JP2006104407A - (メタ)アクリレート系ポリマー - Google Patents

(メタ)アクリレート系ポリマー Download PDF

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Abstract

【課題】金属等の基材に対する保持力が改善された粘着剤又は接着剤に使用しうる(メタ)アクリレート系ポリマーを提供すること。
【解決手段】(1)式(I):
【化1】
Figure 2006104407

(R1 は2価のオリゴマー鎖、R2 は2価の脂肪族基、2価の芳香族基又は2価の脂環族基、xは1〜10の整数)で表される末端水酸基含有化合物;式(II):
HO−R1 −OH (II)
(R1 は前記と同じ)で表されるジオールと、式(III):
OCN−R2 −NCO (III)
(R2 は前記と同じ)で表されるジイソシアネートとを反応させる前記末端水酸基含有化合物の製造法;式(IV):
【化2】
Figure 2006104407

(R1 、R2 及びxは前記と同じ。R3 はCH2 =C(R4)−基(R4 は水素原子又はメチル基)で表される(メタ)アクリレート系ポリマー、前記末端水酸基含有化合物と(メタ)アクリレートとを反応させる前記(メタ)アクリレート系ポリマーの製造法;前記(メタ)アクリレート系ポリマーを含有する粘着剤又は接着剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、(メタ)アクリレート系ポリマーおよびその製造法、ならびに該(メタ)アクリレート系ポリマーの製造中間体として有用な末端水酸基含有化合物およびその製造法に関する。(メタ)アクリレート系ポリマーは、例えば、各種基材に対する粘着剤、接着剤などに有用な化合物である。
近年、硬化性樹脂組成物として種々のものが開発されており、例えば、電子線を照射することにより瞬時に硬化し、高い接着力と柔軟性を兼ね備えた接着層を与える接着剤組成物として、(メタ)アクリル酸およびカルボキシル基含有モノ(メタ)アクリレートからなる群より選ばれた少なくとも1種と、ポリウレタンポリ(メタ)アクリレートとからなるラミネート用電子線硬化型接着剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記硬化型接着剤組成物は、例えば、金属などの基材に対する保持力に劣るため、その保持力が改善された接着剤組成物に好適に使用しうる化合物の開発が待ち望まれている。
特開平6−184498号公報
本発明は、金属などの基材に対する保持力が改善された粘着剤または接着剤に好適に使用しうる(メタ)アクリレート系ポリマーを提供することを課題とする。
本発明は、
(1)式(I):
Figure 2006104407
(式中、R1 は2価のオリゴマー鎖、R2 は2価の脂肪族基、2価の芳香族基または2価の脂環族基、xは1〜10の整数を示す)
で表される末端水酸基含有化合物、
(2)式(II):
HO−R1 −OH (II)
(式中、R1 は前記と同じ)
で表されるジオールと、式(III):
OCN−R2 −NCO (III)
(式中、R2 は前記と同じ)
で表されるジイソシアネートとを、ジオール1モルあたりジイソシアネート0.5〜1モルの割合で反応させることを特徴とする式(I)で表される末端水酸基含有化合物の製造法、
(3)式(IV):
Figure 2006104407
(式中、R1 、R2 およびxは前記と同じ。R3 はCH2 =C(R4)−基(R4 は水素原子またはメチル基を示す)
で表される(メタ)アクリレート系ポリマー、
(4)式(I)で表される末端水酸基含有化合物と(メタ)アクリレートとを、末端水酸基含有化合物1モルあたり(メタ)アクリレート2〜60モルの割合で反応させることを特徴とする式(IV)で表される(メタ)アクリレート系ポリマーの製造法、
(5)前記式(IV)で表される(メタ)アクリレート系ポリマーを含有してなる粘着剤、ならびに
(6)前記式(IV)で表される(メタ)アクリレート系ポリマーを含有してなる接着剤
に関する。
なお、本明細書において、「アクリル酸および/またはメタクリル酸」を「(メタ)アクリル酸」という。また、「アクリレートおよび/またはメタクリレート」を「(メタ)アクリレート」という。
本発明の(メタ)アクリレート系ポリマーは、金属などの基材に対して、優れた保持力を発現するので、粘着剤、接着剤などに有用な化合物である。
本発明の末端水酸基含有化合物は、式(I):
Figure 2006104407
