JP2006098557A - 撮像装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タッチパネルの複数の箇所を押下することで動作を識別し、その動作を実行できるようにする。
【解決手段】LCD15の表示画面上にタッチパネル20が設置されたDSC1であって、CPU11は、タッチパネル20の押下された位置および該位置が押下される時間を検出する処理や、検出された位置と時間とに基づいてタッチパネル20の押下されている箇所数を算出する処理や、算出されたタッチパネル20の押下された箇所数に応じて異なる動作を制御する処理等を行うようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示画面上にタッチパネルを備えた撮像装置、及び、その撮像装置の制御方法に関する。
デジタルスチルカメラに関し、液晶モニタの上面にタッチパネルが配置され、ユーザがタッチパネルをタッチすることにより撮影することのできるカメラ、およびタッチパネルの押圧の強弱を認識することで、撮影動作と撮影のための設定等を行う撮影準備動作とを区別することのできるカメラについて開示されている(例えば、特許文献1)。特許文献1によれば、液晶モニタ上に設けられたタッチパネルをタッチすることで、対象物を特定してそこにフォーカスや露出を合わせ、所定のしきい値以上の押圧がタッチパネルに加えられることで、さらに撮影まで行うことができる。
特開平11−355617号公報
液晶モニタの画面を見ながらの撮影は、ファインダを覗きながらの撮影と比べて手ぶれが発生しやすい。さらに、上記の方法によって撮影準備動作から撮影動作へと切り替える場合、撮影動作時にはタッチパネルに所定のしきい値以上の押圧が加えられることになるため、より手ぶれが発生しやすくなることが考えられる。また、タッチパネルを強く押下することでカメラ自体に力が加えられて撮影する向きがずれてしまい、このため、撮影準備動作中に合わせたフォーカス距離や露出が、撮影範囲から外れてしまう可能性も考えられる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、タッチパネルの複数の箇所を押下することで動作を識別し、その動作を実行することのできる撮像装置及び撮像装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る撮像装置は、表示画面上にタッチパネルが設置された撮像装置であって、前記タッチパネルの押下された位置および該位置が押下される時間を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された位置と時間とに基づいて、前記タッチパネルの押下されている箇所数を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された前記タッチパネルの押下された箇所数に応じて異なる動作を制御する制御手段と、を備えた構成である。
本発明の第2の態様に係る撮像装置は、前記第1の態様において、前記制御手段は、前記タッチパネルの押下されている箇所数が所定のしきい値未満のときは第1の動作を制御し、前記タッチパネルの押下されている箇所数が該しきい値以上のときは第2の動作を制御する、構成である。
本発明の第3の態様に係る撮像装置は、前記第2の態様において、前記第1の動作は、画像撮影の準備を行う撮影準備動作であり、前記第2の動作は、画像の撮影を行う撮影動作である、構成である。
本発明の第4の態様に係る撮像装置は、前記第2の態様において、前記第1の動作は、肯定動作であり、前記第2の動作は、否定動作である、構成である。
本発明の第5の態様に係る撮像装置は、表示画面上にタッチパネルが設置された、撮影機能と再生機能とを有する撮像装置であって、前記タッチパネルの押下された位置および該位置が押下される時間を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された位置と時間とに基づいて、前記タッチパネルの押下されている箇所数を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された前記タッチパネルの押下された箇所数に応じて、少なくとも撮影動作又は再生動作を制御する制御手段と、を備えた構成である。
本発明の第6の態様に係る撮像装置は、前記第1乃至5の何れか一つの態様において、当該撮像装置は、携帯電話機、或いは、携帯情報端末装置である、構成である。
尚、本発明は、これらの撮像装置に限らず、撮像装置の制御方法として構成することも可能である。
本発明によれば、タッチパネルの押下位置に依存せず、押下した箇所数に応じて、例えば撮影準備動作や撮影動作等、異なる動作を行うことができる。このため、撮影のためにタッチパネルを押下する際の押圧を強くする必要はなく、結果として手振れが発生する可能性を軽減でき、ユーザにとっても、押下した箇所数ではっきりと例えば撮影準備動作と撮影動作といった具合に分かれるので、わかりやすい。
更に、動作中にユーザに対して肯定,否定を問い掛ける際に、ユーザは、タッチパネル上の位置を問わず押下した箇所数に応じて肯定,否定動作を行わせることができるので、ユーザにとっての利便性が増す。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る撮像装置としてのデジタルスチルカメラ(以下DSC)1の背面図である。本実施形態に係るDSC1は、背面に、被写体を撮影した画像を表示したり、各種設定画面を表示したりする液晶表示部4、被写体像を確認するファインダ5、DSC1の電源オン状態を示すパワーLED6、液晶表示部4に表示される各種設定画面上での操作データを入力する選択/決定ボタン9等が設けられ、DSC1の上部には、DSC1における撮影モードおよび操作モード等のモードを選択する選択ダイヤル8等が設けられている。
