JP2006098063A - 真円度測定装置および真円度測定方法 - Google Patents

真円度測定装置および真円度測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】円形断面を有するワークの任意の部位の真円度を自動測定できる簡便な真円度測定装置とその方法とを提供することである。
【解決手段】本発明の真円度測定装置10は、回転しながら軸線H方向に移動する円形断面を有する被測定物Wの真円度を測定する真円度測定装置であって、被測定物Wを回転しながら移送する移送手段12と、被測定物Wの真円度を測定する測定手段14と、測定手段14を被測定物W上に着脱する着脱手段と16、移送手段12、測定手段14および着脱手段16の動作を制御する制御手段18と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は棒体、管体など円形断面を有する被測定物の真円度を測定する真円度測定装置とその測定方法とに関する。より詳しくは回転移動中の被測定物の真円度測定に関する。
円形断面を有する棒体や管体等の真円度を測定するに際して、従来はこれらの被測定物(以後、ワークという)を加工作業終了後に加工ラインから取り出して専用の検査台上で測定していた。具体的には、まずワークを軸線が水平になるように検査台上に載置し、さらにワークの所定の測定個所に測定器を載せ、測定者がワークを手で回転させながら真円度を測定して、その合否を判定していた。しかしながら、このような方法で各ワークについて複数箇所を測定し、かつ全数検査を実施するためには多大な労力と時間とを要する。また、測定作業をオフラインで行うので品質判定が遅くなり、大量の品質不良を発生するおそれがあった。このため、加工ラインに組み込んで真円度を測定し合否を判定することのできる簡便な真円度測定装置の開発が望まれていた。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的とするところは、円形断面を有するワークの真円度を測定して合否判定できる簡便な真円度測定装置とその方法とを提供することである。
本発明の真円度測定装置は、回転しながら軸線方向に移動する円形断面を有する被測定物の真円度を測定する真円度測定装置であって、前記被測定物を回転しながら移送する移送手段と、前記被測定物の真円度を測定する測定手段と、前記測定手段を前記被測定物上に着脱する着脱手段と、前記移送手段、測定手段および着脱手段の動作を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の真円度測定装置は、着脱手段によって測定器を回転移動中の被測定物上に載置することができる。また、測定器は被測定物とともに進行することができるので被測定物の所定の位置(断面)の真円度を測定することができる。さらに移送手段、測定手段および着脱手段は、制御手段によって一元的に制御されるので自動測定することができる。
本発明の真円度測定装置において、前記測定手段は、前記被測定物に跨設自在の支持部材と、該支持部材に支持され前記被測定物の表面に鉛直に接触して三点法真円度を測定する測定器とを有することが望ましい。三点法による測定器は安価であるとともに被測定物上への着脱が容易であり、一般の半径法による真円度測定装置では測定困難な長尺材や大口径の被測定物の真円度を容易に測定することができる。
また、本発明の真円度測定方法は、回転しながら軸線方向に移動する円形断面を有する被測定物の真円度を測定する真円度測定方法であって、回転しながら移動する被測定物に所定の位置で測定器を跨設する測定器設置工程と、前記被測定物上で該被測定物と共に移動しながら真円度を測定する真円度測定工程と、真円度測定終了後に前記測定器を被測定物から離間し前記所定の位置へ復帰させる測定器復帰工程と、前記真円度測定工程で得られた測定結果を予め設定された基準値と比較して測定された真円度の合否を判定する判定工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の真円度測定方法によれば、被測定物は常に一定速度で移動しているので、所望の時間間隔で被測定物の複数箇所の真円度を自動的に測定することができる。
