JP2006107561A - ディスクチェンジャー装置 - Google Patents

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孝男 衛藤
Hiroshi Matsukawa
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Abstract

【課題】 本発明は、横置き設置、縦置き設置および水平置き設置のいずれの状態で設置した場合にも、正面から操作手段を目視することができるディスクチェンジャー装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 操作部5は、本体ケース2の奥行き方向に対して傾斜し、縦置き設置において本体ケース2の長手方向の半分より下側に形成された傾斜面に設けられ、横置き設置、縦置き設置および水平置き設置のいずれの状態でも、前面から目視できるようになっている。操作部5が設けられた傾斜面は、本体ケース2の奥行き方向に対して45°の角度に傾斜している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンパクトディスク(CD)、DVD(digital
versatile disc)等の円盤状記憶媒体(以下、ディスクと称す)を複数枚収納し、選択的に円盤状記憶媒体をディスク再生部にローディングするディスクチェンジャー装置に関し、特に液晶ディスプレイ等の薄型テレビの近傍に配置するのに適したディスクチェンジャー装置に関する。
ディスクを複数枚収納し、選択的にディスクをディスク再生部にローディングするディスクチェンジャー装置は、一般的に、複数枚のディスクを装置の手前側に保持し、装置の奥側に設けられているディスク再生装置に選択的にディスクを供給するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ディスクをセットするためのディスクセット部が周方向に複数設けられたロータートレイに複数のディスクを保持し、ロータートレイの回転によって選択的にディスクをディスク再生部にローディングするカルーセル型のディスクチェンジャー装置も存在する(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、従来技術では、装置を設置する向きが1通りしか想定されておらず、横置き設置、縦置き設置もしくは水平置き設置のいずれか状態で設置した場合には、装置の前面部に設けられた操作手段を正面から目視することができなくなり、操作性を低下してしまうという問題点があった。
特開平10−199217号公報 特開2003−141764号公報
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、横置き設置、縦置き設置および水平置き設置のいずれの状態で設置した場合にも、正面から操作手段を目視することができ、操作性を向上させることができるディスクチェンジャー装置を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明のディスクチェンジャー装置は、格納したディスクを再生位置に供給するディスクチェンジャー装置であって、前記ディスクを保持する保持する保持手段と、該保持手段が収納されている前面開口と、該前面開口が形成されている前面部に形成された装置の奥行き方向に対して傾斜した傾斜面と、該傾斜面に設けられた操作手段とを具備することを特徴とする。
さらに、本発明のディスクチェンジャー装置は、前記ディスクが格納されている格納位置と前記再生位置とが奥行き方向に対して直交する方向に並べて配置されており、前記格納位置と前記再生位置とが並べて配置されている装置の長手方向を設置面と垂直、且つ奥行き方向を設置面と平行にして縦置き設置された場合に、装置の長手方向の半分より下側に前記傾斜面は形成されていることを特徴とする。
さらに、本発明のディスクチェンジャー装置は、前記傾斜面は、装置の奥行き方向に対して45°の角度に傾斜していることを特徴とする。
本発明のディスクチェンジャー装置は、前面部に形成された装置の奥行き方向に対して傾斜した傾斜面に操作手段を設けるように構成することにより、横置き設置、縦置き設置および水平置き設置のいずれの状態で設置した場合にも、正面から操作手段を目視することができ、操作性を向上させることができるという効果を奏する。
さらに、本発明のディスクチェンジャー装置は、装置の長手方向を設置面と垂直、且つ奥行き方向を設置面と平行にして縦置き設置された場合に、装置の長手方向の半分より下側形成された傾斜面に操作手段を設けるように構成することにより、装置の奥行き方向の幅を薄くしても、操作手段に加わる力によって縦置き設置された装置が倒れることを防止するという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るディスクチェンジャー装置の実施の形態の外観構成を示す概略斜視図であり、図2は、図1に示すディスクチェンジャー装置を縦置き設置および水平置き設置した状態を示す概略斜視図であり、図3は、図1に示すディスク収納部の構成を示す分解斜視図である。
本実施の形態は、コンパクトディスク(CD)、DVD(digital
versatile disc)等の円盤状記憶媒体(以下、ディスク1と称す)を複数枚収納し、収納した複数のディスク1のいずれかをディスク再生部によって選択的に再生するディスクチェンジャー装置であり、本体ケース2の前面部には、図1(a)を参照すると、円筒状のディスク収納部3が収納される円形の前面開口4が形成されていると共に、ディスク1の装置内への格納およびディスク1の装置外への排出を指示する操作部5が設けられている。なお、本実施の形態では、後述するように3通りの向きに設置することができるように構成されるが、いずれの設置状態であっても前面開口4が形成されている面を本体ケース2の前面部と称す。
複数枚のディスク1は、本体ケース2の奥行き方向に対して略垂直な姿勢で、且つディスク面が対向した状態で並列して収納され、その格納位置は、図1(a)を参照すると、図1に示す本体ケース2の手前側(図1の左手前側)から奥側(図1の右奥側)、すなわち本体ケース2の奥行き方向に並べられて収納されるように構成されている。なお、本実施の形態では、本体ケース2は、直方体であり、本体ケース2の前面部は、本体ケース2の奥行き方向と直交する面となっているため、収納されているディスク1のディスク面と本体ケース2の前面部とは、平行になっている。
また、図1(a)を参照すると、ディスク1を再生するディスク再生部、すなわち再生時にディスク1が装着されるターンテーブル6は、ディスク1の格納位置に対して、本体ケース2の奥行き方向に対して略垂直方向に配置されており、前面部側から見て本体ケース2の長手方向に並ぶように格納位置と再生位置とが配置されている。図1(b)を参照すると、格納位置のディスク1は、ディスク面と平行に、すなわち本体ケース2の奥行き方向に対して直交する方向に移動されて再生位置にローディングされ、ターンテーブル6に装着される。
本実施の形態のディスクチェンジャー装置は、図1に示すように、格納位置において設置面に対して略垂直に複数のディスク1が保持されると共に、本体ケース2の長手方向を設置面と平行、且つ本体ケース2の奥行き方向を設置面と平行にしてディスク再生部(ターンテーブル6)が格納位置の設置面に対して略水平方向に配置され、水平方向にディスク1がローディングされるように設置(以下、横置き設置と称す)する以外に、図2(a)に示すように、格納位置に略垂直に複数のディスク1が保持されると共に、本体ケース2の長手方向を設置面と垂直、且つ本体ケース2の奥行き方向を設置面と平行にしてディスク再生部(ターンテーブル6)が格納位置の下方向に配置され、垂直方向にディスク1がローディングされるように設置(以下、縦置き設置と称す)しても使用することができ、さらに、図2(b)に示すように、格納位置に略水平に複数のディスク1が保持されると共に、本体ケース2の長手方向を設置面と平行、且つ本体ケース2の奥行き方向を設置面と垂直にしてディスク再生部(ターンテーブル6)が格納位置の略水平方向に配置され、水平方向にディスク1がローディングされるように設置(以下、水平置き設置と称す)しても使用することができる。なお、横置き設置および縦置き設置では、本体ケース2の前面部が正面を向くことになるが、水平置き設置では、本体ケース2の前面部が上方を向くことになる。
