JP2006103942A - 自走式作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】 走行時、作業時の後方視界を確保した状態で、スライドパッドの点検作業、交換作業を容易に行なえるようにして作業性を向上する。
【解決手段】 連結装置42のボス部材43は、上側スライドパッド19と下側スライドパッド21との間に位置して第1段ブーム13の後端側に設ける構成とした。従って、第1段ブーム13の後端側、走行体2の後部の高さ寸法も低く抑え、走行時や作業時における後方の視界を広くすることができる。しかも、第1段ブーム13と連結装置42のボス部材43との間に各スライドパッド19,21を点検、整備するための作業スペースを設けることができる。これにより、各スライドパッド19,21の摩耗状況、損傷等の点検作業、交換作業を容易に行なうことができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えばリフトトラック等の自走可能な走行体と伸縮式の作業装置とを備えた自走式作業機械に関する。
一般に、作業機械は、例えば地上から高所に荷物を運搬する荷役作業を行なうリフトトラック等が知られており、このリフトトラックは、オペレータが搭乗するキャブを有し、車輪によって自走可能な走行体と、該走行体に起伏可能に設けられた作業装置とを備えている。
そして、リフトトラックは、例えば作業装置の前端側に設けられたフォーク等の作業具に荷物を積載した状態で、予め定められた荷下ろし場所の近傍まで走行した後、作業装置を起伏させたり、伸縮させたりすることにより、作業具に積載した荷物を所定の荷下ろし場所へと持上げて荷下ろしするものである。
ここで、作業装置は、走行体に対して後端側が連結装置を介して上,下方向に起伏可能に設けられた複数段のブームからなる伸縮ブームを備えている。この伸縮ブームは、上面部、下面部、左側面部、右側面部からなる角筒体により形成された第1段ブームと、該第1段ブーム内に伸縮可能に収容され、第1段ブームと同様に上面部、下面部、左側面部、右側面部からなる角筒体により形成された第2段以降の内側ブームとにより大略構成されている。そして、伸縮ブームは、第1段ブームに対して第2段以降の内側ブームを伸長、縮小することにより、全長を可変にすることができる。
また、第1段ブームと内側ブームとの間、例えば内側ブームの上面部の外側には、第1段ブームの上面部の内側に摺接する上側スライドパッドを設け、内側ブームの下面部の外側には、第1段ブームの下面部の内側に摺接する下側スライドパッドを設ける構成としている。これにより、第1段ブームに対する内側ブームの伸縮動作を円滑にしている。
一方、伸縮ブームを走行体のフレームに連結する連結装置は、第1段ブームの後端側に取付けられた円筒状のボス部材と、該ボス部材内に回転可能に挿通され、両端がフレームに取付けられた連結ピンとにより構成されている。
また、伸縮ブームには、外側に位置する第1段ブームの上面部後端側に上側に突出してブラケットを設けたものがある。この場合、前記ブラケットに連結装置のボス部材を設け、該ボス部材に連結ピンを回転可能に挿通し、該連結ピンの両端側を走行体のフレームの後部に取付ける構成としている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−194672号公報
ところで、上述した従来技術によるリフトトラックは、伸縮ブームを構成する第1段ブームの後端側に上側に突出してブラケットを設け、該ブラケットと走行体のフレームとに亘って連結装置を設ける構成としている。従って、第1段ブームよりもブラケット、連結装置が上側に突出して位置し、また、連結装置の連結ピンを取付けるフレームの後部も上側に突出することになる。
このため、キャブ内の運転席から後方をみたときには、上側に突出したブラケット、連結装置、フレームの後部が視界の妨げになり、走行時や作業時の後方視界が狭くなってしまうという問題がある。
そこで、連結装置が第1段ブームよりも上側に突出しないように、該連結装置のボス部材を第1段ブームの側面部に取付けることが考えられる。しかし、この場合には、内側ブームに設けた上側スライドパッド、下側スライドパッドが連結装置のボス部材に隠れてしまう。このため、スライドパッドの摩耗、損傷等の点検作業が困難になる上に、スライドパッドを交換する場合には、該スライドパッドを目視しながら作業を行なうことができず、作業性が悪いという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、走行時、作業時の後方視界を確保した状態で、スライドパッドの点検作業、交換作業を容易に行なえるようにして、作業性を向上できるようにした自走式作業機械を提供することにある。