つまり、加工工程内あるいは加工工程に連続して真円度を測定し合否判定をすることができるわけである。従って、検査のみの工程を必要とせず生産工程を短縮することができる。また、加工機の機側で真円度を測定して直ちに合否を判定できるので、結果のフィードバックが極めて早い。従って、フィードバックされた結果に基づき加工条件を調整することで大量の不良発生を防止して、歩留まりの向上と手直し工数の低減などを図ることができる。
以下に本発明の好適な一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1および図2は本発明の真円度測定装置の一実施の形態を示す構成図である。図1は正面概要図であり、図2はその側面概要図である。
本発明の真円度測定装置10は、ワークWを回転しながら移送する移送手段12と、ワークWの真円度を測定する測定手段14と、測定手段14をワークW上で着脱する着脱手段16と、移送手段12や測定手段14および着脱手段16などの動作を制御する制御手段18とを具備している。
移送手段12は複数の駆動ローラ20を有する移送台22からなり、ワークWの軸線Hに対して斜めに配置されたローラ20の回転により、ワークWを軸線H回りに回転させながら軸線H方向に移動することができる。
測定手段14は測定器24(図3参照)の検出部46をワークW上に鉛直に支持する支持部材26と、支持部材26を昇降可能に固定する支持枠28とから構成されており、ワークW上の任意の箇所に載置してその箇所(断面)の真円度を測定することができる。測定器24はワークの表面に接触してその変位を検出する検出部46と、検出部46と専用ケーブルで接続される制御部48(図3参照)とからなる。検出部46はリニアゲージなど接触式のものが望ましく、例えば、指示精度が1μmのミツトヨ株式会社製のリニヤゲージ(LGB−110H)などを好適に用いることができる。また、制御部48は検出部46で検出された変位の最大値と最小値との差を演算して測定値(本明細書では真円度に対応する)として記憶するとともに、表示部へ表示する。また、測定値を予め設定された基準値と比較して合否を判定し、この合否判定の信号を測定値とともに測定情報としてシーケンサ42へ送出することができる。制御部48としては同社製のリニヤゲージコントローラ(EB−11P)などを好適に使用することができる。
検出部46は回転しながら軸線方向に進行するワーク上で支持部材26によって鉛直に支持されている。このため支持部材26は、測定器24の検出部46を中心としてワークWを跨ぐ形状で、且つ適当な重量を有することが好ましく、開度が60゜、90゜、120゜、あるいは150゜などのVブロックを例示することができる。これらの開度はワークの歪みの傾向に適合するように選択することが好ましく、例えば、歪みの傾向が三角形状又は9角形状の場合には120゜を、六角形状又は10角形状の場合には90°を選択することが好ましい。
また、検出部46の回転方向への傾斜を防止するために、支持枠28に突設した傾斜防止摺動部29と摺接するようにワークWの進行方向に平行に案内板30が立設されている。傾斜防止摺動部29には、滑り助長テープ(例えば、作新工業(株)製ニューライトテープなど)などを貼付することにより、回転しながら進行するワーク上で所定断面の真円度を安定して測定することができる。
着脱手段16は、ワークの軸線Hに沿って平行に立設された支持体30(本実施の形態では案内板を兼ねる)と、支持体30に突出して固定された係止部材32に揺動自在に懸架されたシリンダ34と、シリンダ34のロッド36の先端と支持枠28とを接続する変形自在の紐体38とからなる。シリンダ34は、ワークWの軸線Hに対して鉛直に懸架されており、シリンダロッド36を伸縮して測定手段14をワークW上に着脱することができる。ここで、紐体38はワイヤ、鎖、ロープなど変形自在なものであれば特に制限はない。しかし、紐体38の長さは、ワークWが少なくとも1回転以上回転して、測定を開始するP0点から測定を終了するP1点まで移動しても直線状に伸張しないように多少余裕のある長さとすることが好ましい(図2参照)。なお、測定を開始するP0点には位置決め板33が軸線Hに垂直に配置されており、測定手段14をP1点からP0点へ精度よく復帰させることができる。測定手段14と当接する位置決め板33には、測定手段14の揺れを防止するためにスポンジなどの緩衝材を貼設しておくことが望ましい。
