載の構成に示すように、従来のコンピュータ装置では、拡張カードを主基板上に挿抜する構成を有していた。例えば、キャビネット搭載型サーバシステムの場合、コンピュータ装置のカバーの解放機構は以下のようになる。まず、キャビネットフレームに取り付けたスライドレールと、コンピュータ装置に取り付けたスライドレールをスライドさせることで、コンピュータ装置を引き出す。次に、コンピュータ装置から、コンピュータ装置上面カバーを取り外すことで、コンピュータ装置の内部に搭載した各種装置の挿抜作業を行う。
一方、コンピュータ装置に十分な高さが無い場合や、コンピュータ装置の内部構造上十分な高さを確保できない場合には、I/Oカードをコンピュータ装置に対し垂直に搭載できない。従って、ライザカードにI/Oカードを水平方向に搭載してから、ライザカードごとコンピュータ装置に搭載する構成をとるしかない。具体的には、コンピュータ装置内のI/Oカードを取り外すためには、コンピュータ装置をキャビネット装置(図示せず)から引き出し、コンピュータ装置上面カバー(図示せず)を取り外し、ライザカードをコンピュータ装置から取り出し、ライザカードからI/Oカードを取り出す構成となる。
しかしながら、上記機構では、スライドレールとコンピュータ装置の側面カバーが障害となり、I/Oカードを挿抜する場合は、ライザカードごと全てのI/Oカードを取り外してから、挿抜する必要がある。従って、1つのI/Oカードに活線挿抜機構があっても、それだけを取り出すことができず、活線挿抜機構を利用できず、挿抜作業時は、コンピュータ装置の動作を必ず停止しなければならない。また、活線挿抜機構の有無を問わず、挿抜作業時には、コンピュータ装置上面カバーを取り外し、ライザカードを取り出してからI/Oカードを挿抜しなければならず、作業性が高いとは言えない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、I/Oカードの挿抜を行う際に活線挿抜の場合において、また活栓挿抜ではない場合においても、作業の容易性・安全性を高めることを可能にすることを目的とする。
キャビネットからコンピュータ装置を引き出すと同時に、コンピュータ装置の少なくとも横面を解放する機構を有する。
コンピュータ装置横面からのコンピュータ装置内の装置の挿抜作業を可能する。
まず、コンピュータ装置のキャビネット搭載状態における装置カバー解放機構の一実施の形態について、図1乃至図3を参照して説明する。
図1においてスライドレール302と、コンピュータ装置上側面カバー304はキャビネットフレーム301にネジ等(図示せず)で固定している。303はコンピュータ装置下前後面カバーを含む、コンピュータ装置であり、スライドレール302に乗っている。図中示されていないが、コンピュータ装置303内部には、中央処理装置が搭載された主基板が底面に収納されている。主基板には、ライザカード306が、これも図示しないコネクタを介して設置されている。コンピュータ装置303はスライドレール302の上を滑らせて引き出した状態である。I/Oカード305はライザカード306に水平に搭載し、ライザカード306と共にコンピュータ装置303に搭載した状態である。I/Oカード305はコンピュータ装置303に直接触れることなく、ライザカード306を介してコンピュータ装置303に接続している。
図2において、キャビネットフレームは図示せず、コンピュータ装置303をスライドレール302の上を滑らせて、引き出した状態であり、I/Oカード305はライザカード306から水平方向に取り出した状態である。図3において、キャビネットフレームは図示せず、図2の状態を正面から示したものであり、スライドレール用モールド308は、スライドレール302またはコンピュータ装置上側面カバー304にネジ等(図示せず)で固定している。コンピュータ装置303においては前後面カバーを図示していない。図1乃至図3に示す部位で同一のものは同一の番号で示すものとする。
図1において、スライドレール302はキャビネットフレーム301にネジ等(図示せず)で固定されていること、コンピュータ装置のカバーがコンピュータ装置上側面カバー304の形状の通り、上面と側面が一体化またはネジ等(図示せず)で固定されており、キャビネットフレーム301またはスライドレール302に固定されていること、コンピュータ装置303がスライドレール302に乗っていること、スライドレール302とコンピュータ装置303はラッチまたはネジ等(図示せず)で接続されている。
コンピュータ装置303内のI/Oカード305を取り出すためには、スライドレール302とコンピュータ装置本体303のラッチまたはネジなどのロック機構(図示せず)を解除し、コンピュータ装置303をスライドレール302の上を滑らせ引き出す。コンピュータ装置303はスライドレール302から落下しない様、スライドレール302とコンピュータ装置303に設置する既存技術の落下防止ロック機構(図示せず)により停止する。コンピュータ装置上側面カバー304はキャビネットフレーム301またはスライドレール302に固定されているため、コンピュータ装置303を引き出すことで、コンピュータ装置303の上面と側面カバーを同時に開放する。これにより、コンピュータ装置303の内蔵装置への水平方向からのアクセスを可能とし、コンピュータ装置303を停止することなく、コンピュータ装置303内の活線挿抜機構を有したI/Oカード305だけを挿抜することを可能とする。