(式中、R1 は2価のオリゴマー鎖、R2 は2価の脂肪族基、2価の芳香族基または2価の脂環族基、xは1〜10の整数を示す)
で表される化合物である。
式(I)において、R1 は、2価のオリゴマー鎖を示す。2価のオリゴマー鎖の代表例としては、式(V):
−(R5)p − (V)
(式中、R5 は炭素数2〜12のアルキレン基、pは10〜150の整数、好ましくは10〜120の整数、より好ましくは10〜100の整数を示す)
で表されるオリゴマー鎖が挙げられる。2価のオリゴマー鎖の好適な例としては、式(Va):
−(R6)m −(R7)n − (Va)
(式中、R6 およびR7 は、それぞれ独立して炭素数1〜6のアルキレン基、mおよびnは、それぞれ独立して5〜100の整数を示し、mとnとの和は10〜150である。m個のR6 およびn個のR7 は、それぞれランダムで結合していてもよく、ブロックで結合していてもよい)
で表されるオリゴマー鎖が挙げられる。
6 およびR7 は、それぞれ独立して炭素数1〜6のアルキレン基であるが、それらの中では、炭素数3〜6のアルキレン基が好ましく、ブチレン基がより好ましい。さらに、R6 が式(Vb):
Figure 2006104407
で表される基であり、R7 が式(Vc):
Figure 2006104407
で表される基であることがより一層好ましい。
mおよびnは、それぞれ独立して、5〜100の整数であるが、5〜70の整数であることが好ましい。mとnとの和は、好ましくは10〜150、より好ましくは10〜120、さらに好ましくは10〜100である。
m個のR6 およびn個のR7 は、それぞれランダムで結合していてもよく、ブロックで結合していてもよいが、それぞれランダムで結合していることが均一な性質を有する観点から好ましい。
2 は、2価の脂肪族基、2価の芳香族基または2価の脂環族基を示す。
2価の脂肪族基の例としては、炭素数3〜12の脂肪族基が挙げられる。2価の脂肪族基の代表例としては、例えば、ヘキサメチレン基、トリメチルヘキサメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基などの炭素数3〜12のアルキレン基が挙げられる。
2価の芳香族基の例としては、炭素数6〜18の2価の芳香族基が挙げられる。2価の芳香族基の代表例としては、例えば、メチルフェニレン基、ジフェニルメチレン基、キシリレン基、テトラメチルキシリレン基、ナフチレン基、フェニレン基、ジフェニレン基などの炭素数6〜18のアリーレン基が挙げられる。
2価の脂環族基の例としては、炭素数3〜12の脂環族基が挙げられる。2価の脂環族基の代表例としては、例えば、ノルボルネン基、イソホロン基、シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基、エチルシクロヘキシル基、プロピルシクロヘキシル基などの炭素数3〜12のシクロアルキレン基が挙げられる。
好適なR2 の例としては、式:−(CH2)q −(式中、qは1〜8の整数、好ましくは2〜6の整数、より好ましくは3〜6の整数、さらに好ましくは6を示す)で表される基が挙げられる。
xは、1〜10の整数を示すが、好ましくは1〜6の整数である。
式(I)で表される水酸基含有化合物は、式(II)で表されるジオールと、式(III) で表されるジイソシアネートとを、ジオール1モルあたりジイソシアネート0.5〜1モルの割合で反応させることによって得ることができる。
式(II)で表されるジオールにおいて、R1 は、前記と同じであればよい。式(II)で表されるジオールの代表例としては、水酸基を2個有する共役ジエンおよび必要により他の共重合性モノマーを重合させることによって得られるジエン系ジオール、該ジエン系ジオールを水素化させることによって得られるジオールなどが挙げられる。
式(II)で表されるジオールの具体例としては、水酸基を2個有するポリイソプレン、水酸基を2個有するポリブタジエン、水酸基を2個有するスチレン−ブタジエンコポリマー、水酸基を2個有するアクリロニトリル−ブタジエンコポリマー、水酸基を2個有するポリクロロプレン、水酸基を2個有するポリ(オキシプロピレン)、水酸基を2個有するポリ(オキシテトラメチレン)グリコール、水酸基を2個有するポリオレフィングリコール、水酸基を2個有するポリ−ε−カプロラクトン、それらを水素化したものなどが挙げられる。これらの中では、水酸基を2個有する水素化されてもよいポリブタジエンおよび水酸基を2個有する水素化されていてもよいポリイソプレンがより好ましい。
好ましいジオールの例としては、式(IIa):
HO−(R5)p −OH (IIa)
(式中、R5 およびpは前記と同じ)