制御手段18は、前記の移送手段12や測定手段14あるいは着脱手段16など測定装置の真円度測定に係わる各手段に対して適宜指令を発してそれらの動作を制御する。すなわち、制御手段18は図3に示すようにシーケンサ42(プログラマブルコントローラ)を中心として、移送台12の適宜の位置に設けられた近接スイッチ44、測定器24の検出部(リニヤゲージ)46に接続する制御部(リニヤゲージコントローラ)48、移送手段12や加工機本体Mなどの駆動部、警報器50や表示灯52など、あるいはパソコン47と接続されている。制御手段18は、これらの各手段と接続されているので、後述するように近接スイッチ44からのワークWの有無情報(信号)で測定手段14を昇降したり、真円度測定結果に基づき、その合否を作業者に知らせたり、移送手段12や加工機本体Mなどの駆動の発停を制御することができる。
以上のように、本発明の真円度測定装置は、測定器の検出部を有する測定手段をワーク上に載置して、ワークと共に進行する間に載置した部位の真円度を測定することができる。例えば、ワーク外周面の研削工程に本発明の真円度測定装置を設置することにより、従来オフラインで行っていた真円度測定を研削作業と同時に、あるいは作業に連動して実施することができる。
以上のような本発明の真円度測定装置を用いた真円度測定方法について以下に説明する。
本発明の真円度測定方法は、回転しながら軸線方向に移動する円形断面を有するワークの真円度を測定する真円度測定方法であって、回転しながら移動するワークに所定の位置で測定器を跨設する測定器設置工程と、ワーク上でこのワークと共に移動しながら真円度を測定する真円度測定工程と、真円度測定終了後に測定器をワークから離間して所定の測定開始位置まで戻す測定器復帰工程と、真円度測定工程で得られた測定結果を予め設定された基準値と比較して測定された真円度の合否を判定する判定工程とを含むことを特徴とする。
図4に示すフローチャートに従って本発明の真円度測定方法の手順と動作とを説明する。
まず、本発明方法の実施に先立って、キーボードなど適宜の入力装置により対象とするワークに関する情報をシーケンサ42とリニヤゲージゴントローラ48入力する。入力する情報としては、ワーク外径の公称値、真円度測定位置、移送速度、回転速度、判定基準(公差)などを例示することができる。
ステップS1では、加工を開始し加工に伴ってワークW1を移送台22上で測定装置方向へ移送する。この時、ワークW1は加工条件に合わせて回転しながら移送される。移送台22などの所定の場所に設けられた近接スイッチ44がワークW1の到着を検知し、シーケンサ42にワーク到着の信号を発信する(ステップS2)。シーケンサ42はワークW1の到着信号に基づいて着脱手段16に測定手段14をワークW1上へ載置するように指令する(ステップS3)。具体的には、シリンダ34の電磁弁45に対して「開」を指令する(ステップS4)。ステップS4の指令に基づき電磁弁は「開」となってシリンダ34に圧縮空気(または油圧)を送りシリンダロッド36が伸長する(ステップ5)。シリンダロッド36の伸長に伴い測定手段14は降下してワークW1の第1の測定位置に載置される(ステップS6)。第1の測定位置に載置された測定手段14はワークW1とともに矢印X方向に進行を開始する(ステップS7)。以上のステップS1〜S7までが、測定器設置工程(I)である。
次に、シーケンサ42はリニアゲージコントローラ48に測定値ホールドの解除を指令する(ステップS8)。続いて表示している測定値のリセット(測定値を0にする)を指令する(ステップS9)。測定手段14の検出部46は第1の測定位置におけるワーク円周の変位を2相パルスに変換してリニヤゲージコントローラ48へ送出する。リニヤゲージコントローラ48はリセット後の変位の最大値と最小値を常時記憶してその差を表示部に表示するとともに、シーケンサ42へ測定情報として送出する(ステップS10)。シーケンサ42は測定開始からの経過時間または測定長さなどから、第1の測定位置でワークW1が1回転以上回転したかを判断し(ステップS11)、NOならば測定を継続する。また、YESならばシーケンサ42はリニアゲージコントローラ48に測定終了を指令する。リニアゲージコントローラ48は、第1の測定位置(測定断面)における最大値と最小値との差、すなわち当該測定法による真円度を表示部に表示したままホールドする(ステップS12)。以上のステップS8〜S12までが、真円度測定工程(II)である。
