JP2006109330A - 設定管理プログラム,管理デバイスおよび設定管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の通信規格それぞれに対応するパラメータの設定を行えるようにする。
【解決手段】設定画面(第2の画面)で表示形式を選択する操作が行われると、s340の処理で表示する設定画面の表示態様を選択された表示形式に切り替えることができる。こうして切り替えられる表示形式のうち、「Normal_mode」を除く表示形式では、メインとするIP(IPv4またはIPv6)に対応するパラメータだけでなく、サブとするIPに対応するパラメータについても指定,入力することができる。そのため、ユーザは、設定画面(第2の画面)で表示形式を選択する操作を行うことにより、任意のタイミングで表示形式を切り替えることができ、こうして切り替えられた表示形式の設定画面で両方のIPに対応するパラメータの設定を行うことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワーク接続された設定対象デバイスに対してパラメータを設定するための各種処理手順を、設定対象デバイスとネットワーク経由でデータ通信可能なデバイスに実行させるための設定管理プログラムに関する。
近年、IPv4(Internet Protocol version 4 )やIPv6(Internet Protocol version 6 )のような通信規格に従ってネットワーク経由で利用可能な利用機能を利用可能なデバイスが普及しているが、このようなデバイスにおいては、利用機能を利用するための利用パラメータとして、通信規格に対応するパラメータを設定可能に構成されている。ここでいう「利用機能」とは、例えば、電子メールの送受信を行う機能(この場合、メールサーバの識別情報(IPアドレス)が利用パラメータ)、通信相手となるデバイスの識別情報をドメイン名から特定する機能(この場合、DNS(Domain Name System)サーバの識別情報が利用パラメータ)、外部のネットワークとの通信を行う機能(この場合、ゲートウェイの識別情報が利用パラメータ)などのことである。
本願出願人は、このような利用パラメータの設定を容易ならしめるために、処理を依頼するデバイス(コンピュータ2)が、ネットワーク内に存在する他のデバイス(プリンタ3)を検索(検索パケットをマルチキャストし、これに対してプリンタ3からマルチキャストされる検索リプライを受信)し、こうして検出された(受信した)他のデバイスのうち、ユーザが選択したデバイスに対して処理を依頼する旨のデータ(印刷データ)を送信するようにする、といった技術も提案している(特許文献1参照)。
特開2004−120580号公報
ところで、上述したような利用パラメータを設定する際には、IPv4またはIPv6に対応する利用パラメータを設定するための設定部(例えば、入力欄など)が設けられた設定画面に基づいて設定操作を行う、といった構成の設定管理プログラムにより実現されていることが一般的であるが、IPv6は、IPv4の後継となる通信規格であり、現状では充分に普及していないため、IPv6に対応する利用パラメータのみを設定できるデバイスでは、現状に沿った仕様とはいえない。逆に、IPv4に対応する利用パラメータのみを設定できるデバイスでは、今後、IPv6の普及が進んだ際に適切な設定を行うことができなくなってしまう虞がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の通信規格それぞれに対応する利用パラメータの設定を行えるようにするための設定管理プログラム,管理デバイスおよび設定管理システムを提供することである。
上記課題を解決するため請求項1に記載の設定管理プログラムは、ネットワークに接続された設定対象デバイスに対して設定すべきパラメータとして、他のデバイスがネットワーク経由で前記設定対象デバイスが有する利用機能を利用する,または,前記設定対象デバイスがネットワーク経由で他のデバイスが有する利用機能を利用するための利用パラメータをユーザに指定させる利用パラメータ指定手順と、該利用パラメータ指定手順にて指定された利用パラメータの設定をネットワーク経由で前記設定対象デバイスに指令するパラメータ設定指令手順と、を含む各種処理手順を、前記設定対象デバイスとネットワーク経由で通信可能な管理デバイスに実行させるための設定管理プログラムである。そして、この設定管理プログラムには、所定の切替条件が満たされた際に、前記利用パラメータ指定手順にて利用パラメータを指定させる際の指定態様を、第1通信規格に従って前記利用機能を利用するための第1利用パラメータまたは前記第1通信規格とは異なる第2通信規格に従って前記利用機能を利用するための第2利用パラメータを指定可能な第1態様、および、前記第1利用パラメータと前記第2利用パラメータとをいずれか一方が優先されていることを特定可能な状態で指定可能な第2態様のうちいずれかに切替可能な態様切替手順が含まれている。
このように構成された設定管理プログラムにより制御される管理デバイスによれば、所定の切替条件が満たされることにより、利用パラメータをユーザに指定させる際の指定態様を第1,第2態様のいずれかに切り替えることができる。そして、この第2態様においては、第1利用パラメータだけでなく、第2利用パラメータについても指定することができるため、ユーザは、こうして切り替えられた第2態様で、複数の通信規格それぞれに対応する利用パラメータの設定を行うことができる。
ここで、例えば、いずれか一方の通信規格に対応する利用パラメータを指定する指定操作を主として行わせることとなる第1態様を初期状態とし、この状態から、ネットワークの環境,つまりネットワークで利用機能を利用するための通信規格が他方の通信規格へと変移していく状況を考えると、このような過渡期の経過と共に切替条件が満たされるように構成しておくことにより、ネットワーク環境の変移に適応させて指定態様を第1態様から第2態様に切り替えることができる。
なお、上述した利用パラメータは、他のデバイスがネットワーク経由で設定対象デバイスが有する利用機能を利用するためのもの,または,設定対象デバイスがネットワーク経由で他のデバイスが有する利用機能を利用するためのものでもあり、例えば、他のデバイスから設定対象デバイスへの第1通信規格または第2通信規格に従ったアクセスを可能とするために必要なパラメータ,または,設定対象デバイスから他のデバイスへの第1通信規格または第2通信規格に従ったアクセスを可能とするために必要なパラメータなどのことである。
また、上述したネットワーク経由とは、同一ネットワーク内において、そのネットワーク内でのデータ通信を行うことであり、異なるネットワーク間において、それらネットワークを介したデータ通信を行うことである。
また、上述した態様切替手順において指定態様を切り替える契機となる「切替条件」としては、どのような条件であってもよく、例えば、上述したように過渡期の経過と共に切替条件が満たされるようにしておくことが望ましい。このためには、例えば、あらかじめ定められた日時となったことや、ネットワーク上を流通するデータがいずれの通信規格に従ったものであるかを監視することができるのであれば、いずれかの通信規格に従ったデータが一定の割合以上となったことなどを切替条件が満たされたと判定するように構成すればよい。
また、管理デバイスの操作部により所定の操作が行われたことを上述した切替条件が満たされたと判定するように構成してもよく、このためには、請求項2に記載のように、前記態様切替手順においては、前記管理デバイスの操作部により所定の操作が行われた際に、前記切替条件が満たされたものとして前記指定態様の切り替えを行う、ように構成するとよい。
このように構成すれば、ユーザは、操作部に対して所定の操作を行うことにより、任意のタイミングで指定態様を切り替えることができる。
また、上述した態様切替手順における指定態様の切り替えは、切替条件が満たされた状態においてのみ行われるように構成してもよいが、利用パラメータ指定手順が、所定の記憶領域に登録された登録内容を参照し、この登録内容で示される指定態様で利用パラメータを指定させるように構成されている場合であれば、請求項3に記載のように構成するとよい。
請求項3に記載の設定管理プログラムによれば、前記態様切替手順においては、前記利用パラメータ指定手順にて利用パラメータを指定させる際の指定態様として登録されている登録内容を更新することにより指定態様を切り替えるように構成されている。
このように構成すれば、指定態様が切り替えられた以降は、この切り替えにより更新された指定態様にて利用パラメータの指定が行われるようになるため、第2態様において第1利用パラメータ(または第2利用パラメータ)を指定するだけのために、逐一指定態様を切り替える(つまり切替条件を満たすようにする;例えば、指定態様を切り替えるための操作を行わせる、など)必要もない。
また、請求項4に記載の設定管理プログラムは、前記第1通信規格および前記第2通信規格のうち、いずれの通信規格を前記第2態様において優先すべき通信規格とするかを設定する通信規格設定指令手順が含まれており、前記利用パラメータ指定手順においては、前記第2態様で利用パラメータを指定させるにあたり、前記通信規格設定指令手順にて設定された通信規格に対応する利用パラメータが優先されていることを特定可能な状態で利用パラメータを指定させる、ことを特徴とする。
このように構成すれば、第2態様にてユーザに利用パラメータを指定させるにあたり、通信規格設定指令手順にて指定された通信規格に対応する利用パラメータを優先して指定させることができる。
この構成において、通信規格設定指令手順による設定(指定された通信規格)は、管理デバイス側で記憶するように構成すればよい。この場合、請求項5に記載のように、前記通信規格設定指令手順による設定を、前記管理デバイスに備えられた一の記憶部に記憶させる第1通信規格記憶手順が含まれている、とよい。
このように構成すれば、通信規格設定指令手順による設定内容を管理デバイス側で記憶することができる。
なお、この構成において、利用パラメータ指定手順は、管理デバイス側で記憶された設定内容を参照し、この設定内容で示される通信規格に対応する利用パラメータが優先されていることを特定可能な状態で利用パラメータを指定させるようにすればよい。このように構成することで、ユーザがデバイス毎に設定を行う手間を省くことができる。
また、上述した通信規格設定指令手順による設定(指定された通信規格)は、設定対象デバイス側で記憶するように構成してもよい。この場合、請求項6に記載のように、前記通信規格設定指令手順による設定を、前記設定対象デバイスに備えられた他の記憶部に記憶させる第2通信規格記憶手順が含まれている、とよい。
このように構成すれば、通信規格設定指令手順による設定内容を設定対象デバイス側で記憶することができる。
なお、この構成において、利用パラメータ指定手順は、設定対象デバイスにアクセスしてこの設定対象デバイス側で記憶された設定内容を参照し、この設定内容で示される通信規格に対応する利用パラメータが優先されていることを特定可能な状態で利用パラメータを指定させるようにすればよい。このように構成することで、ユーザが管理デバイス毎に設定を行う手間を省くことができる。
また、上述した通信規格設定指令手順による設定(指定された通信規格)を、管理デバイス側で記憶するか,設定対象デバイス側で記憶するかをユーザが任意に選択できるように構成してもよい。この場合、請求項7に記載のように、前記通信規格設定指令手順による設定を、前記管理デバイスに備えられた一の記憶部および前記設定対象デバイスに備えられた他の記憶部のいずれに記憶させるかをユーザに選択させる通信規格記憶先選択手順と、該通信規格記憶先選択手順により選択された記憶先に、前記通信規格設定指令手順による設定を記憶させる第3通信規格記憶手順と、が含まれている、といった構成にするとよい。
このように構成すれば、通信規格設定指令手順による設定をユーザにより選択された記憶先にて記憶することができる。
なお、この構成において、利用パラメータ指定手順は、通信規格記憶先選択手順にて選択された記憶先で記憶された設定内容を参照して、この設定内容で示される通信規格に対応する利用パラメータが優先されていることを特定可能な状態で利用パラメータを指定させるようにすればよい。
