JP2006109424A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents
画像処理方法及び画像処理装置Info
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Abstract
【解決手段】 画像データを所定の処理を施して出力する画像処理装置において、ブロック化手段3が画像データ10を複数のブロック11に区分し、特性判別手段4がブロックの特性を判別する。更に、予め設定された条件に基づいて、細分化手段5が更に細分化するブロックを特定して当該ブロックを更に複数のブロックに細分化し、特性判別手段6が細分化ブロックの特性を判別する。画像処理手段7が、これら判別された特性に応じた処理パスによる処理を画像データに施して、出力手段8が処理済みの画像データを出力する。
【選択図】 図1
Description
例えば、複写機により、このような文書をスキャナ等で画像読み取りして、当該画像データに基づいてプリント出力する場合には、図7に示すようなシステムで画像データに必要な画像処理を施している。
まず、入力されたカラー画像データに前段補正(ENL)を施してRGB色空間を明度及び彩度のLab色空間に変換し、画像中のエッジ(絵柄)を検出し、モアレ防止等のMTF補正(デジタルフィルタ)を施す。そして、前段補正した画像データから検出した下地レベルに基づいて、MTF補正した画像データから下地ノイズを除去し、当該画像データを後段補正によりCMYK色空間に変換し、更に、階調補正及びスクリーン生成を施して、プリントデータとして出力する。
このように画像データをプリント出力するためには、種々な画像処理を行っている。
また、カラー複写機に適用される画像処理システムにおいて、画像データ中の注目画素がテキスト画素及びエッジ画素を表す場合と、それ以外の場合とで、異なる処理を行う発明が提案されている(特許文献2参照。)。
また、画像データを複数のブロックに分割し、これらブロックに対して並列的に画像処理を施す発明が提案されている(特許文献3参照。)。
また、画像1ページ全体の濃度ヒストグラムを生成し、濃度ヒストグラム中の最大度数、及び2番目に大きい度数等の情報から下地検知を行う発明が提案されている(特許文献5参照。)。
また、画像データを予備圧縮して圧縮後のデータ量を得て、当該データ量に基づいて圧縮率と伸張処理時間との相関関係を利用して伸張処理時間を推定して出力を制御する発明が提案されている(特許文献7参照。)。
また、プリント画像の画質向上等の要請から、素材の特性に応じて新たに必要となる処理が発生する場合がある。
また、前者の課題は、画像処理システムをソフトウエア構成する場合には特に重大であり、不必要な処理パスを並列実行するためにプロセッサの処理負担が増大して、結果として処理速度が著しく低下してしまうという課題も招いていた。
しかしながら、この方法によると、データ量を抑えたことで判別処理を高速に行うことはできるものの、一律に階調度を粗くしてしまうためにヒストグラムの特徴が失われて正しい判別ができなくなるという課題があった。
しかしながら、通常、画像処理よりも出力処理の方が速く、単純に並列処理させるだけでは出力処理が画像処理を追い越してしまい、途中で画像処理を待たなければならない事態が発生する。
そこで、画像処理と出力処理とを並行させつつ、如何にして出力を滞りなく行えるようにするかという課題があった。
また、本発明は、プロセッサの無用な負担増大を招くことなく、画像処理をソフトウエア構成により実現することを可能にして、ユーザの要求に柔軟に対応できるようにすることを目的としている。
また、画像処理した画像データを後続の装置へ出力して処理させる場合において、画像処理と出力処理とを並行させつつ、途中で出力が滞ることなく出力処理を行えるようにすることを目的としている。
したがって、画像データ中の素材の特性に応じた処理パスをブロック毎の単位で選択して実行することができる。
したがって、ブロックを更に細分化することで、ブロック及び細分化ブロックの素材特性精度を高め、特性に応じた処理パスを選択して実行することができる。
すなわち、背景下地は明度ヒストグラムのハイライト部に1つのピークがあるという特徴を利用して背景下地ブロックを判別でき、その他のブロックについては更に細分化して明度ヒストグラム及び彩度ヒストグラムを用いて黒文字、色文字、カラー写真、白黒写真等の他の特性を判別できる。
