JP2006099689A - 事務処理支援システム、事務処理支援方法、および事務処理支援プログラム - Google Patents

事務処理支援システム、事務処理支援方法、および事務処理支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】書類の記載変更に応じた事務処理を効率化し、作業負荷の軽減を可能とする。
【解決手段】電子証紙10を用紙に用いた書類20のイメージデータを書類のスキャニングを行ったスキャナ30から取得すると共に当該イメージデータに管理用IDを付してイメージ管理データベース125に格納するイメージデータ取得部110と、イメージデータについて電子証紙10における記載変更箇所22の検証処理を行ってイメージデータに対応する各書類20の記載変更箇所22を特定しこの記載変更箇所22の情報を判定結果データベース126に格納する変更箇所特定部111と、判定結果データベース126より抽出した記載変更箇所22の情報を変更箇所の属性に応じた書類20の振分排出指示としてスキャナ30に通知する振分指示部112とからシステム構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、事務処理支援システム、事務処理支援方法、および事務処理支援プログラムに関する。
帳票などの書類を振分する手法について提案されている。例えば、帳票取扱装置等に用いられるスタッカ選択回路において、書換え可能な記憶手段と、前記帳票の移動状況を示す信号を発生する手段と、該信号発生手段および前記帳票の読取り・受入れコマンド等により前記書換え可能な記憶手段の内容を書換える手段とから成る帳票ステータス管理部を設けたことを特徴とするスタッカ選択回路(特許文献1参照)などが提案されている。
また、帳票を収納するホッパ(1)から移送手段(2)により振分機構(5)に帳票を移送し、この帳票移送の間に、その移送経路中に設けた読取り部(3)により上記帳票に付された文字或いは図形の画像情報を読取り、この読み取った画像情報に基づいて識別処理部(4)がその帳票を識別し、上記振分機構(5)がスタッカ(6)の複数の格納場所の中からこの識別結果に基づいて選択した所定の格納場所に上記帳票を格納する帳票振分処理システムにおいて、上記識別処理部が画像情報に基づく識別処理を行う識別処理時間中に、上記振分機構の直前に定められた停止位置Bまでの帳票を移送することを特徴とする帳票移送制御方式(特許文献2参照)なども提案されている。
特開昭59−231685号公報 特開昭63−75887号公報
ところで、各種保険の更新時等において、保険会社は更新手続き用の書類をプレプリント出力し、これにて加入者の記入を受け付ける。一方、加入者は、変更箇所等につき記入した上で、保険会社へ提出することとなる。このとき保険会社では、加入者から回収した書類を1枚ずつ目視確認し、記載内容に以前の契約との変更部分がないかチェックする必要があり、事務処理の負荷が大きかった。
他方、前記書類のプレプリント時に、各書類の画像データをを全て保持しておき、加入者からの書類回収時における画像データと比較する、という考え方もある。しかしこの場合、実際には回収されない書類に対する画像データも大量に保持する必要が生じてしまうなど、処理効率の点で問題が残されていた。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、書類の記載変更に応じた事務処理を効率化し、作業負荷の軽減を可能とする、事務処理支援システム、事務処理支援方法、および事務処理支援プログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明事務処理支援システムは、記載変更箇所を検証可能とする電子証紙における、記載変更箇所の有無に応じた事務処理の支援を行うシステムであって、前記電子証紙を用紙に用いた書類のイメージデータを、前記書類のスキャニングを行ったスキャナから取得すると共に、当該イメージデータに管理用IDを付してイメージ管理データベースに格納する、イメージデータ取得部と、前記イメージデータについて前記電子証紙における記載変更箇所の検証処理を行って、前記イメージデータに対応する各書類の記載変更箇所を特定し、この記載変更箇所の情報を判定結果データベースに格納する、変更箇所特定部と、前記判定結果データベースより抽出した前記記載変更箇所の情報を、前記記載変更箇所の属性に応じた前記書類の振分排出指示として前記スキャナに通知する、振分指示部と、を備えることを特徴とする(第1の発明)。
第2の発明は、第1の発明において、前記書類の種類毎に、書類上における記載変更可能な領域を特定する変更可能位置情報が格納された変更可能位置データベースより、前記書類に応じた変更可能位置情報を抽出し、この変更可能位置情報と当該書類における記載変更箇所の情報とを照合し、書類における記載変更箇所が変更可能領域内であるか否かを判定する、変更可能可否判定部を備え、前記振分指示部が、前記記載変更箇所が変更可能領域内であるか否かの判定による変更可能可否判定結果を、前記変更箇所の属性に応じた前記書類の振分排出指示として前記スキャナに通知することを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記記載変更箇所の情報に基づき、該当書類のイメージデータにおける記載変更箇所を強調表示してディスプレイ出力する、変更箇所強調処理部を備えることを特徴とする。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記変更可能可否判定結果に基づき、該当書類のイメージデータにおける記載変更箇所の表示を、当該記載変更箇所が記載変更可能な領域に含まれるか否かで変化させてディスプレイ出力する、記載変更可能強調処理部を備えることを特徴とする。