図2は、本実施形態に係るDSC1のブロック図である。DSC1は、圧縮伸張エンジン19、CPU11、ROM13、RAM14、画像を記録する記録媒体18、ファイル管理部17、外部I/F16および図1の液晶表示部4を構成するLCD(液晶モニタ、liquid crystal display)15、タッチパネル20、操作部12および撮像装置21から構成される。
撮像装置21は、撮像レンズ、電荷結合素子(CCD)等から構成され、画像の撮影処理を司る。CPU11から撮影指示が通知されると、撮像レンズを介してCCD等の撮像素子上に結像された被写体像を、光電変換して電気信号に変えた後A/D変換を行い、デジタル撮像データにする。
撮影時には、圧縮伸張エンジン19は、CPU11からの指示によりRAM14内の撮像データをCPU11が指定するフォーマットの画像へと圧縮する。圧縮された画像は、CPU11からの指示によりファイル管理部17を通して記録媒体18に記録される。
再生時には、圧縮伸張エンジン19は、CPU11からの指示により記録媒体18内の画像を、記録されているフォーマットに従い伸張する。伸張された画像データは、LCD15に再生される。
記録媒体18は、スマートメディアを初めとする半導体メモリ、あるいは磁気メモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD、DVD等の光ディスク、MO等の光磁気ディスク、あるいは上記の組み合わせ、等であってもよい。あるいは、記録媒体18は単数である必要はなく、複数の記録媒体からなっていても構わない。
記録媒体18に格納された複数の画像データは、LCD15に縮小されて表示ができ、選択/決定ボタン9を用いて所望の画像データを図示しないPC(パーソナルコンピュータ)等からコピーしたり、PCに保存させたりすることができるようになっている。
図1の液晶表示部4は、LCD15上にタッチパネル20が重ねられた構成であり、ユーザは、例えばLCD15上にユーザインタフェースが表示されているとき、タッチパネル20の、表示されているユーザインタフェースに対応する箇所を押下することで、選択や決定がなされる。
以下、図3から6を参照して、本実施形態に係るDSC1のタッチパネル20が、ある時点において押下されている位置および押下されている箇所の数を算出する方法について説明する。
図3は、本実施形態に係るDSC1のタッチパネルにおいて、1箇所が押下されたときの押下された位置を検出する方法を説明する図である。同図においては、タッチパネル20は抵抗型タッチパネルが用いられているものとする。ユーザがタッチパネル20の所定の位置を押下した場合の押下位置の検出方法について説明する。図3の左から右への向きをx軸正方向とする。x軸方向のタッチパネル20の幅をWとし、タッチパネル20の左端のx座標をx=0、右端のx座標をx=Wとする。
図3に示されるように、ユーザがx=x1の箇所を押下したとする。このとき、タッチパネル20の右端側が接地されており、ユーザにより押下されていないときの左端側の電圧をVCCとすると、x=x1の位置におけるx軸方向に関する電圧は、Vo1=VCC×R2/(R1+R2)である。
なお、y軸方向については、図3においては図示されていないが、タッチパネル20は、x軸方向についての電圧を検出する層とy軸方向についての抵抗値から電圧を検出する層とに分かれており、x軸についてと同様の方法により電圧が求められ、電圧より、押下されている箇所のy座標が得られる。各々の層によって検出された電圧から算出したx座標とy座標との組み合わせ(x、y)で、押下されている位置を標示する。
図4は、本実施形態に係るDSC1のタッチパネルを2箇所押下されたときの、押下された位置を検出する方法を説明する図である。図3にてx座標x=x1の位置が押下されたまま、x=x2の位置が押下されたとする。2箇所が押下されることでx=x1からx=x2の間はショートし、Vo2=Vo3=VCC×R5/(R1+R5)となる。例えば、R5=R2×1/3=R1×2/3の場合について考える。R2を消去すると、Vo2=Vo3=VCC×2/5が得られる。これより、実際にはx1、x2の2箇所が押下されているが、検出結果では、タッチパネル20は、2/5×VCCの位置、すなわちx=1−(2/5)=3/5の位置の1箇所のみが押下されているときと同じ出力を得る。
図5は、1箇所ずつ別の位置を順に押下した場合の検出位置と時間との関係を示した図である。同図において縦軸はタッチパネル20のx座標、横軸は時間を表す。図4に示される2箇所を同時に押下している場合と比較するため、図5で示される、まずx=x1の位置の押下を開始したがタッチパネル20の押下を一度中断し、その後x1とは別のx=x2の位置の押下を開始した場合について考える。
タッチパネル20のうち、n箇所目の押下を開始した時刻をtns、押下を終了した時刻をtneとする。図5では、時刻t1sからt1eの間はx=x1が連続的に出力されている。t=t1eでユーザがタッチパネル20の押下をやめる。時刻t2sでx1とは別のx=x2の押下を開始すると、時刻t2s以降は、x=x2が連続的に出力される。時刻t1eからt2sの間は、タッチパネル20のいずれも押下されていないので、出力値は0である。
一方、図4の場合の検出位置の時間変化は、出力値が0になる期間が存在せず、不連続に変化する。図6は、ある箇所を押下し、その箇所を押下したまま他の箇所を押下した場合の検出位置と時間との関係を示した図である。図5と同様、縦軸はタッチパネル20のx座標、横軸は時間を表す。