請求項1の発明による自走式作業機械は、自走可能な走行体と、該走行体に対して後端側が連結装置を介して上,下方向に起伏可能に設けられた複数段のブームからなる伸縮ブームとを備え、前記伸縮ブームは、上面部、下面部、左側面部、右側面部からなる角筒体により形成された第1段ブームと、該第1段ブーム内に伸縮可能に収容され上面部、下面部、左側面部、右側面部からなる角筒体により形成された第2段以降の内側ブームと、該内側ブームの上面部の外側に設けられ前記第1段ブームの上面部の内側に摺接する上側スライドパッドと、前記内側ブームの下面部の外側に設けられ前記第1段ブームの下面部の内側に摺接する下側スライドパッドとを含んで構成し、前記連結装置は、前記第1段ブームの左,右の側面部に取付けられた円筒状のボス部材と、該ボス部材内に挿通され両端が前記走行体に取付けられた連結ピンとにより構成してなる。
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記連結装置を構成するボス部材は、前記上側スライドパッドと下側スライドパッドの間に位置して前記第1段ブームの後端側に設ける構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、連結装置を構成するボス部材は、内側ブームの上面部の外側に設けられた上側スライドパッドと内側ブームの下面部の外側に設けられた下側スライドパッドとの間に位置して第1段ブームの後端側に設ける構成としている。従って、第1段ブームの上面側をほぼ平坦に形成することができるから、該第1段ブームの後端側、走行体の後部の高さ寸法を低く抑えることができ、走行時や作業時における後方の視界を広くして作業性、安全性を向上することができる。
しかも、連結装置のボス部材を、上側スライドパッドと下側スライドパッドの間に位置して設けることにより、第1段ブームと連結装置のボス部材との間に該各スライドパッドを点検、整備するための作業スペースを設けることができる。これにより、スライドパッドの摩耗点検、交換作業等を目視しながら容易に行なうことができ、作業性を向上することができる。
以下、本発明に係る自走式作業機械の実施の形態をリフトトラックに適用した場合を例に挙げ、図1ないし図8を参照しつつ詳細に説明する。
図において、1は自走式作業機械としてのリフトトラックで、該リフトトラック1は、自走可能なホイール式の走行体2と、該走行体2に起伏可能に設けられた後述の作業装置11とにより大略構成されている。そして、リフトトラック1は、走行体2によって作業場所まで自走し、作業装置11を用いて地上から高所へと荷物を運搬する荷役作業を行うものである。また、走行体2は、後述のフレーム3、前輪7、後輪8、キャブ9等により大略構成されている。
3は走行体2のベースとなるフレームで、該フレーム3は、前,後方向に延びる支持構造体として形成されている。また、フレーム3は、図2に示すように、前,後方向にほぼ水平に延びる底板4と、該底板4の左側に設けられ、ほぼ垂直に立ち上がって前,後方向に延びる左縦板5と、前記底板4の右側に該左縦板5とほぼ平行に設けられ、ほぼ垂直に立ち上がって前,後方向に延びる右縦板6とにより大略構成されている。
また、左,右の縦板5,6の後部5A,6Aには、上側寄りに位置してピン取付ボス5B,6Bが設けられ、該ピン取付ボス5B,6Bには、後述する作業装置11の伸縮ブーム12が連結装置42を介して上,下方向に起伏可能に取付けられている。さらに、フレーム3には、エンジン、油圧ポンプ、油圧モータ等の駆動源(いずれも図示せず)、後述のキャブ9等が搭載されている。
7はフレーム3の前部側に設けられた左,右の前輪で、これら左,右の前輪7は、プロペラシャフト(図示せず)等を介して油圧モータに接続されている。8はフレーム3の後部側に設けられた左,右の後輪で、これら左,右の後輪8も、プロペラシャフト等を介して油圧モータに接続されている。
そして、左,右の前輪7と左,右の後輪8は、油圧モータによって同時に回転駆動されることにより4輪駆動の状態で走行体2を走行させると共に、後述のキャブ9内に配設されたステアリング装置(図示せず)によって同時に操舵されることにより、走行体2を直進走行、左旋回走行、右旋回走行させるものである。
9は左側の前輪7と後輪8との間に位置してフレーム3を構成する左縦板5の前,後方向中央部に配設されたキャブを示している。このキャブ9は、オペレータが搭乗する運転室を画成するもので、フレーム3の左縦板3Aにブラケット(図示せず)を介して取付けられている。そして、キャブ9内には、オペレータが着座する運転席、前輪7および後輪8を操舵するステアリング装置、後述の作業装置11を操作する操作レバー等(いずれも図示せず)が設けられている。
10は前輪7よりも前側に位置してフレーム3の前端側に設けられた左,右のスタビライザを示している。このスタビライザ10は、走行体2の走行時には接地板10Aを地面から離間させ、作業装置11を用いた荷役作業時には接地板10Aを地面に接地させることにより、走行体2を安定させるものである。
