JP2006102281A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人為的なミスを極力抑えてX線被曝を被検者に応じて望ましく設定することができるようにしたX線CT装置を提供する。
【解決手段】被検者本人照合手段8は、被検者情報のうち本人確認情報を取り出して表示部12に表示し、これと共に予め端末装置から入力した被検者の情報を読み出して表示し、操作技師が患者本人かどうかを確認した後、被検者情報記憶手段4から読み込んだ患者情報に基づいてX線CT装置への計測条件、例えば、計測条件設定手段9で読み込んだ患者情報のうち本人確認情報の生年月日と、測定後に更新した身長および体重などの一般付加情報と、閾値設定手段10の中に既に登録している閾値を比較し、小児か否かを判断してX線条件を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線タグ読み取り装置を有するX線CT装置に関する。
X線CT装置は、操作者が装置全体の制御および操作を行なう操作卓と、X線制御装置と、被検者を寝載する寝台と、寝台上の被検者を挟んで対向配置したX線源およびX線検出器列とを有するスキャナと、このスキャナを支えると共に回転駆動する機構とを備えて構成されている。このX線CT装置を用いて被検者の計測データを収集する時に、X線CT装置の操作技師は被検者の本人確認と、その被検者に最適な計測条件の設定をその都度、手動で行っていた。一方、患者に発行した電子診察券を用いて、予約、診察、検査、医療処置、院内調剤、薬剤の払い出し、会計処理などを患者IDで管理するようにした医療機関内情報処理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−269230号公報
ところで、X線CT装置に無線タグ読み取り装置を取り付け、この無線タグ読み取り装置によって被検者に添付された無線タグに書き込まれた被検者の情報を読み取るように構成することも考えられるが、X線CT装置の場合、被検者の本人確認を行ったとしても、その後に行う計測条件の入力の際に操作技師の人為的ミスにより、本来であれば考慮すべき事項を見落としたりして誤った計測条件で計測を行ってしまう恐れがあった。特に、X線CT装置の場合、放射線の使用は利害関係を見極めた上で最小限の被曝とする必要があるが、他の病院での過去の検査来歴を知る手段は乏しく過剰な被曝となることも考えられるし、妊娠した可能性のある女性が検査を受ける際の被曝に対する配慮が見落とされる可能性もある。
本発明の目的は、人為的なミスを極力抑えてX線被曝を被検者に応じて望ましく設定することができるようにしたX線CT装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、被検者を寝載する寝台と、この寝台上の所定位置で対向配置したX線源およびX線検出器列とによりX線透過データを収集するスキャナと、被検者にあらかじめ取り付けた被検者情報記憶手段の被験者情報を読み取る被検者情報記憶手段読み取り装置と、上記スキャナの計測条件を設定する入力手段とを備えたX線CT装置において、上記被検者情報記憶手段の被検者情報として、少なくとも本人確認情報、造影剤アレルギ情報、被曝履歴情報、妊娠情報を含むことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1記載のものにおいて、上記被検者情報のうちの本人確認情報と上記入力手段からの被検者情報とを比較して本人確認を行うために上記表示部に両被検者情報を表示する被検者本人照合手段と、上記被検者情報記憶手段の被検者情報を上記表示部に表示する計測条件設定手段とを設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載のものにおいて、上記被検者情報と上記計測条件とを照合して矛盾があるとき警告を出す警告手段を設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1に記載のものにおいて、上記被検者情報記憶手段は、その被験者情報のうち今回の撮影で変更が生じたものを更新可能に構成し、上記被検者情報記憶手段読み取り装置は、読み取りおよび書き込み可能な装置で構成したことを特徴とする。
