JP2006098346A - 全反射減衰を利用した測定装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 廃液の流路内への逆流と、流路内からの試料溶液の吸い込みを防止する。
【解決手段】 測定を行う際には、流路16に測定用バッファが注入される。信号測定を開始した後、ピペット26によって流路16へアナライト溶液27が注入される。この注入により測定用バッファが排出口16bから排出される。排出口16bには、蓋43によって覆われた液溜部42dが設けられており、そこに、排出された測定用バッファが滞留する。吸引ポンプ74に接続された吸引管30は、液溜部42dに配置されており、滞留した測定用バッファを吸引して逆流を防止する。液溜部42dには、通気管81が配置されており、この吸引時に、外気が採り入れられて内部が負圧になることが防止される。これにより流路16内のアナライト溶液27が吸い込まれることがない。
【選択図】 図4

Description

本発明は、全反射減衰を利用した測定装置及び方法に関するものであり、更に詳しくは、リガンドが固定されるセンサ面へアナライト溶液を送液して測定を行う装置及び方法に関するものである。
例えば、タンパク質やDNAなどの生化学物質の相互作用を調べたり、薬品のスクリーニングを行う場合において、試料の反応を測定する測定装置として、全反射減衰を利用した測定装置が知られている。
全反射減衰を利用した測定装置は、透明な誘電体上に形成された薄膜の一方の面であるセンサ面上において試料の反応を生じさせ、前記センサ面の裏面の光入射面に全反射条件を満たすように光を入射させ、その反射光の減衰状況を検出することにより前記反応を測定する。こうした全反射減衰を利用した測定装置の1つに、表面プラズモン共鳴(Surface Plasmon Resonance)現象を利用した測定装置(以下、SPR測定装置という)がある。表面プラズモンとは、金属中の自由電子が集団的に振動することによって生じ、その金属の表面に沿って進む自由電子の粗密波である。
SPR測定装置は、透明な誘電体上に形成された薄膜として金属膜を使用し、この金属膜の一方の面をセンサ面として、このセンサ面にSPRを発生させ、そこで生じる物質の反応状況をSPRを検出することにより測定する。
金属膜のセンサ面の裏面から、全反射条件を満足するように(臨界角以上の入射角で)光を照射すると、その光入射面において全反射が起こるが、入射光のうちわずかな光は反射せずに金属膜内を通過して、センサ面に染み出す。この染み出した光波がエバネッセント波と呼ばれる。このエバネッセント波と表面プラズモンの振動数が一致して共鳴すると(SPRが発生すると)、反射光の強度が大きく減衰する。SPR測定装置は、前記光入射面で反射する反射光の減衰を捉えることにより、その裏側のセンサ面で発生するSPRを検出する。
SPRを発生させるための光の入射角(共鳴角)は、エバネッセント波および表面プラズモンが伝播する媒質の屈折率に依存する。言い換えると、媒質の屈折率が変化すれば、SPRを発生させる共鳴角が変化する。センサ面と接する物質は、エバネッセント波および表面プラズモンを伝播させる媒質となるので、例えば、センサ面において、2種類の分子間の結合や解離などの化学反応が生じると、それが媒質の屈折率の変化として顕れて、共鳴角が変化する。SPR測定装置は、この共鳴角の変化を捉えることにより分子間の相互作用を測定する。
生化学分野の実験や研究においては、タンパク質、DNA、薬品などが、リガンドやアナライトとして使用される。例えば、薬品のスクリーニングを行う場合には、リガンドとして、タンパク質などの生体物質を使用し、このセンサ面にアナライトとなる複数種類の薬品を接触させて、それらの相互作用を調べる。
下記特許文献1に記載のSPR測定装置は、金属膜に光を入射させるための光学系として、Kretschmann配置を採用している。Kretschmann配置では、例えば、透明な誘電体であるガラス基板上に金属膜が形成されたセンサを用い、前記金属膜の光入射面と対向するように前記ガラス基板とプリズムとが接合される。プリズムは、前記光入射面に向けて全反射条件を満足するように照射された光を集光する。センサ面には、リガンドが固定されるとともに、センサ面と対向する位置には、アナライトを溶媒に溶かしたアナライト溶液を流す流路が配置される。この流路にアナライト溶液を送液して、アナライトとリガンドとを接触させ、そのときの反射光の減衰を検出することによりそれらの相互作用が測定される。