また、上述した利用パラメータ指定手順は、利用パラメータをユーザに指定させる手順であるが、具体的な構成としては、例えば、前記利用パラメータを入力するための入力欄が設けられてなる設定画面を前記管理デバイスの表示部に表示させ、この入力欄への利用パラメータの入力を促すようにするとよい。この場合、請求項8に記載のように、前記利用パラメータ指定手順においては、前記利用パラメータを入力するための入力欄が設けられてなる設定画面を前記管理デバイスの表示部に表示させ、前記利用パラメータ指定手順においては、前記利用パラメータ指定手順にて前記設定画面が表示された後、該設定画面に設けられた入力欄に前記利用パラメータを入力する操作が前記管理デバイスの操作部により行われた以降に、該入力された利用パラメータの設定を前記設定対象デバイスに指令して、前記態様切替手順においては、前記利用パラメータ指定手順にて表示される前記設定画面の表示態様を、前記第1態様または前記第2態様に切替可能である、といった構成にするとよい。
このように構成すれば、ユーザは、管理デバイスの表示部に表示された入力欄に利用パラメータを入力する操作を行うことにより、設定対象デバイスに対する利用パラメータの設定を行うことができる。
この構成におけるパラメータ設定指令手順は、入力欄に利用パラメータを入力する操作が行われた以降、この利用パラメータの設定を設定対象デバイスに指令する手順であり、この設定対象デバイスへの指令は、入力欄に利用パラメータが入力されたことが確認された直後に行うものとしてもよいし、入力欄に利用パラメータが入力された後、設定指令を行う旨の操作が行われた際に行うものとしてもよい。
また、この構成における態様切替手順は、設定画面の表示態様を、第1利用パラメータを入力するための入力欄のみが設けられた第1態様,および,第1利用パラメータと第2利用パラメータとの両方を入力するための入力欄それぞれが設けられた第2態様のいずれかへの切替を行うものである。
また、この構成のように、入力欄の設けられた設定画面に従って設定対象デバイスへの設定指令を行うものについては、請求項9に記載のように、前記第2態様において表示させる設定画面として、複数種類の設定画面のうちいずれかを選択的にユーザに指定させる態様指定手順が含まれている、とよい。
このように構成すれば、第2態様で利用パラメータを指定させるにあたり、ユーザに複数種類の設定画面のいずれで利用パラメータを設定するかを選択的に指定させることができる。
なお、この構成における利用パラメータ指定手順は、態様指定手順にて選択された設定画面を表示させることにより、利用パラメータを指定させることとなる。
また、ここまでの構成において、態様切替手順による設定(切り替えられた指定態様),態様指定手順による設定(第2態様における設定画面),および,設定管理プログラムに従った動作終了時における指定態様などについては、管理デバイス側で記憶するように構成すればよい。この場合、請求項10に記載のように、前記態様切替手順による設定,前記態様指定手順による設定および当該設定管理プログラムの動作終了時における指定態様の少なくとも一つを、前記管理デバイスに備えられた一の記憶部に記憶させる第1態様記憶手順が含まれている、とよい。
このように構成すれば、態様切替手順による設定,態様指定手順による設定,および,設定管理プログラムに従った動作終了時における指定態様のうち、少なくとも1つを、管理デバイス側で記憶することができる。また、このように構成することで、ユーザがデバイス毎に設定を行う手間を省くことができる。
また、上述した態様切替手順による設定,態様指定手順による設定,および,設定管理プログラムに従った動作終了時における指定態様などについては、設定対象デバイス側で記憶するように構成してもよい。この場合、例えば、請求項11に記載のように、前記態様切替手順による設定,前記態様指定手順による設定および当該設定管理プログラムの動作終了時における指定態様の少なくとも一つを、前記設定対象デバイスに備えられた他の記憶部に記憶させる第2態様記憶手順が含まれている、とよい。
このように構成すれば、態様切替手順による設定,態様指定手順による設定,および,設定管理プログラムに従った動作終了時における指定態様のうち、少なくとも1つを、設定対象デバイス側で記憶することができる。また、このように構成することで、ユーザが管理デバイス毎に設定を行う手間を省くことができる。
また、上述した態様切替手順による設定,態様指定手順による設定,および,設定管理プログラムに従った動作終了時における指定態様などについて、管理デバイス側で記憶するか,設定対象デバイス側で記憶するかをユーザが任意に選択できるように構成してもよい。この場合、請求項12に記載のように、前記態様切替手順による設定,前記態様指定手順による設定および当該設定管理プログラムの動作終了時における指定態様の少なくとも一つを、前記管理デバイスに備えられた一の記憶部または前記設定対象デバイスに備えられた他の記憶部のいずれかに記憶させるかを選択可能な態様記憶先選択手順と、該態様記憶先選択手順により選択された記憶先に、前記態様切替手順による設定,前記態様指定手順による設定および当該設定管理プログラムの動作終了時における指定態様の少なくとも一つを記憶させる第3態様記憶手順と、が含まれている、とよい。
このように構成すれば、態様切替手順による設定,態様指定手順による設定,および,設定管理プログラムに従った動作終了時における指定態様のうち、少なくとも1つを、ユーザにより選択された記憶先にて記憶することができる。
また、上述した態様切替手順は、切替条件が満たされたのであれば、設定対象デバイスが第2通信規格に従って利用機能を利用可能であるか否かに関わらず、指定態様を第2態様に切り替えるように構成すればよいが、第2通信規格に従って利用機能を利用可能であるか否かを確認できるのであれば、利用可能である場合にのみ第2態様への切り替えを行うように構成してもよい。
このためには、請求項13に示すように、前記設定対象デバイスが前記利用機能を前記第1通信規格および前記第2通信規格に従って利用可能であるか否かをチェックする利用チェック手順が含まれており、前記態様切替手順においては、前記利用チェック手順にて利用可能な状態であると判定された場合にのみ、前記第2態様への切り替えを行うように構成されていればよい。
このように構成すれば、設定対象デバイスが第2通信規格に従って利用機能を利用可能な場合にのみ、指定態様を第2態様に切り替えて設定操作を行わせることができる。よって、第2通信規格に従って利用機能を利用できない設定対象デバイスに対し、第2態様での指定操作が行われることはないため、この設定対象デバイスに対して第2利用パラメータの設定指令を行ってしてしまう、といったことを防止できる。
また、第2通信規格に従って利用機能を利用可能であるか否かを確認できる場合において、設定対象デバイスが第2通信規格に従って利用機能を利用可能であれば、第2態様を、利用できない通信規格に対応する利用パラメータの指定が行えない状態とするように構成してもよい。
このためには、請求項14に記載のように、前記設定対象デバイスが前記利用機能を前記第1通信規格および前記第2通信規格に従って利用可能であるか否かをチェックする利用チェック手順が含まれており、前記態様切替手順においては、前記利用チェック手順にて利用可能な状態であると判定されたら、前記第2態様として前記第1利用パラメータおよび前記第2利用パラメータ両方を指定可能な状態への切り替えを行う一方、前記第2通信規格に従って利用可能でないと判定されたら、前記第2態様として利用可能でない通信規格に対応する利用パラメータを指定できない状態への切り替えを行う、ように構成すればよい。
このように構成すれば、設定対象デバイスが第1通信規格または第2通信規格に従って利用機能を利用できない場合、この利用機能を利用できない通信規格に対応する利用パラメータが第2態様において指定できない状態となる。よって、いずれかの通信規格による利用機能の利用ができない設定対象デバイスに対し、そのような利用機能が利用できない通信規格に対応する利用パラメータの指定操作が行われることはないため、このような利用パラメータの設定指令を行ってしまう、といったことを防止できる。
なお、この構成における「利用パラメータを指定できない状態」とは、例えば、入力欄へ利用パラメータを入力することにより利用パラメータを指定させる構成において、この入力欄への入力ができない状態とすることや、この入力欄自体が表示されない状態とすることである。
また、請求項15に記載の設定管理プログラムは、前記設定対象デバイスが、前記第1通信規格,前記第2通信規格の何れに従っての通信が可能であるかをチェックする通信規格チェック手順と、前記態様切替手順により切り替えられた指定態様が、前記通信規格チェック手順にて通信可能であるとされた通信規格に適合しない場合に、その旨を報知する確認報知手順と、が含まれている、ことを特徴とする。
このように構成すれば、設定対象デバイスが通信を実現可能な通信規格が、態様切替手順にて切り替えられた指定態様に対応する通信規格(第1態様であれば第1通信規格,第2態様であれば第1通信規格および第2通信規格)に適合しないとき、その旨を報知することができる。
また、請求項16に記載の設定管理プログラムは、前記設定対象デバイスが、前記第1通信規格,前記第2通信規格の何れに従っての通信が可能であるかをチェックする通信規格チェック手順と、前記態様切替手順により切り替えられた指定態様が、前記通信規格チェック手順にて通信可能であるとされた通信規格に適合しない場合に、前記利用パラメータ指定手順における利用パラメータの指定を規制する指定規制手順と、が含まれている、ことを特徴とする。
このように構成すれば、設定対象デバイスが通信を実現可能な通信規格が、態様切替手順にて切り替えられた指定態様に対応する通信規格(第1態様であれば第1通信規格,第2態様であれば第1通信規格および第2通信規格)に適合しないとき、利用パラメータの指定を規制することができる。このように、通信規格が適合しないときに利用パラメータの指定が規制されるため、設定対象デバイスに、この設定対象デバイスが通信を実現できない通信規格に対応する利用パラメータを設定指令してしまうことを抑制することができる。
この構成における「規制」とは、例えば、入力欄へ利用パラメータを入力することにより利用パラメータを指定させる構成において、適合しない通信規格に対応する利用パラメータの一部または全部の入力欄への入力(または入力された内容の確定表示)が行えないようにする,第1態様から第2態様への切り替えを行わない,などといったことである。
なお、上述した各設定管理プログラムは、コンピュータによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、例えば、FD,CD−ROM,メモリーカードなどの記録媒体やインターネットなどの通信回線網を介して、デバイス,または,デバイスを利用するユーザに提供されるものである。また、これらプログラムをユーザに提供する形態としては、デバイスのハードディスクやメモリにプレインストールされた状態で提供する形態であってもよい。
また、請求項17に記載の管理デバイスは、請求項1から16のいずれかに記載の設定管理プログラムを動作可能な状態で記憶したことを特徴とする。
このように構成された管理デバイスであれば、請求項1から16のいずれかに記載の設定管理プログラムにより制御される管理デバイスと同様の作用,効果を得ることができる。
この構成における管理デバイスとは、例えば、単体のデバイスにて構成されたものとしてもよいし、複数のデバイスが協調して動作するように構成したものであってもよい。この後者の場合においては、上述した設定管理プログラムの一部分がそれぞれ別のデバイスにより実行されるように構成すればよい。
なお、この管理デバイスは、請求項1から16のいずれかに記載の設定管理プログラムを動作可能な状態で記憶している構成だけでなく、例えば、請求項1から16のいずれかに記載の設定管理プログラムに含まれる全ての手順と同様に機能する手段を備えてなるデバイスとして構成することもできる。
また、請求項18に記載の設定管理システムは、請求項17に記載の管理デバイスと、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するための利用パラメータが前記管理デバイスにより設定される設定対象デバイスと、が含まれていることを特徴とする。
このように構成された設定管理システムは、管理デバイスにより、請求項1から17のいずれかに記載の設定管理プログラムにより得られるのと同様の作用,効果を得ることができる。