また、活線挿抜機構を有しないI/Oカード305の場合では、その挿抜にあたり、コンピュータ装置303を停止する必要はあるものの、容易な作業性を提供する。また、コンピュータ装置303に搭載される、中央演算装置、主記憶装置、回転式補助記憶装置、送風扇装置などの、各種交換可能な内蔵装置の挿抜作業にも高い容易性を提供する。図2においてコンピュータ装置303をスライドレール302の上をスライドさせて、キャビネット装置へ戻した場合、コンピュータ装置303とコンピュータ装置上側面カバー304の間に生じる隙間は、隙間を埋めるモールド307により、コンピュータ装置303とコンピュータ装置上側面カバー304を密着させることで埋め、粉塵等の進入を防ぐ。この隙間を埋めるモールド307の材質や形状は既存技術による。
図3においてコンピュータ装置303をスライドレール302の上をスライドさせて引き出しまたは戻す際に、コンピュータ装置303とコンピュータ装置上側面カバー304との間に生じる摩擦が問題となるが、スライドレール用モールド308をコンピュータ装置303とコンピュータ装置上側面カバー304の間に設置することで解消する。スライドレール用モールド308はスライドレール302かコンピュータ装置上側面カバー304にネジ等(図示せず)で固定するものであり、低摩擦係数を持つ材質である。
このように、ライザカードに搭載された1つのI/Oカードだけを活線挿抜することができる。また、キャビネットからコンピュータ装置を引き出すと同時に上面及び側面カバーを解放することで、従来必要であった、引き出し後のカバー解放作業が不要となり、活線挿抜でない場合においても、その作業に高い容易性を得ることができる。
なお、本実施の形態では、上面カバーが側面カバーに結合した状態でスライドレール302に固定されている構造である。しかしながら、側面カバーのみで対応できる場合は、上面カバーは、コンピュータ装置303の筐体の一部として形成し、側面のみ開放する構成としてもよい。
次に、他の実施の形態について図4、図5を参照して説明する。
図4においてスライドレール601と、コンピュータ装置側面カバー603はキャビネットフレーム(図示せず)にネジなどで固定している。602はコンピュータ装置上下前後面カバーを含む、コンピュータ装置であり、スライドレール601に乗っている。コンピュータ装置602をスライドレール601の上を滑らせて、引き出した状態であり、キャビネットフレームは図示せず、スライドレール601、コンピュータ装置602、コンピュータ装置側面カバー603の関係を示したものである。I/Oカード604はライザカード(図示せず)に水平方向に挿入されており、ライザカード(図示せず)をコンピュータ装置602に搭載する。I/Oカード604はコンピュータ装置602に直接触れることなく、ライザカード(図示せず)を介して、コンピュータ装置602に接続されている。
図5において、キャビネットフレームは図示せず、図4の状態を正面から示したものであり、スライドレール用モールド607は、スライドレール601またはコンピュータ装置側面カバー603にネジ等(図示せず)で固定している。コンピュータ装置602においては前後面カバーを図示しておらず、コンピュータ装置の底面と上面カバーを含む本体部のみを図示している。図4、図5に示す部位で同一のものは同一の番号で示す。本発明においては、図4においてスライドレール601はキャビネットフレーム(図示せず)にネジ等(図示せず)で固定されていること、コンピュータ装置のカバーがコンピュータ装置側面カバー603の形状の通りであり、キャビネットフレーム(図示せず)またはスライドレール601に固定されていること、コンピュータ装置602がスライドレール601に乗っていること、スライドレール601とコンピュータ装置602はラッチまたはネジ等(図示せず)で接続されている。
コンピュータ装置602内のI/Oカード604を取り出すために、スライドレール601とコンピュータ装置本体602のラッチまたはネジなどのロック機構(図示せず)を解除し、コンピュータ装置本体602をスライドレール601の上を滑らせ、引き出す。コンピュータ装置602はスライドレール601から落下しない様、スライドレール601とコンピュータ装置本体602に設置する既存技術の落下防止ロック機構(図示せず)により停止する。コンピュータ装置側面カバー603はキャビネットフレーム(図示せず)またはスライドレール601に固定されているため、コンピュータ装置602を引き出すことで、コンピュータ装置602の側面カバーを開放する。
