JP2006100221A - 画像表示装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示装置において、基板間で生じる放電の放電電流の大きさを抑制し、電子源や蛍光面が破壊されることおよび発光特性の劣化を低減する。
【解決手段】この発明の画像表示装置は、蛍光面31の蛍光体層(32,33,34)を区分する光遮光部35の主要な部分が、メタルバック層37から放電が生じたとしても、その放電電流の大きさを抑止可能に所定の抵抗値が与えられるとともに放電を生じさせる要因となる放電電圧に対する耐圧を向上できる凹部35cを有する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、画像表示装置およびその製造方法に係わり、さらに詳しくは、真空容器内に、電子源と、この電子源から放出される電子線の照射により画像を表示する蛍光面と、を備えた画像表示装置およびその製造方法に関する。
陰極線管(CRT)に代わる画像表示装置として、電子放出素子(電子源)を平面状、かつマトリクス状に配列し、所定間隔で対向させた平面状の蛍光面(前面基板)に選択的に電子線を照射することにより、蛍光面から任意の色の光を出力させて画像を表示させる画像表示装置が開発されている。この種の画像表示装置は、フィールド・エミッション・ディスプレイと呼ばれている(以下、FEDと称する)。また、FEDのうち、電子源として表面伝導型エミッタを用いた表示装置は、表面伝導型電子放出ディスプレイ(以下、SEDと呼称する)として区分されることもあるが、本願においては、SEDも含む総称として、FEDという用語を用いる。
FEDは、上述した電子源側の基板と蛍光面側の基板との隙間を数mm以下に設定することができ、周知のCRTと比較して厚さを薄くすることが可能で、LCD装置のような平面表示装置と比較しても同等か、それ以下の厚さにできる。従って、軽量化の面でも、期待がされる。
また、CRTやプラズマディスプレイと同様の自己発光型であるため、表示画像の輝度も、得やすい特徴がある。
前面基板の内面に設けられる蛍光面には、赤(R)、青(B)、緑(G)の蛍光体が、所定の大きさ、かつ所定の順に配列されている。蛍光面の個々の蛍光体には、それぞれの蛍光体に所定の掃引電圧を与えるアノード電極が接続されている。
電子源側の基板には、任意の位置のエミッタと対向される蛍光面を発光させるための、予め特定されたエミッタから所定量の電子を放出させるための走査線および信号線がそれぞれ、マトリックス状に接続されている。
FEDにおいては、蛍光体から出力される画像光を前面基板の表示面(観測者からみた目視面)側に反射して画像の輝度高めるため、蛍光体上(組み立てた状態で、電子源側の基板と対向される側)に、金属材料の薄層であるメタルバック層が設けられる。
なお、メタルバック層は、電子源すなわちエミッタに対して、アノード(陽極)として機能する。
ところで、FEDにおいては、その構造上の特徴から、前面基板と電子源側の基板との間に、10kV前後の高電圧が印加される。このため、メタルバック層(アノード電極)と電子源(エミッタ)との間で、100Aにも達する大きな放電電流の生じる放電(真空アーク放電)が生じやすいことが知られている。このため、メタルバック層を複数に分割し、抵抗部材を介在させた状態で共通電極(アノード電源)と接続することにより、アノードの高電圧を確保する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、メタルバック層に、ジグザグ等のパターンの切り欠きを形成して、蛍光面の実効的なインピーダンスを高める技術が開示されている(例えば特許文献2参照)。
また、金属膜すなわちメタルバック層の所定の領域に、金属膜を溶解または酸化する液を塗布し、塗布部の金属膜を溶解・除去あるいは高抵抗化することが提案されている(例えば特許文献3参照)。
特開平10−326583号公報 特開2000−311642号公報 特開2002−343241号公報
上記それぞれの特許文献には、アノードとして機能するメタルバック層を任意数に分割することにより、放電の発生を抑制できることが報告されているが、実際には、前面基板と電子源側と基板との間の間隔、アノードに印加される電圧の大きさおよび経時変化等により、放電の発生を完全に抑止することは困難である。また、放電発生時の放電電流の大きさも抑制されつつあるが、画像の表示に影響を与えない程度の大きさの放電電流よりも大きな放電電流が流れることは避けられない問題がある。