第5の発明は、記載変更箇所を検証可能とする電子証紙における、記載変更箇所の有無に応じた事務処理の支援をコンピュータにより行う方法であって、前記電子証紙を用紙に用いた書類のイメージデータを、前記書類のスキャニングを行ったスキャナから取得すると共に、当該イメージデータに管理用IDを付してイメージ管理データベースに格納し、前記イメージデータについて前記電子証紙における記載変更箇所の検証処理を行って、前記イメージデータに対応する各書類の記載変更箇所を特定し、この記載変更箇所の情報を判定結果データベースに格納し、前記判定結果データベースより抽出した前記記載変更箇所の情報を、前記記載変更箇所の属性に応じた前記書類の振分排出指示として前記スキャナに通知することを特徴とする。
第6の発明は、記載変更箇所を検証可能とする電子証紙における、記載変更箇所の有無に応じた事務処理の支援方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記電子証紙を用紙に用いた書類のイメージデータを、前記書類のスキャニングを行ったスキャナから取得すると共に、当該イメージデータに管理用IDを付してイメージ管理データベースに格納するステップと、前記イメージデータについて前記電子証紙における記載変更箇所の検証処理を行って、前記イメージデータに対応する各書類の記載変更箇所を特定し、この記載変更箇所の情報を判定結果データベースに格納するステップと、前記判定結果データベースより抽出した前記記載変更箇所の情報を、前記記載変更箇所の属性に応じた前記書類の振分排出指示として前記スキャナに通知するステップと、を含むことを特徴とする。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、書類の記載変更に応じた事務処理を効率化し、作業負荷の軽減が可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における事務処理支援システムを含むネットワーク構成図である。本発明の事務処理支援システム100(以下、システム100)は、サーバを想定することができる。
こうしたシステム100は、本発明の事務処理支援方法を実行する機能を実現すべく書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース101に格納されたプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。
また、前記システム100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入出力インターフェイス105、ならびにスキャナ30との間のデータ授受を担う通信手段106などを有している。
システム100は、前記通信手段106により、前記スキャナ30と例えばシリアル・インターフェース通信線などのネットワーク130を介して接続し、書類20をスキャニングしたイメージデータをスキャナ30より取得したり、或いは書類20の変更箇所の属性に応じた前記書類20の振分排出指示をスキャナ30に通知したりする。なお、前記シリアル・インターフェイスは、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送で、外部機器と接続するためのインターフェースを指し、通信方式としてはRS-232C、RS-422、IrDA、USB、IEEE1394、ファイバ・チャネルなどが想定できる。また、システム100の各種機能部と通信手段106との間ではI/O部107がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
続いて、前記システム100が例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。システム100は、前記電子証紙10を用紙に用いた書類20のイメージデータを、前記書類20のスキャニングを行ったスキャナ30から取得すると共に、当該イメージデータに管理用IDを付してイメージ管理データベース125に格納する、イメージデータ取得部110を備える。
なお、前記スキャナ30からイメージデータを取得する対象となる書類20は、帳票用プリンタなどの書類出力装置7が、電子証紙10を用紙に用いて、保険の加入者5などの契約事項等を印字することで作成したものである。また、この書類20は、前記書類出力装置7より適宜な配送手段により加入者5の手に渡るものとする。勿論、前記書類20としては帳票のみに限定されず、その他様々な書類を本発明に適用してよい。