以下に、複数のパーソナルコンピュータ(以降、「PC」という)10(10_1〜10_n),複数のプリンタ20(20_1〜20_m),ゲートウェイ30,メールサーバ40,プライマリDNS(Domain Name System)サーバ50_1,セカンダリDNSサーバ50_2などが、図1に示すように、それぞれネットワーク経由でデータ通信可能に接続された設定管理システムについて説明する。
PC10は、CPU11,ROM12,RAM13,ハードディスク14,プロトコルスタック15,ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)16,表示部17,操作部18などがバス19を介して接続され、ネットワークI/F16によりネットワークと接続された状態でネットワークデバイスとして機能する周知のコンピュータシステムである。
これらのうち、プロトコルスタック15は、図1において、ネットワークI/F16をバス19に接続する構成要素として示しているが、これは、ネットワークI/F16によるデータ通信がプロトコルスタック15に従った処理を経て行われる状態を概念的に示したものであり、実際は、IPv4(Internet Protocol version 4 )およびIPv6(Internet Protocol version 6 )両方に従ったデータ通信を実現するために実装(ハードディスク14に記憶)されたプログラムモジュールである。
また、このPC10のうち、PC10_1には、後述する各種処理を実行するための設定管理プログラムがインストールされている。
プリンタ20は、CPU21,ROM22,RAM23,NVRAM(Non Volatile RAM)24,プロトコルスタック25,ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)26,ユーザインタフェース(ユーザI/F)27,印刷部28などがバス29を介して接続され、ネットワークI/F26によりネットワークと接続された状態でネットワークデバイスとして機能する周知のネットワークプリンタである。
これらのうち、プロトコルスタック25については、PC10のプロトコルスタック15と同様、NVRAM24に記憶されたプログラムモジュールである。
メールサーバ40は、SMTPサーバおよびPOPサーバそれぞれとしての機能を有している。
以下、上記構成のネットワークにおいて、PC10による処理内容が異なる実施形態について、それぞれ説明する。
[第1実施形態]
○IP設定画面処理
以下に、PC10_1のCPU11により実行されるIP設定画面処理の処理手順を図2〜図7に基づいて説明する。このIP設定画面処理は、上述した設定管理プログラムに従って実行される処理である。
まず、変数「表示タブ値」を初期化(本実施形態においては、「GR」をセット)した後(s100)、ネットワーク上のデバイス(本実施形態においてはプリンタ20)を検索し、その結果を表示部に一覧表示する(s102)。
このs102の処理では、まず、ネットワーク上のデバイスに対して一般情報を要求するための要求データを、IPv4およびIPv6それぞれにより送信(ブロードキャストおよびマルチキャスト)する。ここでいう「一般情報」とは、各デバイスに対して設定された情報であり、例えば、デバイス名(Node Name )などのパラメータである。そして、この要求データを受信したデバイスそれぞれから送信された情報を一定時間収集した後、図8に示すように、これらの情報をデバイス(デバイス名;Node Name)毎に配列した表形式の一覧画面を表示部17に表示する。この一覧画面には、後述する画面(第2の画面)の表示態様に関する設定を行うAdvanced_Display_Setting画面((以降、「ADS画面」という))を表示させるためのAdvanced_Display_Settingボタン(以降、「ADSボタン」という)102が設けられている。この一覧画面が表示された後、ユーザは、操作部18により、一覧表示されたうちのいずれかのデバイスを指定する操作、ADSボタン102を選択する操作、本IP設定画面処理を終了するための操作(終了操作)などを行うことができる。
こうして、一覧画面が表示されたら、ユーザによる操作が行われるまで待機する(s104:NO)。
その後、ユーザによる操作が行われた際(s104:YES)、その操作が終了操作であれば(s106:NO,s108:YES)、一覧画面の表示を消去させた後(s110)、本IP設定画面処理を終了する。
また、ユーザによる操作がADSボタン102を選択する操作であれば(s108:NO,s112:YES)、以下に示すs202〜s224の処理により、各変数への値のセット,および,この値のデバイスへの通知などを行うための処理を行う。
以下に、これら処理を図3に基づいて説明する。ここでは、まず、ADS画面を表示する(s202)。ここでは、ADS画面として、図9に示すように、後述する画面(第2の画面)を表示する際にIPv4とIPv6のいずれをメインとする(優先する)かを指定するためのラジオボタンであるIP指定ボタン112,114、このボタンによりサブ(副)としたIP(つまりIP指定ボタンで指定されていない方のIP)に関する表示形式をデバイス(装置)毎に設定するかPC10(ツール)側で設定するかを指定するためのラジオボタンである設定指定ボタン122,124、OKボタン132、Cancelボタン134などが設けられた画面を表示する。このADS画面が表示された後、ユーザは、いずれかのボタンを選択する操作を操作部18により行うことができる。
このADS画面が表示された後、ユーザによる操作が行われるまで待機し(s204:NO)、その後、ユーザによる操作が行われたら(s204:YES)、その操作がいずれのIPをメインとするかの選択,つまりIP指定ボタン112,114のいずれかを選択する操作であれば(s206:YES)、表示形式をデバイス毎に設定する旨となっているか否かをチェックする(s208)。ここでは、上述した設定指定ボタン122,124の選択状態に応じた値(デバイスまたはPC10である旨を示す値;以降、単に「デバイス」,「PC」という)がセットされる変数「表示形式設定方法値」に、デバイスがセットされていれば、表示形式をデバイス毎に設定する旨とされていると判定し、PCがセットされていれば、表示形式をPC10で設定する旨とされていると判定する。なお、この変数「表示形式設定方法値」は、初期値としてPCがセットされたものである。
このs208の処理で、表示形式の設定対象がデバイス毎に設定する旨となっていれば(s208:YES)、s206の処理で選択されたIP指定ボタンに対応するIPについて、このIPを示す値を変数「機器メイン値」にセットすると共に(s210)、変数「メイン値」にもセットした後(s214)、s204の処理へ戻る。このs210,s214の処理では、IPv4を主とする旨のIP指定ボタン202が選択された場合であれば、IPv4を示す値を変数それぞれにセットし、IPv6を主とする旨のIP指定ボタン204が選択された場合であれば、IPv6を示す値を変数それぞれにセットする。なお、この変数「機器メイン値」,「メイン値」は、初期値としてIPv4を示す値がセットされたものである。
一方、s208の処理で、表示形式の設定対象がPCで設定する旨となっていれば(s208:NO)、s206の処理で選択されたIP指定ボタンに対応するIPについて、このIPを示す値を変数「ツールメイン値」にセットすると共に(s212)、変数「メイン値」にもセットした後(s214)、s204の処理へ戻る。このs212,s214の処理では、IPv4を主とする旨のIP指定ボタン202が選択された場合であれば、IPv4を示す値(以降、単に「IPv4」という)を変数それぞれにセットし、IPv6を主とする旨のIP指定ボタン204が選択された場合であれば、IPv6を示す値(以降、単に「IPv6」という)を変数それぞれにセットする。なお、この「ツールメイン値」は、初期値としてIPv4がセットされたものである。
また、上述したs204の処理でユーザに行われた操作が、サブ(副)としたIPに関する表示形式の設定対象(デバイス毎に設定するかPC10側で設定するか)を指定する操作,つまり設定指定ボタン112,114のいずれかを選択する操作であれば(s206:NO,s216:YES)、ここで選択された設定指定ボタンに対応する対象を示す値(PCまたはデバイス)を変数「表示形式設定方法値」にセットした後(s218)、s204の処理へ戻る。
また、s204の処理でユーザに行われた操作が、OKボタン132を選択する操作であれば(s216:NO,s220:YES)、この時点におけるボタンの選択状態をデバイスに通知し(s222)、ADS画面の表示を消去させた後(s224)、図2におけるs104の処理へ戻る。このs220の処理では、OKボタン132が選択された時点において、変数「機器メイン値」,「表示形式設定方法値」にセットされている値を、図2におけるs102の処理で値を取得した取得元のデバイスそれぞれに通知する。この通知を受けたデバイス側では、通知された値がNVRAM24に記憶され、これらがデバイス自身のパラメータとして設定される。なお、デバイス側では、この変数「機器メイン値」に対応するパラメータとして「IPv4」が初期状態で設定されており、また、変数「表示形式設定方法値」に対応するパラメータとして「PC」が初期状態で設定されている。
また、s204の処理でユーザに行われた処理が、Cancelボタン134を選択する操作であれば(s220:NO,s226:YES)、s222の処理を行うことなく、s224の処理へ移行する。
そして、s204の処理でユーザに行われた処理が、上述したいずれの操作でもない場合には(s226:NO)、その操作に対応する処理(その他の処理)を行った後(s228)、s204の処理へ戻る。
また、図2に戻り、上述したs104の処理でユーザにより行われた操作が、いずれかのデバイスを指定する操作である場合(s106:YES)、こうして指定されたデバイス(以降、「設定対象デバイス」という;本実施形態ではいずれかのプリンタ20)に対し、後述する画面(第2の画面)を表示する際に参照すべき表示情報を問い合わせる(s116)。上述したs222の処理では、変数「機器メイン値」,「表示形式設定方法値」にセットされている値をデバイス側に通知することが行われており、この通知した内容がデバイスのパラメータとして設定されるように構成されている。また、各デバイスは、デバイス自身について第2の画面を表示する際に、どのような表示態様(後述するNomal_mode,Full_mode,Another_tab,Pop_Upのいずれか)で表示すべきか(表示形式)を後述のように設定できるように構成されている。そして、このs116の処理では、先に通知した変数の値を示す情報(通知情報),表示形式などを問い合わせるための問合データを設定対象デバイスに送信する。この問合データを受信した設定対象デバイスは、機器メイン値(IPv4とIPv6のいずれをメインとするか),表示形式設定方法値(表示態様をデバイスの情報に基づいて決めるか),および,表示形式(どのような表示態様で表示すべきか)を示す表示データを返信してくる。こうして、返信されてきた情報のうち、「表示形式」については、以降、「機器表示形式」という。
次に、表示形式をデバイス毎に設定する旨となっているか否かをチェックする(s118)。ここでは、s116の処理による問い合わせに応じて返信された「表示形式設定方法値」に基づいて、上述したs208の処理と同様にチェックが行われる。
このs118の処理で、表示形式の設定対象がデバイス毎に設定する旨となっていれば(s118:YES)、変数「表示形式値」,「メイン値」に、s116の処理による問い合わせに応じて返信された「機器表示形式」,「機器メイン値」を示す値をそれぞれセットした後(s120,s122)、次の処理(s128)へ移行する。
一方、s118の処理、表示形式の設定対象がPC10で設定する旨となっていれば(s118:NO)、変数「表示形式値」,「メイン値」に、PC10自身に対して登録されている変数「ツール表示形式値」,「ツールメイン値」それぞれをセットした後(s124,s126)、次の処理(s128)へ移行する。