このように、放電が生じることにより、電子放出素子(電子源側基板)や蛍光面(前面基板)の一部または全域が損傷を受けたり、放電により、特性が変化して表示画像の品位が低下することを低減することは、現時点では、まだ十分に改善されていない。
また、上記それぞれの特許文献に記載された方法あるいは構造は、必ずしも、量産工程に好適に導入できるとは限らない問題がある。
この発明の目的は、電子源側基板と蛍光面側基板との間で放電が生じた場合においても放電電流の大きさを抑止でき、表示画像の品位の高い画像表示装置およびその製造方法を提供することである。
この発明は、電子線源を保持した第1基板と、前記電子線源から出力された電子線が照射されることで所定の色の光を出力する蛍光体層と、この蛍光体層を色毎に区分する遮光部材と、この遮光部材および前記蛍光体層を覆うとともに前記電子線源からの電子線に対して掃引電圧を与える金属薄層と、を保持し、前記第1基板に所定間隔で対向された第2基板と、前記第1基板および前記第2基板とを所定の真空度に密閉した画像表示装置において、前記第2基板の前記遮光部材は、10〜10[Ω/□]の抵抗が与えられ、前記金属薄層に印加される前記掃引電圧により生じる放電が生じた際の放電電流の大きさを抑止可能な前記蛍光体層の高さと概ね等しい高さの壁面部および壁面部により規定される凹部とを有することを特徴とする画像表示装置を提供するものである。
また、この発明は、電子線源を保持した第1基板と、前記電子線源から出力された電子線が照射されることで所定の色の光を出力する蛍光体層と、この蛍光体層を色毎に区分する遮光部材と、この遮光部材および前記蛍光体層を覆うとともに前記電子線源からの電子線に対して掃引電圧を与える金属薄層と、を保持し、前記第1基板に所定間隔で対向された第2基板と、前記第1基板および前記第2基板とを所定の真空度に密閉した画像表示装置において、前記第2基板の前記遮光部材は、10〜10[Ω/□]の抵抗が与えられ、前記金属薄層に印加される前記掃引電圧により生じる放電が生じる要因となる放電電圧に対する耐電圧を向上することのできる、前記蛍光体層の高さと概ね等しい高さの壁面部と、その壁面部により規定される凹部とを有することを特徴とする画像表示装置を提供するものである。
また、この発明は、基板上に、電子線が衝突されることで予め決められた色の光を放射する複数の蛍光体層を所定形状および配列で設け、個々の蛍光体層の形状および配列に対して、隣接する色の蛍光体層との間で光が洩れることを阻止するとともに、10〜10[Ω/□]の抵抗値が与えられた遮光部材を、蛍光体層の高さと概ね等しい高さに設け、遮光部材の主要な部分に、掃引電圧により生じる放電が生じた際の放電電流の大きさを低減可能な凹部を設け、個々の蛍光体層の全域および光遮光部材の少なくとも一部の領域を多うとともに、個々の蛍光体層の蛍光体粒子を固定する平滑層を設け、少なくとも、平滑層上に各蛍光体層から放射される光を所定方向に出射させる金属薄層を設けることを特徴とする画像表示装置の製造方法を提供するものである。
本発明によれば、蛍光体層を区分する光遮光部の少なくとも一部は、蛍光体層上に設けられる掃引電圧印加部から放電が生じたとしても、その放電電流の大きさを抑止可能に、所定の抵抗値が与えられるとともに、放電を生じさせる要因となる放電電圧に対する耐圧を向上できる凹部を有する。これにより、基板間で放電が発生した場合であっても放電電流の大きさが抑止され、電子放出素子や蛍光面が損傷し、あるいは特性が劣化することが防止できる。従って、表示画像の画質の低下が軽減される。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1および図2に、この発明の実施の形態が適用されるFED(フィールド・エミッション・ディスプレイ)の構造を示す。
FED1は、電子放出素子(電子源すなわちエミッタ)を有する電子源側基板(第1基板、以下リアパネルと呼称する)2と、リアパネル2に所定の間隔で対向され、エミッタからの電子線が照射されることで蛍光を出力する蛍光面側基板(第2基板、以下フェースプレートと呼称する)3とを有する。
リヤパネル2には、上述した電子放出素子すなわちエミッタが平面状、かつマトリクス状に、複数個配列されている。フェースプレート3には、リアパネル2の個々のエミッタと概ね対応され、加法混色の3原色であるR(赤)、G(緑)、B(青)の光を出力する蛍光体が、複数区画形成されている。