11は走行体2に起伏可能に設けられた荷役作業用の作業装置で、該作業装置11は、伸縮ブーム12を伸縮させることにより作業具45に積載した荷物を地上から高所へと運搬する荷役作業を行うものである。そして、作業装置11は、後述の伸縮ブーム12、ブーム伸縮シリンダ34、伸長用動力伝達装置35、縮小用動力伝達装置39、作業具45、ブーム起伏シリンダ46等により構成されている。
この場合、作業装置を構成する伸縮ブームは、3段または4段以上のブームを備え前,後方向に伸縮可能となった多段式の伸縮ブームとして構成されるが、本実施の形態では3段式の伸縮ブームを例に挙げて説明する。
12は作業装置11を構成する伸縮式(テレスコピック式)のブームで、該伸縮ブーム12は、図3、図4等に示すように、後述の第1段ブーム13、第2段ブーム17、第3段ブーム28を備えた3段式のブームとして構成されている。また、伸縮ブーム12は、前記各ブーム13,17,28を含み、後述のスライドパッド19,21,23、連結装置42等により大略構成されている。
13は伸縮ブーム12のベースとなる第1段ブームを示している。この第1段ブーム13は、図5、図6に示すように、上面部13A、下面部13B、左,右の側面部13Cによって囲まれ、前,後方向に延びる断面四角形状の中空な角筒体として構成されている。そして、第1段ブーム13内には、後述の第2段ブーム17が前,後方向に伸縮可能に収容されている。
ここで、第1段ブーム13の上面部13Aには、その後端側に位置して複数個のボルト着脱孔13Dが設けられ、該各ボルト着脱孔13Dは、後述する上側スライドパッド19を接続筒体18の上面部18Bに固定しているボルト20が通るもので、該各ボルト20に対応する位置に例えば4個形成されている。また、第1段ブーム13の左,右の側面部13Cには、上,下方向の中間部上側寄りに位置して後述のボス部材43を挿着するボス挿着孔13Eと、中間部下側寄りに位置して後述するブーム伸縮シリンダ34のピン34Cが挿着されるシリンダ用ボス13Fとが設けられている。
14は第1段ブーム13の前端側を構成するブラケットを示している。このブラケット14は、図1ないし図3に示すように、第1段ブーム13の前端部に固着された枠状のフランジ板14Aと、該フランジ板14Aに固着された下面部14Bと、フランジ板14Aと下面部14Bとに固着された左,右の側面部14Cとにより、上方が開口した断面U型の枠状に構成されている。
15はブラケット14の下面部14Bに取付けられた下側スライドパッドで、該下側スライドパッド15は、後述する第2段ブーム17の下面部17Bが摺接するものである。また、16はブラケット14の左,右の側面部14Cに取付けられた横側スライドパッド(右側のみ点線で図示)で、該横側スライドパッド16は、第2段ブーム17の左,右の側面部17Cが摺接するものである。
17は第1段ブーム13内に伸縮可能に収容された内側ブームとしての第2段ブームで、該第2段ブーム17は、第1段ブーム13とほぼ同様に、上面部17A、下面部17B、左,右の側面部17Cによって囲まれ、前,後方向に延びる断面四角形状の中空な角筒体として構成されている。そして、第2段ブーム17内には、後述の第3段ブーム28が前,後方向に伸縮可能に収容されている。また、第2段ブーム17の後端側には後述の接続筒体18が設けられ、第2段ブーム17の前端側には後述のプーリ取付枠体25が設けられている。
18は第2段ブーム17の後端側を構成する接続筒体で、該接続筒体18は、図5ないし図7に示すように、第2段ブーム17の基端部に固着された四角枠状の端板18Aと、該端板18Aに固着された角筒体をなす上面部18B、下面部18C、左,右の側面部18Dとにより構成されている。また、接続筒体18の上面部18Bには、例えば後端側の左,右方向に離間した位置にそれぞれ4個のねじ孔18Eが設けられている。また、下面部18Cの後端側には、左,右方向のほぼ中央部に位置して例えば4個のボルト挿通孔18Fが設けられ、左,右の側面部18Dの後端側には、それぞれ上側寄りに位置して例えば2個のボルト挿通孔18Gが設けられている。
19は接続筒体18の上面部18Bの上側に取付けられた例えば2個の上側スライドパッドで、該上側スライドパッド19は、上面部18Bの基端部に左,右方向に間隔をもって配設されている。また、上側スライドパッド19は、自己潤滑性を有する樹脂材料を用い、所望の厚さ寸法をもったブロック体として形成されている。また、上側スライドパッド19には、後述するボルト20が挿通するボルト挿通孔19Aが例えば4個ずつ設けられ、該各ボルト挿通孔19Aは、ボルト20の頭部20Aが摺接面から引込むように段付孔として形成されている。
