JP2006102712A - 圧電アクチュエータ及び液体吐出装置 - Google Patents

圧電アクチュエータ及び液体吐出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006102712A
JP2006102712A JP2004295890A JP2004295890A JP2006102712A JP 2006102712 A JP2006102712 A JP 2006102712A JP 2004295890 A JP2004295890 A JP 2004295890A JP 2004295890 A JP2004295890 A JP 2004295890A JP 2006102712 A JP2006102712 A JP 2006102712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric actuator
piezoelectric
surface electrode
electrode
ceramic layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004295890A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Higashibetsupu
誠 東別府
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2004295890A priority Critical patent/JP2006102712A/ja
Publication of JP2006102712A publication Critical patent/JP2006102712A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】湿度の高い環境下にあっても短絡し難い圧電アクチュエータ及びそれを用いた液体吐出装置を提供する。
【解決手段】圧電セラミック層2の表面に銀を含む表面電極3が設けられるとともに、前記圧電セラミック層2の内部に内部電極が設けられ、該内部電極が前記圧電セラミック層の表面に設けられた表面接続端子4に電気的に接続されており、該表面接続端子4と前記表面電極3との間に駆動電圧が印加される圧電アクチュエータ1であって、前記圧電セラミック層2表面の少なくとも前記表面接続端子4と前記表面電極3との間に拡散防止層5が設けられてなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧電アクチュエータ及び液体吐出装置に関し、例えば、燃料噴射用インジェクタ、インクジェットプリンタ、あるいは圧電共振子、発振器、超音波モータ、超音波振動子、フィルタあるいは加速度センサ、ノッキングセンサ、及びAEセンサ等の圧電センサなどに適し、特に、広がり振動、伸び振動、厚みたて振動を利用した印刷ヘッドとして好適に用いられる圧電アクチュエータ、及び、布、紙、プラスチック、金属、ガラス及びセラミックス、シリコンやGaAs等の半導体用基板等からなる記録媒体の表面に微小な液滴を噴射して記録を行う印刷ヘッドに好適に使用できる液体噴出装置に関する。
従来から、圧電磁器を利用した製品としては、例えば、圧電アクチュエータ、フィルタ、圧電共振子(以下、発振子を含む概念である)、超音波振動子、超音波モータ、圧電センサ等がある。
これらの中で、例えば圧電アクチュエータは、電気信号に対する応答速度がμsecオーダーと非常に高速であるため、半導体製造装置のXYステージの位置決め用圧電アクチュエータやインクジェットプリンタの印刷ヘッドに用いられる圧電アクチュエータ等に応用されている。
例えば、インクジェットプリンタの印刷ヘッドに用いられる圧電アクチュエータされた印刷ヘッドは、図1(a)に示したように、アクチュエータ51が、流路部材57の上に設けられた構造を有する(例えば、特許文献1参照)。流路部材57は、複数のインク加圧室57aが隔壁57bによって仕切られ、インク加圧室57aはアクチュエータ51に当接するように並設されている。
アクチュエータ51は、振動板52上に、共通電極55、圧電セラミック層54及び表面電極53を設けてなる。表面電極53は、図1(b)に示したように、圧電セラミック層54の表面に複数配列されることにより、複数の圧電変位部56aが形成されたものである。通常は、マトリックス配置をするように表面電極53が形成される。この圧電アクチュエータ51は、インク加圧室57aの直上に表面電極53が位置するようにして流路部材57上に配置している。
上記のような印刷ヘッドは、共通電極55と所定の表面電極53との間に電圧を印加して該表面電極53直下の圧電セラミック層54を変位させることにより、変位領域56aが対応するインク加圧室57aの方向に凸になるように変形し、インク加圧室57a内のインクを加圧して、流路部材57の底面に開口したインク吐出口58よりインク滴を吐出することができる。
特開2004−114342号公報
しかしながら、このような電極配置では、表面電極53と表面接続端子54とがそれぞれ大気に曝された状態で存在するため、特に、隣接している表面電極53と表面接続端子54との間の絶縁抵抗が次第に低下し、短絡するという問題があった。また、特に、梅雨時期には湿度が非常に高く、短絡によって駆動しない変位素子が発生する危険性が高かった。