本発明によるX線CT装置は、被検者情報記憶手段の被検者情報として、少なくとも本人確認情報、造影剤アレルギ情報、被曝履歴情報、妊娠情報を含むようにしたため、本人確認情報によって被検者の取り違えを防止すると共に、これら情報に基づいてX線CT装置のX線条件やスキャン条件を調整することができ、人為的なミスを極力抑えてX線被曝を被検者に応じて望ましく設定することができるようになる。
請求項2に記載の本発明によるX線CT装置は、さらに被検者本人照合手段と計測条件設定手段とを付加したため、操作技師は表示装置を見ながら被検者本人の確認を行うことができ、またその他の被検者情報を確認しながら計測条件を確認したり設定したりすることが容易にでき、本人取り違いを防ぐと共に、X線被曝を被検者に応じて一層望ましい設定にすることができる。
請求項3に記載の本発明によるX線CT装置は、被検者情報記憶手段から読み込んだ情報と計測条件とを照合して矛盾があるとき警告手段による警告を得ることができるので、操作技師は、この警告手段によって設定変更を促され、確実に変更作業を行うことができる。
請求項4に記載の本発明によるX線CT装置は、計測時に被検者情報記憶手段に記憶された被検者情報をその場で確実に更新して最新情報にすることができ、次回の検査時などにもこの最新情報を使用して良質の検査を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるX線CT装置の概略構成図である。
このX線CT装置は、被検者12を寝載する寝台2と、この寝台2が所定の位置にあるとき被検者12を挟んで対向配置したX線源およびX線検出器列とを備えたスキャナ3と、被検者12に取り付けられて詳細を後述する患者情報を添付した無線タグなどの被検者情報記憶手段4と、この被検者情報記憶手段4の患者情報を読み取る無線タグ読み取り装置などの被検者情報記憶手段読み取り装置1と、装置全体を制御および操作する操作制御部5とを備えている。
この操作制御部5には、スキャナ3でX線を放射して被検者12の撮影部位について撮影し取得したX線透過データに基づいて再構成演算してその再構成像を得る再構成手段6と、被検者情報記憶手段読み取り装置1によって被検者情報記憶手段4から読み出した患者情報のうちの検査室入退出管理情報によって被検者12が入室を許可された患者か否かを判定する入室許可判定手段7と、被検者情報記憶手段読み取り装置1によって被検者情報記憶手段4から読み出した患者情報のうちの本人確認情報によって被検者12を照合する被検者本人照合手段8と、被検者情報記憶手段読み取り装置1によって被検者情報記憶手段4から読み出したその他の患者情報に基づいて計測条件を設定する計測条件設定手段9と、この被検者情報記憶手段4から読み出したその他の患者情報に対応して当病院で計測条件の閾値を設定した閾値設定手段10と、これらの各手段に対して入力を行う入力手段11と、再構成手段6による断層像や被検者本人照合手段8による照合時の表示や閾値設定手段10に対する設定時などに表示を行う表示部12とを有している。
被検者情報記憶手段4には、あらかじめ受付時や医師の診断時に、その被検者12毎に次のような被検者情報、つまり個別のID番号、氏名、性別、生年月日などを含んだ本人確認情報と、測定したら更新する身長、測定したら更新する体重などの一般付加情報と、測定日に更新する既往歴情報と、造影剤アレノレギー情報と、被曝履歴情報(例えば、検査日から1年間さかのぼったCTDI値やkVmAなどから累積被曝量を算出したり被曝間隔を考慮したりする)と、妊娠日などの妊娠情報と、閉所恐怖症確認情報と、検査室入退出管理情報と、CT、MR、PET、US等での計測条件などを含む検査条件と、病院名や病気名や入院期間および期日や処方箋などの通院入院履歴情報を登録している。検査室入退出管理情報には検査日時、例えばX線CT装置による検査日時や入出許可が入力されている。この被検者情報記憶手段4は、X線CT装置による検査専用としても良いし、診察券、予約券として使用することができ、その病院内に限らず他の病院でも使用することができる。