時刻t1sでx=x1の位置の押下を開始し、その位置を押下したまま、時刻t2sからx=x2の押下を開始する。時刻t2sにおいて、出力はx1からxdへと変化する。先に図4を参照して説明した通り、ある時点において同時に2箇所以上タッチパネル20が押下されると、検出される位置xdとして、実際に押下されている位置x1およびx2とは異なる位置が出力される。検出される出力が0になる期間の有無をもって、タッチパネル20が1箇所のみ押下された後他のある箇所が押下されているのか、あるいはある箇所について押下したまま連続して他の箇所を押下し、ある時点において同時に複数の箇所が押下されているのかを判断する。
図7は、ある時点においてタッチパネル20の上を2箇所以上押下されているときの、2箇所目に押下された位置座標を求める方法について説明する図である。x軸方向、タッチパネル20のx軸方向の大きさ、タッチパネル20に係る電圧VCCおよび接地方法等については図4と同様であるのでここではそれらについての説明は省略する。
まず、1箇所目として、ユーザがx=x1の箇所を押下し、x=x1の点を押下したまま、続けてx=x2の箇所を押下したとする。タッチパネル20の左端からx=x1までの間の抵抗の大きさをR1、x=x2からタッチパネル20の右端までの間の抵抗の大きさをRxとする。x1、x2の電圧の出力をそれぞれVo2、Vo3とすると、電圧の出力と抵抗の関係は以下の式で表され、これよりRxを得る。
o2=Vo3=VCC×Rx/(R1+Rx
例えば、検出される電圧Vo2=Vo3=VCC×(1/6)であるとき、この値を上式に代入すると、
CC×(1/6)=VCC×Rx/(R1+Rx
より、Rxについて解くと、
x=R1×(1/5)
を得る。先に、1箇所目に押下した位置x1の値は得られており、かつx座標の値は抵抗値に比例することから、2箇所目に実際に押下された位置のx座標x2は、x2=W−x1×(1/5)で表されることがわかる。
なお、図7でタッチパネル20を押下する順序が1番目と2番目が逆であっても、2箇所目のタッチパネル20の押下により、検出されている位置座標xdと、1箇所目の押下位置の座標とから、同様に2箇所目の実際の押下位置の座標が算出される。したがって、これより先の説明中においては、n箇所目の押下した箇所(押下位置)とは、座標の小さいものから昇順に押下位置を並べたもののうち、n番目の箇所を意味するものとする。
本実施形態に係るDSC1を用いて、タッチパネル20の押下された箇所数が所定のしきい値に到達したことが認識されると、各種のDSC1の動作を制御することができる。以下、図8を参照して、DSC1の動作を撮影準備動作から撮影動作へと切り替える方法について説明する。
図8は、ユーザの押下によって認識されたタッチパネル20の位置座標が、押下されている箇所数の増減によって変化することに応じて、本実施形態に係るDSC1の動作が切り替えられることを説明する図である。図5、図6と同様に、図中縦軸はタッチパネル20のx座標、横軸は時間を表す。図8の例では、しきい値を2とする。
時刻t=t1s、すなわちユーザがタッチパネル20のある箇所の押下を開始する。タッチパネル20の押下箇所がなしの状態から押下箇所が1の状態に変化することで、すなわち、タッチパネル20上の1箇所(x1)がユーザにより押下されていることが認識されると、フォーカス距離、露出絞り、露出時間等、撮影の際のパラメータを設定する等の撮影準備動作が行われる。時刻t=ts2、すなわちユーザがタッチパネル20上で時刻t=t1sに押下した箇所を押下したまま、t1sに押下した箇所とは異なる箇所を押下したことにより認識される位置のx座標が0になることなく不連続に変化すると、押下箇所数がしきい値2に達したと判断し、DSC1の動作を撮影準備動作から撮影動作に切り替える。
タッチパネル20の押下された箇所数の増加に応じてDSC1の動作を切り替える他の例として、択一的に動作のオン/オフ等を設定する方法を、図9Aおよび図9Bを参照して説明する。
図9Aおよび図9Bは、ユーザの押下によって認識されたタッチパネル20の位置座標が、押下されている箇所数の増減によって変化することに応じて、本実施形態に係るDSC1が、その設定のオン/オフを切り替えることを説明する図である。図9Aおよび図9Bでは、タッチパネル20を含む液晶表示部4にDSC1の設定画面4Aを表示している。
図9Aは、液晶表示部4に表示された設定画面4Aを、ユーザが1箇所押下した状態を示した図である。ユーザが、図1、図2の選択・決定ボタン9等を用いて、設定画面4Aに表示された設定項目のうち、「連写」を選択すると、選択されている「連写」の項目が反転表示される。次に、ユーザが、タッチパネル20の1箇所を押下すると、図9Aで示されるように、「連写」項目のオン/オフの設定状況が反転される。ユーザがタッチパネル20の1箇所を押下し、選択した項目とその項目の設定状況が反転表示された時点では、設定状況は「オン」とされる。
図9Bは、図9Aで示されるようにタッチパネル20の1箇所を押下したままの状態で、さらに他の箇所を押下した状態を示した図である。ユーザが、設定したい項目について選択・決定ボタン9等によって選択し、タッチパネル20の任意の1箇所を押下した後、1箇所目を押下したまま、2箇所目を押下する。設定画面4Aでは、選択された項目について、選択状況がオンからオフへと切り替わる。押下されている2箇所のうち一方についてユーザがタッチパネル20から指を離し、1箇所のみ押下された状態になると、再度オンに設定される。タッチパネル20の押下された箇所数が1と2との間で増減することで、選択されている項目についてそれぞれオン、オフに切り替えられる。ここで説明した例においては、2箇所のうちでいずれが押下されているかにはよらない。タッチパネル20の押下が検出され、その出力が0にならずに不連続に変化するタイミングを、オン/オフの契機とする。