測定を行う際には、まず、流路へバッファが注入されてセンサ面へ送液される。この状態で信号測定が開始される。この後、アナライト溶液が注入される。流路内にあるバッファは、注入されたアナライト溶液によって押し出されて排出口から排出される。そして、所定時間アナライト溶液を流路内に滞留させた後、再度バッファを注入し、信号測定を終了させる。これにより信号のベースラインの検出から、アナライトとリガンドの結合反応から脱離に至るまでの信号検出を行うことができる。
このアナライト溶液の注入の際に、排出口から排出されたバッファをそのままにしておくと、いったん排出されたバッファが排出口から流路内に進入して逆流してしまうおそれがある。バッファの逆流は信号のノイズを引き起こすため、これを防止する対策として、排出口付近に吸引管を配置して、吸引管により排出されたバッファを吸引することが検討されている。
特開平6−167443号公報
ところが、流路内のアナライト溶液の蒸発を防止するために、排出口は、蓋によって覆われる場合がある。その場合には、蓋に例えばスリットを形成し、そのスリットに吸引管を挿通させることにより、吸引管の先端を、排出口の入り口付近に配置しなければならないが、排出口の入り口付近は蓋によって外部と遮蔽されるので、外気が進入しにくい閉鎖空間となる。このため、前記吸引管による吸引を行うと、この閉鎖空間に負圧が生じ、排出されたバッファばかりでなく、流路内に滞留させるべきアナライト溶液までも吸い込んでしまうという問題が生じる。
本発明は、排液の流路内への逆流と、流路内からの試料溶液の吸い込みを防止することができる全反射減衰を利用した測定装置を提供することを目的とする。
本発明の全反射減衰を利用した測定装置は、透明な誘電体上に形成され一方の面がセンサ面となり、前記センサ面の裏面が光入射面となる薄膜を備えたセンサを用い、このセンサ面と対向して配置された流路へ試料を含む試料溶液を注入して前記センサ面上へ送液し、前記光入射面に全反射条件を満たすように光を入射させその反射光の減衰を検出することにより、前記センサ面上の前記試料の化学反応を測定する全反射減衰を利用した測定装置において、前記流路の排出口から排出された排液が滞留し蓋によって覆われることによって閉鎖空間を構成する液溜部内に先端が配置され、前記排液を吸引する吸引管と、一端が前記液溜部の内部に配置され他端が前記液溜部の外部に配置され、前記吸引の際に液溜部内に外気を採り入れる通気管とを設けたことを特徴とする。
前記蓋にはスリットが形成されており、前記吸引管と前記通気管とは前記スリットを通じて前記液溜部内に挿入される。
本発明の全反射減衰を利用した測定方法は、透明な誘電体上に形成され一方の面がセンサ面となり、前記センサ面の裏面が光入射面となる薄膜を備えたセンサを用い、このセンサ面と対向して配置された流路へ試料を含む試料溶液を注入して前記センサ面上へ送液し、前記光入射面に全反射条件を満たすように光を入射させその反射光の減衰を検出することにより、前記センサ面上の前記試料の化学反応を測定する全反射減衰を利用した測定方法において、前記流路の排出口から排出した排液を、蓋によって覆われた閉鎖空間である液溜部内に滞留させ、通気管を通じて前記液溜部内に外気を採り入れながら、前記排液を吸引管によって吸引して回収することを特徴とする。
本発明は、全反射減衰を利用した測定に際して、前記流路の排出口から排出した排液を、蓋によって覆われた閉鎖空間である液溜部内に滞留させ、通気管を通じて前記液溜部内に外気を採り入れながら、前記排液を吸引管によって吸引して回収するから、排液の流路内への逆流と、流路内からの試料溶液の吸い込みを防止することができる。
図1に示すように、SPRを利用した測定方法は、大きく分けて、固定工程と、測定処工程(データ読み取り工程)と、データ解析工程との3つの工程からなる。SPR測定装置は、固定工程を行う固定機10と、測定工程を行う測定機11と、測定機11によって得られたデータを解析するデータ解析機からなる。
測定は、SPRセンサであるセンサユニット12を用いて行われる。センサユニット12は、一方の面がSPRが発生するセンサ面13aとなる金属膜13と、このセンサ面13aの裏面の光入射面13bと接合されるプリズム14と、前記センサ面13aと対向して配置され、リガンドやアナライトが送液される流路16が形成された流路部材41とを備えている。
金属膜13としては、例えば、金が使用され、その膜厚は、例えば、500オングストロームである。この膜厚は、金属膜の素材、照射される光の発光波長などに応じて適宜選択される。プリズム14は、その上面に前記金属膜13が形成される透明な誘電体であり、光入射面13bに向けて、全反射条件を満たすように照射された光を集光する。流路16は、略U字形に屈曲された送液管であり、液体を注入する注入口16aと、それを排出する排出口16bとを持っている。流路16の管径は、例えば、約1mm程度であり、注入口16aと排出口16bの間隔は、例えば、約10mm程度である。
