JP2006112767A - 空気調和機の空気清浄装置 - Google Patents

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Masayuki Oishi
雅之 大石
Hidetomo Nakagawa
英知 中川
Reiji Morioka
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Abstract

【課題】 電気式集塵部に取付けたプレフィルタが清掃等の際に落下したり紛失したりすることがなく、また、空気調和機への誤装着を容易に発見することができ、かつ電気式集塵部に通電することのできない空気調和機の空気清浄装置を提供する。
【解決手段】 受電端子と下部に係止部6を有する集塵部本体2と、上部が集塵部本体2の上面側にヒンジ部により開閉可能に取付けられ下部に集塵部本体2の係止部6に係止するフック18を有するプレフィルタ15とからなる電気式集塵部1と、受電端子が接続される給電端子を有し空気調和機の風路に装着されて電気式集塵部1が取付けられる集塵部取付枠とを備え、電気式集塵部1をプレフィルタ15が不完全閉止状態で集塵部取付枠に収容したときは、プレフィルタ15のフック18が集塵部取付枠に当って固定できないように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和機の空気清浄装置に関するものである。
従来の空気調和機の空気清浄装置に、プレフィルタを予備荷電部に装着したときは、プレフィルタの突出端がスライド具のガイドリブに当接してスライド具を側板の外側に移動させて、プレフィルタと予備荷電部を本体内に挿入できるが、プレフィルタを装着しないときは、予備荷電部の下端がスライド具のストップリブに当接して本体内には挿入できない。また、予備荷電部が前後逆向きに挿入された場合には、予備荷電部の前面に突設した逆挿入防止リブが側板に設けた後保持リブの上端に当接して、予備荷電部は本体内に挿入できないようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の空気調和機の脱脂装置は、通風路内に配置され、高電圧が印加される放電電極と接地電極と、この放電電極と接地電極の間に配置され臭気ガス成分を浄化する触媒部とを備え、放電電極が通風路風上側に配置され、かつ、曲率半径の小さい電極で構成され、触媒部は臭気成分を吸着、分解し、オゾン分解能を有する触媒又は吸着剤を担持した誘電体材料からなり、空気を通過させる空間領域を有する構造体からなっていた(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−68830号公報(第3頁、図1) 特開2004−113704号公報(第3−4頁、図1−3)
特許文献1の空気清浄装置は上記のように構成され、プレフィルタ未装着の状態での予備荷電部の本体内への挿入、及び予備荷電部の前後逆向きの挿入を防止して火災や感電の危険を防止しているが、プレフィルタは予備荷電部に着脱可能に形成されているため、プレフィルタを紛失してしまうと、空気清浄機の機能が働かないという問題があった。また、清掃などの際にプレフィルタが落下して破損するおそれもあった。
また、特許文献2の脱臭装置では、触媒部は接地電極に接したままで交換ができない構造になっており、触媒部の経年劣化による臭気ガスの分解、除去効率が低下した場合に交換できないため、製品を持続して使用できないという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、清掃等の際にプレフィルタが落下したり紛失したりすることがなく、また、プレフィルタが不完全閉止状態の場合は、電気式集塵部を集塵部取付枠に固定することができず、空気調和機にグリルを装着することもできない空気調和機の空気清浄装置を提供することを第1の目的としたものである。
また、本発明は、プレフィルタが不完全閉止状態の場合にはグリルを装着することができず、さらに、触媒フィルタを電気式脱臭部より容易に交換を可能にし、かつ振動による触媒フィルタの動揺を防止し、触媒フィルタと接地電極との接触を確実に行うことのできる空気調和機の空気清浄装置を提供することを第2の目的としたものである。
本発明に係る空気調和機の空気清浄装置は、受電端子と下部に係止部を有する集塵部本体と、上部が前記集塵部本体の前面側にヒンジ部により開閉可能に取付けられ下部に前記集塵部本体の係止部に係止するフックを有するプレフィルタとからなる電気式集塵部と、前記受電端子が接続される給電端子を有し空気調和機の風路に装着されて前記電気式集塵部が取付けられる集塵部取付枠とを備え、前記電気式集塵部をプレフィルタが不完全閉止状態で前記集塵部取付枠に取付けたときは、前記プレフィルタのフックが前記集塵部取付枠に当って固定できないように構成したものである。