次に、ディスク収納部3の構成について図4乃至図11を参照して詳細に説明する。
図4は、図3に示すフードの構成を示す概略斜視図であり、図5は、図3に示すフードを軸方向から見た平面図であり、図6は、図4に示すシャッタの動作を説明するための説明図であり、図7は、図4に示すスロットに取り付けられた緩衝材の形状を示す図であり、図8は、図3に示すディスクフォルダの構成を示す概略斜視図であり、図9は、図3に示す駆動スリーブの構成を示す概略斜視図であり、図10は、図3に示す連結リングの構成を示す概略斜視図であり、図11は、図3に示す歯車板の構成を示す概略斜視図である。
ディスク収納部3は、ディスク1を本体ケース2の奥行き方向に対して略垂直な姿勢で、且つディスク面が対向した状態で並列させて収納する収納手段であり、図3を参照すると、軸芯を同一とする円筒形状のフード310と、円筒形状のディスクフォルダ320と、円筒形状の駆動スリーブ330と、連結リング340と、歯車板350とからなり、軸方向が本体ケース2の奥行き方向になるように配置されている。
フード310は、図4を参照すると、片面が閉じられた円筒形状の部材であり、周面には、ディスク1の挿入排出のためのスロット311と、フード310を本体ケース2に固定すると共に、フード310と駆動スリーブ330とを固定するための固定溝314とが形成されていると共に、フード310の動きをガイドする複数の内周ガイド突起312と複数のスライド翼313とが、フード310の内周面と外周面とにそれぞれ設けられている。また、閉じられた面の内側には、軸方向に立設された一対のフォルダ固定片315が設けられている。
フード310の内周面には、図4および図5を参照すると、スロット311を開閉するシャッタ360が軸方向に摺動可能に取り付けられていると共に、シャッタ360を摺動させるイジェクトスリーブ370が内周面に沿って摺動可能に取り付けられ、イジェクトスリーブ370には、連結リング340と係合される連結溝371が形成されていると共に、内周に突出するようにアーム駆動ギア372が設けられている。
シャッタ360は、図示しないバネ等の付勢手段によって図6に矢印で示す方向に付勢されており、イジェクトスリーブ370の内周面に沿った摺動に応じて、シャッタ360が軸方向に摺動され、スロット311が開閉されるように構成されている。なお、図6(a)は、スロット311が開成された状態が示されており、図6(b)は、スロット311が閉成された状態が示されている。
フード310の周面に形成されたスロット311には、図7を参照すると、フェルト等の材料からなる緩衝材316が貼り付けられている。緩衝材316は、スロット311を通過するディスク1に接触し、通過スピードを緩和すると共に、ディスク1のスロット311への接触を防止している。
ディスクフォルダ320は、円筒形状であり、図8を参照すると、複数のフォルダ板380を、板面が軸方向に垂直に、且つ板面が対向した状態で並列して収納するフォルダ板収納部321が形成されていると共に、外周面には、ディスクフォルダ320の動きをガイドする複数の外周ガイド突起322がそれぞれ設けられている。また、フード310の一対のフォルダ固定片315が挿入されるフード固定穴323が形成されている。なお、本実施の形態では、フォルダ板収納部321には、5枚のフォルダ板380が収納されるように構成されており、各フォルダ板380に1枚ずつディスク1が保持されるため、5枚のディスク1が格納されることになる。
フォルダ固定片315の先端には、返しが形成され、フード固定穴323に挿入されたフォルダ固定片315は、軸方向のみ所定の範囲で移動可能になるようになっている。従って、フォルダ固定片315がフード固定穴323に挿入されることにより、フード310とディスクフォルダ320とは、回転方向において固定され、軸方向において所定の範囲で相対的に移動可能になる。
駆動スリーブ330は、円筒形状であり、図9を参照すると、周面には、ローディング時にディスク1が通過する開口331と、フード310と駆動スリーブ330とを固定するための固定穴334とが形成されていると共に、外周面には、フード310の内周面に設けられた内周ガイド突起312が嵌挿される外周ガイド溝332が形成され、内周面には、ディスクフォルダ320の外周面に設けられた外周ガイド突起322が嵌挿される内周ガイド溝333が形成されている。また、周縁部には、連結リング340を軸方向で位置決めするリング支持部335が設けられている。
外周ガイド溝332は、周方向(軸方向に対して直交する方向)に延びる2本の溝と、当該2本の溝を繋いでいる軸方向に延びる溝とからなり、周方向に延びる2本の溝に内周ガイド突起312が位置する場合は、フード310には、駆動スリーブ330の回転力が伝達されず、軸方向に延びる溝に内周ガイド突起312が位置する場合は、フード310には、駆動スリーブ330の回転力が伝達される。
内周ガイド溝333は、周方向(軸方向に対して直交する方向)に延びる5本の溝と、当該5本の溝をそれぞれ繋いでいる軸方向に対して斜めに延びる4本の溝とからなる階段状の溝が2つ形成されたものであり、ディスクフォルダ320には、駆動スリーブ330の回転力が間欠的に伝達されるようになっている。
連結リング340は、駆動スリーブ330の環装されるリングであり、図10を参照すると、外周には、連結リング340を回転させる図示しない回転アームが係合する係合溝341が形成されていると共に、イジェクトスリーブ370の連結溝371に係合する連結片342が軸方向に延出して形成され、イジェクトスリーブ370と連結リング340とが回転方向において固定され、連結リング340の回転に連動してイジェクトスリーブ370が回転されるようになる。
歯車板350は、図11を参照すると、駆動スリーブ330の端面にネジ等の固定手段よって固定されて用いられ、歯車板350を図示しないモータによって回転させることによって、駆動スリーブ330が軸芯を中心として回転される。また、歯車板350には、フード連結ピン351を伸退させるフード連結部352が設けられており、フード連結部352がフード連結ピン351を駆動スリーブ330の固定穴334を介してフード310の固定溝314まで伸ばすことによって、駆動スリーブ330とフード310とが回転方向において連結され、駆動スリーブ330の回転に連動してフード310が回転されるようになる。
次に、フォルダ板380の構成について図12乃至図18を参照して詳細に説明する。
図12は、図8に示すフォルダ板のディスク保持状態の構成を示す手前図であり、図13は、図12に示すディスク支持片の動作を説明する説明図であり、図14は、図8に示すフォルダ板のディスク保持状態の構成を示す背面図であり、図15は、図8に示すフォルダ板のディスク排出状態の構成を示す手前図であり、図16は、図8に示すフォルダ板のディスク排出状態の構成を示す背面図であり、図17は、図8に示すフォルダ板のディスク挿入状態の構成を示す手前図であり、図18は、図8に示すフォルダ板の空状態の構成を示す手前図である。