また、流路16の底部は、開放されており、この開放部位はセンサ面13aによって覆われて密閉される。これら流路16とセンサ面13aによってセンサセル17が構成される。
固定工程は、センサ面13aにリガンドを固定する工程である。固定工程は、センサユニット12を固定機10にセットして行われる。固定機10には、1対のピペット19a,19bからなるピペット対19が設けられている。ピペット対19は、各ピペット19a,19bが、注入口16aと排出口16bのそれぞれに挿入される。各ピペット19a,19bは、それぞれが流路16への液体の注入と、流路16からの吸い出しを行う機能を備えており、一方が注入動作を行っているときには、他方が吸い出し動作を行うというように、互いに連動する。このピペット対19を用いて、注入口16aから、リガンドを溶媒に溶かしたリガンド溶液21が注入される。
センサ面13aのほぼ中央部には、リガンドと結合するリンカー膜22が形成されている。このリンカー膜22は、センサユニット12の製造段階において予め形成される。リンカー膜22は、リガンドを固定するための固定基となるので、固定するリガンドの種類に応じて適宜選択される。
リガンド溶液21を注入するリガンド固定化処理を行う前に、前処理として、まず、リンカー膜22に対して、固定用バッファ液を送液してリンカー膜22を湿らせた後、リンカー膜22へリガンドが結合しやすくするためにリンカー膜22の活性化処理が施される。例えば、アミンカップリング法では、リンカー膜22としてカルボキシメチルデキストランが使用され、リガンド内のアミノ基をこのデキストランに直接共有結合させる。この場合の活性化液としては、N’−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドヒドロクロリド(EDC)とN−ヒドロキシコハク酸イミド(NHS)との混合液が使用される。この活性化処理の後、固定用バッファによって流路16が洗浄される。
固定用バッファや、リガンド溶液21の溶媒(希釈液)としては、例えば、各種のバッファ液(緩衝液)の他、生理的食塩水に代表される生理的塩類溶液や、純水が使用される。これらの各液の種類、ph値、混合物の種類及びその濃度等は、リガンドの種類に応じて適宜決められる。例えば、リガンドとして生体物質を使用する場合には、phを中性付近に調整した生理的食塩水が使用される場合が多い。しかし、上記アミンカップリング法では、リンカー膜22は、カルボキシメチルデキストランにより負(マイナス)に帯電するので、このリンカー膜22と結合しやすいようにタンパク質を陽(プラス)に帯電させるため、生理的とはいえない高濃度のリン酸塩を含む緩衝作用の強いリン酸緩衝溶液(PBS:phosphatic−buffered,saline)などが使用される場合もある。
こうした活性化処理及び洗浄が行われた後、センサセル17へリガンド溶液21が注入されてリガンド固定化処理が行われる。リガンド溶液21が流路16へ注入されると、溶液中で拡散しているリガンド21aが徐々にリンカー膜22へ近づいて、結合する。こうしてセンサ面13aにリガンド21aが固定される。固定化には、通常、約1時間程度かかり、この間、センサユニット12は、温度を含む環境条件が所定の条件に設定された状態で、保管される。なお、固定化が進行している間、流路16内のリガンド溶液21を静置しておいてもよいが、流路16内のリガンド溶液21を攪拌して流動させることが好ましい。こうすることで、リガンドとリンカー膜22との結合が促進され、リガンドの固定量を増加させることができる。
センサ面13aへのリガンド21aの固定化が完了すると、前記流路16からリガンド溶液21が排出される。リガンド溶液21は、ピペット19bによって吸い出されて排出される。固定化が完了したセンサ面13aは、流路16へ洗浄液が注入されて洗浄処理が行われる。この洗浄後、必要に応じて、ブロッキング液を流路16へ注入して、リンカー膜22のうち、リガンドが結合しなかった反応基を失活させるブロッキング処理が行われる。ブロッキング液としては、例えば、エタノールアミン−ヒドロクロライドが使用される。このブロッキング処理の後、再び流路16が洗浄される。この後、後述するように、流路16には、乾燥防止液が注入される。こうして、センサユニット12は、センサ面13aが乾燥防止液に浸された状態で、測定までの間保管される。
測定工程は、センサユニット12を測定機11にセットして行われる。測定機11には、ピペット26が設けられており、このピペット26を用いて、注入口16aから流路16への各種の液が吐出されて流路16への注入が行われる。