また、システム100は、前記イメージデータについて前記電子証紙10における記載変更箇所の検証処理を行って、前記イメージデータに対応する各書類20の記載変更箇所を特定し、この記載変更箇所の情報を判定結果データベース126に格納する、変更箇所特定部111を備える。
また、システム100は、前記判定結果データベース126より抽出した前記記載変更箇所の情報を、前記記載変更箇所の属性に応じた前記書類20の振分排出指示として前記スキャナ30に通知する、振分指示部112を備える。
また、システム100は、前記書類20の種類毎に、書類上における記載変更可能な領域を特定する変更可能位置情報が格納された変更可能位置データベース127より、前記書類20に応じた変更可能位置情報を抽出し、この変更可能位置情報と当該書類20における記載変更箇所の情報とを照合し、書類20における記載変更箇所が変更可能領域内であるか否かを判定する、変更可能可否判定部113を備えると好適である。
またこの場合、前記振分指示部112が、前記記載変更箇所が変更可能領域内であるか否かの判定による変更可能可否判定結果を、前記変更箇所の属性に応じた前記書類20の振分排出指示として前記スキャナ30に通知することとできる。
また、システム100は、前記記載変更箇所の情報に基づき、該当書類20のイメージデータにおける記載変更箇所を強調表示してディスプレイ140に出力する、変更箇所強調処理部114を備えると好適である。
また、システム100は、前記変更可能可否判定結果に基づき、該当書類20のイメージデータにおける記載変更箇所の表示を、当該記載変更箇所が記載変更可能な領域に含まれるか否かで変化させてディスプレイ140に出力する、記載変更可能強調処理部115を備えると好適である。
なお、これまで示した システム100における各機能部110〜115は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記CPU104がプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリ103に読み出して、これを実行することとなる。
また、前記ネットワーク130に関しては、シリアル・インターフェース通信線の他、インターネット、LAN、ATM回線や専用回線、WAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPN(Virtual Private Network)など仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。
−−−データベース構造−−−
次に、本実施形態における前記システム100が利用するデータベースの構造について説明する。図2は、本実施形態における、(a)イメージ管理データベース、(b)判定結果データベース、(c)変更可能位置データベース、の各データ構造例を示す図である。
前記イメージ管理データベース125は、前記書類20のスキャニングを行ったスキャナ30から取得した書類20のイメージデータを、管理用IDを付して格納するデータベースである。このイメージ管理データベース125は、例えば管理用IDをキーとして、イメージデータを関連づけたレコードの集合体となっている。このイメージデータは、例えばビットマップやJPEGなどのバイナリファイルとなっている。
また、前記判定結果データベース126は、前記イメージデータに関する前記電子証紙10における記載変更箇所の検証処理により特定した、各書類20の記載変更箇所の情報を格納するデータベースである。この判定結果データベース126は、例えば管理用IDをキーとして、書類種類ID(書類の種類を示す)、記載変更の有無を示すデータ区分(例として、変更可能領域内で変更有り:01、変更可能領域外で変更有り:02、変更無し:00)、記載変更箇所の位置情報である座標値(始位置X、始位置Y、終位置X、終位置Y)といったデータを関連づけたレコードの集合体となっている。
また、前記変更可能位置データベース127は、前記書類20の種類毎に、書類上における記載変更可能な領域を特定する変更可能位置情報が格納されたデータベースである。この変更可能位置データベース127は、例えば、書類の種類を特定する書類種類IDをキーとして、書類内位置ID(同一書類内に複数存在する変更可能位置の区別用)、及び変更可能位置情報(例:変更可能位置の座標値。始位置X、始位置Y、終位置X、終位置Y)といったデータを関連づけたレコードの集合体となっている。
なお、書類20における各種位置情報の概念について説明しておく。図3は本実施形態における書類上の位置情報に関する概念を示す図である。図示の通り、書類20のある一端を原点座標(0,0)とし、水平方向をX軸、垂直方向をY軸としたxy座標系を採用し、書類上の位置を特定するものとしている。図の例では、変更可能位置21および記載変更箇所22の各位置情報が、xyの座標値として示されている。
−−−処理の概要−−−
本実施形態における事務処理支援方法の概要について、前記システム100、スキャナ30、およびディスプレイ140での各処理を含めて予め説明しておく。図4は本実施形態における事務処理支援方法の処理概要を示す図である。前記システム100は、予め、事務処理の対象業務に対応する書類種類を書類種類IDとして設定する(s1000)。この設定処理は、前記判定結果データベース126および変更可能位置データベース127において、書類種類IDを付した該当レコードを生成するといったことでなされる。
