JP2006108933A - 電源線通信システム及び通信装置 - Google Patents
電源線通信システム及び通信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006108933A JP2006108933A JP2004290644A JP2004290644A JP2006108933A JP 2006108933 A JP2006108933 A JP 2006108933A JP 2004290644 A JP2004290644 A JP 2004290644A JP 2004290644 A JP2004290644 A JP 2004290644A JP 2006108933 A JP2006108933 A JP 2006108933A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- power line
- power supply
- capacitor
- converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
【課題】 電源線を介して信号を減衰することなく送受信することができる電源線通信システム及び通信装置を提供する。
【解決手段】 電源線2にインダクタンス素子30の一端を接続し、インダクタンス素子30の他端は、コンバータ32に接続してある。インダクタンス素子30の他端には、コンデンサ31の一端を接続してあり、コンデンサ31の他端は接地してある。変調部33で変調された信号を増幅する増幅部35のトランジスタ352のエミッタと抵抗353との接続点は、変調信号の出力回路として、インダクタンス素子30の一端が接続された電源線2に接続してある。
【選択図】 図2
【解決手段】 電源線2にインダクタンス素子30の一端を接続し、インダクタンス素子30の他端は、コンバータ32に接続してある。インダクタンス素子30の他端には、コンデンサ31の一端を接続してあり、コンデンサ31の他端は接地してある。変調部33で変調された信号を増幅する増幅部35のトランジスタ352のエミッタと抵抗353との接続点は、変調信号の出力回路として、インダクタンス素子30の一端が接続された電源線2に接続してある。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電源線を介して複数の通信装置間で信号を送受信する電源線通信システム及び該電源線通信システムを構成する通信装置に関する。
近年、自動車に代表される車両に搭載された機器を制御するために電子制御技術が進展しており、これに伴って車両内部に配置されるワイヤーハーネスの数が増大し、車両内部の配線が複雑化している。このため、電子制御装置間で送受信される変調信号を電源線に重畳して伝送する電源多重通信システムを利用して、ワイヤーハーネスの省線化が行われている。
電源多重通システムでは、電子制御装置間で送受信するデータに基づいて、変調信号を電源線に重畳するため、電子制御装置は、変調回路、復調回路などの回路に加えて、これらの回路に安定した電圧を供給するためのコンバータを備えている。しかし、電源線には、様々な雑音が発生する場合があり、雑音の影響を防止するため、コンバータの入力側には電源線を介して侵入する雑音を減衰するためのコンデンサを電源線に並列に接続している。
しかしながら、従来の例にあっては、コンバータの入力側の電源線に並列にコンデンサを接続しているため、変調回路で変調した変調信号を電源線に重畳した場合、変調信号が、前記コンデンサの容量成分により減衰し、変調信号を他の電子制御装置へ伝送することができない場合があった。また、電源線を介して電子制御装置に侵入する雑音による影響を低減して変調回路、復調回路などを安定に動作させるためには、コンバータの入力側に接続されたコンデンサを取り除くこともできない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、一端を信号を出力する出力回路が接続された電源線に接続し、他端をコンデンサの一端が接続されたコンバータに接続し、信号の流入を阻止する阻止回路を備えることにより、信号が前記コンデンサにより減衰されることなく信号を送受信することができる電源線通信システム及び該電源線通信システムを構成する通信装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、前記阻止回路がインダクタンス素子であることにより、比較的簡便な構成で、信号の減衰を防止することができる電源線通信システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、信号に基づいて車両に搭載した機器の動作を制御する制御手段を備えることにより、電源線を介して車両に搭載した機器の制御をすることができる電源線通信システムを提供することにある。
第1発明に係る電源線通信システムは、電源線を介して複数の通信装置間で信号を送受信する電源線通信システムにおいて、前記通信装置は、電源線の電圧から所定の電圧を生成するコンバータと、電源線に接続され、信号を出力する出力回路と、一端を前記出力回路が接続された電源線に接続し、他端を前記コンバータに接続してあり、信号の流入を阻止する阻止回路と、該阻止回路の他端が接続された前記コンバータに一端を接続したコンデンサとを備え、前記出力回路が信号を電源線に出力した場合に、前記阻止回路は前記信号の前記コンデンサへの流入を阻止するように構成してあることを特徴とする。
