JP2006105973A - 衝撃検知光ファイバセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 センサ感度を向上させる衝撃検知光ファイバセンサを提供することにある。
【解決手段】 プラスチック光ファイバ2と、該プラスチック光ファイバ2の長手方向の片面もしくは両面に添えた複数個の突起を有する波付板6と、上記プラスチック光ファイバ2と上記波付板6とをモールド材7で覆ってなるセンサ部3と、光ファイバ2の一端に接続された発光素子と、光ファイバ2の他端に接続された受光素子とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、測定対象物による衝撃をセンシングするための衝撃検知光ファイバセンサに関する。
自動車などの車両に備えられ、他の車両や障害物などと衝突したときその衝撃を検知するための衝撃検知センサが検討されている(例えば、特許文献1)。
従来の衝撃検知センサとしては、弾性を有する支持体に光ファイバを巻き付け、光ファイバの一端に発光素子を接続し、他端に受光素子を接続したものがある(例えば、特許文献2)。このセンサに衝撃が加わったとき、支持体が変形し、それとともに光ファイバが変形する。この変形により光ファイバを通過する光の透過量が変化し、この変化から衝撃を検知する。
この光ファイバとして、プラスチックファイバ(POF)を用いることができる(例えば、特許文献3)。
特表2002−531812号公報 特開平9−26370号公報 特開平5−249352号公報
センサに大きな衝撃が加わった場合、POFが切断されるという耐衝撃性の問題がある。
一方、POFの切断を防止するために、POFに衝撃による荷重が掛かりにくくして、耐衝撃性を向上させることが考えられるが、この場合、微小な衝撃を検知できなくなってしまうという問題がある。
そこで、本発明の目的は、センサ感度を向上させる衝撃検知光ファイバセンサを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、耐衝撃性を有するとともにセンサ感度を向上させた衝撃検知光ファイバセンサを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は、プラスチック光ファイバと、該プラスチック光ファイバの長手方向の片面もしくは両面に添えた複数個の突起を有する波付板と、上記プラスチック光ファイバと上記波付板とをモールド材で覆ってなるセンサ部と、上記光ファイバの一端に接続された発光素子と、上記光ファイバの他端に接続された受光素子とを備えたことを特徴とする衝撃検知光ファイバセンサである。
請求項2の発明は、上記光ファイバのクラッド層は、光が漏れない範囲で極力薄い請求項1記載の衝撃検知光ファイバセンサである。
請求項3の発明は、上記クラッド層は数%以上薄い請求項2記載の衝撃検知光ファイバセンサである。
請求項4の発明は、上記光ファイバは、コア径が1.5mm、上記クラッド層の厚さが0.35mmの光ファイバに対し、上記クラッド層の厚さが15μm薄い請求項1〜3いずれかに記載の衝撃検知光ファイバセンサである。
請求項5の発明は、上記光ファイバのコアおよびクラッド層の横断面は、上記波付板に短軸が直交するように楕円形状である請求項1〜4いずれかに記載の衝撃検知光ファイバセンサである。
請求項6の発明は、プラスチック光ファイバと、該プラスチック光ファイバの長手方向の片面もしくは両面に添えた複数個の突起を有する波付板と、上記プラスチック光ファイバと上記波付板とをモールド材で覆ってなるセンサ部と、上記光ファイバの一端に接続された発光素子と、上記光ファイバの他端に接続された受光素子とを備え、上記複数個の突起は、長手方向に平面部が形成された平面形状突起である衝撃検知光ファイバセンサである。
請求項7の発明は、上記平面形状突起は、長手方向の両端に滑らかなR状部が形成されると共に中央に平面部が形成されて構成される請求項6記載の衝撃検知光ファイバセンサである。