また、本発明に係る空気調和機の空気清浄装置は、受電端子及び下部に係止部を有し、内部に放電電極及び接地電極が設けられ側壁に触媒フィルタ挿入口が開口した脱臭部本体と、上部が前記脱臭部本体の前面側にヒンジ部により開閉可能に取付けられ下部に前記脱臭部本体の係止部に係止するフックを有するプレフィルタと、前記脱臭部本体の触媒フィルタ挿入口に着脱可能に挿入される触媒フィルタとからなる電気式脱臭部と、前記受電端子が接続される給電端子を有し空気調和機の風路に装着されて前記電気式脱臭部が取付けられる脱臭部取付枠とを備え、前記電気式脱臭部をプレフィルタが不完全閉止状態で前記脱臭部取付枠に取付けたときは、前記プレフィルタのフックが前記脱臭部取付枠に当って固定できないように構成したものである。
本発明によれば、プレフィルタをヒンジ部により集塵部本体に開閉可能に取付けたので、清掃等の際に落下して破損したり紛失したりすることがない。
また、プレフィルタが不完全閉止状態の場合は、電気式集塵部を集塵部取付枠に固定することができず、空気調和機にグリルを装着することもできないので、プレフィルタが完全に閉止していないことを容易かつ確実に知ることができる。
さらに、空気調和機にグリルが装着されていないと電気式集塵部に通電されないので安全であり、これらにより信頼性の高い空気調和機の空気清浄装置を得ることができる。
また、本発明によれば、触媒フィルタを消臭部本体に着脱可能に装着するようにしたので交換が容易であり、長期に亘って室内空気を清浄化することができる。さらに、触媒フィルタを接地電極に確実に接触させるようにしたので、悪臭物質や揮発性有機化合物を高精度で除去することができ、その上触媒フィルタの揺動を防止することができる。
図6は本発明に係る空気清浄装置を備えた空気調和機のグリルを取外した状態を示す前面斜視図、図7は図6の集塵部取付枠の前面斜視図である。
空気調和機30の風路には集塵部取付枠20が装着されており、集塵部取付枠20には、集塵部本体2とこの集塵部本体2に開閉可能に取付られたプレフィルタ15とからなり、空気清浄装置を構成する電気式集塵部1が着脱可能に装着されている。
集塵部取付枠20は、図7に示すように、上部(以下、図の上方を上部、下方を下部という)及び両側に設けた側壁21と、風路となる開口部22と、開口部22の一方の側に設けられた一対の給電端子23a,23bと、下部の両側に設けられ先端部に係止爪を有する一対のフック24とを有し、両側壁には電気式集塵部1が着脱可能に装着されるガイドレール25が設けられている。そして、この集塵部取付枠20は空気調和機30の前面側の風路にねじ等により固定されている。なお、図示してないが、開口部22の背面側には吸込みファンが設けられている。
再び図6において、31は後述のグリル35に設けた係止部36が係止する係合部、32は空気吹出し口である。
空気調和機30の前面を覆うグリル35は、図8の背面図に示すように、上部両側には、空気調和機30に設けた係合部31に係止する係止部36が設けられており、また、背面の一方の側に偏って(図6の電気式集塵部1側)誤装着防止用リブ37が突設されている。なお、図示してないが、このグリル35を空気調和機30の前面に装着したときは、外部電源と集塵部取付枠20の給電端子23a,23bとが電気的に接続されるようになっている。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置を構成する電気式集塵部のプレフィルタを開放した状態を示す斜視図、図2は図1のプレフィルタを閉じた状態を示す表面斜視図、図3は図2の上面側を示す斜視図、図4は図2の背面図である。
電気式集塵部1は、集塵部本体2とプレフィルタ15とからなり、集塵部本体2の外郭3内には高電圧が印加される集塵電極4が設けられている。また、外郭3の下部にはハンドル5が設けられており、ハンドル5の両側には、下面から背面にかけて凹状の一対の係止部6が設けられている。
さらに、係止部6の両側には、集塵部取付枠20のフック24が係止する係止突部7が設けられており、外郭3の上面にはヒンジ部8を形成するヒンジ軸受が設けられている。9a,9bは集塵電極4に接続され、電気式集塵部1を集塵部取付枠20に取付けたときに、その給電端子23a,23bに接続される一対の受電端子、10は外郭3の上部両側に設けられ、集塵部取付枠20のガイドレール25に装着される突起部である。