次に、設定対象デバイスに対して設定情報を問い合わせる(s128)。ここでは、設定対象デバイスの設定情報として、以降の処理で表示される設定画面のうちの表示対象となる画面(上述した変数「表示タブ値」を含む)に関するパラメータを問い合わせるために、この設定対象デバイスに問合データを送信する。この問合データを受信した設定対象デバイスからは、設定情報を示す設定データが返信されてくる。このとき、設定対象デバイスは、問い合わせを受けた情報が自身に設定されていない場合、設定されていない旨を特定可能な状態(例えば、空のパラメータなど)で設定データを返信してくる。
次に、このs128の処理による問い合わせに対して返信されてきた設定データに基づいて、設定対象デバイスに対してパラメータを設定(リモートセットアップ)するための設定画面の表示部17への表示を行う。ここでは、以下に示すs302〜s314の処理により、設定画面の表示部17への表示を行うための処理を行う。
以下に、これら処理を図4に基づいて説明する。ここでは、まず、設定対象デバイス側において、第2の画面を表示する際にIPv4およびIPv6のいずれをメインとする設定となっているかをチェックする(s302)。ここでは、上述した変数「メイン値」をチェックし、この値で示されるIPがメインとする設定になっていると判定する。
このs302の処理で、IPv4がメインとする設定であると判定された場合(s302:YES)、変数「表示タブ値」をチェックする(s304)。この変数「表示タブ値」は、図2におけるs102の処理でGRがセットされるものであるが、以降の処理でIP1およびIP2を含めたうちのいずれかがセットされるものである。
このs304の処理で変数「表示タブ値」の値がIP1であれば(s304:YES)、設定対象デバイス側において、どのような表示態様で第2の画面を表示すべき設定となっているかをチェックする(s306)。ここでは、上述した変数「表示形式値」をチェックし、この値で示される表示態様(Nomal_mode,Full_mode,Another_tab,Pop_Upのいずれか)にて表示すべき設定になっていると判定する。
そして、このs306の処理で判定された表示態様に基づいて第2の画面を確定する(s308)。ここで、第2の画面について説明すると、まず、判定された表示態様が、「Nomal_mode」であれば(s308a:YES)、Nomal_modeの表示態様にて第2の画面を表示すべき旨を確定する(s308b)。このNomal_modeでは、図10(a)に示すように、デバイスのIPモードを設定するための第1領域,IPv4に関する設定を行うための第2領域,IPv6に関するパラメータを表示するための第3領域,DNSサーバのIPアドレスを設定するための第4領域,OKボタン302,Cancelボタン304などからなる画面が、以降の処理で第2の画面として表示されることになる。これらのうち、第1領域には、デバイスのIPモードをIPv4,IPv6,および,Dualのうちいずれかから選択的に指定可能なプルダウンメニュー形式のリストボックス212が設けられている。また、第2領域には、デバイスのIPアドレス,ゲートウェイのIPアドレス(いわゆるデフォルトゲートウェイ)などをIPv4の形式で入力するためのテキストボックス222,224などが設けられている。また、第3領域には、IPv6の設定に関する画面の表示形式がNomal_mode,Full_mode,Another_tab,Pop_Upのうちいずれに設定されているかを示すリストボックス232,デバイスのIPアドレスをIPv6の形式で示したテキストボックス234などが設けられている。そして、第4領域には、DNSサーバ(Primary DNS Server , Secondary DNS Server )のIPアドレスを入力するためのテキストボックス262,264などが設けられている。なお、上述した第3領域は、パラメータを表示するためだけの領域であり、リストボックスやテキストボックスへの入力が行えないように構成されている。つまり、このNomal_modeでは、一方のIPに関するパラメータのみの設定操作が行えるように構成されている。
また、判定された表示態様が「Full_mode」であれば(s308a:NO,s308c:YES)、Full_modeの表示態様にて第2の画面を表示すべき旨を確定する(s308d)。このFull_modeでは、図11(a)に示すように、Nomal_modeと同様、第1〜第4領域からなり、第3領域に、リストボックス232の他、デバイスのIPアドレスをIPv6の形式で複数入力することのできるテキストボックス236,デフォルトルータのIPアドレスをIPv6の形式で入力するためのテキストボックス238などが設けられてなる画面が、以降の処理で第2の画面として表示されることとなる。
また、判定された表示態様が「Another_tab」であれば(s308c:NO,s308e:YES)、Another_tabの表示態様にて第2の画面を表示すべき旨を確定する(s308f)。このAnother_tabでは、Nomal_modeと同じ表示態様であるが、図12(a)に示すように、この第2の画面への切替を行うためのタブを「IP」タブから「IPv4」タブ402へと変更すると共に、新たに選択可能な「IPv6」タブ404の設けられた状態の画面が、以降の処理で第2の画面として表示される。そして、これ以降は、このIPv4タブ402およびIPv6タブ404を第2の画面として選択することができるようになる。
そして、判定された表示態様が「Pop_Up」であれば(s308e:NO)、Pop_Upの表示態様にて第2の画面を表示すべき旨を確定する(s308g)。このPop_Upでは、図13(a)に示すように、Nomal_modeと同様、第1〜第4領域からなるものであって、第3領域に、リストボックス232,テキストボックス234の他、後述するポップアップ画面を表示するための「Show_IPv6_Setting」ボタン(以降、「SI6ボタン」という)240などが設けられてなる画面が、以降の処理で第2の画面として表示されることとなる。そして、これ以降は、このSI6ボタン240を選択する操作をも行うことができるようになる。
このように、上述したs304の処理で変数「表示タブ値」の値がIP1である場合に表示されることとなる第2の画面は、Nomal_modeを除き、IPv4がメインであることを特定できるようにするために、このIPv4に関する設定を行うための領域が表示領域上部に配置された表示態様となっている。
また、上述したs304の処理で変数「表示タブ値」の値がIP1でなければ(s304:NO)、変数「表示タブ値」の値がIP2であるか否かをチェックする(s310)。
このs310の処理で変数「表示タブ値」の値がIP2でなければ(s310:NO)、その値に対応する表示態様による設定画面の表示(その他の表示)を行った後(s312)、次の処理(図5におけるs140)に移行する。このs312の処理では、例えば、変数「表示タブ値」がGRである場合であれば、他の画面から特定のタブを選択することにより切り替えられる画面であって、設定対象デバイス固有の情報(例えば、デバイス名,MACアドレスなど)を表示させるための画面などを表示部17に表示させる。
一方、s310の処理で変数「表示タブ値」の値がIP2であれば(s310:YES)、IPv6タブ404に対応する表示態様にて第2の画面を表示すべき旨を確定する(s314)。このように、IPv4がメインとする設定であると判定され、かつ、変数「表示タブ値」の値がIP2となっている状態は、後述するようにIPv6タブ402を選択する操作が行われた場合であるため、このs314の処理では、IPv6タブ404に対応する第2の画面として、図12(b)に示すように、デバイスのIPモードを指定するための第1領域,IPv6に関する設定を行うための第2領域,DNSサーバのIPアドレスを設定するための第3領域などからなる画面が、第2の画面として確定される。この画面における第1領域には、デバイスのIPモードを選択的に指定可能なプルダウンメニュー形式のリストボックス312が設けられている。また、第2領域には、デバイスのIPアドレスを複数入力することのできるテキストボックス322,デフォルトルータのIPアドレスを入力するためのテキストボックス324などが設けられている。そして、第3領域には、DNSサーバのIPアドレスを入力するためのテキストボックス262,264などが設けられている。なお、これらテキストボックスは、IPアドレスをIPv6の形式で入力するためのものである。
また、上述したs302の処理で、IPv6がメインとする設定であると判定された場合(s302:NO)、変数「表示タブ値」をチェックする(s324)。
このs324の処理で変数「表示タブ値」の値がIP1であれば(s324:YES)、設定対象デバイス側において、どのような表示態様で第2の画面を表示すべき設定となっているかをチェックする(s326)。この処理は、上述したs306の処理と同様の処理である。
そして、このs326の処理で判定された表示態様にて第2の画面を確定する(s328)。ここで、表示すべき第2の画面について説明すると、まず、判定された表示態様が「Nomal_mode」であれば(s328a:YES)、Nomal_modeの表示態様にて第2の画面を表示すべき旨を確定する(s328b)。このNomal_modeでは、図10(b)に示すように、デバイスのIPモードを指定するための第1領域,IPv6に関する設定を行うための第2領域,IPv4に関するパラメータを表示するための第3領域,DNSサーバのIPアドレスを設定するための第4領域,OKボタン302,Cancelボタン304などからなる画面が、以降の処理で表示すべき第2の画面として確定される。この画面における第1領域には、デバイスのIPモードを選択的に指定可能なプルダウンメニュー形式のリストボックス312が設けられている。また、第2領域には、デバイスのIPアドレスをIPv6の形式で複数入力することのできるテキストボックス322,ゲートウェイのIPアドレス(いわゆるデフォルトゲートウェイ)をIPv6の形式で入力するためのテキストボックス324などが設けられている。また、第3領域には、IPv4の設定に関する画面の表示形式をNomal_mode,Full_mode,Another_tab,Pop_Upのうちいずれに設定されているかを示すプルダウンメニュー形式のリストボックス332,デバイスのIPアドレスをIPv4の形式で示したテキストボックス334などが設けられている。そして、第4領域には、DNSサーバのIPアドレスを入力するためのテキストボックス362,364などが設けられている。なお、上述した第3領域は、パラメータを表示するためだけの領域であり、リストボックスやテキストボックスへの入力が行えないように構成されている。つまり、このNomal_modeでは、一方のIPに関するパラメータのみの設定操作が行えるように構成されている。
また、判定された表示態様が「Full_mode」であれば(s328a:NO ,s328c:YES)、Full_modeの表示態様にて第2の画面を表示すべき旨を確定する(s328d)。このFull_modeでは、図11(b)に示すように、Nomal_modeと同様、第1〜第4領域からなり、第3領域に、リストボックス332の他、デバイスのIPアドレス,デフォルトルータのIPアドレスをIPv4の形式で入力するためのテキストボックス336,338などが設けられた画面が、以降の処理で表示すべき第2の画面として確定される。
また、判定された表示態様が「Another_tab」であれば(s328c:NO ,s328e:YES)、Another_tabの表示態様にて第2の画面を表示すべき旨を確定する(s328f)。このAnother_tabでは、Nomal_modeと同じ表示態様で第2の画面が表示されるものであるが、図12(b)に示すように、この第2の画面への切替を行うためのタブが「IP」タブから「IPv6」タブ404へと変更されると共に、新たに選択可能な「IPv4」タブ402が設けられた状態の画面が、以降の処理で表示すべき第2の画面として確定される。そして、これ以降、タブを選択する操作として、このIPv4タブ402およびIPv6タブ404を選択することもできるようになる。
そして、判定された表示態様が「Pop_Up」であれば(s328e:NO)、Pop_Upの表示態様にて第2の画面を表示すべき旨を確定する(s328g)。このPop_Upでは、図13(b)に示すように、Nomal_modeと同様、第1〜第4領域からなるものであって、第3領域に、リストボックス332,テキストボックス334の他、後述するポップアップ画面を表示するための「Show_IPv4_Setting」ボタン(以降、「SI4ボタン」という)340などが設けられた画面が、以降の処理で表示すべき第2の画面として確定される。これ以降、このSI4ボタン340を選択する操作をも行うことができるようになる。