次に、シーケンサ42は、シリンダ34の電磁弁45に対して「閉」を指令する(ステップS13)。ステップS13の指令に基づき電磁弁45は「閉」となってシリンダロッド36が収縮する(ステップS14)。図2のP1点まで進行した測定手段14は、上昇してワークW1から離間しながら原位置P0へもどる(ステップS15)。以上のステップS13〜S15が測定器復帰工程(III)である。
次に、シーケンサ42は得られた測定値を判定基準(公差)と比較して真円度の合否を判定する(ステップS16)。真円度が基準内(YES)であれば、表示灯52の合格ランプを点灯するとともに、警報器50から合格音を発生させ、第1の測定位置における真円度測定は終了する。一方、真円度が基準範囲を外れている(NO)場合には、第1の測定位置にペンキやマーカなどでマーキングする(ステップS17)。また、同時に表示灯52の不合格ランプを点灯し、警報器50から不合格音を発生する(ステップS18)。この時、加工機と連動してワークWの移送や加工機本体Mを停止するようにしてもよい(ステップS19)。なお、不合格の場合には、不具合を確認してから作業者が操作スイッチ類54を操作して表示灯の点滅や警報音などを停止できるようにするとよい。以上のステップS16〜S19までが判定工程(IV)である。
第1の測定位置の真円度測定が終了した時点では、測定手段14は原位置P0でシリンダ34に懸架された状態であり、ワークW1は軸線H方向にある長さ分だけ移動している。シーケンサ42は第1の測定位置における測定を終了後、所定の時間(インターバル)が経過したら(ステップS20)、ワークW1が原位置P0を通過したかを確認する(ステップ21)。ワークW1の後端が原位置P0を通過していなければ(NO)ステップS3に戻って、着脱手段16や測定手段14に対してワークW1の第2の測定位置における真円度測定を指令する。ステップS20でワークW1の通過が確認されたら(YES)、シーケンサ42はステップS22に進んで対象ロットが完了したかを確認する。ロットが完了していない場合には(NO)、ステップS1に戻って次のワークW2の測定を開始する。ステップS22でロット完了と判断されれば、測定作業は終了する。ここで、ステップS20の所定時間(インターバル)はワークWの移送速度、回転速度、測定頻度などから任意に設定することができる。例えば、ワークの先端から50mmと、ワークの後端から100mmの位置は必ず測定することとし、その間は10秒ごとのインターバルで連続測定するようにしてもよい。また、ステップS21におけるワークW1通過の確認は、ワークW1の到着を検知する近接スイッチ44の検知信号などによって判断すればよく、ステップS22の対象ロットの完了は、予めロット数量をシーケンサ42へ設定しておいたり、加工工程の加工完了信号と連動するようにすることもできる。
このように測定装置の各手段の動作をシーケンサにより制御することで、ワークの真円度測定を自動化することができる。作業者は表示灯の点滅や警報器の信号音によって合否を知ることができるので、不合格の場合のみ対応すればよい。
以上の実施の形態では、支持部材26としてある開度(例えば、120゜)をもつVブロックを用いる真円度測定装置について説明した。しかし、三角形状または四角形状など外周円の歪みの傾向が異なるワークに対しては、前述のように歪みの傾向に適合する開度のブロックを用いることが望ましい。このため歪みの傾向によってVブロックを交換しなければならず真円度測定作業の作業性が低下する。そこで、予め開度の異なるVブロックを備えた複数台の真円度測定装置を図5に示すように直列に配置しておけば、ワークの歪み傾向に適合する開度のVブロックを有する測定装置を選択して測定することができる。従って、Vブロックを交換する必要がないので作業性を低下させることなく真円度測定を行うことができる。
また、図5のように開度の異なるVブロックを有する複数の真円度測定装置を直列に配置して同一測定部位(断面)を開度の異なる複数のVブロック(支持部材)を用いて測定することで歪み傾向が異なるワークに対しても簡便且つ高精度にその真円度を得ることができる。