測定(データ読み取り)工程では、まず、流路16へ測定用バッファが注入される。この後、アナライトを溶媒に溶かしたアナライト溶液27が所定量注入される。流路16内の測定用バッファは、アナライト溶液27によって押し出されて排出される。アナライト溶液27を流路16内で所定時間滞留させ、この後、再び測定用バッファが注入される。排出口16bから排出された排液(使用済みのアナライト溶液及び測定用バッファ)は、吸引管30によって吸引されて回収される。なお、最初に測定用バッファを注入する前に、いったん流路16の洗浄を行ってもよい。
データの読み取りは、基準となる信号レベルを検出するために、最初に測定用バッファを注入した直後から開始され、アナライト溶液27の注入後、再び測定用バッファが注入されるまでの間行われる。これにより、基準レベル(ベースライン)の検出、アナライトとリガンドの反応状況(結合状況)、測定用バッファ注入による結合したアナライトとリガンドの脱離までのSPR信号を測定することができる。
測定用バッファや、アナライト溶液27の溶媒(希釈液)としては、例えば、各種のバッファ液(緩衝液)の他、生理的食塩水に代表される生理的塩類溶液や、純水が使用される。これらの各液の種類、ph値、混合物の種類及びその濃度等は、リガンドの種類に応じて適宜決められる。例えば、アナライトを溶けやすくするために、生理的食塩水にDMSO(ジメチル−スルホ−オキシド)を含ませてもよい。このDMSOは、信号レベルに大きく影響する。上述したとおり測定用バッファは基準レベルの検出に用いられるので、アナライトの溶媒中にDMSOが含まれる場合には、そのDMSO濃度と同程度のDMSO濃度を持つ測定用バッファを使用することが好ましい。
なお、アナライト溶液27は、長期間(例えば、1年)保管されることも多く、そうした場合には、経時変化によって、初期のDMSO濃度と測定時のDMSO濃度との間に濃度差が生じてしまう場合がある。厳密な測定を行う必要がある場合には、こうした濃度差をアナライト溶液27を注入したときのref信号レベルから推定し、測定データに対して補正(DMSO濃度補正)が行われる。このDMSO濃度補正のための補正データは、アナライト溶液27を注入する前に、DMSO濃度が異なる複数種類の測定用バッファをセンサセル17に注入して、このときのDMSO濃度変化に応じた、後述するref信号レベルとact信号レベルのそれぞれの変化量を調べることにより求められる。
測定部31は、照明部32と検出器33からなる。上述したとおり、リガンドとアナライトの反応状況は、共鳴角(光入射面に対して照射された光の入射角)の変化として顕れるので、照明部32は、全反射条件を満足する様々な入射角の光を光入射面13bに対して照射する。照明部32は、例えば、光源34と、集光レンズ、拡散板、偏光板を含む光学系36とからなり、配置位置および設置角度は、照明光の入射角が、上記全反射条件を満足するように調整される。
光源34としては、例えば、LED(Light Emitting Diode),LD(Laser Diode),SLD(Super Luminescent Diode)などの発光素子が使用される。こうした発光素子を1個使用し、この単一光源から1つのセンサセルに向けて光が照射される。なお、複数のセンサセルを同時に測定するような場合には、単一光源からの光を分光して複数のセンサセルに照射してもよいし、各センサセルに対して発光素子が1つずつ割り当てられるように複数の発光素子を並べて使用してもよい。拡散板は、光源34からの光を拡散して、発光面内の光量ムラを抑える。偏光板は、照射光のうち、SPRを生じさせるp偏光のみを通過させる。なお、LDを使用する場合など、光源が発する光線自体の偏光の向きが揃っている場合には、偏光板は不要である。また、偏光が揃っている光源を使用した場合でも、拡散板を通過することにより、偏光の向きが不揃いになってしまう場合には、偏光板を使用して偏光の向きが揃えられる。こうして拡散および偏光された光は、集光レンズによって集光されてプリズム14に照射される。これにより、光強度にバラツキがなく様々な入射角を持つ光線を光入射面13bに入射させることができる。
検出器33は、光入射面13bで反射する光を受光して、その光強度に応じたレベルの電気信号を出力する。光入射面13bには、様々な角度で光線が入射するので、光入射面13bでは、それらの光線が、それぞれの入射角に応じて様々な反射角で反射する。検出器33は、これらの様々な反射角の光線を受光する。センサ面13a上の媒質(表面プラズモンの)に変化が生じると屈折率が変化して、光強度が減衰する反射角(SPRが発生する共鳴角)も変化する。センサ面13a上にアナライトを送液すると、アナライトとリガンドの反応状況に応じて共鳴角が変化するため、光強度が減衰する反射角も変化する。
