JP2006111268A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容器自体の形状が消費者に与える視覚的効果に注目した新規な飲料容器を提供する。
【解決手段】 飲料用液体を収容する第1容器本体20と第2容器本体30を有する飲料容器10を提供する。第1容器本体と第2容器本体とは回動軸となる一辺にて回動可能に連結される。第1容器本体と第2容器本体は、それぞれに設けられた平らな側面23、33にて接触させることができる。第1容器本体と第2容器本体とをそれぞれの平坦な側面にて接触させると、接触させたときの断面形状が、円形または正四角形を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、清涼飲料水やアルコール飲料等の液体を収容する容器に関する。
飲料は飲んでみないことには自分の好みに合ったものかどうか判断はつかない。自動販売機や小売店などで一般に販売されている飲料であればともかく、例えば観光地などで土産物として売られる焼酎や酒などは、試飲しない限り、その味を知ることはできない。そのような場合、販売側からの視点からみると、観光客の購買意欲を喚起するためには、見た目のインパクトが重要な要因を占めることになる。ラベルに書かれた焼酎や酒の名称、またその書体などは、土地柄を強調するように工夫されていることが多く、観光客の購買意欲を大きく高める効果をあげている。
特許2881564号公報
またラベルだけでなく、消費者は、その容器自体の形状も当然のことながら目にする。容器には、ガラスで作られる瓶や、紙パックと呼ばれる紙製容器、またはペットボトルなどの樹脂製容器など様々なものが存在しているが、ほとんどの容器は似たような形に作られている。本発明者は、容器自体の形状が消費者に与える視覚的効果に注目し、本発明を想到するに至った。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の容器は、液体を収容する第1容器本体と第2容器本体を有し、第1容器本体と第2容器本体とが回動軸にて回動可能に連結されている。
この態様によると、第1容器本体と第2容器本体との位置関係を回動可能な範囲で自由に決めることができるため、例えば容器自体をオブジェとして飾ることもでき、これまでにない新たな容器を提供することが可能となる。回動軸は、第1容器本体および第2容器本体のそれぞれの側面を構成する辺の少なくとも一部に設けられる。
第1容器本体と第2容器本体は、回動することで、それぞれの平坦な側面にて接触可能であってもよい。それぞれに平坦な側面が形成され、その側面同士を合わせることで、2つの容器本体を一体化することが可能となる。
第1容器本体の平坦な側面と第2容器本体の平坦な側面とを合わせて接触させると、接触させたときの当該容器の断面形状が、円形または正多角形になってもよい。従来の容器は、断面形状を円形または正四角形とすることが多いが、中心軸に対して軸対称な形状をとることで、例えば飲料を注ぐときに持ちやすいという利点がある。そこで、軸対称形状の利点を活かすべく、本態様の容器においても、第1容器本体と第2容器本体とを合わせたときの形を軸対称とすることで、液体を注ぐときに持ちやすい容器を実現できる。
第1容器本体および第2容器本体はそれぞれ注ぎ口を設けられており、それぞれの注ぎ口は、1つのキャップで閉じることができてもよい。1つのキャップ(上蓋)で閉じることで、第1容器本体と第2容器本体とを固定して、一体化した状態を保たせることができる。なお、注ぎ口は、第1容器本体と第2容器本体に、それぞれ別個のキャップにて閉じられるように設けられてもよい。
本発明によれば、新たな形の容器、特に飲料容器を提供することができる。
図1は、本発明の実施例にかかる飲料容器の構造を示す。本実施例の飲料容器10は、飲料用液体を収容する2つの容器本体を備える。第1容器本体20は、液通口である注ぎ口21、平坦に形成された側面22、断面を半円形に形成された側面23、注ぎ口21を封止するためのキャップを螺合されるねじ切り部分24を備える。同様に、第2容器本体30は、注ぎ口31、平坦に形成された側面32、断面を半円形に形成された側面33、注ぎ口31を封止するためのキャップを螺合されるねじ切り部分34を備える。第1容器本体20と第2容器本体30は同一の中空形状を有し、すなわち対称に形成されている。