請求項8の発明は、上記平面形状突起の平面部の長さ、R状部の曲率半径を、センサ感度と耐衝撃性に合わせて調節された長さ及び曲率半径である請求項6または7記載の衝撃検知光ファイバセンサである。
請求項9の発明は、プラスチック光ファイバと、該プラスチック光ファイバの長手方向の片面もしくは両面に添えた複数個の突起を有する波付板と、上記プラスチック光ファイバと上記波付板とをモールド材で覆ってなるセンサ部と、上記光ファイバの一端に接続された発光素子と、上記光ファイバの他端に接続された受光素子とを備え、上記複数個の突起は、少なくとも2段階に互いの高さが異なり、かつ滑らかなR形状突起を組み合わせて構成される衝撃検知光ファイバセンサである。
請求項10の発明は、上記R形状突起の曲率半径、高さは、センサ感度と耐衝撃性に合わせて調節された曲率半径、高さである請求項9記載の衝撃検知光ファイバセンサである。
本発明によれば、耐衝撃性を確保しながらセンサ感度を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1(a)は、本発明の好適な第1の実施の形態を示す衝撃検知光ファイバセンサの主要部の側面図、図1(b)はその横断面図である。
図1(a)および図1(b)に示すように、第1の実施の形態に係る衝撃検知光ファイバセンサ1は、プラスチック光ファイバ(POF)2を有する衝撃を検知するためのセンサ部3と、POF2の一端に接続される図示しない半導体レーザなどの発光素子と、POF2の他端に接続される図示しないフォトダイオードなどの受光素子とを備えて主に構成される。以下に説明する本実施の形態では、POF2として、耐熱性を有する耐熱性プラスチック光ファイバ(HPOF)を使用した。
POF2は、衝撃に応じて光伝送特性が変化するものであり、横断面が円形のコア4の外周にクラッド層5を被覆して構成され、横断面が同心円形状に形成される。コア4としては、耐熱性に優れた合成樹脂、例えば、アクリル樹脂、架橋アクリル樹脂(熱硬化アクリル樹脂)、シリコーン樹脂を用いる。クラッド層5としては、耐熱性、耐水性、機械的特性に優れた合成樹脂、例えば、ふっ化エチレンプロピレン樹脂(FEP)などのふっ素樹脂を用いる。
さて、センサ1は、センサ感度を向上させるため、POF2のクラッド層5を、POF2から光が漏れず、かつPOF2が十分な強度を有する範囲で極力薄く、具体的には、一般に用いられるPOFのクラッド層よりも数%以上、好ましくは4%以上薄くしてある。
POF2は、例えば、コア径が1.5mm、クラッド層の厚さが0.35mmの一般的なPOFに対し、クラッド層5の厚さを15μm薄くしてある。この場合、クラッド層5の厚さは0.335mmである。
センサ部3は、POF2の片面(図1(a)および図1(b)では裏面)に、複数個の突起を有する波付板6を添えた状態で、POF2と波付板6とが合成樹脂などのモールド材7により覆われている。ここで、モールド材による覆い方としては、POF2と波付板6とをまとめてモールド材により一体成型してもよく、また先に波付板6をモールド材によって覆い、その後POF2をモールド材に設けた空間に挿入するようにしてもよい。
波付板6は、その表面に突起としての平面形状突起8が、長手方向に沿って一定間隔で複数個形成されたものである。平面形状突起8は、側面視が略台形状であり、台形上部に平面部10が形成されて構成される。各平面形状突起8の高さは互いに同じであり、POF2に波付板6を添えたとき、POF2と各平面部10とが接触するようになっている。
波付板の形状としては、平面形状突起8の平面部10の長手方向の両端に一定の曲率半径を有する滑らかなR状部9が形成されるR付き平面形状突起を用いてもよい。
波付板6としては、例えば、硬質性のプラスチック(ロックウェル硬度(JIS K 7202)Rスケール118、Mスケール80程度のもの)、真ちゅう(BS)、ステンレス鋼(SUS)などを用いる。
第1の実施の形態の作用を説明する。