第2発明に係る電源線通信システムは、第1発明において、前記阻止回路は、インダクタンス素子であることを特徴とする。
第3発明に係る電源線通信システムは、第1発明又は第2発明において、前記通信装置は、車両内に配置してあり、信号に基づいて、車両に搭載した機器の動作を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
第4発明に係る通信装置は、電源線を介して信号を送受信する通信装置において、電源線の電圧から所定の電圧を生成するコンバータと、電源線に接続され、信号を出力する出力回路と、一端を前記出力回路が接続された電源線に接続し、他端を前記コンバータに接続してあり、信号の流入を阻止する阻止回路と、該阻止回路の他端が接続された前記コンバータに一端を接続したコンデンサとを備え、前記出力回路が信号を電源線に出力した場合に、前記阻止回路は前記信号の前記コンデンサへの流入を阻止するように構成してあることを特徴とする。
第1発明及び第4発明にあっては、信号の流入を阻止する阻止回路の一端を信号を出力する出力回路が接続された電源線に接続し、他端をコンデンサの一端が接続されたコンバータに接続してあることにより、信号を電源線に出力した場合、信号が前記阻止回路により前記コンデンサに流れることを阻止し、前記信号が前記コンデンサの容量成分により減衰されることを防止する。
第2発明にあっては、前記阻止回路はインダクタンス素子であることにより、信号が有する周波数において、前記インダクタンス素子は高インピーダンスを有し、信号がコンデンサに流れることを防止する。
第3発明にあっては、信号に基づいて、車両に搭載した機器の動作を制御する制御手段を備えることにより、一方の通信装置で信号を送信し、他方の通信装置で前記信号を受信し、前記他方の通信装置は、受信した信号に基づいて、車両に搭載した機器の動作を制御する。
第1発明及び第4発明にあっては、通信装置から信号を出力する場合に、通信装置に備えられたコンバータの入力側に接続されたコンデンサにより、送信する信号が通信装置内部に伝達されて減衰することを防止し、信号を電源線に出力することができ、電源線を介して接続された通信装置間で信号を送受信することができる。
第2発明にあっては、インダクタンス素子を接続することにより、比較的簡便な構成で、信号が減衰することを防止することができる。
第3発明にあっては、電源線を介して、車両に搭載した機器の動作を制御することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る電源線通信システムの概要を示す説明図である。図において、1は車両前部に配置された電池である。電池1は12Vの直流定格電圧を有し、電池1には後述するECU(Electric Control Unit)に供給する直流電圧を配電するための電源線2を接続してある。
電源線2には、車両内に配置されたECU3、4、…を接続してある。ECU3は右ドアの動作を制御するECUであり、ECU3にはドアロックを操作するドアロックスイッチ7、及びドアの開閉部を有する右ドア8を接続してある。
ECU4は左ドアの動作を制御するECUであり、ECU4にはドアの開閉部を有する左ドア9を接続してある。
ECU5は前部ワイパーの動作を制御するECUであり、ECU5にはワイパーの動作を操作するワイパースイッチ10、及びワイパー11を接続してある。
ECU6は後部ワイパーの動作を制御するECUであり、ECU6にはワイパー12を接続してある。各ECU3、4、…は、電源線2を介してドア、ワイパーなどの動作を制御する信号を送受信することにより、ドア、ワイパーなどの動作を制御する。例えば、車両の運転者が、ドアロックスイッチ7を操作して左右両ドアのロックを指示した場合、ECU3は右ドア8に制御信号を出力して右ドアをロックするとともに、左ドアをロックするための制御信号に基づいて搬送波を変調した変調信号を電源線2を介してECU4へ送信する。ECU4は、ECU3から送信された変調信号を受信し、受信した信号に基づいて左ドアをロックする制御信号を左ドア9に出力して左ドアをロックする。ワイパーの操作についても同様である。
図2はECU3の構成を示すブロック図である。なお、他のECU4、5、6も同様の構成を有するので説明は省略する。図において、30はインダクタンス素子である。インダクタンス素子30の入力側には電源線2を接続してあり、出力側にはコンバータ32の入力側を接続してある。
図3はインダクタンス素子30の例を示す説明図である。図に示すように、インダクタンス素子30は、約0.6mm径であってU字状に湾曲したリード線302に約7mm長であって円筒形状のフェライトコア(例えば、フェライトビーズ)301、301を直列に装着してある。また、インダクタンス素子30の周波数に対するインピーダンス特性は、約5MHzから1GHzまで高インピーダンスを有し、約5MHz以上の周波数領域で高周波損失を発生させ、高周波の抑制をすることができる。これにより、5MHzの周波数を有する信号を阻止することができる。
コンバータ32は、電源線2で供給される直流電圧から所定の定電圧(例えば、5V)を生成し後述する変調部33、復調部34、増幅部35などに定電圧を供給する。コンバータ32の入力側に接続したインダクタンス素子30の他端には、コンデンサ31の一端を接続し、コンデンサ31の他端は接地してある。コンデンサ31は、電源線2を介してECU3に侵入する雑音を吸収することにより、コンバータ32が供給する定電圧を安定化させるためのものである。