すなわち、優先して画像処理させる素材特性に応じて量子化幅を変えて、その素材特性の判別に適したヒストグラムを作成して判別に用いることにより、該当するブロック又は細分化ブロックを容易に判別して適切な画像処理を施すことができ、また、ヒストグラムのデータ量を減らしたため判別処理を高速に行うことができる。
すなわち、画像処理と出力処理とを並行して行う場合において、出力処理が画像処理を追い越すことのないタイミングで出力処理を開始させるため、出力を滞りなく行うことができる。
また、本発明は、必要な処理パスを選択して処理を実行するため、プロセッサの無用な負担増大を招くことなく、画像処理をソフトウエア構成により実現することができ、ユーザの要求に柔軟に対応することができる。
図1には本発明の一例に係る画像処理装置1の主要な機能構成を示してあり、この画像処理装置1は複写機の画像処理システムとして備えられている。
なお、第1の特性判別手段4と第2の特性判別手段6とは同じ機能手段を兼用することで構成してもよい。
なお、図2には、説明を簡明にするため、入力された画像データ10をブロック化して、各ブロックに対する処理パスを選択する場合を例示してあるが、細分化ブロックについても同様である。
例えば、画像特性Aと判別されたブロック11はENL+TRC+YYYといった各処理工程からなる処理パスで画像処理され、画像特性Bと判別されたブロック11はENL+色変換+XXX+YYYといった各処理工程からなる処理パスで画像処理され、画像特性A+Bと判別されたブロック11はゴースト補正+YYYといった各処理工程からなる処理パスで画像処理される。
図3はブロック(細分化ブロック)の画像が含む素材に応じた明度(L)のヒストグラムと彩度(a、b)のヒストグラムを示しており、同図(a)は黒文字、(b)は色文字、(c)はカラー写真画像、(d)は白黒写真画像、(e)は背景下地である。
ここで、本例では、明度(L)のヒストグラムは画素値が小さいほど明るく、大きいほど暗いことを示しており、彩度(a)のヒストグラムは画素値の中心は色味のないグレーを示し、マイナス方向に向かって緑色が濃く、プラス方向に向かって赤色が濃くなることを示しており、彩度(b)のヒストグラムは画素値の中心は色味のないグレーを示し、マイナス方向に向かって青色が濃く、プラス方向に向かって黄色が濃くなることを示している。
また、本例のように縦軸で画素数を表すかわりに、例えば、縦軸で出現割合を表す等、他の方法でヒストグラム化して用いてもよい。
そして、画像処理手段7は、これら判別された画像特性に応じて、図2に示したように対応するブロック及び細分化ブロックに対して画像処理を行う処理パスを選択して実行する。
図4に示す例では、画像特性として、「カラー写真」、「カラー文字及び周辺下地」、「カラー下地」、「白黒写真」、「白黒文字及び周辺下地」、「白黒下地」が設定されており、これら特性に応じて異なる処理工程を含む処理パスがそれぞれ予め設定されている。すなわち、画像特性に適した処理パスが予め設定されている。
また、画像特性「カラー文字及び周辺下地」には、「下地除去」「エッジ抽出」「デジタルフィルタ」「後段色補正」「階調補正」「スクリーン生成」の処理を順次行う処理パスが設定されている。
また、画像特性「カラー下地」には、「下地除去」「後段色補正」「階調補正」「スクリーン生成」の処理を順次行う処理パスが設定されている。
また、画像特性「白黒文字及び周辺下地」には、「下地除去」「エッジ抽出」「デジタルフィルタ」「階調補正」「スクリーン生成」の処理を順次行う処理パスが設定されている。
また、画像特性「白黒下地」には、「下地除去」「階調補正」「スクリーン生成」の処理を順次行う処理パスが設定されている。
なお、図示の例では、ブロックのサイズをX×Y、X’×Y’、X”×Y”(X>X’>X”、Y>Y’>Y”)の3種類として、ブロックを2段階に細分化するようにしているが、細分化を採用するか否か、細分化を行い場合の段階数は任意に設定すればよい。
ブロック化手段3が入力された画像データをX×Yのブロックに区分し(ステップS1)、特性判別手段4が各ブロックの画像特性を判別する(ステップS2)。この結果、「白黒又はカラーの下地」と判別されたブロックについては、当該特性が画像処理手段7に通知されてそれぞれ所定の処理パスにより画像処理される(ステップS7)。
