JP2006100216A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】時間や使用用途によって変化する求められる心理状態に適するように室内の照明を制御する。
【解決手段】会議室などの天井面1に複数の発光素子Lを配列し、求められる心理状態によって天井面の発光形状を変化させることによって、在室者の心理状態を求められる心理状態に導いていく。
【選択図】図2
【解決手段】会議室などの天井面1に複数の発光素子Lを配列し、求められる心理状態によって天井面の発光形状を変化させることによって、在室者の心理状態を求められる心理状態に導いていく。
【選択図】図2
Description
本発明は多目的に使用される室内を照明する照明装置に関する。
近年、照明によって人をリラックスさせるリラクセーション効果を奏する照明装置が研究されている。例えば、照明光の輝度の変化に合わせて観測者が呼吸を整えることでリラクセーション効果の向上が容易にできる照明装置や照明制御方法が例えば、特許文献1などに開示されている。
また、照明光の光色によるリラクセーション効果についても多くの研究がなされ、電球(2850K、白熱電球が発光したときの色合い)のようなオレンジ色の光はリラクセーション効果が高く家庭でくつろぐときによい光であることが古くからいわれている。そうして、特許文献2では、リラクセーション効果の高い照明光の光色値を求めこの光色有する白熱電球、蛍光ランプ、LED照明装置、および、照明器具が開示されている。
特開平11−96809号公報
特開2003−247224号公報
しかしながら、照明の光色の他にも、室内の照明の発光部の形状や配置などによって、在室者にリラクセーションなどの心理的影響を与えることが本発明者らの研究によって解明されつつある。
例えば、発光部の形状が丸い場合では、角状に配置されているものよりも安らぎ感や休息感を生じやすいなどの心理的影響を与えている。
このような照明の効果による在室者の心理的影響を考慮して、室内を照明する器具の配置や発光部の形状の最適なものを設置することによって部屋の用途に応じた心理状態を提供できるものである。しかしながら、例えば、時間や部屋の使用目的によって、同じ部屋を使用して異なる心理状態を得ようとした場合に、発光部の形状を変えることは、照明器具などを交換するなどしなければならず、煩雑となる。
このため、本発明においては、時間や、部屋の使用目的に応じた在室者の心理状態を適切にさせることのできる照明を提供することを目的とする。
請求項1の発明の照明装置は、天井面に取付けられる複数の発光素子と;発光素子の発光をそれぞれ制御し、天井面の発光の形状を制御する制御手段と;を具備している。
請求項2の発明の照明装置は、複数の発光素子が配列された天井面と;発光素子の発光をそれぞれ制御し在室者の心理状態が変化できるような天井面の発光の形状を制御する制御手段と;を具備している。
各発明において、特に指定しない限り、用語の定義および技術的な意味は次による。
天井面は、室内における天井面であり、平板状であることは規定されない。発光素子は、電球、蛍光ランプなどの放電ランプ、発光ダイオード、EL素子などの発光する素子全てを許容する、しかしながら、発光を制御して様様な形状に天井面の発光面を変化させるために発光ダイオードのなどの小型の素子を複数組み合わせることが望ましい。発光の制御とは、点灯・消灯・調光などを示す。
発光の形状とは、複数の発光素子の組み合わせによって得られる形状であって、円形、角状、直線状およびそれらの組み合わせや、記号のような形状も許容する。
また、発光の形状を変化させるためには、多数の発光素子をマトリックス上に配置して、点灯・消灯を行う。また、多くの発光の形状が必要でなければ、予めいくつかのパターンに発光素子を配列させて制御を行う事も許容する。
さらには、複数の光色を有する発光素子を用いることによって、発光形状の制御とともに光色の制御を行うことを許容する。発光形状とともに光色をコントロールすることによって、在室者の心理状態のコントロールがしやすくなる。
請求項1または請求項2の発明によれば、複数の発光素子によって、天井面の発光が様様な形状を簡単に形成することができ、在室者に必要な心理状態を形成しやすい。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1はたとえばオフィスの会議室の概略図、図2は、天井面の発光パターンを示す第1の例(A)、図3は、天井面の発光パターンを示す第2の例(B)、図4は、天井面の発光パターンを示す第3の例(C)、図5は、天井面の発光パターンを示す第4の例(D)である。
図1の天井面1は、天井面1の全面を発光ダイオード素子Lをマトリックス状に配置したものである。それぞれの発光ダイオード素子Lは、制御装置(図示しない)に接続され、個別に点灯、消灯、調光されるように制御される。そうして、発光ダイオード素子Lの点灯しているもの2の配列によって、例えば、図2ないし図5に示すような発光パターンが得られる。図2ないし図5においてそれぞれ点灯状態の発光ダイオード2および消灯状態の発光ダイオード3が配置されている。そうして、図2には、点灯状態の発光ダイオード2が略直線状に2列配列されている発行パターン(A)、図3には、略直線状に配置された点灯状態の発光ダイオードがハの字を形成して並列に配列されている発光パターン(B)、図4には、中央に略楕円形を形成した発光パターン(C)、図5には、略円形のものを2つ配列したパターン(D)の例である。