フォルダ板380は、1枚のディスク1を保持する保持手段であると共に、ディスク1を排出する排出機構を備えており、図12を参照すると、ディスク1を面方向に支持する基板381と、基板381に形成されたスライド穴382にスライド自在に取り付けられ、ディスク1の周面を支持する第1スライド板390と、第1スライド板390に取り付けられた第2スライド板400と、第1スライド板390および第2スライド板400をスライドさせるスライドアーム410とからなる。
図12および図14には、ディスク1が保持されているディスク保持状態が示されており、第1スライド板390のディスク1の中央ホールに対向する位置には、ディスク支持片391が設けられている。ディスク支持片391は、図13を参照すると、端部が軸支されていると共に、図13(a)に矢印で示す方向にトーションバネ等の付勢手段によって付勢されており、第1スライド板390の板面から突出し、ディスク支持片391に対して外部から力が作用していない状態では、保持しているディスク1の中央ホールに嵌合されるように構成され、フォルダ板380が上下左右のいずれの方向を向いてもディスク1を脱落することなく保持することが可能になっている。
第2スライド板400は、支点401によって第1スライド板390に軸支されていると共に、バネ402によって図13に矢印で示す方向、すなわち保持しているディスク1を押す方向に付勢されている。フォルダ板380には、第2スライド板400の支点401を中心とする回動を規制する規制穴383が形成されており、図14を参照すると、第2スライド板400の背面には、規制穴383に突出する回動規制片403が形成され、ディスク1を保持した状態では、回動規制片403が規制穴383の一端によって規制され、第1スライド板390と第2スライド板400とのディスク1に対する当接面がディスク1の周面を保持する円弧状になる。
スライドアーム410は、支点411によって基板381に軸支されていると共に、イジェクトスリーブ370のアーム駆動ギア372に選択的に係合する係合ギア412が形成されており、イジェクトスリーブ370の摺動に伴ってスライドアーム410が支点411を中心して回動する。
スライドアーム410が支点411を中心して回動すると、図15に示すように、スライドアーム410の先端部が第1スライド板390を押し、第1スライド板390および第2スライド板400をスライド穴382に沿って排出位置までスライドさせて、保持しているディスク1を押し出す。
図15および図16には、保持していたディスク1を排出するディスク排出状態、すなわち第1スライド板390および第2スライド板400が排出位置までスライドされた状態が示されている。ディスク排出状態では、スライド穴382の一端側に延出して形成されている挿入片385が、図13(b)に示すように、ディスク支持片391に設けられた開口に挿入され、ディスク支持片391が付勢力に抗して回動されて第1スライド板390の板面に退避し、ディスク1が解放される。さらに、ディスク排出状態では、第2スライド板400の回動規制片403が、規制穴383に形成されている掛止部384に嵌って、バネ402によって第2スライド板400が回動されると共に、排出位置に第1スライド板390および第2スライド板400が掛止される。
ディスク排出状態において、新たなディスク1が挿入され、第2スライド板400が付勢力に抗して回動されると、掛止部384に嵌った回動規制片403が解放され、第1スライド板390および第2スライド板400がスライド可能な状態となる。この状態では、図17に示すように、第2スライド板400に形成されているアーム係合部404と、スライドアーム410の先端とが係合し、スライドアーム410によって図12および図14に示すディスク保持状態まで第1スライド板390および第2スライド板400をスライドさせてディスク1を引き込む。なお、第1スライド板390および第2スライド板400のスライドに伴ってディスク支持片391が挿入片385から解放され、ディスク支持片391によってディスク1のセンターホールが支持されるため、フォルダ板380が上下左右のいずれの方向を向いていてもディスク1を引き込むことが可能になる。また、図17に示す符号413は、ディスク1を引き込む方向にスライドアーム410の回動を付勢するトーションバネである。
また、ディスク排出状態において、新たなディスク1が挿入されない場合や、対象とするディスク1よりも小径のディスク(8センチCD)や異形のディスクが挿入された場合には、図18に示すように、ディスク1によって第2スライド板400が回動されないため、掛止部384に嵌った回動規制片403が解放されず、排出位置に第1スライド板390および第2スライド板400が掛止された状態で維持される。この状態では、第2スライド板400に形成されているアーム係合部404と、スライドアーム410の先端とが係合することなく、スライドアーム410の回動によって第1スライド板390および第2スライド板400をスライドされることがない。
次に、本体ケース2における前面開口4の内周面の構成について図19を参照して詳細に説明する。
図19は、図1に示す前面開口の内周面の構成を示す概略斜視図である。
前面開口4の内周面には、図19を参照すると、フード310のスライド翼313が嵌挿される周回溝41および進退溝42が形成されており、周回溝41は、スライド翼313をガイドしてフード310を本体ケース2の奥行き方向に移動させることなく回転させるように同心円状に形成され、進退溝42は、スライド翼313をガイドしてフード310を本体ケース2の奥行き方向に移動させながら回転させるように、周回溝41から分岐して本体ケース2の前面側に傾斜するように形成されている。周回溝41と進退溝42との分岐点には、切り換え片43が設けられており、切り換え片43の位置によってスライド翼313が周回溝41もしくは進退溝42のいずれかに案内される。
また、前面開口4の周面には、シャッタ360の開閉を検出するシャッタ検出センサ7が設けられていると共に、フード310の固定溝314に向けて伸退してそれぞれ異なる位置でフード310を固定する第1フード固定ピン8、第2フード固定ピン9および第3フード固定ピン10が設けられている。
次に、操作部5の構成について図20を参照して詳細に説明する。
図20は、図1に示す操作部の構成を示す図である。
操作部5は、図1および図2を参照すると、本体ケース2の奥行き方向に対して傾斜し、図2(a)に示す縦置き設置において本体ケース2の長手方向の半分より下側に形成された傾斜面に設けられ、図1に示す横置き設置、図2(a)に示す縦置き設置および図2(b)に示す水平置き設置のいずれの状態でも、前面から目視できるようになっている。本実施の形態では、本体ケース2の奥行き方向に対して45°の角度に傾斜した傾斜面に操作部5が設けられている。
また、操作部5は、電源のON/OFFを行う電源ボタン51と、電源のON/OFF状態を表示する電源ランプ52と、格納されている複数のディスク1のいずれかを指定して再生を指示する再生指示ボタン53と、格納されている複数のディスク1のいずれかを指定して排出を指示するイジェクトボタン54と、ディスク1の保持状態を表示するディスク状態表示部55とからなる。
ディスク状態表示部55は、例えば、格納されるディスク1の枚数分、すなわちフォルダ板380の枚数分の多色発光LEDからなり、色および点滅によって各フォルダ板380へのディスク1の保持状態をそれぞれ表示する。なお、ディスク状態表示部55によって表示される保持状態としては、フォルダ板380にディスク1が保持されている待機状態、ディスク1が格納位置から再生位置に、もしくは再生位置から格納位置にローディング中であるローディング状態、ディスク1が再生位置に保持されている再生状態、フォルダ板380にディスク1が保持されていない空状態等が考えられる。