図2は、上述したX線CT装置の動作を示すフローチャートである。
指定された日時に無線タグなどの被検者情報記憶手段4を付けた被検者12が検査室に来ると、操作技師はステップS1でX線CT装置の寝台2に被検者12を寝載する。すると、被検者情報記憶手段読み取り装置1は、ステップS2で被検者12に取り付けた被検者情報記憶手段4から被検者情報を読み取る。続くステップS3で入室許可判定手段7は、被検者情報のうち検査室入退出管理情報から寝載された被検者12が入室許可されている患者かを判断する。被検者12が入室許可されている患者と判断されたならステップS5に進み、一方、入室許可がない患者と判断されたなら被検者12の取り違えと考えられるためステップS4に進んでX線CT装置による計測を行わない。
ステップS5で被検者本人照合手段8は、被検者情報のうち個別のID番号、氏名、生年月日などを含んだ本人確認情報を取り出して表示部12に表示し、これと共に予め予定に従って端末装置から入力した被検者のID番号、氏名、生年月日などを読み出して表示し、操作技師は寝載された被検者12が登録された患者本人かどうかを判断する。本人でない患者の場合、被検者12の取り違えと考えられるためX線CT装置による計測を行わない。また、被検者の本人確認情報と入力条件をID番号によって照合して異なる場合、警告音や表示部12での強調表示によって被検者12の取り違えを警告することもできる。
本人確認後、ステップS6で被検者情報記憶手段4から読み込んだ患者情報に基づいてX線CT装置への計測条件を設定する。この計測条件の設定は、先ず計測条件設定手段9で、被検者情報記憶手段4から読み込んだ患者情報のうち本人確認情報の生年月日と、測定後に更新した身長および体重などの一般付加情報と、閾値設定手段10の中に既に登録している閾値を比較し、小児か否かを判断してX線条件を決定する。例えば、閾値として成長期で区分し成長期またはその前であればX線被曝量を少なくする。他の閾値としては年齢を使用したり病院独自の閾値を閾値設定手段10に設定することもできる。
また計測条件設定手段9は、これらの各情報と決定したX線条件とを表示部12に表示する。そこで操作技師は、ステップS7でこれらの表示情報を確認して、問題なければステップS8に進み、一方、問題があればステップS13に進んで操作技師が入力手段11から決定条件を変更する。
ステップS8で計測条件設定手段9は、被検者情報記憶手段4から読み出した被検者情報の中から造影剤アレルギー情報を取り出し、アレルギー反応を示す造影剤があれば閾値設定手段10の中に既に登録しているものの中からそれに変わる他の造影剤を抽出する。例えば、アレルギー反応がでた造影剤としてヨード系造影剤が登録されていれば、その他の造影剤やアレルギー反応の無かった他のヨード系造影剤を選定する。また計測条件設定手段9は、被検者情報記憶手段4から読み出した被検者情報の中からの造影剤アレルギー情報と、閾値設定手段10の中から抽出した造影剤と、既に登録している造影剤の一覧とを表示部12に表示する。
そこで操作技師は、ステップS8でこれらの表示情報を確認して、問題なければステップS9に進み、一方、問題があればステップS14に進んで造影剤を入力手段11から選択し直し決定事項を変更する。造影剤使用時には、くしゃみ、発疹、熱感、血管痛、嘔吐、冷汗、顔面蒼白、血圧低下、呼吸困難、虚脱、心臓停止などの副作用の恐れがあるし、通院入院履歴情報から取り出した気管支喘息もしくは薬剤や食物によるアレルギー歴、あるいは心疾患に関する情報なども参考にすることができる。
続くステップS9で計測条件設定手段9は、被検者情報記憶手段4から読み出した被検者情報の中から被曝履歴情報を取り出し、この被曝履歴情報があれば閾値設定手段10の中に既に登録している閾値と比較し、スキャン条件やX線条件を決定する。このとき計測条件設定手段9は、被検者情報記憶手段4から読み出した被検者情報の中からの被曝履歴情報と、閾値設定手段10の中から抽出したスキャン条件やX線条件とを表示部12に表示する。そこで操作技師は、ステップS9でこれらの表示情報を確認して、問題なければステップS10に進み、一方、問題があればステップS15に進んで入力手段11からスキャン条件やX線条件を変える。この条件変更が不可能な場合は、今回のX線CT装置による検査を中止する。