検出器33は、例えば、CCDエリアセンサやフォトダイオードアレイが使用され、光入射面13bにおいて様々な反射角で反射する反射光を受光し、それらを光電変換してSPR信号として出力する。リガンドとアナライトの反応状況は、この受光面内における反射光の減衰位置の推移として顕れる。例えば、アナライトがリガンドと接触する前後では、センサ面13a上の屈折率が異なり、SPRが発生する共鳴角(反射光の減衰位置)が異なる。そして、アナライトがリガンドと接触して反応を開始すると、それに応じて反射光の共鳴角が変化を開始して、前記受光面内における反射光の減衰位置が移動し始める。こうして得た反応状況を表すSPR信号が、データ解析機に出力される。データ解析工程では、測定機11で得たSPR信号を解析して、アナライトの特性を分析する。
なお、測定部31の構成が明確になるように、便宜的に、図1では、光入射面13bへの入射光線およびそこで反射する反射光線の向きが、流路16内の液体の流れ方向と平行になるように、照明部32および検出器33を配置した形態で示しているが、図2に示すように、本実施形態では、入射光線および反射光線の向きが、前記流れ方向と直交する方向に照射されるように、照明部32および検出器33が配置される。もちろん、測定部31をこの図1に示しているように配置して測定してもよい。
図2は、センサユニット12の分解斜視図である。センサユニット12は、流路16が形成される流路部材41と、上面に金属膜13が形成されたプリズム14と、流路部材41を、その底面をプリズム14の上面と接合させた状態で、保持する保持部材42と、保持部材42の上方に配置される蓋部材43とからなる。
流路部材41には、例えば、3つの流路16が形成されている。流路部材41は、長尺状をしており、3つの流路16は、その長手方向に沿って配列されている。この流路16は、その底面に接合される金属膜13とともにセンサセル17(図1参照)を構成する。そのため、流路部材41は、金属膜13との密着性を高めるために、弾性部材、例えば、ゴムや、PDMS(ポリジメチルシロキサン)で形成されている。これにより、流路部材41の底面をプリズム14の上面に圧接すると、流路部材41が弾性変形して金属膜13との接合面の隙間が埋められて、各流路16の開放された底部がプリズム14の上面によって水密に覆われる。なお、本例では、流路16の数が3つの例で説明したが、もちろん、流路16の数は、3つに限らず、1つまたは2つであってもよいし、4つ以上でもよい。
プリズム14には、その上面に、蒸着によって金属膜13が形成される。この金属膜13は、流路部材41に形成された複数の流路16と対向するように短冊状に形成される。さらに、この金属膜13の上面(センサ面13a)には、各流路16に対応する部位に、リンカー膜22が形成される。また、プリズム14の長手方向の両側面には、保持部材42の係合部42aと係合する係合爪14aが設けられている。これらの係合により、流路部材41が保持部材42とプリズム14とによって挟み込まれ、その底面とプリズム14の上面とが圧接した状態で保持される。こうして、流路部材41、金属膜13およびプリズム14が一体化される。
また、プリズム14の短辺方向の両端部には、突部14bが設けられている。この突部14bは、複数のセンサユニット12をホルダに収容する際に、ホルダ内の所定の収納位置に位置決めするためのものである。
保持部材42の上部には、各流路16の注入口16aに対応する位置に、ピペットの先端が進入する受け入れ口42bが形成されている。受け入れ口42bは、ピペットから吐出される液体が各注入口16aへ導かれるように、漏斗形状をしている。また、各流路16の排出口16bに対応する位置には、流路16を通過して排出口16bから排出された排液を滞留させることが可能な液溜部42dが形成されている。液溜部42dは、排出口16bから排液を一時的に滞留させることでそれがセンサユニット12の周辺に飛散してしまうことを防止する。この液溜部42dには、固定時には、ピペット19bが挿入され、測定時には吸引管30が挿入される。この液溜部42dへ排出された液体は、これらによって吸引されて回収される。
なお、固定工程において、液溜部42dにリガンド溶液を滞留させ、これを流路16へ逆流させることにより再度センサ面13aに送液してもよい。こうすると、流路16内のリガンド溶液の流動性が高まり固定効率を向上させることができる。
保持部材42が流路部材41を挟み込んでプリズム14と係合すると、受け入れ口42bの下面は、注入口16aと接合して流路16の注入口16aと接続され、他方、液溜部42dは、排出口16bと接合して排出口16bと接続される。