また、一方で、前記書類出力装置7において契約事項等について印字された書類20が前記加入者5の手に既に渡っており、この加入者5により書類20に対する記入がなされているものとする。
そしてこの記入済みの書類20は、前記スキャナ30においてスキャニングがなされることとなる。前記スキャナ30は、前記書類20に対するスキャニングにより、書類20のイメージデータを取得する(s1001)。
システム100は、このスキャナ30より前記イメージデータを取得し(s1002)、これに管理用IDを付与する(s1003)。このイメージデータは、前記イメージ管理データベース125において管理用IDをキーに格納される。
続いてシステム100は、前記書類20のイメージデータについて、電子証紙10における記載変更箇所22の検証処理を行ってイメージデータに対応する各書類20の記載変更箇所22を特定し(s1004)、この記載変更箇所22の情報を判定結果データベース126に格納する(s1005)。また、この判定結果データベース126より抽出した記載変更箇所22の情報を、変更箇所の属性に応じた書類20の振分排出指示としてスキャナ30に通知する(s1006)。
これを受けたスキャナ30は、前記振分排出指示に応じて、例えば前記書類20の排出先スタッカを特定し、排出処理を実行する(s1007)。こうして、書類20における記載変更箇所の有無により、書類20の振分排出を可能にする。或いは、記載変更箇所の有無のみならず、記載変更箇所の属性(例:記載変更箇所が前記変更可能領域の内外)に応じて振分排出を行うものとすれば好適である。
また、システム100は、前記記載変更箇所22の情報の属性に応じて、前記ディスプレイ140におけるイメージデータの出力形態を編集する(s1009)。この編集処理されたイメージデータは、ディスプレイ140において画面表示され(s1010)、処理は終了する。なお、適宜なクライアント端末が画面表示要求をシステム100に送信し(s1008)、これをシステム100が受け付けて前記ステップs1009の処理を実行するとしてもよい。
−−−処理フロー−−−
以下、事務処理支援方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する事務処理支援方法に対応する各種動作は、前記システム100がメモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、このプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。図5は本実施形態における事務処理支援方法の実際手順1を示すフロー図である。
前記システム100は、上述したように、事務処理の対象業務に対応する書類種類を書類種類IDとして設定する(s1100)。この設定処理は、前記判定結果データベース126および変更可能位置データベース127において、書類種類IDを付した該当レコードを生成するといったことでなされる。
また、一方で、前記書類出力装置7において契約事項等について印字された書類20が前記加入者5の手に既に渡っており、この加入者5により書類20に対する記入がなされているものとする。そしてこの記入済みの書類20は、前記スキャナ30においてスキャニングがなされることとなる。前記スキャナ30は、前記書類20に対するスキャニングにより、書類20のイメージデータを取得している。
システム100は、このスキャナ30より前記イメージデータを受信して取得し(s1101)、これに管理用IDを付与する(s1102)。このイメージデータは、前記イメージ管理データベース125において管理用IDをキーに格納される。
続いてシステム100は、前記書類20のイメージデータについて、電子証紙10における記載変更箇所22の検証処理を行ってイメージデータに対応する各書類20の記載変更箇所22を特定し、記載変更箇所22の位置情報の配列(記載変更箇所が複数あることを想定)を取得する(s1003)。
なお、前記検証処理の技術としては、例えば特開2003−101762号公報に示す発明に基づく技術が採用できる。この発明は、「透かし情報埋め込み装置においては、ドットの配列によって波の方向及び/又は波長を変化させたドットパターンを複数用意し、1つのドットパターンに対して1つのシンボルを与え、ドットパターンを組み合わせて配置することにより、機密情報が与えられる。透かし情報検出装置においては、ドットパターンと同じ波の方向と波長を持つ、ドットパターンと同数の二次元ウェーブレットフィルタを備える。そして,透かし入り画像中の任意の領域と複数の二次元ウェーブレットフィルタとのコンボリューションを計算し、コンボリューションが最大となる二次元ウェーブレットフィルタに対応するドットパターンがその領域に埋め込まれていると判断する。」といった内容となる。勿論、その他、電子証紙における記載変更箇所22を検証可能な技術であればいずれでも採用できる。