次に、ディスク1を格納位置から再生位置に、および再生位置から格納位置にローディングするローディング機構について図21乃至図23を参照して詳細に説明する。
図21は、本発明に係るディスクチェンジャー装置の実施の形態のローディング機構の構成を示す概略手前図であり、図22は、図21に示すローディング機構のローディング状態を示す概略手前図であり、図23は、図21に示すローディング機構の再生状態を示す概略手前図である。
ディスク1を格納位置から再生位置に、および再生位置から格納位置にローディングするローディング機構は、図21を参照すると、ディスク1の周面に当接してディスク1を再生位置に案内する搬送ガイド11と、搬送ガイド11との間でディスク1を挟持しながら回転することで、ディスク1を搬送する一対の搬送ローラ12と、ローディングされたディスク1を再生位置に位置決めする再生位置決め部13とからなり、再生時には、搬送ガイド11、搬送ローラ12および再生位置決め部13は、図示しない移動手段によって再生位置のディスク1から遠ざかる方向に退避されるように構成されている。
格納位置から再生位置へのローディングは、再生位置、すなわちフォルダ板380からローディング機構に向けてディスク1が排出されると、図22に示すように、排出されたディスク1は、搬送ガイド11と搬送ローラ12とによってディスク1の直径方向で挟持され、搬送ローラ12の図22に矢印で示す方向への回転によって、ディスク1が再生位置決め部13に当接するまで搬送される。
ディスク1が再生位置決め部13に当接されると、図示しないチャッキング機構によってディスク1がターンテーブル6に装着されると共に、搬送ガイド11、搬送ローラ12および再生位置決め部13は、図示しない移動手段によって、図23に矢印で示す再生位置のディスク1から遠ざかる方向に退避され、ディスク1の再生が開始される。なお、ディスク1をターンテーブル6に装着するチャッキング動作や搬送ガイド11、搬送ローラ12および再生位置決め部13を再生位置のディスク1から遠ざかる方向に退避させる退避動作の動作開始タイミングは、ディスク1が再生位置決め部13に当接して再生位置に搬送されたことを検出するセンサによって決定しても良く、また、フォルダ板380からのディスク1の排出から所定時間後に行うようにしても良い。
また、再生位置から格納位置へのローディングは、格納位置から再生位置へのローディングの反対の手順で、搬送ローラ12を反対方向に回転させることによって、ディスク1が再生位置から格納位置に搬送され、フォルダ板380に挿入される。
次に、本実施の形態における制御部の構成について図24を参照して詳細に説明する。
図24は、本発明に係るディスクチェンジャー装置の実施の形態の制御部の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の制御部は、図24を参照すると、装置内の可動部材の動きを検出するセンサ部17と、装置内の可動部材を駆動する駆動部18と、ディスク1をディスク収納部3から装置外に排出するイジェクト動作およびディスク1をディスク収納部3に収納して装置内に搬入する搬入動作を制御するイジェクト制御部14と、各フォルダ板380へのディスク1の保持状態をそれぞれ認識するディスク状態認識部15と、格納位置から再生位置への、および再生位置から格納位置へのディスク1のローディングを制御するローディング制御部16とからなる。
センサ部17は、本体ケース2の姿勢、すなわち横置き設置、縦置き設置もしくは水平置き設置のいずれの状態で設置されているかを検出する傾斜センサ173と、歯車板350、すなわち駆動スリーブ330の回転位置を検出する回転位置検出センサ172と、ディスク1がスロット311を介してフォルダ板380に挿入されたことを検出するディスク挿入検出センサ171と、スロット311を開閉するシャッタ360の開閉状態を検出するシャッタ検出センサ7とからなる。
傾斜センサ173は、物体の傾きを検出するセンサであり、本体ケース2の傾きに応じて横置き設置、縦置き設置もしくは水平置き設置のいずれの状態で設置されているかを検出し、検出結果を姿勢検出信号としてイジェクト制御部14に出力する。
回転位置検出センサ172は、例えば光透過型センサや光反射型センサ等が用いられ、回転位置検出センサ172によって歯車板350の板面に形成した回転位置検出用リブを検出することによって駆動スリーブ330の回転位置を検出し、検出結果を回転位置検出信号としてイジェクト制御部14およびローディング制御部16に出力する。
ディスク挿入検出センサ171は、例えば光透過型センサや光反射型センサ等が用いられ、ディスク1のフォルダ板380への挿入に伴う、連結リング340を回転させる回転アームの動きを検出することによって、ディスク1のフォルダ板380への挿入を検出し、検出結果を挿入検出信号としてイジェクト制御部14およびローディング制御部16に出力する。
シャッタ検出センサ7は、例えば光反射型センサ等が用いられ、シャッタ検出センサ7を開成状態のシャッタ360が検出される位置に配置することによって、シャッタ360の開成を検出し、検出結果をシャッタ開閉検出信号としてイジェクト制御部14に出力する。
駆動部18は、フード310と本体ケース2と回転方向において固定するフード固定ピン351を伸退させるフード固定ピン駆動部181と、歯車板350を回転させることによって駆動スリーブ330を回転駆動する駆動スリーブ駆動部182と、連結リング340を回転させる回転アームを駆動する回転アーム駆動部183と、ディスク1のローディングに際し、ディスク1を搬送する搬送ローラ12を駆動する搬送ローラ駆動部184と、搬送ガイド11、搬送ローラ12および再生位置決め部13からなるローディング機構をディスク1の再生時に退避させるローディング機構退避駆動部185と、切り換え片43を駆動してスライド翼313を周回溝41もしくは進退溝42のいずれかに案内する切り換え片駆動部186と、フード連結部352を駆動してフード310と駆動スリーブ330と回転方向において固定するフード連結ピン351を伸退させるフード連結ピン駆動部187とからなる。
次に、本実施の形態のローディング動作について図25乃至図28を参照して詳細に説明する。
図25は、本発明に係るディスクチェンジャー装置の実施の形態のローディング動作を説明するためのフローチャートであり、図26は、図9に示す駆動スリーブの外周ガイド溝に嵌挿されたフードの内周ガイド突起のローディング動作時における位置関係を説明するための説明図であり、図27は、図9に示す駆動スリーブの内周ガイド溝に嵌挿されたディスクフォルダの外周ガイド突起のローディング動作時における位置関係を説明するための説明図であり、図28は、図5に示すフードと図8に示すディスクフォルダとのローディング動作時における位置関係を説明するための説明図である。
本実施の形態においては、ディスクフォルダ320の各フォルダ板380にディスク1が本体ケース2の奥行き方向に対して略垂直な姿勢で、且つディスク面が対向した状態で並列して収納されており、ディスクフォルダ320を本体ケース2の奥行き方向にスライドさせることによって、再生位置にローディングするディスクが選択できように構成されている。
図28(a)、(b)には、フード310およびディスクフォルダ320の待機位置が示されており、待機位置では、図28(a)を参照すると、ディスクフォルダ320からのディスク1の排出方向(フード310のスロット311)が再生位置(ターンテーブル6)の方向に向いていると共に、フード310の固定溝314が第1フード固定ピン8に対向している。なお、フード310とディスクフォルダ320とは、フード310のフォルダ固定片315がディスクフォルダ320のフード固定穴323に嵌挿されているため、回転方向において固定され、ディスクフォルダ320からのディスク1の排出方向にフード310のスロット311が配置される。なお、図28(a)に示す符号19は、連結リング340を回転させる回転アームである。