第1容器本体20と第2容器本体30とは、連結部40により回動可能に連結されている。本実施例の飲料容器10は、連結部40で2つの容器本体が連結されていることを特徴とするものであり、連結部40において容器本体間が連通するように連結部40が中空部材として形成されてもよい。しかしながら、以下では連結部40が2つの容器本体間を連結させないものとして説明する。このようにすることで、第1容器本体20と第2容器本体30とに別個の飲料を入れることができ、商品の価値を高めることが可能となる。
連結部40は、第1容器本体20および第2容器本体30のそれぞれの側面を構成する辺の少なくとも一部に設けられ、この辺の少なくとも一部が回動軸となって、第1容器本体20の側面22と第2容器本体30の側面32とを合わせたり、離したりすることができる。連結部40は、例えば蝶番のような連結部品を用いて構成されてもよい。また可撓性のある樹脂材料や紙材料で飲料容器10を作製する場合には、第1容器本体20および第2容器本体30を一辺で連結するように一体成形することで、その一辺を連結部40として機能させてもよい。
第1容器本体20の側面23および第2容器本体30の側面33はそれぞれ半円形の断面形状を有しており、平坦な側面22と側面32を接触させて合わせたときに、飲料容器10の断面形状が円形となる。そのため、側面22と側面32を合わせた状態では、一見すると通常の容器として見えることとなり、第1容器本体20と第2容器本体30とを連結部40を回動軸として開いたときには、新鮮な驚きを与えることができる。また、図1のように、側面22と側面32を開いた状態でテーブルなどに置くことで、一種のオブジェとしても利用することができる。
このようにして構成した飲料容器10は様々な用途で利用することが可能である。例えば、第1容器本体20にアルコール度数の高い焼酎を入れ、また第2容器本体30にアルコール度数の低い焼酎を入れて、1本の飲料容器10で2種類の焼酎を楽しめるようにしてもよい。また、第2容器本体30には水割り用の水を入れておくことで、焼酎の水割りセットとして飲料容器10を利用することもできる。観光地のお土産品としての利用を想定すると、例えば名水で有名な地域では、一方に名水を入れて、他方に焼酎を入れるといった販売形態が考えられ、観光客もそれぞれを別個に購入する必要がないため、土産品で荷物が嵩張ることもなく、容器としての価値は高い。
図2は、第1容器本体20の側面23と第2容器本体30の側面33とを接触させた状態を示す。図中、符号41で示すラインは繋ぎ目を示しており、実際には、第1容器本体20における側面22および側面23の境界線と、第2容器本体30における側面32および側面33の境界線とが重なった状態にある。連結部40は、ちょうど繋ぎ目41の裏側に位置している。この状態では、飲料容器10の中心軸に対称な形状を有している。第1容器本体20のねじ切り部分24および第2容器本体30のねじ切り部分34は、本体同士を合わせることで、一つの連続した螺旋状の突起を形成する。この螺旋突起は、通常のペットボトルなどのキャップ用に設けられたねじ部と同じものである。
図3(a)は、ねじ部とキャップとの関係を示す。ねじ切り部分24およびねじ切り部分34で構成されるねじ部にキャップ(上蓋)50を上方から置いて回転させる。図3(b)は、キャップを閉じた状態を示す。キャップ50を閉じると、注ぎ口の部分で第1容器本体20と第2容器本体30とが固定されることになる。1つのキャップ50を螺合可能なようにねじ切り部分24、34を形成することで、飲料容器10を一体化させることができ、持ち運びが楽になる利点がある。
図4(a)は、注ぎ口を示す。上記したように、この注ぎ口21にはねじ切り部分24が設けられているが、ここでは説明の便宜上、図示を省略している。
図4(b)は、注ぎ口に挿入するための内蓋を示す。内蓋60は、注ぎ口21に挿入する挿入部分61と、注ぎ口21の縁で挿入部分61の挿入を止めるためのストッパ部分62とを有して構成される。挿入部分61は、その断面形状を注ぎ口21の断面形状と実質的に等しくされ、ストッパ部分62は、注ぎ口21の開口部分よりも広く外側に広がって構成される。これにより、内蓋60を注ぎ口21に押し込んだときに、挿入部分61だけが挿入され、ストッパ部分62が注ぎ口21の上に停止することになる。