リアパネル2およびフェースプレート3は、図2に示すように、それぞれ、所定面積が与えられた矩形状の背面(電子源側)ガラス基材20と前面(蛍光面側)30とを含み、それぞれの基材20および30の主要な部分すなわち表示領域相当部には、電子源(電子放出素子)と蛍光体(発光素子)とが所定数設けられている。
両基板2,3すなわち2枚のガラス基材20,30は、1〜2mmのギャップ(間隔)で対向され、両基板2,3の周縁部に設けられた側壁4(図2参照)により、相互に接合されている。すなわち、FED1は、2枚の基板2,3(基材20,30)と側壁4とにより密閉構造の外囲器5となる。なお、外囲器5の内部は、例えば10−4Pa程度の真空度に維持される。リアパネル2およびフェースプレート3のガラス基材相互間には、外囲器5として組み立てられた状態でそれぞれに作用する大気圧に抗するため、板状あるいは柱状に形成された多数のスペーサ6が配置されている。
フェースプレート3に用いられるガラス基材30の一方の面、すなわち外囲器5として組み立てた際に内側に面する面には、上述したR,G,Bのそれぞれの蛍光体が所定の順に配列された蛍光面31が設けられている。なお、蛍光面31には、後段に詳述するが、アノード電極として機能する金属薄膜(メタルバック層)が設けられる。なお、電子源とアノード電極との間に、例えば10〜15kVの掃引電圧が印加される。
リアパネル2(第1基板)のガラス基材20の一方の面、すなわち外囲器5として組み立てた際に内側に面する面には、前に説明した通り、フェイスプレート3の個々の蛍光体層32のそれぞれに、選択的に電子ビームを放出する複数のエミッタ(電子源)21が設けられている。
それぞれのエミッタ(電子源)21は、フェースプレート3に形成された画素すなわち蛍光体層32(R),33(G),34(B)からなる3色の1単位に対応して、例えば800列×3および600行に配列されている。エミッタ21は、図示しない走査線駆動回路および信号線駆動回路と接続されたマトリックス配線等により、駆動される。
蛍光面31は、図3および図4に示すように、リアパネル2の個々のエミッタから放射される電子が衝突されることでR,G,Bの光を放出する3種類の蛍光体が、所定の面積および位置関係で配列された蛍光体層32(R),33(G),34(B)と、それぞれの蛍光体層を区画するとともにマトリックス状に配列された光遮光層(ブラックマスク)35を含む。
各蛍光体層32(R),33(G),34(B)は、フェースプレート3(ガラス基材30)の長手方向を第1方向(X方向)、X方向(長手方向)と直交する幅方向を第2方向(Y方向)とした場合、例えばY方向に延びたストライプ状に形成されている。なお、各蛍光体層R(32),G(33),B(34)は、3色を1単位として配列される。
光遮光層35は、例えばカーボンとバインダ材の混合物であって、その抵抗値が、例えば10〜10[Ω/□]に設定されている。なお、バインダ材の含有量は、最大で80%に規定されている。
光遮光層35は、第1方向Xには、蛍光体層R,G,Bの3色を単位として、例えば800ラインに区分可能に、所定のギャップ(間隔)で配列されている。なお、光遮光層35は、個々の色の蛍光体層相互間すなわちRとGとの間、GとBとの間のそれぞれにおいても、所定の幅(間隔)に設けられる。
また、光遮光層35は、第2方向Yに、例えば600ライン配列されている。換言すると、3色で1組の蛍光体層R,G,Bは、それぞれ光遮光層35の個々のラインより規定される区画の内側すなわち光遮光層35が存在しない窓部(35a)に、所定の順に配置されている。
光遮光層35は、図5に示すように、各蛍光体層32(R),33(G),34(B)の境界部を規定するとともに、隣接する蛍光体層で発生される蛍光(出力)が洩れて回り込むことを防止するため、それぞれの蛍光体層32(R),33(G),34(B)の高さ方向に関し、少なくとも蛍光体層と等しい高さに形成される。
なお、光遮光層35は、壁面部35bにより規定される凹部35cを有するので、以下に説明するメタルバック層(掃引電圧印加部)37からの電流リークが生じたとしてもその大きさを低減可能である。
光遮光層35の凹部35cの深さすなわち壁面部35bの高さは、図3におけるY方向すなわち3色で1組の画素相互間の間隔が200μmで、個々の蛍光体層32(R),33(G),34(B)の厚さ(高さ)が11μmである場合に、例えば表1により以下に説明する通り、
Figure 2006100221
である。