このように、上述したs304の処理で変数「表示タブ値」の値がIP2である場合に表示されることとなる第2の画面は、Nomal_modeを除き、IPv6がメインであることを特定できるようにするために、このIPv6に関する設定を行うための領域が表示領域上部に配置された表示態様となっている。
また、上述したs324の処理で変数「表示タブ値」の値がIP1でなければ(s324:NO)、変数「表示タブ値」の値がIP2であるか否かをチェックする(s330)。
このs310の処理で変数「表示タブ値」の値がIP2でなければ(s330:NO)、s312の処理へ移行する。
一方、s310の処理で変数「表示タブ値」の値がIP2であれば(s330:YES)、IPv4タブ402に対応する表示態様にて第2の画面を表示すべき旨を確定する(s334)。このように、IPv6がメインとする設定であると判定され、かつ、変数「表示タブ値」の値がIP2となっている状態は、後述するようにIPv4タブ402を選択する操作が行われた場合であるため、このs314の処理では、IPv4に対応する表示態様で第2の画面を表示すべき旨を確定する。具体的には、図12(a)に示すように、デバイスのIPモードを指定するための第1領域,IPv6に関する設定を行うための第2領域,DNSサーバのIPアドレスを設定するための第3領域などからなる画面が第2の画面として確定される。
なお、以上説明した第2の画面で設定可能な各パラメータが、この第2の画面に対応する情報として、上述したs124の処理で送信する問合データにおいて問い合わせを行うものであり、これらパラメータを、各リストボックス,テキストボックスの選択,指定状態に反映させた状態で第2の画面が表示されることとなる。
こうして、s308,s328の処理で表示態様が確定されたら、こうして確定された表示態様による設定画面(第2の画面)を表示部17に表示させた後(s340)、次の処理(図5におけるs140)に移行する。
このように、設定画面が表示された後、ユーザは、タブを選択する操作,各リストボックスによりパラメータの選択を行う操作,各テキストボックスにパラメータを入力する操作,各ボタンを選択する操作などを行うことができる。
次に、図5に移り、設定画面が表示された以降、ユーザによる操作が行われるまで待機する(s140:NO)。
その後、ユーザによる操作が行われたら(s140:YES)、その操作が第2の画面において、IPv6,IPv4の設定に関する画面の表示形式をリストボックス232,332により選択する操作であれば(s142:YES)、こうして指定された表示形式に応じて各変数の値を変更する処理を行う。ここでは、以下に示すs402〜s414の処理により変数の変更を行う。
以下に、これら処理を図6に基づいて説明する。ここでは、まず、図2におけるs142の処理で指定された表示形式が、「Another_tab」であるか否かをチェックし(s402)、「Another_tab」でないと判定された場合(s402:NO)、変数「表示タブ値」の値がIP2であれば(s404:YES)、変数「表示タブ値」に「IP1」をセットした後(s406)、次の処理(s408)へ移行する一方、変数「表示タブ値」の値がIP2でなければ(s404:NO)、そのまま次の処理(s408)へ移行する。ここでは、変数「表示タブ値」の値がIP2となっている状態,つまり上述したように表示形式が「Another_tab」となっている状態で、「Another_tab」以外の表示形式が指定された場合に、変数「表示タブ値」の値をIP2からIP1に戻すことによって、以降の表示形式が「Another_tab」のままとならないようにしている。
また、s402の処理で「Another_tab」あると判定された場合には(s402:YES)、s404,s406の処理を行うことなく、次の処理(s408)へ移行する。
そして、表示形式をデバイス毎に設定する旨となっているか否かをチェックする(s408)。ここでは、図2におけるs118の処理と同様、「表示形式設定方法値」に基づいてチェックを行う。このs408の処理で、表示形式の設定対象がデバイスであると判定されたら(s408:YES)、上述したs142の処理で指定された表示形式を、上述した変数「機器表示形式値」および変数「表示形式値」にセットした後(s410,s412)、図2におけるs124の処理へ戻る。一方、表示形式の設定対象がPC10であると判定されたら(s408:NO)、図2におけるs130の処理で指定された表示形式を上述した変数「ツール表示形式値」および変数「表示形式値」にセットした後(s414,s412)、図2におけるs124の処理へ戻る。
また、図5に戻り、s140の処理でユーザにより行われた操作が、設定画面における表示対象となる画面を切り替えるための操作,つまりタブを選択する操作であれば(s142:NO,s144:YES)、選択されたタブに応じて変数「表示タブ値」を変更した後(s146)、図2におけるs128の処理へ戻る。このs146の処理では、第2の画面を表示する際にIPv4およびIPv6のいずれをメインとする設定となっているか(つまり変数「メイン値」の値)に応じた値を変数「表示タブ値」にセットする。例えば、IPv4がメインとなっている状態で、IPタブまたはIPv4タブ402が選択されたら、変数「表示タブ値」には「IP1」をセットし、IPv6タブ404が選択されたら、変数「表示タブ値」には「IP2」をセットする。また、IPv6がメインとなっている状態で、IPタブまたはIPv6タブ404が選択されたら、変数「表示タブ値」には「IP1」をセットし、IPv4タブ402が選択されたら、変数「表示タブ値」には「IP2」をセットする。なお、IPタブ,IPv4タブ402,IPv6タブ404以外のタブが選択された場合については、IPv4,IPv6のいずれがメインとなっているか否かに拘わらず、そのタブに対応する値(例えば、GRなど)をセットする。
また、上述したs140の処理でユーザにより行われた操作が、第2の画面におけるSI6ボタン240,SI4ボタン340を選択する操作であれば(144:NO,s148:YES)、IPv6またはIPv4に関する設定をユーザに行わせるための処理を行う。ここでは、以下に示すs502〜s514の処理により、設定をユーザに行わせる。
以下に、これら処理を図7に基づいて説明する。ここでは、まず、設定対象デバイス側において、第2の画面を表示する際にIPv4およびIPv6のいずれをメインとする設定となっているかをチェックする(s502)。この処理は、図4におけるs302の処理と同様の処理である。
このs502の処理で、IPv4がメインとする設定であると判定された場合(s502:YES)、IPv4をメインとするポップアップ画面を表示部17に表示させる(s504)。ここでは、図14(a)に示すように、図10(b)における第2領域に設けられた各項目と同じ項目が設けられてなるIPv6_Setting画面をポップアップさせる。なお、このIPv6_Setting画面には、OKボタン282,Cancelボタン284も設けられている。
一方、s502の処理で、IPv6がメインとする設定であると判定された場合(s502:NO)、IPv6をメインとするポップアップ画面を表示部17に表示させる(s506)。ここでは、図14(b)に示すように、図10(a)における第2領域に設けられた各項目と同じ項目が設けられてなるIPv4_Setting画面をポップアップさせる。なお、このIPv4_Setting画面には、OKボタン292,Cancelボタン294も設けられている。
こうして、s504.s506の処理によりポップアップ画面が表示された以降、ユーザは、各パラメータを選択,指定する操作,各ボタンを選択する操作などを行うことができる。
次に、ユーザによる操作が行われるまで待機した後(s508:NO)、ユーザによる操作が行われたら(s508:YES)、その操作がパラメータを選択,指定する操作であれば(s510:YES)、こうして選択,指定された内容を画面に反映させた後(s512)、s508の処理へ戻る。
また、s508の処理で行われたユーザの操作がOKボタン282,292を選択する操作であれば(s510:NO,s514:YES)、このポップアップ画面において選択,指定されているパラメータそれぞれの設定を設定対象デバイスに指令するための設定指令データを、この設定対象デバイスに送信し(s516)、ポップアップ画面の表示を消去した後(s518)、次の処理(s138)へ移行する。このs514の処理で送信した設定指令データを受信した設定対象デバイスは、この設定指令データに基づいて自身に対してパラメータを設定,または,自身に設定されているパラメータを更新する。
そして、s508の処理で行われたユーザの操作が、Cancelボタン284,294を選択する操作であれば(s514:NO,s520:YES)、s516の処理を行うことなく、s518の処理へ移行する。
なお、s508の処理で行われた操作が、上述したいずれの操作でもなければ(s520:NO)、その操作に対応する処理(その他の処理)を行った後(s522)、s508の処理へ戻る。
次に、図5に戻り、図7におけるs518の処理を終えた後、または、s128の処理でユーザにより行われた操作がパラメータを選択,指定する操作であれば(s148:NO,s150:YES)、こうして選択,指定された内容を画面に反映させた後(s152)、s140の処理へ戻る。
また、s140の処理でユーザにより行われた操作が、第2の画面におけるOKボタン302を選択する操作であれば(s150:NO,s154:YES)、上述した各ポップアップ画面を除き、設定画面における全ての画面の入力欄に入力されているパラメータそれぞれの設定を設定対象デバイスに指令するための設定指令データをこの設定対象デバイスに送信し(s156)、設定画面の表示を消去した後(s158)、図2におけるs104の処理へ戻る。このs144の処理で送信した設定指令データを受信した設定対象デバイスは、この設定指令データに基づいて自身に対してパラメータを設定,または,自身に設定されているパラメータを更新する。また、この設定指令データは、上述した変数「表示形式設定方法値」,「機器表示形式値」,「機器メイン値」を通知することも目的としており、この通知を受けたデバイス側では、通知された各変数の値がNVRAM24に記憶され、これらがデバイス自身のパラメータとして設定される。なお、デバイス側では、この変数「機器表示形式値」に対応するパラメータとして、「Nomal_mode」が初期状態で設定されている。
そして、s140の処理でユーザにより行われた操作が、第2の画面におけるCancelボタン304を選択する操作であれば(s154:NO,s160:YES)、s158の処理へ移行する。
なお、s140の処理で行われた操作が、上述したいずれの操作でもなければ(s160:NO)、その操作に対応する処理(その他の処理)を行った後(s162)、s140の処理へ戻る。
[第1実施形態の効果]
上述したPC10_1によれば、図5におけるs142の処理により、設定画面(第2の画面)で表示形式を選択する操作が行われると、図4におけるs340の処理で表示する設定画面の表示態様を選択された表示形式に切り替えることができる。こうして切り替えられる表示形式のうち、「Normal_mode」を除く表示形式では、メインとするIP(IPv4またはIPv6)に対応するパラメータだけでなく、サブとするIPに対応するパラメータについても指定,入力することができる。そのため、ユーザは、設定画面(第2の画面)で表示形式を選択する操作を行うことにより、任意のタイミングで表示形式を切り替えることができ、こうして切り替えられた表示形式の設定画面で両方のIPに対応するパラメータの設定を行うことができる。
ここで、例えば、IPv4をメインとした状態から、ネットワークの環境,つまりネットワークで通信を実現するためのIPがIPv4からIPv6へと移行する状況を考えると、このような過渡期の経過と共に、「Normal_mode」から他の表示形式へ切り替えることにより、ネットワーク環境の変移に適応させて両方のIPに対応するパラメータの指定,設定を行うことができるようになる。さらに、ネットワークの環境が完全にIPv6へと移行したときには、メインとするIPをIPv6に切り替え、かつ、表示形式を「Normal_mode」へと切り替えることにより、IPv4に対応するパラメータが誤って指定,設定される、といったことを防止できるようになる。