で表されるジオールが挙げられる。より好ましいジオールの例としては、式(IIb):
HO−(R6)m −(R7)n −OH (IIb)
(式中、R6 、R7 、mおよびnは、前記と同じ)
で表されるジオールが挙げられる。
式(III) で表されるジイソシアネートにおいて、R2 は、前記と同じであればよい。式(III) で表されるジイソシアネートの具体例としては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシアネート、変性ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、水添化キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネート、1,3 −ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンなどの芳香族系、脂肪族系または脂環式系のジイソシアネートが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
式(II)で表されるジオール1モルあたりの式(III) で表されるジイソシアネートの量は、反応制御および得られる反応混合物の増粘を考慮した操作性の観点から、0.5〜1モル、好ましくは0.5〜0.8モルであることが望ましい。
式(II)で表されるジオールと式(III) で表されるジイソシアネートとの反応は、例えば、有機溶媒中で行うことができる。
有機溶媒としては、例えば、n−ヘキサン、トルエンなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
有機溶媒の量は、通常、式(II)で表されるジオール100重量部に対して、10〜100重量部、好ましくは20〜40重量部であることが望ましい。
式(II)で表されるジオールと式(III) で表されるジイソシアネートとの反応温度は、通常、還流温度、より具体的には75〜85℃であることが好ましい。
また、反応の際の雰囲気は、例えば、窒素ガス、アルゴンガスなどの不活性ガス雰囲気であることが好ましい。
反応の終点は、例えば、式(II)で表されるジオール1モルあたりのジイソシアネート量が0.5モルとなるようにして反応させる場合、式(II)で表されるジオールの水酸基の転化率が50%以上となったときとすることができる。
かくして、式(I)で表される末端水酸基含有化合物を得ることができる。得られた式(I)で表される末端水酸基含有化合物は、式(IV)で表される(メタ)アクリレート系ポリマーの製造中間体として有用な化合物である。
式(IV)で表される(メタ)アクリレート系ポリマーは、式(I)で表される末端水酸基含有化合物と(メタ)アクリレートとをエステル化反応またはエステル交換反応させることによって得ることができる。これらの反応のなかでは、生産効率の観点から、エステル交換反応が好ましい。
(メタ)アクリレートの具体例としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、 (メタ) アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチルなどのアルキルエステル部分の炭素数が1〜4である(メタ)アクリレートが挙げられる。これらの中では、安価であるとともに、汎用性に優れていることから、 (メタ) アクリル酸メチルが好ましい。
式(I)で表される末端水酸基含有化合物1モルあたりの(メタ)アクリレートの量は、反応速度および生産効率の観点から、2〜60モル、好ましくは5〜20モルであることが望ましい。
式(I)で表される末端水酸基含有化合物と(メタ)アクリレートとの反応は、例えば、有機溶媒中で行うことができる。
有機溶媒としては、例えば、n−ヘキサン、トルエンなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
有機溶媒の量は、通常、式(I)で表される末端水酸基含有化合物100重量部に対して、10〜100重量部、好ましくは20〜40重量部であることが望ましい。
なお、式(II)で表されるジオールと式(III) で表されるジイソシアネートとの反応によって得られた反応混合物には、生成した式(I)で表される末端水酸基含有化合物が含まれているので、その反応混合物をそのまま式(I)で表される末端水酸基含有化合物と(メタ)アクリレートとの反応に用いてもよい。
式(I)で表される末端水酸基含有化合物と(メタ)アクリレートとの反応温度は、通常、還流温度、より具体的には、75〜85℃であることが好ましい。