そこで、本発明の目的は、湿度の高い環境下にあっても短絡し難い圧電アクチュエータ及びそれを用いた液体吐出装置を提供することにある。
本発明は、表面電極と表面接続端子との間で発生する短絡が銀の拡散(エレクトロマイグレーション)に起因し、表面電極と表面接続端子との間に絶縁シートを設けることによって、これらの電極間の絶縁性が極端に低下するのを抑制することができ、湿度の高い環境下で両電極間に駆動電圧を繰り返し印加しても、短絡するのを抑制することができるとの新規な知見に基づくものである。
表面電極と表面接続端子とがそれぞれ大気に曝された状態で存在すると空気中の水分が圧電セラミック層表面に吸着し、表面電極と表面接続端子間の絶縁抵抗が低下し、高電圧を印可しつづけると最終的に圧電アクチュエータの変位が低下し、さらには絶縁破壊してしまうことを知見し、表面電極と表面接続端子との間に絶縁シートを設けることによって、これらの電極間の絶縁性を高めることができ、両電極間に駆動電圧を印加した際に、短絡するのを抑制することができる。
即ち、本発明の圧電アクチュエータは、圧電セラミック層の表面に銀を含む表面電極が設けられるとともに、前記圧電セラミック層の内部に内部電極が設けられ、該内部電極が前記圧電セラミック層の表面に設けられた表面接続端子に電気的に接続されており、該表面接続端子と前記表面電極との間に駆動電圧が印加される圧電アクチュエータであって、前記圧電セラミック層表面の少なくとも前記表面接続端子と前記表面電極との間に拡散防止層が設けられてなることを特徴とする。
特に、前記圧電セラミック層表面に複数の表面電極が配列して表面電極群を形成し、前記表面電極群と前記表面接続端子とに挟まれた領域に前記拡散防止層が設けられていることが好ましい。この構成により、銀のエレクトロマイグレーションが表面電極群と表面接続素子とに挟まれた領域に発生するため、この領域に拡散防止層を設ければよく、高温多湿での駆動に対する高信頼性の確保が容易に達成できる。
また、前記拡散防止層が、前記表面電極又は前記表面電極群を取り囲むように設けられていることが好ましい。これにより、表面電極群と表面接続素子との間のみならず、圧電アクチュエータの側面に露出した電極があっても、また裏面に電極があっても、露出電極又は裏面電極と表面電極との間での銀のエレクトロマイグレーションを防止でき、高温多湿での駆動に対しての信頼性をさらに高めることができる。
さらに、前記拡散防止層が樹脂を主体とする絶縁シートであることが好ましい。樹脂は絶縁性が高く、また形状も任意に決定できるため、どのような領域にも拡散防止層を形成でき、また、低コストで信頼性を向上することができる。
また、本発明の液体吐出装置は、上記の圧電アクチュエータを、内部に液体加圧室と、該液体加圧室に連通するノズル孔とを具備する流路部材に接合してなり、前記液体加圧室に充填された液体を前記圧電アクチュエータによって加圧し、前記ノズル孔から液滴を吐出させることを特徴とする。このように構成された液体吐出装置は、優れた圧電アクチュエータの特性を維持することができ、安定した液滴吐出を実現させることができ、高速かつ高品質な液滴吐出を保証できる。
特に、インクジェットヘッドとして用いられることが好ましい。上記本発明の圧電アクチュエータ又は液体吐出装置をインクジェットプヘッドとして用いることで、高速高品質の印字・印刷を安定して行うことができる。
本発明を、図を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態である圧電アクチュエータの平面図である。
図1(a)によれば、本発明のアクチュエータ1は、流路部材7の上に接合して使用することができる。流路部材7は、複数のインク加圧室7aが隔壁7bによって仕切られ、液体加圧室7aはアクチュエータ1に当接するように並設されている。
アクチュエータ1は、振動板1a上に、共通電極1b、圧電セラミック層2及び表面電極3を設けてなる。表面電極3は、図1(b)に示したように、圧電セラミック層2の表面に複数配列されることにより、複数の圧電変位部(不図示)が形成されている。圧電セラミック層2の表面に、表面電極3及び表面接続端子4が設けられ、各表面電極3は、各インク加圧室7aの直上に対応するように配置している。
共通電極1bはビア電極1cを介して表面接続端子4と電気的に接続され、表面接続端子4と所定の表面電極3との間に電圧を印加し、その表面電極3直下の圧電セラミック層2を変位させることにより、圧電変位部が対応する液体加圧室7aの方向に凸になるように変形し、液体加圧室7a内のインクを加圧して、流路部材7の底面に開口した液滴吐出口8よりインク滴を吐出することができる。
図1のアクチュエータ1によれば、表面電極3又は表面接続端子4の少なくとも一方に銀を含む場合、両者間の電位差と空気中の水分が圧電セラミック層の表面に電気の流通路を形成し、その流通路に沿って電極中の銀が表面拡散(エレクトロマイグレーション)して他方の電極側に移動し手最終的には短絡する危険性があった。特に、表面接続端子4に近接する表面電極3との間が最短電気流通路となり、この間で短絡する危険が最も高かった。