これにより、コンピュータ装置602の内蔵装置への水平方向からのみのアクセスを可能とし、コンピュータ装置602を停止することなく、コンピュータ装置602内の活線挿抜機構を有したI/Oカード604だけを挿抜することを可能とする。また、活線挿抜機構を有しないI/Oカードの場合では、その挿抜にあたり、コンピュータ装置602を停止する必要はあるものの、容易な作業性を提供する。また、コンピュータ装置602に搭載される、中央演算装置、主記憶装置、回転式補助記憶装置、送風扇装置などの、各種交換可能な内蔵装置の挿抜作業にも比較的高い容易性を提供すると共に、コンピュータ装置602の横面だけを開放することで、コンピュータ装置内基盤部分への金属物(ネジ、ドライバ、クリップなど)(図示せず)の落下を防ぐことを可能とし、挿抜作業に高い全性を提供する。コンピュータ装置602をスライドレール601の上をスライドさせて、キャビネット装置へ戻した場合、コンピュータ装置602とコンピュータ装置側面カバー603の間に生じる隙間は、隙間を埋めるモールド605により、コンピュータ装置602とコンピュータ装置側面カバー603を密着させることで埋め粉塵等の進入を防ぐ。この隙間を埋めるモールド605の材質や形状は既存技術による。
図5においてコンピュータ装置602をスライドレール601の上をスライドさせて引き出しまたは戻す際に、コンピュータ装置602とコンピュータ装置側面カバー603との間に生じる摩擦が問題となるが、スライドレール用モールド607をコンピュータ装置602とコンピュータ装置上側面カバー607の間に設置することで解消する。スライドレール用モールド607はスライドレール601かコンピュータ装置側面カバー603にネジ等(図示せず)で固定するものであり、低摩擦係数を持つ材質である。
1 キャビネットフレーム、2 スライドレール、3 スライドレール、4 コンピュータ装置、5 コンピュータ装置上面カバー、6 I/Oカード、7 ライザカード、8 キャビネットフレーム、9 スライドレール、10 コンピュータ装置、11 コンピュータ装置上側面カバー、12 I/Oカード、13 ライザカード、14 スライドレール、15 コンピュータ装置、16 コンピュータ装置側面カバー、17 I/Oカード、601 スライドレール、602 コンピュータ装置、603 コンピュータ装置側面カバー、604 I/Oカード、606 ライザカード、607 スライド用モールド
Claims (1)
- I/Oカードを装着するライザボードを上面に搭載する主基板と、
前記主基板の上面を上側として収納する筐体であって、
キャビネット又は前記キャビネット上の第一のスライドレールに固定される側面カバーとモールドを介して嵌合することを特徴とする装置カバー開放機構を有するコンピュータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004297116A JP2006113623A (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | 装置カバー開放機構を有するコンピュータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004297116A JP2006113623A (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | 装置カバー開放機構を有するコンピュータ装置 |
Publications (1)
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JP2006113623A true JP2006113623A (ja) | 2006-04-27 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004297116A Pending JP2006113623A (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | 装置カバー開放機構を有するコンピュータ装置 |
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JP (1) | JP2006113623A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112010005562T5 (de) | 2010-05-13 | 2013-03-14 | Toyota Jidosha K.K. | Brennstoffzellensystem für ein Fahrzeug und Brennstoffzellenfahrzeug |
TWI563904B (ja) * | 2014-08-05 | 2016-12-21 | ||
CN112702879A (zh) * | 2021-01-21 | 2021-04-23 | 郑州科技学院 | 嵌入式网络智能信息处理服务器 |
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2004
- 2004-10-12 JP JP2004297116A patent/JP2006113623A/ja active Pending
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