なお、図8に示される撮影準備動作から撮影動作への切り替え、あるいは図9A、図9Bを用いて説明した各種設定のオン/オフ切り替え動作は、タッチパネル20の押下されている箇所数が1箇所から2箇所へと変化するタイミングで実行される例であるが、これに限られない。例えば動作切り替えのしきい値を3とし、3箇所押下されたことを認識した時点で切り替えを実行させることとしてもよい。
このように、本実施形態に係るDSC1が、液晶表示部4のタッチパネル20の押下されている箇所数を認識してその動作を切り替える処理について、更に図10から図14のフローチャートを参照して説明する。
図10は、本実施形態に係るDSC1の撮影の基本動作についてのフローチャートである。まず、ステップS1で、タッチパネル20上のいずれかの場所が押下されたことを検知したか否かが判定され、検知されなかった場合はステップS7に進むが、検知された場合、ステップS2で、撮影準備動作を実行する。撮影準備動作の完了後、ステップS3で、タッチパネル20上で押下されている箇所を検出できなくなったか否かを判定し、Yesの場合はステップS6で全ての箇所についてユーザが指をタッチパネルから離した状態であるとして、ステップS7に進む。Noの場合、すなわち押下されている箇所数は0でないと検出されている場合、ステップS4で、押下されている箇所数が、所定のしきい値以上となったか否かを判定する。所定のしきい値に満たない場合はステップS3に戻り、処理を繰り返す。押下されている箇所数が所定のしきい値に至った場合は、ステップS5で画像の撮影動作を実行し、ステップS7に進む。ステップS7では、撮影動作あるいは撮影準備動作を行う撮影モードが終了したか否かを判定し、終了していない場合はステップS1に戻り、以降の処理を繰り返すが、終了している場合は、処理を終了する。
図11は、タッチパネル20の押下された箇所数を得るための処理についてのフローチャートである。まず、ステップS11で、タッチパネル20で不連続に検出位置が変化したか否かを判定する。この判定では、先述のとおり、図5のようにある期間検出位置が存在しない場合は、一度押下をやめ、他の箇所を押下したとして、不連続な検出位置の変化があるまでこの判定を繰り返す。不連続な検出位置の変化が見られたときは、ステップS12で、タッチパネル20は2箇所が押下されていると判定し、処理を終了する。
図12は、図9Aおよび図9Bを用いて説明した、設定のオン/オフを択一的に選択、決定する処理のフローチャートである。まず、ステップS21で、図9A、図9Bにおけるオン/オフの設定のほか、はい/いいえ、実行/キャンセル等を選択・設定する動作(以下、肯定・否定動作とする)において、液晶表示部4に択一的な選択を要求する画面が表示されているか否かを判定する。択一的な選択を要求する画面が表示されている場合、ステップS22で、液晶表示部4のLCD15のうち、所定の位置に肯定・否定動作のその時点における設定値を表示し、ステップS23で、表示された肯定・否定動作のパラメータのうち、設定するパラメータを選択する。ステップS23の選択の処理は、上述のように、図1や図2の選択/決定ボタン9等を用いて反転表示させる等により行われる。ステップS24では、タッチパネル20のいずれかの箇所が押下されたことが検知されたか否かを判定し、検知されると、ステップS25に進む。ステップS25では、選択されたパラメータについて、初期設定として肯定動作を表示する。
ステップS26では、1箇所目として押下された位置が検出されなくなったか否かを判定し、検出されなくなった場合は、ステップS28で、先に設定した通り肯定動作を設定し、処理を終了する。検出されている場合はステップS27で、押下されている箇所数が所定のしきい値以上になったか否かを判定し、しきい値未満の場合はステップS26に戻り、しきい値に達している場合はステップS29に進み、先の処理では肯定動作が設定されていたLCD15の所定の位置に、否定動作を表示させる。
ステップS30では、押下されている箇所の数が減少したか否かを判定し、減少したと判定されると、ステップS31で、その時点の時刻を取得する。ステップS32では、ステップS31で取得した時刻から、予め設定された一定の時間が経過したか否かを判定し、経過すると、ステップS33に進む。ステップS33では、押下されている箇所の数が所定のしきい値未満であるか否かが判定され、しきい値以上の場合はステップS30に戻るが、しきい値未満と判定された場合はステップS34に進み、押下している箇所数が0であるか否かを判定する。0でない場合は、処理はステップS25に戻り、以下、上述の処理を繰り返すが、0の場合は、ステップS35において否定動作で設定/実行し、処理を終了する。ステップS33における所定のしきい値は、ステップS27で、動作を初期設定の肯定動作から否定動作へと切り替える契機とされたしきい値と同一であるのが好ましい。
図13は、押下されている箇所数が所定のしきい値以上となったか否かの判定処理のフローチャートである。同図を参照して、図12のステップS27の処理を詳細に説明する。なお、図13の処理においては、抵抗型タッチパネルを使用しており、ステップS27における所定のしきい値は2とする。
まず、ステップS41で、1箇所目のタッチパネル20の押下された位置を取得する。ステップS42では、ステップS41で取得した検出位置が不連続に変化したか否かを判定する。不連続な変化がない場合は、タッチパネル20の1箇所が押下されていると判断し(ステップS45)、処理を終了する。不連続な変化があった場合は、ステップS41で取得した検出位置と、不連続に変化した検出位置とから、実際に押下されている箇所を算出し、取得する(ステップS43)。算出方法については、先に図7を参照して説明した通りである。ステップS44で、2箇所押下されていることから、所定のしきい値以上になったと判断し、処理を終了する。