ここで、上側スライドパッド19は、第2段ブーム17、後述の第3段ブーム28、作業具45の重量、該作業具45に搭載した荷物(図示せず)の重量を受承しつつ、第2段ブーム17を第1段ブーム13の上面部13A下面に対して円滑に摺動(伸縮)させるものである。このため、上側スライドパッド19は、大きな荷重によって第1段ブーム13の上面部13Aに押付けられた状態で摺動することにより摩耗を生じるから、こまめな摩耗点検、定期的な交換作業が必要になる。
そして、上側スライドパッド19は、接続筒体18の上面部18B上の所定位置に配置し、この状態で第1段ブーム13のボルト着脱孔13Dからボルト挿通孔19Aに挿通したボルト20を接続筒体18のねじ孔18Eに螺着することにより、該接続筒体18の上面部18Bに取付けることができる。また、第1段ブーム13のボルト着脱孔13Dから工具(図示せず)を差し入れてボルト20を取外すことにより、第1段ブーム13の上面部13Aと後述する連結装置42のボス部材43との隙間から上側スライドパッド19を取外すことができる。
また、21は接続筒体18の下面部18Cの下側に取付けられた下側スライドパッドで、該下側スライドパッド21は、上側スライドパッド19とほぼ同様に、自己潤滑性を有する樹脂材料を用い、所望の厚さ寸法をもったブロック体として形成されている。また、下側スライドパッド21には、後述するボルト22が螺合するねじ穴21Aが例えば4個設けられている。
そして、下側スライドパッド21は、接続筒体18を構成する下面部18Cの下側に配置し、該下面部18Cに設けられたボルト挿通孔18Fに挿通したボルト22を下側スライドパッド21のねじ穴21Aに螺着することにより、該接続筒体18の下面部18Cに取付けることができる。また、ボルト22を取外すことにより下側スライドパッド21を取外すことができる。
さらに、23は接続筒体18の左,右の側面部18Dに取付けられた横側スライドパッドで、該横側スライドパッド23は、上側スライドパッド19とほぼ同様に、自己潤滑性を有する樹脂材料を用い、所望の厚さ寸法をもったブロック体として形成されている。また、横側スライドパッド23には、ボルト24が螺合するねじ穴23Aが例えば2個設けられている。
そして、横側スライドパッド23は、接続筒体18を構成する左,右の側面部18Dの外側上部に配置し、該側面部18Dに設けられたボルト挿通孔18Gに挿通したボルト24を横側スライドパッド23のねじ穴23Aに螺着することにより、該接続筒体18の側面部18Dに取付けることができる。また、ボルト24を取外すことにより、横側スライドパッド23を取外すこともできる。
25は第2段ブーム17の前端側に設けられたプーリ取付枠体で、該プーリ取付枠体25は、図3、図4に示すように、第2段ブーム17の前端部に固着された枠状のフランジ板25Aと、該フランジ板25Aに固着された下面部25B、左,右の側面部25Cとにより、上方が開口した断面U型の枠状に構成されている。そして、プーリ取付枠体25を構成する左,右の側面部25Cには、上側に位置して後述の前端側プーリ37、案内プーリ38が回転可能に取付けられている。
26はプーリ取付枠体25の下面部25Bに取付けられた下側スライドパッドで、該下側スライドパッド26は、後述する第3段ブーム28の下面部28B上面が摺接するものである。また、27はプーリ取付枠体25の左,右の側面部25Cに取付けられた横側スライドパッドで、該横側スライドパッド27は、第3段ブーム28の左,右の側面部28C内面が摺接するものである。
28は第2段ブーム17内に伸縮可能に収容された第3段ブームで、該第3段ブーム28は、上面部28A、下面部28B、左,右の側面部28Cによって囲まれ、前,後方向に延びる断面四角形状の中空な角筒体として構成されている。そして、第3段ブーム28の後端側には後述の接続筒体29が設けられ、第3段ブーム28の前端側には後述のブームヘッド33が設けられている。
29は第3段ブーム28の後端側を構成する接続筒体で、該接続筒体29は、図5等に示すように、第3段ブーム28の基端部に固着された四角枠状の端板29Aと、該端板29Aに固着された上面部29B、下面部29C、左,右の側面部29D(右側のみ図示)とにより、中空な角筒体として構成されている。
30は接続筒体29の上面部29Bに取付けられた上側スライドパッドで、該上側スライドパッド30は、第2段ブーム17の上面部17A下面に摺接するものである。また、31は接続筒体29の下面部29Cに取付けられた下側スライドパッドで、該下側スライドパッド31は、第2段ブーム17の下面部17B上面に摺接するものである。さらに、32は接続筒体29の左,右の側面部29Dに取付けられた横側スライドパッドで、該横側スライドパッド32は、第2段ブーム17の左,右の側面部17C内面に摺接するものである。