図5はプレフィルタ15の背面斜視図で、フレーム16の上部には、集塵部本体2のヒンジ軸受に嵌合してヒンジ部8を形成するヒンジ軸17が設けられており、下部には先端部に係止爪を有し、集塵部本体2の外郭3の下面から背面に達して係止部6に係止する、ほぼL字状のフック18が設けられている。
上記のようなプレフィルタ15は、そのヒンジ軸17を集塵部本体2のヒンジ軸受に嵌合されてヒンジ部8が形成され、集塵部本体2に開閉可能に装着される。そして、プレフィルタ15を閉じたときは、フック18により集塵部本体2の下面を覆うようにしてその係止爪を係止部6に係止させ、固定される。
このようにしてプレフィルタ15が取付けられた電気式集塵部1は、その突起部10を集塵部取付枠20のガイドレール25に嵌合し、フック24を係止突部7に係止させることにより集塵部取付枠20に取付けられる。このとき、集塵部本体2の受電端子9a,9bは、集塵部取付枠20の給電端子23a,23bに接続される。ついで、空気調和機30の前面を覆ってグリル35を装着すれば、電気式集塵部1は外部電源に接続される。
上記のような空気清浄装置を備えた空気調和機30を運転すると、吸気ファンが駆動されると共に、電気式集塵部1の集塵電極4に給電端子23a,23b、受電端子9a,9bを介して高電圧が印加される。
そして、吸気ファンによって吸引された室内の空気は、プレフィルタ15によって比較的大きな粉塵が除去され、さらに微粉塵が集塵電極4によって除去されて清浄な空気となり、温度制御されて吹出し口32から室内に吹出される。
集塵部本体2やプレフィルタ15を清掃する場などには、フック18を係止部6から外し、ヒンジ部8を中心にプレフィルタ15を回動させれば、プレフィルタ15を取外すことなく、図1に示すように開放することができるので、プレフィルタ15を落したり紛失したりすることがない。
上記のように構成した本発明に係る空気清浄装置において、図9に示すように、プレフィルタ15のフック18を集塵部本体2の係止部6に係止しない状態、すなわち、プレフィルタ15を開放したままの状態(以下、不完全閉止状態という)で電気式集塵部1を集塵部取付枠20に取付けようとすると、図10に示すように、フック18が集塵部取付枠20に当って電気式集塵部1を所定の位置にセットし、固定することができない。また、この状態で空気調和機30の前面にグリル35を取付けようとしても、グリル35の背面に設けた誤装着防止用リブ37がプレフィルタ15の表面に当って装着することができないので、電気式集塵部1の誤装着であることが容易にわかる。
このように、本発明においては、プレフィルタ15をヒンジ8により集塵部本体2に開閉可能に装着したので、清掃等の際にプレフィルタ15が落下して破損したり、紛失したりすることがない。
また、プレフィルタ15が集塵部本体2に正常に装着されていないと、電気式集塵部1を集塵部取付枠20に固定することができず、このため、空気調和機30にグリル35を装着することもできないので、電気式集塵部1の誤装着であることを容易に知ることができる。
さらに、グリル35を装着しないと、集塵部取付枠20の給電端子23a,23bに外部電源が接続されないため、集塵電極4に通電されないので、安全である。
[実施の形態2]
図11は本発明の実施の形態2に係る空気清浄装置を構成する電気式脱臭部のプレフィルタを開放した状態を示す斜視図、図12は図11の断面図、図13は図11の分解斜視図である。
空気調和機30に取付けられる空気清浄装置の電気式脱臭部40は、脱臭部本体41と、プレフィルタ15aと、脱臭部本体41に着脱自在に装着される触媒フィルタ50とからなっている。
脱臭部本体41の外郭42内には、ステンレスや銅などの金属材料からなる突起部44を有する平板状の複数の放電電極43が設けられており、その背面側(風下側)には金属や導電性プラスチックなどの導電性材料からなり、メッシュ、パンチング等の多数の小孔を有する接地電極45が設けられている。
また、外郭42の一方の側壁には、接地電極45の風上側において、触媒フィルタ50を外郭42内に出し入れする触媒フィルタ挿入口46が開口しており、その下部には挿入された触媒フィルタ50を保持する回転式のストッパ47が設けられている。なお、図示してないが、外郭42の下部には、実施の形態1の場合と同様に、係止部6、係止突部7が設けられており、側部には受電端子9a,9bが設けられている。
脱臭部本体41の上部にヒンジ部8を介して開閉可能に装着されたプレフィルタ15aは、実施の形態1のプレフィルタ15とほぼ同じ構造であるが、下部フック18の間及びこれと対向するヒンジ部8側には、押圧突起19が設けられている。