センサ1では、センサ部3に衝撃(あるいは荷重)が(図1(a)および図1(b)では上方向から)加わると、POF2が波付板6の平面形状突起8に押し付けられ、コア4が変形することにより、POF2に衝撃に応じた曲げ損失または圧縮損失が発生する。この曲げ損失または圧縮損失の損失量を、POF2の一端から発光素子によって光を入射し、POF2の他端で受光素子によって受光し、POF2を伝搬する光の透過光量の変化(減衰量)を観測することで測定する。測定した損失量からセンサ部3に加わる衝撃の有無、大きさを求めて検知する。
POF2の透過光量の減衰は、コア4が変形することにより発生し、POF2が平面形状突起8で押しつぶされることによりコア4に変形が起こる。コア4よりクラッド層5が柔らかい(弾性率が低い)ため、クラッド層5が先に変形し始め、コア4は遅れて変形し始める。クラッド層が厚いと、それだけコアの変形に遅延が発生し、センサ感度が低下することになる。
しかし、センサ1は、クラッド層5を、POF2から光が漏れず、かつPOF2が十分な強度を有する範囲で極力薄く、具体的には、一般的なPOFのクラッド層よりも4%以上薄くしたので、小さい衝撃(低荷重)でPOF2の透過光量を減衰させることができ、センサ感度が高い。これは、平面形状突起8を有する波付板6の代わりに、背景技術で説明したR形状突起のみを有する波付板を用いても同様である。
例えば、コア径が1.5mm、クラッド層の厚さが0.35mmの一般的なPOFに対し、クラッド層5の厚さを15μm薄くしたPOF2を用いることで、センサ部3にある静荷重を印加したときに、センサ1は、従来のセンサに比べて約1.5倍のセンサ感度(ロス、dB)が得られた。
さらに、センサ1は、波付板6の突起がすべて平面形状突起8なので、センサ部3に大きな衝撃を印加した場合、平面形状突起8の平面部10でPOF2に加わる応力が分散されるので、POF2が切断されにくい。つまり、センサ1によれば、耐衝撃性を確保しながらセンサ感度を向上させることができる。
これは、突起としてR状部9がない平面形状突起を用いる場合も同様である。ただし、平面形状突起8を用いる場合は、R状部9がない平面形状突起を用いる場合に比べて、R状部9でPOF2に加わる応力がより分散されるので、POF2がより切断されにくい。
第2の実施の形態を説明する。
図2に示すように、衝撃検知光ファイバセンサ21は、図1のPOF2の代わりに、横断面が同心円形状の一般的なPOFを加工し、コア24およびクラッド層25の横断面を、波付板6に短軸が直交するように楕円形状に成型したPOF22を用いて、センサ部23を構成したものである。センサ21のその他の構成は、図1のセンサ1と同じである。
POF22の成型方法としては、例えば、一般的なPOFの片面に波付板6を添え、POFを高温(約150℃)に加熱し、コア、クラッド共に軟らかく軟化した状態で、POFを反対面(図2では上方)から平板で圧縮し、POFを圧縮したまま常温に戻し、横断面が楕円形状のPOF22を成型するという工程を含む方法をとった。
POF22は、例えば、コア径が1.5mm、クラッド層の厚さが0.35mmの一般的なPOFに対し、クラッド層25の短軸方向の厚さを15μm薄くしてある。この場合、クラッド層25の短軸方向の厚さは0.335mmである。
このセンサ21によっても、クラッド層25の短軸方向の厚さを、POF22から光が漏れず、かつPOF22が十分な強度を有する範囲で極力薄くしたので、図1のセンサ1と同じ作用効果が得られる。
また、センサ21は、POF22の横断面が楕円形状となっているため、横断面が円形のPOFに比べてPOF22と波付板6との接触面積が大きくなり、斜め(POF22の短軸に平行でない方向)方向から荷重を受けたときでも、POF22が波付板6の表面に残る(POF22が波付板6の表面からズレにくい)ので、コア24を効率良く変形させることができる。つまり、センサ21は、図1のセンサ1に比べるとセンサ感度が高い。
第3の実施の形態を説明する。
図3(a)および図3(b)に示すように、衝撃検知光ファイバセンサ31は、図1の波付板6の代わりに、突起として、平面形状突起8と、R形状突起32との2種類の突起を、長手方向に沿って一定間隔で交互に組み合わせて形成した波付板36を用いて、センサ部33を構成したものである。