また、反応の際の雰囲気は、(メタ)アクリレートの重合を抑制する観点から、空気、酸素ガスまたは酸素ガスを含有するガスであることが好ましく、空気または酸素ガスであることがより好ましい。
式(I)で表される末端水酸基含有化合物と(メタ)アクリレートとの反応の際には、重合防止剤を用いることができる。
重合防止剤の具体例としては、4−ヒドロキシ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン−N−オキシル、4−アセトアミノ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン−N−オキシル、4−ベンゾオキシ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン−N−オキシル、4−オキソ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン−N−オキシル、2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン−N−オキシルなどのN−オキシラジカル化合物;ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、2,6 −ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,2 −メチレンビス(4−エチル−6 −t−ブチルフェノール)、2.6 −ジ−t−ブチル−N,N−メチルアミノ−p−クレゾール、2,4 −ジメチル−6−t−ブチルフェノール、4−t−ブチルカテコール、4, 4’−チオ−ビス(3 −メチル−6−t−ブチルフェノール)、4, 4’−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)などのフェノール化合物;フェノチアジン、N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、フェニル−β−ナフチルアミン、N,N’−ジ−β−ナフチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N’−イソプロピル−p−フェニレンジアミンなどのアミノ化合物;1,4 −ジヒドロキシ−2,2、6,6 −テトラメチルピペリジン、4−ヒドロキシ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジンなどのヒドロキシアミン系化合物;ベンゾキノン、2,5 −ジ−t−ブチルハイドロキノンなどのキノン系化合物、塩化第一銅、ジメチルジチオカルバミン酸銅などの銅化合物などが挙げられ、これらは、それぞれ単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
前記重合防止剤のなかでは、(メタ)アクリレートのみならず、目的化合物である(メタ)アクリレート系ポリマーの重合を効果的に抑制する観点から、N−オキシラジカル化合物、フェノール化合物、アミノ化合物およびヒドロキシルアミン化合物が好ましく、これらは、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらのなかでは、(メタ)アクリレートおよび目的化合物である(メタ)アクリレート系ポリマーの重合を効果的に抑制する観点から、N−オキシラジカル系化合物、または該N−オキシラジカル系化合物とフェノール系化合物との併用がより好ましい。
なお、前記重合防止剤は、他の重合防止剤と併用することもできる。このように、前記重合防止剤と他の重合防止剤とを併用した場合、両者併用による相乗効果により、より優れた重合抑制効果を期待することができる場合がある。
重合防止剤の量は、通常、式(I)で表される末端水酸基含有化合物と(メタ)アクリレートとの合計量100重量部に対して、0.0005〜0.5重量部、好ましくは0.005〜0.3重量部であることが望ましい。
反応の終点は、例えば、式(I)で表される末端水酸基化合物の水酸基転化率(液体クロマトグラフィー分析)が95%以上となったときとすることができる。
反応終了後、得られた反応混合物にトルエンを添加した後、濃縮することが操作性の観点から好ましい。
さらに、反応混合物には、例えば、トルエン、アセトンなどの有機溶媒および水とともに、ハイドロタルサイト[Mg6Al2(OH)16CO3・4H2O] 〔協和化学工業(株)製、KW500PL〕を添加し、75〜85℃程度の温度で1〜5時間加熱し、還流させることがエステル交換の際に用いられた触媒を除去すること観点から好ましい。