また一方、「白黒又はカラーの写真」以外の特性のブロックは、細分化手段5がX”×Y”のブロックに更に細分化して区分し(ステップS5)、特性判別手段6が各細分化ブロックの画像特性を判別する(ステップS6)。この結果、「白黒又はカラーの文字」と判別された細分化ブロックについては、当該特性が画像処理手段7に通知されてそれぞれ所定の処理パスにより画像処理される(ステップS7)。
特性判別手段4(6)は、特性の判別に用いる各素材特性毎のヒストグラムを保持するヒストグラムテーブル21、ブロック又は細分化ブロックから各画素の画素値を抽出する画素値抽出手段22、抽出した画素値に基づいてヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段23、作成したヒストグラムに基づいてヒストグラムテーブル21を参照してブロック又は細分化ブロックの特性を判別するマッチング手段24を備えている。
また、ヒストグラムテーブル21は、図3に示したような各素材特性毎の典型的なヒストグラムについて階調度パターンを適用して、ブロック又は細分化ブロックのヒストグラムと同じ量子化幅とした参照用ヒストグラムを保持しており、上記作成したブロック又は細分化ブロックのヒストグラムとの比較を容易に行えるようにしている。
すなわち、例えば、優先させる素材特性として「文字」が指定されているときは、文字と写真との混在ブロックのヒストグラムは文字の特徴部分を強調したヒストグラムとなり、「文字」特性と判別されて「文字」の処理パスに基づいて画像処理が行われるため、「文字」に適した画像処理が施され、プリント出力される画像を文字が鮮明なものとすることができる。
図9(A)には「文字」の明度ヒストグラムの一例を示してある。この明度ヒストグラムは、横軸をa〜yで区切って示してあるように一定の量子化幅となっており、この量子化数が256階調(8bits)となっている。
そこで、「文字」特性判別用の明度ヒストグラムの階調度パターンは、図9(B)に示すように、低濃度部はピーク形状が判るように比較的細かな量子化幅(a〜g:上記図9(A)の量子化幅)とし、高濃度部はいずれかの位置に1つのピークが現れることが判ればよいので比較的粗い量子化幅(z:上記図9(A)のh〜yを1つにまとめた量子化幅)とするように設定して、上記ヒストグラムの特徴を保持しつつヒストグラムのデータ量が圧縮されるようにしている。
また、同図(C)のヒストグラムは、量子化数がa〜g及びzの8つ、すなわち3bitsであるため、同図(A)に示した8bitsのヒストグラムと比較してデータ量が非常に少なく、判別処理の負担が軽減されて高速に判別を行うことができる。
すなわち、図3に示したような各素材特性毎の典型的なヒストグラムについて、上記階調度パターンをそれぞれ適用し、参照用ヒストグラムを作成してヒストグラムテーブル21に予め保持させておく。そして、ブロック又は細分化ブロックについて、画質優先するように指定された素材特性に応じた階調度パターンを適用してヒストグラムを作成する。これらのヒストグラムは、いずれも特徴部分を残して簡略化されているため、ブロック又は細分化ブロックのヒストグラムと参照用ヒストグラムとの比較が簡単なため、特性の判別を容易に行うことができる。
なお、本例のコンピュータハードウエアは複数のプロセッサを備えており、ブロック化手段3と細分化手段5と特性判別手段4(6)とを1つのプロセッサ、画像処理手段7を別のプロセッサ、処理終了推定手段31と出力制御手段32とを更に別のプロセッサに処理を振り分けて、並行処理させることで処理の高速化を図っているが、例えば、1つプロセッサを備えた複数のコンピュータハードウエアに各処理を振り分けて画像処理装置1を構成してもよい。
ここで、上記処理の途中の或る時点において、残りの特性判別及び画像処理を施すために必要な残処理時間をT2、特性判別及び画像処理を施したデータ部分の出力手段8による出力に要する出力時間をT1とする。
画像処理が開始(41)すると、図中に楕円45で示した一定のタイミング毎に出力時間T1及び残処理時間T2を算出し、出力開始の条件、すなわちT1≧T2を満たすか否かを判定し、条件を満たしたときに1フレーム分の画像データの出力を開始する(42)。
このタイミングで出力を開始すると、画像処理の終了(43)と同時又は終了後に、出力処理が終了(44)する。すなわち、出力を開始した時点では未処理部分が残っているが、出力時間T1が経過した時点では、既に残処理時間T2が経過して1フレーム分の画像データが全て処理済となり、1フレーム分の画像データの出力を滞りなく行え、出力先の装置は途切れることなく画像データを受け取ることができる。