また、待機位置では、図28(b)を参照すると、ディスクフォルダ320において本体ケース2の最も奥側に位置するフォルダ板380がフード310のスロット311に対向しており、駆動スリーブ330の外周ガイド溝332に嵌挿されているフード310の内周ガイド突起312は、図26(a)に示すように、周方向に延びる奥側の溝と軸方向に延びる溝との分岐点に位置し、駆動スリーブ330の内周ガイド溝333に嵌挿されているディスクフォルダ320の外周ガイド突起322は、図27(a)に示すように、奥側の階段状の溝における最も手前側の周方向に延びる溝に位置している。
再生指示ボタン53による再生指示や自動再生等によって、格納されているディスク1の再生が指示されると、ローディング制御部16には、再生位置に搬送するディスク1(フォルダ板380)を指定したローディング指示が入力される(ステップA1)。
ローディング制御部16は、ローディング指示が入力されると、フード固定ピン駆動部181を制御して第1フード固定ピン8をフード310の固定溝314に嵌合させ、フード310と本体ケース2とを回転方向において固定する(ステップA2)。
次に、ローディング制御部16は、必要に応じて(ディスクフォルダ320において本体ケース2の最も奥側に位置するフォルダ板380に保持されているディスク1以外をローディングする場合)駆動スリーブ駆動部182を制御して駆動スリーブ330を回転させ、再生位置に搬送するディスク1、すなわち当該ディスク1が保持されているフォルダ板380を選択する(ステップA3)。駆動スリーブ330が手前側から見て時計回りに回転されると、駆動スリーブ330の外周ガイド溝332に嵌挿されているフード310の内周ガイド突起312は、フード310が回転方向において固定されているため、図26(b)に示すように、周方向に延びる奥側の溝に沿って移動され、フード310には、駆動スリーブ330の回転力が伝達されず、フード310は、待機位置のまま維持される。それに対し、駆動スリーブ330の内周ガイド溝333に嵌挿されているディスクフォルダ320の外周ガイド突起322は、図27(b)に示すように、奥側の階段状の溝に沿って移動され、ディスクフォルダ320には、軸方向に対して斜めに延びる溝の部分で駆動スリーブ330の回転力が伝達される。ディスクフォルダ320とフード310とは、回転方向において固定されているため、軸方向に対して斜めに延びる溝の部分で伝達される駆動スリーブ330の回転力は、ディスクフォルダ320を本体ケースの奥行き方向(奥側に向けて)にスライドさせる方向の力に変換されて、ディスクフォルダ320が奥側に向けてスライドされ、ローディング制御部16は、回転位置検出センサ172によって駆動スリーブ330の回転位置を検出することによって、フード310のスロット311に対向するフォルダ板380を選択することができる。なお、本実施の形態では、駆動スリーブ330の内周ガイド溝333を階段状の溝として、ディスクフォルダ320が間欠的にスライドされ、ディスクフォルダ320のスライドが一端停止する箇所で、ディスクフォルダ320の複数のフォルダ板380のいずれかがフード310のスロット311に対向するように構成されており、フード310のスロット311に対向するフォルダ板380を簡単に選択することができるようになっている。図28(c)には、ディスクフォルダ320において本体ケース2の最も手前側に位置するフォルダ板380が選択された例が示されている。
次に、ローディング制御部16は、回転アーム駆動部183を制御して回転アーム19を駆動するとこで、回転アーム19によって係合溝341を押して連結リング340を回転させ、選択したフォルダ板380からディスク1を排出させる(ステップA4)。連結リング340が回転すると、連結リング340と共にイジェクトスリーブ370が回転し、シャッタ360が開成される。また、イジェクトスリーブ370のアーム駆動ギア372は、フード310のスロット311に対向するフォルダ板380におけるスライドアーム410の係合ギア412と係合する位置に設けられており、イジェクトスリーブ370の回転によってスライドアーム410が回動してフォルダ板380からディスク1を排出させる。
次に、ローディング制御部16は、搬送ローラ駆動部184を制御して搬送ローラ12をディスク1が再生位置に搬送される方向に回転させ、搬送ガイド11と搬送ローラ12とでディスク1の直径方向を挟持しながら再生位置に向けて搬送させ(ステップA5)、ディスク1が再生位置決め部13に当接されると、ローディング機構退避駆動部185を制御して搬送ガイド11、搬送ローラ12および再生位置決め部13を再生位置のディスク1から遠ざかる方向に退避させ(ステップA6)、格納位置から再生位置へのローディング動作を終了する。なお、再生位置から格納位置へのローディング動作は、格納位置から再生位置へのローディング動作が反対の手順で行われる。
また、本実施の形態では、横置き設置、縦置き設置および水平置き設置での設置に対応するように構成されているが、いずれの状態で設置されている場合でも、ローディング動作時には、常にディスク1が支持された状態にあるため、ディスク1が脱落することがない。すなわち、フォルダ板380からディスク1が排出されるまでは、ディスク支持片391によってディスク1のセンターホールが支持されているため、縦置き設置でもディスク1が脱落することがなく、再生位置と格納位置との間の搬送時には、搬送ガイド11と搬送ローラ12とでディスク1の直径方向を挟持しながら搬送されるため、縦置き設置において垂直方向にディスクを搬送する場合にもディスク1が脱落することがない。
次に、本実施の形態のイジェクト動作について図29乃至図36を参照して詳細に説明する。
図29は、本発明に係るディスクチェンジャー装置の実施の形態のイジェクト動作を説明するためのフローチャートであり、図30は、図19に示す前面開口の内周面に嵌挿されたフードのイジェクト動作時における位置関係を説明するための説明図であり、図31は、図9に示す駆動スリーブの外周ガイド溝に嵌挿されたフードの内周ガイド突起のイジェクト動作時における位置関係を説明するための説明図であり、図32は、図9に示す駆動スリーブの内周ガイド溝に嵌挿されたディスクフォルダの外周ガイド突起のイジェクト動作時における位置関係を説明するための説明図であり、図33は、横置き設置および水平置き設置における図5に示すフードと図8に示すディスクフォルダとのイジェクト動作時の位置関係を説明するための説明図であり、図34は、横置き設置および水平置き設置におけるディスクが装置外に排出された状態を示す外観斜視図であり、図35は、縦置き設置における図5に示すフードと図8に示すディスクフォルダとのイジェクト動作時の位置関係を説明するための説明図であり、図36は、縦置き設置におけるディスクが装置外に排出された状態を示す外観斜視図である。
イジェクトボタン54によって、格納されているディスク1のイジェクト(装置外への排出)が指示されると、ローディング制御部16には、イジェクトするディスク1(フォルダ板380)を指定したイジェクト指示が入力される(ステップB1)。