しかし、表面電極3と表面接続端子4との間に、銀の拡散を抑制するための拡散防止層5を設けることによって、水分が介在し、電圧が印加された正負電極間の絶縁性を高めることができ、銀が表面拡散によって一方の電極から他方の電極へと移動するのを抑制し、短絡を防止することができる。
圧電アクチュエータ1は、例えば、セラミック振動板と、セラミック振動板上に順次形成された内部電極、圧電セラミック層、及び複数の表面電極とを具備し、変位素子が表面電極と内部電極とで挟持された圧電セラミック層とで構成され、セラミック振動板上に複数の変位素子が形成された構造を例示できる。
このような変位素子は、例えばインクジェットプリンタに用いられる印刷ヘッドの場合、縦10mm、横10mmの振動板の上に、50個以上、特に100個以上、更には200個以上、より好適には300個以上も集積され、吐出する液滴をより微小なものにすることができる。
圧電セラミック層2は、複数の圧体層と、単一又は複数の内部電極とが積層されてなり、少なくとも内部電極の1層が表面端子電極4と電気的に接続されている。
表面電極3又は表面接続端子4の材料としては、銀を主成分とする材料、例えば、銀、銀パラジウム合金を例示できる。これらの銀を主成分とする材料は、電気抵抗が低く、電気回路上、漏れ電流が小さくできるという特徴を有する。
表面電極3は、単体として形成してもよいが、インクジェットプリンタ等の印刷ヘッドとして用いる場合、複数の表面電極を形成し、印刷のためのインク吐出領域に対応した特定の位置にマトリックス状に配列し、複数の表面電極からなる表面電極群Aを形成することが、より精細な、又は精密な印刷や高速印刷を達成するために、好ましい。
表面接続端子4も、単体として形成してもよいが、より精細な、又は精密な印刷や高速印刷を達成するために、複数、表面接続端子群Bとして設けても良い。
圧電セラミック層は、所望の圧電特性を有するセラミックスを用いることができる。例えば、PT系圧電セラミックス、PZT系圧電セラミックス、PMN系圧電セラミックス等を例示できる。これらのうち、PZT系圧電セラミックスが高変位、高品質の点で好ましい。
前記拡散防止層は、銀の拡散を抑制するものであれば、特に制限はなく、例えば、樹脂セラミック等を採用することができるが、特に、樹脂を主体とするものを採用することで、絶縁性を高め、形状を任意に決定でき、どのような領域にも拡散防止層を形成できる。また、樹脂を採用すれば低コストで信頼性を向上することができる。というメリットがある。
拡散防止層として樹脂を採用する場合、樹脂を印刷法によって塗布した後に固化してもよいが、裏面に粘着性のある絶縁シートを用いることが、絶縁シートを圧電セラミック層の表面に貼り付けるだけで拡散防止層を容易に形成することできる点で好ましい。
絶拡散防止層は、表面電極群Aと表面接続端子群Bとに挟まれた領域の1/5以上、特に1/3以上、更には1/2以上、より好適には2/3以上の面積に拡散防止層が設けられていること、換言すれば、表面電極群Aと表面接続端子群Bとの距離の1/5以上、特に1/3以上、更には1/2以上、より好適には2/3以上の幅に渡って拡散防止層が設けられていることが好ましい。これにより、短絡の防止効果をより高めることができる。
絶拡散防止層の厚みを、エレクトロマイグレーションをより抑制しやすくするために、0.1mm〜1mmとすることが望ましい。
なお、個々の変位素子及び表面接続端子への給電用導線は、半田等で接続され、外部の電気回路と接続しているのは言うまでもない。また、内部の表面電極についても、絶縁性を確保できるように表面電極の外周を絶縁シートで固定させることが好ましい。
例えば、複数の表面電極の形状に合わせた複数の貫通孔が配置するように、粘着性絶縁シートを圧電アクチュエータ上に接着する。その結果、端部の表面電極と表面接続端子及び内部の表面電極についても、絶縁性を確保し、且つ変位素子が自由に変位することができるようになっている。
本発明によれば、図2に示したように、拡散防止層15は、表面電極13と表面接続端子14との間にもうけるだけではなく、例えば、表面電極群Aを取り囲むように、拡散防止層15を形成することが、短絡をより確実に防止することが可能な点で好ましい。
さらに、図3(a)に示したように、拡散防止層25を表面電極23と表面接続端子24との間にもうけるだけではなく、また、表面電極群Aを取り囲むように、拡散防止層25を形成するだけではなく、表面電極23間にも拡散防止層25を連続するように形成することが好ましい。この場合、表面電極23の近傍には、表面電極23の振動を抑制しないように、拡散防止層25の形成されていない未形成領域23Sを設けることが好ましい。
また、表面電極23が、図3(b)に示したように、駆動電圧の印加によって変位する駆動部23aと、外部配線との接続に関与する端子部23bと、駆動部23aと端子部23bとを連結する連結部23cとからなる場合には、駆動部23aの近傍に未形成領域23sを形成すれば良い。なお、振動に関与しない結部23cの近傍と端子部23bとの近傍には未形成領域23sを設けなくても良い。
さらに、図3(c)に示したように、表面端子電極24の周囲にも拡散防止層25を設けることができる。
なお、本発明は、積層圧電体の平面形状が図示した長方形に限らず、特許文献1のように台形でも、あるいは平行四辺形でも、さらに他の構造においても本発明と同じ効果を得ることができる。