その後、例えば、減圧下で還流脱水し、濾過機で反応混合物を濾過し、得られた濾液を減圧下で濃縮することにより、式(IV):
Figure 2006104407
(式中、R1 、R2 およびxは前記と同じ。R3 はCH2 =C(R4)−基(R4 は水素原子またはメチル基を示す)
で表される(メタ)アクリレート系ポリマーを回収することができる。
かくして得られた式(IV)で表される(メタ)アクリレート系ポリマーは、粘着剤、接着剤などに有用な化合物である。
式(IV)で表される(メタ)アクリレート系ポリマーは、例えば、有機溶媒、酸化防止剤、難燃剤、帯電防止剤、充填剤、レベリング剤、安定剤、補強剤、艶消し剤などを添加することにより、粘着剤、接着剤などに好適に使用することができる。
なお、前記接着剤には、必要により、例えば、エポキシ化合物、アジリシン化合物、メラミン化合物、イソシアネート化合物、キレート化合物などを添加することができる。
式(IV)で表される(メタ)アクリレート系ポリマーは、例えば、有機溶媒、ロジン、ロジンエステル、水添石油樹脂、炭化水素樹脂、脂肪酸エステルなどを添加することにより、粘着剤として好適に使用することができる。
前記有機溶媒としては、例えば、酢酸エチル、トルエン、キシレン、メタノール、エタノール、ブタノールなどのアルコール、アセトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトンなどのケトン、ブチルセロソルブなどのエーテルなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。有機溶媒の量は、通常、式(IV)で表される(メタ)アクリレート系ポリマー100重量部あたり、1〜50重量部程度であることが好ましい。
なお、本発明の式(IV)で表される(メタ)アクリレート系ポリマーを粘着剤や接着剤に用いる場合、適用しうる基材としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリオレフィンなどの樹脂からなる基材、金属板、ガラス板などが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
次に、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
実施例1
温度計、攪拌機、水冷コンデンサーおよび窒素ガス吹き込み管を備えた3000mL容の5つ口フラスコ内に、水添ポリブタジエンポリオール(平均分子量3430、水酸基価32.8mgKOH/g)1200g(0.35モル)とn−ヘキサン420gを仕込み、ヘキサメチレンジイソシアネート29g(0.17モル)とn−ヘキサン29gの混合液を還流下(77℃)で30分間かけて滴下した。
還流下で反応を行い、水添ポリブタジエンジオールの水酸基転化率が51.2モル%となった時点で反応を終了した。
得られた反応混合溶液から溶媒を減圧留去することによって固形分含量が99重量%の末端水酸基含有化合物を得た。生成した末端水酸基含有化合物は、以下の物性を有することから、式:
Figure 2006104407
(式中、mは43の整数、nは24の整数、xは1または3を示す)
で表される化合物であることが確認された。
(1)分子量 (標準ポリスチレン分子量換算による重合平均分子量)
ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)〔東ソー(株)製、品番:HLC-8220GPC〕に、カラム:TSK-GEL、G4000HXL、 7.8φ×300mm; TSK-GEL、G3000HXL、 7.8φ×300mm;および TSK-GEL、G2000HXL、 7.8φ×300mm ×2〔以上、東ソー(株)製、品番〕を用いて測定した。その結果を以下に示す。
〔分子量分布(GPC%)〕
26457(45%):x=3
12084(26%):x=1
06192(29%):x=0 (未反応水添ポリブタジエンポリオール)
(2)赤外吸収スペクトル(cm-1
パーキンエルマージャパン(株)製、商品名:Paragon 1000FT-IR ATR法を用いて測定した。その結果を以下に示す。
IR (cm-1): 3342, 2959, 2920, 2853, 1703, 1516, 1461, 1379, 1255, 1144, 1056, 937, 771, 721, 632, 622, 606, 597, 586, 576, 564, 559, 548, 538, 527, 516, 506, 500, 491, 479, 461