また、各受け入れ口42bと各液溜部42dの両脇には、円筒形のボス42cが設けられている。これらのボス42cは、蓋部材43に形成された穴43aと嵌合して、蓋部材43を位置決めするためのものである。蓋部材43は、受け入れ口42bおよびボス42cに対応する位置に穴が空けられた両面テープ44によって、保持部材42の上面に貼り付けられる。
蓋部材43は、流路16に通じる受け入れ口42b及び液溜部42dを覆うことで、流路16内の液体の蒸発を防止する。蓋部材43は、弾性部材、例えば、ゴムやプラスチックで形成されており、受け入れ口42bと液溜部42dに対応する位置に、十字形のスリット43bが形成されている。
蓋部材43は、流路16内の液体の蒸発を防止するためのものであるから、受け入れ口42b及び液溜部42dを覆う必要があるが、完全に覆ってしまっては、ピペットや吸引管を挿入することができない。そこで、スリット43bを形成することで、ピペットや吸引管の挿入を可能とするとともに、ピペットや吸引管を挿入していない状態では、受け入れ口42b及び液溜部42dが塞がれるようにしている。スリット43bは、ピペットや吸引管が押し込まれると、スリット43bの周辺が弾性変形して、スリット43bの口が開いて、ピペットや吸引管を受け入れる。そして、ピペットや吸引管を抜くと、弾性力によってスリット43bが初期状態に復帰して、受け入れ口42b及び液溜部42dを塞ぐ。ピペットや吸引管が挿入されても、スリット43bは弾性力によって閉じようとするから、受け入れ口42bや液溜部42dは、外気が進入しにくい閉鎖空間となる。これにより、流路16内の液の蒸発が防止される。
図3は、測定機11の概略を示す構成図である。測定機11の各部は、コントローラ60によって統括的に制御される。ピペット26は、その内部のピストンを駆動する駆動機構が組み込まれた本体部61に取り付けられており、コントローラ60に接続されたピペットドライバ62によって駆動される。ピペット26は、上下左右に移動自在に設けられており、この移動はピペット移動機構63によって行われる。ピペット移動機構63は、コントローラ60によって制御される。これにより、複数のセンサセル17へのアクセスを可能にしている。ピペット26は、上下方向においては、ピペット26の先端が注入口16aに配置されてセンサ面13aへの送液が行われる送液位置と、この送液位置から上方へ移動して退避する退避位置との間で移動する。また、ピペット26には、取り付け板64を介して吸引管30が取り付けられており、吸引管30がピペット26の移動に合わせて一緒に移動する。ピペット26と吸引管30のこれにより、ピペット26が送液位置に達すると、吸引管30の先端も液溜部42dに達する。
フォトセンサ66は、ピペット26の退避位置から送液位置への移動を検知するためのものである。フォトセンサ66としては、例えば、発光面と受光面とが同じ向きに配置され、対象物で反射した反射光を受光面で検出する反射型フォトセンサが使用される。フォトセンサ66は、例えば、ピペット26が送液位置まで下降したときに、その本体部61が光路内に進入する位置に配置されており、本体部61の進入を検知すると検知信号をコントローラ60へ送る。コントローラ60は、この検知信号によりピペット26が送液位置へ移動したことを検知する。なお、フォトセンサの代わりに発光面と受光面とが対向して配置されるフォトインタラプタを使用してもよい。この場合には、ピペット26の移動に伴って発光面と受光面の間を通過する遮光板を、例えば本体部61などに設ける必要がある。
吸引管30は、ホース67を介して、電磁弁68と接続されている。ホース67は可撓性を有しており、ピペット26の変位に応じて撓む。電磁弁68は、チューブ69を介して排液回収部71と接続されている。チューブ69の一端69aは、排液回収部71の入り口71aから排液回収部71内に挿入されている。排液回収部71には、吸引管30、ホース67、チューブ69を通じて吸引された排液が回収される。排液回収部71の入り口71aには、チューブ73の一端73aが挿入されており、このチューブ73の他端が吸引ポンプ74と接続される。排液回収部71の入り口71aは、前記チューブ69及びチューブ73以外から外気が進入することがないように封止されており、これにより排液回収部71内が密閉される。
吸引ポンプ74としては、例えば、真空エアポンプが使用される。吸引ポンプ74は、測定機11のメインスイッチをオンすると、電源76から給電を受けて動作を開始し、メインスイッチをオフすると動作を停止する。吸引ポンプ74が動作を開始すると、チューブ73を通じて排液回収部71内の空気が吸引される。これにより、排液回収部71内が負圧になり、吸引管30が液溜部42dに滞留した液を吸引し、ホース67、チューブ69を通じて排液回収部71に取り込まれる。