すなわち、光遮光層35の凹部35c深さ(壁面部35b高さ)と放電耐圧[kV]とは概ね比例し、その耐圧に基づいて放電電流の大きさが低減される。表1から、凹部35c深さは、好ましくは、蛍光体層の厚さ(高さ)の1/2以上である([表1]の[1]および[2]参照)。
なお、光遮光層35の壁面部35bおよび凹部35cは、図3に説明したX方向およびY方向のそれぞれに設けられることが好ましいが、切り欠き状であるからその強度を考慮して、例えばX方向(R,G,Bのそれぞれの蛍光体層32,33,34を1組とする方向)のみに設けられてもよい。この場合、光遮光層35の一端は、図示しないが、走査線駆動回路の共通電極と接続されることが好ましい。
蛍光面31上であって、光遮光層35により区画された各蛍光体層領域32(R),33(G),34(B)を覆う全面には、図6および図7に示すように、表面に凹凸のある蛍光体層32,33,34を平滑化する平滑層36を介して、アノード電極として機能するメタルバック層37が形成されている。
図6は、個々の蛍光体層が色別になる方向(図4における線B−Bに沿った方向(図3のX方向))で切断した状態を、図7は、個々の蛍光体層が同色になる方向(図4における線C−Cに沿った方向(図3のY方向))を、それぞれ示している。なお、この発明において、メタルバック層という用語を用いているが、この層は、アノードとして機能することが可能であれば、金属(メタル)に限定されるものではなく、種々の材料を使うことが可能である。
平滑層36は、光遮光層35の壁面部35b(壁面部35bが設けられることにより規定される凹部)により、部分的に途切れる。このため、平滑層36上に積層されるメタルバック層37も、少なくともX方向(図3参照)については、自然に分離される。
平滑層36は、例えば有機樹脂材料あるいは水ガラス等であり、例えばスプレー法等に蛍光面31の全面に、上述した凹部を除いて概ね均一な厚さに、形成される。
平滑層36は、個々の蛍光体層にメタルバック層37を形成する際に、メタルバック層として利用される金属または所定の導電性を示す材料が真空薄膜プロセス等により蛍光面31に形成される際に、蛍光体層と接触しない面側の面を鏡面とするために有益である。すなわち、各蛍光体層32,33,34により出力された光をフェースプレート3の目視側に高い効率で反射するためには、メタルバック層37は、鏡面であることが好ましい。
以上説明したように、メタルバック層37は、メタルバック層37に先だって蛍光体層32,33,34上に形成される平滑層36が各蛍光体層32,33,34を区分する光遮光層35の壁面部35bにより規定される凹部により、任意数に分離される。従って、メタルバック層37は、電気的に非連続な複数の金属薄膜の集合体となる。
これにより、メタルバック層37に所定のアノード電圧が印加された場合に生じることのある、放電が生じにくくなる。また、放電が生じたとしても放電先である光遮光層35の主要部の厚さが壁面部35bにより規定される凹部35cにより低減されるので、放電電流の大きさが低減される。すなわち、蛍光体層32,33,34を区分する光遮光部35の少なくとも一部は、蛍光体層上に設けられる掃引電圧印加部すなわちメタルバック層37から放電が生じたとしても、その放電電流の大きさを抑止可能に、所定の抵抗値が与えられるとともに、放電を生じさせる要因となる放電電圧に対する耐圧を向上できる凹部35cを有する。
従って、フェースプレート(第2基板)3とリアパネル(第1基板)2との間で、万一放電が生じた場合でも、その際の放電電流のピーク値が十分に抑制され、放電によるダメージが低減される。これにより、長期に亘って、表示画像を安定に出力可能な画像表示装置が得られる。
なお、この発明は、前記各実施の形態に限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々な変形もしくは変更が可能である。また、各実施の形態は、可能な限り適宜組み合わせて実施されてもよく、その場合、組み合わせによる効果が得られる。
この発明の実施の形態に係るFEDを示す斜視図。 図1の線A−Aに沿った上記FEDの断面図。 図2に示したFEDにおける蛍光面の構成の一例を説明する平面図。 図2に示したFEDの蛍光面の近傍を拡大して示す概略図。 図2および図4を用いて説明した光遮光層の形状の一例を示す概略図。 図4の線B−Bに沿った蛍光面等の断面図。 図4の線C−Cに沿った蛍光面等の断面図。
符号の説明