画像処理手段7による画像処理の開始に応じて、処理終了推定手段31が出力時間T1及び残処理時間T2を算出(ステップS21)する。そして、出力制御手段32がT1≧T2の条件を満たすか否かを判定する(ステップS22)。条件を満たしていない場合は一定時間待機し(ステップS23)、T1及びT2を算出し直して(ステップS21)、条件を満たすか再判定する(ステップS22)。T1≧T2の条件を満たす場合は、出力を開始しても滞りなく画像データを出力できるため、出力制御手段32は出力手段8により1フレーム分の画像データの出力を開始させる(ステップS24)。
4:特性判別手段、 5:細分化手段、
6:特性判別手段、 7:画像処理手段、
10:画像データ、 11:ブロック、
12:画像特性と処理パスとの対応表、
21:ヒストグラムテーブル、 22:画像抽出手段、
23:ヒストグラム作成手段、 24:マッチング手段、
31:処理終了推定手段、 32:出力制御手段、
Claims (14)
- 画像データを所定の処理を施して出力する方法において、
画像データを複数のブロックに区分して、各ブロックの特性を判別し、各ブロックに特性に応じて予め設定された処理を施すことを特徴とする画像処理方法。 - 画像データを所定の処理を施して出力する方法において、
画像データを複数のブロックに区分して、各ブロックの特性を判別し、
予め設定された条件に基づいて、更に細分化するブロックを特定し、
前記特定されたブロックを更に複数のブロックに細分化して、各細分化ブロックの特性を判別し、
前記ブロック及び細分化ブロックに、これらの特性に応じて予め設定された処理を施すことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項2に記載の画像処理方法において、
前記ブロックの特性は、当該ブロック画像の明度ヒストグラムに基づいて判別し、
前記細分化ブロックの特性は、更に当該細分化ブロック画像の彩度ヒストグラムに基づいて判別することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項3に記載の画像処理方法において、
前記ブロック又は細分化ブロックの画像データを量子化する階調度を少なくとも部分的に粗くした階調度パターンを素材特性毎に予め用意しておき、
画像データの処理のために指定された素材特性に応じた階調度パターンを用いて、前記ブロック又は細分化ブロックに含まれる画素値に基づいて前記明度ヒストグラム及び彩度ヒストグラムを作成することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
前記処理を施した1フレーム分の画像データを出力する出力手段を有し、
1フレーム分の画像データ中の前記処理を施した部分のデータ量に基づいて出力に要する時間を算出し、
前記判別した特性を用いて、当該画像データ中の前記処理を未だ施していない部分のデータ量に基づいて処理終了までの時間を算出し、
前記出力に要する時間と処理終了までの時間とを比較して、出力に要する時間が処理終了までの時間を上回るときに出力手段により1フレーム分の画像データの出力を開始させることを特徴とする画像処理方法。 - 画像データを所定の処理を施して出力する画像処理装置において、
画像データを複数のブロックに区分するブロック化手段と、
前記ブロックの特性を判別する特性判別手段と、
前記ブロックに特性に応じて予め設定された処理を施す画像処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 画像データを所定の処理を施して出力する画像処理装置において、
画像データを複数のブロックに区分するブロック化手段と、
予め設定された条件に基づいて、更に細分化するブロックを特定して当該ブロックを更に複数のブロックに細分化する細分化手段と、
前記ブロック及び細分化ブロックの特性を判別する特性判別手段と、
前記ブロック及び細分化ブロックに特性に応じて予め設定された処理を施す画像処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項7に記載の画像処理装置において、