33は第3段ブーム28の前端部に設けられたブームヘッドで、該ブームヘッド33は、図1に示すように、第3段ブーム28から斜め下向きに延びる中空な筒体として構成されている。そして、ブームヘッド33の先端側には、後述の作業具45が回動可能に取付けられている。
34は第1段ブーム13と第2段ブーム17の接続筒体18との間に設けられたブーム伸縮シリンダで、該ブーム伸縮シリンダ34は、トラニオン型の油圧シリンダとして構成されている。そして、チューブ34Aは、接続筒体18の左,右の側面部18Dに揺動可能に取付けられ、ロッド34Bの突出端はピン34Cを介して第1段ブーム13の左,右の側面部13Cに取付けられている。
これにより、ブーム伸縮シリンダ34は、そのロッド34Bを伸長させたときには、図4に示すように、第2段ブーム17を第1段ブーム13から伸長し、ロッド34Bを縮小させたときには、図3に示すように、第2段ブーム17を第1段ブーム13内に縮小することができる。
35はブーム伸縮シリンダ34の伸長動作に応じて伸縮ブーム12全体を伸長させる伸長用動力伝達装置を示している。この伸長用動力伝達装置35は、一端が第3段ブーム28の接続筒体29に接続され、他端側が前側に延びて第2段ブーム17の前端側で折返し、その他端が第1段ブーム13のブラケット14に接続された伸長用チェーン36と、プーリ取付枠体25に設けられ、該伸長用チェーン36が円滑に折返すようにガイドする前端側プーリ37、案内プーリ38とにより大略構成されている。
そして、伸長用動力伝達装置35は、図4に示すように、ブーム伸縮シリンダ34が伸長動作を行うことにより、第2段ブーム17が第1段ブーム13から伸長したときには、この第2段ブーム17の前端側プーリ37が前方に移動し、該前端側プーリ37に巻回された各伸長用チェーン36は前方に移動する。これにより、各伸長用チェーン36が接続された第3段ブーム28は、第2段ブーム17の伸長動作に応じて該第2段ブーム17から伸長し、伸縮ブーム12全体が円滑に伸長するようになっている。
39はブーム伸縮シリンダ34の縮小動作に応じて伸縮ブーム12全体を縮小させる縮小用動力伝達装置を示している。この縮小用動力伝達装置39は、一端が第3段ブーム28の接続筒体29に接続され、他端側が後側に延びて第2段ブーム17の後端側で折返し、その他端が前側に延びて第1段ブーム13のブラケット14に接続された縮小用チェーン40と、接続筒体18の上面部18Bに設けられ、該縮小用チェーン40が円滑に折返すようにガイドする後端側プーリ41とにより大略構成されている。
そして、縮小用動力伝達装置39は、図3に示すように、ブーム伸縮シリンダ34が縮小動作を行うことにより、第2段ブーム17が第1段ブーム13内に縮小したときには、この第2段ブーム17の後端側プーリ41が後方に移動し、該後端側プーリ41に巻回された縮小用チェーン40は後方に移動する。これにより、縮小用チェーン40が接続された第3段ブーム28は、第2段ブーム17の縮小動作に応じて該第2段ブーム17内に縮小し、伸縮ブーム12全体が円滑に縮小するようになっている。
42は伸縮ブーム12を構成する第1段ブーム13の後端側に設けられた連結装置で、該連結装置42は、伸縮ブーム12を走行体2の後端側に起伏可能に支持するものである。そして、連結装置42は、図7に示す如く、後述するボス部材43と連結ピン44とにより大略構成されている。
43は第1段ブーム13の後端側に取付けられた1本のボス部材を示している。このボス部材43は、左,右方向に延びる円筒体として形成され、その内部は後述の連結ピン44が回転可能に挿通するピン挿通孔43Aとなっている。そして、ボス部材43は、上側スライドパッド19と下側スライドパッド21の間に位置して第1段ブーム13の後端側に設けられている。即ち、ボス部材43は、第1段ブーム13の各側面部13Cに設けられたボス挿着孔13Eに挿通され、溶接等の固着手段を用いて固着されている。従って、ボス部材43は、上側スライドパッド19と下側スライドパッド21とを後側から覆い隠すことなく、これらを露出させることができる。
これにより、ボス部材43は、第1段ブーム13との間から上,下のスライドパッド19,21を外部に露出させることができるから、作業者は、目視によって各スライドパッド19,21の摩耗、損傷等の点検作業を行なうことができ、また目視しながら手を差し入れてスライドパッド19,21の交換作業を行うことができる。
さらに、ボス部材43を第1段ブーム13の上,下方向の中間部位に設けたことにより、該第1段ブーム13の上側にはブラケット等を設ける必要がなくなる。従って、第1段ブーム13(伸縮ブーム12)の後端側と、該第1段ブーム13が取付くフレーム3の各縦板5,6の後部5A,6Aとは、その高さ寸法を低く抑えることができる。