上述した被曝量の閾値の設定、あるいは表示された被曝量情報の確認に際しては、次の情報に基づいて行う。職業被曝の場合は被曝量に制限が設けられており、国内法令で定められている線量当量限度は、全身50mSv/年、眼の水晶体150mSv/年、皮膚500mSv/年、その他の組織500mSv/年、妊娠可能な女子の腹部13mSv/3ヶ月、妊娠中の女子の腹部10mSv/妊娠中であり、1990年ICRP勧告の線量限度は、全身20mSv/年、眼の水晶体150mSv/年、皮膚500mSv/年、その他の組織500mSv/年、妊娠中の女子の腹部2mSv/妊娠中である。また医療等での許容値とされる公衆被曝量は、1990年ICRP勧告の線量限度は、全身1mSv/年、眼の水晶体15mSv/年、皮膚50mSv/年、妊娠中の女子の腹部0.2mSv/妊娠中である。一方、X線CT装置での検査診断一回当たりの被曝量は、放医研によれば、全身0.742mSv/1回、眼の水晶体0.042mSv/1回、皮膚0.742mSv/1回、妊娠中の女子の腹部0.23mSv/1回とされ、また原子力図面集1997年によれば、全身14.7〜18.3mSv/1回、眼の水晶体0.5mSv/1回、皮膚14.7〜18.3mSv/1回、妊娠中の女子の腹部7.1mSv/1回とされており、被曝量に幅がある。そこで使用する機器に合わせて被曝量を測定し、公衆被曝量の限度を超えないように管理する。
続くステップS10で計測条件設定手段9は、被検者情報記憶手段4から読み出した被検者情報の中から妊娠情報を取り出し、この情報があれば閾値設定手段10の中に既に登録している閾値と比較し、スキャン条件やX線条件を決定する。このとき計測条件設定手段9は、被検者情報記憶手段4から読み出した被検者情報の中からの妊娠情報と、閾値設定手段10の中から抽出したスキャン条件やX線条件とを表示部12に表示する。そこで操作技師は、この表示を観察して問題が無ければステップS11に進み、問題があればステップS16でスキャン条件やX線条件を変える。この条件変更が不可能な場合は、今回のX線CT装置による検査を中止する。
続くステップS11で計測条件設定手段9は、被検者情報記憶手段4から読み出した被検者情報の中から閉所恐怖症確認情報を取りだし、被検者情報記憶手段4から読み出した被検者情報の中からの閉所恐怖症確認情報を表示部12に表示する。操作技師は本人への確認を行ったり、言葉を掛けながら検査を行ったり、医師に付き添いのもとに検査を実施するなどを選択する。
ステップS12では、その他の検査条件、例えばMR、PET、US等での計測条件などを含む検査条件についても上述の場合と同様に反映した後、ステップS19でX線CT装置による検査を実施する。このようにして被検者情報記憶手段4に登録された各種情報がX線CT装置による検査に反映されてスキャナ3が行うべき計測条件(スキャン条件、X線条件)さらには画像再構成条件などを設定し制御することができる。ステップS20で検査が終了した後、ステップS21では上述したステップS13〜S18での変更内容、特に今回の検査で生じる被曝量の変化を表す被曝履歴情報や妊娠情報を被検者情報記憶手段4に書き込んで情報を最新のものに更新する。この情報更新は、X線CT装置に付加した被検者情報記憶手段読み出し装置1を読み出しおよび書き込み装置として構成することによって、検査の時にその場で確実にかつ簡単に行うことができる。
上述した各ステップS7〜S12の判断において、被検者情報記憶手段4から読み込んだ情報に基づくX線CT装置の計測条件は、閾値設定手段10に予め設定した閾値に基づいて自動設定することもできるし、また被検者情報記憶手段4から読み込んだ情報と端末装置から入力した計測条件を表示部12に並記して操作技師の判断によって手動で設定することもできるが、被検者情報記憶手段4から読み込んだ情報と計測条件との間に差がある場合、ステップS13〜S18で示した設定の変更作業が必要となる。