1…画像表示装置、2…リアパネル(電子源側基板,第1基板)、3…フェースプレート(蛍光面側基板,第2基板)、4…側壁、5…密閉構造(外囲器)、6…スペーサ、20…(電子源側)ガラス基材、21…電子放出素子(エミッタ)、30…(蛍光面側)ガラス基材、31…蛍光面、32…蛍光体層(R)、33…蛍光体層(G)、34…蛍光体層(B)、35…光遮光層(ブラックマスク)、35a…光遮光層の窓部、35b…光遮光層の壁面部、36…平滑層、37…メタルバック層(金属薄膜,掃引電圧印加部)。

Claims (11)

  1. 電子線源を保持した第1基板と、前記電子線源から出力された電子線が照射されることで所定の色の光を出力する蛍光体層と、この蛍光体層を色毎に区分する遮光部材と、この遮光部材および前記蛍光体層を覆うとともに前記電子線源からの電子線に対して掃引電圧を与える金属薄層と、を保持し、前記第1基板に所定間隔で対向された第2基板と、前記第1基板および前記第2基板とを所定の真空度に密閉した画像表示装置において、
    前記第2基板の前記遮光部材は、10〜10[Ω/□]の抵抗が与えられ、前記金属薄層に印加される前記掃引電圧により生じる放電が生じた際の放電電流の大きさを抑止可能な前記蛍光体層の高さと概ね等しい高さの壁面部および壁面部により規定される凹部とを有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記遮光部材は、走査線駆動回路の共通電極に接続されることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記遮光部材の前記凹部の深さは、前記蛍光体層の厚さ(高さ)の1/2以上に規定されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 前記電子源が、前記第1基板上に、複数の電子放出素子が配設されたものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像表示装置。
  5. 電子線源を保持した第1基板と、前記電子線源から出力された電子線が照射されることで所定の色の光を出力する蛍光体層と、この蛍光体層を色毎に区分する遮光部材と、この遮光部材および前記蛍光体層を覆うとともに前記電子線源からの電子線に対して掃引電圧を与える金属薄層と、を保持し、前記第1基板に所定間隔で対向された第2基板と、前記第1基板および前記第2基板とを所定の真空度に密閉した画像表示装置において、
    前記第2基板の前記遮光部材は、10〜10[Ω/□]の抵抗が与えられ、前記金属薄層に印加される前記掃引電圧により生じる放電が生じる要因となる放電電圧に対する耐電圧を向上することのできる、前記蛍光体層の高さと概ね等しい高さの壁面部と、その壁面部により規定される凹部とを有することを特徴とする画像表示装置。
  6. 前記遮光部材は、走査線駆動回路の共通電極に接続されることを特徴とする請求項5記載の画像表示装置。
  7. 前記遮光部材の前記凹部の深さは、前記蛍光体層の厚さ(高さ)の1/2以上に規定されることを特徴とする請求項5または6に記載の画像表示装置。
  8. 前記電子源が、前記第1基板上に、複数の電子放出素子が配設されたものであることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の画像表示装置。
  9. 基板上に、電子線が衝突されることで予め決められた色の光を放射する複数の蛍光体層を所定形状および配列で設け、
    個々の蛍光体層の形状および配列に対して、隣接する色の蛍光体層との間で光が洩れることを阻止するとともに、10〜10[Ω/□]の抵抗値が与えられた遮光部材を、蛍光体層の高さと概ね等しい高さに設け、
    遮光部材の主要な部分に、掃引電圧により生じる放電が生じた際の放電電流の大きさを低減可能な凹部を設け、
    個々の蛍光体層の全域および光遮光部材の少なくとも一部の領域を多うとともに、個々の蛍光体層の蛍光体粒子を固定する平滑層を設け、
    少なくとも、平滑層上に各蛍光体層から放射される光を所定方向に出射させる金属薄層を設ける
    ことを特徴とする画像表示装置の製造方法。
  10. 遮光部材は、走査線駆動回路の共通電極に接続されることを特徴とする請求項9記載の画像表示装置の製造方法。
  11. 遮光部材の凹部の深さは、蛍光体層の厚さ(高さ)の1/2以上に規定されることを特徴とする請求項9または10に記載の画像表示装置の製造方法。
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