44はボス部材43と共に連結装置42を構成する連結ピンで、該連結ピン44は、ボス部材43のピン挿通孔43Aに回転可能に挿通されている。また、連結ピン44の両端部は、ボス部材43から突出し、フレーム3を構成する左,右の縦板5,6の後部5A,6Aに設けられたピン取付ボス5B,6Bに取付けられている(図1、図2参照)。これにより、連結ピン44は、ボス部材43を介して第1段ブーム13の後端側を支持することができ、伸縮ブーム12は、後述のブーム起伏シリンダ46を伸縮させることにより連結ピン44を支点として上,下方向に起伏することができる。
45はブームヘッド33の先端側に取付けられた作業具で、該作業具45は、その前面側にフォーク45Aが設けられ、該フォーク45A上に荷物を積載するものである。ここで、作業具45は、ピン45Bを介してブームヘッド33の先端側に回動可能に取付けられ、ブームヘッド33と作業具45との間には、作業具シリンダ45Cが設けられている。そして、作業具45は、例えば伸縮ブーム12を起伏させるときに、この伸縮ブーム12の起伏角度に応じ、作業具シリンダ45Cによって作業具45を回動させることにより、作業具45のフォーク45Aを水平な姿勢に保持することができる。
46は走行体2のフレーム3と第1段ブーム13との間に設けられたブーム起伏シリンダで、該ブーム起伏シリンダ46は、図1に示すように、ボトム側がフレーム3にピン結合され、ロッド側が第1段ブーム13の下面部13Bにピン結合されている。そして、ブーム起伏シリンダ46は、第1段ブーム13の後端側とフレーム3とを連結する連結装置42の連結ピン44を中心として、伸縮ブーム12全体を地面側に伏せた伏せ位置(図1中に実線で示す位置)と、地面から起立した起立位置(図1中に二点鎖線で示す位置)との間で起伏させるものである。
本実施の形態によるリフトトラック1は上述の如き構成を有するもので、以下、その作動について説明する。
まず、作業装置11を用いて荷役作業を行うときには、図1に示すように伸縮ブーム12を地面側に伏せた状態で、作業具45のフォーク45A上に荷物(図示せず)を積載する。そして、リフトトラック1を作業現場まで自走させた後、スタビライザ10の接地板10Aを地面に接地させることにより、走行体2を安定させる。
次に、ブーム起伏シリンダ46を伸長させることにより、伸縮ブーム12を連結装置42の連結ピン44を中心として起伏させ、該伸縮ブーム12全体を、図1中の実線で示す伏せ位置から二点鎖線で示す起立位置へと移動させる。
この状態で、ブーム伸縮シリンダ34を伸長させることにより、図4に示すように、第2段ブーム17が第1段ブーム13から伸長する。このときには、第2段ブーム17の伸長に伴って伸長用動力伝達装置35の伸長用チェーン36が前端側に引っ張られるから、第3段ブーム28を第2段ブーム17の伸長動作に応じて伸長することができる。これにより、第2段ブーム17、第3段ブーム28が同時に伸長するから、伸縮ブーム12全体を円滑に伸長させることができる。
このとき、作業具シリンダ45Cは、伸縮ブーム12の起伏角度に応じて作業具45をブームヘッド33に対して回動させ、作業具45のフォーク45Aを水平な姿勢に保持する。このようにして、作業具45のフォーク45A上に積載された荷物を、地上から高所へと安定した状態で運搬することができる。
また、リフトトラック1を走行させるとき、荷物の運搬作業を行なうときには、伸縮ブーム12の後端側、走行体2の後部の高さ寸法を低く抑えたことにより後方の視界を広くすることができる。
一方、伸縮ブーム12を縮小させるときには、ブーム伸縮シリンダ34を縮小させる。これにより、図3に示すように、第2段ブーム17が第1段ブーム13内に縮小する。このときには、第2段ブーム17の縮小に伴って縮小用動力伝達装置39の縮小用チェーン40が後端側に引っ張られるから、第3段ブーム28を第2段ブーム17の縮小動作に応じて縮小することができる。これにより、第2段ブーム17、第3段ブーム28が同時に縮小するから、伸縮ブーム12全体を円滑に縮小させることができる。
このように、第1段ブーム13に対して第2段ブーム17が伸縮したときには、第1段ブーム13のブラケット14に設けられた各スライドパッド15,16が第2段ブーム17の外面に摺接し、第2段ブーム17の接続筒体18に設けられた各スライドパッド19,21,23が第1段ブーム13の内面に摺接する。これにより、第1段ブーム13に対して第2段ブーム17を円滑に伸縮動作させることができる。
また、第2段ブーム17に対して第3段ブーム28が伸縮したときには、第2段ブーム17のプーリ取付枠体25に設けられた各スライドパッド26,27が第3段ブーム28の外面に摺接し、第3段ブーム28の接続筒体29に設けられた各スライドパッド30,31,32が第2段ブーム17の内面に摺接する。これにより、第2段ブーム17に対して第3段ブーム28を円滑に伸縮動作させることができる。