触媒フィルタ50は、ハニカム、コルゲート等の多数の開口部を有する容器内に、主成分を酸化マンガンとし、鉄、銅、亜鉛、コバルト、ニッケル等の酸化物や金、銀、白金等の貴金属を単独又は混合して使用し、さらに、吸着剤として活性炭、ゼオライト、シリカ等を混合した脱臭剤を収納したものである。
そして、接地電極45の背面側(風下側)には、空気調和機30に取付けるための給電端子23a,23bを有する実施の形態1の集塵部取付枠20とほぼ同じ構造の脱臭部取付枠20aが着脱可能に装着されている。なお、この脱臭部取付枠20aは、あらかじめ空気調和機30の前面側風路に装着しておいてもよい。
上記のように構成した電気式脱臭部40において、脱臭部本体41の触媒フィルタ挿入口46から触媒フィルタ50を挿入して所定の位置にセットしてフック47により固定すると、その背面(風下側)と放電電極45の前面側(風上側)との間には、数mm〜十数mmのすき間が形成されるが、プレフィルタ15aを閉じることにより、押圧突起部19が触媒フィルタ50を接地電極45に押し付けて接触させるようになっている。
そして、放電電極43と接地電極45との間には、給電端子23a,23b、受電端子9a,9bを介して数KV〜数十KVの高電圧が印加される。このとき、触媒フィルタ50は、絶縁材料と導電材料を混合した脱臭剤が収納されているため、ある程度の導電性を有するので、接地電極45と接触することでこれと同電位を有することになる。
上記のように構成した本実施の形態において、触媒フィルタ50が装着され、ストッパ47により固定された電気式脱臭部40は、脱臭部取付枠20aにより空気調和機30の前面側風路に装着され、空気調和機30の前面側にグリル35を装着する。このとき、実施の形態1の場合と同様に、プレフィルタ15aが不完全閉状態であると、フック18が脱臭部取付枠20aに当って電気式脱臭部40を所定の位置にセットして固定することができない。また、グリル35の背面に設けた誤装着防止用リブ37がプレフィルタ15aの表面に当って装着することができない。
空気調和機30を運転すると吸気ファンが駆動されて、これにより吸引された室内の空気はプレフィルタ15aにより比較的大きな粉塵が除去されると共に、放電電極43と接地電極45との間に高電圧が印加され、放電電極43の突起部44から触媒フィルタ50に向ってコロナ放電が発生する。コロナ放電の発生により、空気中と触媒フィルタ50の表面に、酸素ラジカルや水酸基ラジカルなどの活性種が生成され、悪臭物質や揮発性有機化合物、例えば、トルエン、ホルムアルデヒド等が分解処理され、無臭化する。また、このような作用により、粉塵の除去効率も向上する。
図14は空気清浄装置に触媒フィルタのみを用いた場合(A)と、本実施の形態に係る触媒フィルタ50とコロナ放電とを組合せた場合(B)との、ホルムアルデヒドの除去状態を示すもので、図から明らかのように、触媒フィルタのみの場合(A)では除去速度が遅いが、本実施の形態(B)によれば、除去速度が格段に向上していることがわかる。
また、図15は、放電電極43と接地電極45間への投入電力(W)と、投入5分後のホルムアルデヒドの除去効率との関係を示すもので、投入電力が大きいほど除去効率が高いことがわかる。これにより、製品によって、触媒フィルタ50の接地電極45への接触状態の相違が生じると、コロナ放電のための投入電力に差が生じ、ホルムアルデヒドの除去効率に差が生じることになる。
上記のように構成した本実施の形態においても、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができるが、さらに、プレフィルタ15aを閉じることにより、押圧突起部19により触媒フィルタ50を接地電極45に押し付けるようにしたので、製品の成型に寸法差を生じた場合においても、触媒フィルタ50を接地電極45に確実接触させることができる。このため、悪臭物質や揮発性有機化合物を高精度で除去することができ、また、除去効率の製品個体差をなくすことができる。
また、触媒フィルタ50の交換が容易なので、いつまでも低エネルギーで悪臭物質や揮発性有機化合物の高度の分解、除去効果を維持して室内空気を浄化し、さらに、プレフィルタ15aの押圧突起部19により脱臭部取付枠20aに押圧固定されているので、送風ファン等の振動による触媒フィルタ50の動揺を抑制することができる。
[実施の形態3]
図16は本発明の実施の形態3に係る空気清浄装置の断面図である。なお、実施の形態2と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態は、脱臭部取付枠20aの風上側に複数の押圧凸部26を突設し、この脱臭部取付枠20aに脱臭部本体41を装着すると、押圧凸部26が接地電極45を押圧して触媒フィルタ50に接触させるようにしたものである。