また、図4におけるs340の処理で表示される設定画面の表示形式は、同図s306,s326の処理によりチェックされた表示態様に基づいてs308,s328の処理により確定されるが、ここでチェックされる表示形式は、図2におけるs120,s124の処理で変数「表示形式値」にセット(または更新)された値,つまりPC10,設定対象デバイスにて登録,設定されたものである。そして、図5におけるs142の処理による表示形式の切り替えが行われた以降は、この切り替えにより変数「表示形式値」にセットされた表示形式に基づいて設定画面(第2の画面)が表示されるようになるため、「Normal_mode」から他の表示形式に切り替えるだけのために、逐一表示形式を切り替えるための操作を行う必要がない。
また、図3におけるs206処理でメインとするIPを選択(指定)する操作が行われることにより、以降、図4におけるs340の処理で表示される設定画面(第2の画面)の表示態様を、上述したs206の処理で選択されたIPをメインとする表示態様,具体的には、選択されたIPに関する設定を行うための領域が表示領域上部に配置された表示態様の画面に切り替えることができる。これにより、設定画面にてユーザにパラメータを指定させるにあたり、同図206の処理で指定されたIPを優先して指定させることができる。
また、図4におけるs340の処理で表示される設定画面の表示態様は、同図s302の処理によりチェックされたメインとするIPに基づいて同図s304以降の処理により確定されるが、ここでチェックされる「メインとするIP」は、図2におけるs122,s126の処理で変数「メイン値」にセット(または更新)された値,つまりPC10,設定対象デバイスにて登録,設定されたものである。そして、図3におけるs206の処理でメインとするIPの選択が行われた以降は、この選択により変数「メイン値」にセットされた値に基づいて設定画面(第2の画面)が表示されるようになるため、設定画面におけるメインとするIPを切り替えるだけのために、逐一メインとするIPを選択する操作を行う必要がない。
また、図5におけるs140〜s158,および,図7におけるs508〜s518の処理では、リストボックスによる指定,テキストボックスへの入力などを経て、設定対象デバイスに対してパラメータの設定を行うことができる。
また、図3におけるs222,図5におけるs156の処理では、同図s206,s216の処理によるボタンの選択状態を示す値がセットされた変数「表示形式設定方法値」,「機器表示形式値」,「機器メイン値」を、設定対象デバイスに通知することができ、これら変数を設定対象デバイス側に記憶させることができる。
また、図3におけるs212,s214,s218の処理では、同図s206,s216の処理によるボタンの選択状態を示す値を、変数「ツールメイン値」,「メイン値」それぞれにセットすることにより、これら値をPC10に記憶させることができる。
また、図3におけるs216の処理により選択されたボタンに応じて、同図s206の処理によるボタンの選択状態を示す値を、PC10側で記憶させるか,設定対象デバイス側で記憶させるかを選択することができる。
具体的にいうと、まず、同図s222の処理で設定対象デバイス側に通知される変数「機器メイン値」の値は、同図s206の処理で選択されたボタンの選択状態を示すものであり、同図s210の処理が行われることによりその内容が変更されるものである。このs210の処理は、同図s208の処理で「YES」と判定された場合、つまり変数「表示形式設定方法値」がデバイスである旨を示す値となっている場合に行われる処理であるため、この変数の値をPCである旨を示す値としておけば、同図s222の処理で通知される変数「機器メイン値」の値に変化はなく、結果、同図s206の処理で選択されたボタンの選択状態は設定対象デバイス側で記憶されないこととなる。
そのため、この変数「表示形式設定方法値」を、デバイスである旨の値とするか、PCである旨の値とするかによって、同図s206の処理によるボタンの選択状態を示す値を、PC10側で記憶させるか,設定対象デバイス側で記憶させるかを選択することができる。この変数「表示形式設定方法値」は、同図s216の処理により、その値が変更されるものであるため、ユーザは、このs216の処理により選択したボタンに応じて、同図s206の処理によるボタンの選択状態を示す値を、PC10側(のみ)で記憶させるか,設定対象デバイス側で記憶させるかを選択することができる。
また、図2におけるs156の処理で設定対象デバイス側に通知される変数「機器表示形式値」の値は、図5におけるs142の処理で指定された表示形式を示すものであり、図6におけるs410の処理が行われることによりその内容が変更されるものである。このs410の処理は、同図s408の処理で「YES」と判定された場合、つまり変数「表示形式設定方法値」がデバイスである旨を示す値となっている場合に行われる処理であるため、この変数の値をPCである旨を示す値としておけば、図2におけるs156の処理で通知される変数「機器表示形式値」の値に変化はなく、結果、図5におけるs142の処理で指定された表示形式は設定対象デバイス側で記憶されないこととなる。
そのため、この変数「表示形式設定方法値」を、デバイスである旨の値とするか、PCである旨の値とするかによって、同図s142の処理により指定された表示形式を示す値を、PC10側で記憶させるか,設定対象デバイス側で記憶させるかを選択することができる。この変数「表示形式設定方法値」は、図3におけるs216の処理により、その値が変更されるものであるため、ユーザは、このs216の処理により選択したボタンに応じて、図5におけるs142の処理で指定された表示形式を示す値を、PC10側(のみ)で記憶させるか,設定対象デバイス側で記憶させるかを選択することができる。
[第2実施形態]
本実施形態は、図2におけるs116の処理で、設定対象デバイスがIPv4およびIPv6のいずれか,または,両方(Dual)により通信を実現するように設定されているかを示すIPモードをも問い合わせるようにすると共に、図4におけるs302の処理の前、および、s340までの処理で設定画面を表示した後に、以下に示すような処理が行われるように構成されたものであるため、この処理についてのみ説明する。
まず、図2におけるs128の処理の後、図15に示すように、図2におけるs116の処理で問い合わせたIPモードが「IPv6」である場合(s602:YES)、上述した変数「メイン値」が「IPv4」となっていれば(s604:YES)、この変数「メイン値」に「IPv6」をセットした後で(s606)、次の処理(s606)へ移行する一方、変数「メイン値」が「IPv6」となっていれば(s604:NO)、s606の処理を行うことなく、次の処理(s606)へ移行する。このように、ここまでの処理では、設定対象デバイスのIPモードがIPv6である状態において、変数「メイン値」がIPv4である場合に、この変数「メイン値」をIPv6に修正している。
次に、図2におけるs116の処理で問い合わせたIPモードが「IPv4」である場合(s602:NO,s606:YES)、上述した変数「メイン値」が「IPv6」となっていれば(s610:YES)、この変数「メイン値」に「IPv4」をセットした後で(s612)、s302の処理へ移行する一方、変数「メイン値」が「IPv4」となっていれば(s610:NO)、s612の処理を行うことなく、s302の処理へ移行する。このように、ここまでの処理では、設定対象デバイスのIPモードがIPv4である状態において、変数「メイン値」がIPv6である場合に、この変数「メイン値」をIPv4に修正している。
なお、図2におけるs116の処理で問い合わせたIPモードが「IPv6」でもなく、「IPv4」でもない場合,つまり「Dual」の場合には(s602:NO,s608:NO)、s604,s608,s610,s612の処理を行うことなく、s302の処理へ移行する。
そして、s308,s314,s334,s340の処理で設定画面を表示した後、図2におけるs116の処理で問い合わせたIPモードが「Dual」でなければ(s614)、こうして表示された設定画面における設定項目のうち、設定対象デバイス側のIPモードに適合しない設定項目を設定変更できない状態とし(s616)、図5におけるs140の処理へ移行する一方、問い合わせたIPモードが「Dual」であれば(s614:YES)、s616の処理を行うことなく、図5におけるs140の処理へ移行する。このs616の処理では、問い合わせたIPモード(設定対象デバイス側のIPモード)に適合しない設定項目,つまりIPモードがIPv4である場合におけるIPv6の設定項目,または,IPモードがIPv6である場合におけるIPv4の設定項目について、このような設定項目を設定するための操作が行えないようにすると共に、このような設定項目が不活性化された表示態様の設定画面とする。具体的には、設定対象デバイスのIPモードがIPv4であれば、IPv6に関する設定を行うための第3領域に設けられたテキストボックスへの入力,リストボックスによる選択,ボタンの選択といった操作が行えないようにすると共に、これら設定項目を不活性化する。また、設定対象デバイスのIPモードがIPv6であれば、IPv4に関する設定を行うための第2領域に設けられたテキストボックスへの入力,リストボックスによる選択,ボタンの選択といった操作が行えないようにすると共に、これら設定項目を不活性化する。ここでいう「不活性化」とは、例えば、適合しない設定項目をグレーアウトして、設定を行うための操作が行えない,つまり不活性であることを判断できるような表示態様にすることである。
なお、ここでは、不活性化する構成を例示したが、不活性化ではなく、適合しない設定項目についての表示そのものがなされないような不可視化を行うように構成してもよい。そして、このように不可視化を行うように構成する場合においては、IPタブがIPv4タブ402,IPv6タブ404に分かれた表示形式「Another_tab」とされている状態で、適合しない設定項目に対応するIPタブそのものを不可視化するように構成してもよい。
[第2実施形態の効果]
このように構成されたPC10によれば、第1実施形態と同様の構成から得られる作用,効果の他、以下に示すような作用,効果を得ることができる。
例えば、図15におけるs616の処理で、設定対象デバイス側のIPモードに適合しない設定項目を設定変更できない状態とすることができる。そのため、設定デバイスがいずれかのIPのみにより通信を実現するように設定されている場合、この通信を実現できないIPに対応するパラメータが設定画面において指定,設定できない状態となる。よって、いずれかのIPによる通信が実現できない設定の設定対象デバイスに対し、そのような通信が実現できないIPに対応するパラメータの指定操作が行われることはないため、このようなパラメータの設定指令を行ってしまう、といったことを防止できる。
[第3実施形態]
本実施形態は、図5におけるs152の処理の替わりに、以下に示すような処理が行われるように構成されたものであるため、この処理についてのみ説明する。
まず、図16に示すように、s150の処理でパラメータを選択,入力する操作が行われたと判定された場合(s150:YES)、この操作がリストボックスによりパラメータを選択する操作であれば(s802:NO)、図5におけるs152の処理と同様、選択された内容を画面に反映させた後(s804)、s128の処理へ戻る。
一方、上述した操作がテキストボックスに文字列を入力することによりパラメータを指定する操作であれば(s802:YES)、そのテキストボックスがIPアドレスを指定するためのテキストボックスか否かをチェックする(s806)。
このs606の処理でIPアドレスを指定するためのテキストボックスでなければ(s806:NO)、s804の処理へ移行する一方、IPアドレスを指定するためのテキストボックスであれば(s806:YES)、このテキストボックスに入力された文字列に基づく関数処理によりIPアドレスの判定を行う(s807)。