ここで、第2段ブーム17、第3段ブーム28を伸縮動作させたときには、それぞれのスライドパッド15,16,19,21,23,26,27,30,31,32が摺動するから、これらのスライドパッド15,16,19,21,23,26,27,30,31,32は摩耗を生じる。
特に、第2段ブーム17を構成する接続筒体18の上面部18B外側に設けられた上側スライドパッド19には、第2段ブーム17、第3段ブーム28、作業具45の重量、該作業具45に搭載した荷物(図示せず)の重量が作用するから、摩耗を生じ易い。また、接続筒体18の下面部18C外側に設けられた下側スライドパッド21にも、比較的大きな荷重が作用するから、他のスライドパッド15,16,23,26,27,30,31,32に比較して摩耗を生じる。このため、第2段ブーム17の後端側に設けられた各スライドパッド19,21は、摩耗の点検をこまめに行なう必要があり、さらに定期的に交換する必要がある。
次に、第2段ブーム17を構成する接続筒体18に設けられた上側スライドパッド19、下側スライドパッド21の摩耗点検および交換作業を行なう場合について説明する。
まず、上側スライドパッド19と下側スライドパッド21の点検作業を行なう場合について述べる。この場合には、伸縮ブーム12を最縮小させることにより、図3、図5に示す如く、各スライドパッド19,21を第1段ブーム13の後端側に配置する。
ここで、第1段ブーム13をフレーム3に取付けている連結装置42は、そのボス部材43を、上側スライドパッド19と下側スライドパッド21との間に配置しているから、第1段ブーム13とボス部材43との間から上,下のスライドパッド19,21を外部に露出させることができる。従って、作業者は、作業装置11の後側に回り込んで、伸縮ブーム12の後部を覗き込むことにより、各スライドパッド19,21の摩耗状況、損傷の有無等を目視で確認することができ、点検作業を容易に行なうことができる。そして、各スライドパッド19,21に摩耗や損傷が見られたときには、各スライドパッド19,21を交換する。
次に、上側スライドパッド19、下側スライドパッド21の交換作業を行なう場合について述べる。まず、例えば図1中に実線で示すように、伸縮ブーム12を最縮小させた状態で地面側に伏せた位置に保持する。この状態で第3段ブーム28のブームヘッド33等にワイヤを掛けてクレーン等(いずれも図示せず)で上側に持上げ、図8に示すように、第1段ブーム13の上面部13Aと上側スライドパッド19との間に隙間を形成する。
そして、第1段ブーム13の上面部13Aと上側スライドパッド19との間に隙間を形成したら、該上面部13Aに設けられたボルト着脱孔13Dから工具(図示せず)を差し入れ、上側スライドパッド19を固定している各ボルト20を緩めて取外す。この状態で、第1段ブーム13の上面部13Aと連結装置42との間から手を入れることにより、上側スライドパッド19を第2段ブーム17の接続筒体18から簡単に取出すことができる。また、新しい上側スライドパッド19を用意し、上述した作業と逆の作業を行なうことにより、新しい上側スライドパッド19を第2段ブーム17の接続筒体18に簡単に取付けることができる。
一方、下側スライドパッド21は、ボルト22を緩めて取外すことにより、容易に交換することができる。さらに、横側スライドパッド23も、ボルト24を緩めて取外すことにより、容易に交換することができる。
かくして、本実施の形態によれば、連結装置42のボス部材43は、第2段ブーム17を構成する接続筒体18の上面部18Bの外側に設けられた上側スライドパッド19と下面部18Cの外側に設けられた下側スライドパッド21との間に位置して第1段ブーム13の後端側に設ける構成としている。従って、従来技術で述べたような上側に突出するブラケットを廃止でき、第1段ブーム13の上面側をほぼ平坦に形成することができる。また、伸縮ブーム12が取付く走行体2の後側部分の高さ寸法も低く抑えることができる。この結果、走行時や作業時における後方の視界を広くすることができ、作業性、安全性を向上することができる。
しかも、連結装置42のボス部材43を、上側スライドパッド19と下側スライドパッド21の間に位置して第1段ブーム13の後端側に設けているから、第1段ブーム13と連結装置42のボス部材43との間に各スライドパッド19,21を点検、整備するための作業スペースを設けることができる。これにより、各スライドパッド19,21の摩耗状況、損傷の有無等を目視で確認することができ、点検作業を容易に行なうことができる。また、各スライドパッド19,21の交換作業を目視しながら容易に行なうことができ、作業性を向上することができる。
