JP2006103870A - レジストレーション装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】精度の高い横レジ合わせを行う。
【解決手段】レジ前ローラに高圧電圧を印加し、この部分にシートを通過させることによって、シートの表面に電荷を形成する。そして、レジストローラにシートに形成された電荷と同極の高圧電圧を印加する。これによって、レジストローラ表面にシート表面に形成させた電荷と同極性の電荷を生じさせることによって、シートに反発力を生じさせ、シートをレジストニップ部へ精度良く導く構成とする。この構成によってレジストローラのループ量は小さくて済み、シートの生産性が向上する。
【選択図】図1
【解決手段】レジ前ローラに高圧電圧を印加し、この部分にシートを通過させることによって、シートの表面に電荷を形成する。そして、レジストローラにシートに形成された電荷と同極の高圧電圧を印加する。これによって、レジストローラ表面にシート表面に形成させた電荷と同極性の電荷を生じさせることによって、シートに反発力を生じさせ、シートをレジストニップ部へ精度良く導く構成とする。この構成によってレジストローラのループ量は小さくて済み、シートの生産性が向上する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置又は原稿画像を読み取るスキャナー等の画像読取装置等に適用されるシートの傾きや位置ずれ等を矯正するレジストレーション装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ等の画像形成及び画像読取りを行う装置では、画像形成部や画像読取り部の直前にシートの姿勢及び位置を合わせるために、シートの斜行補正やシートの位置ずれ補正を行う手段であるレジストレーション手段が使用されているものがある。
ここで、 これらのレジストレーション手段としては、停止しているローラ対のニップにシート先端を突き当ててシートに撓みを作り、シートの弾性によってシート先端をローラニップに沿わせて斜行の補正を行い、その後、所定のタイミングで該ローラ対を回転させ、シートと画像の同期を合わせるという所謂ループレジストレーション方式が主流となっている。
しかしながら、上記のループレジストレーション方式では、ループを形成させるためのループ空間が必ず必要となり、装置を大型化させていた。
又、ループ空間が十分に確保できないときは、特にこしの弱い薄紙で座屈によるジャムが発生するという問題もある。
又、シートをレジストローラ対に当接させる際に音が発生したり(所謂ループ音)、又、シートのこしの強さによって斜行補正能力が変わってしまうという問題がある。具体的には、シートにこしが無い薄紙ではシート先端がレジストローラニップに当接する際の当接圧が不足し、シート先端がレジストローラ対に十分当接し切れない場合があり、完全に斜行補正ができない。又、シートのこしが強い厚紙等ではレジストローラのニップに当接させた衝撃でレジストローラ対のニップを突き抜けてしまうという不具合があり、これを防止するためにレジストローラ対に負荷(ブレーキ部材)等を与えることによって対応している場合もあり、製品コストをアップさせている。
更に、シート先端がカールや折れがある場合等にはシート先端がレジストローラ対のニップ部に正確に沿わず、精度良く斜行補正ができない場合が発生し、印字精度として十分に満足できるものではなかった。
又、近年、画像形成装置、画像読取装置がデジタル化されるに従い、 シートとシートの間隔(紙間)を詰め、短い時間の中で多くのシートを処理することによって、例えば画像形成の場合、画像形成のプロセス速度を上げずに実質的な画像形成速度の向上が図られるようになってきている。
一方、従来のアナログ式の装置、例えば複写機においては、1枚のシート(原稿)を読取った後、連続して複写をする場合でも、原稿を露光するための光学装置が複写枚数分往復しなければならず、そのためにシート間の間隔(紙間)が必然的に決まっていた。
一方、従来のアナログ式の装置、例えば複写機においては、1枚のシート(原稿)を読取った後、連続して複写をする場合でも、原稿を露光するための光学装置が複写枚数分往復しなければならず、そのためにシート間の間隔(紙間)が必然的に決まっていた。
しかしながら、原稿の読取り及びその画像形成がデジタル化されることにより、原稿を1度読取った後、その画像情報は電気的に符号化され、メモリに貯えることができるようになっている。そして、画像形成時は、メモリ内の情報を読み出して、レーザ光、LEDアレイ等の露光装置によって感光体上に原稿の画像情報に対応する画像を形成するため複数枚の複写においても光学装置等のメカニカルな動きが不要となる。