図14は、押下されている箇所数が所定のしきい値未満となったか否かの判定処理のフローチャートである。同図を参照して、図12のステップS33の処理を詳細に説明する。なお、図13と同様、図14の処理においては、抵抗型タッチパネルを使用しており、ステップS33における所定のしきい値は2とする。
まず、ステップS51で、タッチパネル20の押下が検出されている位置が不連続に変化したか否かが判定される。不連続な検出位置の変化がない場合は、押下されている箇所数に変化がなく、押下されている箇所数は減少していないと判断し(ステップS59)、処理を終了する。不連続な検出位置の変化があった場合、処理はステップS52に進む。
ステップS52では、ステップS51で不連続な変化として検出した位置は、図14の処理が開始する段階で既知の押下されている位置、既知の検出位置あるいは既知の見かけ上の検出位置のうち、いずれかと一致するか否かを判定する。一致する場合は、ステップS56に進み、図14の処理が実行される前の段階における、タッチパネルの押下されていた位置に関する情報を破棄する。ステップS57で、タッチパネルの押下により検出される、仮の押下位置の座標を計算し、取得する。押下された箇所数が減少したと判断し(ステップS58)、処理を終了する。
ステップS52で検出した位置が、既知の押下されている位置、既知の検出位置あるいは既知の見かけ上の検出位置のうちいずれとも一致しない場合、処理はステップS53に進む。ステップS53では、既知の押下されている位置、および不連続に変化した検出位置から、実際に押下されている位置を計算し、取得する。ステップS54で、実際に押下されている位置から、仮の押下位置の座標を計算し、取得する。押下された箇所数が増加したと判断し(ステップS55)、処理を終了する。
先に説明したように、タッチパネル20を複数の箇所を押下している場合、実際にタッチパネルを押下している位置と、検出される位置とでは異なっている。図15A、15Bおよび15Cを参照して、2箇所押下されている場合における実際の押下している位置と検出位置との関係を説明する。
まず、図15Aにおいて、x1およびx2は、実際にユーザが押下している箇所を表し、それぞれ1番目、2番目に押下された位置を表す。xdは、2箇所押下されていることにより、見かけ上押下されているとされる、仮の検出位置を表す。同図において、黒丸は実際にユーザが押下している位置、白丸は検出される位置を表す。
図15Bは、図15Aの状態から、ユーザがx1の位置の指を離し、x2の位置のみ押下することとなった場合の押下位置と検出位置との関係を説明する図である。x1の押下を止め、x2のみ押下する場合には、押下位置x2と検出位置xdとが一致する。同様に、図15Cは、図15Aの状態から、x2の押下をやめ、x1の位置のみ押下することとなった場合の押下位置と検出位置との関係を説明する図である。実際に押下されている位置x1と検出位置xdとが一致する。
上記実施形態においてはしきい値が2の場合について説明したが、これに限られるものではなく、例えばしきい値を3としてもよい。以下、図16Aおよび図16Bを参照して、しきい値を3とする場合の押下位置と検出位置との関係を説明する。
図16Aは、タッチパネル20の3箇所が押下されているときの押下位置および検出位置の関係を説明する図である。同図において、黒丸は実際に押下されている位置、白丸は検出位置、丸数字は、3箇所のうち2箇所が押下されているときの検出位置を表す。1番目に押下された位置をx1、2番目に押下された位置をx2、3番目に押下された位置をx3とし、丸数字の1は、1番目と2番目の2箇所が押下されているときの検出位置xd1を、丸数字の2は、1番目と3番目の2箇所が押下されているときの検出位置xd2を、丸数字の3は、2番目と3番目の2箇所が押下されているときの検出位置xd3を表す。なお、Xdは、3箇所押下したことによる見かけ上の仮の検出位置である。
図16Bは、図16Aの3箇所の押下位置のうち、1番目の押下位置の指をタッチパネルから離したときの検出位置について説明する図である。1番目の押下位置からユーザが指を離すと、2番目と3番目の2箇所のみ押下されていることになり、図16Aの丸数字3の位置xd3=検出位置xdとなる。同様に、3箇所押下されている状態から2番目の押下位置から指を離すと、1番目と3番目の2箇所のみ押下されていることになり、丸数字2のxd2=検出位置xdとなる。3箇所押下されている状態から、3番目の押下位置から指を離すと、1番目と2番目の2箇所のみ押下されていることになり、丸数字1のxd1=検出位置xdとなる。4箇所以上が同時に押下されている場合についても同様に、各押下位置、4つの押下位置のうち任意の複数箇所を押下している場合の検出位置を算出することで、仮の検出位置から、実際に押下されている箇所数を判断することができる。例えばしきい値を4とする場合、検出位置は、4つの押下位置のうち任意の2箇所あるいは3箇所を押下した場合の検出位置を予め求めておくことにより求められる。
以上、図8から図16Bを用いて、タッチパネル20の押下された箇所数が所定のしきい値に到達したことが認識された場合、DSC1の動作を撮影準備動作から撮影動作へと切り替える処理について説明した。タッチパネルが押下されたことを認識すると動作を切り替える他の例として、画像を再生する画像機能を備えたDSC1等の機器が、音楽等を再生する音楽機能をさらに備えている場合に、タッチパネルの押下により画像機能と音楽機能とを切り替える処理について、図17および図18を用いて説明する。