上述したように、平面形状突起8は、側面視が略台形状であり、長手方向の両端に一定の曲率半径を有する滑らかなR状部9が形成されると共に中央部に平面部10が形成されて構成される。R形状突起32は、側面視が略半円形状であり、一定の曲率半径を有する滑らかな突起である。突起としては、平面形状突起8の代わりに、長手方向に平面部が形成された(R状部9が形成されていない)平面形状突起を用いてもよい。
センサ31としては、POF2の代わりに、図2のPOF22を用いてもよいし、一般的なPOFを用いてもよい。センサ31のその他の構成は、図1のセンサ1と同じである。
センサ31の構造では、モールド材7の弾性係数がPOF2や波付板36の弾性係数よりも小さいため、POF2に掛かった荷重は、主に波付板36によって支えられる。
衝撃印加時、平面形状突起8では、荷重を受ける面積がR形状突起32に比べて大きいため、単位面積に掛かる荷重が小さくなる。したがって、センサ31は、R形状突起のみを有する波付板を用いた従来のセンサよりも、POF2が切断される際の衝撃が大きくなり、耐衝撃性が向上する。
ここで、波付板の突起を平面形状突起8ばかりにすると、耐衝撃性は向上するが、POF2の損失が小さくなり、センサ感度が下がる場合がある。そこで、センサ31では、耐衝撃性を向上させる平面形状突起8と、センサ感度を向上させるR形状突起32とを交互に形成した波付板36を用いることで、所望のセンサ感度と耐衝撃性が得られる。つまり、センサ31は、センサ感度と耐衝撃性がバランスよく両立したセンサである。
また、R形状突起32でも曲率半径を大きくすることで、センサ31の耐衝撃性を大きくすることができる。R形状突起32では、荷重が加わりPOF2が変形するにしたがい、荷重を受ける面積が大きくなるのだが、曲率半径を大きくするほど荷重を受ける面積の増加量が大きくなるためである。
さらに、センサ31では、平面形状突起8のR状部9の曲率半径、平面部10の長さ、パターン(例えば、突起の間隔)又は/及びR形状突起32の曲率半径、パターンを、センサ感度と耐衝撃性に合わせて予め調節(設定)することで、所望のセンサ感度と耐衝撃性が得られる。
第4の実施の形態を説明する。
図4(a)および図4(b)に示すように、衝撃検知光ファイバセンサ41は、図1の波付板6の代わりに、突起として、高さが高いR形状突起(高突起)42Hと、高突起42Hよりも高さが低いR形状突起(低突起)42Lとの2段階に高さが異なる2種類の突起を、長手方向に沿って一定間隔で交互に組み合わせて形成した波付板46を用いて、センサ部43を構成したものである。
各高突起42Hの高さは互いに同じであり、POF2に波付板46を添えたとき、POF2と各高突起42Hの頂部とが接触するようになっている。各低突起42Lの高さも互いに同じである。
センサ41としては、POF2の代わりに、図2のPOF22を用いてもよいし、一般的なPOFを用いてもよい。センサ41のその他の構成は、図1のセンサ1と同じである。
センサ41では、衝撃印加時において、微小な衝撃の場合、POF2は高突起42Hのみと接触し、衝撃によってPOF2が受けた荷重は高突起42Hのみで支えられる。
また、図5に示すように、大衝撃S印加時のように衝撃が大きい場合、荷重の掛かり始めでは、POF2は高突起42Hのみと接触した後、押しつぶされていき、POF2が高突起42Hの高さと低突起42Lの高さとの差以上変形すると、高突起42Hおよび低突起42Lと接触する。POF2が高突起42Hおよび低突起42Lと接触すると、荷重を受ける面積が大きくなるため、POF2の単位断面積に掛かる荷重が低減される。
このように、センサ41では、微小な衝撃の場合、POF2に掛かる荷重は小さな面積(高突起42Hのみ)で支えられ、大きな衝撃の場合、POF2に掛かる荷重は大きな面積(高突起42Hおよび低突起42L)で支えられる。そのため、センサ41は、微小な衝撃を感度良く検出することができ、大きな衝撃が加わった場合の耐衝撃性が向上する。つまり、センサ41は、センサ感度と耐衝撃性がバランスよく両立したセンサである。