ところが、先に述べたループレジストレーション方式ではループ形成するためにシートを一旦停止させなければならず、シートとシートの間隔(紙間)が必然的に決定されてしまい、実質的な画像形成速度(生産性)を向上させることを大きく阻害していた。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、上記不具合を克服し、印字精度を向上させ、且つ、紙間を小さくすることによって、画像形成装置又は画像読取装置の生産性を高めることができるレジストレーション装置及びこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、シートのタイミングを取って送り出すレジストレーション装置であって、シートを搬送する搬送手段であるレジストローラ対の少なくとの一方は電気導電性を持った表面を形成し、前記レジストローラ対の搬送方向上流側にある少なくとも一対のレジ前ローラ対の少なくとも一方は電気導電性を持った表面を形成し、前記レジストローラ及びレジ前ローラの表面に電荷を形成する高圧発生装置を有し、前記高圧発生装置は前記レジストローラ及びレジ前ローラの表面に同極性の電荷が形成されるように高圧発生装置を制御する制御手段を持つことを特徴とする。
本発明のレジストレーション装置は、シートをレジスト部にスムーズに入れることができるため、ループ量を小さくすることができる。更に、高精度な斜行補正が期待できる。
又、シート厚み、種類、環境等によってループ量を制御し、レジスト補正後の斜行量によってループ量を制御することによって、更なる斜行補正が期待できる。
又、従来のループレジストレーション方式のようにシートをレジストローラ部にて一旦停止させて、充分なループを形成させた後、搬送するしなくても良い。つまり、ループ量を充分に小さくでき、その結果、紙間を最小限にすることが可能であり、生産性の高い装置を提供することができるばかりでなく、ループ音の発生も少なくて済み、又、薄紙のループ形成時の座屈という問題も軽減できる。当然、ループ空間も少なくて済み、装置の小型化が可能である。更には、シートの先端部のカールや折れ等の先端部変形によって、そのシートがレジストローラ対に挟持前と異なる姿勢で挟持されることになったとしても、そのことに何ら影響されることなく、シートの斜行と斜送を精度良く補正することができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係るレジストレーション装置を適用した画像形成装置としてのプリンタの断面図である。
図1は本発明の実施の形態1に係るレジストレーション装置を適用した画像形成装置としてのプリンタの断面図である。
図1において、100はプリンタ、101は該プリンタ100を制御するための制御手段であるコントローラ、102はカセットで、カセット102内のシートは所定のタイミングで昇降/回転するピックアップローラ103とフィードローラ104及びリタードローラ105の作用によって1枚ずつ分離給紙される。そして、給紙部から給紙されたシートは搬送ローラ106によってガイド板107,108によって構成される搬送路109を通過し、ガイド110,111で構成される搬送路112へ受け渡され、レジスト前ローラ対113を通過して、レジストローラ対2a,2bを有するレジストローラ部1に導かれる。このレジストローラ部1にて、シートSの斜行補正した後にシートは転写部115部へと搬送される。
尚、レジストローラ部1における斜行補正の動作に関しては後述する。
116は感光ドラムであり、図中時計方向に回転するようになっている。117は作像手段たるレーザー変調(レーザースキャナ)であり、そのレーザー光はミラー118によって折り返され、感光ドラム116上の露光位置119に照射されて、感光ドラム116上に潜像を形成し、現像器120によってトナー像として顕像化される。121は感光ドラム116上のトナー像をシートSに転写するための転写帯電器、122は感光ドラム116とシートを静電分離するための分離帯電器であり、画像形成部を構成する。尚、123は転写部であり、この位置にて、感光ドラム116上のトナー像がシートS上に転写される。
レジストローラ対2a,2bを通過したシートSは、その先端を露光開始センサー124によって検知され、レーザー変調117によるレーザー光の照射が開始される。