内蓋60は樹脂材料で形成されて、柔軟性を有することが好ましい。多少の変形を許容することで、首尾良く挿入部分61を注ぎ口21に挿入できるとともに、ストッパ部分62をつまんで内蓋60を注ぎ口21から取り出すことが容易となる。
図4(c)は、内蓋を注ぎ口に挿入した状態を示す。これにより、容器本体に充填されている飲料用液体を封止し、容器本体を傾けても飲料用液体が容器本体から溢れないようにできる。
図5は、容器本体に充填された飲料用液体をグラスにつぐときの様子を示す。飲料容器10を手で持つ際、繋ぎ目41を手の平で包むように把持し、注いでいる最中に第1容器本体20と第2容器本体30とが開かないようにする。また、注ぎたい容器本体からは内蓋60を外し、注ぎたくない容器本体の注ぎ口21には内蓋60をはめる。これにより、2つの容器本体から同時に飲料が注がれることはなく、必要な側からのみ飲料を注ぐことが可能となる。
図6は、実施例にかかる飲料容器の別の例を示す。この飲料容器10は、側面23および側面33を合わせたときの断面形状を正方形としており、したがって合わせたときには断面を正方形とする四角柱の態様をとる。なお、注ぐ際には、図5の例と異なり、繋ぎ目41が下側にくるように、すなわち飲料容器10を下から支えるようにして注げばよい。注ぎ口21および注ぎ口31は合わせたときにキャップ50をねじ込み可能に形成してもよい。なお、一方の容器本体の飲料を注ぐ際に、他方の容器本体の注ぎ口に内蓋60をはめることは上記したとおりである。
図7は、第1容器本体20の側面23と第2容器本体30の側面33とを接触させた状態を示す。符号41で示すラインは繋ぎ目を示しており、既述したように、注ぐ際には繋ぎ目41が手のひらの上側にくるように手で飲料容器10を把持する。これにより、注ぐときに飲料容器10が広がらずにすむ。なお、図6および図7において、注ぎ口21および31をそれぞれ容器本体の側面に形成しているが、例えば容器本体の上面に設けてもよい。この場合には、注ぎ口21および31に、既述したねじ切り部分を形成し、1つのキャップで閉じられるようにしてもよい。
また、第1容器本体20および第2容器本体30は、透明または半透明の材料で形成されてもよい。これにより、内部の液体の残量を把握することができ、例えば一方の残りが少なくなっているときには、他方を使用(飲む)して、両者の残量を調整することができる。
本発明の実施例にかかる飲料容器の構造を示す図である。 第1容器本体の側面と第2容器本体の側面とを接触させた状態を示す図である。 ねじ部とキャップとの関係を示す図である。 注ぎ口と内蓋との関係を示す図である。 容器本体に充填された飲料用液体をグラスにつぐときの様子を示す図である。 実施例にかかる飲料容器の別の例を示す図である。 第1容器本体の側面と第2容器本体の側面とを接触させた状態を示す図である。
符号の説明
10・・・飲料容器、20・・・第1容器本体、21・・・注ぎ口、22・・・側面、23・・・側面、30・・・第2容器本体、31・・・注ぎ口、32・・・側面、33・・・側面、50・・・キャップ。

Claims (5)

  1. 液体を収容する第1容器本体と第2容器本体を有し、第1容器本体と第2容器本体とが回動軸にて回動可能に連結されていることを特徴とする容器。
  2. 回動軸は、第1容器本体および第2容器本体のそれぞれの側面を構成する辺の少なくとも一部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 第1容器本体と第2容器本体は、回動することで、それぞれの平坦な側面にて接触可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の容器。
  4. 第1容器本体の平坦な側面と第2容器本体の平坦な側面とを合わせて接触させると、接触させたときの当該容器の断面形状が、円形または正多角形になることを特徴とする請求項3に記載の容器。
  5. 前記第1容器本体および前記第2容器本体はそれぞれ注ぎ口を設けられており、それぞれの注ぎ口は、1つのキャップで閉じることができることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の容器。

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