ローディング制御部16は、ローディング指示が入力されると、傾斜センサ173からの姿勢検出信号を参照して縦置き設置であるか否かを判断する(ステップB2)。縦置き設置でない場合、すなわち横置き設置もしくは水平置き設置である場合には、ローディング制御部16は、図30(a)に示すように、切り換え片駆動部186を制御して切り換え片43をスライド翼313が進退溝42に案内される位置に移動させると共に(ステップB3)、駆動スリーブ駆動部182を制御して駆動スリーブ330を回転させ、フード310を横置き設置および置き設置における排出位置までスライドさせる(ステップB4)。駆動スリーブ330が手前側から見て反時計回りに回転されると、駆動スリーブ330の外周ガイド溝332に嵌挿されているフード310の内周ガイド突起312には、軸方向に延びる溝の部分で駆動スリーブ330の回転力が伝達され、フード310が駆動スリーブ330と一緒に回転すると共に、軸方向に延びる溝の部分で伝達される駆動スリーブ330の回転力は、スライド翼313が進退溝42に案内されていることによって、フード310を本体ケースの奥行き方向(手前側に向けて)にスライドさせる方向の力に変換される。従って、フード310のスライド翼313は、図30(a)に矢印で示すように、進退溝42に沿って手前側に移動されると共に、フード310の内周ガイド突起312は、図31(a)に矢印で示すように、外周ガイド溝332の軸方向の溝に沿って手前側に移動され、フード310は、手前側に向けて反時計回りに回転しながらスライドされる。なお、ディスクフォルダ320は、フード310と共に回転するため、駆動スリーブ330からの回転力が伝達されないが、フード310の手前側に向けてのスライドに伴って、手前側に向けてスライドされる。ディスクフォルダ320のスライド幅は、フード固定穴323に挿入されたフォルダ固定片315が軸方向のみ所定の範囲で移動可能になっているため、フード310のスライド幅よりも小さいものとなる。
図33(a)、(b)は、横置き設置および水平置き設置におけるフード310およびディスクフォルダ320の排出位置が示されており、横置き設置および水平置き設置における排出位置では、図33(a)を参照すると、ディスクフォルダ320からのディスク1の排出方向(フード310のスロット311)が横置き設置の上方(水平置き設置の前方)に向いていると共に、フード310の固定溝314が第2フード固定ピン9に対向している。
また、横置き設置および水平置き設置における排出位置では、図33(b)を参照すると、ディスクフォルダ320において本体ケース2の最も手前側に位置するフォルダ板380がフード310のスロット311に対向しており、駆動スリーブ330の外周ガイド溝332に嵌挿されているフード310の内周ガイド突起312は、図31(a)に示すように、周方向に延びる手前側の溝と軸方向に延びる溝との分岐点に位置し、駆動スリーブ330の内周ガイド溝333に嵌挿されているディスクフォルダ320の外周ガイド突起322は、図31(a)に示すように、手前側の階段状の溝における最も奥側の周方向に延びる溝に位置している。
次に、ローディング制御部16は、フード固定ピン駆動部181を制御して第2フード固定ピン9をフード310の固定溝314に嵌合させ、フード310と本体ケース2とを回転方向において固定する(ステップB5)。
次に、ローディング制御部16は、必要に応じて(ディスクフォルダ320において本体ケース2の最も手前側に位置するフォルダ板380に保持されているディスク1以外をイジェクトする場合)駆動スリーブ駆動部182を制御して駆動スリーブ330を回転させ、イジェクトするディスク1、すなわち当該ディスク1が保持されているフォルダ板380を選択する(ステップB6)。駆動スリーブ330が手前側から見て反時計回りに回転されると、駆動スリーブ330の外周ガイド溝332に嵌挿されているフード310の内周ガイド突起312は、フード310が回転方向において固定されているため、図31(b)に示すように、周方向に延びる奥側の溝に沿って移動され、フード310には、駆動スリーブ330の回転力が伝達されず、フード310は、横置き設置および水平置き設置における排出位置のまま維持される。それに対し、駆動スリーブ330の内周ガイド溝333に嵌挿されているディスクフォルダ320の外周ガイド突起322は、図32(b)に示すように、奥側の階段状の溝に沿って移動され、ディスクフォルダ320には、軸方向に対して斜めに延びる溝の部分で駆動スリーブ330の回転力が伝達される。ディスクフォルダ320とフード310とは、回転方向において固定されているため、軸方向に対して斜めに延びる溝の部分で伝達される駆動スリーブ330の回転力は、ディスクフォルダ320を本体ケースの奥行き方向(奥側に向けて)にスライドさせる方向の力に変換されて、ディスクフォルダ320が奥側に向けてスライドされ、ローディング制御部16は、回転位置検出センサ172によって駆動スリーブ330の回転位置を検出することによって、フード310のスロット311に対向するフォルダ板380を選択することができる。なお、本実施の形態では、駆動スリーブ330の内周ガイド溝333を階段状の溝として、ディスクフォルダ320が間欠的にスライドされ、ディスクフォルダ320のスライドが一端停止する箇所で、ディスクフォルダ320の複数のフォルダ板380のいずれかがフード310のスロット311に対向するように構成されており、フード310のスロット311に対向するフォルダ板380を簡単に選択することができるようになっている。図33(c)には、ディスクフォルダ320において本体ケース2の最も奥側に位置するフォルダ板380が選択された例が示されている。
次に、ローディング制御部16は、回転アーム駆動部183を制御して回転アーム19を駆動するとこで、回転アーム19によって係合溝341を押して連結リング340を回転させ、選択したフォルダ板380からディスク1を排出させる(ステップB7)。連結リング340が回転すると、連結リング340と共にイジェクトスリーブ370が回転し、シャッタ360が開成される。また、イジェクトスリーブ370のアーム駆動ギア372は、フード310のスロット311に対向するフォルダ板380におけるスライドアーム410の係合ギア412と係合する位置に設けられており、イジェクトスリーブ370の回転によってスライドアーム410が回動してフォルダ板380からディスク1を排出させ、フォルダ板380から排出されたディスク1は、横置き設置の場合には、図34(a)に示すように、上方に位置するフード310のスロット311からイジェクトされ、水平置き設置の場合には、図34(b)に示すように、前方に位置するフード310のスロット311からイジェクトされる。
ステップB2において縦置き設置であると判断された場合には、ローディング制御部16は、フード連結ピン駆動部187を制御してフード連結ピン351をフード310の固定溝314に嵌合させ、フード310と駆動スリーブ330とを回転方向において連結すると共に(ステップB8)、図30(b)に示すように、切り換え片駆動部186を制御して切り換え片43をスライド翼313が周回溝41に案内される位置に移動させる(ステップB9)。
次に、ローディング制御部16は、駆動スリーブ駆動部182を制御して駆動スリーブ330を回転させ、フード310およびディスクフォルダ320を本体ケース2の奥行き方向にスライドすることなく回転させる(ステップB10)。本実施の形態では、フード310およびディスクフォルダ320を正面から見て反時計回りに90°回転させるように構成されており、フード310およびディスクフォルダ320を正面から見て反時計回りに90°回転させた状態では、図30(b)に示すように、フード310のスライド翼313が周回溝41と進退溝42との分岐点手前に位置する。
次に、ローディング制御部16は、フード連結ピン駆動部187を制御してフード連結ピン351とフード310の固定溝314との嵌合を解除させ、フード310と駆動スリーブ330との回転方向における連結を解除すると共に(ステップB11)、図30(c)に示すように、切り換え片駆動部186を制御して切り換え片43をスライド翼313が進退溝42に案内される位置に移動させる(ステップB12)。