尚、上記露光開始センサー124から転写部123までの距離は感光ドラム116のレーザー光照射位置119から転写部123までの距離と等しい位置に配置されており、これにより、シートSと感光ドラム116上の画像の先端位置の同期を取ることが可能となっている。
125は画像形成されたシート材を搬送する搬送ベルト、126は定着装置、127は排紙ローラである。画像形成されたシート材は、排出ローラ127によって排出される。
128はスキャナで、図1において、129は走査光学系光源、130はプラテンガラス、131は開閉する原稿圧板、132はレンズ、133は受光素子(光電変換)、134は画像処理部、135は画像処理部にて処理された画像処理信号を記憶しておくためのメモリー部である。
走査光学源129で読み取られた原稿像は、画像処理部134で処理され、電気的に符号化され電気信号136に変換されて作像手段たるレーザ変調117に伝送される。又、画像処理部にて処理され、符号化された画像情報を一旦メモリー135に記憶させて、コントローラ101からの信号によって、必要に応じて、レーザ変調117に伝送することもできるように構成されている。
ここで、100はプリンタ、128はスキャナであるが、図のように別体の場合もあるが、プリンタ100とスキャナ128が一体の場合もある。
プリンタ100は別体でも一体でも、レーザ変調117に画像形成部の処理信号を入力すれば複写機として機能するし、FAXの送信信号を入力すればFAXとして機能するし、パソコンの出力信号を入力すれば、プリンタとして機能する。逆に、画像処理部134の処理信号をほかのFAXに送信すれば、FAXとして機能する。
次に、レジストローラ部1周辺の詳細の説明を図2〜図10を用いて行う。
図は本発明の実施の形態係るレジストレーション装置を示すもので、図2は上視図、図3はレジ周辺断面図であり、図4〜図7は紙がレジに突入する動作を示した動作断面図、図8は電気ブロック図、図9はシーケンスチャート、図10はレジストローラ部1の動作説明図である。
図2及び図3において、レジストローラ対2a,2bは、プリンタ100の前側板4aと後側板4bによりそれぞれの側板に固定された軸受5によって、回転自在に軸支されている。レジストローラ対2a,2bの上側ローラ2aの芯金は、金属でローラ表面が1.0×1013Ωm程の体積抵抗率を持つゴム材料で構成されている。下側ローラ2bは、表面性の優れた鉄等の金属材料で形成されている。軸受5は、電気導電性が無い材料(POM等)で構成されている。
又、このレジストローラ対2a,2bの搬送方向上流側には、レジ前ローラ対3a,3bが配置され、レジストローラ対2a,2bと同様に軸受5によって軸支されている。
レジ前ローラ対2a,2bは、芯金が金属でローラ表面が1.0×1013Ωm程の体積抵抗率を持つゴム材料で構成されている。
レジストローラ対2a,2b及びレジ前ローラ対3a,3bの一端には電磁クラッチ4が配置されており、タイミングベルト6によって駆動モータ(不図示)からの駆動を伝達している。又、レジストローラ対2a,2b及びレジ前ローラ対3a,3bの反対側には各ローラに給電する給電装置7が設けられており、接点8を介して給電が行われる構成になっている。
レジストローラ対2a,2bとレジ前ローラ対3a,3bの間には上ガイド板9a、下ガイド板9bが配置されており、下ガイド板9bに前述した給電装置7から給電を行っている。下ガイド板9bは、非導電性樹脂(例えばPOM等)で構成されたピン10によって前側板4aと後側板4bに支持されている。給電装置7の接点8によって接触しているピン11は、鉄等の金属から構成されており、このピン11から下ガイド板9bへ給電を行っている。下ガイド板9bは、鉄等の板に高抵抗の樹脂を塗布しても良い。下ガイド板9bには角穴9b−1が明いており、この角穴9b−1の下に配置されているレジ前センサー12によってレジ前位置にシートSが到達したことを検知する。
図3に示すように、レジストローラ2a,2b、レジ前ローラ3a,3b、下ガイド板9bは、電源13によって電気的に接続されており、高圧直流電圧を印加できるように構成されている。又、電源13の電圧値及びON/OFFのタイミング等はコントローラ101によって制御されている。
次に、シートの斜行を取る動作について説明する(図9参照)。
図1に示すカセット102から給紙されたシートSは、図4に示すように、レジ前ローラ3a,3bに到達し、挟持搬送される(レジ前ローラ3a,3bは常時回転)。次に、シートSは、レジ前センサー12に先端が到達する(図9のa)。そのタイミングとほぼ同時に電源13から例えば+3kVの直流電圧が発生され、レジ前ローラ3a,3b及びレジストローラ2a,2b及び下ガイド板9bのそれぞれに+の電界(電荷)が形成される。レジ前ローラ3a,3bをシートSが通過した時、シートSの表面にはプラス電界(電荷)の影響でプラス電界(電荷)が形成される(図10参照)。