具体的には、まず、図17に示すように、テキストボックスに入力された文字列を変数ipstringにセットし、関数「ret=inet_pton(af_inet,ipstring,dst)」を計算する(s902)。この関数では、変数ipstringの値が、IPv4の形式でIPアドレスを示した文字列でなければ「負」の値を返し、IPv4の形式でIPアドレスを示した文字列(正しい文字列)であれば「正」の値を返す関数である。よって、この関数により「正」の値が返された場合には、テキストボックスに入力された文字列がIPv4の形式でIPアドレスを示した文字列であることになる。
次に、s902の処理で計算した関数の返値が「正」の値(ret>0?)であれば(s904:YES)、テキストボックスに入力された文字列がIPv4の形式でIPアドレスを示した文字列であると判定する(s906)。
一方、s902の処理で計算した関数の返値が「負」の値であれば(s904:NO)、テキストボックスに入力された文字列を変数ipstringにセットし、関数「ret=inet_pton(af_inet6,ipstring,dst)」を計算する(s908)。この関数では、変数ipstringの値が、IPv6の形式でIPアドレスを示した文字列でなければ「負」の値が返され、IPv6の形式でIPアドレスを示した文字列(正しい文字列)であれば「正」の値が返される関数である。よって、この関数により「正」の値が返された場合には、テキストボックスに入力された文字列がIPv6の形式でIPアドレスを示した文字列であることになる。
次に、s908の処理で計算した関数の返値が「正」の値(ret>0?)であれば(s910:YES)、テキストボックスに入力された文字列がIPv6の形式でIPアドレスを示した文字列であると判定する(s912)。
一方、s908の処理で計算した関数の返値が「負」の値であれば(s910:NO)、テキストボックスに入力された文字列が不正な文字列であると判定する(s914)。
こうして、テキストボックスに入力された文字列の判定を関数処理にて行った後、s902〜s914の関数処理により判定されたIPアドレスの形式が、設定対象デバイス側のIPモードに適合するか否かをチェックする(s808)。ここでは、図2におけるs128の処理による問い合わせに対して返信されてきた設定データで示される設定対象デバイスのIPモードに基づいてチェックを行う。具体的には、関数処理により判定されたIPアドレスがIPv4であれば、設定データで示される設定対象デバイスのIPモードがIPv4またはDualである場合に、設定対象デバイス側のIPモードに適合すると判定する。また、関数処理により判定されたIPアドレスがIPv6であれば、設定データで示される設定対象デバイスのIPモードがIPv6またはDualである場合に、設定対象デバイス側のIPモードに適合すると判定する。
このs808の処理で設定対象デバイス側のIPモードに適合すると判定されたら(s808:YES)、s150の処理で選択,指定された内容を画面に反映させた後(s810)、図5におけるs140の処理へ戻る。
また、s808の処理で設定対象デバイス側のIPモードに適合しないと判定されたら(s808:NO)、図18(a)に示す警告画面を表示部17に表示する(s812)。この警告画面には、そのまま入力された内容を画面に反映させるためOKボタン502,入力された内容を元に戻すためのCancelボタン504などが設けられており、この警告画面が表示された後、ユーザは、いずれかのボタンを選択する操作を行うことができる。
そして、この警告画面が表示された後、ユーザに行われた操作がOKボタン502を選択する操作であれば(s814:YES)、s610の処理へ移行する一方、ユーザに行われた操作がCancelボタン504を選択する操作であれば(s814:NO)、入力された内容を反映させることなく(s816)、図5におけるs140の処理へ戻る。
また、この実施形態においては、s808の処理で適合しないと判定された場合に、警告画面を表示した後、確認操作を経て入力された内容をそのまま画面に反映させられるように構成されているが、例えば、図19に示すように、s808の処理で適合しないと判定された場合に、図18(b)に示すような警告画面を表示部17に表示させ(s813)、この警告画面に設けられたOKボタン422を選択する操作が行われるまで待機した後(s824:NO)、OKボタン522を選択する操作が行われたら(s824:YES)、s816の処理へ移行するように構成してもよい。
[第3実施形態の効果]
このように構成されたPC10_1によれば、第1実施形態と同様の構成から得られる作用,効果の他、以下に示すような作用,効果を得ることができる。
例えば、図5におけるs142の処理で「Normal_mode」以外の表示形式が選択された場合の設定対象デバイス側のIPモードが、IPアドレスのテキストボックスに入力されたIPアドレスに対応するIPモードに適当しないとき、その旨を警告画面により報知することができる。
また、s808の処理で「NO」と判定された場合に、s813の処理による警告画面を表示させる構成(図19参照)であれば、図5におけるs142の処理で「Normal_mode」以外の表示形式が選択された場合の設定対象デバイス側のIPモードが、IPアドレスのテキストボックスに入力されたIPアドレスに対応するIPモードに適当しないとき、このIPアドレスを画面に反映させないようにすることでパラメータの指定を規制することができる。このように、IPモードが適合しないときにパラメータの指定が規制されるため、設定対象デバイスに、この設定対象デバイスが通信を実現できないIPに対応するパラメータを設定指令してしまうことを抑制することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、設定管理プログラムを実行するデバイスがPC10である構成を例示したが、このパラメータ設定プログラムを実行するデバイスとしては、PC10以外のデバイスであってもよい。例えば、スキャナ,ネットワークカメラ,FAX,ネットワークストレージ,AV機器,あるいはそれらの機能を複数持った複合機でもよい。
また、上記実施形態においては、通信規格であるIPとして、IPv4,IPv6を適用した構成を例示したが、これらのものに限られず、例えば、今後、使用されうる他の通信規格についても同様に適用することができることはいうまでもない。
また、上記実施形態においては、図5におけるs142の処理に関する操作を行うことを条件(切替条件)として、パラメータを指定させる際の設定画面における表示態様が切り替えられるように構成されたものを例示した。しかし、この切替条件としては、どのような条件であってもよく、例えば、あらかじめ定められた日時になったことや、ネットワーク上を流通するデータがいずれのIPに従ったものであるかを、データの送信元,送信先アドレスやDNSサーバ応答のデコード種などから監視できるのであれば、いずれかのIPに従ったデータが一定以上の割合となったことを切替条件が満たされたものと判定するように構成すればよい。なお、この場合、上述した過渡期において切替条件が満たされるように調整することが望ましい。
また、上記実施形態においては、いずれのIPをメインとするかにより設定画面(第2の画面)の表示態様が切り替えられるように構成され、このときの表示態様として、メインとするIPに関する項目が上部に配置された構成を例示した。しかし、この設定画面としては、メインとするIPに関する項目のみを配置した表示態様となるように構成してもよい。
また、上記第3実施形態においては、図16におけるs807の処理で、IPアドレスを指定するためのテキストボックスに入力された文字列に基づき、IPv4の形式でIPアドレスを示したものであるか,IPv6の形式でIPアドレスを示したものであるかといったことを判定するように構成されたものを例示した。しかし、このテキストボックスへの入力を、IPアドレスを示す文字列の他、このIPアドレスが割り当てられたサーバのデバイス名を示す文字列で行えるようにし、このようなデバイス名に基づいてs808以降の処理が行われるように構成してもよい。
具体的には、図16におけるs806の処理で「YES」と判定された場合,つまりIPアドレスを指定するためのテキストボックスである場合に、図20に示すように、そのテキストボックスに入力された文字列がデバイス名を示すものであるか否かをチェックする(s832)。ここでは、テキストボックスに入力された文字列が、IPアドレスの形成に使用されないアルファベットや記号などの文字を含んでいる場合に、デバイス名を示すものであると判定する。なお、このようにIPアドレスを指定するためのテキストボックスにデバイス名を示す文字列が入力可能とする以外に、デバイス名を指定するためのテキストボックスなどを設けた構成としてもよい。
このs822の処理で、デバイス名を示すものではない,つまりIPアドレスを示す文字列であると判定されたら(s832:NO)、s807の処理へ移行する。
一方、s822の処理で、デバイス名を示すものであると判定されたら(s822:YES)、このデバイス名のデバイスに割り当てられたIPアドレスをDNSサーバ50に問い合わせた後(s834)、s808の処理へ移行する。このs824の処理では、テキストボックスに入力されていたデバイス名に基づいて、このデバイス名のデバイスに割り当てられたIPアドレスが記述されたレコードのうち、IPv4に対応するIPアドレスが記述された「Aレコード」およびIPv6に対応するIPアドレスが記述された「AAAAレコード」を、DNSサーバ50に問い合わせる。この問い合わせを受けたDNSサーバ50は、該当するデバイスの「Aレコード」が記述されていれば、ここに記述されたIPv4に対応するIPアドレスを通知し、「AAAAレコード」が記述されていれば、ここに記述されたIPv6に対応するIPアドレスを通知してくる。なお、両方のレコードが記述されている場合には、両方のIPアドレスが通知される。
こうして、s824の処理を経てs808の処理へ移行した場合には、s824の処理で問い合わせたIPアドレスの形式が、設定対象デバイス側のIPモードに適合するか否かをチェックすることになる。具体的には、s824の処理で問い合わせたIPアドレスがIPv4であれば、設定データで示される設定対象デバイスのIPモードがIPv4またはDualである場合に、設定対象デバイス側のIPモードに適合すると判定する。また、s824の処理で問い合わせたIPアドレスがIPv6であれば、設定データで示される設定対象デバイスのIPモードがIPv6またはDualである場合に、設定対象デバイス側のIPモードに適合すると判定する。
また、上記実施形態においては、図4におけるs340の処理によって、設定対象デバイス側のIPモードに拘わらず、同図s308,s328の処理で確定した表示態様にて設定画面(第2の画面)を表示するように構成されたものを例示した。しかし、同図s340の処理で設定画面を表示するにあたり、設定対象デバイスのIPモードを確認し、このIPモードに適合する表示形式で設定画面を表示させることとなる場合のみ、同図s340の処理による設定画面の表示,つまり表示形式の切り替えを行うように構成してもよい。
このためには、例えば、図2におけるs116の処理でIPモードをも問い合わせるようにし、また、図4における340の処理の前に、図21に示すように、s334までの処理で確定した表示態様に設定対象デバイスのIPモードが適合するか否かをチェックし(s350)、適合する場合には(s350:YES)、s340の処理へ移行する一方、適合しない場合には(s350:NO)、s340の処理を行うことなく、次の処理(図5におけるs140)へ移行するように構成すればよい。このs350の処理では、図2におけるs116の処理で問い合わせたIPモードが「Dual」でない場合において、s308,s328の処理で確定された表示態様が「Normal_mode」以外となっていると、設定対象デバイス側でサブとするIPに対応するパラメータを設定することができない(する必要がない)にも拘わらず、このようなパラメータの指定,設定が可能な状態となってしまうため、この場合は、設定対象デバイスのIPモードが表示態様に適合しないと判断する。
[本発明との対応関係]
以上説明した実施形態において、PC10_1が本発明における管理デバイスである。
また、図5におけるs156,図7におけるs516の処理で設定対象デバイスに送信するパラメータが本発明における利用パラメータであり、このパラメータを設定することにより利用可能となる機能が本発明における利用機能である。