次に、ローディング制御部16は、駆動スリーブ駆動部182を制御して駆動スリーブ330を回転させ、フード310を縦置き設置における排出位置までスライドさせる(ステップB13)。駆動スリーブ330が手前側から見て反時計回りに回転されると、駆動スリーブ330の外周ガイド溝332に嵌挿されているフード310の内周ガイド突起312には、軸方向に延びる溝の部分で駆動スリーブ330の回転力が伝達され、フード310が駆動スリーブ330と一緒に回転すると共に、軸方向に延びる溝の部分で伝達される駆動スリーブ330の回転力は、スライド翼313が進退溝42に案内されていることによって、フード310を本体ケースの奥行き方向(手前側に向けて)にスライドさせる方向の力に変換される。従って、フード310のスライド翼313は、図30(c)に矢印で示すように、進退溝42に沿って手前側に移動されると共に、フード310の内周ガイド突起312は、図31(a)に矢印で示すように、外周ガイド溝332の軸方向の溝に沿って手前側に移動され、フード310は、手前側に向けて反時計回りに回転しながらスライドされる。なお、ディスクフォルダ320は、フード310と共に回転するため、駆動スリーブ330からの回転力が伝達されないが、フード310の手前側に向けてのスライドに伴って、手前側に向けてスライドされる。ディスクフォルダ320のスライド幅は、フード固定穴323に挿入されたフォルダ固定片315が軸方向のみ所定の範囲で移動可能になっているため、フード310のスライド幅よりも小さいものとなる。
図35(a)、(b)は、縦状態におけるフード310およびディスクフォルダ320の排出位置が示されており、縦状態における排出位置では、図35(a)を参照すると、ディスクフォルダ320からのディスク1の排出方向(フード310のスロット311)が縦置き設置の上方に向いていると共に、フード310の固定溝314が第3フード固定ピン10に対向している。
また、縦置き設置における排出位置では、図35(b)を参照すると、ディスクフォルダ320において本体ケース2の最も手前側に位置するフォルダ板380がフード310のスロット311に対向しており、駆動スリーブ330の外周ガイド溝332に嵌挿されているフード310の内周ガイド突起312は、図31(a)に示すように、周方向に延びる手前側の溝と軸方向に延びる溝との分岐点に位置し、駆動スリーブ330の内周ガイド溝333に嵌挿されているディスクフォルダ320の外周ガイド突起322は、図31(a)に示すように、手前側の階段状の溝における最も奥側の周方向に延びる溝に位置している。
次に、ローディング制御部16は、フード固定ピン駆動部181を制御して第2フード固定ピン9をフード310の固定溝314に嵌合させ、フード310と本体ケース2とを回転方向において固定する(ステップB14)。
次に、ローディング制御部16は、必要に応じて(ディスクフォルダ320において本体ケース2の最も手前側に位置するフォルダ板380に保持されているディスク1以外をイジェクトする場合)駆動スリーブ駆動部182を制御して駆動スリーブ330を回転させ、イジェクトするディスク1、すなわち当該ディスク1が保持されているフォルダ板380を選択する(ステップB6)。駆動スリーブ330が手前側から見て反時計回りに回転されると、駆動スリーブ330の外周ガイド溝332に嵌挿されているフード310の内周ガイド突起312は、フード310が回転方向において固定されているため、図31(b)に示すように、周方向に延びる奥側の溝に沿って移動され、フード310には、駆動スリーブ330の回転力が伝達されず、フード310は、横置き設置および水平置き設置における排出位置のまま維持される。それに対し、駆動スリーブ330の内周ガイド溝333に嵌挿されているディスクフォルダ320の外周ガイド突起322は、図32(b)に示すように、奥側の階段状の溝に沿って移動され、ディスクフォルダ320には、軸方向に対して斜めに延びる溝の部分で駆動スリーブ330の回転力が伝達される。ディスクフォルダ320とフード310とは、回転方向において固定されているため、軸方向に対して斜めに延びる溝の部分で伝達される駆動スリーブ330の回転力は、ディスクフォルダ320を本体ケースの奥行き方向(奥側に向けて)にスライドさせる方向の力に変換されて、ディスクフォルダ320が奥側に向けてスライドされ、ローディング制御部16は、回転位置検出センサ172によって駆動スリーブ330の回転位置を検出することによって、フード310のスロット311に対向するフォルダ板380を選択することができる。なお、本実施の形態では、駆動スリーブ330の内周ガイド溝333を階段状の溝として、ディスクフォルダ320が間欠的にスライドされ、ディスクフォルダ320のスライドが一端停止する箇所で、ディスクフォルダ320の複数のフォルダ板380のいずれかがフード310のスロット311に対向するように構成されており、フード310のスロット311に対向するフォルダ板380を簡単に選択することができるようになっている。図35(c)には、ディスクフォルダ320において本体ケース2の最も奥側に位置するフォルダ板380が選択された例が示されている。
次に、ローディング制御部16は、回転アーム駆動部183を制御して回転アーム19を駆動するとこで、回転アーム19によって係合溝341を押して連結リング340を回転させ、選択したフォルダ板380からディスク1を排出させる(ステップB7)。連結リング340が回転すると、連結リング340と共にイジェクトスリーブ370が回転し、シャッタ360が開成される。また、イジェクトスリーブ370のアーム駆動ギア372は、フード310のスロット311に対向するフォルダ板380におけるスライドアーム410の係合ギア412と係合する位置に設けられており、イジェクトスリーブ370の回転によってスライドアーム410が回動してフォルダ板380からディスク1を排出させ、フォルダ板380から排出されたディスク1は、図36に示すように、縦置き設置の場合の上方に位置するフード310のスロット311からイジェクトされる。
ディスク1がイジェクトされ、ディスク1が取り除かれた状態では、シャッタ360は、開成しており、スロット311から新たなディスク1を挿入することが可能な状態となっている。スロット311から新たなディスク1が挿入されると、ローディング制御部16は、ディスク挿入検出センサ171からの挿入検出信号によってディスク1の挿入を認識し、上述のイジェクト動作の反対の手順で挿入されたディスク1を格納する。また、ディスク1がイジェクトされ、ディスク1が取り除かれた状態で、他のディスク1のイジェクトや再生が指示された場合にも、上述のイジェクト動作の反対の手順でフード310およびディスクフォルダ320が待機位置まで移動される。
このような新たなディスク1の格納やフード310およびディスクフォルダ320が待機位置までの移動に際しては、シャッタ360がバネ等の付勢手段による付勢力によって閉成されるが、本実施の形態では、シャッタ360が閉成されたか否かを検出し、シャッタ360が閉成されていない場合には、以降の動作を停止させ、シングルCD(8cm)等の小径のディスクや異形のディスクが装置内に格納されることを防止している。