図17は、液晶表示部4に画像を表示させた例であり、図18は、液晶表示部4に、再生中の音楽に関する情報を表示させた例である。図17、図18において、画面右下に、それぞれが上下左右方向を指す仮想十字キー31、32、33、34と、仮想決定ボタン35が表示されている。仮想十字キーおよび仮想決定ボタンは、いずれもLCD15に表示されたキー、ボタンである。タッチパネル20のキーやボタンが表示されている位置をユーザが押下したことが認識されることにより、押下した位置や押し方等に応じた動作を実行させる。例えば、仮想十字キー31、32、33、34は、表示させる画像の切り替えや、再生させる音楽の選択等に用いられる。
仮想決定ボタン35は、画像機能と音楽機能との切り替え等に用いることができる。図17の画面が表示されているときに、ユーザがタッチパネル20を押下すると、上述の押下位置の検出方法により押下位置が検出される。押下位置が仮想決定ボタン35の表示されている箇所である場合、図17の画像機能実行時の画面から、図18の音楽機能実行時の画面に表示を切り替える。同様に、仮想決定ボタン35の押下によって、図18の音楽機能実行時の画面から図17の画像機能実行時の画面に切り替えることとしてもよい。
なお、仮想十字キー31、32、33、34や仮想決定ボタン35の形状、表示位置、押下されたときに実行される処理等については、本実施の形態に限られない。
図19は、画像機能と音楽機能との画面切り替え動作についてのフローチャートである。まず、ステップS61で、画像機能画面であるか否かを判定し、画像機能画面である場合はステップS64で、画像データの記録に使用される記憶域について、空き領域が例えば10%以上あるか否かを判定する。ない場合は、ステップS65で、画像データの記録のための空き領域が少ないことをユーザに通知するための表示を行う。図20は、ステップS65の処理を実行したことによる、液晶表示部4の表示の例である。画面の外枠部分を赤の太線等で表示し、ユーザにとって空き領域の少ないことが液晶表示部4から視覚的に確認しやすいようにする。ステップS64でYes、すなわち画像の記録のための空き領域が例えば10%以上存在するとき、処理は行わず、ステップS66に進む。
図20の、画像の記録に使用される領域の空きが所定の値より少なくなった場合の画面表示は、フローチャートでは10%としたが、これに限られない。例えば30%未満になったとき黄色表示、10%未満になったとき赤色表示等、段階的に表示することとしてもよい。色についても、赤や黄以外の色を用いたり、透過性のある色分け表示によって、色分けされた外枠部分についても画像が隠れてしまうことのないようにしたりしてもよい。
ステップS61で画像機能画面でない場合、本実施形態においては音楽機能画面である場合、処理はステップS62に進み、音楽データの記録に使用される記憶域について、空き領域が例えば10%以上あるか否かを判定する。ある場合は処理を行わないが、空き領域が10%ない場合、ステップS63で、音楽機能画面に、音楽データの記録に使用される空き領域が少ないことをユーザに通知するための表示を行う。表示方法については、例えば、図20を用いて画像機能の場合について説明した方法と同様の方法によってもよい。
ステップS66以降の処理で、画像機能と音楽機能との画面表示の切り替え処理が実行される。まず、ステップS66で、何らかの選択や決定がユーザに要求されているか否かを判定し、Yesの場合は、仮想決定ボタン35の押下は、その要求についての選択や決定についてのものであると判断され、処理はステップS61に戻る。Noの場合、ステップS67で、仮想決定ボタン35が押下されたか否かを判定する。Noの場合、処理はステップS61に戻り、Yesの場合、ステップS68で、表示されている画面が画像機能の画面であるか否かを判定し、Yesの場合は、音楽機能の画面に切り替え表示し(ステップS69)、Noの場合は、画像機能の画面に切り替え表示し(ステップS70)、ステップS61の処理に戻る。
また、仮想十字キーや仮想決定ボタンによる画面表示の切り替えの他、タッチパネル20の2以上の箇所が押下されていることを認識して、画像機能から音楽機能へ、あるいは音楽機能から画像機能へと画面表示を切り替えることとしてもよい。画像機能、音楽機能に加えてさらに他の機能を備えたDSC1等の機器について、機器の備える機能の種類等に応じて所望のしきい値が設定されており、しきい値に応じて所定の機能画面に切り替える等でもよい。
画像機能あるいは音楽機能の画面でそれぞれの機能を実行中、タッチパネルの仮想十字キーや仮想決定ボタンを押下する方法によって、画面に表示させる画像や再生する音楽を送る量を設定することもできる。図21は、仮想十字キー31、33を使用して、送るデータ量を、1画像データあるいは音楽1曲分のデータを単位として設定する画面である。以下、この送るデータ量を送り数とする。図21の例では、4桁の送り数を設定することができ、4桁の送り数のうち、2桁目について設定されるところを表す。
例えば、ユーザにより設定する桁等が押下されると、その桁の上、下にそれぞれ上下を指し示す仮想十字キー31、33を表示させる。例えば桁の数字が表示されている位置に、仮想決定ボタン35を表示させる。ユーザの仮想十字キーの押下により、設定値が切り替えられる。例えば図21で2桁目の上に表示された仮想十字キー31を押下すると、2桁目の数字は、例えば9、0、1、2、……といったように、1ずつ昇順に変化し、9の次は0に戻る。設定する数字の下に表示された仮想十字キー33を押下すると、2桁目の数字は、例えば、9、8、7、6、……と、1ずつ降順に変化し、0の次は9に戻る。押下時間に応じて値を変化させることとしてもよいし、押下した回数に応じて値を変化させることとしてもよい。所望の値が仮想十字キー31、33で設定された後、仮想決定ボタン35を押下して値を確定させる。