レジストクラッチ4は、レジ前センサー12でシートSの先端が検知されてからシートSがレジストローラ2a,2bに到達するまでの間にOFFされ(図9のb)、所定時間停止した後、再びONする(図9のc)。従来例では、この停止時間をシートSのループ量(送り量)が10mm程度になるように設定していたが、本実施の形態においては5mm以下に設定することができる。その理由は下記に述べる。
そして、シートSは、図5に示すように表面性の優れた金属のレジストローラ2a,2b表面に当接する。しかし、このとき、前述したようにシート先端及び両側には+電荷が形成されているため、レジストローラ2a,2b上に形成された+電荷と反発し、シートSとレジストローラ2a,2bの間の摩擦抵抗が軽減する。この作用によってシートSはスムーズにレジストローラ2a,2bのニップ部に入る。
その後、レジストクラッチ4がOFFされ(図9のb)、駆動伝達が切り離されることによってシートSのループが形成される。
図10はレジストローラ2a,2bにシートが突入するときの様子を示した断面図である。
レジ前ローラ3a,3b、レジストローラ2a,2b、レジ前ガイド9bに+3kVの高圧直流電圧を印加することによって、各部材の表面には図に示すように+電荷(電界)が形成される。シートSがレジ前ローラ3a,3bを通過する時にレジ前ローラ3a,3bからの電荷が注入され表面に+電荷が形成される。シートSの表面に形成された+電荷は、レジ前ガイド9bを通過する時に負荷軽減になり、スムーズにレジストローラ2a,2bのニップ部へ導かれる。又、シートSがレジストローラ2a,2bに接触した後、シートSのループを作り、斜行を補正する時も負荷が殆どないため、従来例よりも少ないループ量でシートSの斜行を補正できる。
このようにして、所定時間(紙送り量で5mm以下)、レジストローラ2a,2bが停止した後、再びレジストクラッチ4に接続信号が入り、シートSは搬送方向へ搬送される。シートSの後端をレジ前センサー12によって検知したならば電源13をOFFする(図9のd)。尚、前述したように、レジ前クラッチ4’及び駆動モータ14は、シートSの給紙・搬送中は常時回転している。
斜行が補正されたシートSは、更に下流側に搬送され、転写部123へと導かれる(図7)。その後の動作は前述した通りである。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図11〜図13に基づいて説明する。尚、実施の形態1及び従来例と同一の部品は同一符号を記し、説明を省略する。
次に、本発明の実施の形態2を図11〜図13に基づいて説明する。尚、実施の形態1及び従来例と同一の部品は同一符号を記し、説明を省略する。
実施の形態1と異なる部分は、レジストローラ2a,2bによって、シートSの斜行を補正した後に露光開始センサー124が斜行検知手段を兼ねていること。又、レジ前ローラ3a,3bにシートSが入る前にシートSの厚みを検知する紙厚検知センサー15を設けていること。シートSへの電力供給の制御が異なることの3点である。
先ず、シートSがレジ前ローラ3a,3bに入る前にシートの厚みを厚み検知センサー15によって検知する(図13のa)。例えば、シートの厚みが薄い時にはレジストローラ2a,2b及びレジ前ローラ3a,3b及びレジ前ガイド9bへ印加する電圧量を小さく制御し、シートSへ与える帯電量を少なくするようにコントローラ101を制御する。逆にシートSの厚みが厚い時には、帯電量が多くなるようにコントローラ101を制御する。この制御を行うことによってシートS、レジストローラ2a,2b及びレジ前ローラ3a,3bへの無駄な電力供給をしなくて済む。つまり、シートSへ適正な電荷を加えるように制御する。
又、シートSの厚みだけではなく外部環境(温度・湿度)、シートSの搬送スピード、紙種等によってもシートSに加える適正な電荷量は異なる。従って、図1に示すプリンタ本体100の搭載された温湿度センサー(不図示)、紙種情報等に基づいてコントローラ101によって所定の演算式をもって演算し、電源13によって適正な直流電圧を出力するようにしても良い(図13のb)。