すなわち、フォルダ板380において、シングルCD(8cm)等の小径のディスクや異形のディスクが挿入された場合には、図18に示すように、ディスク1によって第2スライド板400が回動されないため、掛止部384に嵌った回動規制片403が解放されず、ディスク排出位置に第1スライド板390および第2スライド板400が掛止された状態で維持される。従って、ディスク排出位置における第1スライド板390のディスク1の周面を保持する箇所と、スロット311との距離を、シングルCD(8cm)等の小径のディスクや異形のディスクの径よりも短く設定しておくことにより、スロット311から挿入された小径のディスクや異形のディスクは、第1スライド板390によってスロット311から突出した状態で保持され、小径のディスクや異形のディスクの挿入がシャッタ360の閉成が阻害されることで検出することができ、シングルCD(8cm)等の小径のディスクや異形のディスクが装置内に格納されることを防止できる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、前面部に形成された本体ケース2の奥行き方向に対して傾斜した傾斜面に操作部5を設けるように構成することにより、横置き設置、縦置き設置および水平置き設置のいずれの状態で設置した場合にも、正面から操作部5を目視することができ、操作性を向上させることができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、本体ケース2の長手方向を設置面と垂直、且つ奥行き方向を設置面と平行にして縦置き設置された場合に、本体ケース2の長手方向の半分より下側形成された傾斜面に操作部5を設けるように構成することにより、本体ケース2の奥行き方向の幅を薄くしても、操作部5に加わる力によって縦置き設置された装置が倒れることを防止するという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係るディスクチェンジャー装置の実施の形態の外観構成を示す概略斜視図である。 図1に示すディスクチェンジャー装置を縦置き設置および水平置き設置した状態を示す概略斜視図である。 図1に示すディスク収納部の構成を示す分解斜視図である。 図3に示すフードの構成を示す概略斜視図である。 図3に示すフードを軸方向から見た平面図である。 図4に示すシャッタの動作を説明するための説明図である。 図4に示すスロットに取り付けられた緩衝材の形状を示す図である。 図3に示すディスクフォルダの構成を示す概略斜視図である。 図3に示す駆動スリーブの構成を示す概略斜視図である。 図3に示す連結リングの構成を示す概略斜視図である。 図3に示す歯車板の構成を示す概略斜視図である。 図8に示すフォルダ板のディスク保持状態の構成を示す手前図である。 図12に示すディスク支持片の動作を説明する説明図である。 図8に示すフォルダ板のディスク保持状態の構成を示す背面図である。 図8に示すフォルダ板のディスク排出状態の構成を示す手前図である。 図8に示すフォルダ板のディスク排出状態の構成を示す背面図である。 図8に示すフォルダ板のディスク挿入状態の構成を示す手前図である。 図8に示すフォルダ板の空状態の構成を示す手前図である。 図1に示す前面開口の内周面の構成を示す概略斜視図である。 図1に示す操作部の構成を示す図である。 本発明に係るディスクチェンジャー装置の実施の形態のローディング機構の構成を示す概略手前図である。 図21に示すローディング機構のローディング状態を示す概略手前図である。 図21に示すローディング機構の再生状態を示す概略手前図である。 本発明に係るディスクチェンジャー装置の実施の形態の制御部の構成を示すブロック図である。 本発明に係るディスクチェンジャー装置の実施の形態のローディング動作を説明するためのフローチャートである。 図9に示す駆動スリーブの外周ガイド溝に嵌挿されたフードの内周ガイド突起のローディング動作時における位置関係を説明するための説明図である。 図9に示す駆動スリーブの内周ガイド溝に嵌挿されたディスクフォルダの外周ガイド突起のローディング動作時における位置関係を説明するための説明図である。 図5に示すフードと図8に示すディスクフォルダとのローディング動作時における位置関係を説明するための説明図である。 本発明に係るディスクチェンジャー装置の実施の形態のイジェクト動作を説明するためのフローチャートである。 図19に示す前面開口の内周面に嵌挿されたフードのイジェクト動作時における位置関係を説明するための説明図である。 図9に示す駆動スリーブの外周ガイド溝に嵌挿されたフードの内周ガイド突起のイジェクト動作時における位置関係を説明するための説明図である。 図9に示す駆動スリーブの内周ガイド溝に嵌挿されたディスクフォルダの外周ガイド突起のイジェクト動作時における位置関係を説明するための説明図である。 横置き設置および水平置き設置における図5に示すフードと図8に示すディスクフォルダとのイジェクト動作時の位置関係を説明するための説明図である。 横置き設置および水平置き設置におけるディスクが装置外に排出された状態を示す外観斜視図である。 縦置き設置における図5に示すフードと図8に示すディスクフォルダとのイジェクト動作時の位置関係を説明するための説明図である。 縦置き設置におけるディスクが装置外に排出された状態を示す外観斜視図である。
符号の説明
1 ディスク
2 本体ケース
3 ディスク収納部
4 前面開口
5 操作部
6 ターンテーブル
7 シャッタ検出センサ
8 第1フード固定ピン
9 第2フード固定ピン
10 第3フード固定ピン
11 搬送ガイド
12 搬送ローラ
13 再生位置決め部
14 イジェクト制御部
15 ディスク状態認識部
16 ローディング制御部
17 センサ部
18 駆動部
19 回転アーム
41 周回溝
42 進退溝
43 切り換え片
51 電源ボタン
52 電源ランプ
53 再生指示ボタン
54 イジェクトボタン
55 ディスク状態表示部
171 ディスク挿入検出センサ
172 回転位置検出センサ
173 傾斜センサ
181 フード固定ピン駆動部
182 駆動スリーブ駆動部
183 回転アーム駆動部
184 搬送ローラ駆動部
185 ローディング機構退避駆動部
186 切り換え片駆動部
187 フード連結ピン駆動部
310 フード
311 スロット
312 内周ガイド突起
313 スライド翼
314 固定溝
315 フォルダ固定片
316 緩衝材
320 ディスクフォルダ
321 フォルダ板収納部
322 外周ガイド突起
323 フード固定穴
330 駆動スリーブ
331 開口
332 外周ガイド溝
333 内周ガイド溝
334 固定穴
335 リング支持部
340 連結リング
341 係合溝
342 連結片
350 歯車板
351 フード連結ピン
352 フード連結部
360 シャッタ
370 イジェクトスリーブ
371 連結溝
372 アーム駆動ギア
380 フォルダ板
381 基板
382 スライド穴
383 規制穴
384 掛止部
385 挿入片
390 第1スライド板
391 ディスク支持片
400 第2スライド板
401 支点
402 バネ
403 回動規制片
404 アーム係合部
410 スライドアーム
411 支点
412 係合ギア
413 トーションバネ

Claims (3)

  1. 格納したディスクを再生位置に供給するディスクチェンジャー装置であって、
    前記ディスクを保持する保持する保持手段と、
    該保持手段が収納されている前面開口と、
    該前面開口が形成されている前面部に形成された装置の奥行き方向に対して傾斜した傾斜面と、
    該傾斜面に設けられた操作手段とを具備することを特徴とするディスクチェンジャー装置。
  2. 前記ディスクが格納されている格納位置と前記再生位置とが奥行き方向に対して直交する方向に並べて配置されており、
    前記格納位置と前記再生位置とが並べて配置されている装置の長手方向を設置面と垂直、且つ奥行き方向を設置面と平行にして縦置き設置された場合に、装置の長手方向の半分より下側に前記傾斜面は形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクチェンジャー装置。
  3. 前記傾斜面は、装置の奥行き方向に対して45°の角度に傾斜していることを特徴とする請求項1又は2記載のディスクチェンジャー装置。
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