変調部33は、搬送波発生部331と信号生成部332とを備える。搬送波発生部331は、約5MHzの周波数を有する正弦波の搬送波を発生する発振回路を有し、発生した搬送波を信号生成部332に出力する。
信号生成部332は、後述する通信制御部39から出力され、約10KHzのクロック信号に同期した制御信号(デジタル信号)に基づいて、搬送波発生部331から入力された搬送波を振幅変調し、変調信号を増幅部35に出力する。例えば、通信制御部39から変調部33に出力した制御信号が「1」の場合は、信号生成部332は搬送波発生部331から入力された搬送波をそのまま増幅部35に出力し、通信制御部39から変調部33に出力した制御信号が「0」の場合は、信号生成部332は搬送波発生部331から入力された搬送波を出力せず、0レベルの信号を増幅部35に出力する。
増幅部35は、コンデンサ351、トランジスタ352、及び抵抗353を備える。変調部33の出力側には、コンデンサ351の一端を接続してあり、コンデンサ351の他端はトランジスタ352のベース端子を接続してある。トランジスタ352のコレクタ端子にはコンバータ32を接続してある。トランジスタ352のエミッタ端子には、抵抗353の一端を接続してあり、抵抗353の他端は接地してある。トランジスタ352のエミッタ端子と抵抗353との接続点は、変調部33、増幅部35などの変調信号の出力回路の出力端として、インダクタンス素子30の一端を接続した電源線2に接続してある。これにより、変調部33から出力した変調信号を増幅部35で増幅し、増幅した変調信号を電源線2に重畳する。
復調部34は、その入力側をインダクタンス素子30の一端を接続した電源線2に接続してあり、出力側を通信制御部39に接続してある。復調部34は、電源線2を介して伝送された変調信号を受信し、受信した変調信号から元のデジタル信号を復元し、復元したデジタル信号を通信制御部39に出力する。
通信制御部39には、CPU36、メモリ37、及びインタフェース部38を接続してある。通信制御部39は、インタフェース部38を介してドアロックスイッチ7から入力された信号をCPU36の制御に基づいて、車両に搭載された機器である右ドア8及び左ドア9の動作を制御するためにビット列から構成される制御信号を生成し、インタフェース部38を介して右ドア8に出力するとともに、変調部33に出力する。
また、通信制御部39は、復調部34から入力されたデジタル信号をCPU36の制御の下、車両に搭載された機器の動作を制御するための制御信号を生成し、インタフェース部38を介して、前記機器へ出力する。例えば、ECU4の通信制御部39は、ECU3から送信した制御信号に基づいて、左ドア9の動作を制御する。
CPU36は、メモリ37に記憶されたプログラムに基づいて、通信制御部39での信号処理を制御することにより、車両に搭載された機器の動作を制御する。
図4はECU間で送受信される制御信号を示す説明である。図に示すように、制御信号のデータフォーマットは、制御信号を送信する側のECUを特定する送信元アドレス、制御信号を受信する側のECUを特定する送信先アドレス、及び送信するデータから構成してある。通信制御部39は、CPU36の制御の下、インタフェース部38を介して入力された信号に基づいて、送信元アドレス、送信先アドレス、送信すべきデータから構成されるビット列を作成する。例えば、ECU3のアドレスが「001」、ECU4のアドレスが「101」、送信するデータが「1100」である場合、通信制御部39は、ECU4に送信する制御信号として、「0011011100」から構成されるビット列を生成し、変調部33に出力する。
変調部33は、通信制御部39から入力された制御信号に基づいて、図に示すように、搬送波を振幅変調した変調信号を生成し、電源線2に出力する。
次に、本発明に係る電源線通信システムの動作について説明する。車両の運転者が、ドアロックスイッチ7を操作すると、通信制御部39はインタフェース部38を介してドアロックスイッチ7から入力された信号を受信する。
通信制御部39は、CPU36の制御により、受信した信号に基づいて、右ドア8及び左ドア9をロックするための制御信号を夫々生成し、右ドア8をロックするための制御信号をインタフェース部38を介して右ドア8に出力し、右ドア8をロックする。
通信制御部39は、左ドア9をロックするための制御信号を変調部33に出力する。変調部33は、入力された制御信号に基づいて、搬送波を変調した変調信号を増幅部35に出力する。増幅部35は、変調部33から入力された変調信号を増幅し、電源線2に出力する。
電源線2に出力された変調信号は、約5MHzの搬送波を振幅変調してあり、電源線2に直列に接続したインダクタンス素子30の周波数に対するインピーダンス特性により、インダクタンス素子30は、搬送波を変調した変調信号に対して高いインピーダンスを有し、変調信号がコンデンサ31に流れ込むことを防止する。これにより、変調信号は、電源線2を介してECU4へ送信される。
コンデンサ31の容量が、1μF以下の場合、コンデンサ31の5MHzにおけるインピーダンスは約0.01Ωであるのに対し、インダクタンス素子30を接続した場合には、インダクタンス素子30の5MHzにおけるインピーダンスは約60Ωである。これにより、電源線2に出力した変調信号の波高値は約1Vのレベルを保持することができ、他のECUとの変調信号の送受信をすることが可能である。