本発明の液体吐出装置は、上記の圧電アクチュエータを、流路部材に接合してなることを特徴とするものであり、短絡がないため寿命が長く、安定した動作を得ることができるものである。
即ち、流路部材の内部には、例えば図4に示したように、液体加圧室57aと、液体加圧室57aに連通するノズル孔58とが設けられている。そして、圧電アクチュエータ51の特定の表面電極53と共通電極55との間に駆動電圧が印加されると、圧電変位素子56aが当該表面電極53の直下にある液体加圧室57aの体積を減じるように変形し、液体加圧室57aに充填された液体を加圧し、ノズル孔58から液滴を吐出させるものである。
このような液体吐出装置は、表面電極が集積されているため、高精細や高速なインクジェットプリンタの印刷ヘッドとして好適に使用することができる。
まず、図1に示した圧電アクチュエータを作製した。即ち、圧電セラミック層としてPZT系圧電セラミックスを積層した圧電アクチュエータを準備した。その形状は、縦20mm、横20mm、厚さ0.05mmで、その表面に250個の表面電極を設けたものである。そして、共通電極に電気的に接続している内部電極用接続端子と表面電極との間に、絶縁シートを接着し、拡散防止層を形成した。
得られた圧電アクチュエータを、図4に示したように、各表面電極と各液体加圧室との中心が重なるように流路部材に接着し、表面電極と共通電極とに電圧を印加した際に振動する変位素子を形成した。
さらに、共通電極に接続された表面接続端子に、外部回路に接続した給電用配線を半田によって接続した。
長期信頼性を確認するために高温高湿バイアス試験(気温60℃、湿度95%、DC20V印加)を行った。評価は共通電極と表面電極の電極間の絶縁抵抗を1000時間の試験前後で評価した。絶縁抵抗はIRメーターにて測定を行った。
その結果、試験前の絶縁抵抗に対して試験後に絶縁抵抗はほぼ維持されており、電気的なショートは観察されなかった。
実施例1と同様にして、圧電アクチュエータを作製した。なお、絶縁シートは、図2のように、表面電極群を取り囲むように設けたものを用いた。
実施例1と同様の評価を行い、1000時間後に絶縁抵抗はほぼ維持されて、電気的なショートは観察されなかった。
(比較例)
実施例1と同様にして、圧電アクチュエータに絶縁シートを設けることなく、高温高湿バイアス試験(気温60℃、湿度95%、DC20V印加)を行い、変位及び絶縁抵抗を測定した結果、試験1000時間後で共通電極と表面電極の電極間で電気的なショートが観察された。
本発明の圧電アクチュエータの構造を示す平面図である。 本発明の他の圧電アクチュエータの構造を示す平面図である。 本発明の更に他の圧電アクチュエータの構造を示すもので、(a)及び(c)は平面図であり、(b)は駆動部と連結部とを具備する表面電極の部分拡大図である。 従来の圧電アクチュエータの構造を示すもので、(a)は断面図、(b)は平面面である。
符号の説明
1、11、21・・・圧電アクチュエータ
1a・・・振動板
1b・・・共通電極
1c・・・ビア電極
2、12、22・・・圧電セラミック層
3、13・・・表面電極
4、14、24・・・表面接続端子
5、15、25・・・拡散防止層
7・・・流路部材
7a・・・液体加圧室
7b・・・隔壁
8・・・液滴吐出口
23・・・表面電極
23a・・・駆動部
23b・・・端子部
23c・・・連結部
23s・・・未形成領域
A・・・表面電極群
B・・・表面接続端子群

Claims (6)

  1. 圧電セラミック層の表面に銀を含む表面電極が設けられるとともに、前記圧電セラミック層の内部に内部電極が設けられ、該内部電極が前記圧電セラミック層の表面に設けられた表面接続端子に電気的に接続されており、該表面接続端子と前記表面電極との間に駆動電圧が印加される圧電アクチュエータであって、前記圧電セラミック層表面の少なくとも前記表面接続端子と前記表面電極との間に銀の拡散を抑制するための拡散防止層が設けられてなることを特徴とする圧電アクチュエータ。
  2. 前記圧電セラミック層表面に複数の表面電極が配列して表面電極群を形成し、前記表面電極群と前記表面接続端子とに挟まれた領域に前記拡散防止層が設けられていることを特徴とする請求項1記載の圧電アクチュエータ。
  3. 前記拡散防止層が、前記表面電極又は前記表面電極群を取り囲むように設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の圧電アクチュエータ。
  4. 前記拡散防止層が樹脂を主体とする絶縁シートであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の圧電アクチュエータ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の圧電アクチュエータを、内部に液体加圧室と、該液体加圧室に連通するノズル孔とを具備する流路部材に接合してなり、前記液体加圧室に充填された液体を前記圧電アクチュエータによって加圧し、前記ノズル孔から液滴を吐出させることを特徴とする液体吐出装置。
  6. インクジェットヘッドとして用いられることを特徴とする請求項5記載の液体吐出装置。