桁ごとに値を設定するのではなく、値自体を増減させて設定してもよい。例えば、液晶表示部4の任意の箇所に仮想決定ボタン35と、上下、あるいは左右の仮想十字キーを表示させる。例えば仮想決定ボタン35と左右の仮想十字キー32、34を表示させ、右方向を指す仮想十字キー34の押下によって値を「0197」、「0198」、「0199」、「0200」……と増加させ、左方向を指す仮想十字キー32の押下によって値を減少させることとしてもよい。値は1ずつ増減させるのではなく、例えば5、あるいは10ずつ増減させる等でもよい。
他の送り数の設定方法として、タッチパネルを押下した箇所数および押下した時間に応じて、設定値の増減を行うこととしてもよい。押下した時間は、ある検出位置が検出され続ける期間から算出される。例えば、押下した時間に比例して、所定の値ずつ設定値を増減させることとしてもよいし、さらに、押下した箇所数に応じて所定の時間間隔の押下に応じた値の増減量を変化させることとしてもよい。例えば、1箇所押下されているときは1ずつ増減し、2箇所押下されているときは10ずつ増減する等でもよい。
送り数の設定処理、設定した送り数に基づいて画像や音楽のデータを選択する処理について、図22を用いて説明する。図22は、再生時の画像・音楽データの送り処理についてのフローチャートである。
まず、ステップS71で、データの送り数の設定要求があるか否かを判定する。ありの場合は、ステップS72で、先に図21等を用いて説明した送り数設定方法によって送り数を設定する。なしの場合は特に処理を行わない。
次に、ステップS73で、4つの仮想十字キーのいずれかが押下されているか否かを判定する。Noの場合、処理はステップS71に戻る。Yesの場合、ステップS74に進み、さらに押下されたキーが特定される。左を指す仮想十字キー32の場合、例えば1つ前の画像あるいは音楽を再生する(ステップS75)。右を指す仮想十字キー34の場合、例えば1つ先の画像あるいは音楽を再生する(ステップS76)。上を指す仮想十字キー31の場合、例えば設定された送り数分だけ前の画像あるいは音楽を再生し(ステップS77)、下を指す仮想十字キー33の場合、例えば設定された送り数分だけ先の画像あるいは音楽を再生する(ステップS78)。ステップS79では、再生モードの終了要求があるか否かを判定し、ない場合はステップS71に戻り、引き続き再生モードを実行する。ありの場合は、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るデジタルスチルカメラによれば、タッチパネルの押下位置に依存せず、押下した箇所数に応じて、撮影準備動作や撮影動作を行うことができる。このため、撮影のためにタッチパネルを押下する際の押圧を強くする必要はなく、結果として手振れが発生する可能性を軽減でき、ユーザにとっても、押下した箇所数ではっきりと例えば撮影準備動作と撮影動作といった具合に分かれるので、わかりやすい。
更に、カメラの動作中に、ユーザに対して肯定,否定を問い掛ける際に、ユーザは、タッチパネル上の位置を問わず押下した箇所数に応じて否定,肯定動作を行わせることができるので、ユーザにとっての利便性が増す。
なお、本実施形態では、抵抗型タッチパネルを例にとって説明したが、本実施形態に係るデジタルスチルカメラは、これに限られない。抵抗型タッチパネルのほか、静電容量型、超音波型、赤外線型、電磁誘導型あるいは静電結合型タッチパネル等によっても、本実施形態に係るデジタルスチルカメラを実現することができる。押下位置、検出位置の求め方についても抵抗型タッチパネルについての例に限られず、実際に押下されている位置が認識される方法であれば、これを使用して動作の制御を行うことは本実施形態に係るデジタルスチルカメラの撮像操作方法に含まれる。
また、本実施形態では、撮像装置の一例としてDSCを適用したが、例えば、撮影機能を有する携帯電話機や携帯情報端末装置(PDA: Personal Digital Assistance)等を適用することも可能である。
本実施形態に係るDSCの背面図である。 本実施形態に係るDSCのブロック図である。 本実施形態に係るDSCのタッチパネルにおいて、1箇所が押下されたときの押下された位置を検出する方法を説明する図である。 本実施形態に係るDSCのタッチパネルが2箇所押下されたときの、押下された位置を検出する方法を説明する図である。 1箇所ずつ別の位置を順に押下した場合の検出位置と時間との関係を示した図である。 ある箇所を押下し、その箇所を押下したまま他の箇所を押下した場合の検出位置と時間との関係を示した図である。 ある時点においてタッチパネル上を2箇所以上押下されているときの、2箇所目に押下された位置座標を求める方法について説明する図である。 ユーザの押下によって認識されたタッチパネルの位置座標が、押下されている箇所数の増減によって変化することに応じて、本実施形態に係るDSCの動作が切り替えられることを説明する図である。 ユーザの押下によって認識されたタッチパネルの位置座標が、押下されている箇所数の増減によって変化することに応じて、本実施形態に係るDSCが、その設定のオン/オフを切り替えることを説明する図である。 ユーザの押下によって認識されたタッチパネルの位置座標が、押下されている箇所数の増減によって変化することに応じて、本実施形態に係るDSCが、その設定のオン/オフを切り替えることを説明する第2の図である。 本実施形態に係るDSCの撮影の基本動作についてのフローチャートである。 タッチパネルの押下された箇所数を得るための処理についてのフローチャートである。 設定のオン/オフを択一的に選択、決定する処理のフローチャートである。 押下されている箇所数が所定のしきい値以上となったか否かの判定処理のフローチャートである。 押下されている箇所数が所定のしきい値未満となったか否かの判定処理のフローチャートである。 2箇所押下されている場合における実際の押下している位置と検出位置との関係を説明する図である。 2箇所押下されている場合における実際の押下している位置と検出位置との関係を説明する第2の図である。 