本実施の形態においても、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る空気清浄装置を構成する電気式集塵部のプレフィルタを開放した状態を示す斜視図である。 図1のプレフィルタを閉じた状態を示す表面斜視図である。 図2の上面側を示す斜視図である。 図2の背面図である。 図1のプレフィルタの背面斜視図である。 本発明に係る空気清浄装置を備えた空気調和機のグリルを取外した状態を示す前面斜視図である。 図6の集塵部取付枠の前面斜視図である。 図6の空気調和機の前面を覆うグリルの背面斜視図である。 電気式集塵部の誤装着の説明図である。 電気式集塵部の誤装着の説明図である。 本発明の実施の形態2に係る空気清浄装置を構成する電気式脱臭部のプレフィルタを開放した状態を示す斜視図である。 図11の断面図である。 図11の分解斜視図である。 空気清浄装置に触媒フィルタのみを使用した場合と、本実施の形態に係る電気式脱臭装置とのホルムアルデヒドの除去状態を示す線図である。 放電電極と接地電極間への投入電力とホルムアルデヒドの除去効率との関係を示す線図である。 本発明の実施の形態3に係る空気清浄装置を構成する電気式脱臭部の断面図である。
符号の説明
1 電気式集塵部、2 集塵部本体、4 集塵電極、6 係止部、7 係止突部、8 ヒンジ部、9a,9b 受電端子、15,15a プレフィルタ、17 ヒンジ軸、18 フック、19 押圧突起部、20 集塵部取付枠、20a 脱臭部取付枠、23a,23b 給電端子、24 フック、26 押圧凸部、30 空気調和機、35 グリル、37 誤装着防止用リブ、40 電気式脱臭部、41 脱臭部本体、43 放電電極、45 接地電極、46 触媒フィルタ挿入口、47 ストッパ、50 触媒フィルタ。

Claims (6)

  1. 受電端子と下部に係止部を有する集塵部本体と、上部が前記集塵部本体の前面側にヒンジ部により開閉可能に取付けられ下部に前記集塵部本体の係止部に係止するフックを有するプレフィルタとからなる電気式集塵部と、前記受電端子が接続される給電端子を有し空気調和機の風路に装着されて前記電気式集塵部が取付けられる集塵部取付枠とを備え、
    前記電気式集塵部をプレフィルタが不完全閉止状態で前記集塵部取付枠に取付けたときは、前記プレフィルタのフックが前記集塵部取付枠に当って固定できないように構成したことを特徴とする空気調和機の空気清浄装置。
  2. 受電端子及び下部に係止部を有し、内部に放電電極及び接地電極が設けられ側壁に触媒フィルタ挿入口が開口した脱臭部本体と、上部が前記脱臭部本体の前面側にヒンジ部により開閉可能に取付けられ下部に前記脱臭部本体の係止部に係止するフックを有するプレフィルタと、前記脱臭部本体の触媒フィルタ挿入口に着脱可能に挿入される触媒フィルタとからなる電気式脱臭部と、前記受電端子が接続される給電端子を有し空気調和機の風路に装着されて前記電気式脱臭部が取付けられる脱臭部取付枠とを備え、
    前記電気式脱臭部をプレフィルタが不完全閉止状態で前記脱臭部取付枠に取付けたときは、前記プレフィルタのフックが前記脱臭部取付枠に当って固定できないように構成したことを特徴とする空気調和機の空気清浄装置。
  3. 前記プレフィルタに押圧突起部を設け、該プレフィルタの閉止状態において前記触媒フィルタを接地電極に押し付けるように構成したことを特徴とする請求項2記載の空気調和機の空気清浄装置。
  4. 前記脱臭部取付枠に押圧凸部を設け、該脱臭部取付枠に前記電気式脱臭部を取付けた状態で、前記接地電極を触媒フィルタに押し付けるように構成したことを特徴とする請求項2記載の空気調和機の空気清浄装置。
  5. 前記集塵部本体又は脱臭部本体に下面から背面にかけて係止部を設け、前記プレフィルタのフックを前記集塵部本体又は脱臭部本体の下面を通ってその先端部を前記係止部に係止させるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和機の空気清浄装置。
  6. 前記空気調和機の前面に装着するグリルを有し、前記電気式集塵部又は電気式脱臭部をプレフィルタが不完全閉止状態で前記集塵部取付枠又は脱臭部取付枠に取付けたときは、前記グリルに設けた誤装着防止用リブがプレフィルタに干渉して装着できないように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和機の空気清浄装置。
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