前記赤外吸収スペクトルの測定データから明らかなように、2300cm-1付近にイソシアナートに基づく吸収が観測されなかったことから、イソシアネート基の消失が確認され、また1703cm-1および1516cm-1にウレタンに基づく吸収が観測されたことから、ウレタン結合の生成が確認され、3342cm-1にアルコールに基づく吸収が観測されたことから、OH基の存在が確認された。
(3)核磁気共鳴スペクトル(1H−NMR)
日本電子工業(株)製、品番: ECX-500 、測定溶媒:CDCL3を用いて測定した。その結果を表1に示す。
Figure 2006104407
(4)水酸基価
試料にアセチル化試薬を加え、沸騰した水浴中で1時間加熱し、放冷後、指示薬として1%フェノールフタレインピリジン溶液を加え、水酸化カリウムエタノール溶液で滴定することにより測定した。その結果は、以下のとおりである。
・水添ポリブタンジエンポリオールの水酸基価:32.8mgKOH/g
・末端水酸基含有化合物の混合物の水酸基価:16.9mgKOH/g
・水酸基価から求められた水酸基転化率:48.6%
実施例2
実施例1と同様にして末端水酸基含有化合物を調製し、得られた反応混合物に、アクリル酸メチル292.8g(3.40モル)、メトキノン0.36gおよびヒドロキシテンポ0.24gを加え、77℃で還流脱水した。その後、この反応混合物にテトラn−ブトキシチタン0.60gを添加し、生成したメタノールの除去と攪拌をしながら77〜80℃で反応させ、末端水酸基含有化合物の水酸基転化率(液体クロマトグラフィーによる分析)が99.3%となった時点で、トルエン352gを滴下しながら濃縮を行った(溜出液量107g)
次に、前記反応混合物に、トルエン918g、アセトン64g、イオン交換水13gおよびハイドロタルサイト[Mg6Al2(OH)16CO3・4H2O] 〔協和化学工業(株)製、商品名:キョーワード500PL〕12gを添加し、78〜80℃で2時間加熱還流した。引き続いて、軽減圧下で還流しながら脱水を行った後、1L容の加圧濾過機で反応混合物を濾過した。
得られた濾液を77〜83℃で減圧濃縮し、アクリレート系ポリマー1137gを得た (収率:92%)。
生成したアクリレート系ポリマーの物性を実施例1と同様にして調べ、以下の物性を有することから、式:
Figure 2006104407
(式中、mは43の整数、nは24の整数、xは1または3を示す)
で表されるアクリレート系ポリマーが生成していることが確認された。
(1)分子量(標準ポリスチレン分子換算による重量平均分子量)
生成したアクリレート系ポリマーの分子量の結果は、以下のとおりである。
分子量分布(GPC%)
26457(45%)x=3
12237(26%)x=1
06291(29%)x=0
(2)赤外吸収スペクトル
生成したアクリレート系ポリマーの赤外吸収スペクトルの測定結果は、以下のとおりである。
IR(cm-1): 2959, 2921, 2853, 1731, 1636, 1510, 1461, 1406, 1379, 1294, 1268, 1187, 1144, 1059, 984, 963, 809, 772, 722, 622, 608, 596, 587, 575, 560, 548, 537, 528, 516, 510, 488, 479, 461, 454
前記赤外吸収スペクトルの測定データから明らかなように、2300cm-1付近にイソシアナートに基づく吸収が観測されなかったことから、イソシアネート基の消失が確認され、また1636cm-1および1510cm-1にウレタンに基づく吸収が観測されたことから、ウレタン結合の存在が確認され、1731cm-1にビニル基に基づく吸収が観測されたことから、ビニル基の存在が確認された。
(3)核磁気共鳴スペクトル(1H-NMR)
生成したアクリレート系ポリマーの核磁気共鳴スペクトルの測定結果を表2に示す。
Figure 2006104407
(4)エステル価
試料(生成したアクリレート系ポリマー)2.5gに、テトラヒドロフラン20mLと0.5N水酸化カリウムエタノール溶液15mLを加え、得られた混合液を、還流冷却器を取り付けた100mL容のフラスコ内に入れ、水浴上で内容物が軽く沸騰する程度で2時間加熱し、室温程度まで冷却した後、テトラヒドロフラン20mLと0.5N塩酸溶液20mLと指示薬としてフェノールレッドを加えた。
次に、得られた溶液に、1.0N水酸化ナトリウム溶液で滴定することにより、エステル価を求めた。その結果を以下に示す。
アクリレート系ポリマーのエステル価:15.9mgKOH/g