さらに、センサ41では、高突起42Hの曲率半径、高さ、パターン又は及び低突起42Lの曲率半径、高さ、パターンを、センサ感度と耐衝撃性に合わせて予め調節することで、所望のセンサ感度と耐衝撃性が得られる。
また、突起の高さを2段階だけでなく、3段階以上に互いの高さを異ならせることで、さらに細かくセンサ感度と耐衝撃性を調節できる。
上記実施の形態では、POFの片面に波付板を添えた例で説明したが、POFの両面に波付板を添えてもよい。この場合、センサ感度がより向上する。
図1(a)は本発明の好適な第1の実施の形態を示す衝撃検知光ファイバセンサの主要部の側面図、図1(b)はその横断面図である。 第2の実施の形態を示す主要部の横断面図である。 図3(a)は第3の実施の形態を示す主要部の側面図、図3(b)はその横断面図である。 図4(a)は第4の実施の形態を示す主要部の側面図、図4(b)はその横断面図である。 大衝撃印加時における図4に示した衝撃検知光ファイバセンサの主要部の横断面図である。
符号の説明
1 衝撃検知光ファイバセンサ
2 プラスチック光ファイバ(POF)
3 センサ部
4 コア
5 クラッド層
6 波付板
7 モールド材

Claims (10)

  1. プラスチック光ファイバと、該プラスチック光ファイバの長手方向の片面もしくは両面に添えた複数個の突起を有する波付板と、上記プラスチック光ファイバと上記波付板とをモールド材で覆ってなるセンサ部と、上記光ファイバの一端に接続された発光素子と、上記光ファイバの他端に接続された受光素子とを備えたことを特徴とする衝撃検知光ファイバセンサ。
  2. 上記光ファイバのクラッド層は、光が漏れない範囲で極力薄い請求項1記載の衝撃検知光ファイバセンサ。
  3. 上記クラッド層は数%以上薄い請求項2記載の衝撃検知光ファイバセンサ。
  4. 上記光ファイバは、コア径が1.5mm、上記クラッド層の厚さが0.35mmの光ファイバに対し、上記クラッド層の厚さが15μm薄い請求項1〜3いずれかに記載の衝撃検知光ファイバセンサ。
  5. 上記光ファイバのコアおよびクラッド層の横断面は、上記波付板に短軸が直交するように楕円形状である請求項1〜4いずれかに記載の衝撃検知光ファイバセンサ。
  6. プラスチック光ファイバと、該プラスチック光ファイバの長手方向の片面もしくは両面に添えた複数個の突起を有する波付板と、上記プラスチック光ファイバと上記波付板とをモールド材で覆ってなるセンサ部と、上記光ファイバの一端に接続された発光素子と、上記光ファイバの他端に接続された受光素子とを備え、上記複数個の突起は、長手方向に平面部が形成された平面形状突起であることを特徴とする衝撃検知光ファイバセンサ。
  7. 上記平面形状突起は、長手方向の両端に滑らかなR状部が形成されると共に中央に平面部が形成されて構成される請求項6記載の衝撃検知光ファイバセンサ。
  8. 上記平面形状突起の平面部の長さ、R状部の曲率半径は、センサ感度と耐衝撃性に合わせて調節された長さ及び曲率半径である請求項6または7記載の衝撃検知光ファイバセンサ。
  9. プラスチック光ファイバと、該プラスチック光ファイバの長手方向の片面もしくは両面に添えた複数個の突起を有する波付板と、上記プラスチック光ファイバと上記波付板とをモールド材で覆ってなるセンサ部と、上記光ファイバの一端に接続された発光素子と、上記光ファイバの他端に接続された受光素子とを備え、上記複数個の突起は、少なくとも2段階に互いの高さが異なり、かつ滑らかなR形状突起を組み合わせて構成されることを特徴とする衝撃検知光ファイバセンサ。
  10. 上記R形状突起の曲率半径、高さは、センサ感度と耐衝撃性に合わせて調節された曲率半径、高さである請求項9記載の衝撃検知光ファイバセンサ。
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