なお、実施の形態では、連結装置42のボス部材43は、左,右方向に延びる1本の円筒体として形成し、第1段ブーム13を構成する側面部13Cのボス挿着孔13Eに挿通して固着する構成とした。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図9に示す変形例による連結装置51のように、第1段ブーム13を構成する側面部13C,13Cのボス挿着孔13E,13Eに短尺なボス部材52,53を挿着し、該各ボス部材52,53内に連結ピン54を挿通する構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、第1段ブーム13、第2段ブーム17、第3段ブーム28からなる3段式の伸縮ブーム12を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、4段以上のブームからなる伸縮ブームにも適用することができる。
また、実施の形態では、伸縮ブーム12の前端側に荷役作業用の作業具45を設けたリフトトラック1を例に挙げて説明している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば伸縮ブームの前端側に作業員が搭乗する作業台が設けられた高所作業車、伸縮ブームの前端側にクラムシェル式のバケットが設けられた縦坑掘削機等、伸縮ブームを備えた他の自走式作業機械にも広く適用することができる。
本発明の実施の形態が適用されたリフトトラックを示す正面図である。 図1に示すリフトトラックの平面図である。 図1中の伸縮ブームが縮小した状態を概略的に示す断面図である。 伸縮ブームが伸長した状態を概略的に示す断面図である。 図3中の伸縮ブームの後端側、ブーム伸縮シリンダ等を拡大して示す要部拡大の断面図である。 第1段ブーム、第2段ブームの接続筒体、各スライドパッド等を図5中の矢示VI−VI方向から拡大して示す断面図である。 第1段ブーム、連結装置、第2段ブームの接続筒体、各スライドパッド、ブーム伸縮シリンダ等を図5中の矢示VII−VII方向から拡大して示す断面図である。 上側スライドパッド等の交換作業を行なっている状態を示す図7と同様の断面図である。 本発明の変形例による連結装置を第1段ブーム、第2段ブームの接続筒体、各スライドパッド等と一緒に拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 リフトトラック(自走式作業機械)
2 走行体
3 フレーム
11 作業装置
12 伸縮ブーム
13 第1段ブーム(外側ブーム)
13A,17A,18B,28A,29B 上面部
13B,17B,18C,28B,29C 下面部
13C,17C,18D,28C,29D 側面部
17 第2段ブーム(内側ブーム)
18,29 接続筒体
19,30 上側スライドパッド
15,21,26,31 下側スライドパッド
16,23,27,32 横側スライドパッド
28 第3段ブーム(内側ブーム)
34 ブーム伸縮シリンダ
42,51 連結装置
43,52,53 ボス部材
44,54 連結ピン
45 作業具
46 ブーム起伏シリンダ

Claims (1)

  1. 自走可能な走行体と、該走行体に対して後端側が連結装置を介して上,下方向に起伏可能に設けられた複数段のブームからなる伸縮ブームとを備え、
    前記伸縮ブームは、上面部、下面部、左側面部、右側面部からなる角筒体により形成された第1段ブームと、該第1段ブーム内に伸縮可能に収容され上面部、下面部、左側面部、右側面部からなる角筒体により形成された第2段以降の内側ブームと、該内側ブームの上面部の外側に設けられ前記第1段ブームの上面部の内側に摺接する上側スライドパッドと、前記内側ブームの下面部の外側に設けられ前記第1段ブームの下面部の内側に摺接する下側スライドパッドとを含んで構成し、
    前記連結装置は、前記第1段ブームの左,右の側面部に取付けられた円筒状のボス部材と、該ボス部材内に挿通され両端が前記走行体に取付けられた連結ピンとにより構成してなる自走式作業機械において、
    前記連結装置を構成するボス部材は、前記上側スライドパッドと下側スライドパッドの間に位置して前記第1段ブームの後端側に設ける構成としたことを特徴とする自走式作業機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20090280277A1 (en) * 2006-09-06 2009-11-12 Agc Techno Glass Co., Ltd Ultraviolet-absorbing glass tube for fluorescent lamp and glass tube comprising the same for fluorescent lamp
CN110734008A (zh) * 2019-11-19 2020-01-31 皇珈叉车(苏州)有限公司 一种宽视野四级门架

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