システム100は、前記記載変更箇所22の位置情報を取得する処理を行うことで、前記書類20に記載変更箇所22が存在するか否かを判定することとなる(s1104)。この判定において記載変更箇所22がない場合(s1104:NO)、システム100は前記判定結果データベース126における、前記書類20に対応する管理用IDのレコードにおいて、“データ区分”の欄を“変更無し”に対応する値に更新する(s1105)。そしてシステム100は、記載変更箇所22が無かった旨の情報を含む、振分排出指示をスキャナ30に通知する(s1106)。
他方、前記ステップs1104において、記載変更箇所22が存在すると判定した場合(s1104:YES)、各記載変更箇所22が変更可能領域21の内であるか否か、前記変更可能位置データベース127に前記記載変更箇所22の位置情報を照合し判定する(s1107)。この判定処理については、記載変更箇所の個数Nの分だけルーチン処理を実行し(s1108)、また、変更範囲情報(各記載変更箇所22のうち隣接するものを一塊とした領域の端点座標値)の作成を行う(s1109)。
これらの処理によりシステム100は、前記変更可能領域21の外の記載変更箇所22があるか否かを判定することとなる(s1110)。この判定において、前記変更可能領域21の外の記載変更箇所22がない場合(s1110:NO)、システム100は前記判定結果データベース126における、前記書類20に対応する管理用IDのレコードにおいて、“データ区分”の欄を“変更可能領域内の変更有り”に対応する値に更新する(s1111)。
更に、システム100は、前記記載変更箇所22が変更可能領域21であるか否かの判定による変更可能可否判定結果を、前記変更箇所22の属性に応じた前記書類20の振分排出指示として前記スキャナ30に通知する(s1112)。
図6は本実施形態における事務処理支援方法の実際手順2を示すフロー図である。前記ステップs1110において、前記変更可能領域21の外の記載変更箇所22がある場合(s1110:YES)、システム100は、全ての前記変更範囲情報23についてor演算を実行し(s1113)、このor演算結果を包括する矩形24の配列(“w個”)を作成する。前記矩形24は、前記変更可能位置データベース127における変更可能位置情報などと同様に、矩形の端点座標で表現できるものとなる。
こうして前記矩形24を作成したシステム100は、前記判定結果データベース126における、前記書類20に対応する管理用IDのレコードにおいて、“データ区分”の欄を“変更可能領域外の変更有り”に対応する値に更新し、また、矩形24の端点座標を記載変更箇所の位置情報として登録する(s1115)。
更にシステム100は、前記記載変更箇所22が変更可能領域21の外である旨の変更可能可否判定結果を、前記変更箇所22の属性に応じた前記書類20の振分排出指示として前記スキャナ30に通知する(s1116)。これに応じてスキャナ30では書類20の振分排出が実行されることとなる。
前記振分排出指示の通知に続いて、システム100は、ディスプレイ140における前記書類20に対応したイメージデータの編集処理を行い(s1117)、このイメージデータをイメージ管理データベース125に登録する(s1118)、と共にディスプレイ表示し(s1119)、処理を終了する。
−−−ディスプレイ出力−−−
次に、上述したイメージデータの編集処理と、ディスプレイ表示の例について説明する。図7は本実施形態におけるディスプレイ出力の形態例を示す図である。イメージデータの編集処理においてシステム100は、イメージ管理データベース125より、例えば書類20(管理用ID:000001)のイメージデータ701を取得すると共に、判定結果データベース126より、該当書類について登録されている記載変更箇所の位置情報を取得する。 前記記載変更箇所の位置情報は、上記の例でいえば、変更可能領域21に内に含まれる記載変更箇所22の座標値、或いは矩形24の端点座標であるから、これをシステム100がディスプレイ表示する場合には、前記座標値を結んだ矩形表示702、或いは前記端点座標を結んだ矩形表示703を生成することとなる。
システム100は、前記イメージデータ701と、前記矩形表示702或いは前記矩形表示703とを重ね合わせた画面データを生成し、更には、当該書類20に記載変更箇所があった旨のメッセージの表示欄704を前記画面データに加える。システム100は、この画面データをディスプレイ140に出力し、前記書類20に対応してなされるべき業務処理の指示受付を業務処理ボタン705にて受付けるとった処理を行う。
なお、前記矩形表示702と前記矩形表示703とは互いに異なることを明確とすべく、どちらか一方を強調表示するといったイメージデータの編集をシステム100が行うと好適である。
また、記載変更箇所22をディスプレイ表示する際に、矩形の表示を行う場合を示したが、矩形表示の他にも他の様々な形状の表示を行うものとしてよい。また、前記強調表示の手法としても、形状、色彩、線種、線太、明滅パターン、などについて記載変更箇所22の間で差異をつけるなど、種々の手法を採用できる。
本発明によれば、書類の記載変更に応じた事務処理を効率化し、作業負荷の軽減が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態における事務処理支援システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における、(a)イメージ管理データベース、(b)判定結果データベース、(c)変更可能位置データベース、の各データ構造例を示す図である。 本実施形態における書類上の位置情報に関する概念を示す図である。 本実施形態における事務処理支援方法の処理概要を示す図である。 本実施形態における事務処理支援方法の実際手順1を示すフロー図である。 本実施形態における事務処理支援方法の実際手順2を示すフロー図である。 本実施形態におけるディスプレイ出力の形態例を示す図である。