前記特性判別手段は、ブロック画像の明度ヒストグラムに基づいて前記ブロックの特性を判別し、更に細分化ブロック画像の彩度ヒストグラムに基づいて前記細分化ブロックの特性を判別することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項8に記載の画像処理装置において、
前記ブロック又は細分化ブロックの画像データを量子化する階調度を少なくとも部分的に粗くした階調度パターンを素材特性毎に予め用意しておき、
画像データの処理のために指定された素材特性に応じた階調度パターンを用いて、前記ブロック又は細分化ブロックに含まれる画素値に基づいて前記明度ヒストグラム及び彩度ヒストグラムを作成することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項6乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
前記処理を施した1フレーム分の画像データを出力する出力手段を有し、
1フレーム分の画像データ中の前記処理を施した部分のデータ量に基づいて出力に要する時間を算出し、前記判別した特性を用いて、当該画像データ中の前記処理を未だ施していない部分のデータ量に基づいて処理終了までの時間を算出する処理終了推定手段と、
前記出力に要する時間と処理終了までの時間とを比較して、出力に要する時間が処理終了までの時間を上回るときに出力手段により1フレーム分の画像データの出力を開始させる出力制御手段とを、更に備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 画像データを所定の処理を施して出力するための処理機能をコンピュータに実現するプログラムであって、
画像データを複数のブロックに区分する機能と、
各ブロックの特性を判別する機能と、
各ブロックに特性に応じて予め設定された処理を施す機能とを、コンピュータに構成することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 画像データを所定の処理を施して出力するための処理機能をコンピュータに実現するプログラムであって、
画像データを複数のブロックに区分する機能と、
ブロックの特性を判別する機能と、
予め設定された条件に基づいて、更に細分化するブロックを特定する機能と、
特定されたブロックを更に複数のブロックに細分化する機能と、
細分化ブロックの特性を判別する機能と、
ブロック及び細分化ブロックに、これらの特性に応じて予め設定された処理を施す機能とを、コンピュータに構成することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項12に記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記ブロック又は細分化ブロックの画像データを量子化する階調度を少なくとも部分的に粗くした階調度パターンを素材特性毎に予め用意しておき、
前記ブロック及び細分化ブロックの特性を判別する機能は、
画像データの処理のために指定された素材特性に応じた階調度パターンを用いて、前記ブロック又は細分化ブロックに含まれる画素値に基づいて明度ヒストグラム及び彩度ヒストグラムを作成し、
当該ブロックの明度ヒストグラムに基づいて当該ブロックの特性を判別し、更に当該細分化ブロックの彩度ヒストグラムに基づいて当該細分化ブロックの特性を判別することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項11乃至請求項13のいずれか1項に記載のコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータは、前記処理を施した1フレーム分の画像データを出力する出力手段を有し、
1フレーム分の画像データ中の前記処理を施した部分のデータ量に基づいて出力に要する時間を算出し、前記判別した特性を用いて、1フレーム分の画像データ中の前記処理を未だ施していない部分のデータ量に基づいて処理終了までの時間を算出する機能と、
前記出力に要する時間と処理終了までの時間とを比較して、出力に要する時間が処理終了までの時間を上回るときに出力手段により1フレーム分の画像データの出力を開始させる機能とを、更にコンピュータに構成することを特徴とするコンピュータプログラム。
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