2箇所押下されている場合における実際の押下している位置と検出位置との関係を説明する第3の図である。 タッチパネルの3箇所が押下されているときの押下位置および検出位置の関係を説明する図である。 図16Aの3箇所の押下位置のうち、1番目の押下位置の指をタッチパネルから離したときの検出位置について説明する図である。 液晶表示部に画像を表示させた例を示す図である。 液晶表示部に、再生中の音楽に関する情報を表示させた例を示す図である。 画像機能と音楽機能との画面切り替え動作についてのフローチャートである。 ステップS65の処理を実行したことによる、液晶表示部の表示の例を示す図である。 仮想十字キーを使用して、送るデータ量を、1画像データあるいは音楽1曲分のデータを単位として設定する画面を示す図である。 再生時の画像・音楽データの送り処理についてのフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルスチルカメラ(DSC)
4 液晶表示部
5 ファインダ
6 パワーLED
8 選択ダイヤル
9 選択/決定ボタン
11 CPU
12 操作部
13 ROM
14 RAM
15 LCD
16 外部I/F
17 ファイル管理部
18 記録媒体
19 圧縮伸長エンジン
20 タッチパネル
21 撮像装置
31、32、33、34 仮想十字キー
35 仮想決定ボタン

Claims (11)

  1. 表示画面上にタッチパネルが設置された撮像装置であって、
    前記タッチパネルの押下された位置および該位置が押下される時間を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された位置と時間とに基づいて、前記タッチパネルの押下されている箇所数を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記タッチパネルの押下された箇所数に応じて異なる動作を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記タッチパネルの押下されている箇所数が所定のしきい値未満のときは第1の動作を制御し、前記タッチパネルの押下されている箇所数が該しきい値以上のときは第2の動作を制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記第1の動作は、画像撮影の準備を行う撮影準備動作であり、
    前記第2の動作は、画像の撮影を行う撮影動作である、
    ことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記第1の動作は、肯定動作であり、
    前記第2の動作は、否定動作である、
    ことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 表示画面上にタッチパネルが設置された、撮影機能と再生機能とを有する撮像装置であって、
    前記タッチパネルの押下された位置および該位置が押下される時間を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された位置と時間とに基づいて、前記タッチパネルの押下されている箇所数を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記タッチパネルの押下された箇所数に応じて、少なくとも撮影動作又は再生動作を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  6. 当該撮像装置は、携帯電話機、或いは、携帯情報端末装置である、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載の撮像装置。
  7. 表示画面上にタッチパネルが設置された撮像装置の制御方法であって、
    前記タッチパネルの押下された位置および該位置が押下される時間を検出し、
    該検出された位置と時間とに基づいて、前記タッチパネルの押下されている箇所数を算出し、
    該算出された前記タッチパネルの押下された箇所数に応じて異なる動作を制御する、
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. 前記制御では、前記タッチパネルの押下されている箇所数が所定のしきい値未満のときは第1の動作を制御し、前記タッチパネルの押下されている箇所数が該しきい値以上のときは第2の動作を制御する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置の制御方法。
  9. 前記第1の動作は、画像撮影の準備を行う撮影準備動作であり、
    前記第2の動作は、画像の撮影を行う撮影動作である、
    ことを特徴とする請求項8記載の撮像装置の制御方法。
  10. 前記第1の動作は、肯定動作であり、
    前記第2の動作は、否定動作である、
    ことを特徴とする請求項8記載の撮像装置の制御方法。
  11. 表示画面上にタッチパネルが設置された、撮影機能と再生機能とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記タッチパネルの押下された位置および該位置が押下される時間を検出し、
    該検出された位置と時間とに基づいて、前記タッチパネルの押下されている箇所数を算出し、
    該算出された前記タッチパネルの押下された箇所数に応じて、少なくとも撮影動作又は再生動作を制御する、
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
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