符号の説明
5 加入者 7 書類出力装置
10 電子証紙 20 書類
21 変更可能位置 22 記載変更箇所
30 スキャナ 100 システム
101 プログラムデータベース 102 プログラム
103 メモリ 104 CPU
105 入出力インターフェイス 106 通信手段
107 I/O部 110 イメージデータ取得部
111 変更箇所特定部 112 振分指示部
113 変更可能可否判定部 114 変更箇所強調処理部
115 記載変更可能強調処理部 125 イメージ管理データベース
126 判定結果データベース 127 変更可能位置データベース
130 ネットワーク 140 ディスプレイ

Claims (6)

  1. 記載変更箇所を検証可能とする電子証紙における、記載変更箇所の有無に応じた事務処理の支援を行うシステムであって、
    前記電子証紙を用紙に用いた書類のイメージデータを、前記書類のスキャニングを行ったスキャナから取得すると共に、当該イメージデータに管理用IDを付してイメージ管理データベースに格納する、イメージデータ取得部と、
    前記イメージデータについて前記電子証紙における記載変更箇所の検証処理を行って、前記イメージデータに対応する各書類の記載変更箇所を特定し、この記載変更箇所の情報を判定結果データベースに格納する、変更箇所特定部と、
    前記判定結果データベースより抽出した前記記載変更箇所の情報を、前記記載変更箇所の属性に応じた前記書類の振分排出指示として前記スキャナに通知する、振分指示部と、
    を備えることを特徴とする事務処理支援システム。
  2. 請求項1において、
    前記書類の種類毎に、書類上における記載変更可能な領域を特定する変更可能位置情報が格納された変更可能位置データベースより、前記書類に応じた変更可能位置情報を抽出し、この変更可能位置情報と当該書類における記載変更箇所の情報とを照合し、書類における記載変更箇所が変更可能位置であるか否かを判定する、変更可能可否判定部を備え、
    前記振分指示部が、前記記載変更箇所が変更可能位置であるか否かの判定による変更可能可否判定結果を、前記変更箇所の属性に応じた前記書類の振分排出指示として前記スキャナに通知することを特徴とする事務処理支援システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記記載変更箇所の情報に基づき、該当書類のイメージデータにおける記載変更箇所を強調表示してディスプレイ出力する、変更箇所強調処理部を備えることを特徴とする事務処理支援システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記変更可能可否判定結果に基づき、該当書類のイメージデータにおける記載変更箇所の表示を、当該記載変更箇所が記載変更可能な領域に含まれるか否かで変化させてディスプレイ出力する、記載変更可能強調処理部を備えることを特徴とする事務処理支援システム。
  5. 記載変更箇所を検証可能とする電子証紙における、記載変更箇所の有無に応じた事務処理の支援をコンピュータにより行う方法であって、
    前記電子証紙を用紙に用いた書類のイメージデータを、前記書類のスキャニングを行ったスキャナから取得すると共に、当該イメージデータに管理用IDを付してイメージ管理データベースに格納し、
    前記イメージデータについて前記電子証紙における記載変更箇所の検証処理を行って、前記イメージデータに対応する各書類の記載変更箇所を特定し、この記載変更箇所の情報を判定結果データベースに格納し、
    前記判定結果データベースより抽出した前記記載変更箇所の情報を、前記記載変更箇所の属性に応じた前記書類の振分排出指示として前記スキャナに通知することを特徴とする事務処理支援方法。
  6. 記載変更箇所を検証可能とする電子証紙における、記載変更箇所の有無に応じた事務処理の支援方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記電子証紙を用紙に用いた書類のイメージデータを、前記書類のスキャニングを行ったスキャナから取得すると共に、当該イメージデータに管理用IDを付してイメージ管理データベースに格納するステップと、
    前記イメージデータについて前記電子証紙における記載変更箇所の検証処理を行って、前記イメージデータに対応する各書類の記載変更箇所を特定し、この記載変更箇所の情報を判定結果データベースに格納するステップと、
    前記判定結果データベースより抽出した前記記載変更箇所の情報を、前記記載変更箇所の属性に応じた前記書類の振分排出指示として前記スキャナに通知するステップと、
    を含むことを特徴とする事務処理支援プログラム。
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