その後、レジストクラッチ4をOFF/ONすることによって適正なループ量を形成する(図13のc,d)。このとき、通常は実施の形態1でも述べたように、シートSのループ量を5mm以下にするのであるが、前述した検知手段(紙厚検知センサー15、温湿度センサー(不図示)、紙種情報、搬送スピード)等の情報に基づいてレジストローラ2a,2bによって形成させるループ量をコントローラ101によって演算し、制御する。例えば、200g/m2 の坪量の紙種においてはループ量を1mm程度に小さくし、52g/m2 の紙種においてはループ量を5mm程度に大きくするようにコントローラ101を制御し、レジストクラッチ4の動作タイミングを制御する。
次に、シートSは、その紙幅方向に少なくとも2箇所以上設けている露光開始センサー124の検知ズレを検知し(図13のe)、シートSの斜行量を演算する。その斜行量に応じて、次回からの給紙・搬送・レジ補正制御をコントロールする。つまり、この斜行量によって、レジストクラッチ4のOFF/ONをコントローラ101によって制御し、シートSのループ量を制御する。
このようにレジストローラ2a,2bの前後情報によって、シートSのループ量を制御することによって適正なループを形成し、安定したレジスト補正を行う制御を行う。以下の動作は実施の形態1と同様である。
1 レジストレーション装置
2a,2b レジストローラ対
3a,3b レジ前ローラ対
13 高圧発生装置
101 制御手段(コントローラ)
2a,2b レジストローラ対
3a,3b レジ前ローラ対
13 高圧発生装置
101 制御手段(コントローラ)
Claims (7)
- シートのタイミングを取って送り出すレジストレーション装置であって、
シートを搬送する搬送手段であるレジストローラ対の少なくとの一方は電気導電性を持った表面を形成し、
上記レジストローラ対の搬送方向上流側にある少なくとも一対のレジ前ローラ対の少なくとも一方は電気導電性を持った表面を形成し、
上記レジストローラ及びレジ前ローラの表面に電荷を形成する高圧発生装置を持ち、上記高圧発生装置は上記レジストローラ及びレジ前ローラの表面に同極性の電荷が形成されるように高圧発生装置を制御する制御手段を有することを特徴とするレジストレーション装置。 - 前記レジストローラ対とレジ前ローラ対の間に配置されたガイド板に前記高圧発生装置から該レジストローラ対及び該レジ前ローラ対の表面に形成された前記電荷と同極性の電荷を発生させることを特徴とする請求項1記載のレジストレーション装置。
- 前記レジストローラ対の上流側に設けたシート厚検知手段によって検知された検知信号に応じて、前記高圧発生装置から出力される出力電圧を上記制御手段によってコントロールすることを特徴とする請求項1又は2記載のレジストレーション装置。
- 前記シート厚検知手段、レジストレーション装置を搭載している画像形成装置内に配置している温湿度センサー、該画像形成装置でシートを搬送する搬送スピード、該画像形成装置で設定している紙種等の情報に基づいて前記高圧発生装置から出力される出力電圧を上記制御手段によってコントロールすることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のレジストレーション装置。
- 前記レジストローラ対に対して搬送方向下流側にシートの斜行量を検知するシート斜行量検知手段を設け、この情報に基づいて前記高圧発生装置から出力される出力電圧を前記制御手段によってコントロールすることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のレジストレーション装置。
- 前記レジストローラ対の少なくとも一方、前記レジ前ローラ対の少なくとも一方、前記ガイド板の表面は各部材に電圧を印加したときに表面に電荷が形成し易いように電気的に高抵抗な部材で構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のレジストレーション装置。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載のレジストレーション装置と、該レジストレーション装置により整合されたシートに画像を形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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JP2004292514A JP2006103870A (ja) | 2004-10-05 | 2004-10-05 | レジストレーション装置及び画像形成装置 |
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