エステル価から求められた水酸基転化率:94.1%
実施例3
実施例2で得られたアクリレート系ポリマー70重量部とイソボロニル30重量部とを混合し、得られた混合物に硬化剤〔チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製、商品名:ダイキュロア1173〕5重量部を加えて混合し、紫外線硬化型粘着剤を得た。
得られた紫外線硬化型粘着剤を未処理のポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ:50μm)に、膜厚が50μmとなるようにアプリケーターで塗布し、紫外線照射装置〔アイグラフィックス(株)製、商品名:アイ紫外硬化用電源装置、形式:UB031−5BM−60Hz〕を用い、120W/cm(3kW高圧水銀ランプ)・10cmH・10m/mm・PASS(積算600mJ/cm2)の条件下で、紫外線を照射して硬化させ、粘着シートを得た。
得られた粘着シートの保持力を以下の方法にしたがって測定したところ、0ズレmm/3daysであった。
〔保持力の測定方法〕
ブリキ板の研磨板に、粘着シートを貼り付け、面積が25mm×25mmとなるように貼着し、室温下で1kgの荷重をかけて、JIS Z 0237に準拠して72時間後の保持力(ズレmm)を測定した。
以上のことから、前記アクリレート系ポリマーは、優れた保持力を発現するので、例えば、各種基材に対する粘着剤、接着剤などに好適に使用しうるものであることがわかる。
本発明の(メタ)アクリレート系ポリマーは、例えば、各種基材に対する粘着剤、接着剤などに有用な化合物である。

Claims (6)

  1. 式(I):
    Figure 2006104407
    (式中、R1 は2価のオリゴマー鎖、R2 は2価の脂肪族基、2価の芳香族基または2価の脂環族基、xは1〜10の整数を示す)
    で表される末端水酸基含有化合物。
  2. 式(II):
    HO−R1 −OH (II)
    (式中、R1 は2価のオリゴマー鎖を示す)
    で表されるジオールと、式(III):
    OCN−R2 −NCO (III)
    (式中、R2 は2価の脂肪族基、2価の芳香族基または2価の脂環族基を示す)
    で表されるジイソシアネートとを、ジオール1モルあたりジイソシアネート0.5〜1モルの割合で反応させることを特徴とする式(I):
    Figure 2006104407
    (式中、R1 およびR2 は前記と同じ。xは1〜10の整数を示す)
    で表される末端水酸基含有化合物の製造法。
  3. 式(IV):
    Figure 2006104407
    (式中、R1 は2価のオリゴマー鎖、R2 は2価の脂肪族基、2価の芳香族基または2価の脂環族基、R3 はCH2 =C(R4)−基(R4 は水素原子またはメチル基を示す)、xは1〜10の整数を示す)
    で表される(メタ)アクリレート系ポリマー。
  4. 式(I):
    Figure 2006104407
    (式中、R1 は2価のオリゴマー鎖、R2 は2価の脂肪族基、2価の芳香族基または2価の脂環族基、xは1〜10の整数を示す)
    で表される末端水酸基含有化合物と(メタ)アクリレートとを、末端水酸基含有化合物1モルあたり(メタ)アクリレート2〜60モルの割合で反応させることを特徴とする式(IV):
    Figure 2006104407
    (式中、R1 、R2 およびxは前記と同じ。R3 はCH2 =C(R4)−基(R4 は水素原子またはメチル基を示す)を示す)
    で表される(メタ)アクリレート系ポリマーの製造法。
  5. 式(IV):
    Figure 2006104407
    (式中、R1 は2価のオリゴマー鎖、R2 は2価の脂肪族基、2価の芳香族基または2価の脂環族基、R3 はCH2 =C(R4)−基(R4 は水素原子またはメチル基を示す)、xは1〜10の整数を示す)
    で表される(メタ)アクリレート系ポリマーを含有してなる粘着剤。
  6. 式(IV):
    Figure 2006104407
    (式中、R1 は2価のオリゴマー鎖、R2 は2価の脂肪族基、2価の芳香族基または2価の脂環族基、R3 はCH2 =C(R4)−基(R4 は水素原子またはメチル基を示す)、xは1〜10の整数を示す)
    で表される(メタ)アクリレート系ポリマーを含有してなる接着剤。
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