JP2004295890A 2004-10-08 2004-10-08 圧電アクチュエータ及び液体吐出装置 Pending JP2006102712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004295890A JP2006102712A (ja) 2004-10-08 2004-10-08 圧電アクチュエータ及び液体吐出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004295890A JP2006102712A (ja) 2004-10-08 2004-10-08 圧電アクチュエータ及び液体吐出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006102712A true JP2006102712A (ja) 2006-04-20

Family

ID=36373009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004295890A Pending JP2006102712A (ja) 2004-10-08 2004-10-08 圧電アクチュエータ及び液体吐出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006102712A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010208136A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010208136A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6394903B2 (ja) ヘッド及び液体噴射装置
JP6447819B2 (ja) ヘッド及び液体噴射装置
US7891783B2 (en) Liquid jet head and a liquid jet apparatus
JP5115330B2 (ja) 液体噴射ヘッドおよびそれを備えた液体噴射装置
JP5598240B2 (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP5168443B2 (ja) 圧電素子、アクチュエータ装置、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2004001431A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2009143002A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP5382323B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2002292871A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2006228866A (ja) 圧電アクチュエータの製造方法、圧電アクチュエータ、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
US20090085985A1 (en) Liquid jet head, method for manufacturing the liquid jet head, and liquid jet apparatus
JP4218309B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
US8141985B2 (en) Liquid ejecting head, liquid ejecting apparatus, and method for manufacturing liquid ejecting head
JP2005053144A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2013111819A (ja) 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP2006102712A (ja) 圧電アクチュエータ及び液体吐出装置
JP2011212869A (ja) 圧電アクチュエータ、液滴噴射ヘッドおよび液滴噴射装置
JP5760616B2 (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP2008119968A (ja) 液体噴射ヘッドの製造方法
JP2016221703A (ja) 液体吐出装置、液体吐出装置の製造方法、配線部材、及び、配線部材の製造方法
JP2004224035A (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置
JPH11309858A (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその駆動方法並びにインクジェット式記録装置
JP2004330567A (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2003341056A (ja) 液体噴射ヘッド及びその製造方法並びに液体噴射装置