ECU4は、受信した変調信号を復調して元の制御信号を復元し、復元した制御信号に基づいて、左ドア9をロックするための信号を左ドア9に出力する。これにより、左ドア9はロックされる。
以上説明したように、本発明にあっては、搬送波を変調した変調信号を阻止するインダクタンス素子30の一端を、変調信号を出力する出力回路を接続した電源線2に接続し、インダクタンス素子30の他端を、コンデンサ31の一端が接続されたコンバータ32に接続してあることにより、変調信号を電源線2に出力した場合、変調信号がインダクタンス素子30によりコンデンサ31に流れることを阻止し、コンデンサ31の容量成分により減衰されることを防止する。すなわち、ECU3で生成した信号を他のECU4へ送信する場合に、ECU3に内蔵されたコンバータ32の入力側に接続してある平滑用又は雑音防止用のコンデンサ31により、ECU3内部に信号が伝達し、送信する信号が減衰してしまうことを防止し、電源線2を介して信号を出力する。これにより、簡便な構成で、変調信号が減衰することなく、他のECUとの間で変調信号を送受信することができ、車両に搭載された機器の動作を制御することが可能になる。
上述の実施の形態においては、ECU3、4、5、6を電源線2に接続した構成であるが、ECUの数、構成はこれに限定されるものではない。例えば、ドア、ワイパー用のECUに加えて、ウインドウ用のECUなど、車両に搭載される機器に応じて、使用するECUの数、機能を変更することが可能である。
上述の実施の形態においては、インダクタンス素子30を1つ設ける構成であったが、インダクタンス素子30の数は1つに限られず、複数使用する構成であってもよい。
上述の実施の形態においては、インダクタンス素子30は、ECUの内部に設ける構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、インダクタンス素子30をハウジングに内装し、コネクタを介してECUに装着するような構成であってもよい。また、インダクタンス素子30はフェライトビーズを用いる構成であったが、フェライトコアに巻回線を備える構成でもよい。
上述の実施の形態においては、搬送波の変調は振幅変調を用いる構成であったが、変調方式はこれに限定されるものではなく、位相変調、周波数変調、振幅と位相とを同時に変化させる多値変調方式などを用いる構成であってもよい。
上述の実施の形態においては、信号を阻止する周波数が5MHzの場合について説明したが、信号を阻止する周波数は5MHzに限定されるものではない。すなわち、使用される信号の周波数に対して、十分大きなインピーダンスを有する周波数特性をもったインダクタンス素子を使用することが可能である。すなわち、インダクタンス素子30は、使用する信号の周波数において、該信号がコンデンサ31へ流入することを阻止できる周波数特性を有すればよい。
1 電池
2 電源線
3、4、5、6 ECU
7 ドアロックスイッチ
8 右ドア
9 左ドア
10 ワイパースイッチ
11、12ワイパー
30 インダクタンス素子
31 コンデンサ
32 コンバータ
33 変調部
34 復調部
35 増幅部
36 CPU
37 メモリ
38 インタフェース部
39 通信制御部
2 電源線
3、4、5、6 ECU
7 ドアロックスイッチ
8 右ドア
9 左ドア
10 ワイパースイッチ
11、12ワイパー
30 インダクタンス素子
31 コンデンサ
32 コンバータ
33 変調部
34 復調部
35 増幅部
36 CPU
37 メモリ
38 インタフェース部
39 通信制御部
Claims (4)
- 電源線を介して複数の通信装置間で信号を送受信する電源線通信システムにおいて、
前記通信装置は、
電源線の電圧から所定の電圧を生成するコンバータと、
電源線に接続され、信号を出力する出力回路と、
一端を前記出力回路が接続された電源線に接続し、他端を前記コンバータに接続してあり、信号の流入を阻止する阻止回路と、
該阻止回路の他端が接続された前記コンバータに一端を接続したコンデンサと
を備え、
前記出力回路が信号を電源線に出力した場合に、前記阻止回路は前記信号の前記コンデンサへの流入を阻止するように構成してあることを特徴とする電源線通信システム。 - 前記阻止回路は、インダクタンス素子であることを特徴とする請求項1に記載の電源線通信システム。
- 前記通信装置は、
車両内に配置してあり、
信号に基づいて、車両に搭載した機器の動作を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電源線通信システム。 - 電源線を介して信号を送受信する通信装置において、
電源線の電圧から所定の電圧を生成するコンバータと、
電源線に接続され、信号を出力する出力回路と、
一端を前記出力回路が接続された電源線に接続し、他端を前記コンバータに接続してあり、信号の流入を阻止する阻止回路と、
該阻止回路の他端が接続された前記コンバータに一端を接続したコンデンサと
を備え、