例えば、被検者情報記憶手段4から読み込んだ情報と入力した計測条件との比較は、上述した閾値設定手段10に予め記憶させた各情報と比較して行うことができ、両者に矛盾があることを検出したとき、警報音や表示部12で警告強調表示を行う警告手段を設けるとよい。操作技師は、この警告手段によって設定変更を促されるので、被検者情報記憶手段4から読み込んだ情報と計測条件を表示部12で確認しながら確実に変更作業を行うことができる。
このようなX線CT装置によれば、被検者情報記憶手段4と被検者情報記憶手段読み出し装置1によって本人確認は勿論のこと、被検者情報、つまり個別のID番号、氏名、性別、生年月日などを含んだ本人確認情報、測定したら更新する身長、測定したら更新する体重などの一般付加情報、測定日に更新する既往歴情報と、造影剤アレルギー情報、被曝履歴情報、妊娠情報、閉所恐怖症確認情報、検査室入退出管理情報、検査条件、通院入院履歴情報を登録して検査条件に反映させることができるので、放射線の使用は利害関係を見極めた上で最小限の被曝とすることができ、操作技師による人為的なミスを極力抑えてX線被曝を被検者に応じて望ましく設定することができるようになる。
特に、被検者本人照合手段8と計測条件設定手段9とを付加したため、操作技師は表示部12を見ながら被検者本人の確認を行うことができ、またその他の被検者情報を確認しながら計測条件を確認したり設定したりすることが容易にでき、本人取り違いを防ぐと共に、X線被曝を被検者に応じて一層望ましい設定にすることができるようになる。
上述した実施の形態では、操作制御部5に閾値設定手段10を設け、この閾値設定手段10における閾値を病院毎に決定できるようにしたため、検査現場の実情に合わせてスキャン条件、X線条件などをほぼ自動で設定することができる。しかし、閾値設定手段10の閾値を参考情報として表示部12に表示するものの、実際の設定は図2のステップS7〜S12で示すようにして操作技師が決定するようにすることもできる。
本発明によるX線CT装置は、無線タグなどの被検者情報記憶手段4とその読み出し装置1とを付加したが、これに限定することなく被検者情報を記憶するその他の被検者情報記憶手段とその読み出し装置を付加して使用することができる。
本発明の一実施の形態によるX線CT装置の概略構成図である。 図1に示したX線CT装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 被検者情報記憶手段読み出し装置
2 寝台
3 スキャナ
4 被検者情報記憶手段
5 操作処理部
6 再構成手段
7 入室許可判定手段
8 被検者本人照合手段
9 計測条件設定手段
10 閾値設定手段
11 入力手段
12 表示部

Claims (4)

  1. 被検者を寝載する寝台と、この寝台上の所定位置で対向配置したX線源およびX線検出器列とによりX線透過データを収集するスキャナと、上記スキャナの計測条件を設定する入力手段と、X線透過データに基づいて再構成した断層像を表示する表示部とを備えたX線CT装置において、被検者にあらかじめ取り付けた被検者情報記憶手段の被験者情報を読み取る被検者情報記憶手段読み取り装置を設け、上記被検者情報記憶手段の被検者情報として、少なくとも本人確認情報、造影剤アレルギ情報、被曝履歴情報、妊娠情報を含むことを特徴とするX線CT装置。
  2. 請求項1記載のものにおいて、上記被検者情報のうちの本人確認情報と上記入力手段からの被検者情報とを比較して本人確認を行うために上記表示部に両被検者情報を表示する被検者本人照合手段と、上記被検者情報記憶手段の被検者情報を上記表示部に表示する計測条件設定手段とを設けたことを特徴とするX線CT装置。
  3. 請求項1に記載のものにおいて、上記被検者情報と上記計測条件とを照合して矛盾があるとき警告を出す警告手段を設けたことを特徴とするX線CT装置。
  4. 請求項1に記載のものにおいて、上記被検者情報記憶手段は、その被験者情報のうち今回の撮影で変更が生じたものを更新可能に構成し、上記被検者情報記憶手段読み取り装置は、読み取りおよび書き込み可能な装置で構成したことを特徴とするX線CT装置。
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