図5は3台の真円度測定装置A、B、CをワークWの進行方向に直列に配置したものであり、支持部材であるVブロックの開度は、例えば、真円度測定装置Aでは60゜、真円度測定装置Bでは90゜、真円度測定装置Cでは120゜である。ここで、ワークWは図面の左から右へ進行するものとする。まず、ワークWの測定位置Mを真円度測定装置AのPA0点からPA1点の間で測定して開度60゜における真円度S1を得る。次に、ワークWの測定位置MがPB0点へ到達したら、真円度測定装置Bで測定位置Mの開度90゜における真円度S2を測定する。同様に、測定位置MがPC0点へ到達したら真円度測定装置Cで測定位置Mの開度120゜における真円度S3を測定する。得られた真円度S1、S2、S3から周知の方法でワークWの測定位置Mにおける真円度Sを算出し判定基準に照らして合否を判定する。
また、上記のような複数のVブロックによる測定値と、半径法真円度測定装置による測定値との相関を知ることで、さらに高精度の真円度測定が可能となる。
なお、本発明の真円度測定装置は以上の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更することができる。例えば、上記の実施の形態では、測定手段をワーク上に着脱する着脱手段として支持体30に懸架されたシリンダ34による昇降手段としたが、公知の簡便なロボットハンドとすることも好ましい。また、測定器の検出部46を接触式のリニアゲージとしたが、レーザ式変位センサや渦流式変位センサなど非接触の検出部とすることもできる。
本発明の真円度測定装置は、簡便小型で安価である。従って、棒体や管体の外周研削工程や研磨工程内に配置して工程短縮を実現し、生産効率を飛躍的に向上することができる。また、真円度測定装置を工程内に配置することで、研削作業や研磨作業と並行して合否判定をすることができるので、判定結果のフィードバックが早い。このため、作業条件を調整して不具合品の大量発生を防止して歩留まりの向上と全体の品質向上とを図ることができる。
本発明の真円度測定装置の構成を示す正面概要図である。 図1の側面概要図である。 制御手段の一例を示すブロック図である。 本発明の真円度測定方法を説明するフローチャートである。 開度の異なるVブロック(支持部材)を有する真円度測定装置を直列に配置した構成を示す側面概念図である。
符号の説明
12:移送手段 14:測定手段 16:着脱手段 18:制御手段 24:測定器 26:支持部材 30:支持体(案内板) 34:シリンダ 38:紐体 42:シーケンサ 46:検出部(リニヤゲージ) 47:パーソナルコンピュータ 48:制御部(リニヤゲージコントローラ) M:測定位置 W:ワーク(被測定物)

Claims (3)

  1. 回転しながら軸線方向に移動する円形断面を有する被測定物の真円度を測定する真円度測定装置であって、
    前記被測定物を回転しながら移送する移送手段と、
    前記被測定物の真円度を測定する測定手段と、
    前記測定手段を前記被測定物上に着脱する着脱手段と、
    前記移送手段、測定手段および着脱手段の動作を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする真円度測定装置。
  2. 前記測定手段は、前記被測定物に跨設自在の支持部材と、該支持部材に支持され前記被測定物の表面に鉛直に接触して三点法真円度を測定する測定器とを有する請求項1に記載の真円度測定装置。
  3. 回転しながら軸線方向に移動する円形断面を有する被測定物の真円度を測定する真円度測定方法であって、
    回転しながら移動する被測定物に所定の位置で測定器を跨設する測定器設置工程と、
    前記被測定物上で該被測定物と共に移動しながら真円度を測定する真円度測定工程と、
    真円度測定終了後に前記測定器を被測定物から離間し前記所定の位置へ復帰させる測定器復帰工程と、
    前記真円度測定工程で得られた測定結果を予め設定された基準値と比較して測定された真円度の合否を判定する判定工程と、
    を含むことを特徴とする真円度測定方法。
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