電磁弁68は、ホース67と接続されるコックC1と、チューブ78と接続されるコックC2とが設けられている。電磁弁68は、バルブドライバ77によって駆動される。コントローラ60は、バルブドライバ77を介して電磁弁68を制御する。吸引ポンプ74は、メインスイッチをオンしている間作動しているので、吸引管30の吸引動作の開始及び停止は、電磁弁68によって行われる。コックC1が開栓されると、吸引管30とチューブ69との通路が開かれて吸引動作が開始され、コックC1が閉じられると吸引管30とチューブ69の通路が遮断されて吸引動作が停止する。しかし、コックC1が閉じている間も吸引ポンプ74は作動しているので、そのままでは、排液回収部71内の気圧が低下して、回収した液体がチューブ73に流入してしまう。そこで、コックC2を開栓することで、チューブ78を通じて、チューブ73の吸気量に見合った外気が排液回収部71に取り込まれ、排液回収部71内の気圧が維持される。
このように電磁弁68により吸引動作の開始を制御を行うようにすると、吸引動作を開始した直後の吸引力を強くすることができる。すなわち、吸引を開始する前に、コックC1とコックC2の両方を閉じることで排液回収部71の気圧を低下させておき、その状態で、コックC1を開栓して吸引を開始させる。そうすると、吸引ポンプ74の吸引力に加えて排液回収部71の負圧による吸引力が作用するため、吸引ポンプ74の吸引力よりも大きな吸引力が得られる。
吸引管30による吸引動作の開始及び停止のタイミングは、ピペット26の吐出動作の開始及び停止のタイミングに応じて決定される。測定時には、流路16へアナライト溶液27が注入されるが、この注入時には排出口16bから測定用バッファが排出される。この測定用バッファを液溜部42dに滞留させた状態で放置しておくと、その自重によって流路16へ逆流してしまう。これはSPR信号のノイズとなるので、逆流を防止するために、液溜部42dに溢れ出した測定用バッファは直ちに吸引しなければならない。このため、吸引管30による吸引動作は、ピペット26の吐出が開始される前に、開始される。
他方、ピペット26によるアナライト溶液27の吐出動作が停止した後も吸引が継続されると、流路16内に滞留させておくべきアナライト溶液27を吸い込んでしまうので、ピペット26の吐出動作が停止すると同時に、吸引動作が停止される。
なお、ピペット26による吐出動作の開始と停止のタイミングに合わせて、吸引動作をオンオフさせているが、吸引動作を継続したまま、吸引力の強さを制御してもよい。すなわち、ピペット26の吐出が開始される前に、吸引力を強くし、吐出が停止されると同時に吸引力を弱くする。
また、吸引管30の先端と、排出口16bの間には、所定の間隔、例えば、1mm程度間隔が空けられている。吸引管30と排出口16bとを接触させて接続してしまうと、吸引力を弱くしても、流路16からのアナライト溶液27の吸い込みを防止することができない。前記間隔を空けることで吸引管30の吸引力が制限され、流路16内からのアナライト溶液27の吸い込みが防止される。
図4に示すように、吸引管30には通気管81が取り付けられており、吸引管30が液溜部42d内に挿入されるときに、通気管81の一端も液溜部42d内に挿入される。この通気管81の他端は、液溜部42dの外側に配置される。通気管81は、吸引管30が吸引を行う際に、液溜部42d内に外気を採り入れて、液溜部42d内の気圧を維持して負圧になることを防ぐ。液溜部42dが負圧になると、吸引管30が排出口16bに溢れ出た排液を吸引するばかりでなく、流路16内からも液体を吸い上げてしまう。信号測定の際に、流路16内のアナライト溶液27の吸い上げが行われると、本来流路16内に滞留させるべき量が減少するばかりでなく、流路16内のアナライト溶液27を流動させることになるので、ノイズの発生をも引き起こすおそれがある。通気管81を設けたことにより、こうした不具合が解消されるので、測定精度も向上する。
以下、上記構成による作用を説明する。測定を開始する前には、測定用バッファが流路16へ注入される。この測定用バッファを注入した後、信号測定が開始される。ピペット26はタンクから未使用のアナライト溶液を吸引して、送液位置に移動する。ピペット26が送液位置に達すると、吸引管30及び通気管81の先端も液溜部42dに到達する。
アナライト溶液27の送液が開始される前に、コックC1が開栓されて吸引管30の吸引が開始される。そして、この後、ピペット26がアナライト溶液27を吐出して流路16へ送液を開始する。このアナライト溶液27の注入により、排出口16bから測定用バッファが排出されるが、吸引管30によって吸引されるので、測定用バッファが流路16へ逆流することはない。このため、逆流に起因するノイズの発生が防止される。