前記出力回路が信号を電源線に出力した場合に、前記阻止回路は前記信号の前記コンデンサへの流入を阻止するように構成してあることを特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004290644A JP2006108933A (ja) | 2004-10-01 | 2004-10-01 | 電源線通信システム及び通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004290644A JP2006108933A (ja) | 2004-10-01 | 2004-10-01 | 電源線通信システム及び通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006108933A true JP2006108933A (ja) | 2006-04-20 |
Family
ID=36378161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004290644A Pending JP2006108933A (ja) | 2004-10-01 | 2004-10-01 | 電源線通信システム及び通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006108933A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013219431A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 通信装置及び通信システム |
US8718571B2 (en) | 2009-06-29 | 2014-05-06 | Spansion Llc | Output circuit of high-frequency transmitter |
JP2018151270A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | オムロン株式会社 | 高周波振動計測システム |
-
2004
- 2004-10-01 JP JP2004290644A patent/JP2006108933A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8718571B2 (en) | 2009-06-29 | 2014-05-06 | Spansion Llc | Output circuit of high-frequency transmitter |
JP2013219431A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 通信装置及び通信システム |
JP2018151270A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | オムロン株式会社 | 高周波振動計測システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7286044B2 (en) | Power line communication device for vehicle | |
US6842108B2 (en) | Power supply integrated circuit having communication function | |
US20040207263A1 (en) | Power line communication device for vehicle | |
KR970074335A (ko) | 차에적재용 제어장치의 emi용 접지구조 | |
US7349347B2 (en) | ASK communication device | |
JP2006287576A (ja) | 電源重畳多重通信システム | |
CN104281120A (zh) | 传感器接口系统和方法 | |
JP2006108933A (ja) | 電源線通信システム及び通信装置 | |
JP2006115115A (ja) | 電源線通信システム及び通信装置 | |
JP2009292330A (ja) | 車載システム及び制御方法 | |
JP2004120740A (ja) | 車両用電源重畳多重通信装置 | |
JP2006067421A (ja) | 信号送信装置、カメラ、コネクタ装置及び車載通信システム | |
CN109905304B (zh) | 电信号的传输系统 | |
CN110606031A (zh) | 一种优化控制线的车载控制系统及方法 | |
JP2010149609A (ja) | 電源情報送信システム及び電源情報送信装置 | |
KR20010051048A (ko) | 전자 시스템에 사용하기 위한 전자 구동 회로 및 방법 | |
JP2007312046A (ja) | 電力線通信システム | |
JP2005286745A (ja) | 車載器及びその動作方法 | |
JP3685341B2 (ja) | 電子機器のデータ書き換え装置 | |
JP2006303681A (ja) | 車載用無線送信機 | |
JP2004241992A (ja) | 車両用電源重畳多重通信装置 | |
JP2011156953A (ja) | 車載通信装置 | |
JP2006287575A (ja) | 通信システム及び通信方法 | |
US20150078400A1 (en) | Adaptive control system and method | |
JP2664301B2 (ja) | データ伝送方式 |