このように(A)〜(D)のように形成された発光パターンの会議室において、在室者の心理状態を調査した。このとき、部屋の中央に配置する机(図示しない)の机上照度および光色は一定値となるように考慮されている。また、調査方法は、被験者10人の心理状態をアンケート形式の解答用紙に記入する形式とした。結果、下表のような結果となった。
表1に示すように、天井面1の発光パターンによって、在室者の心理状態に変化が現れることが明らかであった。
このように形成した天井面1を例えばオフィスの会議室の天井に取付けたときには、例えば、休憩時間など休憩に使用される場合のように安らぎ感が必要な場合には発光パターンを(C)または(D)にして、十分な休息を得やすくなる効果が期待でき、会議などの場合には、発光パターンを(B)にすることによって、在室者に刺激を与え活性化させる効果が期待できる。このように、天井面1の発光パターンを時間と部屋の用途によって変化させることが容易である。
さらに、制御装置によって、時間や発光ダイオードLの設置場所によってそれぞれの発光ダイオードLを調光させる制御することもできる。例えば、昼の窓際は調光度を深く設定し、夜になると天井面を均一の明るさとなるように全光点灯するなど個別に行ってもよい。このように制御することによって照明装置の省エネに貢献できる。
さらには、発光ダイオードLを個別に制御できる事から、例えば会議室などに使用する場合に、会議の目的に応じて照明を任意に変化できる。一例として、発言者などの特定者のみにスポットライト的に照射させるように、所定の位置のみに発光ダイオードのみを点灯させ、他の発光ダイオードを減光または消灯させるなどこのような構成の照明装置であれば容易に行うことができる。
また、天井面の発光の形状を変化させるだけでなく、天井面の発光素子のそれぞれの明るさを任意に変化させることによって天井面の発光素子が均一の明るさである場合よりも、在室者に安らぎ感や安心感を与えることも解明されている。このため、天井面の発光素子をそれぞれ適宜調光させ、さらにはこのように得られる天井面の輝度の分布が1/f揺らぎを形成するように設定することによっても在室者の心理状態を安らぎ感や安定感が得られるようにできる。さらに、それぞれの発光素子が時間的に揺らぎ感のあるように調光制御してもよい。
L・・・発光ダイオード 1・・天井面、2・・・点灯状態の発光ダイオード、3・・・消灯状態の発光ダイオード
Claims (2)
- 複数の発光素子が配列された天井面と;
発光素子の発光をそれぞれ制御し天井面の発光の形状を制御する制御手段と;
を具備することを特徴とする照明装置。 - 複数の発光素子が配列された天井面と;
発光素子の発光をそれぞれ制御し在室者の心理状態が変化できるような天井面の発光の形状を制御する制御手段と;
を具備することを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004287942A JP2006100216A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004287942A JP2006100216A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006100216A true JP2006100216A (ja) | 2006-04-13 |
Family
ID=36239797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004287942A Pending JP2006100216A (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006100216A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007336445A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 会話支援システム |
JP2016522556A (ja) * | 2013-06-10 | 2016-07-28 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 適応型の天井輝度分布を備える埋め込み式照明天井タイル |
US10434940B1 (en) | 2019-01-28 | 2019-10-08 | Alpine Electronics, Inc. | Active ceiling display system in vehicle |
-
2004
- 2004-09-30 JP JP2004287942A patent/JP2006100216A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016522556A (ja) * | 2013-06-10 | 2016-07-28 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 適応型の天井輝度分布を備える埋め込み式照明天井タイル |
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