流路16へアナライト溶液27が所定量注入されると、ピペット26の吐出動作が停止される。同時に、コックC1が閉じられて、吸引動作も停止される。このため、流路16内のアナライト溶液27が吸引されてしまうことはない。また、吸引している間も、通気管81から液溜部42d内に外気が採り入れられるので、液溜部42d内が維持されて負圧になることはない。このため、排液として回収すべき測定用バッファに加えて、流路16内のアナライト溶液27が吸い込まれてしまうことがなくなる。これにより、流路16内のアナライト溶液27の流動による信号ノイズの発生が防止されるとともに測定条件の変動(注入量の減少)が防止される。
所定時間が経過した後、流路16には測定用バッファが注入されて、信号測定が終了する。別のセンサセル17の測定を行う場合には、ピペット26が移動して、上述の手順が繰り返される。
上記実施形態では、流路へアナライト溶液を注入する注入手段としてピペットを使用しているが、ピペットでなくてもよく、例えば、ポンプによって注入してもよい。
また、上記実施形態では、試料溶液としてアナライト溶液を使用し、これを流路へ注入して測定を行う例で説明しているが、試料溶液としてリガンド溶液を使用し、これを流路へ注入する際に固定反応を測定する場合もあり、その場合に本発明を適用してもよい。
また、本実施形態では、SPRセンサを用い、センサ面上にSPRを発生させて、そのときの反射光の減衰を検出するSPR現象を利用した測定装置を例に説明したが、本発明は、SPR現象を利用した測定装置に限らず、全反射減衰を利用した測定装置にも適用することができる。全反射減衰を利用するセンサとしては、SPRセンサの他に、例えば、漏洩モードセンサが知られている。漏洩モードセンサは、誘電体と、この上に順に層設されたクラッド層と光導波層とによって構成された薄膜とからなり、この薄膜の一方の面がセンサ面となり、他方の面が光入射面となる。光入射面に全反射条件を満たすように光を入射させると、その一部が前記クラッド層を通過して前記光導波層に取り込まれる。そして、この光導波層において弾性表面波(surface acoustic wave,SAW)が生じると、前記光入射面における反射光が大きく減衰する。弾性表面波が生じる入射角は、SPRの共鳴角と同様に、センサ面上の媒質の屈折率に応じて変化する。この反射光の減衰を検出することにより、前記センサ面上の反応が測定される。
SPR測定方法の説明図である。 センサユニットの構成図である。 測定装置の構成図である。 測定手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 固定機
11 測定機
12 センサユニット
13 金属膜
13a センサ面
16 流路
16a 注入口
16b 排出口
17 センサセル
26 ピペット
27 アナライト溶液
30 吸引管
68 電磁弁
71 排液回収部
74 吸引ポンプ
81 通気管

Claims (3)

  1. 透明な誘電体上に形成され一方の面がセンサ面となり、前記センサ面の裏面が光入射面となる薄膜を備えたセンサを用い、このセンサ面と対向して配置された流路へ試料を含む試料溶液を注入して前記センサ面上へ送液し、前記光入射面に全反射条件を満たすように光を入射させその反射光の減衰を検出することにより、前記センサ面上の前記試料の化学反応を測定する全反射減衰を利用した測定装置において、
    前記流路の排出口から排出された排液が滞留し蓋によって覆われることによって閉鎖空間を構成する液溜部内に先端が配置され、前記排液を吸引する吸引管と、
    一端が前記液溜部の内部に配置され他端が前記液溜部の外部に配置され、前記吸引の際に液溜部内に外気を採り入れる通気管とを設けたことを特徴とする全反射減衰を利用した測定装置。
  2. 前記蓋にはスリットが形成されており、前記吸引管と前記通気管とは前記スリットを通じて前記液溜部内に挿入されることを特徴とする請求項1記載の全反射減衰を利用した測定装置。
  3. 透明な誘電体上に形成され一方の面がセンサ面となり、前記センサ面の裏面が光入射面となる薄膜を備えたセンサを用い、このセンサ面と対向して配置された流路へ試料を含む試料溶液を注入して前記センサ面上へ送液し、前記光入射面に全反射条件を満たすように光を入射させその反射光の減衰を検出することにより、前記センサ面上の前記試料の化学反応を測定する全反射減衰を利用した測定方法において、
    前記流路の排出口から排出した排液を、蓋によって覆われた閉鎖空間である液溜部内に滞留させ、通気管を通じて前記液溜部内に外気を採り入れながら、前記排液を吸引管によって吸引して回収することを特徴とする全反射減衰を利用した測定方法。
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