また、図3におけるs206の処理でメインとして選択されたIPが本発明における第1通信規格であり、同処理でメインとして選択されなかったIPが本発明における第2通信規格である。こうして、選択された第1通信規格に対応するパラメータが本発明における第1利用パラメータであり、第2通信規格に対応するパラメータが本発明における第2利用パラメータである。
また、図4におけるs308,s328の処理で確定される設定画面の表示態様のうち、「Normal_mode」が本発明における第1態様であり、それ以外が第2態様である。
また、図2におけるs116以降の処理で設定画面を表示させ、各ボタンを選択する操作を行うことができる状態とする処理手順は、本発明における利用パラメータ指定手順であり、図5におけるs156,図7におけるs516の処理は、本発明におけるパラメータ設定指令手順である。
また、図3におけるs206〜s214の処理は、本発明における通信規格設定指令手順,第1通信規格記憶手順,第2通信規格記憶手順であり、同図s216,s218の処理は、本発明における通信規格記憶先選択手順であり、同図s222の処理は本発明における第3通信規格記憶手順である。
また、図5におけるs142,図6におけるs402〜s412の処理は、本発明における態様指定手順,第1態様記憶手順,第2態様記憶手順であり、図3におけるs216,s218の処理は、本発明における態様記憶先選択手順であり、図5におけるs156の処理は、本発明における第3態様記憶手順である。
また、図15におけるs614,図16におけるs808,図21におけるs350の処理は、本発明における利用チェック手順,通信規格チェック手順であり、図16におけるs812の処理は、本発明における確認報知手順であり、図19におけるs624,s616の処理は、本発明における指定規制手順である。
ネットワーク構成および各デバイスの制御系統を示す図 IP設定画面処理の処理手順を示すフローチャート(1/6) IP設定画面処理の処理手順を示すフローチャート(2/6) IP設定画面処理の処理手順を示すフローチャート(3/6) IP設定画面処理の処理手順を示すフローチャート(4/6) IP設定画面処理の処理手順を示すフローチャート(5/6) IP設定画面処理の処理手順を示すフローチャート(6/6) 一覧画面を示す図 Advanced_Display_Setting画面を示す図 設定画面を示す図(1/4) 設定画面を示す図(2/4) 設定画面を示す図(3/4) 設定画面を示す図(4/4) IPv6_Setting画面(a),IPv4_Setting画面(b)を示す図 第2実施形態におけるIP設定画面処理の一部処理手順を示すフローチャート 第3実施形態におけるIP設定画面処理の一部処理手順を示すフローチャート 関数処理によりIPアドレスの判定を行う処理の処理手順を示すフローチャート 警告画面を示す図 第3実施形態におけるIP設定画面処理の一部処理手順を示すフローチャート 別の実施形態におけるIP設定画面処理の一部処理手順を示すフローチャート 別の実施形態におけるIP設定画面処理の一部処理手順を示すフローチャート
符号の説明
10…パーソナルコンピュータ、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…ハードディスク、15…プロトコルスタック、16…ネットワークインタフェース、17…表示部、18…入力部、19…バス、20…プリンタ、21…CPU、22…ROM、23…RAM、24…NVRAM、25…プロトコルスタック、26…ネットワークインタフェース、27…ユーザインタフェース、28…印刷部、29…バス、30…ゲートウェイ、40…メールサーバ、50…DNSサーバ。

Claims (18)

  1. ネットワークに接続された設定対象デバイスに対して設定すべきパラメータとして、他のデバイスがネットワーク経由で前記設定対象デバイスが有する利用機能を利用する,または,前記設定対象デバイスがネットワーク経由で他のデバイスが有する利用機能を利用するための利用パラメータをユーザに指定させる利用パラメータ指定手順と、
    該利用パラメータ指定手順にて指定された利用パラメータの設定をネットワーク経由で前記設定対象デバイスに指令するパラメータ設定指令手順と、
    を含む各種処理手順を、前記設定対象デバイスとネットワーク経由で通信可能な管理デバイスに実行させるための設定管理プログラムであって、
    所定の切替条件が満たされた際に、前記利用パラメータ指定手順にて利用パラメータを指定させる際の指定態様を、第1通信規格に従って前記利用機能を利用するための第1利用パラメータまたは前記第1通信規格とは異なる第2通信規格に従って前記利用機能を利用するための第2利用パラメータを指定可能な第1態様、および、前記第1利用パラメータと前記第2利用パラメータとをいずれか一方が優先されていることを特定可能な状態で指定可能な第2態様のうちいずれかに切替可能な態様切替手順が含まれている
    ことを特徴とする設定管理プログラム。
  2. 前記態様切替手順においては、前記管理デバイスの操作部により所定の操作が行われた際に、前記切替条件が満たされたものとして前記指定態様の切り替えを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の設定管理プログラム。
  3. 前記態様切替手順においては、前記利用パラメータ指定手順にて利用パラメータを指定させる際の指定態様として登録されている登録内容を更新することにより指定態様を切り替えるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の設定管理プログラム。
  4. 前記第1通信規格および前記第2通信規格のうち、いずれの通信規格を前記第2態様において優先すべき通信規格とするかを設定する通信規格設定指令手順が含まれており、
    前記利用パラメータ指定手順においては、前記第2態様で利用パラメータを指定させるにあたり、前記通信規格設定指令手順にて設定された通信規格に対応する利用パラメータが優先されていることを特定可能な状態で利用パラメータを指定させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の設定管理プログラム。
  5. 前記通信規格設定指令手順による設定を、前記管理デバイスに備えられた一の記憶部に記憶させる第1通信規格記憶手順が含まれている
    ことを特徴とする請求項4に記載の設定管理プログラム。
  6. 前記通信規格設定指令手順による設定を、前記設定対象デバイスに備えられた他の記憶部に記憶させる第2通信規格記憶手順が含まれている
    ことを特徴とする請求項4に記載の設定管理プログラム。
  7. 前記通信規格設定指令手順による設定を、前記管理デバイスに備えられた一の記憶部および前記設定対象デバイスに備えられた他の記憶部のいずれに記憶させるかをユーザに選択させる通信規格記憶先選択手順と、
    該通信規格記憶先選択手順により選択された記憶先に、前記通信規格設定指令手順による設定を記憶させる第3通信規格記憶手順と、が含まれている
    ことを特徴とする請求項4に記載の設定管理プログラム。
  8. 前記利用パラメータ指定手順においては、前記利用パラメータを入力するための入力欄が設けられてなる設定画面を前記管理デバイスの表示部に表示させ、
    前記利用パラメータ指定手順においては、前記利用パラメータ指定手順にて前記設定画面が表示された後、該設定画面に設けられた入力欄に前記利用パラメータを入力する操作が前記管理デバイスの操作部により行われた以降に、該入力された利用パラメータの設定を前記設定対象デバイスに指令して、
    前記態様切替手順においては、前記利用パラメータ指定手順にて表示される前記設定画面の表示態様を、前記第1態様または前記第2態様に切替可能である
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の設定管理プログラム。
  9. 前記第2態様において表示させる設定画面として、複数種類の設定画面のうちいずれかを選択的にユーザに指定させる態様指定手順が含まれている
    ことを特徴とする請求項8に記載の設定管理プログラム。
  10. 前記態様切替手順による設定,前記態様指定手順による設定および当該設定管理プログラムの動作終了時における指定態様の少なくとも一つを、前記管理デバイスに備えられた一の記憶部に記憶させる第1態様記憶手順が含まれている
    ことを特徴とする請求項9に記載の設定管理プログラム。
  11. 前記態様切替手順による設定,前記態様指定手順による設定および当該設定管理プログラムの動作終了時における指定態様の少なくとも一つを、前記設定対象デバイスに備えられた他の記憶部に記憶させる第2態様記憶手順が含まれている
    ことを特徴とする請求項9に記載の設定管理プログラム。
  12. 前記態様切替手順による設定,前記態様指定手順による設定および当該設定管理プログラムの動作終了時における指定態様の少なくとも一つを、前記管理デバイスに備えられた一の記憶部または前記設定対象デバイスに備えられた他の記憶部のいずれかに記憶させるかを選択可能な態様記憶先選択手順と、
    該態様記憶先選択手順により選択された記憶先に、前記態様切替手順による設定,前記態様指定手順による設定および当該設定管理プログラムの動作終了時における指定態様の少なくとも一つを記憶させる第3態様記憶手順と、が含まれている
    ことを特徴とする請求項9に記載の設定管理プログラム。
  13. 前記設定対象デバイスが前記利用機能を前記第1通信規格および前記第2通信規格に従って利用可能であるか否かをチェックする利用チェック手順が含まれており、
    前記態様切替手順においては、前記利用チェック手順にて利用可能な状態であると判定された場合にのみ、前記第2態様への切り替えを行う
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の設定管理プログラム。
  14. 前記設定対象デバイスが前記利用機能を前記第1通信規格および前記第2通信規格に従って利用可能であるか否かをチェックする利用チェック手順が含まれており、
    前記態様切替手順においては、前記利用チェック手順にて利用可能な状態であると判定されたら、前記第2態様として前記第1利用パラメータおよび前記第2利用パラメータ両方を指定可能な状態への切り替えを行う一方、前記第2通信規格に従って利用可能でないと判定されたら、前記第2態様として利用可能でない通信規格に対応する利用パラメータを指定できない状態への切り替えを行う
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の設定管理プログラム。
  15. 前記設定対象デバイスが、前記第1通信規格,前記第2通信規格の何れに従っての通信が可能であるかをチェックする通信規格チェック手順と、
    前記態様切替手順により切り替えられた指定態様が、前記通信規格チェック手順にて通信可能であるとされた通信規格に適合しない場合に、その旨を報知する確認報知手順と、が含まれている
    ことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の設定管理プログラム。
  16. 前記設定対象デバイスが、前記第1通信規格,前記第2通信規格の何れに従っての通信が可能であるかをチェックする通信規格チェック手順と、
    前記態様切替手順により切り替えられた指定態様が、前記通信規格チェック手順にて通信可能であるとされた通信規格に適合しない場合に、前記利用パラメータ指定手順における利用パラメータの指定を規制する指定規制手順と、が含まれている
    ことを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の設定管理プログラム。
  17. 請求項1から16のいずれかに記載の設定管理プログラムを動作可能な状態で記憶したことを特徴とする管理デバイス。
  18. 請求項17に記載の管理デバイスと、ネットワーク経由で利用可能な機能を利用するための利用パラメータが前記管理デバイスにより設定される設定対象デバイスと、が含まれていることを特徴とする設定管理システム。

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